2008年11月29日土曜日

【雑誌】WFS35号のインタビュー

スケートアメリカ、スケートカナダで連戦を終えた後の
ライサのインタビューが掲載されています。
インタビュアーはおなじみ、田村明子さん。


色々と興味深い内容でした。
なぜ二戦連続にしたのか、タラソワさんに振付けてもらった経緯、
衣装の話(苦笑)、今の心境など。

靴のために二戦連続にして、全米にベストな状態を
もっていきたいと考えてるというくだりを読むと
今季は最初からファイナルは考えてなかったのかなと思った。
当初はジェフ君とランビ君とカナダで当たるはずだったし
靴の調整と、新しいプログラムの方向性の反応を見たくて
最初に全部試合をやってしまったのかな、と。

あとリズムに合わせて細かく動くのは得意じゃない、
実は今までは裏打ちのリズムに合わせてごまかしてたっていうのは
ちょっとウケました(笑)。
裏打ちの方があわせやすいっていう感覚はわかる。すごくわかる(笑)。
ライサの演技が見ていてものすごく気持ちがいいのは
自分とリズムの感覚が似てるからなんだろうなと、前々から思ってたけど
やっぱりそうなのかと。
裏打ち、やりやすいよね!わかるよライサ!(笑)
出だしから音にあわせるって難しいと思うんだ(←できない人)。

そして今季、いまいちリズムに合わせられてないのは
そういうことなのかと、ものすごく理解した(笑)。
ライサ、いっぱい練習して合わせられるようになってね。(苦笑)

案の定、生真面目なライサは結構落ち込んでるようだけど
彼なりに次の対策を立てているようなので安心しました。
でも、SPの衣装もマイナスグリポイントだよライサ!(苦笑)


それとジェフ君表紙のIFSにもライサの写真が少しあるらしい(妹談)ので
そのへんも後でチェックしておきます。

2008年11月27日木曜日

【動画】Wynonna tribute on ice

2007年11月に行われた「Wynonna tribute on ice」の映像が
icenetworkのビデオコンテンツとして公開されました。
その中に我らがエヴァンが登場します。ヒュー!


「Chenge the world」というミディアムテンポの曲に乗って
楽しそうに滑るエヴァンが新鮮。
(毎度アップテンポかスローテンポか、という感じなので)
衣装も上下ともに普通の真っ黒で嬉しい。やっぱりこうでなくちゃ!(笑)

いい意味で力が抜けていて見やすいし
音楽の取り方も従来の彼の良さが出ていていいなあと思いました。
ライサイドな方はぜひご覧くださいませ。

2008年11月22日土曜日

webTVを試してみる。

ロシアのテレビ放送が見られるというwebTVを試してみました。


3日間無料トライアルです。
今なら円高だから、視聴パスを購入しても悪くはないかも。


結果は良好。録画もできます。
フィギュアスケートのチャンネルを探すことさえスムーズにいけば
そこそこ見られると思う。
でもスピードの速い滑りや、スピンに縞々の線が入ります。
(漫画でいう集中線みたいな感じ)
あと、たまに不具合が起こって止まるらしいので要注意。


そんなわけでロシア大会の女子シングルを
レイチェル・フラットからお洒落魔女の三人を観戦です。
お洒落魔女が3位で終わってしまった!むむ~。
でもメダリスターがようやく勝って、ちょっと安心。
ジュベたんも続いてくれると有難い。がんばれ!


この後もオンエア続きます~。
明日は仕事ですが、男子を生で見るか見ないか検討中。
私、生放送で見たときに限って
贔屓の選手がパッとしなかったりします。
(でも会場で生観戦のときは贔屓の選手がものすごく
調子が良かったり、良い演技をしてくれます。
む? これはバンクーバーに行けってこと?)
うーん、とりあえず手の調子と部屋の寒さと相談かなあ。


ともあれ、カロたんの良い演技が見られてよかったです。

2008年11月21日金曜日

NHKにスルーされたライサ。

我らがライサが、2005年のNHK杯の初カルメンをスルーされました。


HAHAHAHAHA!・・・もう笑うしかないっす。
渾身のカルメンなのになあ。まだ初々しい感じだったけど。
確かプログラムを変えてすぐだったはず。

その当時、私は演劇と卒論の悪夢のコンボにより
ヘロヘロになっていてNHK杯も結果でしかチェックできなかったけど
男子の表彰台に、なんか、かがんでるいい奴がいるなあと思った。
トリノのときに、そのときの彼がエヴァン・ライサチェックだったと思い出した。
そういえば2005年ワールドで3位になった
名前が読めなかった選手(チェコ系の苗字は難しいんだぜ)がいた。
その人が、トリノで「この人は!」と強烈に感じたスケーターだった。


