2011年4月30日土曜日

美姫ちゃんの優勝に対するライサチェックのコメント

Congratulations to Miki Ando of Japan!! 2011 Ladies World Figure Skating Champion.

(Twitterより転載)

モスクワ世界フィギュア2011④

早くも東京の暑さに参っている管理人です・・・まだ4月だよね?
今日は上はキャミソール、下はハーフパンツという真夏の装いでのテレビ観戦。
もはや世界選手権だという実感が遠のきつつあります(苦笑)暑いよー


さて、世界フィギュアも女子シングルが終了しました。


美姫ちゃんが優勝したYO!!!!


ほんのちょっとミスはあったけど、絶好調っていうわけではなかったけど
出場した中で最も安定した良いパフォーマンス、納得の優勝でしたね!!
今回は日本の事情が事情なので、とにかく男女シングルのどちらかでもいいから
日本勢の誰かが優勝してくれないかな、と内心思っていました。だから嬉しい。
彼女の言うように、この勝利で一人でも多くの人が笑顔になったことを願っています。
今シーズンはずっと調子が安定していたし、少なくとも表彰台は確実と
思っていただけに、実力を維持できることを証明できたんじゃないかなと。
クラシックの壮大なプログラムも良く似合っていました。
アラカワさんも嬉しそうです。モロゾフも嬉しいでしょう。
ライサチェックも早速おめでとうのコメントをつぶやいてますね!
(後で紹介します 笑)


2位はキムユナ嬢。彼女も完璧ではなかったですね。
インタビューで言っていましたが、試合に出ていない中で
ハードな練習を重ねてきて精神的につらい時期を過ごしていた、とのこと。
前の記事で書いたけど、本当に競技に戻ってきたこと自体が驚きだし
実力の全てを発揮できなかったとはいえ、きちんと練習してきたのが感じられた。
恐らくは母国を思ってのフリープログラムだったと思う。
表彰台の涙の理由も気になるところ。あとで記事を読もう。


3位は我らがカロリーナ!!やったあ!!
SP、フリー共に非常に素晴らしいプログラムなんですが
世界選手権という大事な試合で、少しのミスはあれど
きちんと実力を出せた意義は大きい。
大きく崩れないカロちゃんは素敵ですね、
人間離れした美しさをそのまま体現してしまうというか・・・
ヨーロッパの選手らしい美しさを堪能できました。
価値ある銅メダル、本当におめでとう!


ロシアの二人はフリーで明暗が分かれちゃったけど
レオノワちゃんの好演技は嬉しかったですねー!
今季のSP、フリー共に彼女の個性を良く生かしていたと思うし
カロリーナとはまた違ったヨーロッパのスケーターらしさがあるというか。
衣装もロシア人っぽくていい。似合ってるからいい(←テキトーだな)。
マカロワちゃんはフリーはちょっと残念だったとはいえ
さすがの若さ、そして正統派女子スケーターといった感じの雰囲気、
これからまだまだ楽しみな選手です。
今回はちょっと残念だけど、ソチに向けてまた成長を重ねてくれたら!


個人的に心配だった真央ちゃん、フリーは良いところが見せられたと思います。
シーズン序盤と比べたら、これだけまとめられただけでもすごいし
トリプルアクセルも着氷できたんだから、ね。
さすがの勝負強さというか、根性を感じずにはいられなかったです。
今季は一年丸ごと調整に使ったと思って、また来季に完全復活してくれればいいさ。
今回のフリーは、終盤で見ていて涙が出てきたんですけど
同じような気持ちになった人は、きっとたくさんいたと思う。


カナコちゃんもシニアデビューとしては悪くなかった、
むしろ良いデビューだったと言って差し支えないかと。
SP、フリー共に若干のミスは出たけど、大きく崩れない試合勘は
ここ一年で試合に出まくった頑張りの成果だと思う。
何より、来季は何を滑ってくれるんだろうかと楽しみになる
若い選手が出てきたことが個人的には嬉しい。


アメリカ勢はアリッサは放送されたけどレイチェルはスルーでしたねー(涙)
とはいえ、アリッサ、最終順位が5位か! すごいな!
長く女子シングルを見てきた方ならご存知と思いますが
彼女は非常に優雅でうっとりするようなスケートと素晴らしい笑顔と、
試合で2、3回コケて当然、というような脆さがある選手でした。
2シーズン前の全米優勝で少し変わったかな?と思いきや
昨シーズンでは五輪出場を逃し・・・今季はこれで引退と報道される中
(でも最近になって撤回してるので、どうなるのかわからない)
だんだんパフォーマンスが安定してきたな、という印象でした。
今回は少しのミスはあったけど、それ以外は素晴らしかった。
と同時に、彼女といい、カロリーナといい、美姫ちゃんといい、
崩れやすかった世代のスケーターが良い結果になったことが感慨深いです。


それから真央ちゃんと同世代のスケーター達も
だんだん伸びてきて嬉しくなりましたね~。
あの世代は真央ユナが強すぎて、昔の男子のヤグプル時代みたいになってて
同世代の他の選手は大変だったろうなって思うんですけども
エレーネもレオノワちゃんも、腐らず頑張ってくれているし
表現面では真央ユナとは違った個性を開花させてきた。
技術的にも落ち着いてきたし、まだ伸びしろがあるし
これからがすごく楽しみです。ソチの頃にはすごいことになってそうだ。


以上が大まかな感想で、今日はツッコミポイントを最後に持ってきました(笑)


○やっぱり女子のSPは放送されたわけですが・・・
○昨日見られなかった人のために、と思えばそれも我慢できるけども
○だがアイスダンスのSDを交互に入れないでくれよう、と。
○ダンスも思ったより放送された方でしたが・・・
ナタリーとブルザが現在3位で胸が熱い
○それにしてもホワイトさんのおしりはずいぶん良くなりましたね
○アイスダンスの実況が落ち着いているだけに、女子シングルがキツイ
○今日も色々言ってたけどもう覚えてないよ
○ヤツのポエムは記憶することを脳が拒否するんですよ
○女子シングルの客席にステ様いなかったか?
○美姫ちゃんの結果を待つ関係者の集まりにジュベたんがうろついてなかったか?


・・・さて、だんだん自分の文章に飽きてきたところで(苦笑)
世界フィギュアトークもそろそろ終盤です。
明日のEXはマトモに放送されるのか色々心配ですし
やっぱり実況はアイツかと思うと・・・・
そしてEXだからこそ酷いものが連発されるのかと思うと・・・・


あーーー、永久凍土で眠ってくれればいいのに!
以上、フジテレビへのぼやきでした。

モスクワ世界フィギュア2011③

社会に出て初めてゴールデンウィークを経験しております、管理人です。
それが我らが年に一度のビッグイベントと重なるだなんて実にありがたい。
しかもロイヤルウェディングとも重なるなんてね!


さて、世界選手権も女子シングルが始まっていよいよ大詰めモード。
すっかり忘れてたんですけど放送はフジテレビ、
フジテレビ、女子フィギュアと言ったら・・・実況はヤツでしたね。
おかげで途中何度チャンネルを変えたくなったかわからないですが
以下、一応放送を見た雑感です。
ちなみに途中までロイヤルウェディングの中継も同時に見てたので
男子のときより実に注意散漫状態でした。
仕方ないよ、実況がヤツだからロイヤルウェディングに逃げたくもなるよ(苦笑)


とりあえずツッコミポイントから。


○ペアのドイツチームは今回素晴らしかった。ゾルコヴィーのおしりも!
○スミルノフのおしりも良かったですね
○マーヴィンにも期待しています。おしりも今後も。
○っていうかペアがこんなに放送されるとは予想外。嬉しい。
○ロシアのダンスとペアの層の厚さが羨ましい
○次の五輪での団体戦を思うと複雑である
○マカロワちゃんのジャンプの入り方がウィアーさんにそっくりだ
○レオノワちゃんの今の髪型はかつてのスルツカヤを思い出す。雰囲気をね。
○と思ったらスルツカヤがいた!
○アリッサはこんなに良いスケーターなのにオリンピアンじゃないんだよね
○レイチェルの氷上での美人オーラすごい。
○氷上で最も美しくなってこそフィギュアスケーターだと思った
○氷から降りても十分お美しい方もおりますがね
○エレーネ痩せましたね(でもスタイル抜群)金髪でさらにセクシー
○思ったより接戦になりましたね
○モロゾフは今日も絶好調でしたね
○実況のヤツは今日もクソポエム連発でしたね。消えて欲しいですね


ホント、実況のせいで毎年フジテレビの女子シングルの中継は
まともに見られた例がないんですけど
今年は無駄なドキュメントは最小限に抑えて
試合そのものは放送された方だと思います。


試合内容に関しては、先に書いたように接戦になったな、という印象。
五輪シーズンは『絶対女王』と言わんばかりの活躍だったキムユナ嬢は
高い技術を維持しながらも、試合勘が戻ってない感じだったのと
昨シーズンの気迫のような怖さというのがなく、
シーズン序盤の選手を見ているような気持ちだった。
彼女に関して個人的に興味深いと思ったことは
五輪女王というポジションから、何を思って試合に復帰したのかということ。
彼女は昨年の世界選手権以来はあまり表舞台に出ていなかった。
(サッカーのW杯で韓国の応援ソングを歌っていたらしいが)
ライサチェックが五輪後ほぼ一年、ずっと表舞台に出ていたのとは対照的だ。
多分エヴァンさんよりはスケートの練習をしていたのだろうけど
グランプリシリーズには出ていなかった。
一体どんな気持ちでこの試合に挑んでいるのだろう、と思う。
何をモチベーションにしているのか?
オリンピック女王という称号を持ちながら、どう戦うのか?
SPの『ジゼル』は良いプログラムだとは思ったけど
試合慣れしていないせいでその魅力があまり発揮できていなかった。
フリーではどういう演技を見せてくれるのだろうか。


個人的には美姫ちゃんの演技が一番感動的だった。
演技中に笑顔になっているんだけど、心からのものだろうな、と思うし
彼女が優勝した06年ワールドのときを思い出した。
そのときもSPでストレートラインステップに入る前に
ほんの少し笑顔になっていたんだけど、私はそれが忘れられない。
あの笑顔を今日また見られたように思うし、
フリーでも彼女が心から笑顔になれるような滑りを見せてくれたらいいな。
技術的にも安定していて申し分ない。
日本中を暖かい気持ちにしてくれる期待を込めて。


他にカナコちゃん、カロリーナ、レイチェル、アリッサ、レオノワちゃんなどなど
見ていて気持ちを弾ませてくれたり、和ませてくれたり、
良いプログラムが多くて嬉しい。
それぞれ力を出し切ってはいないかもしれないけど
明日はそれができるように祈っております。


気になるのは真央ちゃんかなあ。
表情が暗い(まあ、明るくなれるような気持ちではないか)。
声と目に力がない、ということに危機を憶える。
彼女は本当に大変なシーズンを過ごしてきているし
(というか毎年大変だと思う、ものすごく)
それが表情に出てしまっているのだけれど、
本来、日本中を一番元気にするであろうはずの彼女がこうだと少し心配になる。
どういう結果になるかわからないけど、自分のことに集中して
今彼女ができる最善を尽くせたら良いのですが。
最近はメディアも彼女に遠慮しているせいか、報道も少し減って
それが彼女自身にとって良いのか悪いのか・・・・何とも言えない。
ああ、だけど「ノーミスで優勝したいです」と言っていた頃を知っていると
今の彼女の姿は本当につらい。絶対乗り越えてくれるって信じてるけど、
乗り越えたとき、無邪気だった彼女ではなくなっているのかもしれない。
彼女を見ていると色々なことを思います。
なんだか日本の危機的な状況さえも、彼女が体現しているようにさえ見えてしまう。
彼女の痛みを我が物のように感じる人は、今とても多いだろうから。。。


オリンピックの金・銀メダリストが若干の脆さを見せた、というのも
今回の試合の興味深いところでもありますね。
っていうか、金・銀メダリストが二人とも出場してるってのが
例年の女子シングルにはありえない状況のようにも思います。
フリーではどうなるんでしょうね~、波乱にも期待しつつ。


世界フィギュアについての記事は明日もまだ続きます。
相変わらず下手な雑文で申し訳ないですが、この後もお付き合い下さい。

2011年4月29日金曜日

パトリックの優勝についてライサチェックのコメント

Huge CONGRATULATIONS to Patrick Chan for his win at the 2011 World Figure Skating Championships!!


