2010年1月31日日曜日

6パックのCM「Do You Play Air Guitar?」

コカコーラ6パックアスリートCM、
「Do You Play Air Guitar?」というものに
我らがライサチェックも出演しています。


これ、選手達がエアギターに挑戦!という趣旨のようですが
エアギターしてない選手もバンドメンバー的な感じで
後ろでごちゃごちゃ動いてたりします。
ライサチェックのそちらの動きは
「どこの体操のお兄さん?」的なツッコミが入りそうなものです・・・が、
エアギターはここに出演した中で一番マトモ。
これは一見の価値アリなので、皆さんもぜひご覧になってください。
動画を貼り付けておきますね!



エヴァンさん、やれば出来るじゃない!(笑)
さすが演劇学校に行ってアマチュア映画にも出た甲斐あって(?)
なかなかどうして思い切ったパフォーマンス。
っていうか、フィギュアスケーターならこのくらい・・・
いやこれ以上できなきゃダメか(笑)

ライサチェック、勝負衣装はもちろん黒!

我らがライサチェック、オリンピックの勝負衣装について
先日twitterで「新しい黒いやつを用意しているよ」
「グランプリファイナルで着た蛇のやつを
少し改良したものだよ。蛇=幸運だよ!」
などとつぶやいておりました。


結局、蛇かっ!!!!


本人が蛇は幸福や成功のシンボルだと信じて
衣装にくっつけてるようですねえ・・・

あー、私・・・・12月に「蛇はバンクーバーで
あなたに幸運を授けてくれるだろうね!」と
イヤミのつもりでメール書いたんですけど(←酷いファン)
本人が本当にそういう解釈で衣装にしてるとは
夢にも思わなかったぜ・・・!


そういうわけで、私はオリンピック男子フリーまでの
残り三週間弱で全力で蛇を好きになると決めてtwitterのアイコンを
↓ こんなのに変えてみました。うっかり作っちゃったぜ。


妹に「思い切って変えてみたよ!蛇が少し好きになったよ!」と言ったら「思い切りすぎだよ!」とツッコミを受けてしまった。とにかく、蛇とわかった以上はもう仕方が無い。蛇だと思って心構えする以外にどうしようもないのだから当日、どんな大蛇が現れようがつっこまずに平然と彼の演技を見守ろうではありませんか。
かえって蛇だとわかって清々したわ!


で、そのエヴァンさんの衣装について
インタビュー記事があがっていました。
こちら → Evan Lysacek Is Vera Wang's New Figure-Skating Muse
後日訳しておきます。もう少し待ってね。
まあでも彼はあのセンスなので、もはや衣装に関しては
どんな記事で褒められていたとしても
実際の衣装を見た以上の感銘を私が受けることは
もうないでしょうね・・・(苦笑)

2010年1月29日金曜日

エヴァンさん「When in Rome」の試写会へ行くの巻。

我らがライサチェックのつぶやきをチェックしている方は
すでにご存じでしょうが、昨日彼は「When in Rome」という映画の
L.A.での試写会に行ったそうです。
こちらにそのときの写真が載っています。

「When in Rome」は恋愛モノで、どう考えても
ライサチェックが(というか若い男性が)好んで見るような
映画じゃないよな・・・と思ったら、彼はTwitterで
その点について答えていました。
「ロマンチックコメディは僕の範疇じゃないよ。
ライターの友達が見たがってたんだ。
僕は(映画の間は)殆ど起きてたよ!」
と(笑)。

ともあれ「(主演女優の)クリスティン・ベルが
すごく可愛かったよ」
とか
「クリスティン・カヴァレリに会ったよ。
彼女はマジでセクシーだった!」
とか、
それなりにいい思いはしたようです。


しかし彼のつぶやきはこれで終わらず、
あちこちのツッコミに返事をしていたのですが
その中に「彼女(タニス)は今、チャーリー・ホワイトと
付き合ってるんだ。僕は彼女の前の男ってわけさ!」
というつぶやきが・・・。

そうなんだ。知らなかった・・・!
っていうかバラしちゃっていいの!?

そして最後にはナスティア・リューキンちゃんに怒られて
「僕は赤ちゃんのように歩き方を学んでるんだ。
すでにツイッター中毒になりつつあるよ。あ~あ!」

締めくくられています。
怒られてる・・・・(笑)


彼の公式Facebookには「がっかり。オリンピックまで
2週間くらいなのに、映画の試写会にいっていいの?」という
趣旨の書き込みもあって、まあそう言われるのも
わからんでもないなあとは思います。
でも遠出したわけじゃないし、オリンピック前だからといって
一日中練習してるわけじゃないし、気晴らしにはいいのかなと。
こちらとしてはおかげで記のビックリな事実がわかったわけで
結果オーライとはいえ、別にいいんじゃないかな、と。
少なくともこの時期に四大陸に出るよりは
ずっと影響が少ないでしょう(←別に四大陸に出ている
オリンピック選手を批判しているわけではありません、念のため)。


とにかく、オフの時間も楽しんでるようで何よりじゃないですか。

で、私としては一番「ああもう!」と思ったところは
上記のリンク先の写真。
・・・ダメだ、どう見ても30くらいのオッサン
服はともかく(←もうフォローする気もない 笑)、
もっとカッコよく見える髪型にしようよ!!


ああー、朝からツッコミ疲れた・・・

2010年1月28日木曜日

Can Evan Lysacek Give Male Figure Skating a More Mainstream Reputation? - ニューヨークマガジン③

ニューヨークマガジンの記事の3ページ目です。
分量は短いですがツッコミどころ満載です。


The Less Flamboyant One


Advertisers have been less willing to bet on Weir. “Evan clearly is someone who is not being tagged with the label of being gay,” says Morgenstein. “It’s just the opposite as a matter of fact: Women love him, and I think men love him and that’s just the way this world works, for better or for worse.”

スポンサーたちはこれまであまりウィアーに賭けようとはしてこなかった。「エヴァンは明らかにゲイのレッテルを貼られるような人物ではないですね」とモーゲンシュタインは言う。「全く逆なのです。実際のところ、女性は彼を好むし、私は男性も彼を好むと思います。良くも悪くも、世の中そんなものでしょう」

※オネエマンにも大人気というわけですね、わかります。

Meanwhile, the Weir-and-Lysacek show goes on. “I have a giant fan base, and I bring attention to the sport where it normally wouldn’t be,” says Weir. “There’s been a lot of pressure put on me by people higher up in my sport. They tell me I have to act one way, and people are wanting me to fake things, be more outlandish than I actually am. They know they can’t tone me down, so now they’re trying to get me to be even more out there. I’ve been told I need to be more crazy. And they’ve sort of pitted me and Evan against each other like Britney and Christina. I’m Christina, of course.”

その一方で、ウィアー&ライサチェックショーは続いている。「僕には大人数のファンがいるし、普通は絶対にありえないところでこの競技にみんなの関心を向けているんだ。この競技でもっと上に上がりたい人たちから、僕はかなりの圧力がかけられている。僕はワンパターンに演じるべきで、人々は僕がまがいものを演じたり、実際の僕よりももっと奇抜な存在になるのを待っているんだって彼らは言ってるよ。彼らは自分達が僕を抑えることができないってわかっているから、僕とエヴァンをブリトニー・スピアーズとクリスティーナ・アギレラみたいにお互いに戦わせてきたんだ。もちろん、僕がクリスティーナだよ」とウィアーは言う。

※またジョニーが出てきちゃったよ! いい加減にして!
 っていうかジョニーの方がエヴァンさんより明らかにコメント多いよ!

Lysacek’s comments on Weir are more aloof. “When people are desperately seeking attention, it’s just not appealing, and I don’t think it’s appealing to viewers or fans or potential sponsors—it just looks desperate.”

ライサチェックのウィアーに対するコメントはもっと素っ気ない。「人が必死になって注目を集めてたがっているときは、全く魅力的なものではないですね。僕はそういう態度が視聴者やファン、支援してくれる可能性のある企業に訴えかけるものだとは思いません。ただ自棄になっているように見えるだけです」

※「ジョニーのこうげき!」「ライサはかわした」
 「ジョニーのこうげき!」「ライサはスルーした」
 「ジョニーのこうげき!」「ライサは空気化した」
 ・・・こんなイメージが頭に浮かんだ。

For all their played-up differences in style, both Lysacek and Weir want to be famous, and fabulous. Last month, I met Lysacek in Vera Wang’s showroom, where they were putting the finishing touches on his skintight costumes. “Evan is very into fashion—after he’s done skating, I think he should be a designer,” says Wang. She suggested adding another bejeweled snake to the one already wrapped around his torso.

彼らの大きく取り上げられてきたスタイルの違いにも関わらず、ライサチェックとウィアーは二人とも有名で素晴らしくなりたいと思っている。先月、ヴェラ・ウォンのショールームでライサチェックに会った。そこで彼らは、彼の体にぴったり合うコスチュームの仕上げを施していたのだ。「エヴァンはとてもファッションに入れ込んでるの。彼はスケートを終えた後、デザイナーになるべきだと思うわ」と彼女は言う。ちなみに、彼女は彼の胴体のまわりをすでに覆っている宝石がちりばめられた蛇を、もう一つ加えることを提案していた。

※ノーーーーッ!!!! ヴェラさんやめてーーーーっ!!!

“My costumes are an evolution of what I’d wear everyday,” says Lysacek. “Maybe I’m trying to play a character, like a mystical creature, but I bring a little bit of myself to the picture, as well.” Then he squatted to test the elasticity of the pants, satisfied with the give.

「僕の衣装は毎日着たいと思うものに進化していますよ」とライサチェック。「恐らく僕はもう一人の違うキャラクター、神秘的な生き物のようなものを演じることになると思います。その上で、ほんの少しだけその光景の中に入っていくんです」 その後、パンツの弾力を確かめるために彼はかがんで、それに満足していた。

※毎日蛇着たいの!? エヴァンさん大丈夫!?
 っていうか、かがんだとき絶対ニヨっとしただろ!


おしまい

※終わっちゃったよ!! この記事これで終わるのかよ!!


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(以下、訳者雑感)

半分くらいジョニーの記事だったような気がします(爆)。
まあニューヨークマガジンだし、どことなく書かれ方が冷たいのは
よくあることだとは思うのですが・・・

内容に関しては笑える部分もツッコミ入れちゃった部分もあって
訳してる側としては面白かったです。
何故だろう、特集されてるのにこんなに好意的でない記事に
出会うというのも不思議な感じ(笑)

それからこのリンク元の記事には読者のコメントも
複数つけられていますが、アンチのコメントが多くてこれも笑えた。
「ライサの写真ばっか!」とか「こいつ母親離れしてないじゃん」とか
「彼の演技は退屈なのよ。トッド・エルドリッジを思い出させるわ」とか
ここぞとばかり叩かれていて、これまた新鮮。
有名になる、特集される、大手のスポンサーがつくって
こういうことなんだなと実感させられたのでした。
いや、英語のコメントはどんな悪意があっても
笑い飛ばせるから全然気にならないんだけど。
(逆に日本語のコメントは母国語なだけに、言葉の奥にあるものを
ものすごく感じるから、私は2ちゃんねるとか全然見ないわけですが)

そういうわけで、なかなか興味深い記事でした。
っていうかニューヨークマガジンのこの記者は
絶対ライサに好感持ってないね!(←断言)

2010年1月27日水曜日

Can Evan Lysacek Give Male Figure Skating a More Mainstream Reputation? - ニューヨークマガジン②

ニューヨークマガジンに掲載された記事の2ページ目の翻訳です。
リンク先の写真もページ毎に異なるのでぜひご覧下さい。

※途中、うっかりツッコミを入れていますが
スルーしていただけると助かります。まあ読めばわかるさ。


The Less Flamboyant One


From the fifth grade on, Lysacek lived skating, traveling, training, and moving up the rankings. After high school, he took up with Kwan’s coach, Frank Carroll.

世界ランク5位になってから、ライサチェックはスケートと旅、練習をして暮らすようになり、ランキングは上がった。高校を出た後、彼はクワンのコーチであるフランク・キャロルに師事する。

Lysacek is probably best known for what happened at the Turin Olympics. After finishing tenth in the short program, he contracted a bacterial infection. “I was like, ‘Send me home, send me home right now,’ and they were giving me all these injections, but my veins kept collapsing because I was so dehydrated,” he says. Carroll wouldn’t let him quit. “He goes, ‘Just think about what you’re doing. This is your entire life—think about how many people and how many steps it took to get on the team, and you’re going to give it up because you don’t feel well? Okay, it’s up to you.’ ” Lysacek skipped practice but skated the long program, performing one of the best routines of his career and placing fourth overall, and his grit was featured in NBC’s coverage.

ライサチェックはおそらくトリノオリンピックで起こった出来事によって最もよく知られているだろう。ショートプログラムで10位となった後、彼は細菌感染症にかかった。「『僕を家に帰して!今すぐに!』という感じでした。注射を全部打ってもらったけれど、僕は脱水症状を起こしていたのでずっと静脈が虚脱していたのです」と彼は言う。キャロルは彼にそれで終わりにはさせなかった。「コーチはこう言ってくれました。『君のやろうとしていることをただ考えなさい。これは君の全生涯なんだ。(オリンピックの)チームの一員になるためにどれくらいの人と努力を必要としたと思う?君は具合が良くないからあきらめるつもりなのか?いいだろう、君次第だ』」 ライサチェックは練習を休んだが、フリープログラムは彼のスケートキャリアの中で最高の演技で滑り切って全体で4位となり、彼の勇気はNBCの報道で特集されたのだった。

Figure skating has changed drastically since Scott Hamilton’s day—the jumps are more daring, the skaters more muscular. But the biggest shift is the new scoring system, instituted following the 2002 Olympic scandal in which the French judge admitted to favoring the Russians over the Canadians because of pressure from the head of the French skating federation. The old system, in which each judge gave a score out of a possible 6.0, was replaced by one that awarded points based primarily on technical skills, placing less emphasis on choreography and artistic interpretation. That makes judging the sport less subjective, but many complain that it takes the artistry out, reducing routines to soulless accumulations of jumps and foot tricks. Lysacek has mastered this new system. “Every step matters now,” he says. “Instead of your choreographer saying, ‘Okay, now we have twenty seconds for you to do your triple axel,’ it’s like, ‘Do two crossovers in each direction going into your triple axel, and we need multidirectional transitions, so we’ll rotate the axel counterclockwise so that it’s a difficult transition and entry.’ ”

スコット・ハミルトンの時代からフィギュアスケートは大幅に変わってきた。ジャンプはより豪快になり、スケーター達は逞しくなった。しかし最大の変化は新採点システムである。これは2002年のオリンピックで起きたスキャンダル(フランスのジャッジが、フランススケート連盟の上層部からカナダ人よりもロシア人が上にいくよう圧力を受けたためにロシア人に肩入れしたことを認めた事件)を受けて導入された。旧採点ではジャッジがそれぞれ、より振付や芸術的な解釈に重点を置き、主に技術的な技に基づいて出した得点が6.0点満点に置き換えられて与えられていた。新採点方式の導入によって、このスポーツは主観を抑えて採点されるようになった。しかし、感情の籠っていないジャンプやステップによるプログラムの凝縮によって、芸術性を取り除かれたという多くの批判がある。ライサチェックはすでにこの新採点システムをマスターしている。「今はどの点においても問題ないです」と彼は言う。「振付師が『OK,トリプルアクセルをやるのに20秒あるよ』と言う代わりに、『トリプルアクセルに向かう方向に二回クロスオーバーしなさい。さまざまな方向のつなぎを入れなくてはならないから、アクセルを左回りで入れて難しいつなぎと入り方になるようにしましょう』・・というふうに言うだけです」

On January 20, Johnny Weir meets me at Sassoon, where he was getting his hair done into a dramatic swirl for the premiere of his Sundance reality-TV show, Be Good Johnny Weir, at the IFC Center. Weir’s wearing a top that interlaces in the back with red fabric, almost like a leotard, a metallic vest, and what could pass for leggings. He’s tiny and his eyelashes curl like a Disney princess’s.