旧採点のときはクワドジャンプが跳べてこその男子シングルが
新採点で評価のポイントが変わってカオスになり
その中で突出してきたのがライサだった。
別にジャンプが特別上手いわけでも、
面白いスピンをやるわけでもなかったけど
何か目を引くものが感じられた。
女子シングルでは決して味わえないような
野性的な迫力と力強さとリズム感。
一転してスローパートでは紳士的な優しさをかもし出す。
どこか演劇的で、それでいて彼の中に音楽があって、
それが合わさって雑な感じが逆に好印象だったのをよく覚えている。


ニシーズンも滑ってしまったので、もう見慣れすぎてしまったけど
私は今でも、テンションを上げたいときはライサの「カルメン」を見る。
秀逸なプログラムだと思うし、
彼が使用して以来、男子で彼以上のインパクトで
「カルメン」をやった選手はいないと思う。
(南里くんのカルメンはちょっと曲編集が違って
方向性も違って、不思議なやわらかい感じであれはあれで好きですが)
衣装が全身黒いというツッコミポイントはあるけど
「カルメン」はマスターピースだと思うなあ。
これがあったから昨季の「トスカ」もすんなりと見られたし。


それをスルーされちまった・・・(ガクッ)


ライサイドの受難が続きます。
が、がんばりましょう。全国のライサイドの皆さん!


あと、ファイナルの出場者が決まった頃に
ライサにメッセージでも送ろうかなと考えてます。
とりあえず「衣装は前の方が素敵だったわ」と、
これだけは伝えたい(笑)もちろん、それ以外にも。


さーて、テンション下がったところで
ブログの更新に戻ります。
今日はこの後・・・どうなるんだろう。(←決めてなかった)

2008年11月20日木曜日

NHK杯30年特集ですね。

今日は雪が積もりました。20センチくらい。


出社途中で車はスリップするし(あと少しで建物に突入するとこだった・・・)
いよいよこの季節だな~という感じです。
ライサイドビルディングも雪かき当番が始まり
雪は降ったときはそういった描写もしたいですね。


そして部屋が今日はすごく寒い。
暖房をつけてもなかなか暖かくならず
今も結構冷えます。
部屋が寒いと更新が滞ってしまうので
どうにか暖かくして作業したいものです。


それとNHK杯30周年の特集面白いですねー!
この後トリノまでの道のりがオンエアされれば
ジョニーやライサも見られるはず。
明日も見逃せません(←とかいいつつ昨日は見逃した)
今日の内容は、ちょうど自分がフィギュアスケートを
見るようになった頃のスケーターがたくさん見られて
嬉しかったです。
こうして見ると、伝説のメダリスターは
ホントに十代の頃から伝説だったなー、と思う。
プルさんとか・・・あれで16とか18とか信じ難い(笑)
そういやプルさんって私の一個上=ジェフ君と同い年じゃなかったかな。
・・・それも信じ難い。っていうかジェフ君、顔変わらないなあ(笑)


あとタラソワコーチって、年々太ってるんですね、彼女。
クーリックの試合を見てた彼女は今より少し小さかった。
若いときはかなり美人だったのに、年齢を重ねるたびに
大きくなっていって心配です。
っていうか何を食べたらあんなに大きくなるのだろう。
欧米人のスケーターって引退した途端に太りだすけど
やはり食生活の問題なのだろうか、なんて思ったのでした。


さて、今日は寒くて作業があまり進まなかったので
明日の朝がんばりまーす。
(とは言ってもオフライン作業なので
ブログ更新にはあまり反映されないのですが)


ではでは。また明日。

2008年11月17日月曜日

ワールドチームトロフィー、行きます!

来年4月ですが、ワールドチームトロフィーのチケットが
もう先行発売されますね。


管理人姉妹、これは誰が出ようと、とりあえず行くことは決めてます。
というわけでチケット買うぞー!


