P&Gによるライサチェックの動画が公開されています。
こちらは良い内容なので必見。
お母様のターニャさんも出演しています!
子供時代の朝練のエピソードから、トリノ五輪4位の苦い思い出、
それからバンクーバー五輪で掴んだ栄光・・・
それをずっと見守ってきたのが他ならぬお母様です。
正直、エヴァン本人が淡々と喋っている姿よりも
最後の方でお母様が感極まって言葉に詰まっているシーンの方がぐっとくるというか。
彼のこれまでの道のりには、ターニャさんの存在がいかに大きかったか、
そんな親子の絆を感じる映像でした。
2013年10月30日水曜日
2013年10月29日火曜日
nbcsports.com (2013/10/26) - Evan Lysacek unsure when he will return to competition
ライサチェックの怪我やその後の状況についての記事を紹介します。
元記事はnbcsports.comより。
Evan Lysacek unsure when he will return to competition
Evan Lysacek is back on the ice doing light training but said he couldn't speculate on a return from a hip injury.
エヴァン・ライサチェックは氷上での軽いトレーニングに戻ってはいるが、股関節の怪我の回復はまだ予測できないと話している。
Lysacek, 28, hasn't competed since his 2010 Olympic title, his comeback delayed and delayed and delayed by injuries. The latest, a torn labrum in his left hip, forced him to withdraw from last week’s Skate America.
28歳のライサチェックはバンクーバー五輪での優勝以来、試合に出場しておらず、彼の復帰戦は怪我によって何度も遅れてしまっている。最近では左股関節の関節唇損傷によって、先週のスケートアメリカを欠場せざるを得なくなった。
He fell on a quadruple toe loop at Champs Camp in Colorado Springs, Colo., on Aug. 21 and stayed off the ice for about a month with what he thought was a torn abdominal muscle. On Sept. 26, an MRI revealed the torn labrum.
8月21日にコロラドスプリングスで行われたチャンプス・キャンプにて、彼は四回転トウループに失敗し、腹筋部に損傷を起こしたと考え、一ヶ月ほど氷上から遠ざかった。しかし9月26日にMRI検査によって関節唇損傷が判明したのである。
Now Lysacek is in a race against time. He must post a minimum score in an international competition before the U.S. Championships (Jan. 9-12) to be eligible for the Sochi Olympics. The two-man U.S. team will be named after the U.S. Championships in Boston.
ライサチェックは今、時間との戦いの最中だ。彼は来年1月9日から12日にかけて行われる全米選手権前に、ソチ五輪の出場資格を得るために国際試合でミニマムスコアを得なくてはならない。ボストンで行われる全米選手権の後、二人の男子選手が五輪選手として指名される。
Lysacek said he has a list of possible events in November and December to enter and achieve that score, but he doesn't know when he will be in competition shape.
国際試合に出場してミニマムスコアを得るために、ライサチェックは11月と12月に行われるイベントを幾つか有力候補として挙げているが、いつ自分が競技の状態に戻れるのかはわからないのだという。
“I'm back to training, light training, so I'm happy to be back on the ice,” Lysacek said at a Citibank in Union Square on Saturday as dozens of children from the Figure Skating in Harlem program gathered for a meet-and-greet event. ”It's pretty diverse at this point, a lot of physical therapy, some off ice, a little bit of on ice. Just kind of getting back slowly into training, trying my best to obey doctors’ orders.”
「練習には戻っています。軽いトレーニングではありますが、それでも氷上に戻れて嬉しいです」と、土曜日にミート&グリートに集まったフィギュアスケーティング・イン・ハーレムの大勢の子供達に囲まれながら、ユニオンスクエアのシティバンクでライサチェックは話してくれた。「現時点ではかなり様々なことをやっています。たくさんの運動療法に、オフアイストレーニングを少し、氷上での練習をほんの少し、といった具合に。まさにゆっくりとトレーニングに戻り、ドクターの指示に従うことに全力を尽くしているという感じなんです」
He'll spend the next few days in New York for events surrounding 100 days out from the Olympics and shooting a commercial for Citi through Wednesday before flying back to his training base in California.
その後2・3日ほど、ライサチェックはニューヨークに滞在し、ソチ五輪まで100日前後のイベントに出席する予定だ。また、トレーニング拠点であるカリフォルニア州に飛行機で戻る前に、水曜日にシティのCMを撮影することにもなっている。
On Sept. 30, Lysacek said at the U.S. Olympic Media Summit that he had specific goals and a timetable he'd like to hit that he made known to doctors. On Saturday, he said the healing process is out of his control.
9月30日、全米オリンピックメディアサミットにてライサチェックは明確な目標があり、そこへ到達するための予定表もあり、医師にも知らせていると話していた。しかし土曜日には、彼の治癒過程は自分の力の及ぶところにないとのことである。
“It's just going to be dependent on the rate I can heal,” Lysacek said while wearing his 2010 Olympic gold medal as Katy Perry's “Roar” played over a sound system. ”No one, including doctors, can really predict healing. … Patience has never been a virtue that I've possessed.”
ケイティ・ペリーの『Roar』がサウンドシステム越しに流れている間、2010年五輪の金メダルを身につけつつ、ライサチェックはこう続けている。「とにかく、回復できる割合にかかっているんです。誰も、ドクターも含めて、正確に回復を予想できる人がいなくて・・・これまで、こんなにもじっと待っていたことなんてありません」
Lysacek's coach, Frank Carroll, told Icenetwork.com at Skate Canada that Lysacek had medical treatment Monday and, about his recovery, ”I don't know about Evan at all.”