1月20日にIFCセンター(訳注:ニューヨークの大きな映画館)にあるサスーン(訳注:ヘアサロンの名前)でジョニー・ウィアーと会った。彼は、ここでサンダンスチャンネルのドキュメント番組「ビー・グット・ジョニー・ウィアー」の初日公演のために、髪をドラマチックな渦を巻いたスタイルにしていたのだ。ウィアーは背中に赤地の布が織り込んである殆どレオタードのようなトップスにキラキラしたベスト、ほとんどレギンスとして通用しそうなものを身につけていた。彼はとても小さく、彼のまつ毛のカールはディズニーのプリンセスのようである。

※ここからジョニー視点の話に切り替わる。

On the ride downtown, he tells me that the new scoring system is exactly what has gone wrong with the sport. “It’s all, ‘Change your direction, change your edge, change this, change that, jump, jump, jump,’ ” he says. “So we’ve run out of time to create a story with your routine, and for me, that’s what I love about figure skating, that I used to get to create this magical world for people to fall into.”

ダウンタウンに行く途中、彼はこの競技に対して新採点システムが確実に欠点だった点を話してくれた。「全部こんな感じだよ、『方向を変えなさい、エッジを変えなさい、これを変えなさい、あれを変えなさい、そしてジャンプ、ジャンプ、ジャンプ』ってね。そのせいで僕達にはプログラムで物語を作る時間がなくなっちゃった。僕にとっては、それが自分がフィギュアスケートが大好きな理由なのにね。かつてはみんながのめりこんでしまう不思議な世界を作ることができたんだ」

※相変わらず色々言ってくれるジョニー。

He’s critical of Lysacek’s success at the new system. “For me, Evan’s skating is a lot about fireworks. That last minute of the program he brings people to their feet because he’s flailing his arms around, running and spinning fast and doing things that are exciting. But for me, I’m very much about the beauty of what you can create. Evan doesn’t let himself feel as much. He does what somebody tells him will work. I’m about showing that beauty. For me, Evan comes off as cold.”

彼は新採点においてのライサチェックの成功に批判的である。「僕にしてみれば、エヴァンのスケートは大量の花火みたいなものだよ。彼は最後の一分間でみんなを立たせてしまう。彼は両腕をあちこちにやって、素早く走ってスピンをして、とにかくエキサイティングなことをやるからね。だけど僕は人間が創造することができる美しさをとても重視しているんだ。エヴァンは彼自身を(演技と)同じような感情にしようとはしない。彼は、誰かの言う自分がやろうとしていることしかしない。僕はああいった(感情を表現することの)美しさを見せようとしているんだ。僕にはエヴァンが感情を抑えているように見えるよ」

※ライサに対して厳しいジョニー。っていうかまだジョニーの話!?

As we make our way to the premiere, he tells me he’s sneaking out early to see Lady Gaga at Radio City, as a guest of the singer. As for Vancouver, “I’ve been the underdog all season, and then this Olympics, I can just go and unleash all my diva power.”

私たちが初日公演へ向かっているとき、ラジオ・シティ(訳注:ライブハウス)のゲストシンガー、レディ・ガガを見るために早くに抜け出してきたのだと教えてくれた。バンクーバーオリンピックに関しては「僕はシーズンを通して勝ち目の無い選手だった。だから今回のオリンピックはただ行って、僕のディーヴァ・パワーを全部解放することができるね!」

※ディーヴァ・パワーって何!? 
 っていうかここまでほぼジョニーの話じゃん!騙されたっ!
 エヴァンさん本人はどこ行ったの!?

But the real gold comes after the Olympics. Lysacek today earns money from competition prizes—first place can be as much as $50,000—and doing tours, like Smucker’s Stars on Ice. Evan Morgenstein, the CEO of the PMG Sports agency, who has represented Bruce Jenner, Mark Spitz, and Greg Louganis, thinks that Lysacek is primed to become a “rock star.” “He’s a good-looking kid, he’s well spoken—in the end, every endorsement deal starts with whether you’re ‘mediable’ or not,” he says.

しかしオリンピックの後、本物の金貨がやってくる。今日において、ライサチェックは試合でお金を稼いできた。優勝賞金はスターズオンアイスのようなツアーをするのと同程度の5万ドルにも及ぶ。ブルース・ジェナー、マーク・スピッツ、そしてグレッグ・ローガニスのスポークスマンを務めてきたPMGスポーツエージェンシーの代表取締役エヴァン・モーゲンシュタインは、ライサチェックがロックスターのようになる準備ができていると考えている。「彼はハンサムな若者だし、話し上手だ。最終的に、スポンサー契約額は全てメディア向きかどうかで決まるものです」と彼は言う。

※エヴァンさん本人はどこー!?

Lysacek is mediable. He is currently sponsored by Coca-Cola, Ralph Lauren, and AT&T, and has a contract with DNA Models. “I’ve never been scared to have him talk to anybody on our behalf,” says Dina Gerson, the director of Olympic marketing of Coca-Cola North America (Lysacek’s silhouette is currently on Coke cans). Plus there’s “the inspiring story of his Torino experience, when he got sick and yet made sure to stay positive and ended up being so happy after getting fourth place … Evan appeals to moms and teens, which is our target.”

ライサチェックはメディア向きである。彼は現在、コカコーラ、ラルフ・ローレン、AT&Tから資金援助されていて、DNAモデルズと契約を結んでいる。北米のコカコーラ(ちなみに北米では、ライサチェックのシルエットがコーラの缶によって出回っている)オリンピックマーケティングのディレクターであるディナ・ガーソンは「私は、彼が私たちに代わって誰かと話してもらうのを怖いと思ったことは一度もありません」と言う。それに加えて、「トリノオリンピックの経験の感動的な話があるでしょう。彼が病気になって、それでも前向きに考えて4位になってハッピーな気持ちで試合を終えるのを実現したっていう・・・。エヴァンは、私たちのターゲットである母親たちや十代の子たちの心に訴えてくるのよ」

※2ページ目終わっちゃったよ!
 結局あんまりエヴァンさんのコメントなかったよチクショー!


③へ続く・・。

2010年1月26日火曜日

Can Evan Lysacek Give Male Figure Skating a More Mainstream Reputation? - ニューヨークマガジン①

ニューヨークマガジンに掲載された記事の翻訳です。
元記事通り、全三回に分けて掲載します。


The Less Flamboyant One

Evan Lysacek may wear feathers, but he’s not Johnny Weir. Can his Olympic bid give male figure skating a more “mainstream” reputation?

エヴァン・ライサチェックは羽を身につけているかもしれないが、彼はジョニー・ウィアーではない。彼のオリンピックへの努力は、フィギュアスケート男子シングルに対してよりメジャーな評価を与えることができるだろうか?

At the U.S. Figure Skating Championships on January 17, Evan Lysacek, wearing a futuristic ruched gray mock-turtleneck top with fingerlike black shoulder decorations, tried to clinch the win by launching his six-foot-two frame into a quadruple toe loop—not something normally part of his routine. He fell on his ass. Though a woman in the front row covered her face in horror, Lysacek got up with a smile, unshaken. Even with the fall, his performance was good enough to take second place overall, behind Jeremy Abbott (who skated flawlessly, successfully landing a quad) and ahead of his more flamboyant nemesis, Johnny Weir, who downgraded the difficulty of one jump and stepped out of another in the midst of performing.

1月17日の全米選手権で、肩に指状の装飾があり、斬新なフリルのついたグレーのタートルネックを上半身に着たエヴァン・ライサチェックは、彼の6フィート2インチの体を4回転トウループ(これは通常、彼のプログラムにある技ではない)に送り出すことで勝負の決着をつけようとした。だが酷い失敗に終わった。前の列にいた女性は青ざめた表情をしたが、ライサチェックは迷わず笑顔で立ちあがった。失敗はあっても、彼の演技はジェレミー・アボット(彼は四回転を成功させ、完璧に滑った)に次ぎ、彼の派手な宿敵であるジョニー・ウィアー(彼は難しいジャンプの1つがダウングレードされ、演技の中盤で別のジャンプをステップアウトした)の上の2位で終わるには十分な出来だったのだ。

Afterward, Lysacek remained in good spirits, sticking out his tongue and blowing kisses to his fans. “What happened here is absolutely not a reflection of what I’m going to be like at the Olympics,” he promised. He is the world champion. “Even with Weir’s popularity and Abbott’s success, you still look at Evan as being the lead horse,” says Scott Hamilton, who won the gold medal in 1984, the year before Lysacek was born. Though Abbott’s now the two-time national title holder, he suffers from inconsistency—after winning the 2009 national title, he went on to place eleventh in the world championship that Lysacek won.

その後、ライサチェックは舌を出してみせたり、ファンに投げキッスを送ったりして上機嫌のままであった。「ここで起こったことは、オリンピックで僕に起こることの兆候では絶対にないからね」と彼は約束した。彼は世界チャンピオンなのだ。「ウィアーの人気やアボットの成功をもってしても、まだみんなはエヴァンをエースとして見ているよ」と、ライサチェックが生まれる前の1984年に金メダルをとったスコット・ハミルトンは言う。アボットは今や全米の二大会連続の覇者だが、彼は(演技の出来の)波に苦しんでいる。2009年の全米優勝の後、彼はライサチェックが優勝した世界選手権で11位に終わった。

Lysacek is hoping be the first mainstream male figure-skating star since Hamilton. Weir, a three-time national champion who is a clever performer, always shrewdly in on the joke, was parodied in the Will Ferrell movie Blades of Glory. But he was never considered “mainstream,” at least not to the figure-skating powers that be, who want to play up its speed and daring, not its shimmer and mannered style. They’d like to see a little less Nutcracker, a lot more Tony Hawk.

ライサチェックはハミルトン以来のメジャーな男子シングルのスターになりたいと思っている。賢い表現者の全米3大会王者ジョニー・ウィアーは、いつも抜け目なく冗談のネタになっているが、ウィル・フィレルの映画「ブレーズ・オブ・グローリー(「俺達フィギュアスケーター!」)」のパロディーになった。だが彼は決して王道として見なされない。少なくとも彼はフィギュアスケートのパワーや、人々が強調したいと思うスピードや勇気、キラキラした型どおりのスタイルを持つ人物ではない。誰もがくるみ割り人形より、トニー・ホークが見たいと思うのだ。

Figure skating has a history of feuds—Brian Orser and Brian Boitano’s “Battle of the Brians,” Michelle Kwan versus Tara Lipinski, not to mention Tonya Harding and Nancy Kerrigan. But Weir and Lysacek represent the two directions the sport can go in. If Weir is pushing gender boundaries, posing for BlackBook magazine in a sarong and high heels and celebrating the “magical world” of the sport, Lysacek, who as a kid did his routine to the Top Gun theme, emphasizes technical feats to the point of being criticized as robotic. It’s athletics versus aesthetics, among other things, and it’s also good copy, a story line to keep the fans interested and taking sides. Weir once scoffed to the New York Times that if Lysacek “doesn’t want to skate to music that’s pretty and wear a pretty costume, then go Rollerblade or skateboard or do one of those extreme sports.”

フィギュアスケートには、ブライアン・オーサーとブライアン・ボイタノ間の「ブライアン対決」や、ミシェル・クワン対タラ・リピンスキー、そして言うまでもないがトーニャ・ハーディングとナンシーケリガンによる確執の歴史がある。しかしウィアーとライサチェックはこのスポーツが行く二つの方向を象徴している。ウィアーが性の境界を突き出してサロンとハイヒールを履き、ブラックブック誌向けにポーズをとって、このスポーツの不思議な世界を称える一方で、子供の頃トップガンのテーマ曲のプログラムを演じたライサチェックは、ロボットのようだと批判されている技術的な技を強調してみせる。それは他の物事の間においても共通するアスリートと美学の戦いなのだ。ファンがどちらかの側について、興味を持たせ続ける筋書きの優れた模倣でもある。ウィアーはかつて、ニューヨークタイムズ紙で「(ライサチェックが)きれいな衣装を着て、美しい音楽で滑りたくないなら、ローラーブレードかスケートボードか、そういう過激なスポーツに転向すればいいのに」と冷ややかに語っている。

Mainstream success would bring highly paid endorsement deals, if male figure skating can sufficiently butch itself up. “Think of American Idol—you have Adam Lambert and Kris Allen,” says Michelle Kwan, whose former coach now works with Lysacek. “Weir is Lambert, he’s out there, and Evan is Kris, with a wider appeal.”

仮にフィギュアスケート男子シングル自体が十分に男らしいものになりうる場合、メジャーな成功は高額なスポンサー契約をもたらすだろう。ライサチェックが現在師事しているコーチに、以前習っていたミシェル・クワンはこう語る。「アメリカン・アイドル(訳注:視聴者がアイドルを誕生させるテレビ番組)のことを考えてみて。アダム・ランバートとクリス・アレンの二人がいるようなものです。ウィアーがランバートね、彼は他の世界にいる。一般ウケするエヴァンはクリスよ」

This is, of course, all relative. When I meet up with Lysacek at a coffee shop on the Upper East Side near the home of his costume designer and friend Vera Wang, with whom he was staying, he’s wearing gooey ChapStick, his eyebrows are waxed to perfect slashes, and he’s dressed in a Yohji Yamamoto gray knit cap, oversize black puffy jacket, and bright-silver high-top sneakers. Right off the bat, he’s willing to admit that figure skating “is not a supermacho sport. But I love that it’s so competitive; it’s one man versus the other man, there’s no one behind you, and there’s no one around you.”

もちろん、次のことも全て関係があることだ。私が、彼のコスチュームデザイナーで友人であるヴェラ・ウォンの自宅近く(彼はそこに滞在していた)、アッパーイーストサイドにあるコーヒーショップでライサチェックに会ったとき、彼はベタベタしたリップクリームを塗り、眉は完璧な斜線でワックスが塗られ、山本耀司がデザインしたグレーのニットキャップ、サイズが大きくて膨らんだ黒いジャケット、そして鮮やかな銀色のハイトップスニーカーを身につけていた。すぐに彼は、フィギュアスケートが「すごく男らしいスポーツではないけど、僕は大好きなんです。とても競争が激しいんですよ。これは一人対他の誰かの戦いだけど、後ろや周りには誰もいないわけですから」と喜んで認めた。

Lysacek isn’t exactly a beer-swillin’ guy’s guy. When we meet, he’s wearing two rings, one from his fans and one from his ex-girlfriend, ice dancer Tanith Belbin (“I know I should take it off, I know I should let go”). His spidery masculinity is actorish and metrosexual. Back home in L.A., he says, his friends are all in “the biz.”

ライサチェックは確かに、ビールをガブ飲みするような男の中の男ではない。私が彼に会ったとき、彼は二つの指輪を身につけていた。一つは彼のファン達からのもので、もう一つは彼の以前の恋人であるアイスダンサーのタニス・ベルビンから贈られたものだ(「僕はこれを外すべきだとわかっているし、手放すべきだともわかっています」とのことだが)。彼の蜘蛛のような男らしさは気取っていて、都会的なセクシーさを持つ。彼が言うには、L.A.の家に戻ると友人はみんな『ザ・ビズ』にいるそうだ。

Lysacek grew up outside Chicago. His grandmother, who dreamed of joining the Ice Capades in her youth, gave both him and his sister skates for Christmas when he was 8 years old. His mother, Tanya, signed them up for a lesson. “Initially, Evan wanted to do hockey,” says Tanya. “He’s not flamboyant. His goal has always been to have dads watch him skate and then see that it’s okay for their sons to do this, too. Evan’s always wanted people to see it doesn’t have to be a feminine sport,” she says. Ultimately, she recalls, he liked the sport because of “the tricks, the speed, and the fact that you could leave the ground on your skates and then land.”

ライサチェックはシカゴの郊外で育った。8歳のとき、若い頃にアイス・カペードに入るのを夢見ていた彼の祖母が、彼と彼の姉にクリスマスにスケート靴をプレゼントした。彼の母、ターニャは二人をレッスンに入れた。「最初、エヴァンはホッケーをやりたがっていたんです。あの子は派手なタイプではないですから。彼の目標はいつも、父親たちにスケートを見てもらって、スケートが彼らの息子たちがやってもいいものだとわかってもらうことでした。エヴァンはいつも、スケートが女の子らしいスポーツである必要はないとみんなにわかってもらいたいと思っていたのです」と、彼女は言う。「あの子はスケートの特殊な技とスピード、それからスケート靴で競技場を離れてすぐに陸上へ行ける点において、このスポーツを気に入っていたのです」と最後に振り返った。


②へ続く!