実際、北海道からだと正直、飛行機代とか宿代とか
馬鹿にならんので、年に何度もアイスショーとか試合は
簡単には観に行けないですよね。
札幌-東京間は安くても、函館-東京間はそんなに安くない。
(我々の最寄の空港は函館空港なのです。遠いけど!)
せめて新幹線があればもうちょっと気楽に行けたのかもなあ。

ただ、目当ての選手が飛行機一本で行ける場所に来るときは
全力で観に行くことにしてます。
今年のFOIは不覚にも行けなかったのですが
来年はライサが来たら全力で飛びます。
ソウルにも来て欲しかったなあ。(←何故か直行便があるから)
い、いや、うっかりライサがファイナルに出られようなら
やはり全力で行く準備を・・・って、
ワールドチームトロフィーのチケット代払ったら
ファイナルに行く資金がなくなるし!!
・・・・これは複雑! とりあえずライサは無理して
ソウル来なくてもいいよ!とか言ってみる(←酷)


ひとまずワールドチームトロフィーのチケット戦線ですね。
私たち、わりと運が良いのか、今まで大体先行発売が当選してきたので
今回も多分大丈夫だと思うのですが・・・まあ、やってみないことには。


ああ、だけどお洒落魔女がファイナルに出るなら
やっぱりソウル行きたいな~、と思うこの頃でした。

【放送】マクドナルドファミリー・トリビュート・オン・アイスがオンエア!

ライサ公式サイトに、「サンデー・モーニング」の放送と
NBCによる「マクドナルドファミリー・トリビュート・オン・アイス」の放送に
ついての紹介がありました。


NBCでは11月20日、23日、12月8日に放送があるらしいです。
これもきっと、エンジェルちゃんかライサイドなライサタン(笑)が
ゆーちゅーぶにアップしてくれることを期待しつつ・・・。


あと「サンデー・モーニング」の方は、ライサとジョニーのお互いのコメントが
面白そうです。このライバル関係についてコメントしてるらしいんですけど
こちらは早く見たい! 誰か早くアップして~!

【放送】CBS、ライサとジョニーの特集をオンエア!

CBSのサンデー・モーニングという番組で
ライサとジョニーの特集をやったようです(情報はここ)。


この頃のグランプリシリーズの傾向からして
ライサはすっかりアウェーになっちゃった感じですが
こうして取り上げてもらえるのはジョニーのおかげ・・・ですかね?


CBSで動画見れないのかな?と思って探したけど
上の記事に書いてある「Ice Skaters」という項目には
リンクが貼ってなくて残念。
まあ、アメリカのジョニーズ・エンジェルちゃんもしくは
ライサイドな方が、ゆーちゅーぶとかにアップしてくれるのを待ちます。
楽しみ♪

2008年11月14日金曜日

見切れまくるライサ。

icenetworkの動画に「マクドナルド・トリビュート・オン・アイス」での
ライアンがメインのバックステージ動画があるんですが(有料コンテンツです)
その映像の端っこにライサがちらっと写ってます。

・・・見事に見切れてるか、他の人の後ろにいるかのどっちかですが(爆)

っていうかライサ見切れすぎ!!
ライアンってば!(笑)


あと動画の中でジョンとベンが相変わらず楽しいです。
この二人、いつも仲良しですよね。

ライサ、スターズ・オン・アイスのツアーの一部に参加。

ライサ公式サイトに、スターズ・オン・アイスに参加すると出ていました。


もっとも2月と4月のショー(=アメリカのみ)ですが・・・
でも2月にそんなにショーに出て大丈夫なの!? 全米の後とはいえ・・・。
(四大陸っていつだっけ?)
あと4月ってワールド・チーム・トロフィーあるけど
(それにエントリーした場合)かなりスケジュールきつくならないか?
そんなことを思いつつも、彼なりにアイスショーを盛り上げたいという
気持ちがあるみたいですね。

そういえばライサのエキシビジョン、依然「ビリージーン」のままだけど
新しいナンバーは作ってないのかなー?
彼はあまりショーナンバーの作成には熱心な方じゃない(と思う)から
わりと同じナンバーをやりつづける傾向にあり
ファンとしてはそろそろ違うのが見たいぜ!という感じ。
でもまずは競技プログラムを優先してほしい。
ファイナルは無理でも、全米までには競技プログラムをもっと煮詰めてもらいたい。
てなわけで、来年もショーナンバーは「ビリージーン」のままでしょうか(笑)


