2009年9月28日月曜日

出費が痛いけど雑誌続々登場

エヴァンさんがジャパンオープンに来ないのを
母に笑われるローズです。
いいもん、最初からライサ目当てじゃないもん!!(涙)


・・・にしても、今更だけど「トレーニングスケジュール変更」って
何なのでしょうね。特に気にしてなかったけど、実は振り付けとか
調整しにカナダに行ってたりとかするんだろうか、なんて
色々深読みしたりも。いや、別にどこにいようがちゃんと
練習してるかそれに準じるならいいんですが。
しかし、一週間後くらいにはまたショーがあるし
来月末には中国大会・・・残り一ヶ月!
あーあ、間に合うんだかどうだか・・・(←静観モード)。


そうそう、フィギュアスケートDaysの最新プレビュー本、
私はうっかり注文するのを忘れてしまって
このままだと埼玉で買うことになりそうです。荷物が増える~!
男子シングルの方は確実に買うつもりですが
女子シングルの方は立ち読みしてから判断しようかと。
いや、お洒落魔女のインタビューがどこまで最新なのかに
かかってるんですが・・・いかがでした? 購入して
すでに届いている皆さま(←聞くなよ 笑)。
何せ一般発売日よりも2・3日遅れて当然な田舎暮らしでは
実物にめぐり合えるのがやっぱり埼玉になりそうなので
女子の方に関しては持っていらっしゃる方のレビューに
ちょっと期待します。ぜひよろしくです。
あ、男子の方はどっちみち買うから大丈夫です。
なんかジョニーの記事が多いようで、いっそ妹に
買わせようかと思っちゃうくらいですね(笑)

他にも今シーズンは色々なスケート関係の本が
出版されるんだろうなあと思うと出費が痛い。
次号ワールドフィギュアスケートもそろそろ最新情報が出るのかな・・・
次こそエヴァンさん表紙カモーン!と思ってるんですが
(国別といい、名古屋、新横浜とよく来日したので写真はあるかと)
うーん、フツーにマオちゃんあたりが表紙飾りそうですよね(苦笑)
表紙になったらなったで、ポスターになった前回と同様に
おおはしゃぎして二冊買っちゃうんだろうけど・・・ああ出費が痛い。


そういうわけで、新しい雑誌情報はぜひご感想教えてくださいねー、
という実に他力本願な状態でした。
毎度すぐに感想を下さる皆様に感謝してばかりです。
すみません、私がうっかりしているだけでなく
僻地に住んでいるばっかりに(苦笑)。

2009年9月27日日曜日

ジャパンオープン関連番組ほか

今週はジャパンオープン関連の番組が多く放送されるそうです。
またまた「とある方」さまより情報をいただきました!


--- ♪「とある方」さまからの情報♪ ---

<フィギュアスケート、フィギュアスケーターに関する番組> 
(ジャパンオープン関連)


4番組紹介します。

1つめです。

放送局:BSジャパン

放送日時:9/28(月)PM11:00~PM11:30

「フィギュアシーズン開幕! ジャパンオープン2009」

先日、テレビ東京のみで放送された番組の再放送です。


2つめです。

放送局:テレビ東京系列

10/1(木)PM11:58~翌10/2(金)AM0:13

「neo sports」

(同番組は、

放送局:BSジャパン

放送日時:10/2(金)AM1:00~AM1:15 でも放送あり)

番組内で『ジャパンオープン特集』があります。


3つめです。

10/2(金)PM11:58~翌10/3(土)AM0:13

「neo sports」

番組内で『ジャパンオープン前日情報』があります。

(同番組は、

放送局:BSジャパン

放送日時:10/3(土)AM1:00~AM1:15 でも放送あり)

※10/2(金)は、他局でも公式練習風景などが放送される可能性ありです。
各局ニュース番組内スポーツコーナー、スポーツニュースに御注目下さい。


4つめです。

放送局:テレビ東京系列

放送日時:10/3(土)PM7:00~PM8:54
(テレビ東京は放送開始時間、PM6:30~)

「Japan Open 2009」

※10/3(土)は、テレビ東京系列のみならず、他局でも競技結果などが
放送される可能性ありです。
大会放送後の各局ニュース番組内スポーツコーナー、スポーツニュースに
御注目下さい。


<フィギュアスケート、フィギュアスケーターに関する番組> 
(ジャパンオープン以外)


こちらを2番組ご紹介します。

1つめです。

放送局:テレビ朝日系列

放送日時:9/28(月)AM1:05~AM2:30

「Get Sports」

番組内で浅田真央選手特集予定。


2つめです。

放送局:BS-TBS

放送日時:10/3(土)PM11:00~PM11:30

(新番組)「真冬の挑戦者~バンクーバーへの道」

各競技のバンクーバーオリンピック日本代表候補選手を紹介する番組。

1回目は浅田真央選手です。


<フィギュアスケート音楽番組>


こちらを3番組ご紹介します。

1つめです。

放送局:NHK BS-hi(BSハイビジョン)

放送日時:9/29(火)AM1:50~AM2:00

「世界の小さな街から」

街の風景を音楽に乗せて紹介する番組。

今回、こちらで取り上げるのは、「スイス ヴァレー地方、
シオン エヴォレーヌ」。

「スイス」ということだけなのですが、ステファンをはじめとする、
スイス選手のファンの方にオススメの番組です。


2つめです。

放送局:NHK BS-hi(BSハイビジョン)

放送日時:9/29(火)PM8:00~PM9:30

「旅するヴァイオリン~四季 4つの街の物語」

春の東京、夏のオーストラリア、秋のニューヨーク、冬のフィンランド。
4人のヴァイオリニストがヴィヴァルディ「四季」を演奏し、
自分が育った土地への愛着を語る映像詩。

ヴィヴァルディ作曲『四季』を試合で使用したことがある主なスケーター。

女子:スルヤ=ボナリーさん

男子:ステファン=ランビエール選手、ジェレミー=アボット選手
(正確にはアボット選手は『Eight Seasons』の中に
「ヴィヴァルディ作曲の『四季』」のパートあり)

ペア:ハルトゥ-リナ&クリュコフ組

アイスダンス:ウソワ&ジューリン組


3つめです。

放送局:NHK-BS hi(BSハイビジョン)

放送日時:9/30(水)PM1:00~PM1:55

ブロドスキー・カルテット&小松亮太 コンサート

以前、ご紹介した番組の再放送です。


---------------------------------------------------



ジャパンオープン関連番組がたくさん放送されることにビックリ。
あーあ、ライサ出てれば前日情報とかウキウキで見ただろうに(苦笑)。
他にもバンクーバー特集でフィギュアスケート選手が取り上げられるなど
今後露出がどんどん多くなっていくんでしょうね。
世間のオリンピックへの盛り上がりを感じます。

というわけで、今週もスケートファンにとっては
気になる番組目白押しですね!
週末はジャパンオープンですし、皆さんで一緒に
楽しむことができたらいいなと思います。
ぜひぜひ番組もチェックしてくださいね!
「とある方」さま、今週もありがとうございました♪

2009年9月26日土曜日

ぶっちぎりステ様

ネーベルホルンの男子FS結果を見て、
ぶっちぎりなステ様にニヨニヨしちゃいました。

3アクセルなしで4-2-2を成功させたことを妹に言ったら
妹は「HAHAHA! どうしちゃったのステ様」と笑っていた。
しかし、これぞステファン。
久美子も泣いて喜んでいることでしょう。
ジャパンオープンがますます楽しみですね!

SPは動画を見ましたが、なんか懐かしくて嬉しくなってしまった。
絶好調ではないし、むしろジャンプは調整中のような印象だったけど
点数稼げるところはしっかり稼いでるあたり
この1年、引退してもなお競技ルールと向き合ってきたんだなって。
最後のストレートラインステップとか思わずエキサイトしてしまう。
いや~、これぞステファンの競技スケートだなと。
ジャンプがイマイチでも振り付けの1つ1つに彼の本気を感じるし
競技なのに競技だってこと忘れて見入っちゃいますね。
FSも見るのが楽しみです。


今のところ復帰組がプルさん、ステ様と続けて
華麗なる(試合への)再登場を遂げているので
これはダイスケもフィンランディアでぶっちぎるフラグ・・?
それは楽しみだ!