月曜日、ライサチェックのコーチ、フランク・キャロル氏はスケートカナダでのicenetwork.comの取材に対して、ライサチェックは薬での治療を受けたと話していたが、彼の回復については「エヴァンについては全くわからないです」とのことだった。
Lysacek remains hopeful that he will heal quickly. But just how quick is the answer he can't provide yet.
ライサチェックは自分が早く回復するのだと、依然として希望を持っている。しかしどのくらい早く回復できるかは、彼自身言えないのである。
“I can't speculate,” he said, “though I wish I could. I'm just trying to obey doctors' orders because I'd like to nip this in the bud now instead of having it be a lingering injury.”
「予想がつかないんです。予想できればいいのにと思いますが、今はただドクターの指示に従うことにします。いつまでも長引く怪我にならないよう、今のうちに早めに治したいですから」
元記事はnbcsports.comより。
Evan Lysacek unsure when he will return to competition
Evan Lysacek is back on the ice doing light training but said he couldn't speculate on a return from a hip injury.
エヴァン・ライサチェックは氷上での軽いトレーニングに戻ってはいるが、股関節の怪我の回復はまだ予測できないと話している。
Lysacek, 28, hasn't competed since his 2010 Olympic title, his comeback delayed and delayed and delayed by injuries. The latest, a torn labrum in his left hip, forced him to withdraw from last week’s Skate America.
28歳のライサチェックはバンクーバー五輪での優勝以来、試合に出場しておらず、彼の復帰戦は怪我によって何度も遅れてしまっている。最近では左股関節の関節唇損傷によって、先週のスケートアメリカを欠場せざるを得なくなった。
He fell on a quadruple toe loop at Champs Camp in Colorado Springs, Colo., on Aug. 21 and stayed off the ice for about a month with what he thought was a torn abdominal muscle. On Sept. 26, an MRI revealed the torn labrum.
8月21日にコロラドスプリングスで行われたチャンプス・キャンプにて、彼は四回転トウループに失敗し、腹筋部に損傷を起こしたと考え、一ヶ月ほど氷上から遠ざかった。しかし9月26日にMRI検査によって関節唇損傷が判明したのである。
Now Lysacek is in a race against time. He must post a minimum score in an international competition before the U.S. Championships (Jan. 9-12) to be eligible for the Sochi Olympics. The two-man U.S. team will be named after the U.S. Championships in Boston.
ライサチェックは今、時間との戦いの最中だ。彼は来年1月9日から12日にかけて行われる全米選手権前に、ソチ五輪の出場資格を得るために国際試合でミニマムスコアを得なくてはならない。ボストンで行われる全米選手権の後、二人の男子選手が五輪選手として指名される。
Lysacek said he has a list of possible events in November and December to enter and achieve that score, but he doesn't know when he will be in competition shape.
国際試合に出場してミニマムスコアを得るために、ライサチェックは11月と12月に行われるイベントを幾つか有力候補として挙げているが、いつ自分が競技の状態に戻れるのかはわからないのだという。
“I'm back to training, light training, so I'm happy to be back on the ice,” Lysacek said at a Citibank in Union Square on Saturday as dozens of children from the Figure Skating in Harlem program gathered for a meet-and-greet event. ”It's pretty diverse at this point, a lot of physical therapy, some off ice, a little bit of on ice. Just kind of getting back slowly into training, trying my best to obey doctors’ orders.”
「練習には戻っています。軽いトレーニングではありますが、それでも氷上に戻れて嬉しいです」と、土曜日にミート&グリートに集まったフィギュアスケーティング・イン・ハーレムの大勢の子供達に囲まれながら、ユニオンスクエアのシティバンクでライサチェックは話してくれた。「現時点ではかなり様々なことをやっています。たくさんの運動療法に、オフアイストレーニングを少し、氷上での練習をほんの少し、といった具合に。まさにゆっくりとトレーニングに戻り、ドクターの指示に従うことに全力を尽くしているという感じなんです」
He'll spend the next few days in New York for events surrounding 100 days out from the Olympics and shooting a commercial for Citi through Wednesday before flying back to his training base in California.
その後2・3日ほど、ライサチェックはニューヨークに滞在し、ソチ五輪まで100日前後のイベントに出席する予定だ。また、トレーニング拠点であるカリフォルニア州に飛行機で戻る前に、水曜日にシティのCMを撮影することにもなっている。
On Sept. 30, Lysacek said at the U.S. Olympic Media Summit that he had specific goals and a timetable he'd like to hit that he made known to doctors. On Saturday, he said the healing process is out of his control.
9月30日、全米オリンピックメディアサミットにてライサチェックは明確な目標があり、そこへ到達するための予定表もあり、医師にも知らせていると話していた。しかし土曜日には、彼の治癒過程は自分の力の及ぶところにないとのことである。
“It's just going to be dependent on the rate I can heal,” Lysacek said while wearing his 2010 Olympic gold medal as Katy Perry's “Roar” played over a sound system. ”No one, including doctors, can really predict healing. … Patience has never been a virtue that I've possessed.”
ケイティ・ペリーの『Roar』がサウンドシステム越しに流れている間、2010年五輪の金メダルを身につけつつ、ライサチェックはこう続けている。「とにかく、回復できる割合にかかっているんです。誰も、ドクターも含めて、正確に回復を予想できる人がいなくて・・・これまで、こんなにもじっと待っていたことなんてありません」
Lysacek's coach, Frank Carroll, told Icenetwork.com at Skate Canada that Lysacek had medical treatment Monday and, about his recovery, ”I don't know about Evan at all.”
月曜日、ライサチェックのコーチ、フランク・キャロル氏はスケートカナダでのicenetwork.comの取材に対して、ライサチェックは薬での治療を受けたと話していたが、彼の回復については「エヴァンについては全くわからないです」とのことだった。
Lysacek remains hopeful that he will heal quickly. But just how quick is the answer he can't provide yet.