以上、久々にライサの話題をお届けしました。

2008年11月8日土曜日

【記事】ジョニーに同情されるライサ。

一方、icenetworkではジョニーがライサについてコメントしてます。(これ


さすがに連戦は厳しいよね、的なコメント。
そうなのよ、さすがジョニー、あなたよくわかってるわ!と言いたい(笑)。

だって、今年6月にエントリーが発表された時点で
早くも私は今季は大変だと予想しちゃいましたから(この記事です)
ただ、そのときはまだジェフ君も現役で、彼も連戦だし、
ランビエールもグランプリシリーズは総じて調整に使うだろうという
楽観があったことは否定しません(笑)
それが二人とも引退→欠場ということで、突如ライサが浮上したかと思いきや
タカヒコヅカ、パトちゃんに持っていかれるという現状。

だけど・・・ほら、お兄さんたちは後半盛り上げタイプだから!(笑)
今年のワールドだって、結局いつものメンバーが最終グループだったし。
グランプリファイナルに行けなかったジェフ君とジュベールが1,2位。
ファイナルで1、2位だったランビとダイスケは力を使い果たした感じだった。
(ランビは実は怪我してたしね・・・なのに黙ってた。うう、切ない)
ジョニーは最後まで頑張った。ベルネルは豪快に自爆。
そして出られなかったライサ(涙)。←この悔しさと落胆と比べたら今なんて。


来年のワールドだって、ライサは自国開催なんだから最終グループには多分いる。
でも、ライサってホームよりアウェーの方が実力を出せるタイプだと
個人的に思ってるから、そこはどう作用するかわからんな、と。
でも「ホームだから勝てた」とか言われたくないよね。
言われないようなパフォーマンスをしてくれると思うけどね、最終的には。
ただ、ジェフ君とランビが(最悪の場合、ダイスケも)いないとなると
その枠にどの若手が入ってくるか(ベテランかもしれないけど)。
この予想が面白くなりそうです。
うーん、プログラムの魅力からするとパトちゃんはいけるかも。
(↑スケカナでPCS出すぎという批判もあるけど、私はすごくよかったと思った)
ノブナリンも固く仕上げればいけそう。
他は、今後の出来次第かなあ。まだグランプリシリーズ三戦目だし
ファイナルまで終わってから、この予想を再開したいです。


ライサの神演技が見たいぜ!・・・バンクーバーまで待ってもいいけど
それ以外にも一度は大きな試合で勝ってほしいと思うのは
ファンのワガママですかね。ごめんねライサ。

【記事】ロサンゼルスタイムズに散々書かれるライサ。

ロサンゼルスタイムズにライサの記事が載っています(これ)。


が、このブログ以上の批判が書かれていて
「何もそこまで言わなくても」と思ってしまいました。
(いや、このブログも皆様にそう思われてる可能性大ですが)

・・・ま、アメリカって勝てない選手には総じて厳しいし。

個人的には、ライサの新プログラムよりも
他の選手のプログラムの方が魅力的に見えてしまって
それがライサイドな自分としてショックでした。
(ライサイドとしてのアイデンティティが揺らいだというのは
そのせいです)
つまり、そんな自分に失望してしまって先週は記事が書けなかった。


個人的にですが、スケートアメリカも、スケートカナダも、
決して彼のパフォーマンスは優勝に値しないということはないです。
(技術的には残念な得点になっちゃったけど)
ただ他の選手が上回ってしまった。それだけのこと。
っていうか、彼の場合はこの頃いつもそうなんですけど(苦笑)
なんか、いいパフォーマンスをしたときに限って
他の選手がもっといいパフォーマンスを見せるんですよ。
見ていて切ない。でもだからこそ応援したい。


プログラムに関しては、ある程度の改良はすると思うけど
(もっと勝ちやすい=アピールの強い感じに変えると思う)
音楽とかは変更しないというのが管理人的予想。
(個人的にはあの難解な曲をぜひ表現しきってほしい)
管理人の妹は「トスカに戻すんじゃない?」なんて言ってますが
ライサの性格から、それはないんじゃないかと。
「この曲もこのプログラムも本当に好きです」って本人が言ってるし。