(Twitterより転載)

モスクワ世界フィギュア2011②

世界選手権、男子シングルが終了しました。


表彰台に立った選手の皆さんを心から祝福します!
同時に、出場した選手の皆さん全てに心からの拍手を送ります!


以下、まずはツッコミポイントから。


○ペアの放送があったけど、紹介VTRでダンスの映像が混じってた
○客席にスグリフミエが一瞬見えたような気がするんですけど気のせい?
 (※気のせいでした。失礼!)
○上位14名までが放送かと思いきや、アメリカ二人がすっ飛ばされていた
○今日映ったアメリカ人はドーンブッシュ君でした。あとフランクコーチも
○アメリカは2枠を獲得しました
○カナダはパトリックだけ突き抜けてしまって来年は2枠
○既婚者勢が勢いなかったですね
○タカヒコヅカの好演技にはしゃぐ久美子コーチが可愛い
○モロゾフは早くもエキサイトしすぎだと思う
○チームダイスケの手際早っ!!!!よく戻ってこれた。すげえよ。
○(ノブナリンの跳び過ぎについて)バーケル先生、あんまり怒らないでね
○何気にパトリックの技術点を越えているタカヒコヅカ。98点!?
○何気にタカヒコヅカのPCSに大差をつけているパトリック
ガチ様パネェ・・・


以上は私の独り言ですのでスルーして下さい。
以下、男子フリーの大まかな感想。ペアは結果が出てから書くつもり。


パトリック完全優勝でしたね~(でもフリーの技術点は上記通りタカヒコヅカが上)。
まあ今季の顔と言って差し支えない活躍をずっとしてきたし
あのスケーティングに安定した四回転が加われば勝てない方がおかしい。
むしろ、今までの四回転なしでの高得点を証明するために
勝たなきゃならなかった試合だと思う、彼にとっては。
もし惜しむべきことがあるとすれば、この舞台がバンクーバーでなかったこと。
今の実力に到達するのに一年遅かった、それが悔やまれる。
と同時に、昨シーズンと同じフリーを滑ることで
昨年に実現するはずだった夢を今日この日に描いているんだと思った。
それが非常に感動的で、胸にこみあげるものがありました。


タカヒコヅカの銀メダルはとても嬉しいです。
というか、今回ばかりは日本勢の誰かがメダルを持って帰らなきゃならなかったし
頼みの綱の他二人が奮わなかったこと、全日本優勝の看板を背負っていること、
色々なプレッシャーが多かった中で、あれだけのクリーンな演技をやれるのはすごい。
完璧、という点では今日は彼の演技がその言葉に最も相応しかった。
技術点がトップというのもすごいし(そしてすごい得点だ)、
PCSにまだ伸びしろがある、というのは今後もまだ期待できるってこと。
今のさわやか正統派路線でも悪くないんだけど、
ソチの頃にはもうちょっと別の表情が見られるかなって。
とにかく大きな試合での価値ある銀メダル、本当におめでとう!


ガチ様はさすがの銅メダル獲得でございました(←及び腰)
いやー、彼のコーチのミーシン先生も実におっかない方ですけど
彼自身もそうですね。恐ろしい。あの才能といい、冷徹な雰囲気といい。
管理人もスケートファンとしてそれなりの年月が過ぎていますが
ここ数年でこれほど心底怖さを感じた選手は初めてかもしれない。
単にジャンプの跳び方がプル氏そっくりとか、そういうことではなく
持って生まれた『何か』が既に頭角を表しているというか・・・。
プル氏にも他を圧倒するような怖い才能はあるんですけど
最近は茶目っ気がそれを上回ってしまっているからな(苦笑)
そしてプル氏とはまた違う雰囲気を持っているというか・・・
彼の銅メダル、これは多分序章に過ぎないと思う。
きっと、彼はこれから色んな試合のメダルやタイトルを獲っていくでしょうね。
ソチに向けて選手としてどんどん完成されていく過程の真っ只中にいる、
そういう選手が今回のワールドで3位になったということが興味深いです。
ひとまずロシアに枠を3つ回復させるのが次なる彼の役割ですかね。。。


ミハル君はスタミナ切れが惜しまれるほど、前半が最高でしたね~。
二種類の四回転をあれだけ綺麗に決められるとは。
それでいてスピード感あふれる洒落たプログラムの魅力もあり
今回は本当に価値ある経験を積んだなあという印象です。
二年連続の4位、でも強豪がまだたくさんいる中での4位。
昨年はまぐれじゃないぞ、ということが証明できたんじゃないかなと。
今後は最後の最後までスタミナを維持して、
プログラムの雰囲気を最後まで変えないように
戦略を練るなり、練習しまくるなりして向上を続けて欲しいです。


ダイスケの靴の件にはただ呆然としました。
スケート靴のビスが抜けた場面なんて初めて見たし、
まさかそれが試合で、それも世界選手権という舞台で起きるなんて・・・。
まず2分で戻れるのかと。それで冷や冷やしまくったし、
無事に戻ってこれて、それだけでもう安堵しまくったのは言うまでもない。
その後はこのアクシデントがあったことなど忘れさせる
集中したパフォーマンスだったけれど、ミスは防げなかった。
・・・んーーー、靴の件はもうしょうがない、何年もやっていれば
時にはそういうこともある、そう思うしか術がないんだけど
試合が終わった後のインタビューで彼が「もう一回やり直したいですね」って
言ったときの悲しげな笑顔が忘れられない。つらかったですね。
靴の件がなければ表彰台も可能だっただろうに。
うーーーーん、スケートの女神様(オネエかもしれないが)は厳しいですね。


ノブナリンの演技には感動したんですよ、私。
ジャンプをカウントしてなかったので・・・(苦笑)。
カウントしていたファンの皆様は「マイガッ!」という感じだったでしょうか。
4回転は入れられなかったとはいえ、彼の持つスケートの良さは
存分に発揮されていたと思うし、4回転はまた次の機会で、と思えば
この試合のキスクラは明るく・・・あれ?誰も笑ってない?
ああ、ジャンプ跳び過ぎちゃったんだ・・・という気持ちの過程を経て
今、何とも苦々しい思いです。んーーー、残念!
でも何度も言うけど、パフォーマンスそのものは感動的だった。
彼はクラシックが似合いますね。
それに今までの波乱万丈な選手生活を知っていれば
SPもフリーも好演技だったこと、それだけでもぐっと来るわけですよ。
ジャンプを跳び過ぎても得点は結構出ていたし
いつか跳び過ぎず、SPもフリーも好演技をやれば
きっと大きな試合で優勝する選手なんだと思います。
私はまだその日を待ちたい。ので、現役続行して欲しいですね。


フランス勢が7位、8位につけましたがアモディオ君はもう一歩。
おしりは絶好調なんですけど(笑)、あとモロゾフも(笑)。
ダンスを含むパフォーマンスは十分素晴らしいので、あとはスケートの部分で
他の選手にない魅力を感じさせてくれたら、もっと上に行けるのかなと。
そしてジュベたん、今回は8位で終わったもののフリーでは4位でした。
そして非常に感動的だった。私が見たいジュベたんだった。
衣装を洒落た青いものにして、少し若返ったように見えたし(おしりも)
彼が本来持っていて、忘れられていた正統派としてのクラシックな魅力、
それが彼のジャンプや表現に蘇っていたと思います。
途中で手が傷ついてしまって、最後のポーズとか若干適当でしたが
そこも彼らしいというか(笑)、それが彼の茶目っ気というか。
観客に「マダム&マドモアゼル、もっと俺に拍手を!」と
言わんばかりにノセてくれる、そういうところも実に彼らしい長所。
来年のワールドはフランスで母国開催になるので、
彼はまだ続けてくれると思っていますが、そこでも最高の演技を、と願っています。


アメリカ勢は放送されたのはドーンブッシュ君だけでしたが彼も好演技。
持っている力を出して、良い流れでシーズンを終えてくれましたね~!
あの通り、基礎が備わっている上で表現面が面白い選手ですので
今後もぜひ小芝居スケーターの超新星としてワールドの常連になってくれれば嬉しい。
オッサン勢の小芝居スケーターは長らく受難の時代が続いていましたが
彼は結構上に行けるんじゃないかと、そう期待しています。
アメリカの枠は減っちゃったけど、大丈夫、すぐ取り返せるよ!(多分!)


ベルネルは・・・彼もまだ安定しないんですけど
序盤に失敗したら絶望的になってしまっていた今までと比べると
ずいぶん底上げしてきたんじゃないかな、という印象でした。
年齢的に彼もオッサンロードを爆走中なんですけど
表現面は円熟味があるだけに、この円熟の少しだけでも
精神面に行ってくれよと思うこの頃です。


ハビエル君もかなりの好演技でしたね~。
パフォーマンスとしては相当魅せてくれる素質があるのだけど
スケート技術がそれに追いついていないのか、PCSが今ひとつ。
あれだけジャンプも跳べるのになあ、ステップも面白いのに。
その点では従来「つなぎが弱い」と言われ続けているモロゾフの門下だと
なかなか伸びづらいところはあるかもしれない。
まあモロゾフは(反応見る限りだと)今日も絶好調でしたけどね(笑)


デニス・テン君、髪を伸ばすとまた印象が違ってきますが
彼ってまだ17歳なのね・・・若っ!
(数年前パトリックにも同じこと言ったような)
今回はちょっとトリプルアクセルが鬼門だったみたいなんですけど
本来は4回転とかもやっちゃう選手ですし
何よりコーチが我らがフランク・キャロルですからね。
そして彼の尊敬するライサチェックもたまには顔を出してるだろうし。
実力を安定させるという意味でこの二人は最強なので
デニス君も背が伸びきった頃に安定して実力を出せるようになれば
大舞台で表彰台に上がれる選手だと思います。
しかしソチでもまだ20歳?若っ!