しかし今季は本当に男子シングルがゴージャスですねえ。
我らがエヴァンさんがフツーに空気に逆戻りしそうです。
いや、それが普通なのでこちらとしてはありがたいんですがね・・・
彼は総じて、周囲から期待されてるとあまり良くなくて
試合直前→空気 と誰もあまり期待してなかったのが
試合終了→あれ?黒くて長い人が表彰台にいる! っていう
パターンが多いだけに、ワールドチャンプ→空気扱いされないのは
非常にレアで、緊張する状態ですね(苦笑)
ひょっとすると試合直前→ヒュー!ワールドチャンプ! と持ち上げられ
試合終了後→空気 っていう悲しいパターンに陥るかもしれないし(涙)
嫌過ぎる、そんなフラグ(苦笑)

ともあれ、ステ様おめでとー!!

2009年9月25日金曜日

今朝の日経にダイスケの特集記事

今朝の日本経済新聞(2009年9月25日付)に
タカハシくんの特集記事が載っています。


リハビリの後、体にどういう変化が起こったのか
できる技がどう変わったのか、
かなり具体的で興味深い内容です。
ファンの方、興味のある方はぜひご一読下さい!

来月はマオちゃんの特集になるようです。
この前も彼女の特集記事が掲載されていたんですが
そちらは個人的に読みたい内容ではなく
このブログで紹介したいものではなかったので
あえて割愛させていただきました(ゴメンナサイ)。
自分としてはアスリートとしての彼女の記事を読みたかったのに
彼女のタレントとしての才に注目した記事だったもので。
来月は・・・どうでしょうねえ(ため息)。
この特集、タカハシ君の記事はすごく面白いのに
他はイマイチ、というのが個人的感想。


以上、プチ情報でした。

エヴァンさんと甥っ子

FSOnlineがまたナイスな写真をアップしてくれました。



※写真の赤ちゃんはエヴァンさんの子供ではありません

お姉さんの息子=甥っ子だそうです。かーわーいーいー!(←実は子供好き)
それにしてもお姉さん、もうこんなに大きな赤ちゃんを
育てているんですねえ。
妹が「きっとこの子もにょきにょき大きくなるんだろうね」と言っていた。
あまり背が伸びすぎないことを祈ろう。

しかしエヴァンさん、24歳で叔父さんですか・・・早いなあ・・・。
私は自分が母親になる以前に、叔母さんになるのも
まーだまだ先の話のような気がします(苦笑)
妹と弟が早めに結婚するのを願うしかない。
甥っ子姪っ子ってすごく可愛いっていうしね。
あー、自分の子供はまだいいけど甥っ子か姪っ子が欲しい!!
そう思っちゃう写真ですね。

2009年9月24日木曜日

To skate faster, and make each elements stronger

The ICEのときのインタビュー映像です。
(pajaさま、Twitterでアップして下さってありがとうございます)





前半がジェフ君で後半がエヴァンさんのインタビューとなっています。
短いですけどエヴァンさん良いこと言ってます。
ホントに、調子の良い状態が続いてくれと願うばかりです。

Skate for the Heart ショーの写真

また見つけました、Skate for the Heartの写真。
こちらのページから色々見られます。


エヴァンさん写真少なっ!
・・・まあいつものことですけど(←慣れっこ)
タニス&ベンとかジョニーとかアボット君とかシズニーちゃんとか
麗しいメンバーは素敵な写真が結構ありますのでぜひどうぞ。

それにしてもベンってば今季は髭なしで試合に出るのね・・・
私は髭のあるベンも素敵だと思うけど
髭がなくてもベンは十分オトナの男性だなあと最近気づいた。
たしか、もう少し若い頃は「オトナっぽく見せるため」に
わざわざ髭生やしてたんだったね。
今季、二人はフリーにアヴェマリアを使う(誰のだっけ?)とかで
その選曲には少し驚いたけど、今の二人になら
あの神々しく美しい旋律も表現できるということなのか・・・
たしかに、神話の彫刻以上に美しい二人ではありますが。

そしてジョニー、改めて凄いメイクだな・・・
化粧するよりも落とすのに時間がかかりそう(笑)
ふと、ジョニーはオリンピックのEXに何を作るのだろうかと思った。
まさかこのポーカーフェイスではないと思うけど。
ううむ、何か特別なのを持ってくるんだろうなあ。
それは誰にでも言えることだけど、ただジョニーの場合は
彼独自のすごいのを考えてそうだな、と。


こうして仲良く(?)チームUSAが揃っているのを見て
いよいよオリンピックシーズンが始まると感じたのでした。
ネーベルもいよいよ間近ですね!
もちろんジャパンオープンも!何にも用意してないけど!(汗)

2009年9月23日水曜日

ここ最近のライサチェックの動向について

仰々しい記事のタイトルですが、ここ最近の我らがライサチェックの
動向についての情報や雑談、私の雑感を書こうと思います。


○Skate for the Heart について
このショーを見に行った人たちの感想や写真を幾つか拝見しました。
気になる衣装は昨日も紹介した通り真っ黒(笑)。
プログラムはそのショー限定のもので、ライブ演奏と一緒の
パフォーマンスだったようです(よく確認してません、スミマセン)。
アメリカではこういう歌手やバンドとのコラボレーションが
結構ありますよねー。そっちの方がお客さんが入るのかな?
パフォーマンスそのものは、小さなミスがあったらしく
少し疲れが見えたそうだ。うーん、「疲れ」か。
ショースケーターではないし、ハードスケジュールなのは承知だけど
見ている側にそれを感じさせてしまうってことは
相当疲れてるんだろーなーと思った。
しかしFacebookにファンへの感謝の言葉を書いているし
本人としては楽しかったようです。


○2011年の全米選手権にサインしたという話
FSOnlineかIcenetworkが少し前につぶやいていたけれど
ライサチェックは2011年の全米選手権において
何らかの「契約」をしたようです。
それはコメンテーターやスケート関係者としての「出演」なのか、
選手としての「出場」なのか、定かではないですが・・・。
個人的な予想としては2010-2011シーズンはあまり試合は
期待できないんじゃないかという感じ。
オリンピック、世界選手権の状況にもよると思いますが。。。
そうなると、私が選手としての彼の姿を見られるのは
次のファイナルが最後っていう可能性もなくはないんだな、と思うと
急に焦ってきた(苦笑) 引退宣言はすぐではないとしても
旬な選手としての状態はカウントダウンに入りつつあるわけで
そう思うと色々感慨深いものがありますね・・・。


○フィギュアスケートDaysの男子シングル読本
インタビューが載るようです。表紙にも登場してるけど
悲しいかな、なぜか「ボレロ」の衣装(涙)。
衣装だけなら「ラプソディー」の方が見栄えがいいだろうに
まったく嫌なチョイスをしてくれるもんだわ!
・・・表紙のことはともかく、他の有力選手と一緒に
インタビュー記事が掲載されるのは毎年のことですが
いつもと違うのは、現世界王者として
「日本勢のライバル」の筆頭として扱われていること。
(例えば、名前が海外勢の中で最初に出てるとか)
これにも感慨深いものがあります。
いっつも、大体5番手くらいで良くても3番手だったのに。
ワールドチャンプの称号はすごいなあと思った。
試合でもそれに恥じない活躍をしてもらいたいですねえ。