ライサイドに50の質問09-10版

今回は超個人的なファン企画の話題を。


このブログに当初から(=向こうのブログがメインだった頃から)
お付き合いいただいている方はご存知かもしれませんが、
08年のホームページ公開記念で「ライサイドに50の質問」という
我らがライサチェックファン(=ライサイド)向けの
質問を無駄に50も(笑)作成しました。
実際「ライサ」や「ライサイド」という言葉を
他の選手用に置き換えるだけで、その選手のファンに
50の質問ができるという優れものだったのですが
当時あまりPRしなかったせいもあって
それっきり放置していたんですね。

で、それから早くもオリンピック直前となり、
このブログもようやくファンブログとして
成り立ちつつある(←遅ぇーよ)し、
せっかくだからオリンピックの前に
ファン同士で結束固めたり、改めてご挨拶したりするのも
悪くないかなーと思いまして。
よって、「ライサイドに50の質問09-10版」と称して
一部設問をリニューアルしたのでここに質問を掲載します。

と同時に、参加したいぜ!という方がいらっしゃれば
ホームページにこっそり掲載させていただきますので
もしよろしければHNと回答を書いて
lyside2006-2010@yahoo.co.jp(←@は半角に直してね!)へ
送ってくださると嬉しいです。

そして「私はライサイドではないけどジェファンなの!」とか
「ジョニーズエンジェルですが質問使ってもいいですか」という方も
各自で設問の「ライサ」を他の選手の名前に変えて
使っていただいて全く問題ありません。
回答を送っていただければこちらも掲載致しますので
これを機会にファンとしての心意気を
ぜひ見せていただければと思います。

特に締め切りは設けませんので
気が向いたらぜひご参加くださいね。

ちなみに以前のバージョンでの私の回答例はこちらです。
隠しページ扱いだったので見た方は少ないと思いますが・・・
後日、今回のバージョンの回答をアップします。


------------- 以下、設問 -----------------


「ライサイドに50の質問09-10」



1.あなたのライサイド歴を教えてください。
2.最初にライサを知ったのはいつですか?
3.何かきっかけでライサのファンになりましたか?
4.ライサの好きなプログラムを教えてください
5.あなたが選ぶ、ライサの一世一代の名演技は?
6.あなたが選ぶ、ライサのイチオシ衣装は?
7.あなたが選ぶ、ライサのイチオシ写真は?
8.ライサの試合結果やショーはどの程度チェックしてますか?
9.実際に会場で見た試合やショーがあれば教えてください。
10.9で観に行ったことがある方、生ライサの印象は?
  また、行ったことのない方は、どんな感じだと想像しますか?

11.ライサの基本情報(誕生日とか、試合結果とか、色々)を
   どの程度言えますか?
12.ライサの情報はどこから入手していますか?
13.ライサがこれまでに披露した技で、好きなものをあげるとしたら?
14.ライサの振り付けで、好きなものをあげるとしたら?
15.あなたがライサイドだということを、周囲の人は知っていますか?
16.持っているライサグッズ(サインとか色々)はありますか?
17.まだライサイドではない人に、ライサの魅力を伝えるなら
   どのプログラムを紹介しますか?
18.あなたが、氷上で(演技中以外で)印象に残った
   ライサの様子を教えてください
19.あなたが、キス&クライで印象に残ったライサの様子を教えて下さい
20.これまでにライサの試合で、もっとも印象に残ったものは?

21.今後、ライサに滑って欲しい曲は?
22.ライサに取り組んで欲しい技は?
23.ライサに着てもらいたい衣装は?
24.他に、スケート関係でライサにやってもらいたいことは?
25.将来、ライサにはどんな職業についてもらいたい?
26.ライサと氷上でコラボしてほしいスケーターや有名人はいますか?
27.近い将来、ライサに手にしてほしいタイトルは?
28.27が叶ったとして、ライサにどんな言葉を贈りますか?
29.逆に叶わなかったとき、ライサにどんな言葉をかけますか?
30.ところで、他の並居るトップスケーターがひしめく中で
   なぜあなたはライサイドなのですか?

31.インタビューなどで、印象に残っているライサの言葉はなんですか?
32.ライサ関係者(コーチ、スケート関係の友人などなど)で好きな人は?
33.ライサが他の選手をコーチとして指導するとします。
   誰に何を教えるとうまくいきそうですか?
34.ライサが他の選手の振り付けをするとします。
   それを演じるスケーターは誰がいいですか?
35.ライサが他の選手の衣装をデザインするとします。
   それを着て滑るのを見てみたい選手は?
36.ライサがジャッジになったとします。
   彼がうっかり銀河点を出しそうな選手は?
37.ライサが解説者になったとします。
   彼と共にコンビで解説する相手を選べるとしたら
   誰を指名しますか?
   (スケーター、アナウンサー、関係者など幅広くどうぞ)
38.ライサがパーソナリティでラジオ番組を持つことに!
   タイトルと内容を考えてみてください。
39.ライサの印象、性格などあなたなりに解説してください
40.ライサの声は好みですか?歌ってほしい歌はありますか?

41.ライサに言わせてみたい日本語は?
42.ライサにファンレターを書いたことはありますか?
   ある方はどんなことを書いていますか?
   何かエピソードがあればぜひ。
43.ライサに一つ相談に乗ってもらうとします。
   あなたは何を相談しますか?
44.ライサに一つアドバイスできるとします。
   あなたなら何を言いますか?
45.あなたの故郷や地元の名物でライサに何かプレゼントできるとしたら
   何をあげたいですか?
46.ライサをモチーフにグッズを作るとします。何を作りたい?
47.ライサを主体とするアイスショーをあなたが企画するとします。
   共演者の希望をどうぞ!(何名でも可)
48.ライサが絶対に勝てそうな試合をあなたが企画するとします。
   どんなルールを設けますか?
49.あなたのライサイドとしての思い出や、面白い、感動的、
   あるいはお馬鹿なエピソードなどあれば教えて下さい。
50.最後に、ライサイドな同志の皆さんへ一言どうぞ。

2010年1月25日月曜日

Going to the Gold

オリンピックチームU.S.Aのサイトにて
ライサチェックの短いインタビュー動画が公開中です(こちら)。


話題は大きく4つ。
2009年ワールドで優勝したときのこと、
オリンピックのこと、新採点システムのこと、
トレーニング・レジュメのこと。
最後のトレーニング・レジュメの話では
オフの時間は走ったりパワーヨガするのが好きとか言ってますね!
音声そのものはキレイですがエヴァンさんの話すスピードが
わりと速めなので、何回か聞き返すのをオススメします。

あと、内容そのものは真新しいものではないですが
この動画のエヴァンさんはわりと素敵に映っているので
ライサイドなアナタは英語が聞き取れなくても
表情を見るだけでも良いでしょう。

2010年1月24日日曜日

何となく目についた日本語の記事

世界チャンピオンとなると他の人の話題の記事であっても
嫌でも名前が挙げられるものだなと思うローズです。

我らがライサチェック、こんなところで名前が挙がったという記事を
2つばかり紹介しましょう。


まずは嬉しい記事。

「伸びやかに…米国育ちの日本人がSP首位」

全米女子シングルでSP首位にたったという記事です。
ミライちゃんがフランクコーチのところにやってきて
エヴァンさんの練習に感化されたという話が出てきます。
「体を使って観客と会話している」という言葉の表現が素敵。
なるほどなと思いました。
ミライちゃんは非常に才能ある子、天才肌だからこそ
世界チャンピオンになっても練習しまくるライサの存在は
プラスになるでしょうね。
「エヴァンは練習からすごい」って他の記事でも言ってたっけ。
世代が下のスケーターにこのように褒められるのは
ファンとしても嬉しいものです。
彼の存在が次の世代にとってプラスになっていくのが
見られるのも、応援する醍醐味の一つかもしれない。


次に、とても不愉快な記事。

「戦えるのは高橋だけだろう」…苦境のフィギュア男子

とりあげるのも嫌なんですが、我らがライサチェックの
名前も出ているし、嫌な記事の代表格ということで
あえてここに掲載することにしました。
ヨーロッパ選手権で四回転を成功させたメンバーが
表彰台に立ったことを受けて、某城田さんが(←某つける意味ない)
上記のように発言したという記事です。
彼女によるとオリンピックの優勝候補は
欧州の表彰台組+ライサチェック。
で、日本男子は厳しい、戦えるとしてもダイスケのみ、と。
そんなふうに言う根拠は、日本男子が今季、三人とも
試合で4回転を成功させてないというところにあるようです、が、
ここで名前をあげられたライサチェックだって
(大声で言いたくないけど)今季4回転成功させてませんが何か?
それで優勝候補としてカウントされても超複雑なんですけど・・・
何を根拠にライサチェックの名前を出したのかわからないけど
それ以前に、日本男子の代表に対してあまりに心無いコメント。
何考えてるんでしょうね、まったく。
で、ここでダイスケだけプッシュされてるので
他二人を応援したくなるというのが、ひねくれ者の心理。
ノブナリンもタカヒコヅカも、この人を見返してやろうね!


以上、目についた日本語のライサチェック関係の記事でした。

2010年1月23日土曜日

訳してないけど全米終わってからの記事

全米男子が終わってからロクに記事を訳さずスミマセン。

アボット君の神演技の印象が強すぎたのか、
メディアがこぞって彼を注目するようになったせいか
ライサチェックについての記述が少ないのと
興味深い本人のコメントが出てきてないので
軒並みスルーしている状況です。何と言うダメライサイド。

とりあえず、せっかく取り上げてくれている記事もあるので
リンクだけ貼っておきます。


Don't count Evan Lysacek out of Olympic medal hunt
→ライサは本番強いぜ!全米2位だからって注目しないのは間違いだぜ!
 という感じの記事。

Men picked for Vancouver(FSOnline)
→FSOnlineの全米終了後の記事。

Triple threat:Abbott-Lysacek-Weir trio raises U.S. medal chances
→NBCによるオリンピックアメリカ代表の三人の紹介記事。

Skating Coach Waits for His Golden Moment
→NewYorkTimesによるフランクコーチの記事。
 これはなかなか興味深かった。
 本当は訳す価値があるのだろうけど、時間的に断念・・・


ニュース関係の記事は時間が経つと消えてなくなるものも多いので
訳すときは原文をそのまま転載して、訳を掲載しています。
つまり訳さないときは、いずれ原文がなくなることを
覚悟しておかないといけないのがつらいですねえ。
とりあえずグーグルノートさんに原文を転載して
私個人は残しておくつもりですが・・・

来週以降はなるべく訳すようにします。
オリンピック直前ですからね、記事はまだ出てくることでしょう。

2010年1月22日金曜日

2010ヨーロッパ選手権男子シングル

ヨーロッパ選手権もいよいよ大詰め。
全員の演技を見たわけじゃないんですが
一応結果についてコメントを残しておきます。

順位はこちら。フリーのプロトコルはこちら


ご覧の通り、表彰台はプルさん、ステ様、ジュベたんという
なんだか懐かしい組み合わせに。
っていうかメダリスター強ぇー!

Twitterで先につぶやきましたが、興味深いのは
表彰台のメンバーが皆、四回転を成功させていること。
(きっちり認定もされています)
そして三人とも完璧な演技ではなかった。
つまりそれぞれが、もっと高いスコアを狙っているし
可能性があるということ。
彼らの焦点はバンクーバーですから、
そこで一番のコンディションで挑めるよう
残り一カ月弱のうちに調整してくるでしょう。
彼らのうち誰かが完璧な演技をしたら、
この前の全米のアボットくんみたいな点数が出るのでしょうね。

言い換えると4回転を成功させられない選手には
表彰台は非常に難しいかもしれない、ということも
示唆しているのかなあと思いました。
この結果を見て、誰もが本番で4回転に挑むでしょう。
エヴァンさんも全米で試しておいて正解だったけど
成功させられなかったのは痛いな・・・まして回転不足だし。
まあ練習ではうまくいってるみたいだから
あとは本番強さをフル活用してもらうしかないね。


他に、個人的に大注目だったステ様の新作「椿姫」は
思ったより楽しげなプログラムだった。
冒頭部分のエレガントな動きとか、さすがですね。
最終滑走の重圧にめげずに、4回転を2度成功させたのを見て
この人にトリプルアクセルはいらないと思った(笑)
ステップで転んだりもしたけれど、気にならなかったな。
若い時の若さ溢れる、エネルギッシュな頃と比べると
体力的にハラハラさせられるところはなくもない。
でも底力がハンパない人だし、まだ十分戦えるじゃん!
なんて、見てる側は呑気に思いますね・・・
この人はまだ終わってない。価値ある2位おめでとう!

怪我から復帰のジュベたんは調子悪いなりに
やれることはしっかりやったようです。
プルさんはルッツが二回転になったりしたけど
技術的な隙の少なさを見せつけて堂々の優勝。
やはり大舞台になるとメダリスターの底力に感心しますね。
(しかしベルネル・・・君はいつ眠りから覚めるんだ!)


しかしベルントソン先輩とエイドリアンの
熾烈なオリンピック代表争いには胸を痛めた。
スウェーデンに二枠ないのが惜しすぎる・・・。

ミハルとコンテスティも上出来でしたねー!
特にミハルはオッサンたちが出揃う中、よく耐えたなと。
来季のヨーロッパ選手権では表彰台に上がってそうだ。
オリンピックではまさかのチェコナンバーワンとして
出陣になるけれど(ベルネル~~~!!!)
伸び伸びやって、アダムとかに見せつけれやってくれい!
で、後で「俺はオリンピック出たことあるもんね!」って
堂々と言える演技をしてくれたら!


そしてフランスのアルバンとポンセロ、
彼らにもエールを送りたい。
オリンピック出場は逃したけど、彼らの存在が
フランス勢を強くしたのだから。
それに見合うガッツをありがとうー!


今のところこんな感じです。
さーて、次はカロちゃん達だ!
そして全米も女子とダンスの熾烈な戦いが・・・!
タニスとベン、不利だろうけど頑張ってー!

2010年1月21日木曜日

仕事でフィギュアスケート特集してみる。

朝にTwitterでつぶやいた内容なのですが、
改めてまとめてこちらに書きます。


私がディレクターやってる番組の中に
クラシックの曲をかける時間帯がありまして。
2月からその枠をフィギュアスケートセレクションと称して
選手たちの今シーズンの使用曲をかけようという試みを
やることになりました(一応、正式決定した)。

時間枠は8分。
この枠の中で一曲か二曲を、毎週月曜~木曜に
オンエアしていくというものです。

二月一杯を目安に考えてるので全16回くらい・・・かな。
で、誰をピックアップするか考え中というわけだ!

何せ主要とすべき日本代表が、今季そんなにクラシックを
使ってないというところもありますし・・・
(でも、一応考慮してクラシック以外は別枠で
何らかの形で流そうと思います。使用してるという情報を
パーソナリティに言わせるかどうかは微妙だけど)

あとは競技毎にどの程度ピックアップできるか。
これが非常に悩ましい・・・!
クラシックという限定がなかったら
本来は男子シングルでこの枠を埋めたいところですが
さすがにそんなマニアックな紹介はできませんので(笑)
一応バラエティに富んだ感じにしたいんですよねー。
あと、普段一般には注目されないペアやダンスも
競技が行われる週にはぜひピックアップしたい。
ああ難しい。悩ましい。

で、「アンタ、そんなこと言ってるけど
どうせライサの枠は取っておいてあるんでしょ?」と
皆さんの声が聞こえたような気がします。(←被害妄想)
うん、一応ピックアップする予定・・・だけど、
現世界チャンピオンじゃなかったらそうしなかった自信がある(爆)
私、そのへんはわりと公平・・っていうか空気読んでしまうというか
まあ、少数民族ゆえの自信のなさと言いますか(笑)。
このブログはエヴァンさんの情報出してなんぼですが
公共の電波はそうはいきませんからね。
たまーに生出演するあのコーナーだって
エヴァンさんがチャンプになってなかったら
彼の話は最初の一度しか出さなかったでしょう。
ちなみに、今回予定してるのはシェヘラザードの方。
火の鳥は原曲長いし、まさか競技用にカットしたのを
放送に流すわけにもいかないので(苦笑)


そういうわけで、改めてどの曲が今季使われてるか
色々思い出し中です。
今、思いつく候補は・・・


ライサ:シェヘラザード
ジョニー:ポーカー・フェイス(別枠)
ステ様:ウィリアム・テル か 椿姫
アボット:交響曲オルガン付
ノブナリン:死の舞踏(マキシム編)
テッサ&スコット:フリーのマーラーの曲
ダイスケ:Eye か 道 を別枠で
ミキちゃん:レクイエム
マオちゃん:鐘の前奏曲の原曲 か 仮面舞踏会
ユナちゃん:ガーシュイン
ロシェット:サムソンとデリラ
あっこちゃん:ウエストサイドストーリー(別枠)
タカヒコヅカ:ジミー・ヘンドリックスの方(別枠)
タニス&ベン:アヴェ・マリア
悠子さん&スミルノフ:スケーターズ・ワルツ か 白鳥
パトちゃん、メリチャリ:オペラ座の怪人(別枠)


うーん、うちの局にあって今思いつくのはこのくらいか。
ジュベたんも何かかけたいんだけど曲が手元にない。
そして我ながらペアのラインナップ弱すぎる。
なんとかしなけりゃ・・・!