とにかく、この後の彼の動きからも目が離せないですよ!
ファイナルには、この際出ても出なくてもどっちでもいい。
(あ、でも久々にジュベールとの対決が見たいかも)

2008年11月7日金曜日

ライサを応援しようキャンペーン実施中。

「どうすれば今季ライサは勝てるか?」

これを考え中です。
そんなのライサ本人だって知りたいだろうけど(笑)


というわけで「ライサを応援しようキャンペーン」を
推し進めていきます。


まだチームナゴセン第二話も書き終わってないけど・・・
こちらは出だしがかなり順調です。
部屋が寒いのと、時間があまりないのとで進行が遅くなってます。
明日は休日なのでアップできると思うけど・・・

ようやくスケートカナダのライサSPを見る。

ようやくライサのスケカナSP見ました。動画で。
(テレビでやってくれないのが切ないぜ。
テレ朝チャンネルなんて契約する気になれないんだぜ)


コンビネーションジャンプの失敗はともかく
他はまあまあの出来。


というか、フリーばっかり見まくってたせいで
このSP自体はすっかり忘れてたよ。


改めて見ると・・・うーん。
スケートアメリカよりリズムは捉えてると思うし
それなりの躍動感もあるけど・・・


本来、ライサの躍動感はこんなもんじゃない。
どうしてもそういう結論になっちゃうなあ。
フリーのときもそうだけど。


私、タラソワさんの振り付けあんまり好みじゃないのかな?
でも彼女の名作はたくさんあるよね。
ライサがタラソワの振り付け向きじゃないっていう
根本的な問題なのだろうか?
(だとしたら悲しい・・・いや、そんなことはないはず)


なんとなく、SPもフリーもインプレッションが
個人的に薄いですね。
雨に唄えば、エスパーニャ・カーニ、カルメン、パッション、
トスカ、ゾロ・・・どれもこれも、個人的にものすごく
インパクトがあって好きなんですけど
今季はSPもフリーも、何度も見返したい感じじゃない。
不思議。なんでかな??
悪いプログラムじゃないし、面白い要素はたくさんあるのに・・・


なんだかストーリーとか小ネタは面白いのに
戦闘システムとかバランスが悪いRPGをやってる気分。
(↑たとえがわかりづらいな)


これじゃあ、全米もワールドも勝てないと思うのですよ。ハッキリ言って。


・・・ああ、こんなこと書くとまた自分がライサイドなのかどうか
疑わしくなってくるからやめようっと。

2008年11月2日日曜日

08-09スケートカナダ

(注:この記事は2009年4月8日に書いています)

スケートカナダのライサチェック雑感。


<SP:ボレロ>

コンビネーションジャンプの痛恨のミスにより
4位発進に甘んじる。
こればっかりはミスだから仕方がない。
しかしノーカウントになったとはいえ
71点台を出したのは成長だと思う。
というのも、彼の場合は普段はSPで大失敗して
フリーで巻き返す試合運びが多かったため
SPで60点台とかザラにあったのだ。
それを思うと、約10点を失ったにも関わらず
70点台が出せるようになったとは・・・
(しかし、一方でジュベたんはエリック杯において
4-3で14点稼ぐ予定がミスでほぼ得点にならず
それでいて73点台を出しているため
上には上がちゃんといることを肝に銘じておきたい)

それにしてもフリップがルッツに見えてくるくらい
ライサのフリップって踏み切り怪しいよねと思った。
(これはジュベたんもそうなのですが)
ただし今のルールは厳正すぎて、昔はそのへんは
もっと大雑把だったことを考えると
そのあたりは旧採点で育った世代は不利ですよね。

序盤のジャンプの失敗のため、
全体的な勢いとかインパクトはスケートアメリカの方が
良かったのは言うまでもない。
それでも最初の表情とか非常に気合が入ってるし
この試合から中盤のサーキュラーに注目するようになりました。
(シーズン後半は、このあとずっとサーキュラーに
釘付けになってしまうのですが)

