ニューヨークマガジンの記事の3ページ目です。
分量は短いですがツッコミどころ満載です。
The Less Flamboyant One
Advertisers have been less willing to bet on Weir. “Evan clearly is someone who is not being tagged with the label of being gay,” says Morgenstein. “It’s just the opposite as a matter of fact: Women love him, and I think men love him and that’s just the way this world works, for better or for worse.”
スポンサーたちはこれまであまりウィアーに賭けようとはしてこなかった。「エヴァンは明らかにゲイのレッテルを貼られるような人物ではないですね」とモーゲンシュタインは言う。「全く逆なのです。実際のところ、女性は彼を好むし、私は男性も彼を好むと思います。良くも悪くも、世の中そんなものでしょう」
※オネエマンにも大人気というわけですね、わかります。
Meanwhile, the Weir-and-Lysacek show goes on. “I have a giant fan base, and I bring attention to the sport where it normally wouldn’t be,” says Weir. “There’s been a lot of pressure put on me by people higher up in my sport. They tell me I have to act one way, and people are wanting me to fake things, be more outlandish than I actually am. They know they can’t tone me down, so now they’re trying to get me to be even more out there. I’ve been told I need to be more crazy. And they’ve sort of pitted me and Evan against each other like Britney and Christina. I’m Christina, of course.”
その一方で、ウィアー&ライサチェックショーは続いている。「僕には大人数のファンがいるし、普通は絶対にありえないところでこの競技にみんなの関心を向けているんだ。この競技でもっと上に上がりたい人たちから、僕はかなりの圧力がかけられている。僕はワンパターンに演じるべきで、人々は僕がまがいものを演じたり、実際の僕よりももっと奇抜な存在になるのを待っているんだって彼らは言ってるよ。彼らは自分達が僕を抑えることができないってわかっているから、僕とエヴァンをブリトニー・スピアーズとクリスティーナ・アギレラみたいにお互いに戦わせてきたんだ。もちろん、僕がクリスティーナだよ」とウィアーは言う。
※またジョニーが出てきちゃったよ! いい加減にして!
っていうかジョニーの方がエヴァンさんより明らかにコメント多いよ!
Lysacek’s comments on Weir are more aloof. “When people are desperately seeking attention, it’s just not appealing, and I don’t think it’s appealing to viewers or fans or potential sponsors—it just looks desperate.”
ライサチェックのウィアーに対するコメントはもっと素っ気ない。「人が必死になって注目を集めてたがっているときは、全く魅力的なものではないですね。僕はそういう態度が視聴者やファン、支援してくれる可能性のある企業に訴えかけるものだとは思いません。ただ自棄になっているように見えるだけです」
※「ジョニーのこうげき!」「ライサはかわした」
「ジョニーのこうげき!」「ライサはスルーした」
「ジョニーのこうげき!」「ライサは空気化した」
・・・こんなイメージが頭に浮かんだ。
For all their played-up differences in style, both Lysacek and Weir want to be famous, and fabulous. Last month, I met Lysacek in Vera Wang’s showroom, where they were putting the finishing touches on his skintight costumes. “Evan is very into fashion—after he’s done skating, I think he should be a designer,” says Wang. She suggested adding another bejeweled snake to the one already wrapped around his torso.
彼らの大きく取り上げられてきたスタイルの違いにも関わらず、ライサチェックとウィアーは二人とも有名で素晴らしくなりたいと思っている。先月、ヴェラ・ウォンのショールームでライサチェックに会った。そこで彼らは、彼の体にぴったり合うコスチュームの仕上げを施していたのだ。「エヴァンはとてもファッションに入れ込んでるの。彼はスケートを終えた後、デザイナーになるべきだと思うわ」と彼女は言う。ちなみに、彼女は彼の胴体のまわりをすでに覆っている宝石がちりばめられた蛇を、もう一つ加えることを提案していた。
※ノーーーーッ!!!! ヴェラさんやめてーーーーっ!!!
“My costumes are an evolution of what I’d wear everyday,” says Lysacek. “Maybe I’m trying to play a character, like a mystical creature, but I bring a little bit of myself to the picture, as well.” Then he squatted to test the elasticity of the pants, satisfied with the give.
「僕の衣装は毎日着たいと思うものに進化していますよ」とライサチェック。「恐らく僕はもう一人の違うキャラクター、神秘的な生き物のようなものを演じることになると思います。その上で、ほんの少しだけその光景の中に入っていくんです」 その後、パンツの弾力を確かめるために彼はかがんで、それに満足していた。
※毎日蛇着たいの!? エヴァンさん大丈夫!?
っていうか、かがんだとき絶対ニヨっとしただろ!
おしまい
※終わっちゃったよ!! この記事これで終わるのかよ!!
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(以下、訳者雑感)
半分くらいジョニーの記事だったような気がします(爆)。
まあニューヨークマガジンだし、どことなく書かれ方が冷たいのは
よくあることだとは思うのですが・・・
内容に関しては笑える部分もツッコミ入れちゃった部分もあって
訳してる側としては面白かったです。
何故だろう、特集されてるのにこんなに好意的でない記事に
出会うというのも不思議な感じ(笑)
それからこのリンク元の記事には読者のコメントも
複数つけられていますが、アンチのコメントが多くてこれも笑えた。
「ライサの写真ばっか!」とか「こいつ母親離れしてないじゃん」とか
「彼の演技は退屈なのよ。トッド・エルドリッジを思い出させるわ」とか
ここぞとばかり叩かれていて、これまた新鮮。
有名になる、特集される、大手のスポンサーがつくって
こういうことなんだなと実感させられたのでした。
いや、英語のコメントはどんな悪意があっても
笑い飛ばせるから全然気にならないんだけど。
(逆に日本語のコメントは母国語なだけに、言葉の奥にあるものを
ものすごく感じるから、私は2ちゃんねるとか全然見ないわけですが)
そういうわけで、なかなか興味深い記事でした。
っていうかニューヨークマガジンのこの記者は
絶対ライサに好感持ってないね!(←断言)
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