やっぱりクラシックだけだと無理があるかなあ、とか
思い始めてきたぜ・・・(苦笑)
いっそのこと「今週はクラシック!」
「来週は映画音楽!」ってな具合で
この特集の中で切り替えるべきなのか。
元々はクラシックを中心に流す時間帯だけど
インストならセーフだろうか。むう・・・


とにかく来月まで残り一週間と少しありますので
それまでに揃えようと思います。
皆さんのアイディアもぜひお聞かせくださいませ!

オリンピック男子SPまで残り4週間

Only 40,350 minutes (28 days) until the short program at the 2010 Olympic Winter Games in Vancouver, Canada. I'm using every minute wisely so I can represent my country in the way I have always dreamed.


2010年、カナダ・バンクーバー冬季オリンピックのショートプログラムまで、あとたったの40350分(28日)だ。僕は毎分を賢く使っているよ。そうすれば、いつも夢見てきたやり方で国の代表になれると思うから。

(Facebook、2010年1月20日付けのコメントより)

2010年1月19日火曜日

USA today(2010/1/18)

Lysacek's coach sees way to spin loss into gold


SPOKANE, Wash. — Venerable coach Frank Carroll, 71, has seen it all in figure skating, some of it two or three times. So as cheers rained down on Jeremy Abbott, who is not coached by Carroll, after his flawless free skate won the men's national title here Sunday afternoon, Carroll couldn't help but put his disappointment into instantaneous, Olympic-sized perspective.
As his skater, reigning world champion Evan Lysacek, settled for second place after making uncharacteristic errors in a performance Carroll readily described as "labored," he was asked a leading question: Did he perhaps recall something similar from his coaching past?


尊敬すべきコーチ、フランク・キャロル(71)はフィギュアスケートにおいて全て(の経験)を見たことがあり、中には2度か3度のものもある。だから日曜の午後、キャロルに師事していないジェレミー・アボットに喝采が雨あられのように降りかかったとき、彼の完璧な全米選手権優勝のフリーの後でキャロルは自分の失望を救うことはできなかったが、即座にオリンピックにおいての視点に切り替えた。
彼のスケーターであり、現世界チャンピオンのエヴァンライサチェックは、演技中にらしからぬミスをして(キャロルはただちに「これは苦しいな」と言った)2位という結果に甘んじた。そして誘導尋問にかけられた。もしかしたら、過去に自分が教えた経験と同じようなものを思い出したのではないか、と。


"Yes," Carroll said, quietly but most assuredly, "I do."

「はい」と静かに、しかし殆ど確信してキャロルは言った。「そうですよ」。

That something was in 1998. Carroll then was coaching Michelle Kwan, who gave perhaps the two greatest performances in U.S. national championship history in the short and long programs, launching herself to what looked to be a certain gold medal at the Nagano Olympic Games a month later.

1998年のことだ。キャロルは当時ミシェル・クワンのコーチをしていた。彼女は全米選手権の歴史の中でショートとフリーの2回、もっとも偉大な演技をしてみせた。一ヶ月後の長野オリンピックで確実に金メダリストになるよう自身を進化させてきたのだ。

But it was not to be. Tara Lipinski, the reigning world champion (like Lysacek) who finished second at the nationals (like Lysacek), took a four-minute joyride on the ice to win the gold medal over the more conservative Kwan, who bore all the pressure of the favorite and settled for the silver medal.

ところが、そうはならなかった。(ライサチェックのように)前世界チャンピオンで全米選手権では(ライサチェックのように)2位に終わったタラ・リピンスキーが氷上で四分間の無謀な試みを経て、より慎重なクワンを上回って金メダルを獲得した。クワンは本命としての全てのプレッシャーを背負い、銀メダルに甘んじた。

"I remember it well," Carroll said, not that he wants to. But he'll use it now, turning what he and Kwan lived through 12 years ago into a teaching tool. He'll use every bit of it as he and Lysacek, who was fourth in the 2006 Olympics and is the American with the best international skating résumé, go back to the practice rink with little more than four weeks until the men's competition in Vancouver.

「よく覚えていますよ」とキャロルは言った。彼はそうなることを望んではいない。だが、彼とクワンが12年間生き抜いた経験を指導の技術に変えて、今それを使うつもりでいるのだ。彼は、バンクーバーの男子の試合までの4週間あまりの状態で練習リンクに戻る予定だ。そしてその全てを自分と2006年のオリンピックで4位となり、アメリカの選手で国際試合で最高の経歴を持つライサチェックのときに使うのだろう。

It's winning by losing. If the Kwan example doesn't work, Carroll can think back all of 52 weeks, to a miserable third-place finish for Lysacek at the 2009 nationals, followed in March by a stunning world title.

それは敗北による勝利なのである。もしクワンの例が作用しなければ、キャロルはライサチェックが2009年の全米選手権で惨めな3位に終わった後、3月に見事な世界タイトルがついてきた52週間の全てを振り返ることができる。

"It didn't hurt for him last year to lose," Carroll said. "You turn it into a positive thing."

「昨年負けたことで、彼は傷つきませんでした」と彼は言う。「(その経験を)良いものへ変えてしまえばいいのです」

How?

どのようにして?

"By training the things you need to work on, and by reinforcing that he is the best."

「やらねばならないことを練習することと、彼の最高のものを強化することによってです」

Carroll means no disrespect to Abbott, definitely an Olympic medal contender after winning his second consecutive national title and proving he is the U.S. male skater with the most dependable quadruple jump, not to mention beautiful, lyrical programs.

キャロルはアボットに対して失礼なことを言うつもりはない。彼は自身を、頼もしい四回転と言うまでも無い美しく叙情的なプログラムによってアメリカ代表であることを証明し、全米選手権を二連覇した後は、確実にオリンピックのメダル有力候補の一人なのである。

If Abbott repeats what he did here next month in Vancouver, he could win the Olympic gold medal.
If …

もしアボットが来月にバンクーバーで、ここでやったのと同じ演技を繰り返せば、オリンピックの金メダリストになりうるのだ。もしも、の話だが。

He knows firsthand how national glory can be worthless on the world stage. After winning last year, he bombed at the 2009 worlds that Lysacek won, finishing 11th, worst of the three Americans in the competition.

彼は全米選手権での栄光が国際試合においていかに役に立たないかを直に経験して知っている。昨年の勝利の後、彼はライサチェックが優勝した2009年の世界選手権で失敗し、その試合で3人のアメリカ選手の中で最低の11位に終わった。

There's a fairly significant trend developing here. Since 1992, the national champion hasn't been the top U.S. Olympic finisher seven out of 10 times in the men's and women's events.

ここにかなり意味深で、現在進行中の傾向がある。1992年から、国内選手権のチャンピオンはオリンピックにおいて男女シングルのイベントで10回中7回、アメリカ人最高位になっていないのだ。

"The Olympics," Lysacek said, "is a different ballgame."

ライサチェックは言う。「オリンピックは、全く違った勝負なんです」

世界選手権への派遣が決定

我らがライサチェック、オリンピックに引き続き
世界選手権の派遣も決定しました!


ふう、全米2位だから外れることはないと思っていたけれど
無事決まってよかったです。
オリンピックと派遣メンバーが同じなのは
来季の枠獲りの関係もあるからそれでいいと思う。
っていうかね、昨季もこの面子で別に良かったと思うのよ(笑)
エヴァンさんが優勝したから三枠獲れたのであって・・・
・・・ともかく、順調に成績を伸ばしている三人に
決まったことに一安心しております。


ただ、この三人全員のワールドの出場が実現するかは
何とも言いがたいですよね。
この中からオリンピック金メダリストが出たら
その人はワールドは辞退する可能性が濃厚ですから。
あるいはタニス&ベンのように「自分はバンクーバーが最後」と
決めているとなると、バンクーバーの結果はどうあれ
そこで現役キャリアを終えることもありうる・・・

だけど個人的に、エヴァンさんにはワールドまで何が何でも
続けて欲しかったりするんだな。

なぜって?

私がこの人のファンになったのはトリノオリンピックだった。
そして今年のワールドは、そのトリノで行われる。
もし彼が今シーズンで現役を終えるのなら
私にとって、この四年間のきっかけとなったトリノで終わってくれたら
個人的にものすごく有終の美になりそうな感じがする、
ただそれだけのことなんですが(笑)
もちろんトリノの会場に足を運ぶわけでもなく
(そんな予算は無い! ←いばるな)
バンクーバーと同じようにテレビ観戦なのだけど。

まあ、そんな個人的すぎる理由で
ワールドで有終の美を飾るライサチェックが見たいわけです。
もちろん、そのあと現役を続けてくれても全然OKですが!
でも去年みたいに、たくさん来日してくれても
もう何度も足を運ぶことは難しい。特に今年は行けないかもしれない。
無論、直接会場に行けなくても応援する術はあるはずだと
自分に言い聞かせて、腐らず応援していくけどね・・・


オリンピックまでは男子フリーまで残り一ヶ月となりましたが
世界選手権までは二ヶ月と一週間くらいですか?
その頃、どんな気持ちでいるのか・・・
今それを考えないようにするので精一杯です(笑)

気持ちと演技

朝から申し訳ないですが、ウザいファン語りでもしようかと思います。
以下、一ファンの勝手なコメントですので興味のない方は
どうぞスルーして下さい。


我らがライサチェックは昨日の全米選手権にて
久しぶりに試合で四回転に挑戦し、失敗して
その後の演技も少し崩れて、最終的に2位となりました。
今シーズンの中でちょっとミスが目立ってしまった試合になり
1位のアボット君に25点ほど差をつけられたわけですが
結果は結果、それはそれ、ということで私はあまり気にしてません。
肝心なのは四回転をトライして、彼が何を学んだかでしょう。


・・・今回の転倒+ダウングレード+ディダクションで
実質0点となった彼の四回転ですが、
果たしてオリンピックで彼は再度トライするのか?
焦点はそこだと思います。

彼とフランクコーチが最終的にどんな判断をするかは
当日になってみないとわからないでしょう。
そうなると、外野が言えることは
「ワールドで優勝したときのようにクリーンにやって
勝ちに行くべき」か
「今までの集大成なのだからリスクはあっても
ぜひ入れるべき」か、
最終的にはそのどちらかに偏ると思う。
そしてどちらを彼が選んでも、似たような議論は
沸き起こるに違いない。

私はファンとしてどちらの意見か?というと
やはり後者だな、と昨日の演技を見て思いました。

全米選手権男子フリーにおいて
ライサチェックは四回転の転倒のあと
珍しく動揺したような小さなミスや表情の変化があった。
傍から見たら失敗したから焦った、というだけのことかもしれないが
私は却って、その様子が表現面においてプラスだと感じた。
揺れ動くシャリエール王と金の奴隷が、そこにいたように見えた。

「シェヘラザード」の物語に関しては
私は概要をかいつまんで読んだだけで、詳しい部分は知らない。
しかし概要を読んだ中で、女性不信に陥っているシャリエール王は
怖い人というより、本当は気持ちが弱い人物と感じた。
しかし王でなければならない。王は絶対の存在でなければいけない。
だからこそ自分を相手に浮気を働いた妻と奴隷たちに復讐し
それだけでは飽き足らず、国中の若い娘を献上させて
一晩ごとに殺し、自分が絶対の存在なのだと
自身に信じさせていたのだと思った。
そうすることでしか自分の王というアイデンティティを
保っていくことができなかったのだろう。
一方、金の奴隷は王妃の浮気相手で
それが王に知られたら自身が殺されるとわかっている。
しかし王妃に従わなければ、やはり殺される。
どちらにしろ死が付きまとう中で、王妃との情欲に溺れるという
非常に危うい精神状態で生きていた。
この二人のキャラクターに共通するのは
そういった精神的な「脆さ」だと思う。

一方で、ライサチェックのフリー「シェヘラザード」は
グランプリファイナルまでは、そういった「脆さ」や
「危うさ」を私はあまり感じなかった。
振り付けも音楽の合わせ方もよく出来ているし
うまくやっているとは思ったけれど
内面的なものはまだ未完成だと感じていた。
ただ、以前の彼ならば「脆さ」は表現面で感じられたので、
今季それが見られなかったのは不思議だった。
ひょっとしたらワールドの優勝によって
精神的に自信がつきすぎた上に、
技術的にも目立ったミスがない落ち着いた状態が
内面における表現面ではマイナスに働いたところが
あったのかもしれない。
もちろん、それらがもたらした従来になかった
体の動きの美しさは、彼にとってかけがえのないプラスと
なっているのだけれど。

ところが、昨日の全米選手権では私は彼に
良い意味で「脆さ」を感じ、
それがあのプログラムを却って印象付けたと思った。
その一因は紛れもなく四回転へのトライだ。
リスクをあえて冒して、精神的に自身を追い込んだことで
彼の中にシャリエール王、金の奴隷の二役が確かに感じられた。
ミスはあったけれど、私はこのパフォーマンスが
表現的には今シーズンの彼のベストだったと思ったのだ。

・・・・このプログラム、よく出来てるなあ。


戦略的には、表現面で良い影響が出るからといって
あえてリスクの大きい、しかも試合での成功率が
高くはない技を大舞台でやるのは好ましくないでしょう。
だけど、せっかくこの競技をやっているならばその価値はある。
時折、メダル獲得が絶望的になってしまい
フリーでは別人になったかのように思い切った、
素晴らしいパフォーマンスをする選手がいるけれど
そういう選手が出ると、我々はメダリストの一人よりも
その選手を祝福してしまうことが多々ある。
フィギュアスケートってそういう競技だな、と
そういうときに実感させられる。
そしてふと思う、自分の贔屓は忘れ去られるメダリストと
記憶に残る選手と、どちらになって欲しいだろうかと。
記憶に残るメダリストになれれば、それでOKなのだろうけど
世の中そんなに甘くはないですから(笑)
まして、我らがライサチェックは存在感がないことに
定評がありますからねえ・・・!

だから、個人的には彼には印象に残る演技をしてほしい。
そのための四回転なら、リスクを冒す価値はある。


以上、朝からウザいファン語りでしたっ
失礼しました!

2010年1月18日月曜日

オリンピック代表決定後のコメント(Facebook)

Saving my Olympic performance for Vancouver! I'm so excited and honored to be a part of the 2010 U.S. Olympic team. Thank you to everyone for your support and everything you've done to help me get here. I'm going to lock myself in the rink until Vancouver.


僕のオリンピックの演技はバンクーバーにとっておいているよ! 2010年のアメリカオリンピックチームの一員になれてとても光栄だし、わくわくしているんだ。みんなの応援と、僕をここにたどり着くのを助けるために、みんながしてくれた全てに感謝しているよ。これからバンクーバーまで、リンクに入り浸るつもりさ!

(Facebook 2010年1月18日付の書き込みより)

バンクーバーオリンピック代表に決定!

朝の段階でわかっていたので皆さんすでにご承知かと思いますが・・・


我らがライサチェック、
バンクーバーオリンピックの出場が決まりました!



わーいわーい!!
いや、外さないだろうとは信じていたけど
ここまでがものすごく長い道のりだったように感じました。
一昔前なら、ワールド優勝した時点で内定もらえただろうにねえ!


そして一緒に行くメンバーは、アボットくんとジョニー。
これも順当でしょう。
妹もジョニーの出場が決まって喜んでいます。
三人のオリンピックでの健闘を心から祈っています!
・・・とか言いつつ、最近は妹と
「もうオリンピックは出てくれるなら何位でもいい。
20位でもいい。フリーにさえ進めればそれでいい」
とまで
言うほどに弱気なワタクシではありますが・・・
ま、何度も言ってるけど今の男子シングルの面子は
世界選手権でのメダリストであっても
最終順位が二桁になる可能性が十分ありますからね。
むやみやたらと高望みしないにこしたことありません。
もちろん内心では活躍を望んでいるとはいえ・・・
エヴァンさんがとても強いことを私は良く知っているけれど
みんな強いことも知っていますからね、誰のことも侮れない。
チームUSAもどこまで健闘できるか大注目になりますが
この三人で派遣されて誰が一番上に来るのかも興味深いところ。
できるなら、三人ともあまり順位が離れないといいねと思う。
そしたら穏やかでしょう?国内的にも(笑)


で、四大陸と世界選手権の代表に関しては
土曜日に発表とFSOnlineがつぶやいていた・・はず。
四大陸はバンクーバー行きの面子は外れるでしょうが
世界選手権はどうなりますかね!
バンクーバーの結果次第では、世界選手権を
パスする人も出てくるかもしれないし
このへんは注意して見ておきたいです。


・・・ひとまず、私たち姉妹の年に一番ナーバスになる大会が終わり
無事にオリンピック代表にお互いの贔屓が選ばれてほっとしています。
お互いに、バンクーバーでは今日より良い出来であるといいのですが!