以上が放送を見た個別の感想で、残りは総合的な雑感を。


ルールの改定でますます誰が勝つかわからん競技になった、これが一番の感想かな。
そして勝つために肝心なのは四回転を決めた数ではなく、
総合的にどうか、ということが今もあまり変わってないという印象を受けた。
もちろん完璧にやるに越したことはない、ということも。
優勝したパトリック、2位のタカヒコヅカ、二人ともが
ミスをほんの最小限に抑えていることに注目したい。
四回転を成功させていることも重要っちゃ重要なんだけど
成功させた選手なら下位にでもいるからね。
でも改定でチャレンジする選手、成功させた選手が
一年でこれだけ増えたというのは頼もしいとも思う。
この改定が一年前でも良かったんじゃないかっていう気さえする。
でも回転不足に超厳しかった2年くらいの間に
選手の全体的なスケーティングスキルが高まったとも思うので
あれは必要な時代だったんだって私は解釈してるけどね。

今後も四回転必要論は男子フィギュアスケートの常識として語られるだろうし
挑戦する選手、習得していく選手はもっと増えるでしょう。
ただ全体的に選手間の底力が上がっていて、実力がますます拮抗してるので
これからも誰がワールドの表彰台に上がるのか、というのは
シーズン中に試合をこなしていかないとわからないんじゃないかなと。
少なくともいつも同じ人が勝つようなことにはならないのでは。
結局、「そのとき一番実力を出した選手が勝つ」という原則にのっとって
そのとき良かった人が勝つ。それでいいと思う。


まー、「四回転をやらなかった」オリンピック金メダリストの
ライサチェックのファンとしては、若干肩身が狭いですけどねー。
でも仕方ないよ、あれはああいうルール、ああいう時代だったもの。
だけど今回の試合で昨年のライサチェックの選手としての力を疑う要素はひとつもない。
だってバンクーバーオリンピックのときに、今回に出場した選手の誰一人として
それぞれの「今の」水準だった選手なんかいないんだから。
みんなが成長していく中で、今の選手と過去の試合の誰かを比べるなんてナンセンスだよ。


そんなライサイドとしてのぼやきもありますが、
とにかく一つの試合で色々起こりすぎて・・・・今年は「濃い」ワールドでした。
上記の通り、感想がここまで色々噴出するとは試合前には予想してなかった。
去年、一昨年、その前と、強く揺さぶられる要因が出場者の一部だったわけですが(笑)
今年はオリンピック並みに色々あったような気がする・・・
えーと、まだ男子の試合だけなんですが(苦笑)。
特に今日はペアもちょっと放送して、その結果、昨日みたいな
余計なクソ演出がなかったというラッキーなところも良かったですね。
女子シングルではそうはいかないと思いますが
思いのほか地上波でマトモに試合が見られて嬉しいです。


では今日はこんな感じで。

2011年4月28日木曜日

モスクワ世界フィギュア2011①

フィギュアスケート世界選手権、現在モスクワにて絶賛開催中ですね!


今日の男子SP地上波放送を見ていたのですが
何気に出場していないライサチェックの名前や映像が出ていて
思わずニンマリな管理人です。

フジテレビは今回もクソナンセンスな煽りや演出をやらかしてくれてます。
テストの解答用紙に歴代の世界チャンピオンの名前が入れてあって
「次の答え(=チャンピオン)は?」とアップで見せる演出をやってたんですね。
(振り返っても酷いナンセンスっぷりに恥ずかしくなる)
で、解答用紙がアップになると、近辺の解答欄に
エヴァンさんの名前がちゃんと入ってる!という。

それからアメリカ代表の煽りで「バンクーバー五輪の金メダリスト、
ライサチェックを輩出したフィギュア大国」
云々というナレーションに
名前だけでなく五輪のときのエヴァンさんの映像(ガッツポーズとか)。
いやぁ、試合に出ていた頃はさんざんスルーされていたというのに
五輪で優勝すると何かと素材にされて嬉しい限りです。
気分がいいですね、贔屓がオリンピック金メダリストっていうのは!


・・・なーんて今更自慢させていただいていますが(苦笑)。
以下が本題です、長い前置き失礼!


今年も贔屓が出場していないということもあって(マジで寂しいけど)
今回はシンプルに楽しんで見させていただいています。


まず、個人的ツッコミポイントを数点・・・・


○レイノルズくんの前髪を少し切りたい、気になる
○脚長い選手が何気に増えてませんか。エヴァンさんリスペクト?(←違)
○日本代表がうつむいて顔を上げる映像、ダイスケのを見て「濃っ!」と思った
○信夫コーチのバナー作ったヤツ誰だよ!ビックリだよ!
○ミハル君といい、ベルネルといい、チェコセン全開で逆に安心
○久美子、タラソワ、ヤナさん(=プル妻)。マダムの微笑みがまぶしい。
タラソワさんは一体何キロ痩せたんだろう・・・
○ミーシン先生がマジでロシアンマフィアのボスに見える
○モロゾフコーチは「本日のモロゾフ」みたいなコーナーを作るべき
○ノブナリン親子が可愛すぎる
○ジュベたんのしゃべりは相変わらずセクシー、でもおしりに元気がない
○コンちゃんといい、ジュベたんといい、フランス男はオシャレだ
アメリカの若手二人は地上波でスルー。紹介はされたのに・・・


以上は私の独り言ですのでスルーしてください(笑)。
次に試合を見た感想をざっくり。


んー、今回はパトリックの試合かな!っていう感じですね~。
パトリックに関して、演技が始まる前にすでに驚いたのは
リンクサイドに登場して、最初のポーズをとるまでの間、
殆ど氷を蹴らずに演技の開始地点に行ったこと。
アレを見て、ああ、パトリック怖ぇ、と。
演技を始まったら予想通り圧巻だし(アクセルちょっと怖かったけど)
点数もすごいのが出た。フリーで超えられる人がいるのか?
そして何気に今回放送された中で実力の全部を出し切れている唯一の選手でもあり
今回のワールドはパトリックの初優勝になりそうだなーって思います。
まあ、最後までどうなるかはわかりませんが
フリーでも得点に恥じない演技を見せてくれたらいいな。

日本勢に関しては、全員細かいミスがあったのが残念ですが
三人とも最終グループに残ったところが熱い。
個人的に実力がありながら、まだワールドでのメダル獲得のない
ノブナリンとタカヒコヅカが表彰台に上がればいいな、と思っていますが
その可能性は十分ありますね!無論、現王者ダイスケも!
日本の事情もあって良いところを見せたい気持ちは強いだろうし
そのプレッシャーを吹き飛ばすような演技をフリーでやってくれたら。
逆境に負けない日本人としての力を見せてくれると期待しています。

あとは若手が伸びてきましたね~。
ガチ様(←ガチンスキー君がどこかでそう呼ばれていた)は
プル氏の後継者として順調に伸びておられるようで
ソチ五輪が末恐ろしいです。練習で4回転ループやってるんだって?
そして現ユーロチャンピオンのアモディオ君も
好調をキープしているようで何より。
モロゾフとの相性も良さそうですよね~!
チェコのミハル君もここに来て安定性を発揮していて安心して見られるし
うまい具合に個性がついてきたと思います、彼については。
モダンな小芝居系、というか。ベルネルもそうなんだけど。
チェコ選手二人がどちらも洗練された体の動きをしているのは興味深い。

オッサン勢は、今ひとつ力を発揮できてない印象。
ジュベたんは今季SPが鬼門になっちゃってますね。。。
ユーロのときのような大逆転というか、彼本来の強さが見たい。
ライアンは全米王者として大きなミスなくまとめていたけど得点が伸びず。
それでも風格と茶目っ気があって良いところは見せてくれたなと。
あと、アメリカ勢は今のところ11位ドーンブッシュ、12位ライアン、
13位ロス・マイナー君と三人仲良く並んでしまってます。
若手二人が健闘してる!がんばって!!
・・・・で、オッサンの話に戻して(笑)
ベルネル、彼はコーチを変えてやっと安定してきたかな?という感じですが
四回転でコケてしまった。素敵なプログラムなだけに最高のが見たかった。
(ちなみに彼のSP「雨に唄えば」は、昔エヴァンさんもやっています。兄貴!)
そしてコンちゃん、彼の燕尾服姿はやっぱり素敵ですね~♪
ジャンプがすっぽ抜けちゃって残念なんですが姿を見られて嬉しかった。

余談だけど、当初は日本開催を予定していただけに
ノブナリンだとかミハル君とか、日本を意識したプログラムを作っています。
結果的にモスクワ開催になってしまったとはいえ
彼らの日本を意識する姿勢が、そのまま我々にパワーを与えてくれているような
そういう印象も受けました。
アモディオ君、ジュベたんは日本へのメッセージをくれたし
ベルネルは「大の親日家」(←エヴァンさんも09年国別対抗で
会場でそうアナウンスされていましたが。兄貴!)と紹介されたり
ああ、彼らも日本を愛してくれている、そう感じられるのが嬉しかった。
その演出については褒めてもいいかな。
あとはクソ演出と言って全く差し支えないと思うけど(←そのくらいにしとけ


以上、非常にお気楽な感想ですみません。
しかし私は暢気ですが、ライサチェックはきっと真剣に見てるでしょうし
みんなを応援してくれてるんだろうな、と思っています。
試合が終わった後に彼がどうコメントするのかも楽しみですね!


というわけで、明日以降もできれば世界フィギュアについて書きたいと思います。
いつも以上に好き勝手なコメントをしておりますが
どの選手についても、けなしているつもりはありませんのでご了承下さい。
気に入らない部分はスルーして下さると助かります。

2011年4月25日月曜日

Sears SOI 演技動画

世界選手権が絶賛開催中ですが、当ブログは相変わらず空気を読みません(笑)


さて、カナダで現在開催中のシアーズ・スターズ・オン・アイスの
会場撮影による動画が早速出回っています。
一部をご紹介します!


まず我らがライサチェックの「ロクサーヌ」。
かなり間近での映像です。近すぎて見切れてるのがもったいない。
あと、めずらしく前髪下ろして滑ってます(!)




グループナンバーの「On golden pond」。
映画『黄昏』って知ってます? そのテーマ曲です。
(どうでもいいけど管理人は『黄昏』の戯曲を上演したことがあるので
テーマ曲とわかったときには驚きました。映画もDVDで視聴済みです)
アメリカでもこのナンバーをやっていましたが
カナダの面子の方が似合ってるかも、と思ったりも。




フィナーレ。エヴァンさんは3分頃に目の前で高速ツイズルしてくれます。
最後のおじぎ~退場まで撮影されていて臨場感たっぷり。
客席を周るベンジャミンにもウットリ。
タニスちゃんの美しい背筋にはビックリ!




オマケでジェフリー・バトル氏。このプログラムは初見でした。
自由自在に動くおしりがすごい。エヴァンさんも見習ってほしい(笑)




なかなか会場の雰囲気が味わえる素敵な動画でした!
アップしてくれた方に感謝!

2011年4月24日日曜日

Sears Stars on Ice Q & A with Evan Lysacek

すでに始まっているスターズ・オン・アイスのカナダツアー、
公式サイトにてライサチェックが紹介されています(こちら

簡単なQ&Aもありますね! その部分を以下にピックアップ。


What is the most rewarding part of figure skating?

フィギュアスケートの一番やりがいのある部分は?


The speed, and delivering under pressure.

スピード感と、プレッシャーの下でやり遂げること。

What is your favourite meal to cook?

料理するのが好きなものは?


I don't cook but enjoy cleaning up.

僕は料理はやらないけど、代わりに掃除を楽しんでいるよ。

What is your favourite Stars on Ice memory?

スターズ・オン・アイスの一番の思い出は?