ライサチェックは自分が早く回復するのだと、依然として希望を持っている。しかしどのくらい早く回復できるかは、彼自身言えないのである。
“I can't speculate,” he said, “though I wish I could. I'm just trying to obey doctors' orders because I'd like to nip this in the bud now instead of having it be a lingering injury.”
「予想がつかないんです。予想できればいいのにと思いますが、今はただドクターの指示に従うことにします。いつまでも長引く怪我にならないよう、今のうちに早めに治したいですから」
ラベル:
Evan's words,
ライサチェックトーク
2013年10月26日土曜日
(動画)Citiの五輪プロモーション動画
ライサチェックの五輪オフィシャルスポンサーでもあるCitiが
プロモーション映像を公開しています。
まず、複数の選手達を集めた映像。
そして、ライサチェックの公式映像。
久々に滑っている姿が!!!ジャンプも!!!
プロモーション映像を公開しています。
まず、複数の選手達を集めた映像。
そして、ライサチェックの公式映像。
久々に滑っている姿が!!!ジャンプも!!!
(動画)Evan Lysacek's Countdown to Sochi
ソチまであと100日ということで、ライサチェックのメディア出演が増えています。
幾つかをひと記事ずつ貼付けます。
今回はmyhighplains.comより(リンクはこちら)
「腹立たしいことに、五輪で男子フィギュアスケーターには
金メダルのチャンスが一度しかないんです、
水泳選手なんかは各種目で何度もチャンスがあるのに(笑)」
なんて、淡々とした口調で言っているのが面白いです。
幾つかをひと記事ずつ貼付けます。
今回はmyhighplains.comより(リンクはこちら)
「腹立たしいことに、五輪で男子フィギュアスケーターには
金メダルのチャンスが一度しかないんです、
水泳選手なんかは各種目で何度もチャンスがあるのに(笑)」
なんて、淡々とした口調で言っているのが面白いです。
ラベル:
Evan's words,
ライサチェックトーク
2013年10月13日日曜日
AP (2013/10/10) - Time is currently Lysacek's biggest competition
ライサチェックの現状について、本人のコメントが多いものが出ましたので
下記に訳を載せます。
Time is currently Lysacek's biggest competition
There were only a few dozen fans in the stands, and the lower-level figure skating competition would have little or no impact on this all-important Olympic season. Yet as Evan Lysacek watched from hundreds of miles away, ice on his injured hip, he felt that old rush of adrenaline.
この極めて重要なオリンピックシーズンにおいて、下位レベルのフィギュアスケートの試合には大きなインパクトは殆どなかったのだろう。スタンドにはほんの数十人のファンしか駆けつけなかった。それでも、何百マイルも離れたところでエヴァン・ライサチェックは試合を観戦し、負傷した股関節を冷やしながら、かつてのアドレナリンがわき上がってくるのと感じていた。
And more than a little bit of frustration.
それは単なるわずかなフラストレーションに留まるものではなかった。
"The feeling I had was, 'God, I have to get back,'" Lysacek said. "Watching skating competitions still gives me that same fire and desire. That's what I said to (longtime coach Frank Carroll) when he asked, 'Evan are you sure you want to put yourself through this?' I really want to. And if the day comes where I don't want to, I will not be shy and I'll say, 'I don't want to do it anymore!'
「『神様、僕は戻らなきゃならないんです』。そんな感じでした」とライサチェック。「スケートの試合を観戦することは今も、以前と同じ闘志と情熱を与えてくれるんです。(長い間の恩師フランク・キャロルに)『エヴァン、君は本当に競技の世界に飛び込みたいのかね?』と聞かれたときに、いつもそう言ってるんですけどね。本当にそうしたいんです。そしていつか、もうやりたくないというところまで辿りつく日が来たら、そのときは物怖じすることなく、『もうこれ以上はやりたくないです!』と言うことでしょう」
"But right now, I still really do. It's what I love. Nothing would make me happier, especially after all of this, than representing the United States in Sochi."
「でも今は、まだ本当にやりたいのです。大好きなんですよ。スケート以上に幸福感を得られるものなんてないんです。とりわけ、最終的にソチでアメリカを代表する選手となること以外に嬉しいことなんてあり得ません」
If he does, it could be the greatest feat of the reigning Olympic champion's career.
それがもし実現すれば、オリンピック優勝者のキャリアの大きな偉業となるだろう。
The Sochi Olympics are less than four months away, and Lysacek still hasn't competed since winning gold in Vancouver. After a torn abdominal muscle derailed his comeback last season, he had planned to make his return at that lower-level competition, last month's International Figure Skating Classic, before headlining the men's field next week at Skate America.
ソチ五輪まであと四ヶ月もなく、ライサチェックは未だバンクーバーで優勝して以来競技に出場していない。昨シーズン、腹筋の断裂で復帰を狂わされてから、彼は来週開催されるスケートアメリカに向かう前に、先月行われた下位レベルの国際試合USシニアインターナショナルで復帰を果たそうと計画していた。
But a violent fall on a quadruple jump Aug. 21 left him with a torn labrum in his left hip, as well as another abdominal tear. It's too soon to say when he'll return to the ice for training, let alone competition, and Lysacek knows the clock is working against him.
しかし8月21日に四回転ジャンプの激しい失敗によって、彼はもう一つの腹筋の断裂と同時に左股関節唇損傷を負ってしまったのだ。彼が氷上のトレーニングに戻り、競技で一人で戦わせるにはまだ時期尚早と言われているが、ライサチェックは時間が自分の足を引っ張っていることを重々承知している。
"I'm extremely disappointed he's not going to be there. He's an idol of mine and I'm still looking forward to the moment when I can step out on the ice with him," current U.S. champion Max Aaron said. "But his health comes first.