2010全米男子フリー終了

プロトコルはこちら。最終順位はこちら


ライサチェックはフリー3位、総合2位に終わりました。
フリーでは冒頭の四回転で転倒。
その後持ち直すも、ループが2回転になるなど
全体的に精度が荒い出来になりました。
衣装はよりシンプルに。着まわし黒パンツに
グレーのタートルネック、両肩に黒い謎のアクセント。
蛇よりいいけど地味だなあと思う私・・・

今シーズン一番ミスが多くなってしまいましたが
4回転を入れたことを評価したい。ダウングレードではありますが。
全部うまくいくのは来月か再来月にとっておいて、
まずは無事実験が出来たことに良かったねと言いたい。
もちろん、価値ある2位につけたことも。


ちなみに優勝したアボット君は文字通り神演技。
バンクーバーでも同じくらいの出来になるといいね!
っていうか、今日の彼のような演技をした人が
バンクーバーで勝つのだと思った。
エヴァンさん、頑張ろうね。
3位のジョニーもアクセルがシングルになるなどミスがあり
万全とまではいかなかったけれど、価値ある表彰台だと思う。
ジョニー的にはライサを上回れなかったのは
ちょっと悔しかったかもなあ。
にしても、ジョニーの新衣装すごくオシャレだったぜ。


とりあえず今のところの所感はこのへんで。
エヴァンさんのナイスガッツに胸を熱くしながら。

2010年1月17日日曜日

全米男子フリーに向けて

日本時間でいう明日の早朝から全米男子フリーが始まります。


オリンピック代表がこの試合で決まるわけですが
全日本よりそれほど緊張していないのは
贔屓がしっかりしていて、余程酷くても
多分代表に決まるだろうという自信があるからなのか・・・
というか、全日本男子と同じくSPで殆ど
決まってしまったような感じはありますね。
点差を考えると上位3名がフリーでよほど崩れない限り
4位以下が逆転するのは厳しそうな感じです。
まあ、最後までどうなるかわかりませんが!

我らがライサチェックは試合の無かった16日も
サイン会をやらされていたみたいですね。
いいなー、アメリカは選手と一般人の垣根が
それほど大きくないからこういうの出来て。
例えば日本でダイスケがサイン会なんかやったら
会場大混乱だろうから絶対できないですよね。
一昔のブームになる前だったらいざ知らず・・・
海外で観戦するメリットはこういうイベントの
存在の有無も大きいだろうな、とたまに思います。


ところで、特に予告なくSPの衣装が変わってましたが
ひょっとしたらフリーも衣装が変わったりするのでしょうか。
だったら今度は無難なのでお願いしたいところ。
というか、シェヘラザードというプログラムで
どうしてアラブっぽい雰囲気を衣装で出さないのか不思議。
似合うと思うんですけどね、そういう衣装。
でも金ピカでキラキラしたテイストは本人が好きじゃないから
とりあえず真っ黒にして、アクセントで蛇とか
スケスケとか変な方向になってるんでしょうが。
次に新調するなら今度こそマトモに見れるやつにして欲しいわー。
ちなみにSPの衣装、妹は「前の方がオシャレだったのにー」と
嘆いていますぜ。うん、オシャレ度は前の方が高かったよね。
今のも嫌いじゃないんだけど、やっぱりちょっと暑そう。
ジュベたんのモヒカンの初期の衣装を思い出すわ・・・!


あとライサチェックで注目すべきところと言えば
やっぱり四回転の成否でしょうか。
昨年のように四回転にチャレンジして失敗して、
後のジャンプもちょっと崩れたりすると
あまりカッコよくないことになるだろうけども
個人的には、今試したいことは全部試しておけと思います。
それに四回転やってくれるのはファンとして嬉しい。
逆に言うと、ここでやらなかったら
オリンピックはぶっつけ本番もしくはやらないという
選択肢になっちゃうわけだしね・・・。
怪我が進んでいないか心配もあるけれど
今回のチャレンジはとても楽しみなんだぜ・・・!
ツーフットか回転不足を懸念しなきゃならないのは
辛いところではありますが。


全ては明日ですね!
昨年は終わった後、半分泣き出しそうになりながら
仕事をしていたのを思い出します。
今年はそこまではいかないだろうけれど
ファンになって4度目の全米を迎えて、
色々感慨深いものがありますね・・・!
とりあえず終わった後、選手達の良い表情が見られること、そして
ライサ本人にも「よかったね」と言えるような試合であることを
遠い日本の片隅から祈っています。


とりあえず明日は出来る範囲でtwitterでつぶやいたり、
結果をブログにアップしたりできればなと。
記事も出来る範囲で紹介して訳しますね。
逆に「ライサ関係でこんな記事があったから訳してくれ」と
紹介してくださったら、なるべく応じますので是非どうぞ。
(まあ、皆さんご存知の通りあまり良い訳ではないですけど・・・)


あー、あとライサチェックの情報などを求めて
検索などで新たにこのブログの読者になって下さった方や
twitterでフォローして下さった皆様、ありがとうございます。
ええと、twitterに関してはブログの読者の方なのか
普通にスケートファンの方なのかイマイチ見分けがついてないので
こちらでフォローしていいのかどうか迷う場合もあります。
差し支えない範囲で教えていただけたらフォロー致しますので
もし良ければよろしくお願いします。
(っていうか、ここ2日間で10名くらいフォロワーが増えて
若干焦っております・・・)


以上。明日の選手達の健闘を祈りながら!

全米男子SPプロトコルとフリーの滑走順

全米男子SPのプロトコルはこちら


ライサチェックに関しては・・・昨日訳した記事にもありましたが
6点台をつけたジャッジがいるのが興味深い。
技術的にはステップアウト以外は問題なかったようです。
スピンも全部レベル4もらってる。いいぞ!
でも国際試合より国内試合の方が演技構成点下げられるって
なんだか面白いね、普通逆なんですがね(笑)。
ま、ファイナルのSPは誰かさんのせいで(誰とは言わんが)
インフレしていたのは否定しませんけど・・・!
要するに、ジャッジが銀河点出しやすいスケーターと
一緒に滑れば必然的に他の選手にも銀河点は出やすくなる。
全米ジャッジは慎重で、なるべく銀河点は出さない方向というのが
プロトコルを見てもすごくわかりますね。
却って信頼できて良いんじゃないでしょうか(笑)

あと多分、これは私の超勝手な憶測に過ぎませんが
全米ジャッジはアボット君の国際評価を
上げたいというところがあるんじゃないでしょうか。
ライサとジョニーに関しては長い実績があるから置いといて、
アボット君はここ2年で急浮上した上、
本人は好不調の波があるので、常に一定した高い評価に
落ち着かなかったわけですから。
もちろん彼の昨日の試合は得点に十分値すると思うし
持っているスケート技術も、音楽性も素晴らしい。
今回、ライサを上回る演技構成点を出すことで
国際試合でもそのへんをもうちょっと見てくれっていう
アピールもなくはないと思いますね。
ライサはステップアウトしてなくても
演技構成点はほとんど変わらなかったでしょうし。


ちなみにジョニーはフリップでアテンションマークが。
・・って、演技構成点で3点台出してるジャッジがいる!!!
何? ・・・アンチですか? ジャッジなのに(苦笑)
にしても、妹も言ってたけど「演技構成点伸びない」ですね・・・
良かったと思うんだけどな、昨日のSP。


で、明日のフリーはすでに滑走順が決まっているので
最後にそれをコピー&ペーストしておきます。
日本時間では早朝からの放送ですので
目当ての選手の滑走と起きる時間を調節するのをおすすめします。

私はNBCでネット観戦予定ですが、無事に見られるかどうか
かなり怪しい(何せ会社だからな!)・・・ので、
万が一ライブで映像見られなかったらオンラインリザルト見ますね。


以下、フリーの滑走順


Warmup Group 1
1 Jonathan Cassar, Detroit SC
2 Daniel Raad, Park FSC
3 Michael Solonoski, SC of New York Inc
4 Alexander Johnson, Braemar-City of Lakes FSC
5 Wesley Campbell, Nashville FSC

Warmup Group 2
6 Andrew Gonzales, All Year FSC
7 Stephen Carriere, Skating Club of Boston
8 Shaun Rogers, SC of Wilmington Inc
9 Tommy Steenberg, SC of Northern Virginia
10 Parker Pennington, Winterhurst FSC
11 Dennis Phan, All Year FSC

Warmup Group 3
12 Keegan Messing, Alaska Assoc of Figure Skaters
13 Brandon Mroz, Broadmoor SC
14 Douglas Razzano, Coyotes SC of Arizona
15 Jason Wong, Skating Club of Boston
16 Richard Dornbush, All Year FSC
17 Grant Hochstein, St Clair Shores FSC

Warmup Group 4
18 Ryan Bradley, Broadmoor SC
19 Adam Rippon, SC of New York Inc
20 Armin Mahbanoozadeh, Washington FSC
21 Evan Lysacek, DuPage FSC
22 Johnny Weir, SC of New York Inc
23 Jeremy Abbott, Detroit SC

2010年全米男子SP終了後のコメント(FSOnline)

FSOnlineにも男子SP終了の記事が掲載されています。
ライサチェックの部分だけ抜粋しましょう(元記事はこちら)。


Lysacek won the Grand Prix Final to polish off an incredible 2009 that started with a rocky performance at nationals, where he place third to Abbott and Brandon Mroz after a sloppy free skate. In February, he was the silver medalist at Four Continents and the world’s best skater in March. He finished second at Cup of China and then won Skate America.

ずさんなフリーの後にアボットとブランドン・ムロズに次いで3位につけた全米選手権の困難な演技で始まった驚くべき2009年を、ライサチェックはグランプリファイナルの優勝で素早く仕上げた。2月に彼は四大陸選手権で銀メダリストとなり、3月の世界選手権では最高の選手となった。彼は中国大会で2位となり、そしてスケートアメリカで優勝した。

Riding the momentum into Spokane Arena, the same arena where he won his first national title, Lysacek was confident but at times appeared a little cautious in his skate to “Firebird,” complete with a Vera Wang designed costume. He started his program with a mistake on the landing of the triple Axel — something he attributed to his 6-foot-2 frame getting to close to the boards. “That happens, I’m big,” he said.

スポケーンアリーナの勢いに乗って、彼が初めて国内タイトルを獲得したのと同じ場所で、ライサチェックは自信に満ちていた。だがヴェラ・ウォンのデザインした衣装で「火の鳥」を滑るときは少し慎重になっているようだった。彼は冒頭のトリプルアクセルの着氷ミスでプログラムを開始した。彼の6フィート2インチという体格がボードに近づきすぎたのが原因なのだという。「よくあることです。僕は大きいので」と彼は言った。

Lysacek, who has signed deals with several companies in the months leading up to the games, including AT&T, Coca-Cola and Ralph Lauren, managed to keep his program on track after the opening mistake. He performed a solid spread eagle into triple lutz-triple toe. Lysacek also did a triple flip from a back spiral. Unlike earlier this season, the flip was judged as a clean element on the correct take-off edge.

この試合の前の数ヶ月間に、AT&T、コカコーラ、ラルフ・ローレンを含む複数の企業と契約してきたライサチェックは、冒頭のミスの後は何とかプログラムを軌道に乗せた。彼は素晴らしいスプレッドイーグルからのトリプルルッツ-トリプルトウをやってのけた。ライサチェックはバック・スパイラルからのトリプルフリップも成功させいた。今シーズンの初めとは違い、フリップは正しいエッジでの踏み切りでのきれいな要素として判定された。

Weir edged Lysacek on the technical mark but lost to him on the components.

ウィアーは技術点でライサチェックを追いやったが、演技構成点で彼に負けてしまった。

2010年1月16日土曜日

USA today(2010/1/16)

Lysacek's brilliant performance doesn't impress U.S. judges


A funny thing happened to the Americans in the women's skating competition at the 1992 Winter Olympic Games in Albertville: there was no U.S. judge on the panel for that event.
What looked like a curse actually became a blessing, however, when the Americans —Kristi Yamaguchi, Nancy Kerrigan and Tonya Harding— went 1-3-4.


1992年のアルベールビル冬季オリンピックの女子シングルの試合で、アメリカ人に奇妙なことが起こった。そのイベントのパネルにアメリカ人のジャッジがいなかったのだ。実際は、この呪いのような出来事は、アメリカのクリスティ・ヤマグチとナンシー・ケリガン、トーニャ・ハーディングがそれぞれ1位、3位、4位となったときに恩恵となった。

The joke that made the rounds in skating circles back then was that the result was no coincidence, that U.S. judges can be so harsh on U.S. skaters that it's sometimes better to not have one of your judges on an international panel.

スケートの試合で作られたこのジョークは、試合結果が偶然でなかったときに一周して戻ってくるものだ。アメリカのジャッジがアメリカのスケーターにとても厳しくなっているようなときや、国際試合のジャッジが一人もいない方がいい場合も同様だ。

Evan Lysacek knows the feeling. The reigning world champion and current Grand Prix Final winner skated almost flawlessly in the men's short program at the U.S. figure skating Olympic trials Friday night, his only mistake a step-out on his triple axel, and yet he ended up with what he said were his lowest component (artistic) scores in almost two years.

エヴァン・ライサチェックはこの感覚を知っている。金曜の夜の全米選手権の男子ショートプログラムにおいて、現世界チャンピオンでグランプリファイナル優勝者はほとんど完全に滑りきった。彼の唯一のミスはトリプルアクセルのステップアウトで、結局のところ彼がわかったのは、ここ約2年間で最も低い演技構成点だったことだと彼は言った。

While he has been getting mostly mid-to-high 8's all year (out of 10), his scores actually dipped into the 7's with some in the 6's here.

彼は一年を通してほぼ8点台後半を得てきたが、実際に得点は7点台に落ちていて、中には6点台もあった。

"You give the lowest marks of the year to your world champion who is the best hope to win the gold medal from the United States?" asked an incredulous Frank Carroll, Lysacek's coach. "Strange."

「あなたは自国の世界チャンピオンで、アメリカでの金メダルの最有力候補に一番低い点数を出しますか?」と、ライサチェックの疑い深いコーチ、フランク・キャロルは言った。「おかしいですね」

Lysacek ended up second with 83.69 total points to Jeremy Abbott, the winner of the short program with 87.85. (Abbott is certainly not chopped liver; he's the defending national champion, but doesn't have the international resume of Lysacek.)

ライサチェックは合計83.69で、ショートプログラムの勝者ジェレミー・アボットの87.85に次いで2位に落ち着いた。(アボットは確かに取るに足らない人物ではない。彼は前回の全米チャンピオンだ。しかしライサチェックのような国際試合の経歴は持っていない)

Johnny Weir was third with 83.51 points. Baring a major collapse, those three, in some order, will make up the men's U.S. Olympic team for next month's Vancouver Olympics. And any of the three could win the national title here.

ジョニー・ウィアーは83.51で3位だった。大きな失敗があっても、(スケート連盟からの)指令で彼ら三人が来月のバンクーバーオリンピックのチームとなるだろう。そしてこの三人の誰かがここで国内タイトルを勝ち取るのだ。

But skating is a numbers game nowadays, and a national championship is a way to lobby the international judges in the weeks before the Olympics. To that end, Lysacek's point total of 83.69 doesn't stack up particularly well against the heavily inflated scores of two of his top Olympic competitors, Russia's Evgeni Plushenko and Canada's Patrick Chan.

しかしスケートは現在においても多数派工作があり、国内選手権はオリンピック前の数週間に国際審判に働きかける手段なのだ。ライサチェックの合計83.69という得点は、オリンピックの競争相手であるロシアのエフゲニー・プルシェンコ、カナダのパトリック・チャンの二人の非常に誇張された得点には、うまく匹敵していない。

At Russia's recent national championships, Plushenko, the 2006 Olympic champion, received a whopping, and ridiculous, 100.09 points in the short program even though he stepped out of the landing of one of his triple jumps — similar to the mistake Lysacek made here.