○SP「火の鳥」について
ざっくり曲を聴いた感想を言えば、「好きか」と言われたらノーで
「この曲で嬉しいか」と言われてもノー、というのが正直なところ。
しかし肝心なのはプログラムとしてどうなのか、ということなので
その点「エヴァンに合うか?」というのはおそらく「イエス」。
実際に見たときに良いインプレッションがあれば良いのだと思う。
思えば「カルメン」も昔は大して好きじゃなかったのが
彼のパフォーマンスで『闘牛士の歌』がやたら好きになったし(笑)
昨季のお洒落魔女の『秋によせて』も元は全然好きな曲ではないんですが
彼女が滑っているのを見たときに、すごくいい曲だと感じたから
今回もそういうのが期待できそうだな、と。

最近、会社に来た音楽関係のお客さんが放送で
「音楽というのは音だけではなく、演奏している動作や表情も含めて
音楽なんだと思っています」と発言したのを聞いて、
「私はスケートを通して音楽を味わっているんだ」と勝手に納得した。
氷上では先にあるのはあくまでスケートですよね。
同じように選手のプログラムにおいても、選手のパフォーマンスが
素晴らしければ音楽の良さが音楽単体で味わうよりも
引き立つのだろうと気づいたわけです。
もっとも、この場合ミスマッチの相乗効果もあるので
それだけは危惧しないとならないけど、今回の彼のプログラムでは
それはなさそう。ただ、「勝負曲」として今回の2曲が
適切かどうかはパフォーマンスを見てみないと何とも言えない。
「グリース」から「カルメン」に変えたときのように
変更の可能性もあるだろうなと見ています。
アボット君はもうフリーを変えるようですしね。早いよ 苦笑

個人的に曲の云々はともかく、SPもフリーもバレエ系クラシックという
古典的なアプローチは戦略としては疑問が残る。
逆にイマドキ珍しい組み合わせでインパクトがある・・・のか?
他の選手のように、どの楽器が似合うとかどういう曲が似合うとか
それほど明確なタイプでもないから、クラシックをしっかり
演じられるという意味で、表現的な技量を示すには
良い判断材料になるのかもしれないけど。
ま、向いてそうで向いてないジャズよりはリスクは低いかな(笑)

あと、気になってることを挙げるとすれば
エキシビジョンでどういうのを作るのか。
一応オリンピック向けの良いものを用意する・・・と信じたい(笑)
だってマオちゃんもミキちゃんもすごいの作ってきたじゃないですか。
(日本勢、用意周到すぎる。メダル取る気満々だ 笑)
トリノのときは「一応衣装と曲は用意しといたけど
まさか本当に使うことになろうとは思ってなかったんだぜ」的な
プログラムだったし(笑)、曲は出だしで止まるし(爆)
(そう思うと面白かったな、トリノオリンピックは)
次は・・・一応ワールドチャンプとしてしっかりしたやつを
作ってて欲しいなあ。
いや、私は別に「Stronger」みたいなやつでも全然OKなんだけど
(実際EXはそういう曲の方が好きだし)
国別のときやFOIのオーディエンスの反応を見る限りでは
「世界王者はそれなりに立派なプログラムじゃないと!」という
空気をビシバシと感じたわけですよ(苦笑)
前にも書いたけど、国別EXのとき近くに座ってたマダムが
ライサの演技の後「別に感動も何もないんだけど」って言ってて
ああ、チャンピオンの演技には「感動」とかそういうものが
求められるんだなと肌で思ったわけです。チクショー!(笑)
だから一曲そういうのを一応でいいから用意しといてくれればなと。
ああこれ、本人にメールして言ってみる価値はあるかも・・・
いや、気づいてるとは思うんですがね(苦笑)


以上、最後の方は新プログラムについての雑感に
なっちゃいましたが、ひとまずこれで。
もうすぐDays発売ですし、そのときにまた良い情報が
得られたら嬉しいなあ、なんて。

2009年9月22日火曜日

Skate for the Heart 写真

Skate for the Heartの写真が出ました。(ここ

ライサ黒っ!
この黒さが普通なので逆に見ていて落ち着きますが。
当日は何を滑ったのかなど、詳しい情報は
後ほどファンフォーラムで確認します。

それにしても本当に豪華なショーだったんだなあ。

2009年9月21日月曜日

Skate for the Heart 舞台裏写真

FSOnlineがアップしてくれたエヴァンさんの写真。
ファンの子供と一緒に写っていますが
エヴァンさんがお父さんに見えなくもない(苦笑)

2009年9月20日日曜日

シェイリーンとエヴァンさんの写真

シェイリーンさんのサイトのギャラリー
エヴァンさんが写っている写真があります♪


(以下、www.shaelynnbourne.comより転載)




ダイスケとシェイリーンさんとのスリーショット。
これ、韓国のアイスオールスターズのときの写真だそうですが
ダイスケもこれに出てたっけ・・・??

フレンズオンアイスのときの写真もありますので
興味ある方はぜひ前述のリンク先へどうぞ♪

しかし、どちらのエヴァンさんも酔っ払い気味・・・?
最近オフショットは酔っ払った写真しか出てこないような気が(笑)

2009年9月19日土曜日

シルバーウィーク中の音楽番組

今週も「とある方」さまより音楽番組情報をいただきました!
世間はシルバーウィーク真っ只中、お時間のある方はぜひどうぞ♪


--- ♪「とある方」さまからの情報♪ ---


<明日9/20(日)放送の番組>


放送開始時刻順に全部で3番組ご紹介します。

1つめです。

放送局:NHK BS-hi(BSハイビジョン)

放送日時:9/20(日)AM6:00~AM8:00

「パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマー・フィルハーモニー管弦楽団演奏会」

今回、この番組で取り上げる楽曲の中に「シベリウス作曲『悲しいワルツ』
(悲しきワルツ)」があります。
番組内容説明には『悲しいワルツ』となっていましたが、試合で使用時には
『悲しきワルツ』と聞いていましたので両方記載しました。

「シベリウス作曲『悲しいワルツ』(悲しきワルツ)」を
試合で使用したことがある主なスケーター:

アイスダンス:ラハカモ&コッコ組
※管理人注:男子シングルで03-04シーズンにジョニーがSPで、
アイスダンスで06-07シーズンにテッサ&スコットもFDで
それぞれ「悲しきワルツ」を使用しましたね!



2つめです。

放送局:地上波及び地上デジタル放送 フジテレビ系列

放送日時:9/20(日)PM7:00~PM8:54

「ジャンクSPORTS 2時間スペシャル」

村主章枝選手が出演します。


3つめです。

放送局:BS朝日

放送日時:9/20(日)PM11:00~PM11:30

「題名のない音楽会」

(先日、ご紹介した番組の再放送です)


「ガーシュイン作曲『ラプソディー・イン・ブルー』」を取り上げます。


<9/21(月)放送の番組>

放送局:NHK BS2

放送日時9/21(月)AM1:00~AM3:50

「クラシックロイヤルシート」

この番組で今回取り上げる楽曲は「ビゼー作曲 歌劇『カルメン』」(全4幕)

今回はチューリヒ歌劇場で上演された物です。


<9/23(水)放送の番組>

放送局:NHK BS-hi(BSハイビジョン)

放送日時:9/23(水)AM6:00~AM6:55
「クラシック倶楽部」

ブロドスキー・カルテット&小松亮太 コンサート

この番組で取り上げる楽曲の中に「アストル=ピアソラ」作曲
『ブエノスアイレスの冬』、『リベルタンゴ』があります。

アストル=ピアソラ作曲『ブエノスアイレスの冬』を
試合で使用したことがある主なスケーター:

男子:ジェレミー=アボット選手

※ピアソラは「冬」の他に、『ブエノスアイレスの夏』、
『ブエノスアイレスの秋』(←ステファン=ランビエールの
プログラムでお馴染みの曲です)、『ブエノスアイレスの春』も
それぞれ作曲し、「夏」「秋」「冬・春」の順に初演されました
(冬と春は同時に同じリサイタルで初演)。
この4曲は組曲ではありません。
しかし、ファンや評論家の間で「ブエノスアイレスの四季」と
称される事もあるようです。