Being announced as the Olympic Champion in my hometown of Chicago.

故郷のシカゴでオリンピックチャンピオンとしてアナウンスされたこと。

What has been your favourite country to visit and why?

訪れるのが一番好きな国はどこですか?その理由は?


Canada and the city of Vancouver because of the Olympics one year ago and winning the Gold.

カナダとバンクーバー市。一年前のオリンピックの開催地だったし、そこで金メダルを獲ったからね。

How do you spend your time when you aren't on the road?

旅をしていない間はどんなふうに過ごしていますか?


I am always on the road but when I have time I'm visiting my family.

いつも大体は旅をしているんだけど、時間があるときは家族のところへ行っているよ。

Most memorable career moment?

これまでのキャリアの中で一番印象的な瞬間は?


Winning the World Championships in front of my hometown crowd in LA (in 2009)

(2009年に)LAでの世界選手権でホームタウンのお客さんの前で優勝したこと。

If you could compete in an Olympic sport other then figure skating, what would it be and why?

もしフィギュアスケートとは別のオリンピックのスポーツで競技に出るとしたら何をやってみたいですか?その理由は?


Downhill skiing - I like the speed and the challenge.

(スキーの)ダウンヒル。スピードと挑戦することが好きだから。

Who is your idol?

あなたのアイドルは誰ですか?


Roger Federer and Michael Jordan.

ロジャー・フェデラーとマイケル・ジョーダン。

If you could have dinner with one person, who would it be and why?

もし誰か一人とだけディナーができるとします。誰がいいですか?その理由は?


My parents.

両親かな(訳者ツッコミ:理由はスルー?)

What was your favourite memory from the Vancouver Olympics (2010)?

バンクーバーオリンピック(2010年)の一番好きな思い出は?


There were so many but standing on the podium and seeing the American flag and hearing the national anthem.

たくさんありすぎます。でも、表彰台に立っているときにたくさんのアメリカ国旗と国歌を歌う声が聞こえたことかな。

2011年4月23日土曜日

cyinterview.com (2011/4/4) - Olympic Gold Medalist Evan Lysacek Analyzes Life, His Future and Skating for Harlem④

cyinterview.comのインタビューです。
これでようやく全文訳したことになるはず・・・・
なかなか進まなくてごめんなさい!

今回はファンやリスナーに向けて、ライサチェックの現在の心境です。
(とはいえ4月4日の記事なんですけどね・・・遅れてゴメンナサイ)
これを訳したかったのに、ここに至るまでに長い時間がかかってしまいました。
今後について色々悩むことも多いようです。
ファンとして静かに(でも力強く)支えていきたいですね。


CY: I think it’s interesting just to note that you’re going through this self discovery period for yourself and a lot of your fans wonder, is Evan happy, does Evan have a significant other? What is your message to your fans?

CY:あなたがご自身の自己発見の終わりを経験しているというのは興味深いですし、あなたの多くのファンの皆さんはエヴァンが幸せでいるかとか、恋人がいるんじゃないか、ということを知りたがっていると思います。ファンに向けてあなたからのメッセージはありますか?


EL: “Well, right now, my lifestyle is not conducive to really sharing it. And I think in the world, I have this mix of balance between presence and absence. When I go to the events like the one on Monday for Figure Skating in Harlem, I’m very present. I’m there for one reason and I’m devoting all of my attention to basically raising awareness for that event. There will be press there. There will be other ice skaters. There will be other celebrities there. So we want to accomplish our goal.

EL:そうですね、今、僕の生活スタイルは実際に分かち合えるようなものではないんです。世間において僕は存在することと、不在の状態にあることの間のバランスが混じった状態にあると思います。月曜日のFSHみたいなイベントに行くときは、存在感のある状態です。そこにいる理由は一つで、基本的にはそうしたイベントの認知度を高めるために自分の全精力を注いでいます。記者もそういう場にいるし、他のスケーターや有名人も居合わせるでしょう。僕達は仕事を果たしたいと思っていますから。

That being said, I think without sounding, hopefully without sounding arrogant when I send a goal out into the world, I’m pretty good at strategizing and accomplishing it. So in a way I feel that in my life I jump from one goal to the next goal to the next goal to the next goal devoting all of my attention to the goal at hand and sometimes they’re very public. So that makes me feel like I said, that I have a presence in society and sometimes my goals are very private. So I feel that I am aloof in so many ways.

とは言うものの、横柄に聞こえなければいのですが、世間へ目標を送り込んでいるときの僕は戦略を練るのも、目的を果たすのも得意なんです。ある意味では、自分の人生において僕は一つの目標から次の目標へ、次の目標からそのまた次の目標へと、手近で時にはかなり公になっている目標のために全精力を注いで飛び移っているように感じています。そういう場合は、先に述べたように社会での自分に存在感があるように感じます。そして時には目標がとても個人的な場合もあります。そういうわけで、色々な意味で自分が隔たっているように感じるのです。

I disappear for days at a time and sometimes weeks from my friends and from my family. It’s just, I’m not, I hope I don’t sound like I’m complaining, but it is difficult. It’s difficult to then reenter society and turn on a TV and watch TMZ or watch even the news, watch Brian Williams at night and feel like I’m connected to stories that are happening and it takes me a few days to sort of reconnect with the world after I’ve just disappeared to accomplish a goal. That’s something that I don’t know if I can reconnect that way. I have instilled that system of work in myself through work and competition, but I don’t know if I can continue like that. Right now I’m searching for the answer on a professional and personal level.”

友人や家族から一度に何日か、時には何週間も姿を消している状態です。不満を言っているような印象にならないといいのですが、難しいものなんです。すぐに社会に再突入して、テレビのチャンネルをまわしてTMZを見るっていうのはね。夜にブライアン・ウィリアムズがやってるようなニュースを見ることさえもそうですし、起こっている出来事と自分が関係あるように感じてしまいます。仕事を果たすために姿を消していた後に、世間と再びつながるのに2・3日かかってしまうんです。こうしたやり方で生活が続けられるかはわからないですね。やってきた仕事や試合を通して、自分の中でそうした仕事のシステムが体に染み込んでいるけれど、あんなふうに続けられるかはわからないです。今はその答えを、仕事のレベル、そして個人レベルで探しているところですね。

CY: Good luck with finding out who you are, what you want to do with the rest of your life, and we wish you the best. Thank you for a very compelling conversation on analyzing where you currently are in your life. We really appreciate it.

CY:あなたという人そのもの、そして残りの人生であなたが何がしたいかを見つけられますように。ご活躍も祈っています。あなたの人生において、現在どこにいるのかを分析するとても真に迫ったお話をありがとうございました。とても感謝しています。


EL: “I appreciate it as well. Thank you Chris.”

EL:こちらこそ感謝しています。クリスさん、ありがとうございました。

2011年4月21日木曜日

フレンズオンアイス2011公演概要が発表

荒川静香さんの企画主催による毎年恒例のアイスショー、
Friends on iceの今年の公演概要が発表されました(こちら)。

(以下、開催日時を転載)

2011年 8月26日(金) 1公演
開場 17:30  開演 18:30
2011年 8月27日(土) 2公演
開場 11:30  開演 12:30/開場 15:30  開演 16:30
2011年 8月28日(日) 2公演
開場 11:30  開演 12:30/開場 15:30  開演 16:30
3日間、5公演


昨年と同時期の8月末に開催なんですね!
ライサチェックはこのショーに2007年から出演しているのですが
今年も多分、声はかかるのだと思います(もうかかってるかな?)。
あとは本人のスケジュール調整がうまくいけば
例年通り出演するんだろうな、という予感はします。
(↑また根拠のない自信で発言するヒト)
ただ、海外から来日するアーティストやアスリートが激減している中
スポンサーやマネジメント側の許可が下りるかが問題ですかね・・・


個人的にはこのショーは今年開催されるのだろうかと、
そもそも根本的なところを心配していただけに
開催要項が発表されたことで、主催者側の「やるよ!」という
意気込みが感じられるのは嬉しいです。
しかし夏の死ぬほど暑い時期に、ものすごい電力を消費するアイスショーを
やっても(色々な意味で)大丈夫なのかという不安はなくはない。
電力関係の問題がその頃には落ち着いていればいいのですが。


無事にショーが開催されること、
そしてライサチェックがまた来日してくれることを祈りつつ。
また詳細がわかった際にはご紹介しますね!

2011年4月20日水曜日

cyinterview.com (2011/4/4) - Olympic Gold Medalist Evan Lysacek Analyzes Life, His Future and Skating for Harlem③

cyinterview.comでのラジオインタビュー、続きの訳です。
DWTSの経験によって得たものを語っています。


CY: There you go, moving forward, everybody of course saw you on Dancing with the Stars and all the success you had, what comes to mind from that and do you still keep in touch with Anna [Trebunskaya]?

CY:そうそう、前進しなくてはね。それで誰もがあなただけでなく、活躍も全てダンシング・ウィズ・ザ・スターズで見ていたけれど、あの出演についてどう思いますか?アンナ(トレブンスカヤ)とはまだ連絡を取り合っていますか?


EL: “I keep in touch with almost everyone from my cast, dancers and celebrities. For me, it was an extremely healthy experience because skating is a very individual sport and I had just finished a momentous occasion, experience, event is the word I’m looking for in my life and I went directly into the show literally the day that I landed from Vancouver. And I started to realize that almost everyone that was doing the show had just gone through something really huge, either a break up or a new change in their life. So we kind of needed each other as a cast. And of course it’s a TV show, of course it’s for entertainment. Of course it could be very cheesy at times.

EL:一緒に出演したキャスト、ダンサーや有名人の殆ど全員と連絡を取り合っていますよ。僕にとってDWTSはものすごく健全な経験でした。というのもスケートは実に個人競技ですし、ちょうど僕が人生において期待していた重要な出来事、経験、いやイベントと言うべきでしょうか、とにかくそれを終えたばかりだったんです。それからバンクーバーから上陸したその日に、文字通り真っ直ぐにあの番組へ流れ込んだんですよ。そしてこの番組に出ている殆ど全員が、それぞれの人生でとても大きな出来事、別れや新しい変化を乗り越えてきたばかりだということに気がつき始めたんです。だから僕らは一人のキャストとして、お互いを必要としていたようなものだったんですよ。もちろんテレビ番組で、エンターテインメントを目的としたものです。ですから、同時にとても悪趣味なものにもなることもあります。

But the bigger picture, which I don’t know whether or not this came across to the audience and why maybe that’s the reason that it was the most successful cast as far as ratings go, but we were very close to each other and with every minute that we were together, we just became closer and closer. We over time developed a support system for one another and we were each other’s support system. That’s what I take from it. I mean I take a support system and a new family from the show and of course I learned to dance in a very mediocre way. I wouldn’t consider myself an experienced or educated dancer, but I did have a very good time learning to do something new. But what I take most from the show is that support system from the other cast members.”

僕には全体を通してDWTSのあのシーズンが視聴者の心に残ったかどうかはわからないし、また視聴率に関しては(あのシーズンが)最も成功したキャストメンバーだった理由もわかりません。でも僕らはお互いにすごく仲が良かったし、一緒にいた時間が毎分経過するごとにどんどん親しくなっていったんです。長い時間をかけてお互いのためにサポートシステムを成長させて、お互いがお互いのサポートシステムだったわけです。それこそがまさに僕がDWTSから得ているものですね。つまり、僕はあの番組からサポートシステムと新しい仲間を得ているんです。もちろん、あまり良くない方法でダンスも学びましたが。僕は自分のことを経験豊富で良く訓練されたダンサーだとは思わなかったけれど、新しいことを学ぶとても充実した時間を過ごすことができました。でも、僕があの番組から受け継いでいるものは他のキャストメンバー達が与えてくれたサポートシステムなんです。

CY: Did Dancing with the Stars influence your skating in any way?