最近のロシアの国内選手権で、2006年のオリンピックチャンピオンのプルシェンコは、ショートプログラムで1つジャンプがステップアウトしたにも関わらず(これはライサチェックが今回やらかしたミスと似ている)、べらぼうで馬鹿げた100.09という得点を受けた。

And on this same day, at the Canadian national championships, Chan, the current world silver medalist, put his hand down while landing a triple flip and also turned a planned triple-triple into a triple-double.

加えて、今日という同じ日にカナダの国内選手権で、現ワールド銀メダリストのチャンはトリプルフリップの着氷で片手をつき、予定していた3-3を3-2に変えた。

How wonderful was the gift the Canadian judges gave him? A 90.14. And all of his program component scores were in the 8's and 9's, save one 7.75.

カナダのジャッジが彼に差し出したプレゼントはどれだけ素晴らしかっただろう? 答えは90.14。そして彼の演技構成点は、一人の7.75を除いて全て8点台から9点台だったのだ。

Does all of this matter? The skaters still have to perform when the pressure is on in Vancouver, but when the judges get a number in mind for a skater's component scores — the old second mark, the highly variable artistic scores — it can be hard to shake them of that later. If Lysacek gets stuck with some 7's here, he might end up with 7's in Vancouver.

こういったこと全てはどうであろうか? スケーターたちはバンクーバーでおしりに火がつくときに演技しなければならない。しかしジャッジが一人のスケーターの演技点(昔で言うセカンドマーク、多様性のある芸術点)に多大に考慮したとき、あとでそれを振り払うのは困難になるだろう。もしライサチェックがここで7点台に行き詰ってしまえば、彼はバンクーバーでも7点台に終わってしまう。

"I was expecting 9's here," Lysacek said.

「僕はここでは9点台を期待していました」とライサチェック。

This is not sour grapes. It's called playing the game. Bottom line, does a country want to send off its skaters to the Olympics with a flourish, or not?

これは負け惜しみではない。オリンピックはゲームと呼ばれているのだ。最終的に、国はスケーター達をオリンピックに仰々しく送り出したいのではないのか?

"What they're doing with Chan, they're pushing him with the highest possible score," Carroll said. "In the United States, we are honest to our own detriment sometimes."

「彼ら(カナダのジャッジ)がチャンにしているのは、彼を最大級の得点でプッシュしているということです」とキャロルコーチ。「アメリカでは我々は時々、自分たちの不利益に対して正直になるのですよ」

2010全米男子SP終了後のコメント(Facebook)

Facebookにもライサチェック本人がコメントを書いているので
そのまま掲載して訳しときます。
さすが本人にしかわからないことを言ってくれてます(笑)


That was a close one! Really, I got too close to the boards on that triple Axel. I'm in second place after the short. Felt good out there though. The audience is so great. Hope I'll do better on Sunday.

危ないところだった! 実際、僕はトリプルアクセルのときボードに近づきすぎたんだ。ショートが終わって、僕は2位につけているよ。だけど向こうではいい気分だった。お客さんはとても素晴らしいよ。日曜日、僕がうまくやれるよう祈っていて!

2010全米男子SP終了後のコメント(icenetwork)

全米男子SP終了後のコメントをピックアップしますー。


まずicenetworkの記事を抜粋(元記事はこちら

Lysacek's costly misstep on an opening triple Axel in his short to Stravinsky's "Firebird" likely cost the world champion first place, but he, too, claimed other things were more important than regaining the title he won in 2007 and 2008.

ストラヴィンスキー作曲の火の鳥を使ったショートプログラムで、冒頭のトリプルアクセルの手痛いミスによって世界チャンピオンは1位の座を犠牲にした。しかし彼は2007年と2008年に手にした全米のタイトルよりも、より重要なものがあるのだと断言してみせた。

"It's definitely not about winning," Lysacek said. "I hope this comes out right -- I don't need to prove myself over and over again. I made a lot of changes on my footwork and spins. I really do want to try some new stuff and see if that's the way to go."

「それは間違いなく、勝つことではありません。これがうまくいくことを望んでいます。というのは、僕は重ね重ね、自分自身を再び改良する必要はないんです。ステップとスピンをかなり変えたのですから。僕は本当に、いくつか新しくしたものを試したいし、それがうまくいくかどうか見たいんです」

Both Lysacek and his coach, Frank Carroll, said they would review the judges' details to find out how the changes fared.

ライサチェックも、彼のコーチであるフランク・キャロル氏も、この変化がどう作用したか調べるため、採点の細部を吟味するつもりだと言う。

"That was seven points below my personal best," he said. "The only mistake I know of was the step out. I think that's minus 1 or 2 [points]. Other than that I'll have to look at the judges' scores."

「僕のパーソナルベストからは7点ほど低かったですね。僕がわかっている唯一のミスは、ステップアウトでした。それでマイナス1か2になったと思う。それ以外のところは、ジャッジが出したスコアを見て探さなければならないでしょう」

Actually, Lysacek lost nearly three points on his triple Axel.

実際は、ライサチェックはトリプルアクセルで3点近くを失っている。

2010年全米選手権男子SP

全米男子シングルSP、詳細の順位とスコアはこちらのページ参照。


とりあえずライサチェックについて最初に言及しましょう。

まず、衣装が変わりました。
icenetworkの写真はこちらdaylifeにも近いうちに写真アップされるかな。
ファイナルのときに羽が落ちたのを考慮したのか、
今回は手首に羽はなし。肩に少しだけついている。
胸と背中にはモサモサとした暖かそうなものがある。
(なのでちょっと暑苦しいイメージ)
背中は鳥が羽ばたいているかのようなV字のライン。
全身黒いことには変わりありませんが(笑)
そして黒く透けてる手袋。ここを透かしてきたか!(笑)
写真だと非常に見づらいけど、滑ってるのを見ると
そこそこ良い感じのデザインじゃないですかね。
オシャレかどうかっていうとちょっと難しい。
前のやつは着る人によればオネエマンっぽい雰囲気もあったから
今回のはより男らしい路線にしたのかも。

試合内容としては、twitterでつぶやいた通り、
冒頭のトリプルアクセルでステップアウトしてしまいました。
まあ他は何も問題なかったですけど。
得点も83点台で、特にインフレすることもなく無事に終わりました。

振り付けが色々変わっていて、衣装も違うので
音楽は同じだけれど滑ってるときの印象がだいぶ変わりました。
サーキュラーステップは、音になかなか合わせられず
音楽より早く動いてましたが(苦笑)まあご愛嬌。
ストレートラインは前よりかなり良くなった。
曲の盛り上がりに合わせてストレートラインに
より重きをおくような構成にしたのかなと思う。
あとフィニッシュのポーズも立ったままになりました。
だんだんこの人が大きな鳥に見えてきたぞ
(↑今まで鳥に見えてなかったのか 笑)

アクセルのステップアウトで3点くらい失ってるようですが
それが上手くいっていてもアボットくんに及ぶ得点に
なったかどうかは・・・どうかな。
アボットくんはおそらく生涯最高のSPだったのでは。
クワドやってないけど。

そんなことよりも、ジョニーは技術点でライサを上回っていたのに
僅差で3位だということの方がビックリ。
ジョニーの方が点数が上でも私は全く文句ないし
ジョニーは今回非常に良かったと思う。
エネルギッシュでセクシーで、ジャンプも余裕で。
アボットくんと4点も差がついたのはどこなのだろう。
あと、12月と比べておしりが痩せてるのが気になる(笑)


4位以下とは10点以上の開きがあるので
おそらく優勝はこの三人で争うことになるでしょう。
去年みたいにエヴァンさんが3位でも全然おかしくない、
むしろクワド入れるって言ってるんだから
4位になる可能性もなくはない、そう思うと複雑。
しかし上位三人の中ではエヴァンさんが一番安定してるので
そこで安心してしまう自分がいる・・・。

まあ、どうせオリンピックに出場できるなら
全米でもそれ相応の結果に終わって欲しいですけどね。
でも本人の言うようにこの試合で実験して
それを来月生かしてくれればいい。


個人的には「運をこれ以上使い果たさないで!」と
言ったところでしょうか(苦笑)
全米チャンピオンに返り咲いて欲しい気持ちも
全くないわけではないんですがね。
もう全米チャンピオンの称号にしがみつく理由は
何一つないわけですから。
そしてそれは去年の全米から始まっていたのだし。

それにしても・・・2009年全米のときから
SPの2位率が高くて笑ってしまう。
ちなみに優勝したワールドも、国別も、ファイナルも
SPは2位だったから縁起は良いと思うんだ。


とりあえずフリーも良いところを見せてくれい!

以上、役に立たないレビューでした。

ESPN(2010/1/15)

Lysacek: 'I'm as prepared as I've ever been'


SPOKANE, Wash. -- While other skaters anxiously went about their preparations for this weekend's national championships, Evan Lysacek seemed so confident of a spot on the U.S. Olympic team that it's a wonder he isn't already lined up outside the stadium in Vancouver to march into the opening ceremonies.

(ワシントン州スポケーンにて)今週末の全米選手権に向けて、他の選手たちが心配そうに準備しに行った中、エヴァン・ライサチェックは、不思議なことにアメリカオリンピックチームにいることを確信しているように見えた。まだバンクーバーの屋外スタジアムで開会式に入場するために並んではいないのだが。

"This is just practice for me," Lysacek said Thursday of the national championships. "I've made some changes in my program and I'm glad to have this opportunity to get out there and practice them. And of course, I want to do a great job skating in my own country, but I have my own personal goals that I'm concentrating on more so than some other people."

全米選手権の木曜日、ライサチェックは「この試合は僕にとって練習なんです。プログラムを少し変えたので、ここでそれを練習したり披露する機会を持てて嬉しいです。そしてもちろん、自分の国でいい滑りがしたいと思っています。でも僕自身のゴールがあり、他の選手よりもそれに集中しているところです」と言った。

The U.S. Olympic figure skating team selections will be determined not only by this weekend's championships, but also by performance over the past year. By winning the world championships last year, Lysacek guaranteed the U.S. a third slot into the Olympics (the women have only two spots). And as far as he is concerned, everyone else is competing for the other two spots. "Judging by the criteria that they're using -- the 2009 world championships, the 2009-10 Grand Prix series and this competition -- I think I should be OK."

アメリカのオリンピックフィギュアスケートチームの選出は今週末の全米選手権のみで決定されるのではなく、この1年のパフォーマンスも選考対象となる。昨年世界選手権で優勝したことで、ライサチェックはオリンピックの3枠を獲得した(女子はたった2枠である)。そして彼にとっては、他の選手は残り2枠のために競っているようなものなのだ。「この今回用いられる基準となっている2009年の世界選手権、09-10シーズンのグランプリシリーズ、そしてこの試合から判断すれば、僕は大丈夫だと思っています」

Lysacek is ranked No. 1 in the world, with Americans Jeremy Abbott and Johnny Weir ranked third and eighth, respectively. Lysacek said the key for him is using this competition to prepare himself for the bigger one in Vancouver next month.

ライサチェックは世界ランク1位で、ジェレミー・アボットとウィアーはそれぞれ3位と8位につけている。ライサチェックは、彼にとっての鍵は来月のバンクーバーオリンピックの最有力候補として準備するためにこの試合を用いることだと言った。

"I would like to go into the Olympics as the national champion, but going into worlds last year as the national bronze medalist certainly didn't hurt me," he said. "This competition, I can't think about the results. I'm thinking about my own goals and improvements I've made to my own routine and really testing the waters with those technical jumps because they're tough and they're dangerous. I want to make sure those are smart changes."

「僕は国内チャンピオンとしてオリンピックに行きたいと思っています。だけど昨年国内銅メダリストとして世界選手権に行ったことで傷ついたわけではないです。今回の試合では結果は考えられないですね。僕は自分の目標と自分の演技の改良点について考えています。そして真剣に、技術上のジャンプを事前に試しているところなんです。ジャンプは難しく、危険なものですから」

Lysacek's coach, Frank Carroll, took a more conservative line.

ライサチェックのコーチのフランク・キャロルはより慎重な方法をとってきた。

"Of course, I'm the coach, so I never take anything for granted and I've been in skating for so many years that I know nothing is ever a sure thing,'' Carroll said. "I think he would like to skate his best here and do very well. But the ice is very slippery and he has to earn his spot on the Olympic team, and last year he finished third at this competition. If you want to make your bets, make your bets. I think he is the best skater in the competition."

「もちろん私はコーチですから、何もかも当たり前のこととは決して思いません。何年もスケートの世界にいますから、確実なことは今まで何一つないとわかっているのです。私は彼はここで上手く滑ってベストの演技がしたいのだと思います。ただ氷上は何が起こるかわからないし、彼はオリンピックチームの一員にならなければならない。その上昨年はこの試合で3位で終わってしまった。もしあなたが賭けをしたいというなら、そうすればいいでしょう。私は彼がこの試合で最高のスケーターだと思っていますよ」とキャロル氏は語る。

Lysacek said he feels far less tension than he did four years ago, when he needed to skate his way onto the Olympic team at nationals.

ライサチェックは、全米選手権でオリンピックチームにたどり着くために滑らなければならないが、四年間やってきた中で緊張はずっと少ないと言う。

"I'm as prepared as I've ever been," he said. "It's been hard for me throughout my career to not put so much pressure on every single event, but this season has been about building momentum and strength as I go. I'm a very different athlete than I was four years ago. I'm stronger, I'm smarter."

「今までと同じくらい準備はできています。僕のキャリアを通して、全ての試合の度に多大なプレッシャーの中に身をおかないようにするのはいつも大変でした。でも今シーズンは僕が行く度に弾みと強さがついてきました。四年前とは全く違う選手になっています。今、僕はより強く、垢抜けています」

And clearly more confident. Asked whether he thinks he'll be on the Olympic team even if he finishes fourth this weekend, Lysacek replied, "I'm not planning on finishing fourth."

そして明らかに自信がついている。もし今週末に4位に終わってもオリンピックチームにいると思いますかと聞かれると、彼はこう答えた。「4位で終わるつもりはありませんよ」

Lysacek said he plans to do a quad in his routine and he has been consistently landing three at practice recently.

ライサチェックは彼の演技に四回転を予定しているとのことだ。最近の練習では連続して3度着氷したと言う。

"I know I'm ready. I really feel -- knock on wood, God willing -- that I'll make the team," Lysacek said. "I really feel ready for Vancouver. Like I said, I'm glad I have this practice run because I do have some changes I want to experiment with and see if they work. If they don't, I have a proven sort of programmed equation that's worked all season that I can fall back on. But I'm really glad I have this occasion to test it."

「準備はできているとわかっています。うまくいって、神の思し召しがあればオリンピックチームの一員になれると思います。バンクーバーへの準備もできています。先ほど言ったように、予行練習ができるのが嬉しいんです。プログラムのいくつかの変更点がうまくいくかどうか実験してみたかったので。もしうまくいかないなら、全てのシーズンで使われてプログラム化された、頼りにできる等式を持つことになるわけです。だけど、それを試す機会があって本当によかったと思っています」

2010年1月15日金曜日

1/14の公式練習。

現地時間1月14日、日本時間で言う今日の朝に
全米男子シングルの公式練習が行われました。

なんと、ローカル局のKHQまさかのライブストリーミング
公式練習の映像を流してくれたので、私はそれを幸運にも
見ることができました。

本来は朝起きてすぐ(4時過ぎ)には情報を得ていたので
その時点でそれをTwitterやブログで皆様にお知らせすることが
できたはずなのですが、時差の計算が咄嗟にできなかったのと
日本から見られる自信がなかったので開始ギリギリの時間に
Twitterでつぶやく羽目になりました。
というわけで、もし私のTwitter情報によって
朝からバタバタさせていたらゴメンナサイ。


で、公式練習の様子について。

私のTwitterをご覧になっている方はすでにお察しの通り、
ライサチェックの演技中はまだ会場音声がなく、
映像のみのストリーミングでした(苦笑)。
このヒト、公式練習の順番があろうことか一番最初だったので
会場の音声が復帰する前に曲かけ練習が終わってしまった・・・
というわけでスポケーンに今すぐ飛びたい衝動を抑えながら
音声が拾えていない原因についてつぶやいたりしてたわけですが。

演技そのものは、まずフリーをほぼ通して、
最初から最後まで滑りきった感じです。
フリーに入れる予定のクワドは入れてなかった。
(でも最初のコンビネーションの瞬間に
フランクコーチにカメラが切り替わるという
いらない演出があったのでその瞬間は見ていない。
FSOnlineが「クワドやらなかった」とつぶやいてくれたので
このジャンプはルッツ-トウの3-3だったのかと)

振り付けの細部が少し変わって、さらに洗練された動きが
加わった感じです。個人的には最初のサーキュラーの
印象がだいぶ変わったような気がする。
いや、黒の練習着だったからそう見えたのかも。
でも蛇衣装より今日の練習着の方が見栄えがいいので
いっそ練習着のまま出ればいいのに(←何を言う)

肝心なジャンプに関してはほぼ全部跳んだようです。
公式練習でここまで跳ぶ選手も珍しいし、
彼は普段の公式練習ではこんなに跳ばないので
ちょっとビックリ。少なくとも曲かけの最中は
危ないと思ったジャンプはなかったですね。
トリプルアクセルもクリーンでした。
ただ、曲かけが終わった後に開脚状態で転倒していた。
別に怪我とかはしてなさそうだけど、変な転び方だったな。

とりあえず私の所感はこんな感じ。
調子は上々のようです。
本番はクワドを入れるというので最後までどうなるのか
見えないですが・・・うまくいくといいな。


で、ショートプログラムはいよいよ明日ですね!
私は明日はicenetworkで観戦予定です。
結果わかり次第、こちらのブログにすぐアップできるようにします。

ライサチェック公式サイトブログ更新(2010/1/14)

Ready for the competition in Spokane

Hi everyone.