ギドン=クレーメル&クレメラ-タ・パルティカの演奏する
『Eight Seasons』というタイトルは
「ヴィヴァルディ作曲の『四季』」と「ピアソラ作曲の
『ブエノスアイレスの~』というタイトルの各季節」を
ミックスした楽曲になっています。

アボット選手のプログラムは曲の出だしのみ『アディオス・ノニーノ』で
後は『Eight Seasons』のようです。
はっきりと『ブエノスアイレスの冬』のパートだとわかるところも
ありますので、このプログラムのファンの方はそこに注目しながら
演奏を見聞きすると面白いと思います。

アストル=ピアソラ作曲『リベルタンゴ』を試合、
エキシビションで使用したことがある主なスケーター:

女子:鈴木明子選手

アイスダンス:グリシューク&プラトフ組


<スメタナ作曲の楽曲についての2つの番組>

フィギュアスケートのプログラムで使用された事があるかどうかは
わかりませんが、チェコを代表する作曲家という事で、
トマシュさんのファン、それからエヴァンさん(←チェコ人じゃないけど、
少しはチェコの血も入っているという事で…)のファンの方に
観てもらえたら嬉しいと思い、ご紹介する次第です。

1つめ。

放送局:NHK BS-hi(BSハイビジョン)

放送日時:9/22(火)AM8:00~AM8:45

「名曲探偵アマデウス」

「スメタナ作曲 交響詩『わが祖国』から 『モルダウ』」


そして、もう1つ。

放送局:NHK教育TV

放送日時:9/23(水)PM2:55~PM3:00

「名曲アルバム」

「スメタナ作曲『ふるさとから』」


※楽曲名は番組表に明記されている通りの物を記載しています。
ウィキペディアで『わが故郷から』という楽曲名で
紹介されている物だと思います。


---------------------------------------------------


おお~、さすがに連休中だけあって気合の入ったラインナップ!
そしてさりげなくお洒落魔女さんジャンクスポーツに出演ですね!
ひょっとすると最新映像になるのかな・・・?

ひとまず、情報でした!
「とある方」さま、今回もありがとうございました♪

JO欠場記事など

ジャパンオープンについてエヴァンさん&ミライちゃん欠場という
記事が出てきました(共同通信より)


・・・日本語記事は見つけられなかった。
が、ミキちゃんが練習によく集中しているっぽい記事は見つけた。
(彼女のプログラム情報は出てないですね、そういえば)
あとTwitterでyasminさまがタニス&ベンのテレビ出演の動画
アップしてくれました。エヴァンさんの滑ってる姿も途中で出てきます。
Skate for the heartは向こうの19日付(=こっちの20日)で開催。
エヴァンさんも一応出るので動画とかニュースが上がればいいな。

2009年9月18日金曜日

ライサチェック、ジャパンオープン欠場。代打はアボットくん

ライサチェックが欠場するとジャパンオープン公式サイトに
ようやくアナウンスが出ました。(こちらのページ
代打はアボットくんです。まあ予想済みっちゃ予想済み。


一方でミライちゃんも欠場で、代わりにベベちゃんが出場とのこと。
ライサはトレーニングスケジュール変更のためと出ているけれど
ミライちゃんは調整不足で自ら辞退したらしい。
・・・ライサも調整不足と言っていいような気がしないでもないが
スケジュールの都合上と言えば聞こえはいいということなのか。
何せ6日にショーを控えているわけで
その前にトレーニングがどういう予定になっているのか、
それがあらかじめ決まってなかったことなのか、
そこらへんは気になるけど、まあ仕方が無い。
とりあえず無理して出られるよりずっといいので
思う存分トレーニングに励んでくれい、といったところか。


で、ライサ代打がアボット君というわけで
ジャパンオープンには予定通り私が行きます。
今気づいたけど、今年私が現地観戦してる試合やショーで
ライサ不在は初めてになるのか。そうかそうか。
実際、いない方が純粋に楽しめるというところもあり(笑)
まあ楽しんできますよ、ウヒヒ。
恥ずかしいバナーも振らなくていいし、
フツーのスケートファンのふりができていいですね(笑)
最近は少数民族の状態が続いていただけに
なんだかものすごーく気楽に見られそうだ・・・
そりゃ、出てくれないのは寂しくもあるけれど。
いいんだ、私は12月を待つから。


さて、北米勢の半分(といっても二人)がメンバーチェンジで
一応団体戦として有利か不利かという点についても少し考えてみよう。
・・・うーん、ちょっと不利になったかなあ。
アボット君は良いときは良いけど、駄目なときは駄目な波のある選手。
ベベちゃんは近年ちょっと実力を出し切れてなかったから
未知数ですね。普通に90点は出せる選手とは思いますが。
何せ我らがライサは大崩れしないのが最大の武器だったので
北米勢には安定した得点減になる予定だったわけですよ。
それがいなくなったことがどう影響するかですね。
もちろん、アボット君の会心の演技はぜひ見たい。
残りのロシェットにしろ、ジェフ君にしろ
若干ギャンブル性のあるスケーターですので(失言スミマセン)
なんだか北米勢全体がギャンブル的なチームに見えてきた・・・

一方でチームジャパンは女子二人が安定してますからね。
去年のようにこの二人を得点源に、
タカヒコヅカは様子見、そして我らが(笑)タケシ・ホンダは
昨年に引き続きちょっと大変そうだけど頑張って。
北米勢と比べると不安要素が少ないので今年も勝ちにくるのかと。
とりあえずマオちゃんは1回か2回コケたって
120点くらい稼いじゃうんじゃないかと見てますが(笑)
ユカリッチも110点くらいいけそう。むう、強いな。

ヨーロッパ勢はサラ姉さん、そしてラウラ部長(笑)の
二人が堅実に100点以上稼いでくるでしょうね。
サラ姉さん、去年みたいに会心の演技してくれないかなあ。
一方男子は祝☆復帰のステ様。彼はPCSで稼いでくるでしょう(笑)
コンテスティは意外と崩れずにやってくれそうな気がします。
思ったよりギャンブル性のないチームかも。
ひょっとすると、優勝もありうるか。
個人的に鍵を握ってるのは何気にステファンだと思う。
直前のネーベルホルンの出来具合によって
また違ってくるでしょうしね・・・


っつーわけで予想しなくても日本勢がかなり有利なのは違いない。
あーあ、北米勢は今年もビリかもしれないなあ・・・
気の毒だから星条旗持って行かなきゃ、
ってまたアウェーになるけど(笑)
しかし個人的には団体戦の勝利の行方などどうでもよく
誰かどんなプログラムをどのくらいの精度で見せてくるのか、
それが一番重要ですね。皆さんも多分そうでしょうが。


とにかく、これ以上欠場とかないといいですねえ(←もう他人事)!

2009年9月17日木曜日

ライサチェック新プログラムSPが決定

ライサチェックの今季SPが決まりました。
LATimesのブログ公式サイトより)


"Firebird" by Igor Stravinsky
→ストラヴィンスキー作曲:「火の鳥」


以下、LATimes(2009年9月14日付)の記事をピックアップ。


Evan Lysacek's short program music: Firebird


While the Kings were doing laps Monday on the Olympic rink at the Toyota Sports Center in El Segundo, world figure skating champion Evan Lysacek was stretching and preparing for his practice session.

He was especially eager to get onto the ice because he said he had just gotten his short program music: Stravinsky"s "Firebird," a piece chosen by his coach, Frank Carroll, and choreographer, Lori Nichol.

"It's definitely a stretch for me, but I'm excited about it," Lysacek said.