「彼が(USシニアインターナショナルに)来られないなんて、ものすごく残念ですよ。彼は僕の憧れの人だし、彼と一緒に氷上を離れて外出するのを、今もずっと楽しみに待っているんです」と現全米チャンピオンのマックス・アーロンは語る。「だけど、彼の健康第一ですよね」
"I wish him the best in healing fast."
「早く回復して、ベストな状態に戻るのを祈っています」
When Lysacek won gold in Vancouver, few expected him to stick around long enough even to consider Sochi. Figure skating's Olympic champions tend to make quick exits — Russia's Evgeny Plushenko is the only singles gold medalist in 20 years to attempt to defend his title — and being the first American man to claim gold in 22 years brought Lysacek fortune and fame. He appeared on "Dancing With the Stars," finishing as the runner-up, and was in demand for appearances and endorsements.
ライサチェックがバンクーバーで優勝したとき、彼がソチを検討するほど長く競技に残ることを期待した人は殆どいなかった。フィギュアスケートの五輪チャンピオンは早くに引退する傾向があるのだ。ここ20年では、金メダリストの中で唯一、ロシアのエフゲニー・プルシェンコだけがタイトルを守るべく出場した。そして22年ぶりにアメリカ人男子シングル金メダリストとなったことは、ライサチェックに幸運と名声をもたらした。彼は『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』に出演し、二位まで上り詰め、出演や宣伝を幾つも求められた。
But medals and titles, to say nothing of the riches that come with them, have never been what's driven Lysacek. He's a gym rat, and the further he walked away from the lifestyle of a competitive athlete, the more he craved it.
しかしメダルやタイトル、また言うまでもないがそれらに付随する富は、ライサチェックを決して動かさなかった。彼はスポーツジムに入り浸るタイプの人物であり、競技生活から遠ざかってしまうほど、それを切望してしまうのだった。
"That's how I knew I'm eventually going to end up back in competition," Lysacek said during a one-on-one interview at the U.S. Olympic Committee's media summit last week. "It was just a matter of time."
「それで、結局のところ自分が競技に戻ろうとしているのだということがわかったのです」と先週行われたUSOCメディア協議会の1対1形式のインタビューの最中に、ライサチェックは話していた。
First, though, he had to put Vancouver behind him.
そうは言うものの、彼はまず最初にバンクーバーのことを忘れなくてはならなかった。
While every Olympic champion likes to say the gold medal didn't change them, it's impossible for it not to leave a mark. The Winter and Summer Games come around once every four years, respectively, and it's an infinitesimally small number of athletes who even get there. Medalists are an even rarer subset, with Olympic champions the most select group of all.
オリンピックチャンピオンが皆、金メダルは自分を変えたりはしないと語るのを好む一方で、その影響を受けずにいるのは不可能なことだ。夏季五輪も冬季五輪もそれぞれ四年毎にやってきて、そこに出場することでさえ、限りなくわずかな選手にしか叶わない。メダリストとなるとさらに稀な少数団体となり、その中で金メダリストは最も選ばれた集団なのである。
But Olympic medals, even gold ones, guarantee you nothing.
しかし五輪のメダルは、金メダルでさえも何も保証してはくれないのだ。
"It's hard when the Olympics are just so huge and it's so satisfying to get that medal to let it go," Lysacek said. "Sport has no room for arrogance or ego at all. You are completely exposed when you get out there to compete. That's something I wanted to own up to before I actually had to get out there. So slowly I started not wearing as much Olympic apparel to practice and not wearing my Olympic ring anymore and not really bringing my medal to most appearances like I used to.
「オリンピックがとてつもなく大きなものであるうちは、メダルはとても満足感を与えてくれるのでとても手放すことができないんです」とライサチェック。「スポーツには傲慢さや自惚れが入る余地が全くありません。試合の世界へ向かうときは、完全に人目にさらされているわけですから。それこそが、実際に競技へ出なければならなくなる前に、告白しておきたいことだったんです。なので、徐々に練習にオリンピックの服を着なくなったのと同時に自分のオリンピックリング(訳注:五輪優勝後に新しく作った指輪をしていましたが、それのことですかね?)も身につけなくなり、かつてやっていたように様々な出演の際に実際にメダルを持って行くこともやめるようにしたんです」
"Letting that be in the past and wanting to move forward."
「栄光は過去に置いていき、前へ進みたいのです」
And make no mistake, returning to the ice was a step forward.
そして間違いなく、氷上に戻るまであと一歩だったのだ。
Some athletes keep coming back to their sport — or never leave in the first place — because they don't know what else to do, and Lysacek acknowledges he isn't sure what career he'll pursue once he is finished skating. (He hasn't ruled out competing beyond Sochi, either.) Oh, he's dabbled in fashion and entertainment and business, but nothing has captivated him quite like being an athlete.
アスリートの中には競技に戻ろうとし続けるか、頂点から決して去ろうとしない者がいる。彼らは他にやるべきことを何も知らないからだ。そしてライサチェックも一度スケートを辞めてしまったらどんなキャリアを追うかわからないことを認めている(彼はソチの後も競技に出るかどうかも明確にしていない)。ファッションやエンターテインメント、ビジネスに少し手をだしてはいるが、アスリートであることと同様に彼を魅了するものは存在しない。
It's the certainty skating brings to his life, rather than the uncertainty of what comes after, that keeps drawing him to the ice.