やあ、みんな!

I meant to check in earlier to wish you all a Merry Christmas and a Happy New Year but as you can imagine, things have been busy for me. Hope that everyone had a good holiday and 2010 is treating you well. Thank you all, especially the ELFFs, for all of the cards and packages. It's was nice of you to remember me.

僕はもっと早くにみんなに楽しいクリスマスと新年を願う書き込みをするつもりだったけれど、ご想像の通り僕にとって物事は常に慌しかったんだ。みんなが良い休日を過ごして、2010年がうまくいっていることを祈っているよ。本当にありがとう、特にELFF、そしてカードとプレゼント全部に感謝しているんだ。僕を思い出してくれて嬉しかったよ!

I am writing to you from my hotel Spokane, Wash., where I am competing this weekend at the 2010 AT&T U.S. Championships, which will help decide the U.S. Olympic Team. I just wrapped up my second official practice at Spokane Arena, which went really well like the first one Wednesday, and the short program draw. I'm skating in a good position tomorrow, last in the third of four warm ups.

僕はこの記事を、ワシントン州スポケーンで書いているよ。ここはアメリカオリンピックチームの選考に絡む2010年全米選手権で、僕が試合をする所だ。ちょうどスポケーンアリーナで二度目の公式練習を終えたところなんだ。水曜日の最初の練習と同じくらい、すごくうまくいったよ。そしてショートプログラムがもうすぐだ。僕は4つのグループのうち3つ目の最終滑走という、良い順番で滑ることになっている。

I have made a few changes to my programs since winning the Grand Prix Final in December. Although I have performed well without the quad, I decided to put it back in to the free skate because if I make the Olympic team, I know I'll need the quad in Vancouver. I'm pretty confident with the changes but if they don't work out the way that Frank, Lori and I wanted, I'd rather find out in Spokane than later on.

12月のグランプリファイナルで優勝してから、僕はプログラムを少し変えた。これまで四回転を入れずに上手く滑ることができたけれど、フリーにまた入れることに決めたんだ。もし僕がオリンピックチームに加わるなら、バンクーバーでは四回転が必要になるとわかっているから。この変更についてはかなり自信を持っているけど、もし僕やフランクコーチ、ローリーの望むように上手くいかないなら、それが後で判明するよりはスポケーンで確かめる方がいい。

So far, Spokane has been just as amazing as it was when nationals was here in 2007. The city has really rolled out the red carpet again for nationals. Everyone is so friendly. Everywhere I go, people are wishing me "good luck" and asking about my skating. It's really nice to be someplace where people are so interested in our sport.

今のところスポケーンは2007年にここで全米選手権をやったときと同じくらい素晴らしいよ。この街は再び全米選手権を歓迎してくれているんだ。みんながとても友好的だ。僕がどこに行くにも、僕に幸運を祈ってくれたり、僕のスケートについて聞いてくれたりする。僕達の競技にこんなに興味を持ってくれる場所にいるのはとても嬉しいことだ。

I can't wait to meet everyone that has come out to support me in Spokane. If you're going to the pairs short program at the Spokane Arena on Saturday morning, stop by the AT&T booth before it starts. I'll be doing an autograph signing from 10-11 a.m.

スポケーンまで僕を応援するために来てくれたみんなに会うのが待ちきれないよ。もし土曜の朝にペアのショートプログラムを見に行くなら、試合が始まる前にAT&Tブースの前に止まってみて。10時から11時の間、僕はサイン会をすることになってるんだ。

If you weren't able to make it out to Spokane, I hope that you'll watch on NBC and Universal Sports. (A nationals TV schedule is posted on the front page of my Web site.) I promise, you're not going to want to miss this one. There are so many talented men here, anything can happen.

もしスポケーンまで来ることができないなら、NBCやユニバーサルスポーツで見てくれると期待してるよ(全米のテレビスケジュールは僕の公式サイトのトップページにアップしてあるよ)。これはみんなが見逃さないって断言するよ。ここには才能ある男子選手がたくさんいて、何が起きてもおかしくはないからね。

I probably won't have a chance to write another blog while I am here but I'll be using my Facebook page to keep all of you updated with what's going on here. Hopefully I'll have some good news to share in the next few days. Stay tuned.

多分、僕はここにいる間、またブログを書く機会はないと思う。でもここで何が起こっているかみんなに知らせるためにFacebookを使うつもりだよ。残りのわずかな日程で良いニュースを分かち合えるといいな。引き続きチェックしてね。

Thank you for all of your support this season. It's been so hectic for me but your encouragement has definitely made everything a lot easier. All of the letters and e-mails are great. I don't always have the time to write back but I just want you to know, I really appreciate you reaching out to me. I am so thankful for everything that you guys do for me.

今シーズンのみんなの応援全てに感謝しているよ。僕は大忙しだったけれど、みんなの励ましは確実に全てをすごく楽にしてくれた。手紙もメールも全部最高だよ。いつも返事を書く時間があるわけじゃないけど、みんなに知っていて欲しいんだ、みんなが僕に働きかけてくれるのを、とてもありがたく思っていることを。僕のためにみんながしてくれる全てに、心からお礼を言うよ。

FSonline(2010/1/14)

Evan Lysacek favored at U.S. Championships


World Champion Evan Lysacek is favored to win the 2010 U.S. Championship in Spokane, Wash., following his victory at the Grand Prix Final last month in Tokyo, Japan. At that event, the lanky 24-year-old of Naperville, Ill., was near flawless, setting personal bests in the short program (89.85 points), free skate (159.60) and overall (249.45).

世界チャンピオンのエヴァン・ライサチェックは先月の東京でのグランプリファイナルの優勝を受けて、ワシントン州スポケーンでの全米選手権の有力候補となっている。グランプリファイナルにおいて、イリノイ州ネイパービル出身、痩せ気味の24歳はほぼ完璧な演技を見せ、ショートプログラム(89.85)、フリー(159.60)、そして総合(249.45)でパーソナルベストを叩き出した。

On Wednesday at the first official practice of the national event, Lysacek proved that his two golds and a silver on the Grand Prix were just the beginning. He landed a quad toe-triple toe combination with ease, despite not having even attempted the four revolution risk in competition since landing it at 2009 Four Continents Championship last February.

今週水曜日に全米選手権の最初の公式練習で、ライサチェックはグランプリシリーズでの二つの金メダルと、銀メダルを一つの成果がまだ始まりに過ぎなかったのだと証明した。彼は、2009年の2月の四大陸選手権から四回転のリスクを試みていないにもかかわらず、やすやすと四回転トウループ-三回転トウループのコンビネーションを着氷してみせたのだ。

“I think that the quad is essential to winning the Olympics,” said Lysacek, who held off on quads last year because of an injured foot. “If I make the Olympic team again this year, I want to be in the best position to win that I can be. Winning a gold medal at the Olympics has always been my dream. It’s every skater’s dream.”

昨年は怪我のため四回転を回避していたライサチェックは「僕は四回転はオリンピックで優勝するのに絶対に必要なものだと思っています。今年、またオリンピックチームの一員になれるなら、僕はできれば優勝候補の一番手になりたいです。オリンピックで金メダルを獲得するのはいつも僕の夢ですから。いえ、スケーターみんなの夢ですね」と語った。

Lysacek won his first of two consecutive U.S. Championships when the event first came to Spokane in 2007. En route to winning that title, he landed a quad, marking the first time that he nailed that element. He also landed a quad-triple in his free skate at the 2008 event, although the quad was two-footed.

ライサチェックの全米選手権二回のタイトルのうち、最初に獲得したのは2007年にスポケーンでこのイベントが行われたときだ。そのタイトルを獲得する過程で、彼は四回転を着氷した。この技を彼が成功させたのは、それが初めてのことだった。彼は2008年の全米選手権においても四回転-三回転をフリーで成功させた(しかし四回転はツーフットであった)。

“I have such great memories from Spokane,” Lysacek said. “I remember when we came out for the free skate, I looked up into the stands and the arena was completely packed. I was so pumped up by that. It was such great energy from the crowd, such a great vibe. I’m excited to experience that again.”

「スポケーンには素晴らしい思い出がたくさんあるんです。僕がフリースケーティングへ向かったとき、スタンドとアリーナを見上げると完全に満席になっていたのを思い出します。それにすごく興奮しました。観客からのエネルギーはとてつもないもので、とても感動しました。あれをもう一度経験することにわくわくしています」

The men’s competition kicks off Friday at 7:30 p.m. local time with the short program. On Sunday, the men’s free skate kicks off at 10:30 a.m., with the announcement of the 2010 U.S. Olympic Team expected sometime after 3 p.m.

男子の試合は金曜日の夜7時30分からショートプログラムが行われる。日曜日は朝10時30分からフリースケーティングが始まり、午後3時過ぎにはオリンピックアメリカ代表チームが発表される見込みだ。

2010年1月14日木曜日

Denver Post (2010/1/13)

Lysacek relying on risky business


EL SEGUNDO, Calif. — It's an Olympic year, that time when figure skaters throw caution to the icy wind. They take that one risk they think will get them over the bump, whether it's top 10 at nationals or Olympic gold, knowing a miscalculation could send them weeping back to their practice rink.

(カリフォルニア州、エル・セグンドにて)いよいよオリンピックイヤーを迎えている。フィギュアスケーターたちが思い切った決断をするときがきた。彼らは国内選手権でトップ10になれるか、あるいはオリンピックの金メダリストになれるかどうかという障害を乗り越えようと、危険を冒すものだ。ほんの一つの計算違いが自分を泣く泣く練習リンクに帰すことになりうると承知の上である。

It's Johnny Weir and his extravagant swan outfit he called Camille. It's Jeremy Abbott switching coaches and moving to suburban Detroit. It's a dozen skaters deciding on a quad.

ジョニー・ウィアーのそれは、彼自身がカミーユと呼んだ白鳥のゴージャスな衣装であり、ジェレミー・アボットの場合はコーチを変更してデトロイト郊外へ引っ越した。また、1ダースのスケーターにとってのそれは四回転ジャンプの選択だ。

Then there's Evan Lysacek. The defending world champion is America's best shot at its first Olympic men's figure skating gold since Brian Boitano in 1988. Lysacek is changing the music that made him the second American male world champion since 1988. While that seems more subtle, like changing the color of his skates, wait until you hear him explain the story behind Nikolai Rimsky-Korsakov's "Scheherazade."

そしてエヴァン・ライサチェックの場合。現世界チャンピオンは1988年のブライアン・ボイタノ以来のオリンピック金メダルの最有力候補だ。ライサチェックは彼を1988年から二人目の男子ワールドチャンピオンにした音楽を変更している。(その曲で)より鋭く見えると同時に、彼のスケートのカラーが変わっているようにも見えるが、彼自身によるニコライ・リムスキー=コルサコフの「シェヘラザード」の物語の実体についての説明を聞いてみるとしよう。

"This king has all these virginal wives, and he's sleeping with them, one night at a time, and executing them," Lysacek said.

「この王様は国中の処女を妻に娶って、一晩をともに過ごした後に斬り殺していたんです」とライサチェック。

Um, beg your pardon?

えっ、何ですって?

"It's not something I would've chosen for myself," Lysacek said.

「自分では選ばなかった曲ですね」

Lysacek smiled when he said it, thinking back to the spring when coach Frank Carroll and choreographer Lori Nichol approached him about spicing up his long program.

ライサチェックはそう言って、コーチのフランク・キャロルと振付師のローリ・ニコルが彼のフリーに一味添えることについて打診してきたときを思い出しながら笑顔を見せた。

The classical piece, written in 1888, tells the story about Sultan Schariar, who felt all women were faithless tramps and vowed to whack each wife after the first nuptial evening. The Sultana Scheherazade saved herself by spinning him a fascinating tale but never finishing, keeping the sultan curious and continually bringing her back to finish the story.

このクラシック音楽は1888年に書かれ、すべての女性が不実なあばずれであると信じ、結婚初夜に妻を殺すと誓っているイスラム系の君主シャリエール王の物語を伝えている。王妃のシェヘラザードは王に魅惑的で終わらない物語を聞かせることで自身の命を守った。王は好奇心を抱き続け、ひっきりなしに彼女に物語の終わりを求め続けたのだ。

He finally dropped the machete, and they lived happily ever after. Whether Lysacek lives happily ever after he skates to this on Sunday morning in the U.S. Figure Skating Championships in Spokane, Wash., where the top three men make the Olympic team, will be determined if he lands on his feet and the judges like stories about murderous royalty.

彼はついに刀を手放し、彼らはそれからずっと幸せに暮らしたのだという。ライサチェックがワシントン州スポケーンで日曜日に行われる全米選手権(そしてここで上位の三名がオリンピックチームのメンバーとなる)の後に、幸せに暮らせるかどうかは、彼がうまくやってジャッジが猟奇的な君主の物語を気に入るかどうかにかかっている。

"They are stories that are so relevant today and are so old," Lysacek said last week, sitting in the changing room at his training base near L.A. International Airport. "It's about struggle, battle, love, heartbreak, lust, everything. Every single judge on that panel, and probably every person who's an adult in that arena, has had this experience."

先週、ロサンゼルス国際空港の近くにある彼のトレーニング拠点の控室にてライサチェックはこう語っている。「これらの物語は今日にもつながる、とても古いものです。苦しいいざこざや戦い、愛、深い悲しみ、色欲など全てを含んでいます。パネルにいるジャッジの人や、おそらく会場にいるすべての大人の方はみんなこういった経験を持っているでしょう」

You too?

あなたもそうですか?

"I've grown up a little bit," he said. "I've been in love with a couple of girls. I don't think I had been before. For someone to explain the excitement of being in love is different than for you to know it."

「僕は少しだけ成長しました。これまでに2,3人の女の子との恋を経験して、自分が以前と同じだとは思いません。恋に落ちているときの感動を聞かせるのは、他の人がそれを知るのとは違います」

OK, it's great to express your feelings on the ice, but why change even a sequin coming off your first world title?

では氷上でのフィーリングを説明するのは素晴らしいことでしょうね。だけど初めての世界選手権のタイトルを実現させた音楽まで変えた理由についてはどうでしょう?

"Skating gives you that opportunity, because we have an offseason, to reinvent yourself," Lysacek said.

「スケートはそういった機会を与えてくれます。というのも、僕たちには自分自身を作り変えるオフシーズンがあるからです」

As Weir was the first male to skate to "The Swan," Lysacek is the only male to skate to "Scheherazade" besides Great Britain's John Curry in the mid-1970s. Of course, Curry won the 1976 world championship and the Olympic gold medal.

ウィアーが白鳥を滑った最初の男性なら、ライサチェックは(1970年の中盤のイギリスのジョン・カリー以外では)、シェヘラザードを滑った唯一の男性である。カリーは1976年に世界選手権とオリンピックで優勝しているのは周知の通りだ。

Lysacek's goal isn't just to make the U.S. team. If he goes to Vancouver, he'll be favored for a medal and possibly gold. Like the sultan, it's time to take off the gloves.