ロサンゼルス・キングス(訳者注:アイスホッケーのチーム)が、月曜日にエル・セグンドにあるトヨタ・スポーツセンターのオリンピック用リンクを往復している間、フィギュアスケート世界チャンピオンのエヴァン・ライサチェックがストレッチをしながら、彼のトレーニングセッションの準備をしていた。

彼はとりわけ氷上に行きたくて仕方が無いようだった。というのも、ショートプログラムの音楽が決まったばかりなのだという。それはストラヴィンスキー作曲「火の鳥」で、彼のコーチであるフランク・キャロルと振付師のローリ・ニコルが選んだとのことだ。

「(この選曲は)僕にとって大変なのは間違いないけど、わくわくしているんだ」とライサチェックは言った。


--------------------------------------------------------------


ひとまず、私からはノーコメント。

2009年9月16日水曜日

お洒落魔女ネーベル欠場

我らがフミエ・スグリがネーベルホルン杯を欠場とのことです。
(記事がこちらに上がっています)


プログラムの仕上がりが遅れているとな・・・
うおー、笑えない。全然笑えない。
昨日エヴァンさんのプログラムがやっと決まったと出た矢先です。
私の贔屓は今年は二人とも出遅れ組なのね(涙)
オリンピックシーズンなのにぃ~~・・・

もっともお洒落魔女は毎年比較的調整が遅いタイプで
いつも若い子たちがシーズン序盤で活躍するのを
ファンは指くわえて見ていたというのもあり、それほど驚きではない。
それよりも重要なのは初戦となる中国大会で
どれだけ存在感をアピールできるか、ということだ。
っつーかエヴァンさんにも同じことが言えますけどねー(苦笑)
あーあ、二人とも初戦回避とか・・・笑えないー(涙)
しかしオリンピックシーズンだし、前にも書いたけど
初戦で駄目な試合されると胃に悪いどころではないので
戦略として回避はアリだろうと思います。
その意味で毎年初戦でコケようが若手に抜かれようが
ガンガン試合するジュベたんってタフガイだなー。
(根っからの試合好きというのもあるでしょうが)


そういうわけで、私にとっての本格的シーズンインは
11月10月末になってしまいました。
ああ、よく考えてみれば前回の私のスケートシーズンは
お洒落魔女の勝利で始まり、ライサの勝利で終わるという
スケートファン歴最大級のサプライズシーズンだった。
(だからといってシーズン通してハッピーでは
全く無かったというのも興味深い)
今回は二人とも出遅れての始まりです。
まあ良いでしょう、きっと二人とも
やらかしてくれるでしょう(もちろん良い意味で)。
我らがフミエ・スグリは土壇場の人です。
ここに来てコーチ変えるとか4年前よりやること半端ない。
一方ライサ、彼はワーカーホリックであり忙しいのが普通、
その中で安定性が最大の武器、忙しくても仕事はきっちりやる人です。
会心の一撃はなかなか見られなくても、最低限のことは
やってくれるはずです。この場合最低限がファイナルと
オリンピック出場なわけですけれども(苦笑)。
いや、ファイナルは出ても出なくてもいいだろうけど
個人的には出てもらわんと困る(笑)


とにかく、出遅れ組はグランプリシリーズまでに
しっかり調整して登場してもらいたいですねえ・・・
すでに絶好調の皆さんが羨ましいと思いつつ。

今年のStars, Stripes and Skates

去年、我らがフミエ・スグリが出演して少し話題にあがった
「Stars, Stripes and Skates」。

今年はジョニー、アボット君の他に
ミキちゃん、ノブナリンも出演という
結構豪華な顔ぶれだそうです(こちらの記事より)。
何気にリード姉弟もいる。っていうかモロゾファミリーじゃん(苦笑)

このショーでジョニーは今季SPを披露するらしい。
・・・ぶっちゃけて言うと、もう披露できるのが羨ましいよ!(笑)
(↑少数民族の遠吠えだと思ってスルーしてください 苦笑)

あと、このページにジョニーの写真が三枚もあったので
妹は見るといいよ(←すごい私信だな 笑)
何せ昨日・今日と妹は二連休、今頃だららんとしているに違いない。
しかし上記の写真・・・ゲデバニシビリちゃんも写ってるんですが
相変わらずグラマラスな胸で・・・昔風に言うとボインってやつですね。
普通の人より運動量が多いアスリートなのに
何食ったらこんな胸になるんでしょうね・・・
他の人に少しわけてあげられればいいのにね、
Dカップになりたいタニスちゃんとかね(爆)


以上プチ情報でした。

2009年9月15日火曜日

バンクーバーに向けてのエヴァンさんコメント

久しぶりのインタビュー動画が出ていました。
先日のUSOCメディアサミットのものですね。





エヴァンさんにしちゃ聞きやすい英語でしゃべってますが
それらを書き取ったところで、いかんせん直訳しづらい・・・
(↑間違って聞き取ってる部分もあるのだろう)

「僕にとって目標に到達する唯一の手段は日々のトレーニングです」など
いつものエヴァンさんらしい非常に落ち着いたコメントです。

2009年9月14日月曜日

IFSのジョニーインタビューにエヴァンさんの記述アリ

IFSにジョニーのインタビューが掲載されていますが
一番最後の質問の回答に我らがライサチェックが登場してますので
その部分だけピックアップします。いつもながら、適当に訳しときました。


- Talk about what happened at the 2009 World Championships?

I went to Los Angeles do some commentary for NBC on the ladies. Once I got there everyone was looking at me like, why are you here. ‘Oh, I am talking for television.’ It was kind of degrading for an athlete that should be at that event to be asked why I was there.

As my flight was landing in LA I heard how the men were doing. Galina was watching the Russian satellite transmission of the event and she said ‘Johnny they miss you. They just keep talking about you. They want you on the TV. I said ‘Galina I want to be on the TV too.’ And then she said, ‘Johnny, the Americans are not doing very well. It looks like we are going to have two spots for Olympics,’ because at that point Brandon and Jeremy were not in a high placement.

And then we were like ‘okay, Evan has to win. Evan has to win or we will have two spots and then it will be like a cat fight next year.’ And then he won and I was like great. Now we have three spots. Evan is the World champion and of course I am jealous about that but I am so happy that the country has the spots that we deserve. We have such a strong group of men that we deserve to have three spots at the Olympic Games.



- 2009年世界選手権でどんなことが起きたかお話していただけますか?

僕はNBCのオンエアで女子シングルの解説をしにロスに行ったんだ。ロスに到着してすぐにみんなが「なんであなたがここにいるの?」って顔して僕を見るんだよ。「え? 僕はテレビで話すんだよ!」って言ったけど。 それって、自分がいる理由を聞かれるイベントに出なきゃならないアスリートを貶めてるようなものだよね。

飛行機がロスに着陸したときに、僕は男子シングルがどうなってるのか聞いたんだ。ガリーナコーチがロシアの衛星放送で放送を見てて、僕にこう言ったよ。「ジョニー、みんなあなたがいないのを寂しがってるわ。みんなあなたのことをずっと話してるのよ。テレビであなたのことを見たがってるわ」 僕は「ガリーナコーチ、僕だってテレビに出たかったよ」と返した。そして彼女が言うには「ジョニー、アメリカ勢は芳しくないのよ。私たち、オリンピックでニ枠しか取れないみたいだわ」って。だって、ブランドンとジェレミーの順位が高くなかったからね。

それで、僕らは「よし、じゃあエヴァンに勝ってもらわなきゃ。エヴァンは勝たなきゃいけない、さもなくば僕らはニ枠しか取れなくて、来年猫のケンカみたいなことになるかのどっちかだ」ってことになった。そしてエヴァンは勝って、僕らはいい気分だったよ。今、僕らは3枠あるんだ。エヴァンは今世界チャンプで、もちろんそれには嫉妬してるけど、アメリカが持つのに相応しい枠を得られたことで僕はハッピーなんだ。僕らはオリンピックの3枠を得るのに十分値する、すごく強い男子シングルのグループなんだよ!