その後にやってくる不確かなものよりもむしろ、スケートの方が確実に彼の人生を彩るからこそ、彼は氷上に惹き付けられるのだ。
"It's everything," said Lysacek, who also won the world title in 2009. "Definitely the discipline and the structure of it. Knowing I have a job to do every day. It's very clear and concise what that job is, and I know if I haven't fulfilled those expectations that I had of myself. Or if I have, then I feel really good about myself.
「それが全てなんですよね」と語るライサチェックは2009年の世界選手権においても優勝している。「(競技の世界では)鍛錬とそのシステムがしっかりしているんです。だから毎日やるべきことが何かわかります。課題が何かがはっきりしていて簡潔で、自分の期待していた領域に到達していないのでは、ということもわかるんです。達していたら、それはそれで自分にとても満足できます」
"At some point, I have to enter into the real world and accept that there's a lot more gray area, where you're a little unclear if it's been a good day or a bad day," he added. "But there's something about the exactitude of being an athlete and being able to judge your day and your accomplishment and achievement that makes it worthwhile."
「いつかは現実世界へ足を踏み入れ、より多くのはっきりしない領域があり、いい日か悪い日かあまりはっきりしない日々を受け入れなくてはならないのですが」と彼は付け加える。「アスリートの厳格な面や、自分の一日や業績、努力の成果を判断できることは(現実世界の仕事も)報いてくれるような気がしています」
And nothing — not the injuries, the pain or the setbacks — will ever diminish that.
怪我や痛み、障壁以外は、何もその思いを弱めることはないのだろう。
"It's been very trying and very frustrating, and this is just yet another frustration to add to it," he said. "But I'm remaining optimistic about the Olympics and getting there."
「これまでとても辛く、もどかしい道のりでしたが、まだ新たな失望が加わったというだけです。それでもソチに出場することに希望を持ち続けています」
下記に訳を載せます。
Time is currently Lysacek's biggest competition
There were only a few dozen fans in the stands, and the lower-level figure skating competition would have little or no impact on this all-important Olympic season. Yet as Evan Lysacek watched from hundreds of miles away, ice on his injured hip, he felt that old rush of adrenaline.
この極めて重要なオリンピックシーズンにおいて、下位レベルのフィギュアスケートの試合には大きなインパクトは殆どなかったのだろう。スタンドにはほんの数十人のファンしか駆けつけなかった。それでも、何百マイルも離れたところでエヴァン・ライサチェックは試合を観戦し、負傷した股関節を冷やしながら、かつてのアドレナリンがわき上がってくるのと感じていた。
And more than a little bit of frustration.
それは単なるわずかなフラストレーションに留まるものではなかった。
"The feeling I had was, 'God, I have to get back,'" Lysacek said. "Watching skating competitions still gives me that same fire and desire. That's what I said to (longtime coach Frank Carroll) when he asked, 'Evan are you sure you want to put yourself through this?' I really want to. And if the day comes where I don't want to, I will not be shy and I'll say, 'I don't want to do it anymore!'
「『神様、僕は戻らなきゃならないんです』。そんな感じでした」とライサチェック。「スケートの試合を観戦することは今も、以前と同じ闘志と情熱を与えてくれるんです。(長い間の恩師フランク・キャロルに)『エヴァン、君は本当に競技の世界に飛び込みたいのかね?』と聞かれたときに、いつもそう言ってるんですけどね。本当にそうしたいんです。そしていつか、もうやりたくないというところまで辿りつく日が来たら、そのときは物怖じすることなく、『もうこれ以上はやりたくないです!』と言うことでしょう」
"But right now, I still really do. It's what I love. Nothing would make me happier, especially after all of this, than representing the United States in Sochi."
「でも今は、まだ本当にやりたいのです。大好きなんですよ。スケート以上に幸福感を得られるものなんてないんです。とりわけ、最終的にソチでアメリカを代表する選手となること以外に嬉しいことなんてあり得ません」
If he does, it could be the greatest feat of the reigning Olympic champion's career.
それがもし実現すれば、オリンピック優勝者のキャリアの大きな偉業となるだろう。
The Sochi Olympics are less than four months away, and Lysacek still hasn't competed since winning gold in Vancouver. After a torn abdominal muscle derailed his comeback last season, he had planned to make his return at that lower-level competition, last month's International Figure Skating Classic, before headlining the men's field next week at Skate America.
ソチ五輪まであと四ヶ月もなく、ライサチェックは未だバンクーバーで優勝して以来競技に出場していない。昨シーズン、腹筋の断裂で復帰を狂わされてから、彼は来週開催されるスケートアメリカに向かう前に、先月行われた下位レベルの国際試合USシニアインターナショナルで復帰を果たそうと計画していた。
But a violent fall on a quadruple jump Aug. 21 left him with a torn labrum in his left hip, as well as another abdominal tear. It's too soon to say when he'll return to the ice for training, let alone competition, and Lysacek knows the clock is working against him.
しかし8月21日に四回転ジャンプの激しい失敗によって、彼はもう一つの腹筋の断裂と同時に左股関節唇損傷を負ってしまったのだ。彼が氷上のトレーニングに戻り、競技で一人で戦わせるにはまだ時期尚早と言われているが、ライサチェックは時間が自分の足を引っ張っていることを重々承知している。
"I'm extremely disappointed he's not going to be there. He's an idol of mine and I'm still looking forward to the moment when I can step out on the ice with him," current U.S. champion Max Aaron said. "But his health comes first.
「彼が(USシニアインターナショナルに)来られないなんて、ものすごく残念ですよ。彼は僕の憧れの人だし、彼と一緒に氷上を離れて外出するのを、今もずっと楽しみに待っているんです」と現全米チャンピオンのマックス・アーロンは語る。「だけど、彼の健康第一ですよね」
"I wish him the best in healing fast."