ライサチェックの目標は、単にアメリカ代表チームの一員になるだけではない。もし彼がバンクーバー五輪に出場するなら、メダル(ひょっとしたら金メダル)候補となるだろう。イスラムの君主(シャリエール王)のように、手袋を外すときが来ているのだ。

"In the Olympics, people try to play it safe," Carroll said by phone Tuesday. "If he's world champion, the No. 1 alpha dog, why do something that's an artistic stretch? I think it shows his creativity, and why he's different from other men."

火曜日にキャロルコーチは「オリンピックではみんな安全にやろうしますよ。彼がワールドチャンピオンで、トップグループのナンバー1だからといって、なぜあのような優美な伸びのある動作になるのでしょう? 私は、それこそが彼の創造性を示しているのであり、彼が他の男子選手と違う理由なのだと考えています」

The world will soon find out. When the Olympic hype begins to crank, Lysacek should be among the handful of U.S. athletes sharing center stage.

その彼の世界はすぐに見出すことができるだろう。オリンピックの過剰な広告が始まったとき、ライサチェックは注目を分かち合う少数のアメリカ人アスリートの中にいるはずなのだ。

Last week he returned from New York, where he did photo shoots for New York magazine, The New York Times Magazine, the New Yorker and Details. U.S. Figure Skating stretched its nationals format over two weekends to maximize TV coverage.

先週、彼はニューヨークマガジンやニューヨークタイムズマガジン、そしてニューヨーカーやディティールズの写真撮影から戻ってきた。アメリカスケート連盟は、全米選手権の番組進行を最大限のテレビ報道とするために二回の週末に渡って行うことにした。

Lysacek, who skates his short program Friday, will be the man to beat in Spokane. So far, the judges have not cringed when watching someone skate to a score describing death. He won Skate America in November and the Grand Prix final last month. Since the 2006 Turin Olympics, Lysacek has medaled or won 26 straight events.

ライサチェックは金曜日にショートプログラムを行う。彼は(他の選手にとって)スポケーンで打倒すべき選手となるだろう。今のところ、ジャッジは死んだような点を出す選手が滑るのを見るときも媚びてはいない。彼は11月のスケートアメリカと、先月のグランプリファイナルで優勝した。2006年のトリノオリンピックから、彼は26の連続するイベントでメダルを獲るか優勝してきたのだ。

He changed his short program music to "Firebird," a mystical story with a celebration at the end that "sounded very Olympic to me," he said. But his long program will have a quad, the riskiest jump in skating.

彼はショートプログラムを火の鳥に変更した。それは祝祭における神秘的な物語で、彼が言うには「僕にとって非常にオリンピック的に聞こえた」音楽ということだ。しかし、彼のフリープログラムにはスケートにおいて最も危険な四回転ジャンプ含まれる予定である。

A healing stress fracture in his leg prevented him from using a quad at worlds, but he feels he must land one under the glare of TV lights Sunday if he's going to win gold next month.

彼の左足の疲労骨折の治療は世界選手権で四回転を行うことを妨げた。しかし、もし来月に金メダルを獲りにいくなら、彼は日曜日にテレビの照明で注目を浴びながら、四回転を一度降りなければいけないと考えている。

"Whoever skates clean with a quad will win it," Lysacek said. "I don't think many will. All the tricks from Torino won't work anymore."

「四回転を入れてクリーンに滑る人が勝つでしょうね。僕はあまりたくさんの望みは考えないことにしています。トリノ以降学んできた全ての要領は、これ以上役に立たないでしょう」

In other words, it takes more than a quad. It takes an attention grabber. This Olympic year, Lysacek is going to make people believe he's the king.

言い換えると、1つ以上の四回転が必要ということだ。それは人目を強くひきつける。このオリンピックイヤーで、ライサチェックは彼こそが帝王だと人々に信じさせようとしているのだ。

2010年1月13日水曜日

コカコーラオリンピックアスリートのページ

コカコーラのオリンピックアスリートのページに
ライサチェックのコメントが掲載されています(こちら


ライサチェックのコメントは以下の二種類です。

I love sleeping in on my days off. Adding an extra hour of sleep each night over a year can help you shed extra pounds.

「休暇のときは寝るのが大好きです。一年以上、毎晩一時間ずつ睡眠時間を増やせば余分な体重を落とすことの手助けになりうるでしょう」


I'm a big fan of giving back to my community. You can give back by volunteering or donating items to help others out.

「自分のコミュニティに還元することがとても好きなんです。誰かを助ける物資をボランティアや寄付によって還元できるんですよ」

ライサチェック公式サイトの更新(2010/1/13)

<Skate for the Heartでのパフォーマンス>




<新しく追加された写真>

2009年プライベートショット
2009 Coca-Cola "Celebrate the Spirit" eventのイベント写真

2010年1月12日火曜日

Vanity Fair(2010/1/11)

Vancouver 2010 Olympics Watch: Figure Skater Evan Lysacek


Evan Lysacek, 24, is the reigning world-champion figure skater and, trials pending, one of the athletes to watch in Vancouver. VF Daily sits down with the Chicago native, who discusses his rocky start in the sport, some poor wardrobe choices, and his current frame of mind as America’s best chance at figure-skating gold.

エヴァン・ライサチェック(24)はフィギュアスケートの現世界チャンピオンであり、選考会が差し迫っているバンクーバーオリンピックで必見のアスリートの一人だ。ヴァニティ・フェアーデイリーはこのシカゴ生まれの選手と、彼のこの競技における困難なスタートやとある貧相な衣装の選択のこと、そしてフィギュアスケートでのアメリカ一番の金メダル候補としての現在の心境について議論を交わした



When I was eight and a half, I got hockey skates from my grandmother for Christmas. Unlike what most skaters will tell you, my first time on the ice was not good. I had no natural ability, no coordination. My parents put me into figure-skating classes with my sister to learn the basics. I was terrible. I told my mom that I wanted to quit because my sister was better than me. She said, “If someone is better than you, that just means you have to work twice as hard as them.” It was a profound lesson to learn at the beginning of the sport.

僕が八歳半のとき、祖母にクリスマスプレゼントにホッケーの靴をもらったんです。殆どのスケーターがあなた方に言うのとは違って、僕の初めての氷上の体験はいいものではなかった。生まれついての才能や調整能力は持っていませんでした。僕の両親は基礎を学ばせるために、僕と姉と一緒にフィギュアスケートの教室に入れたんです。そこでも僕は散々でした。僕は母に、姉の方が自分より上手だから辞めたいって言ったんですよ。でも母は「もし誰かがあなたより上手なら、それはあなたが他のみんなより二倍練習しなきゃいけないってことなのよ」と言ってくれた。それがこのスポーツの始めに学ぶための核心をついたレッスンでした。

After I started to learn a few tricks, a private figure-skating coach and a private speed-skating coach approached my parents. They said, “Your kid could possibly be talented at this. What do you think?”

いくつかの技を習い始めた後、フィギュアスケートとスピードスケートの個人レッスンの先生が僕の両親に打診してきました。彼らが言うには「あなたのお子さんはスケートの才能があるようです。どうお考えですか?」ということでした。

After one year, I’d tested to a level where I could conceivably qualify for the Junior Olympics. I didn’t know what I was getting into. I didn’t have programs or costumes. My parents cut some music from the tape of Top Gun. They recorded it themselves, at home. I wore my royal-blue sweatsuit, the one I wore every day to practice. I didn’t realize I’d have to wear anything fancier than that to compete.

一年後、ジュニアオリンピックの出場レベルがあるかどうかの試験を受けました。僕は自分が入ろうとしている世界がどんなものであるかわかっていなかったんです。プログラムも、コスチュームも持っていなかった。両親がトップガンの曲をテープからいくつかカットしてくれました。自宅で、自分たちで録音したものだったんですよ。僕はロイヤルブルーの運動着を着ました。それは練習で毎日着ているものの一つでした。試合をするのに、それより豪華なものを着なければいけないという実感がなかったのです。

The other kids came with their sports psychologists and their coaches and their choreographers and their parents. They had a seamstress on call in case anything happened. I had my royal-blue sweatsuit.

他の子供たちは、スポーツ心理学者やコーチ、振付師、そして彼らの両親と一緒に来ていました。何か起きた時にすぐ呼べる裁縫師までいたんです。僕にはロイヤルブルーの練習着しかなかった。

I went out and did my thing to my horrible music and I ended up getting second, so I qualified for Junior Olympics, but we had a family vacation planned so I figured I’d miss it. A judge from my skating club said, “Um. This is kind of a big deal.” He said, “You have to get a costume.” I decided to design it. I drew a picture of this superhero outfit with neon-yellow lightning bolts on the front and back and huge armbands. It was really not O.K. for anyone to wear at any age, but my parents totally had it made. They humored me all the way.

僕は自分の恐ろしい音楽で、やることをやりに行って2位につけたから、ジュニアオリンピックの出場資格はありました。だけど僕の家族は一家揃って休暇をとる計画があったので、僕はミスするよう計算していたんです。僕のスケートクラブのジャッジが「うーん、これは一大事だ。君は衣装を持たなきゃいけない」と言いました。それで僕は衣装をデザインすることに決めました。背中と前にネオンイエローの稲妻があって、巨大な腕章を身につけたスーパーヒーローの絵を描いたんです。どんな年齢の誰にだって、着るのに真にふさわしいものじゃなかったけれど、両親は完全にそんなふうに作らせてくれました。彼らは何から何まで僕の機嫌をとっていたんです。

I went out at Junior Olympics with that same awful music to face the best kids in the country. I wore my neon-yellow lightning-bolt superhero Halloween costume. And I won that Junior Olympics.

僕はジュニアオリンピックに、前と同じ凄まじい音楽で、国中の上手な子たちに立ち向かいに行きました。もちろん、ネオンイエローの稲妻がついたスーパーヒーロー・ハロウィン・コスチュームを着てね。そして僕はジュニアオリンピックで優勝したんです。

After that, I was 10 years old and I started traveling internationally. I jumped into an elite level of the sport. I’ve learned so much along the way.

あれから10歳年をとって、僕は国際的に旅をするようになりました。このスポーツのエリートの水準にまで飛び込んで、僕はこれまでにたくさんのことを学びました。

It’s hard in skating to predict the outcome of anything. The ice is slippery. There are a lot of conditions that are really out of your control. Twice, I was third in the world. I started accepting that I was one of the best skaters in the world. Maybe that was all I was going to do. Maybe that was enough. And I was happy with that because I love what I do, I love the sport. I loosened my expectations a bit. When that happened—boom!—I was able to win.

スケートをしている中でどんな結果も予見するのは困難なことです。氷は不安定なものですから。自分のコントロール外の状況がたくさんあります。僕は世界選手権で二度、三番になって、自分を世界中のベストスケーターの一人として認識するようになりました。多分、それが僕がやろうとしていた全てで、それで十分だったでしょう。僕はそれで幸せだったんです、だって自分のやっていることや、このスポーツが大好きだったから。僕は少し自分の望みを少し緩めました。それが突然急上昇したとき、勝つことができたんです。

Now I’m wearing costumes by a great friend of mine, Vera Wang. She was a competitive skater, and actually competed to the music I’m using for my long program. Before our first design meeting, we got on the ice and skated together. I did my program and she did it with me. Feeling the movement is different than seeing it or hearing it. When the designer can skate the program, it takes it to a whole new level.

今、僕は偉大な友人の一人であるヴェラ・ウォンのコスチュームを着ています。彼女はスケート選手だった人で、僕がフリーで使っているプログラムの曲で実際に試合をしたことがあるんです。最初のミーティングの前に、僕達は氷上で一緒に滑ったんですよ。僕は自分のプログラムをやって、彼女も僕とそうしました。動作のフィーリングは、それを見たり、聞いたりするときとは異なるものなのです。デザイナーがプログラムを滑ることができる場合、(衣装作りの仕事は)全く異なる領域に到達するんです。

Life is different now than it was back when I wore my superhero costume, but my joy for what I do is the same.

今、生活は僕がスーパーヒーローのコスチュームを着ていた頃とは違うけれど、僕のやっていることにおける楽しみ自体は変わっていないんですよ。

2010年1月8日金曜日

コカコーラ 6pack of athletesのページ

コカコーラのMy Coke rewardsに
例の6パックアスリートを紹介するページが登場しました(こちら)。


えー、リンク先をクリックした方はわかると思いますが
妙にアメリカのオッサンっぽい写真写りで
我らがライサチェックが登場しています。
人物をクリックすると少し拡大されて
ちょっとしたプロフィールが出てくるようになってるので
ライサイドな皆さんはもちろんクリックしてみましょう。
もちろんエヴァンさんを。


しかし・・・・。
これは髪型と写真を写した方向がよくないな。
もっとカッコいい撮り方があるだろうに。
っていうかここにいる男性アスリートの中で
一番ハンサムなはずなんだが(贔屓目抜きに)、どうもオッサンぽい。
いや、あえてこういうテイストにすることで
伝統あるクラシックコカコーラっぽさを出してるのかもしれない。
・・・・うーん・・・・。


ちなみにアスリートの立体シルエット(?)がスライドする
パッケージも販売されてるそうです。
これが男子スケーターの缶。
男子スケーターなのにスパイラルのポジションで
スライドするのか・・・・(笑)
それはそれで斬新。でももっと他になかったのか(笑)
あとこのシルエットは誰のを参考にしたんでしょうね。
足の長さを考慮すると、どう見てもうちのエヴァンさんじゃないけど。

2010年1月7日木曜日

全米に向けてジョニーは準備万端!

今月はいよいよ全米選手権!ということでfsonlineや
icenetworkが続々と選手の近況を伝えてくれています。

その中でジョニーの記事を見つけました(こちら)。
ライサチェックについても(毎度ながら)コメントしてくれて
スケート連盟に対する批判的なことも言ってくれてるので
そこだけピックアップしましょう。
ジョニー、いつもありがとう(笑)


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"I really want the title back. Of course, Evan [Lysacek] is coming in to nationals very strong. He's the world champion, the Grand Prix Final champion. Skating is still somewhat political. Still, I can't cry over something I can't control. All I can do is skate as well as I'm skating in practice and be happy with that. Winning the national title again, though, would be a dream."

「僕は本気でタイトルを取り戻したいんです。もちろんエヴァン(ライサチェック)は全米選手権に強い状態でやってくるよ。彼は現世界チャンピオンで、グランプリファイナルチャンピオンだし。この競技(スケート)はまだ若干政治的なところがあるんだ。未だに、僕は自分がコントロールできないところを嘆くこともできないんだからね。僕ができるのはただ一つ、練習と同じように滑って、ハッピーでいることだけさ。もう一度全米タイトルを獲る、なんてことは夢みたいなものなんだ」

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ジョニー、君は政治的にライサが全米で勝つと言いたいのか(苦笑)
でもぶっちゃけ、国内選手権ってそういう側面もあるので
私は否定も反論もしない。
でもジョニー、あなたが全米タイトルを獲るのは夢じゃないと思うよ。
もっと自分を信じていいと思うよジョニー!(なぜ私がフォローするんだ)
で、アボット君のことはスルーなんでしょうか(苦笑)
現全米チャンピオンは彼のはずなんですがね・・・

全米男子シングルの戦いも年々ヒートアップしてますが
08年も09年も、優勝者が本調子じゃなかっただけに
結果的にすっきりしない試合ではありました。
08年は各方面からの非難の声にライサイドは相当凹んだぜ・・・
09年はスケート連盟側が試合前からアボットくん大プッシュで
(メディアがこぞって彼を次のチャンピオンだと煽っていたのもあり)
わりとライサはアウェーだったし、ジョニーもそれほど期待されてなくて
このままアメリカスケート連盟はアボットくんラブ(笑)になるのかと
冷や冷やしたものです。で、ジョニーは今スケート連盟は
ライサラブだから自分の優勝は難しいだろうと悟っている、と。
何だかんだでジョニーもアボットくんも「挑戦者」的ポジションとして
煽られちゃってるのは確かですね・・・勝者に世間は賛同するものだし。
でも逆に、挑戦者が勝つのは面白いことだと思うんだ。
だから腐らないでねジョニー。私は応援してる。ライサラブだけど。


ところでジョニーも四回転の練習を再開してるそうです。
全米ではやらないけどオリンピックでは披露するのかも。
そんなところまでライサに合わせなくていいよ、と
言いたいけれども、代表に選ばれるまでが厳しいですからね。
オリンピックでの披露を楽しみにしましょう。
もちろん、代表に選ばれること前提で。


久々にジョニーの良いインタビューでした。
興味のある方はリンク先でじっくりご覧になってください。
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