2009年9月13日日曜日

ライサと同じ衣装を着ている子

ジュニアグランプリシリーズが続々と始まり、
日本人若手の活躍情報が耳に入る中、ふと気になることが。

いや、皆さんにとって多分どうでもいいことです(笑)


オースティン・カナラカン(Austin Kanallakan)という
またジュニアの選手が我らがライサチェックと同じ衣装着てるんです。
とはいってもライサのEXナンバーの衣装なので
憶えていらっしゃる方はあまりいないかもしれませんが、
青・紺・青紫・薄い水色の細い縦線が流れているシャツです。
若干包装紙テイスト(苦笑)
オースティン君の方が小柄なので(ジェフ君やジョニーと同じくらいの身長)
ちょっと大きめになっちゃっているのですが。

そのうちicenetworkに独立して写真アップされると思うので
(今は表紙の中に出ている状態)興味ある方はご覧になってください。
ちなみに、北米で出してるスケーターのカレンダーの
5月のエヴァンさんがこれと同じのを着てます。
あ、私過去に写真をアップしてるかも。
見つけた、この記事です。このスパイラルしてるエヴァンさんと
同じシャツなのですよ。(見辛くてごめんなさい)


実は前にも彼がライサと同じ衣装を着ている、という話題が
去年ライサイドブログでもあがったことがあります。
そのときはタイム・トゥ・セイグッバイのヒラヒラ衣装・・・だったはず。
このオースティン君という子はカリフォルニアで練習しているし
(プロフィールはこちら
ライサから衣装借りてもおかしくは無い(借りられる距離)かなと。
何だろう、ファンなのかな?(笑)
あるいは衣装の好みがライサと似通っているとか?
だったら将来が若干不安だけれども
他の衣装を見てみると別に真っ黒でもないので
いったいどういうわけなのか気になるこの頃です。


ジュニアグランプリの話持ち出したかと思えば
こんな話題で申し訳ないです(苦笑)
いや、結果はチェックしてますよ?してるけどー、
ジュニアの子って「いいな」って思っても大学進学とかで
シニアに上がらないまま辞めちゃう子が多いから
あんまり熱心に追いかけても悲しい想いをすることが多いだろう、
というわけで熱心には見ないようにしてるのです。
まあ、それでも目に留まった選手とか、ポテンシャルの高い子、
シニアに上がってくれそうな子はチェックするようにしてるけど・・・
国籍云々関係ナシに、シブタニ兄妹、ナルミちゃん、カナコちゃん、
ユヅルくんは本当に才があって、ガッツもありそうなので(笑)
シニアに上がっても日本代表になる機会が多そうだなあと見ています。
日本代表勢がだんだん年齢が上がってきてるだけに
常に才能ある若手が控えていないことには
いつ今の状態が崩れてもおかしくないですから・・・
バンクーバーは日本勢は良い結果を残せそうな雰囲気ですが
ソチはどうかなあ、というのが個人的な見解ですので
ソチで活躍する選手が早く出てきて欲しいと内心焦ってます。
だってマオちゃんは四年前、この時点でシニアの試合にエントリーして
勝ってたわけですからね!(いや彼女は才能が別格すぎたわけですが)


そういうわけで、めずらしくジュニア選手の話でした。

2009年9月12日土曜日

2010 U.S. Olympic Team Media Summit 写真

先日からシカゴで行われている
2010 U.S. Olympic Team Media Summitの写真が
続々とアップされています。


ひとまずエヴァンさんの写真はこちら参照。
相変わらずオッサンと兄さんの中間地点のような
年齢不詳な風貌が素敵です(←これでも褒めている)
ちょっとワルイ男な表情もあって良いね。
なんかBarJJのエヴァンっぽくないですか?(←ないよ)
個人的にはスケート靴持ってる角度がお気に入り。


他の選手についてはこちらのページ参照。
ジョニー、ミライちゃんあたりは超キュートですぜ!

週末の音楽番組

ライサイドリスナーの「とある方」さまより
今週もフィギュアスケートの音楽がオンエアされる
テレビ番組情報をいただきました!


--- ♪「とある方」さまからの情報♪ ---


<本日9/12(土)放送の番組>


放送局:NHK BS-hi (BSハイビジョン)チャンネル

放送時間:9/12(土)PM11:00~翌9/13(日)AM2:05

指揮者の佐渡裕さんが芸術監督プロデュースのオペラ『カルメン』を放送します。

『カルメン』の中の楽曲を試合、エキシビションで使用したことがある
主なスケーター:

女子:カタリナ=ヴィットさん、デビ=トーマスさん、安藤美姫選手、
村主章枝選手、浅田真央選手。

今シーズン、ミライ=ナガス(長洲未来)選手が試合のプログラムで使う予定です
(SPなのかフリーなのかはわかりません。ごめんなさい)。
※管理人追記:長洲選手は今季フリーで「カルメン」を使います。
それと昔マリア・ブッティルスカヤさんもEXで使用していましたね!


男子:エフゲニー=プルシェンコ選手、エヴァン=ライサチェック選手、
南里康晴選手。

アイスダンス:クリロワ&オフシアンニコフ組

ペアで『カルメン』の中のナンバーを演技した
プログラムはあるのでしょうか…?残念ながら知りません。
※管理人追記:昨シーズンのデュベ&デイヴィゾン組のフリーが
「カルメン」でしたね!



<明日9/13(日)放送の番組>


放送開始時刻順に全部で3番組ご紹介します。

まずはひとつめ。

放送局:NHK BS-hi (BSハイビジョン)チャンネル

放送時間:9/13(日)AM6:00~AM7:40

「ザルツブルク音楽祭」

この番組で演奏されている曲目の中にストラヴィンスキー作曲
「バレエ音楽『火の鳥』(1910年版)」
があります。

『火の鳥』は1910年原典版(全曲版)、1911年版、
1919年版、1945年版があります。

番組内容には「『1910年版』を演奏」と書いてありましたが、
『火の鳥』を含めて3作品が放送されるようですので、
「全曲」演奏されるのかどうか分かりません。
あるいは、ライブ会場では全曲演奏されたのかもしれませんが、
放送時には編集されているということかもしれません。

『火の鳥』の中の楽曲を試合で使用したことがある主なスケーター:

女子:安藤美姫選手(このプログラムでの演技で初めて試合で4回転成功)

今シーズンは中野友加里選手がフリーで使う予定です。


続いて、ふたつめ。

放送局:地上波及び地上デジタル放送 テレビ朝日系列

放送時間:9/13(日)AM9:00~AM9:30

「題名のない音楽会」

<BS朝日にて以下の日時で再放送。

9/19(土)PM6:30~PM7:00

9/20(日)PM11:00~PM11:30>

『ラプソディー・イン・ブルー』を取り上げます。

『ラプソディー・イン・ブルー』を試合で使用したことがある主なスケーター:

男子:イリヤ=クーリックさん、エヴァン=ライサチェック選手。


最後に3つめ。

放送局:NHK BS-hi (BSハイビジョン)チャンネル

放送時間:9/13(日)PM8:00~PM8:45

「名曲探偵 アマデウス」

<再放送:同チャンネルで9/15(火)AM8:00~AM8:45

NHK-BS2で9/18(金)AM8:15~AM9:00>

ホルストの「組曲『惑星』」を取り上げます。

♪ジュピター♪を中心に取り上げるようです。

「組曲『惑星』」の中の楽曲を試合で使用したことがある主なスケーター。

女子:村主章枝選手

アイスダンス:ウソワ&ジューリン組

※現在アマチュア登録していないシングルスケーターは文中では
「さん」付けさせて頂きました。


---------------------------------------------------



なんと、今回取り上げられる音楽は全部私が好きな曲ばかりでして
今週末仕事が休みなのをいいことに観られるものは観るぞー、
ウヒョヒョイ♪という気持ちです。
特に『カルメン』は全幕観られるようなので
(三時間くらいある作品だからなかなか全部は見られないですよねー)
すごーく嬉しい。生で観ると圧倒されるんだろうな。
私はライサのカルメンも大好きですが、お洒落魔女さんの
カルメンも非常に好きで、彼女のプログラムの中で
個人的ナンバーワンがカルメンだったりします。
(もっとも、あれは違う曲とのミックスバージョンなのですが。)