あと特筆すべきなのは、今までSPが苦手と言われたライサが
今シーズン通して大きなミスをしたのはSPはこの試合だけなんですよ。
これってすごくないですか。だって、あのライサですよ(苦笑)。
スケートカナダ以外の試合はSPはほぼ完璧っていうのが
何気に今シーズンのライサの注目ポイントだったのかもしれないと
今更ながら感じております。
もちろん、ワールド優勝にもつながったのもその成果でしょう。
地味~に、苦手なSPをまとめる力をつけたライサを
ここで褒めてあげたい。よくやった。
だから、このスケートカナダでのSPのミスは
その後への教訓としてちゃんと残ったと思うのです。よしよし。


<フリー:ラプソディー・イン・ブルー>

SPまさかの4位で表彰台の危機!
えー、正直、スケートアメリカが終わった時点で
「スケートカナダでライサは表彰台無理かもしれない」と
なんとなく感じていました。
たとえステ様やジェフ君がいないとしても連戦だし、
地元で勢いのあるパトちゃんやソーヤーが
ここで伸びてきそうな雰囲気があった。
ライアンもヴォロノフ君もいたし。
まして、今季のフリーは爆発的な点数が出るような
プログラムではないとすでに判断していたので
SP4位と聞いた時点で「やっぱり表彰台無理かな~」なんて
考えてたわけですよ。その当時、友人の結婚式で
札幌に行ってたんですがね(苦笑)
結果的に3位で、表彰台には乗ったけどファイナル無理っぽいという
なんとも歯切れの悪い結末が待っていたわけですが。

さて、結果はともかく演技の方。

このフリーの演技が「ラプソディー・イン・ブルー タラソワ編完全版」と
言っていいでしょう。スケートアメリカで出し切れなかった
新プログラムの全貌が明らかに! という感じで。
ライサ本人が「クワドなしのフリーも用意してるよ」と言ってた、
まさにそれを実現してきました。
さすがSPで失敗→怒涛のフリーで巻き返しに慣れているだけあって
どの要素もきっちりまとめて、あわよくば表彰台の中央に巻き返すぜ!
・・・といった気合いも感じられたのですが、
いかんせん、演技構成点が下げられまくり。オ~ウ!!

いや、トリプルアクセルとループのダウングレードがあって
技術点もかなり低く抑えられていたのは言うまでもないです。
たしかにジャンプの質は良くなかった。
着氷の悪い癖が出ていたな、と。
でもアクセルは・・・正直「??」という感じ。
スローで再生されないとわからない。
ただこの試合で、いくら質の悪いジャンプを跳んで成功させても
ちゃんと点数が出ないっていう今年のジャッジの傾向が明確に。
今だから「ああ、ライサはジャンプの悪い見本にされたんだ」
ってわかるけど、その当時はライサ本人も、
そして私を含む世界中のライサイドの人も
「そんなにトリプルアクセルがダメなのかな?」と
深刻に思いつめたはず。
しかし明らかに着氷がピサの斜塔(=斜め)になってるとか、
オーバーターンしたとか、ツーフットになったとか、ぐらついたとか、
そういうわかりやすいミスをしてない状態で、
そんなにダウングレードとられてもなあ・・・可哀相。
・・・というのが(一応の)ファンとしての気持ちです。

そして事前に「スケートカナダではクワドはやらない」と宣言して、
確かにクワドなしのバージョンを滑りきったわけですが
これが3位という結果となり、裏目に出たのか、
功を奏したかは何ともいえない(苦笑)
でも「クワドなし」のフリーを試してみたかった気持ちが
あったんじゃないですかね。
スケートアメリカでクワドやって0点扱いで
「チクショー!」っていう気持ちもなかったわけではないでしょうが。
最終的に、ワールドで「クワドなし」のフリーをやることになって
それが上手くいった上での優勝だったことを思うと
このスケートカナダでそれを試しておいて
良かったんじゃないかと今では思いますが。
でもこの当時、クワドに挑まず3位という結果で
メディアに散々書かれたのが今では懐かしく感じるんだぜ・・・


で、演技構成点のことに話を戻しましょう。
えー、当時の私はスケートアメリカの結果と
新しいプログラムがなんだか微妙だということにガッカリしていたので
正直あまりスケートカナダでの得点は意識していなかったんですけど
今思うと、スケートアメリカ→スケートカナダの連戦で
演技構成点ガタ落ちじゃないですか。酷いわこりゃ。
前より下がったなーとはわかっていたけど、
こんなにあからさまに下げられていたとは。
「なんでこんなに低いの!?
スケートアメリカより振り付けも予定通りに、
音楽にもどうにか合わせて、質のよいパフォーマンスを
見せたはずなのに!!」と、当時のライサイドな皆さんは
感じたことでしょう。私はそう考える元気さえなかったけど。