「早く回復して、ベストな状態に戻るのを祈っています」
When Lysacek won gold in Vancouver, few expected him to stick around long enough even to consider Sochi. Figure skating's Olympic champions tend to make quick exits — Russia's Evgeny Plushenko is the only singles gold medalist in 20 years to attempt to defend his title — and being the first American man to claim gold in 22 years brought Lysacek fortune and fame. He appeared on "Dancing With the Stars," finishing as the runner-up, and was in demand for appearances and endorsements.
ライサチェックがバンクーバーで優勝したとき、彼がソチを検討するほど長く競技に残ることを期待した人は殆どいなかった。フィギュアスケートの五輪チャンピオンは早くに引退する傾向があるのだ。ここ20年では、金メダリストの中で唯一、ロシアのエフゲニー・プルシェンコだけがタイトルを守るべく出場した。そして22年ぶりにアメリカ人男子シングル金メダリストとなったことは、ライサチェックに幸運と名声をもたらした。彼は『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』に出演し、二位まで上り詰め、出演や宣伝を幾つも求められた。
But medals and titles, to say nothing of the riches that come with them, have never been what's driven Lysacek. He's a gym rat, and the further he walked away from the lifestyle of a competitive athlete, the more he craved it.
しかしメダルやタイトル、また言うまでもないがそれらに付随する富は、ライサチェックを決して動かさなかった。彼はスポーツジムに入り浸るタイプの人物であり、競技生活から遠ざかってしまうほど、それを切望してしまうのだった。
"That's how I knew I'm eventually going to end up back in competition," Lysacek said during a one-on-one interview at the U.S. Olympic Committee's media summit last week. "It was just a matter of time."
「それで、結局のところ自分が競技に戻ろうとしているのだということがわかったのです」と先週行われたUSOCメディア協議会の1対1形式のインタビューの最中に、ライサチェックは話していた。
First, though, he had to put Vancouver behind him.
そうは言うものの、彼はまず最初にバンクーバーのことを忘れなくてはならなかった。
While every Olympic champion likes to say the gold medal didn't change them, it's impossible for it not to leave a mark. The Winter and Summer Games come around once every four years, respectively, and it's an infinitesimally small number of athletes who even get there. Medalists are an even rarer subset, with Olympic champions the most select group of all.
オリンピックチャンピオンが皆、金メダルは自分を変えたりはしないと語るのを好む一方で、その影響を受けずにいるのは不可能なことだ。夏季五輪も冬季五輪もそれぞれ四年毎にやってきて、そこに出場することでさえ、限りなくわずかな選手にしか叶わない。メダリストとなるとさらに稀な少数団体となり、その中で金メダリストは最も選ばれた集団なのである。
But Olympic medals, even gold ones, guarantee you nothing.
しかし五輪のメダルは、金メダルでさえも何も保証してはくれないのだ。
"It's hard when the Olympics are just so huge and it's so satisfying to get that medal to let it go," Lysacek said. "Sport has no room for arrogance or ego at all. You are completely exposed when you get out there to compete. That's something I wanted to own up to before I actually had to get out there. So slowly I started not wearing as much Olympic apparel to practice and not wearing my Olympic ring anymore and not really bringing my medal to most appearances like I used to.
「オリンピックがとてつもなく大きなものであるうちは、メダルはとても満足感を与えてくれるのでとても手放すことができないんです」とライサチェック。「スポーツには傲慢さや自惚れが入る余地が全くありません。試合の世界へ向かうときは、完全に人目にさらされているわけですから。それこそが、実際に競技へ出なければならなくなる前に、告白しておきたいことだったんです。なので、徐々に練習にオリンピックの服を着なくなったのと同時に自分のオリンピックリング(訳注:五輪優勝後に新しく作った指輪をしていましたが、それのことですかね?)も身につけなくなり、かつてやっていたように様々な出演の際に実際にメダルを持って行くこともやめるようにしたんです」
"Letting that be in the past and wanting to move forward."
「栄光は過去に置いていき、前へ進みたいのです」
And make no mistake, returning to the ice was a step forward.
そして間違いなく、氷上に戻るまであと一歩だったのだ。
Some athletes keep coming back to their sport — or never leave in the first place — because they don't know what else to do, and Lysacek acknowledges he isn't sure what career he'll pursue once he is finished skating. (He hasn't ruled out competing beyond Sochi, either.) Oh, he's dabbled in fashion and entertainment and business, but nothing has captivated him quite like being an athlete.
アスリートの中には競技に戻ろうとし続けるか、頂点から決して去ろうとしない者がいる。彼らは他にやるべきことを何も知らないからだ。そしてライサチェックも一度スケートを辞めてしまったらどんなキャリアを追うかわからないことを認めている(彼はソチの後も競技に出るかどうかも明確にしていない)。ファッションやエンターテインメント、ビジネスに少し手をだしてはいるが、アスリートであることと同様に彼を魅了するものは存在しない。
It's the certainty skating brings to his life, rather than the uncertainty of what comes after, that keeps drawing him to the ice.
その後にやってくる不確かなものよりもむしろ、スケートの方が確実に彼の人生を彩るからこそ、彼は氷上に惹き付けられるのだ。
"It's everything," said Lysacek, who also won the world title in 2009. "Definitely the discipline and the structure of it. Knowing I have a job to do every day. It's very clear and concise what that job is, and I know if I haven't fulfilled those expectations that I had of myself. Or if I have, then I feel really good about myself.
