ファイナルから帰ってきてすぐのメモが出てきたので
時系列的には順不同になりますが色々掲載します。
○ちょっと涙
6日のEXがグランドフィナーレを迎えた時点で
会場からそそくさと出てきたワタシ。
このときは「これでしばらくスケート生観戦は
見納めか~」くらいにしか思ってなかったけれど
その後羽田空港に着いて、手荷物検査を受けに
出発ゲートに向かう最中、なぜか突然悲しくなって
涙をこらえてしまった。
あまり考えないようにしてたけど
私が現役のライサチェックを生で見るのは
これが最後なのかもしれない、と。
そう思っちゃうと今までの四年間を色々思い出して
今年のワールドで優勝したときと同じく、
感慨深い思いが頭を駆け巡っていった。
そして飛行機の自分の座席へ向かう。
今回、帰りの座席はわざわざ「E」の場所を事前に選んだ。
EvanのE。普段はあまりこういうことは意識しないけど
今回に限っては、どうしても「E」にしたくて
空いていた窓側の席はスルーしてその席を取った。
後部座席の、大型スクリーンがちょうど目の前にある席。
このスクリーンでは行き先が札幌だからなのか
私の職場がある街のPR映像が流れていた。
その中に、彼が世界選手権で優勝したその日に
私が仕事で取材に行った店の紹介VTRがあって仰天した。
同時に、再び涙をこらえることになった。
3月のあの日も職場で偶然「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」が
流れて泣きそうになったけれど・・・。
あの日行った場所を、この日こうして目にすることもまた、
あのときと同じくらい心を揺さぶる出来事だった。
飛行機の中、この状況で涙をこらえるのは大変なことでした。
○当日券待ちガッツ
実際、4日の夜の天気の状況で本当にやるかどうか判断しようと
思っていたんですが、原宿駅近くにネットカフェがあり
それを利用すれば外で徹夜するよりはずいぶん楽だろうと思い
それでダメならしょうがないね、という気持ちでした。
実現できたのは、東京の夜がこちらの想定以上に暖かかったこと、
私が北海道人で寒さの耐性があること、
私がまだ若く(フィギュアファンで20代半ばなら若い方かと)
体力もあり、長時間の暇にも耐えられること、
週に5日は4時に起きていること、そしていつも
睡眠時間が平日は4時間くらいだということ・・・などなど、
自分に気力よりも有利な条件があったことの方が大きいです。
徹夜は厳しくても、いつも4時間睡眠で24時まで
動けてるのだから、と自分を励ましました(苦笑)
この体験を知った家族にもお友達にも
「タフだねえ、よくやったねえ」と半ば呆れられたけれども
肉体的ダメージがそれほどきつくなかったので
ガッツガッツ言いながらも、気力の方が逆に足りなかったくらい。
で、足りない気力は4日のSPのエヴァンさんの出来によって
ずいぶんチャージした感じ ←単純なファン
あとブランケット代わりになればいいなと思って
持っていった、夏に作ったアイ・ラブ・エヴァンバナー(←恥)は
外の寒さをしのぐ絶好のアイテムとして大活躍でした。
まさかこんなに重宝すると思ってなかった。
夏の私よ、よくぞ作ってくれた!
ちなみに他に当日券待ちしてた皆様は寝袋と毛布持参とか
まるで冬山に登るようなダウンジャケットとか着てた中
私はかなり軽装備だった。コートと手袋くらい。
これは北海道人の耐性がものを言いました。
待っている最中は最初の一時間は少し寒かったけど
ポータブルCDプレイヤーでノリの良い音楽聴いて
足をパタパタ動かしたりして寒さをしのぎました。
たまにブログ書いたりもしたけど、携帯いじると
寒くなるのでこれはしんどかったのですぐやめた(苦笑)
実際音楽をじっくり聴いていれば時間が過ぎるのも早く
結局CDが5枚目になる頃(でも一枚目は丸二回聴いた)に
応援のpajaさまがかけつけて下さって、それ以降は
意識して「待った」という感じではない・・・かな。
その後春さまもかけつけて下さって、無事チケットを
手に入れた後はちょっとしたお茶会なんかもやって
おかげで寒さからはそこですっかり解放されました。
もっと体の芯から冷えるのを想像していたけど
そこは北海道人ということもあって大丈夫だった。
意外と体力を消耗せず、それほど退屈もせず、
多分新幹線と特急を使って家に帰るよりは
長いとは思わなかったかな(時間的には同じくらいなんですが)。
あ、ちなみに当日券行列の最前列の人は
アリーナSS席買えたみたいです。
売れ残っていたのがアリーナSS席、スタンドS席、
スタンドA席で、残りは当日解放ブロック席で
当日券行列の場合良い席から買っていくので
あっという間に当日席以外は売り切れて行くという感じでした。
(しかし、スタンドB席とC席が完全売り切れというのは意外だった)
私は早く並んだ甲斐あってスタンドA席ゲット。
正直、当日ブロックでも全然問題なかったんですけども
結果的に非常に見やすい良い座席を確保できて良かった!
そういうわけで、なかなか面白い体験でありました。
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