CY:ダンシング・ウィズ・ザ・スターズはあなたのスケートに何らかの影響を与えたのでしょうか?


EL: “It may have. It may have opened my eyes in some ways to different genres. It also perhaps helped me perform and be less of a technical performer. I was criticized for a long time in skating that I was robotic and not fluid. My argument to that, not that I need to argue it, but that is a style that I appreciate and I like, the certain modernity that I appreciate in architecture and in clothing style and fashion and design. That’s a lot more difficult for people to understand. So I think maybe in some ways my own style made people think a little too much and dancing forced me out of that box and forced me to appeal to the masses and also to learn to do things very differently. Not just how I liked it or how I saw it.”

EL:おそらくはそうだと思います。あの番組は僕に様々な分野への道へ開眼させてくれました。また、僕が演技することやあまり技術的すぎないパフォーマーになっていることにも役立っていると思います。スケートでは僕はロボットみたいで優雅ではないと長い間批判を受けていたんです。僕の議題はまさにそれで、異議を唱える必要があるものではないですが、あれは自分で理解していて且つ好んでいるスタイルなんです。僕が建築様式や服のスタイル、ファッションやデザインで認識する幾分現代的なものなんですよ。一般的にはとても理解しがたいものだと思いますが。ですから、ある意味では僕自身のスタイルが皆さんを深く考えさせすぎてしまったし、踊ることで僕も自分の殻から追い出されてしまい、強制的に大衆にアピールすることになり、しかも全く異なる方法で物事を学ぶはめになったのだと思っています。単に僕が好んでいたり、理解していたやり方だけではなくね。

CY: I was told that you have a great sense of humor and are an uncle two times over. Tell me about that.

CY:あなたは素晴らしいユーモアのセンスの持ち主で、すでに二回叔父さんになっていると伺っています。それについても教えて下さい。


EL: “That’s true. I’m an uncle. I have a different sense of humor. Like I said, it’s not sometimes easy for everyone to understand, but my friends get it and laugh with me. I don’t know. I think sometimes people tell me this and I’ve started to think about it lately. They say I have an evasive personality and I maybe use my sense of humor sometimes to defer questions or defer real feelings that I have. So joking and telling jokes or making light of situations has kind of become a coping mechanism for me. But I still try to always be engaging with people and sometimes I’m distant. Sometimes I’m engaging, but distant, but I always try to be engaged in a conversation or even in a lunch with a friend when I have tons of things running through my mind I try to sit down with them and listen.”

EL:本当ですよ。僕はもう叔父なんです。そしてちょっと人とは違ったユーモアのセンスの持ち主でもあります。先に述べたように、時には皆が理解しやすいものではないこともあるんですが、友人は理解してくれて笑ってくれるんです。どうなのかな。時々、みんなが僕にこう言ってくれるんですが、それを考え出したのが最近なんですよ。みんな、僕がはっきりしない性格だって言うんです。きっと質問や実際の気持ちを答えるのを保留にするときに、自分のユーモアセンスを使ってしまうのだと思います。だから僕にとってはからかったり、冗談を言ったり、状況を軽ろんじたりすることが物事への対処メカニズムになってしまったんです。だけど、いつもみんなと関わろうとしているんですよ、よそよそしいときもありますけど。たまに僕が愛想良く、他人行儀な場合であっても、いつも会話に加わろうとしているんです。友人との昼食で、頭の中に多くの物事が流れているときでさえも座って話を聞こうと努力しています。


④へ続く

2011年4月17日日曜日

cyinterview.com (2011/4/4) - Olympic Gold Medalist Evan Lysacek Analyzes Life, His Future and Skating for Harlem②

cyinterview.comのラジオインタビュー、続きの訳です。
オリンピック優勝がライサチェックにとってどんなものであったか、
また現状についても少しふれています。


CY: You are an Olympic gold medallist Evan and yeah you’re not George Clooney, you’re not Angelia Jolie, but you were the first Olympic Gold Medalist in 22 years [A Man from the USA that won Gold]. I wonder what that meant to you?

CY:エヴァン、あなたはオリンピック金メダリストで、ジョージ・クルーにーやアンジェリーナ・ジョリーではないけれど、アメリカで22年ぶりのフィギュアスケート男子シングルオリンピック優勝者になったわけですよね。このことはあなたにとってどんなことだったのでしょう?


EL: “It meant a lot to me. I think I’ve gained perspective as the last year goes on. And in the figure skating world and this may be true in more sporting worlds than I even know, but as you come up in the sport, you lose the experience of true genuine honest reaction after a competition. You either expect to win, so when you do win, you’re relieved instead of excited and if you lose instead of being motivated, you’re embarrassed. So the emotions change a little bit. That only grew. Those feelings only grew as I progressed. The last couple years, I had so few genuine reactions to any event that I participated in.

EL:とても重要な出来事でした。昨年が経過するにつれてこのことの全体像が見えてきたように思います。フィギュアスケートの世界、これは僕が知っているよりずっと正々堂々とした世界かもしれませんが、この競技の中で昇進していくにつれて、試合の後に真実の心からの反応をする機会が失われていくものです。勝つことを期待し、勝ったときは興奮する代わりに安堵する。あるいは、負けた場合はやる気を出す代わりにばつの悪い思いをするかのどちらかです。ですので感情は少しだけ変えていくことになります。そういうものはただ大きくなっていきました。成長していくにつれて、このような感情はただただ大きくなるばかりだったのです。ここ2・3年は僕が参加したどのイベントでも正直な反応を出せたのはごくわずかでした。

The Olympics is a different, little bit different animal than any other event. I had thought going in it’s not about the placement. I put in the work that I could. I really don’t know what to expect. I wish that I did because I like to try and attempt to control situations as much as I can. It’s why I’m so superstitious, but I didn’t know what to expect. So I was genuine and honest in my reaction. That was just excitement. I felt like I was a kid again. Not many things can do that to me and give me that feeling. So I guess that’s how I felt about it right away, in the moment.

オリンピックは違ったイベントです。他のどんなものより少しだけ違った生き物なんです。オリンピックに参加するのは順位が全てじゃないって思っていました。僕はできることを全て注ぎ込んでいたし、何が起こるかなんて実際何もわからなかったんです。わかっていたらいいのにとは思います。というのも、僕はできるだけ状況を把握しようする方だし、そのために努力するのが好きだから。僕が縁起をかつぐのはそのためです。だけど、どうなるかなんて何もわからなかった。だから自分の反応の中で、(バンクーバーオリンピックでの)僕は正真正銘の正直な状態だったんです。ただただ興奮しました。まるでまた子供になったみたいに感じていました。僕をあんなふうにさせて、ああいった感情を与えてくれる物事は多くはありません。ですから、あの瞬間はあれこそが僕が直ちに感じたことなのだと思います。

As it started to sink in, I felt a great deal of fulfillment. I think that is coming from, I can only speculate because I’m not a psychologist and sometimes I wish that I could take a step out of my own head to analyze it further, but I think that’s coming from the fact I sacrificed everything else in my life. I wanted so badly to go to school and I put that off. I wanted to have a normal social life. Like so many athletes I searched for balance between normalcy and between training and I never found it.

(オリンピック優勝が)体になじみ始めていくにつれて、かなりの充実感を感じました。僕は心理学者ではないので、この充実感がどこから来たのか憶測することしかできません。時にはより突っ込んで分析する自分の頭から一歩抜け出せたらいいのに、とは思うことはありますが。とはいえ、あの充実感は僕が人生全般を捧げてきたという事実から生じたものだと思うのです。学校に行きたくて仕方がなかったけれど、後回しにしました。普通の社会生活を送りたいとも思っていました。多くのアスリートと同じように、普通であることとトレーニングの間のバランスを探したけれど、僕がそれを見つけることはありませんでした。

I always chose to sacrifice everything else for the sake of training and I was training maybe six hours a day or eight hours a day. The last couple of years I figured, oh God, if I’m not doing anything else, I might as well train 10 or 12 hours a day. I mine as well literally put all of my eggs in this basket. So the fact that it worked out appropriately was so fulfilling and in a way gave me justification for the way that I lived.”

僕はいつもトレーニングのために全てを犠牲にすることを選んでいたし、一日に6時間から8時間ほど練習していました。ここ2,3年は、ああ、他に何もしていないときは一日に10時間か12時間くらい練習していたんじゃないかって思います。僕は文字通り一つのことに全ての希望を託していました。それが的確にうまくいったという事実はとても満たされたことだったし、ある意味では僕がしてきた生き方に対する正当性を与えてくれたのです。

CY: So then with that being said, what are your future plans?

CY:それはそれとして、今後あなたの将来の予定はどんなものになるでしょうか?


EL: “It’s difficult for me to say at this point because I haven’t had any downtime to decompress and wipe the slate clean and see I guess and ask myself questions what do I want? What kind of life do I want to live? Where do I want to live? How long do I want my next goal to take? And I’ve been working quite a bit. This is my second tour actually since the Olympics and it’s been one year exactly. So this five month tour is quite time consuming. In the interim I went to Asia and I toured over there.

EL:今の時点では何とも言いがたいですね。(将来についての)考えを解凍したり、過去を清算したり、自分が何をやりたいのか、どういう人生を歩みたいか、何処に暮らしたいか、次の目標までどのくらいの時間がかかるか、といったことを推測したり、自分自身に問いかけるための休息時間が全くとれなかったので。それにずっと働きづめだったんです。今回(のSOI)は、オリンピックから実際には2度目のツアーで、あれからまさに一年が経過しています。今回の5ヶ月に及ぶツアーはかなり長い間消耗するものでもあります。その間にアジアにも行って、そこでもツアーをしてきました。

For the summer I did many sponsor appearances and speaking engagements and photo shoots and really occupied every ounce of my time for the last year, but I’m starting to get to the point now where I can actually say it. But it is hard for me to say, I need a vacation cause I’m not the type of person that enjoys downtime. I owe myself that time and even if I have to buy the time to sit still and just listen to what’s in my own head and kind of figure out what I want.”

昨年の夏にはたくさんスポンサー出演や公演、写真撮影をこなして、実際昨年のほんのわずかな自分の時間は全部ついやしてしまいました。でも今は自分が実質的には話すことのできるところまで踏み込みつつあります。だけど何とも言いがたいですね、僕は止まっている状態を楽しめるタイプの人間ではないですし、休暇を必要としています。僕には自分にそうした時間の借りがあるんです。仮にじっと座ってただ自分の心に耳を傾けて、自分がやりたいことを理解するための時間を買ってでもね。

CY: So with that being said, before we move on to everything else, where do you want to go on vacation?

CY:なるほど、では他の話題に移る前に聞きますが、どこに休暇へ行きたいと思っていますか?


EL: “Well, it doesn’t necessarily have to be an extravagant trip. It just needs to be a quiet place for me to sit down and explore my options.”