「それが全てなんですよね」と語るライサチェックは2009年の世界選手権においても優勝している。「(競技の世界では)鍛錬とそのシステムがしっかりしているんです。だから毎日やるべきことが何かわかります。課題が何かがはっきりしていて簡潔で、自分の期待していた領域に到達していないのでは、ということもわかるんです。達していたら、それはそれで自分にとても満足できます」
"At some point, I have to enter into the real world and accept that there's a lot more gray area, where you're a little unclear if it's been a good day or a bad day," he added. "But there's something about the exactitude of being an athlete and being able to judge your day and your accomplishment and achievement that makes it worthwhile."
「いつかは現実世界へ足を踏み入れ、より多くのはっきりしない領域があり、いい日か悪い日かあまりはっきりしない日々を受け入れなくてはならないのですが」と彼は付け加える。「アスリートの厳格な面や、自分の一日や業績、努力の成果を判断できることは(現実世界の仕事も)報いてくれるような気がしています」
And nothing — not the injuries, the pain or the setbacks — will ever diminish that.
怪我や痛み、障壁以外は、何もその思いを弱めることはないのだろう。
"It's been very trying and very frustrating, and this is just yet another frustration to add to it," he said. "But I'm remaining optimistic about the Olympics and getting there."
「これまでとても辛く、もどかしい道のりでしたが、まだ新たな失望が加わったというだけです。それでもソチに出場することに希望を持ち続けています」
2013年10月1日火曜日
スケートアメリカ欠場
ライサチェックのスケートアメリカ欠場が発表されました。
詳細については、下記に訳したシカゴ・トリビューンの記事をご参照ください。
New injury forces Lysacek out of Skate America
More bad news for 2010 Olympic champion Evan Lysacek of Naperville, whose hopes of defending that title in Sochi next February are rapidly disappearing.
ネイパービル出身の2010年五輪チャンピオンのエヴァン・ライサチェックは来年2月のソチ五輪でもタイトル防衛を望んでいるが、残念ながらその望みは急速に消えかかっている。
Speaking to a U.S. Olympic Committee media gathering Monday, Lysacek revealed he has a torn labrum in the left hip that has forced him to withdraw from Skate America Oct. 18-20 in Detroit.
月曜の全米オリンピック委員会メディア会議に伝えられたところによると、ライサチェックは左股関節に関節唇断裂を抱えており、10月18日から20日にかけてデトロイトで行われるスケートアメリカを欠場せざるを得なくなったことが明らかになった。
Jason Brown of Highland Park will replace Lysacek at Skate America. It will be the first senior Grand Prix event for Brown.
スケートアメリカには、ライサチェックの代わりにハイランドパーク出身のジェイソン・ブラウンが派遣されることになった。
Lysacek, 28, has not competed since the 2010 Olympics. He withdrew from Skate America and the U.S. Championships last season with a groin injury and then a hernia that required extensive surgery. He pulled out of the U.S. International Figure Skating Classic with an abdominal tear.
28歳のライサチェックは2010年五輪以来試合に出場していない。彼は昨シーズンはスケートアメリカと全米選手権を股関節損傷で棄権し、その後広範囲な手術を必要としたヘルニアに悩まされた。USシニアインターナショナルについても腹筋の裂傷で棄権している。
The hip injury occurred at the same time as the abdominal tear but was not diagnosed until persistent pain sent Lysacek back to doctors, and he had further tests about a week later.
今回の股関節の怪我は腹筋の裂傷と同時期に起こったものだが、しつこい痛みがライサチェックを病院送りにし、一週間後にさらなる追加検査を受けるまで判明していなかったのだ。
Lysacek must compete in at least one international competition before the end of January to get the short and long program Olympic qualifying scores. There are several "B" level competitions in the fall and early winter that he could enter.
ショートプログラムとフリー両方の五輪予選スコアを獲得するために、1月末までにライサチェックは少なくとも一度は国際試合に出場しなければならない。秋と冬の早い時期に、彼が出場する可能性があるBレベルの試合が幾つか行われる。
In a Trbune interview following the general media session, Lysacek answered the question of how realistic his 2014 Olympic chances are by saying, “I’m not giving up. I’m disappointed, devastated at times, but not defeated. That has been the struggle, to remain optimistic, but I am.
通例の記者会見の直後に行われたトリビューンのインタビューにて、ライサチェックは2014年の五輪のチャンスをどの程度現実的に見ているか、このように話してくれた。「僕は諦めていません。がっかりしていると同時にショックを受けていますが、終わったとは思っていません。楽観的でいようとするのは苦しい闘いですが、僕は希望を持っています」
“I said I was coming back to competition. I have done it for all the right reasons. I love to skate and to compete.”
「『競技へ戻りつつある』と言ったんです。今までもっともな理由をもってやってきました。スケートも、競技をするのも大好きなんです」
Lysacek flatly rejected any suggestion he was keeping his Olympic hopes alive to please personal sponsors – including Coke, Ralph Lauren, Citi, Deloitte – who know his name will stay in the news as long as he remains in contention for the 2014 U.S. Olympic team.
ライサチェックは自分の五輪出場への望みを存続させるであろうスポンサーを喜ばせる提案は、きっぱりと断ってきた。スポンサーにはコカコーラやラルフ・ローレン、シティ、デロイトも含まれ、彼らはライサチェックが2014年のアメリカ代表チーム入りを競い続けている限りは、ニュースに彼の名前があがり続けることをよく知っているのだが。
“That did not play into my thought process at all,” he said. “It is too difficult every single day to train. It is way too difficult of a path or journey to take because sponsors want you to do it.