それから名曲探偵でジュピターを取り上げられるのも嬉しい。
この曲は小学生のときに音楽の授業で取り上げられてたのですが
星好きでクラシック好きだった当時の私がものすごく感銘を受けて
父にCDを買ってもらったんですよ。それが私の最初の一枚なのです。
自分の最初のCDがクラシックって、どんだけ渋い小学生だって
話ですけども(苦笑)、数年前には「冥王星」などを加えた
ラトル指揮のCDも買っちゃったくらい好きなのです。
最近別の番組でジュピターが演奏されているのを見て
「あー、これライサにいいじゃん」なんて思ったのも記憶に新しい。
(このブログで前やってた『ライサに滑ってもらいたいシリーズ』も
そろそろ再開したいなーと思ってたり 苦笑)
もちろん、お洒落魔女さんのジュピターも好きです。
彼女のスピード感あってダイナミックなジャンプが良く映えた
すごくいいプログラムだったなあ。かなり前のプログラムだけど。


おっと、私のどうでも良い雑感が長くなってしまいました。
ひとまず上記の情報を掲載させていただきましたので
一つでもお好きな曲がおありの方は、ぜひ番組もお楽しみ下さい♪
「とある方」さま、今週もありがとうございました!

2009年9月11日金曜日

エヴァンさんの代打は誰だろう

妹に「エヴァンさんジャパンオープン来ないよチクショー」と言ったら
彼女は代わりにジョニーが来ないかなと期待しているとのこと。
もしそうだったら、私は今回の旅を全て妹に譲ります(笑)


で、誰が来るんでしょうね、代わりに。
思いつくところとしては・・・


○ここぞとばかりにジョニーが来る
○有香さんに誘われてアボット君が来る
○時差ボケパトちゃん再来
○アダムが再来日
○とりあえずキャリエールが来てみる
○テンくんがNHK杯の下見がてら来日
○ムロズくんが遊びに来る
○ライアンがコンテスティと小芝居対決しに来る
○レイノルズがクワドサルコーを披露しに来る
○ヴォーンがジェフ君と遠目そっくり競演
○なぜかサンデュ先輩来日
○いっそカートさんが来るといいよ
○去年みたくトッドおじさまもアリか
○ジェフ君つながりでフェードルもアリかも

あるいは、

○エヴァンさん欠場を断られて仕方なく出場(爆)

 ↑一番笑えない


・・・こんな感じ?
大会としてはなるべくビッグネーム出したいだろうから
今頃パトちゃんかジョニーかアボット君あたりに打診してるのかな。

どっちにしろ早く決まって欲しい・・・っていうか
早くジャパンオープン公式サイトにエヴァンさんが出ないと告知してほしい。
公的な情報しか見ないライサイドな人が楽しみに待っていたら
あまりにも気の毒じゃないか。
しかし、私も昨日うっかり切符買ってなかったら
エヴァンさん欠場を理由に行かないという選択肢もあったんだろうな。
そして浮いたお金で一足先にレコーダー買ってたんだろうな(笑)
ジョニーが出ることになったらそれが実現するのかもしれないけど
さてどうなることやら・・・・

2009年9月10日木曜日

エヴァンさんはジャパンオープンに出ない

エヴァンさんがジャパンオープンに出場しないということが
ファンフォーラムに出ておりました。
Figureskateronlineが言ってるんだから間違いない。


やっぱりかー。
私の最初のカンは当たっていたんだ。
覚悟はしていた。公式サイトにスケジュールが掲載されないし
ジャパンオープンのすぐ後に別のショーに出ることが決まってたし。


ああ、あろうことか私は今日東京行きの切符を買ってしまったし
(なんでよりによって今日買っちゃったんだ 苦笑)
今更チケットをどうするっていうのも考えたくないし
エヴァンさんが来なくても私にとって
見たい試合であることに変わりは無い。
だから行きますけどね!
っていうか最初からエヴァンさん来なくても
行こうと思ってた試合だったわけだしね。


ファンとして彼の初戦が中国大会になってしまうのは
少し残念でもあるのは否定しない。
他の選手が早くから試合に出てるだけに
彼も具体的に試合へ向けて動いて欲しいと思っていたから
ジャパンオープンはその意味で例年よりは
それなりの価値があるだろうと考えていた。
でも所詮・・・エキシビジョンマッチだもんなあ。
プログラムがちゃんと出来てない、練習が積めてない状態で
試合に出て、駄目な演技されるよりはいいかな。
何より彼が無理しない方向を選んでくれて
逆に安堵している、というのが正直なところ。
だって、ジャパンオープンのエントリー聞いたときは
「嘘でしょ!?」って思ったもの(苦笑)
ホントに嘘っていうか・・・実現しなかったんだけどさ。
私の直感もよく働くもんだわ、こういうことに関しては。


個人的に、ファイナルに来られなければ
試合用プログラムが生観戦できないっていうのも寂しいけど
彼はきっとファイナルには来てくれるだろう。
(だから何としてでもファイナルのチケットは揃えなければー!)
12月まで少し間があるけれど、そのときを楽しみに待とう。
休みは何としてでももぎとってやろう(笑)
ぶっちゃけ仕事死ぬほど忙しい時期だけど
試合だけなら見られるはずだ。がんばれ私。


っつーわけで、エヴァンさんのプログラムお披露目は
まだ先になっちゃいました!
じっくり練習して良いものができればいいなあと思います。

2009年9月8日火曜日

THE ICE舞台裏写真



マオちゃんとのご機嫌ツーショット。
マオちゃん公式サイトより)
エヴァンさん、こうして見るとずいぶん日に焼けてるねえ(苦笑)

2009年9月6日日曜日

ジョニーのインタビューにライサへのコメントがあった

Outsports.comのこちらのインタビューにて
ジョニーの記事が掲載されています。
その中にライサチェックへ言及している箇所があると今気づいたので
その部分だけピックアップしてご紹介します。
私の若干ライサイド的な意訳つきです。


OS: Is there really bad blood between you and Evan Lysacek, or is it something the press has made up?

Johnny: Of course, there’s jealousy there. I’m jealous that he’s the World Champion right now and he’s been jealous of me in the past for things I’ve achieved, because we’re athletes and because we compete against each other for the same titles. There’s very little bad I can say about Evan. He’s a different person than me, and he lives his life very differently than I do, and he does his sport very differently than I do. But I can’t say anything bad about him. It’s his choice, his path. He’s always been relatively nice to me, as far as competitors go. I have no bad blood toward Evan. I can’t speak for him, but we’ve always had a warm relationship. But we can’t be the best of friends.


Outsports: あなたとエヴァン・ライサチェックの間には本当に悪い感情があるのでしょうか。あるいは、それは報道が作り上げたものなのですか?