EL:そうですね、必ずしも贅沢な旅行である必要はないです。ただ僕が座って自分の選択肢を探索できる静かな場所であれば。


③へつづく

cyinterview.com (2011/4/4) - Olympic Gold Medalist Evan Lysacek Analyzes Life, His Future and Skating for Harlem①

先日音源を紹介したcyinterview.com のラジオインタビューの訳です。
長いのでちまちま訳して公開しますね。
序盤はFigure skating in Harlemの内容で、なかなか興味深いです。


Chris Yandek: You win an Olympic gold medal, you have a great showing on Dancing with the Stars. What now motivates you today?

Chris Yandek(以下CY):オリンピックで金メダルを獲得し、ダンシング・ウィズ・ザ・スターズでは素晴らしい成績を出したあなたを今、奮い立たせているものは何でしょうか?


Evan Lysacek: “Different things. One of them, which ties very closely in with the figure skating in Harlem is that on Monday is charity work. I think that a huge positive that’s come out of me having successful competitions as an athlete has been that, through the years it’s become less and less about personal victory and more about strengthening a platform for me to have a voice in the world and I could really talk about anything I wanted to and I’ve chosen to make my voice be heard and be recognized for some of the charities that I really care about and work very closely with. Figure Skating in Harlem is one that I probably care most about and am on the board of. Of course I don’t have the recognition or the platform of Angelina Jolie or George Clooney, but I can take every opportunity available to me to raise awareness for an organization like that.”

ライサチェック(以下EL):色々あります。そのうちの一つで、月曜日に行われるフィギュアスケーティング・イン・ハーレム(略してFSH)と密接に関わりのあるものがチャリティー活動です。こうした活動は自分のアスリートとして達成した試合によって得られる、とてもためになることだと思っています。長年の間に、個人的な勝利から得られるものは次第に少なくなっていくんです。一方で僕が社会で意見を言うための土台が強化されたことで、実際に言いたいこと、自分が選んだ皆さんに聞いてもらいたい意見、そして僕が関心があったり一緒に緊密に仕事をしているチャリティー団体に認めてもらうための意見を述べることができました。FSHは多分僕が最も関心があり、メンバーになっている団体の一つです。当然ながら、僕にはアンジェリーナ・ジョリーだとかジョージ・クルーニーほどの知名度や土台はありませんが、こうした団体の認知を高めるために利用できる機会すべてを活用することはできますからね。

CY: So tell me a little bit more about Figure Skating in Harlem. This Monday night [April 4th] you’ll be honoring Olympic gold medalist Sarah Hughes. This organization has helped over 1000 girls through educational, artistic and fitness opportunities through the discipline of figure skating. Tell me a little about, more again about Figure Skating in Harlem.

CY:では、FSHについてもう少し教えて下さい。今週月曜日の夜(4月4日)にオリンピック金メダリストのサラ・ヒューズを称えることになっていますね。この団体はフィギュアスケートの鍛錬を通した芸術的でためになるフィットネスの機会によって1000人以上の女の子達を手助けしたということですが、今一度FSHについて詳しく教えてもらえますか?


EL: “Sure. I’ll just kind of put in layman’s terms, a little better. This woman, Sharon Cohen is a very good friend of mine. I don’t know if you know Sharon, but she was involved in skating and she started this program with her own two hands and basically wanted to find a way to take adolescent girls out of one of the worst school systems in the country, under performing and under par and put them in a program where they could learn through the values of skating how to manage their lives at a young age, teach them skills that they would need to succeed in anything that they choose to do.

EL:いいですよ。少し皆さんにもわかりやすいように説明しますね。僕にはシャロン・コーエンという仲の良い友人がいます。皆さんがシャロンについて知っているかはわかりませんが、彼女はスケートに関与していた人物で、自らの手でこのプログラムをスタートさせました。基本的には思春期の女の子達をこの国のもっとも悪い教育システムから抜け出させる方法を見つけることを願ってのことです。下位の方で演じることや、体調がよくない中で、若くして自分の生活を管理する方法としてのスケートの価値観を通して学べたものが詰まった一つのプログラムに没頭することが、彼女達自身が何を選ぶ上でも成功するために必要になるであろうスキルを学ぶことになります。

It started small like most nonprofits and it grew rapidly because it did get a lot of attention from the skating community. It caught a lot of attention from some very influential people in Manhattan. One of them being Mr. Trump. Others being Tina and Terry Lundgren of Federated, who runs Macy’s and Bloomingdales, very involved and very supportive. Now there is a program that works like a well oiled machine. They have exceptional education. They have tutoring available to them if they ever feel even slightly that they’ve fallen behind. They have figure skating lessons as a group and as individuals, almost every day of the week and these girls are in shape, they’re focused, they’re motivated, they’re extremely hardworking.

この活動はほとんど非営利の状態で始まりましたが、急成長を遂げました。というのもスケートのコミュニティから大きな注目を集めたのです。マンハッタンのかなり影響力の大きい人たちからも注目を得られました。そのうちの一人がドナルド・トランプです。他にメーシーズとブルーミングデールズを経営し、かなり関与してくれて非常に協力的なティナ&テリー・ラングレンもいます。今や極めて順調に活動しているプログラムになっていますね。この団体には非常に優れた教育システムがあり、たとえわずかでも勉強が遅れてしまったと感じる生徒には個人指導が受けられるようになっているのです。生徒達には一週間の中のほぼ毎日フィギュアスケートのグループレッスンと個人レッスンの授業があり、彼女達は皆健康で、集中していて、やる気があり、ものすごくよく練習します。

Something that’s been instilled in them that maybe they would not have ordinarily had is confidence. They’re very confident and they’re starting to realize as they get to the middle of the program, which I would say is 12 years old or 13 years old, that they can do anything they want. A lot of the girls once they reach the high school level, not a lot, but some of them have gotten scholarships to the most elite private prep schools in Manhattan and they’re going on to finish their education there.”

ここで教えられるものの中で、おそらく彼女達が人並みに持っていなかったものは自信だと思います。プログラムの中盤になるにつれて、彼女達は自信を持つようになりそれを自覚していきます。12歳、13歳ってやりたいことは何でもできると思うんです。一旦、高校レベルになってしまった女子生徒の多くはそうではないけれども、何人かはマンハッタンの大学進学のための名門私立学校に行く奨学金が与えられ、そこで教育を終えるべく進学しています。


②へつづく

2011年4月15日金曜日

SSOI最前列動画

先日終了したスムッカーズSOIの、最前列席で撮影されたと思われる動画です。







いいなあ、最前列!(←そこか)
ちなみにアップしてくれているのはEvanIsHeavenという
アメリカのライサイド団体(?)。
時に、こうした海外の仲間を見つけてはニヨニヨしてしまいます。

2011年4月12日火曜日

ライサチェック、SSOI2011ツアーを終える

米国で行われていたスムッカーズ・スターズ・オン・アイスのツアーが
現地時間4月9日をもって無事に終了したようです。エヴァンさん、お疲れ!
そして観に行かれた方、超羨ましいです!(感想お待ちしています! 笑)


全米各地でファンが撮影したショーの動画がアップされていました。
比較的見やすいものをちょっとだけピックアップ。
グループナンバーのしっとりしたピアノのやつはなかなか素敵。









そして今月23日から、今度はカナダでのSOIツアーが始まります。
(観に行かれる方、楽しんできてくださいね!)
全ての日程が終了するのは5月13日、バンクーバーにて。
それ以降は休暇をとって今後のことを考えるという報道がありましたね。
今年4月から5月は延期されていた世界選手権もモスクワで代替開催されることもあり
例年より数倍もそわそわすることになりそうです。

2011年4月10日日曜日

From my sister! ~おしり名言⑱

最近あんまり更新しなくてすみません、管理人です。

例のラジオインタビューを翻訳してる最中なんですが
あまり時間がとれず、ペースが超ノロノロでございます。
一方でおしり名言コーナーはまだ続いておりますので今日はそちらをどうぞ!


~ 今日の『おしり名言』 ~

 50ポ100ポ

 意味:同じおしりに見えても確実に50ポイントの差があるということ


管理人注:
 スケートの試合で、たまに得点のインフレ状態が起こり
 銀河点続出!という事態が発生することがありますが
 おしりの試合でも似たような現象は起こるようです。
 とはいえ、おしりの場合は一見似たようなおしりであっても
 50しりポの差がついてしまう場合があるとのこと。
 仮に「今日の俺はおしり界のプリンス級だぜ!」と思っても
 プリンスとは50しりポもの差がついている、なんてことも(?)。
 というわけで、元のことわざの意味とは若干異なるようです。


おまけ
 噂の(?)プリンスの写真です(完全にエンジェル向けですが)。
 最近は彼のファッションもどんどんすごい方向になってますねー(でも似合う)




 

2011年4月9日土曜日

ライサチェック FSHのガラにて

下に転載した写真は先日のFSHのイベントのものですが・・・(こちらより)



エヴァンさん、よく見たらホッケーの靴を履いていたんですね!(笑)


以上、写真ネタでした(これだけですみません)

2011年4月6日水曜日

FSHのショーにて

Figure Skating in Harlemが主催したショーイベントに
ライサチェックも出席しました!
写真がicenetworkにアップされています(こちら


って、写真を見てみたら全米豪華メンバーにビックリ。
サーシャ(←なぜかマダムパーマ)、ジョニー、タニス、
アボットくん、アダムくん、サラ・ヒューズ(←彼氏がポッチャリで衝撃)
そして日本からは何故か我らがスグリフミエ!
(NHKって書いてるけど、ジョニーを取材するっていうお役目がまわったのかな・・?)
あとは地元のよしみ(?)でヴェラさんも参戦。
こんな面子では、エヴァンさんも抜群の空気感を発揮できて
内心嬉しかったかもしれません(爆)

これに関連してエヴァンさんのインタビュー動画も(こちら)。
日々忙しそうですが、スケートをやれる今は普段より元気そうに見えて何より!

2011年4月5日火曜日

From my sister! ~おしり名言⑰

この頃は当コーナーの記事を続けて出すまいと必死な管理人です。
だから更新が遅いのかって言われたら反論できない(苦笑)


さて、隠れファンが多い『おしり名言』、今後もぼちぼち続くようです。
私は私で、このブログがおしりブログと間違われないように頑張るのみ。
だけど連続で出すのは避けたい。ううむ。


では今回も三日分の『おしり名言』大放出!