それにしても・・・なんでこんなに低いんだろう(←今更)。
あれだけつなぎも頑張ってるのに、トランジッションの点数が特に低い。
うーん、ここにきてライサの評価がガタ落ちしたのは
なぜなのかサッパリわからない。
ひとつ言えるとしたら、タラソワ編のこのフリーは
あまりジャッジの好みじゃなかったんだろうね。
この試合はどっちかっていうとクラシカルな選曲が好まれた感があり
そして芸達者なライアンというツワモノがいて、
ライサがどことなく中途半端に見えたのは否定はしない。
そもそも「ラプソディー・イン・ブルー」自体が
ジャズなんだかクラシックなんだか、というジャンルの曲だから
よほどうまくやらないと印象に残りづらいリスクはあったんですよね。

スケートアメリカでは選手の選曲のラインナップが
これといった真新しい感じのものがなく、
演技も初戦だから、みんなどことなく味付けが薄くて
その中だったら、ライサの大柄ではっちゃけたパフォーマンスは
十分輝いて見えたことでしょう。(実際見えました)
ところがスケートカナダでは若いのにクラシックの表現がやたら上手い
パトちゃんがいた。柔軟な身体で表現してくるソーヤーもいた。
そして面白プログラムをやらせたら天下一品のライアンもいた。
さらにいうとポンセロ、ヴォロノフという自分に似合うプログラムを
持ってる選手もいて、その中でライサはやはり中途半端だった。
あの点数はそういうことなのかな、と。
いや、真相がどうなのかは全くわからないけれど
個人的には、この試合でライサがパーフェクト(に見える)な演技を
したにもかかわらず、それほど気持ちが高揚しなかったことが全てですね。
彼の良いパフォーマンスに感動しないなんて・・・!
それまでの自分では考えられなかった。
もしかするとジャッジも同じ気持ちだったのかもしれませんね。
本当はどうなのか知らないけどね!(←しつこい)


で、この試合を経てライサはプログラムと自身の問題点を洗い出し
全米に向けて黙々と改善する日々を送ることになりました。

仮にスケートカナダで演技構成点がそれなりに出ていて
1位は無理でも2位くらいになって
ファイナル進出を決めていたとしたら
プログラムを手直しする時間なんて作れなかったかもしれない。
そう考えると今季はファイナルに出なかったことが
かえって良かったんだと今だからいえるけれど、
ファイナル絶望とわかった当時は・・・・

「空いた時間で、全米やワールドに向けてプログラムと衣装を
手直ししてくれればそれでいいや・・」

と、投げやりに思っていた自分が懐かしいです。
まあ、実際にライサがそうしてくれた上で良い結果を出したので
今となってはこの試合は非常に重要なものに感じます。


どうでもいいけど、この試合の後に自分が胃潰瘍になって
その後のグランプリシリーズは胃痛の中で見ていたことを
思い出しました(苦笑)
自分にとっても辛かった時期だったんだなあと今は思います。


以上、スケートカナダ雑感でした。(長くなった・・・)

【試合結果】ライサ、3位フィニッシュ。

スケートカナダ、男子フリー結果が出ました。


ライサ、3位。表彰台死守。

スコアを見る限り内容が悪かったので
これは表彰台も無理か?という気持ちが過ぎりましたが
どうにか3位。(でもSP、フリーともに4位)

ファイナルは・・・どうでしょう。超微妙。むしろ無理?


こんなときだからこそライサを応援したい管理人でした。

【CM】What Evan contest

今、ライサの公式サイトに行くと
「What Evan contest」のお知らせが出ています。


ライサが表紙になった雑誌にライサのサインをつけて
プレゼント!っていうキャンペーンで
ぜひ欲しいぜ!というライサイドな人は
住所、メールアドレス、なぜライサイドなのかを200語で書いて
こちらから応募してね! ということらしい。
その名も「What Evan contest」。
和訳すると「ライサイド選手権」ですね(←違うから!)

・・・日本から応募してもいいっスか?

・・・駄目かなあ。当たらなくてもいいけど
ライサイドであることを200語(もちろん英語で)で書きたいな。
こんなときだからこそ!
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