ジョニー:もちろん、そこに嫉妬はあるよ。僕は、彼がちょうど今世界チャンプだってことに嫉妬してるし、彼だって僕が過去にやりとげてきたことに対して嫉妬していた。だって僕らはアスリートだし、僕らは同じタイトルをお互いに競い合って試合するんだからね。僕がエヴァンについて言える悪いことはほとんどないよ。彼は僕とは全然違う人間で、彼は僕と異なるやり方で彼の人生を生きてる。そして彼は彼のスポーツを僕がやるのと全然違う形でやっているんだ。だからって、僕は彼について悪いことは何も言えないよ。それは彼の選択であり、方針なんだ。彼はいつも、競争相手としては比較的僕に優しかった。僕はエヴァンに対して悪い感情は持ってないよ。彼の代弁はできないけど、僕らはいつだって友好的な関係だったよ。だけど僕らは親友にはなれないね。

2009年9月5日土曜日

ハイビジョンスペシャル 世紀を刻んだ歌


--- ♪ライサイドリスナーの「とある方」さまからの情報♪ ---

本日、9/5(土)PM9:30~PM11:00 
NHK-BS2にて 「ハイビジョンスペシャル 世紀を刻んだ歌」で
♪花はどこへいった♪の楽曲を取り上げます。
この曲に関する様々なエピソードの中で
「1994年 リレハンメルオリンピックの
カタリナ=ヴィットさんのフリープログラム」についてのエピソードも
取り上げられます。興味のある方は是非御覧下さい。

----------------------------------------------------------


94年リレハンメルオリンピック、よーく憶えております!
カタリナ・ヴィットさんが「花はどこへ行った」をフリーで滑って
7位に入賞したんですよねー。
そもそも、2回も金メダルを獲っていて引退していて
プロスケーターのカムバックがOKになったこともあり出場。
ちょうどサラエボが大変なことになってたときでした。
当時小学生だったので事情はよくわからなかったけど
彼女の演技がミスがあったけど素敵だと思ったのはよく憶えています。

有香さんはこの五輪で5位でしたよね。
で、トーニャ・ハーディングとナンシー・ケリガンの話題で
ワイドショーが連日持ちきりだった(苦笑)
そのせいで優勝したオクサナ・バイウルの演技をあまり憶えてない。
しかし彼女のコーチだったガリーナさんを、
今こんなふうにしてネタにすることになるとはねえ・・・(苦笑)
もう15年前ですか。うわー・・・

話が脱線してますが、とにかく上記の番組で
カタリナ・ヴィットさんの演技について取り上げられるそうですので
興味のある方はぜひどうぞ!
とある方さま、素敵な情報ありがとうございました♪
(こちらでのご紹介でスミマセン)

2009年9月2日水曜日

鐘の前奏曲を聴き比べてみる。

昨日思わずtwitterに書いてしまったけれど
「鐘の前奏曲」のオーケストラ版が予想以上に
原曲のイメージと違ったので、じっくり検証してみることにしました。


まずは原曲。知らない方はどうぞ。
アシュケナージさんの演奏です。




そしてオーケストラ版。
ストコフスキー編曲で、マオちゃんが使うのもこのアレンジらしい。
ボリューム小さいから各自上げてください。




いかがでしたでしょうか。
各自おのおののご感想はあると思いますが
以下は全て私の独断と偏見によるつぶやきですので
特に読みたくない方はスルーでお願いします。


なんていうか・・・

オーケストラ版、あまりにチープに聞こえます。
まず冒頭のパーカッション、ティンパニーとシンバル等が
入った時点で私はアウトですね。コーヒー吹きそうになりました。
なんつーか、観音さまでも登場したのかと思ったよ(←酷い例えだな)

前半部分はヴァイオリン等、弦楽器で主旋律を奏でているわけですが
これがトレモロなのがいただけない。
震えた音というのは、弱く、か細く聞こえるし
メロディー全体をトレモロで奏でてしまっているので
全体的にしっかりしないというか、ぶれた感じがする。
すでにメロディーじゃなくて虫の鳴き声みたい(←これも酷い例えだな)
あるいは死者とかお化け声のイメージ。
むしろクラシックというよりテレビのホラースペシャルのテーマ曲みたい。

あと、低音・中音の和声を金管楽器でとってますが
これまた非常にチープなイメージに。
そもそも金管楽器は私は大衆的な音だと思っているので
あんまり好きな音色じゃないんですが(これは好みの問題)
個人的には、この曲の和声を、特に下の音を
金管楽器がとるのは合わないんじゃないかと思う。
原曲のピアノとあまりにスペクトル(音色)が違うからなのか、
曲の基盤となる中低音が金管楽器だと違和感が大きく
それが全体的に感じる安っぽさを演出しているような感じがする。

むろん、オーケストラ特有の曲の広がり感だとか、
楽器が多いからできる演出はあるんだけど・・・
原曲の良さを生かしたものでは全くないと思う。
むしろそれを狙ったのか、全然別のものを作ったつもりなのかは
編曲者に聞いてみないとわからないですが。
とにかく原曲が好きな人間としてはショックなわけですよ。
もっと言うと、この曲のどこが「鐘」なの?っていう感じ。
ううむ、私がピアノ弾きで原曲が好きという時点で
原曲に肩入れしてしまうところはあるんですけれど
仮に、先にオーケストラ版でこの曲を知っていたら
あとから原曲を聞いたときにすごく驚くと思うんですよね、良い意味で。
「原曲はこんなに素敵な曲だったの!?」って。
私にとって、そのくらい原曲の良さを損ねてるアレンジですよこれは。


で、何でこんなアレンジになっちゃったんだろうと思って
編曲したストコフスキーのプロフィールを見たら
この人は指揮者ですが元々はオルガニストだったんですね。
そこで少し納得した。最初聞いたときに
「どう考えても確実にこれはピアニストの編曲ではない」
確信を持ったから。それほどの違和感だった。
オルガンとピアノは、一見同じ鍵盤楽器に見えますが
楽器としての存在理由というか、役割は似て非なるものです。
ピアノの成り立ちにはオルガンの存在が絶対外せないのだけど
ピアノがある程度楽器として完成された頃から
この二つの楽器は異なる道を歩み始めたといいますか。
奏法も鍵盤の配置が同じというだけで、タッチは全く違う。
鍵盤を押したり離したりする過程が、オルガンの方がより
デリケートなものだと言われます。
(そもそもピアノは鍵盤を押したらハンマーが弦を叩く、
オルガンの場合は空気をパイプに流し込むという原理的な違いがある)
だからそれぞれのために書かれている曲も構造がかなり異なるわけです。
その点でいうとピアノの曲の方が、より自由度が高い譜面になるのかと。

そしてこの「鐘の前奏曲」は、曲の構造としては
ピアノ的でありながらオルガン的な側面もあるんですよね。
例えば前半・後半の和声はオルガンの響きが合うし
中間の音がバラけるところは非常にピアノ的。
で、ストコフスキーのアレンジを聞くと
その中間部分があまり効果的な演出がされてないと感じるんですよ。
曲は盛り上がってるのに、楽器の音色がついていってないというか。
劇的なものがそこにはない。予定調和で盛り上がった、そんな感じ。
ピアニストであれば、この中間部分はより劇的に聞こえるような
アレンジを施すと思うんですよね。
いや、うるさく楽器をガンガン鳴らすとかではなくて
聴衆の印象に残る、という意味で。
その点、前半と後半はかなり凝ったアレンジをしていて
そこに彼のオルガニストとしての精神を感じますね。
いっそのことオーケストラにオルガンを入れてしまえばよかったのに。
その方がよほど曲としての重みがあったんじゃないかなあ。


さんざんこき下ろしてしまいましたが(スミマセン)
これ、競技で流す際には録音したものを補正して
曲のダイナミックレンジがやや平坦な状態で使われると思います。
おそらく少し大きめの音で演奏されてるだろうし。
じゃないと全体的に静かすぎて盛り上がらないから競技に使えない。
会場でうるさく流れるんだろうなあ。やーだなー。
他にも多くのエフェクトを加えて、
よりゴージャスに聞かせようとするでしょうが
果たして会場でどんなふうに聞こえるのやら。
おそらく私は「うるせー、なんだこれ」って思うんだろうな(苦笑)


ふと、仮に自分ならこの曲をどうアレンジするか?
ということも少し考えました。
アレンジしないのが一番いいのは言うまでもないけど(笑)。
うーん、私だったらオーケストラ編成にはしない。
弦楽四重奏にピアノを加えて、中間部のメロディーは
ヴァイオリンにソロで激しくやってもらってピアノで補佐しますね。
それもチープになるんだろうけどさあ・・・


というわけで、長い愚痴にお付き合いいただいてありがとうございました。
皆様の所感などもよければお聞かせくださいね。
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...