「僕の思考回路内では全く実現が不可能だったんです。(スポンサーに付き合うのは)あまりに難しくて、毎日練習できなくなるんですよ。非常に大変な寄り道、もしくは長旅となってしまうので、とてもやれることではないのです。スポンサーは選手にそうすることを望むのですが」
“That being said, I love my sponsors, I appreciate them, I recognize what they are. We are one of very few nations whose Olympic program is not federally funded, and we rely on corporate sponsorship very much to get our athletes on the podium."
「とは言っても、スポンサーを大切に思っていますし、とても感謝しています。彼らの素晴らしさももちろんわかっています。僕たちは連邦政府資金を受けていないワールドワイドパートナー(TOP)を持つ、数少ない国の一員であり、選手達を表彰台へ上がらせるための企業の資金援助にとてもお世話になっていますから」
詳細については、下記に訳したシカゴ・トリビューンの記事をご参照ください。
New injury forces Lysacek out of Skate America
More bad news for 2010 Olympic champion Evan Lysacek of Naperville, whose hopes of defending that title in Sochi next February are rapidly disappearing.
ネイパービル出身の2010年五輪チャンピオンのエヴァン・ライサチェックは来年2月のソチ五輪でもタイトル防衛を望んでいるが、残念ながらその望みは急速に消えかかっている。
Speaking to a U.S. Olympic Committee media gathering Monday, Lysacek revealed he has a torn labrum in the left hip that has forced him to withdraw from Skate America Oct. 18-20 in Detroit.
月曜の全米オリンピック委員会メディア会議に伝えられたところによると、ライサチェックは左股関節に関節唇断裂を抱えており、10月18日から20日にかけてデトロイトで行われるスケートアメリカを欠場せざるを得なくなったことが明らかになった。
Jason Brown of Highland Park will replace Lysacek at Skate America. It will be the first senior Grand Prix event for Brown.
スケートアメリカには、ライサチェックの代わりにハイランドパーク出身のジェイソン・ブラウンが派遣されることになった。
Lysacek, 28, has not competed since the 2010 Olympics. He withdrew from Skate America and the U.S. Championships last season with a groin injury and then a hernia that required extensive surgery. He pulled out of the U.S. International Figure Skating Classic with an abdominal tear.
28歳のライサチェックは2010年五輪以来試合に出場していない。彼は昨シーズンはスケートアメリカと全米選手権を股関節損傷で棄権し、その後広範囲な手術を必要としたヘルニアに悩まされた。USシニアインターナショナルについても腹筋の裂傷で棄権している。
The hip injury occurred at the same time as the abdominal tear but was not diagnosed until persistent pain sent Lysacek back to doctors, and he had further tests about a week later.
今回の股関節の怪我は腹筋の裂傷と同時期に起こったものだが、しつこい痛みがライサチェックを病院送りにし、一週間後にさらなる追加検査を受けるまで判明していなかったのだ。
Lysacek must compete in at least one international competition before the end of January to get the short and long program Olympic qualifying scores. There are several "B" level competitions in the fall and early winter that he could enter.
ショートプログラムとフリー両方の五輪予選スコアを獲得するために、1月末までにライサチェックは少なくとも一度は国際試合に出場しなければならない。秋と冬の早い時期に、彼が出場する可能性があるBレベルの試合が幾つか行われる。
In a Trbune interview following the general media session, Lysacek answered the question of how realistic his 2014 Olympic chances are by saying, “I’m not giving up. I’m disappointed, devastated at times, but not defeated. That has been the struggle, to remain optimistic, but I am.
通例の記者会見の直後に行われたトリビューンのインタビューにて、ライサチェックは2014年の五輪のチャンスをどの程度現実的に見ているか、このように話してくれた。「僕は諦めていません。がっかりしていると同時にショックを受けていますが、終わったとは思っていません。楽観的でいようとするのは苦しい闘いですが、僕は希望を持っています」
“I said I was coming back to competition. I have done it for all the right reasons. I love to skate and to compete.”
「『競技へ戻りつつある』と言ったんです。今までもっともな理由をもってやってきました。スケートも、競技をするのも大好きなんです」
Lysacek flatly rejected any suggestion he was keeping his Olympic hopes alive to please personal sponsors – including Coke, Ralph Lauren, Citi, Deloitte – who know his name will stay in the news as long as he remains in contention for the 2014 U.S. Olympic team.
ライサチェックは自分の五輪出場への望みを存続させるであろうスポンサーを喜ばせる提案は、きっぱりと断ってきた。スポンサーにはコカコーラやラルフ・ローレン、シティ、デロイトも含まれ、彼らはライサチェックが2014年のアメリカ代表チーム入りを競い続けている限りは、ニュースに彼の名前があがり続けることをよく知っているのだが。
“That did not play into my thought process at all,” he said. “It is too difficult every single day to train. It is way too difficult of a path or journey to take because sponsors want you to do it.
「僕の思考回路内では全く実現が不可能だったんです。(スポンサーに付き合うのは)あまりに難しくて、毎日練習できなくなるんですよ。非常に大変な寄り道、もしくは長旅となってしまうので、とてもやれることではないのです。スポンサーは選手にそうすることを望むのですが」
“That being said, I love my sponsors, I appreciate them, I recognize what they are. We are one of very few nations whose Olympic program is not federally funded, and we rely on corporate sponsorship very much to get our athletes on the podium."
「とは言っても、スポンサーを大切に思っていますし、とても感謝しています。彼らの素晴らしさももちろんわかっています。僕たちは連邦政府資金を受けていないワールドワイドパートナー(TOP)を持つ、数少ない国の一員であり、選手達を表彰台へ上がらせるための企業の資金援助にとてもお世話になっていますから」
ラベル:
Evan's words,
ライサチェックトーク
登録:
投稿 (Atom)