 僕は三つ、彼は二つ

 →某全米おしり選手権で圧勝したものの、スケートの試合では破れてしまった
  おしり界のプリンス、泣く子も黙るジョニー・ウィアー氏の言葉そのままです。
  彼が全米のタイトルの数についてそうコメントを残したのは
  あまりにも有名な話ですが、仮におしりについてそう言ったなら・・・?
  「(獲得したしりポは)僕は三つ、彼は二つ」と、素敵な勝ち台詞に!
  全世界のおしりーずは勝ち誇って頷いていたに違いありません(笑)
  ちなみに名誉会長は『僅差でもその差は確実にあるということ』という
  意味なのだと熱弁しておられます。わかってるから!(笑)


 両手にしり

 →『二つの良いものを同時に手に入れること。また女性が同時に二人の
  男性のしりを触っていることのたとえ』だそうです。
  想像してみましょう、好みのおしりを両手で触っている自分を。
  わざわざ言うまでもありませんがフツーに変態だよ!(爆)


 触らぬ君にたたりあり

 →『チャンスを逃すと後悔するということ』
  ・・・これは前回紹介した『ライサの尻も3度まで』の会話で
  私が触るのを断固拒否したことへのあてつけでしょうね(苦笑)
  (そしてコメントを下さった皆さん、ありがとうございます!)
  二度と触れないかもしれないおしりなら、触る価値はあるかもしれないけど
  そこは皆さんの判断にお任せします(笑)



さて、ここで一つあまりライサイドには関係ない情報を。

先週、池袋の某書店に行ったら、スケート界、そしておしり界の我らがプリンスである
ジョニー・ウィアー氏の自伝の翻訳本が売っていました。
ページをパラパラめくると何度となく『エヴァン』という単語が見えたので
きっと我らがエヴァンさんもネタにされてるんだと思います。
ウィアーさんのファンの方だけでなく、彼にネタにされてるエヴァンさんが見たい!
と思うちょっとマゾヒスト気味なアナタは読んでみるといいかも!
私はどっちかっていうとサディストなのでご遠慮しますが(笑)。
あるいは『読んだYO!ライサがネタにされてたYO!』というご報告もお待ちしております♪

2011年4月4日月曜日

cyinterview.com出演音源

ライサチェックの最近のラジオ出演音源です。
こちらのページから再生ボタンを探して聴いてみて!


ありがたいことにリンク先では会話が文字になっていますので(!)
中身が知りたい方はそちらもご参考に!


※英語が苦手な方へ、近々時間を作って訳して掲載したいと思っています!
(でもちょっと時間かかるかな・・・)もう少々お待ち下さい!

popstaronline.com (2011/3/29) - Gold Medalist Evan Lysacek Headlines Stars on Ice Tour!

popstaronline.comに掲載された最近のインタビューです。
ハイティーン向けの楽しい内容かと思いきや
日本への思いなども語られていて意外と真面目なお話でした。
インタビュー部分のみ訳してご紹介します。


Gold Medalist Evan Lysacek Headlines Stars on Ice Tour!


Your life was turned upside-down after winning the Olympic Gold Medal! Where are you now?

あなたの人生はオリンピックでの優勝のあと劇的に変わっていますね!今はどこにいるのでしょう?


A year later, I’m finally getting back on the ice and able to skate every day and be where I’m most at home, which is out on the ice in front of an audience. My daily schedule has changed quite a bit. I’ve been doing most of the press for the upcoming cities [for the Smucker’s Stars on Ice Tour]. I’ll do phone interviews in the morning and then most of the cities, I have a sponsor there, so I’ll do a meet-and-greet or a lunch with my sponsors. Or if there is a charity I’m involved with, maybe someone has won an auction to come skate with me or have lunch with me. We start our group rehearsals around 2:00pm and then at 4:00 we have individual rehearsals until 6:00, then they open the doors and get ready for the show – 7:30 is show time and we get on the bus after and drive to the next city! I’m enjoying it and I’m appreciating being back on the ice.

(オリンピックから)一年が過ぎて、ついに氷上に戻ってきて毎日スケートができるようになりました。僕にとって一番のホームである、お客さんの前の氷上へと出られるんです。僕の日々のスケジュールはとても変わりました。今まではほとんど(スムッカーズ・スターズ・オン・アイスで)じきにやってくる街への取材をしていました。朝には殆どの街で電話インタビューをしています。その街にスポンサーがいる場合は会談や昼食を一緒にとることもあります。あるいは自分が関わっているチャリティー団体がある場合は、おそらく誰かが僕とスケートしたりランチをする権利を得るオークションに勝っているはずです。僕達はグループでのリハーサルをだいたい2時頃に開始して、その後4時から6時まで、個人のリハーサルがあり、会場のドアをあけてショーの用意をします。7時30分がショーの開始時間で、その後はバスに乗って次の街に出発! そんな生活を楽しんでいるし、氷上に戻っていることをありがたく思っているんです。

You’ve been all over the world for skating. What’s your favorite country?

あなたはスケートで世界中あちこちに行ったことがありますよね。一番好きな国はどこでしょうか?


We’ve skated quite a bit in Japan, skating is very popular there so, of course, we are all really sadden by what’s going on in that country right now. We have great memories and friends that are from there. We have friends who live there and have family there so everyone has been affected by what’s going on right now. We all love Japan. We were actually just there in January, we did the Stars on Ice tour there for a little bit more than 2 weeks so it’s really hard to see that.

僕達は日本でたくさん滑っています。そこではスケートはすごく人気なんです。言うまでもないですが、今あの国で起こっていることに僕達みんながとても心を痛めています。素晴らしい思い出があるし、日本出身の友人達もいます。そこに住んでいる友人や、家族が住んでいるという友人もいるんです。だからみんなが今起こっていることによって影響を受けています。実際、僕達はつい最近の1月に行ったばかりなんです。スターズ・オン・アイスのツアーをして、2週間以上滞在したんですよ。だから、あの状況(今日本で起きていることを)見るのはとても辛いですね。

I love skating in America, to be honest. Canada was great because it’s just our neighbor to the north, but there’s nothing quite like skating in your home country. I’m from Chicago so I have special moment skating there. Being in the New York market is always really special.

それから正直に言うと、アメリカで滑るのがすごく好きです。カナダも素晴らしかったですよ、僕らの北の隣国ですから。だけど自分の母国で滑ること以上のものはありません。僕はシカゴ出身だから、そこで滑るのも格別ですね。ニューヨークマーケットにいるのもいつもすごく特別なことですが。

You’ve had a few injuries and accidents. How did you overcome those obstacles and recover to be the best skater in the world?

何度か怪我や事故を経験したことがありますよね。そういった障害をどう乗り越えて世界でのベストスケーターへと立ち直ったのでしょうか?


It’s difficult but part of being a good athlete, and a good person for that matter, is how you act when faced with adversity. I’ve had great role models growing up, friends of mine that have succeeded before me. I tend to really look up to athletes who are respectful, great role models, they respect the rules, they respect winning and losing. That’s very admirable and I’ve always tried to emulate that in my own behavior. Thinking of some of my role models did help me get through some of the injuries I had. Just knowing that I’m satisfied with my career and I have to be ok with the fact that it could or it couldn’t happen. I could have fallen that night in Vancouver, as much training as I did and as prepared as I was, I could have fallen and it took complete mental control. Things still happen and you have to be able to accept them and be a positive role model and lead by example whether you win or lose.

良きアスリートであること、さらに言えば良き人間であることの難しいところは、逆境に直面したときにどう振舞うかということです。僕には子供の頃から素晴らしいロールモデルや僕より先に成功した友人がたくさんいました。僕はどちらかというと礼儀正しいアスリート達をとても尊敬する方で、素晴らしいロールモデルの人たちはルールを尊重し、勝つことも負けることも敬意を払っています。とても立派なことですし、僕自身いつも自分の態度において見習おうとしているんです。僕のロールモデルの何人かを思うことが、今まで経験してきた複数の怪我を乗り越えるのに役立ちました。自分のキャリアに満足していることや、起こりうること、起こりうるはずのないことに対して大丈夫でなくてはならないと理解しておくことが大切です。バンクーバーでのあの夜、僕は失敗していた可能性だってあったんです。同じくらいのトレーニングを積んで、同じくらいに準備ができていても失敗していた可能性はあり、完全なメンタルトレーニングを必要としました。未だ色々なことが起こりうるし、そういったことを受け入れられるようにならなくてはなりません。そしてポジティブなロールモデルでいて、勝っても負けても模範を示していなくてはならないのです。

One second can make or break you!

たった一秒があなたを左右するんですね!


That’s what makes skating very exciting! That’s why it’s still the number one sport as far as ratings in the Winter Olympics. The pressure is on! Anything can happen!

それがスケートをものすごく面白いものにしているんですよ! また冬季オリンピックで(フィギュアスケートが)試聴率では未だナンバーワンである理由でもあります。プレッシャーの中で、どんなことも起こりうるわけですから!

Do you get nervous before you perform?

あなたはパフォーマンスをする前に緊張するんですか?


I get anxious! For a long time I would get nervous and I feel like that nervousness stems from fear. And the fear of what is going to happen when I step on the ice. I’ve seen through the years the direct correlation between training and preparation and success. I don’t ever want to show up to an event unprepared so with that comes a little bit more confidence than nerves. The positive outweighs the negative just enough! I still do feel anxious because I just want to get out there!

不安になりますよ! 長い間緊張していたし、不安から脚がガクガクしているように感じるんです。そしてその恐怖といったものは僕が氷上に一歩踏み出したときに生じてくるんです。長年ずっとトレーニングと準備と成功の直接的な相互関係を見てきました。僕はイベントに準備ができていない状態で出たいとは決して思いません。そうであるからこそ緊張よりも少しだけ自信が生じてくるものです。ポジティヴな気持ちがかろうじてネガティヴな気持ちを上回るんですよ!未だに不安を感じるんです、というのも、とにかく氷上に出て行きたいからですね!

Did you have a role in choosing your outfits?

あなたの衣装を選ぶのにあなたは関与していたのでしょうか?


Choosing my outfits – not really. Vera Wang does my clothing on the ice so I trust her very much! If anyone knows what to wear for any occasion, it’s her!

僕の衣装選びは・・・僕がやっていたわけではありません。氷上ではヴェラ・ウォンが僕の洋服を選んでくれています。だから彼女のことをすごく信頼してるんですよ!どんな場合においても着こなしを知っているのは、彼女ですからね!

Is there a song you’d love to skate to that you haven’t?

今までやったことのない曲で滑ってみたい歌はありますか?


For competition, I tend to like the classics.

試合用なら、僕はクラシックを好む傾向がありますね。

What kind of music is on your iPod?

あなたのiPodに入っているのはどんな音楽ですか?


Oh gosh, everything! I have my pre-show playlist, my post-show playlist, my competition warm-up, my practice warm-up, I like music of all kinds! I do like some of the pop stuff! Kanye West, Jay-Z, I like Britney [laughs]. I do use music very much as a tool to get me in the right mindset.

おっと、何でもありますよ! 僕にはショーの前のプレイリストや、ショーの後のプレイリスト、さらに試合のウォームアップ用や練習のウォームアップ用もね。どんな種類の音楽も好きですよ! ポップミュージックも好きなのがあります。カニエ・ウェストとか、Jay-Zとか、ブリトニー(スピアーズ)も好きですよ(笑)。自分を正しい心構えにもっていくためのツールとしてすごく音楽を利用しているんです。

What advice do you have for young girls to succeed in sports?

若い女の子達がスポーツで成功するためのアドバイスはありますか?


I think the first key to success is finding something you really enjoy. The easy days in any sport are just that - fun, easy to get through, you enjoy what you’re doing. The difficult days where you fall down or you have an injury or you lose something that you wanted to win – they are tough. They are very trying. If you love what you do, you will get through them.

成功する最初の鍵となるのは、本当に楽しめるものを見つけ出すことだと思います。どんなスポーツでも楽な日はただ楽しいし、乗り切ることも簡単だし、やっていることが楽しいものです。失敗したり怪我をしたり、勝ちたかった試合で負けたりといった困難な日々は堪えます。とてもつらいものです。だけどもし自分のやっていることが大好きなら、そういったことも乗り越えられるはずなんです。

Build a support system around you, whether you’re on a team or an individual athlete, of people that you trust, that’s always been a key for me. And hard work is the way to success. We are told from such a young age that it becomes a cliché in our lives, ‘I gave 100%, I worked hard, of course I did,’ but only you can judge what your own 100% is and how far you can push yourself and how much you’ve given on any given day and whether it’s enough to make the necessary improvements to be a better athlete and be a better person. You’ll know deep down inside.

そして自分の周囲のサポートシステムを作り上げること。団体競技であろうと個人競技であろうと、信頼できる人たちはいつも僕にとっては重要な存在でした。さらに一生懸命に取り組むことが成功への道です。僕達はとても若い頃から言われていることがあって、今や僕らの生活での決まり文句になっていますが、『僕は100パーセントを注ぎ込んだ、もちろん一生懸命やってきた』ってね。だけど自分が判断できるものが自分自身の100パーセントだけ、ということは、どのくらい自分を追い込められるか、その日にどれだけ(力を)費やすことができるか、そしてより優れたアスリートに、人間になるために必要な改善が十分満たされているかどうかっていうことなんです。心の深遠へと入ることになると思います。

Nutrition for me has always been very important. Fruits and vegetables are like gold to an athlete – the nutrients you get from them are so, so important. In today’s world, it’s difficult because teenagers have pressures. Getting healthy meals in and finding time to eat period is not as easy as it used to be. Sitting down and having 10 servings of fruits and vegetables a day is probably the biggest favor you can do for your body and your mind.

僕にとってはいつも栄養分はとても重要なものです。フルーツと野菜はアスリートにとってはゴールドのようなものですし、それらから得られる栄養素も本当に大切ですね。今日の社会においては、10代の子達はプレッシャーを抱えているので(栄養を取るのが)難しいと思います。健康的な食事を得て、食べ終わる時間を見つけるのは以前より簡単なことではないですから。座ってフルーツや野菜を一日に10品目食べることが、きっと自分の心と身体にできる一番のためになることだと思います。

What are some qualities you look for in a girlfriend?

あなたがガールフレンドに期待するのはどんなところでしょう?


Important for me is honestly and I would like someone who is artistic. I’m kind of artistic—I appreciate film and movies, art a lot and architecture. I like to travel so someone that shares the same interests as I do. I like to be taller than the girl. I’m 6’1” so as long as she’s under 6 feet! [laughs] That’s about it, I’m pretty open minded!

僕にとって重要なのは誠実であることと、僕が芸術がわかる人が好きだっていうことですね。僕も少し芸術嗜好があるし、映像作品や映画、芸術作品、それから建築様式を鑑賞する方だから。それに旅をするのが好きなので、僕と同じ興味を分かち合える人がいいですね。あと、僕は女の子よりは背が高くありたいんです。僕は6フィート1インチあるから、彼女は6フィート以下じゃないとね!(笑)そんなところかな。僕はすごくオープンですよ!

Are the 2014 Olympics a possibility?

2014年のオリンピックへの出場の可能性はありますか?


Absolutely. I wish I could promise now that I’ll be there but I don’t want to promise it and let people down if I cant back in shape or I don’t think I could be competitive. I’m just taking it one day at a time but I am working very hard to get back to my fighting ways and back into competitive shape that I was in. Being on the road with Stars on Ice has been a blessing because it’s given me the opportunity to train every day.

確実にありますよ。今、それに出場するって約束できればいいのですが、それを約束して、もし調子を戻せなかったり自分が見込みがあると思えなかったときに、皆さんをがっかりさせたくはありません。僕は一日一日を受け入れて過ごしていますが、僕の戦闘体勢や以前の試合のできる調子へ戻れるよう一生懸命練習しているところでもあります。スターズオンアイスの道中にいることは今のところ本当にありがたいです。だって、僕に毎日練習するチャンスを与えてくれますからね!

2011年4月3日日曜日

From my sister! ~おしり名言⑯

4月に入り、忙しさが一段落の管理人です。
そして4月になってもおしり名言は続くようです(苦笑)
やっとまともな更新に戻ったと思ったら大間違いだZE!


で、気づいたらまたおしり名言が溜まっていたので
一気に放出します。


おしり名言(本日も)大放出!


 己の信念を貫けなかったおしりなど
 勝っても負けても惨めなものだ


 →名作「おしりに剣心」からの引用だそうです(笑)
  個人的にこれはどんな勝負事にも言えることのように思いました。
  スケートでも四回転を入れる勝負にこだわる選手がいるように
  おしりの世界でも己の理想とするおしりにこだわる人がいる。
  たとえ己の信念をつらぬいて負けたとしても
  そこに信念があればそれで良しとするサムライのおしりの美学ですね。


 しりは叩かれた

 →元は有名な「賽は投げられた」という言葉ですね。
  おしりーずの間では女性におしりを叩かれるのは
  素敵なおしりの持ち主である証拠だと言われています。
  つまり叩かれてこそ一人前のおしりとして認められたことになります。
  そしてそれからが、おしりの勝負の第一歩。
  数ある名高いおしりの中でひときわ優れたおしりを作るための
  長く厳しい戦いが待ち受けている・・・はず。


 ライサの尻も三度まで

 →名誉会長 「ライサの尻も一度に三回までしか叩けないんだぜ」
  管理人 「叩いていいのかよ(笑) でも叩いていいって言われても
       お断りだぜ!」
  名誉会長 「なんで!?せっかくのチャンスを無駄にするなんて
       どうかしてるぜ?」
  管理人 「えぇぇ!? いや、ここはわたしより熱心な
       ライサイドの皆様にお譲りさせていただきます・・・」
  名誉会長 「おいおい、どうかしちまったのかよ!
        ライサのしりを触らないでおくなんて!
        さてはモグリだな!」
  管理人 「モグリじゃないよ! どこにでもいるダメライサイドだよ!!」
  名誉会長 「そこに触っていい許可のあるしりがあったら
        触るのが国民の義務じゃんよ!」
  (以下、延々と議論が続く 笑)


・・・最後は妹との激論になってしまいましたが(笑)。
おしり名言にまさかのライサ登場にこちらもビックリです。
ライサイドな皆さん、仮にエヴァンさんの尻を触っていいと言われたら触りますか?(笑)
「私は触る!」「見るだけで結構です」などと言ったコメントも大募集です(爆)

というわけで(?)今後も妹の登場をお楽しみに♪

2011年4月2日土曜日

northjersey.com (2011/3/31) - Post-Olympics for Lysacek is all work, no play

久々の翻訳!3月31日付けの記事です。
が、ライサチェックが日々大変なんだなと実感させられる内容でした。


Post-Olympics for Lysacek is all work, no play


There are days when the ripples from the gold medal consume him, tugging him down with the same force as the ring that dangled from Frodo’s neck. Evan Lysacek feels disconnected, estranged from pop culture. It is the cost of cashing in, of making trip after trip to the opportunity buffet while the fresh stuff is still available.

金メダルから押し寄せる波紋が彼を消耗させ、フロドの首にぶらさげられたリング(訳注:映画『ロード・オブ・ザ・リング』の描写を用いた比喩表現)と同じ力が彼を遠くへ引き寄せてる日々が続いている。エヴァン・ライサチェックは大衆文化からは離れ離れで疎遠になっていると感じているという。それはチャンスのバイキングへと、それがまだ得られるうちに旅を何度も続けることや儲けを得ることへの対価でもあった。

"Isolation is a good word for it," Lysacek said during a recent phone interview. "Sometimes I’ll go days and days at a time without communicating with anyone."

「まさに『孤立』が相応しい言葉ですよ」と最近の電話インタビューの間に彼は言っていた。「時に誰とも連絡を取り合わないまま何日も過ぎていくことがあるんです」

He finds escapes from this detachment – performing for crowds, reading a newspaper every morning, tapping out messages to his followers on Twitter.

彼はこの孤立から逃れる方法を見つけ出した。観客の前で演じることや毎朝新聞を読むこと、Twitterでの彼のフォロワーにメッセージを打つことでそうしているのだ。

But Lysacek is so busy that he rarely has time for simple pleasures, like settling in to watch an episode of his former show "Dancing With the Stars."

だがライサチェックは単純な喜びを持つ時間、たとえば彼がかつて出演した『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』の番組を見るのに腰を落ち着ける時間も殆どないくらい忙しくしている。

"I wish I could," Lysacek said. "I pretty much work every single day. If I’m not working, I’m traveling. And if I’m not doing those things, I’m skating, doing a meet and greet, a photo shoot. ... I’d love to be able to sit down and watch an episode of any show or ‘Dancing With the Stars.’ But unfortunately I don’t have that opportunity very often."

「見れたらいいのにって思ってはいるのですが、来る日も来る日もものすごく働いているんです。もし働いてない時間があるとすれば、旅をしています。そしてこういったことをやっていないとしても、スケートをして、会談して、写真撮影をして・・・僕は本当に『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』やいろんな番組を腰を落ち着けて見たいんですよ。だけど残念なことに多くの場合はその機会に恵まれないんです」

He will come up for air this weekend, popping by the Meadowlands as one of the most decorated skaters participating in "Stars on Ice." Lysacek is part of a cast that includes Kurt Browning and Sasha Cohen. His Olympic gold medal has made him an ambassador for the sport that only rabid fans follow more often than once every four years.

彼は今週末、メドウランズに『スターズ・オン・アイス』に出演する最も表彰されたスケーターの一人として現れ、一息つくことになっている。ライサチェックはカート・ブラウニングやサーシャ・コーエンを含むキャストの一人なのだ。彼のオリンピックの金メダルが、この競技の四年に一度よりもずっと長く追いかけている猛烈なファンたちだけにとってのアンバサダーへと彼を飛躍させていた。

"I don’t know if that’s the purpose of my work," Lysacek said, "but I definitely have done everything that I can. I’ve pretty much worked every single day since Vancouver without a break. I’m basically in a different city every day, whether it’s doing appearances or speaking engagements or skating at a show, I feel like I’m doing as much as I can to raise awareness to my sport."

「僕は自分のやっていることの目的がそれなのかどうかわからないですが、確実に自分のできることは全部やってきました。バンクーバーから一息もいれずに、日々ずっと働き通しだったんです。基本的には毎日違う街にいます。それが何かの出演、講演の仕事、ショーでのスケートであろうとなかろうと、僕が自分の競技への認知を高めるためにできる限りのことをやっているんだって感じています」

His skating skills atrophied during this post-Olympic blitz. Lysacek said he took almost a year off from serious skating. But for "Stars on Ice," he went back to the ice and resumed training.

彼のスケート技術は、このところのオリンピックキャンペーンの間に衰えている。彼は真剣なスケートからはほぼ一年離れてしまっているのだと語っていた。だが『スターズ・オン・アイス』のために、彼は氷上に戻り、トレーニングを再開させていた。

"I want to be in good shape to just be able to at least honor that commitment that I made to the tour to do difficult tricks and to show people a different side of skating," Lysacek said.

「少なくとも、このツアーで難しい技をやったり、皆さんにスケートの違う一面を見せるといった責任を果たせるように、いい状態でいたいと思っています」

Those first few weeks back … uf. His strength was not there. His stamina was missing.

最初の2,3週間を振り返ると・・・彼の力強さはそこにはなかった。スタミナも欠けていた。

"Even now, I’m just getting back to my hardest tricks," Lysacek said. "I’m really sore after four or five days of shows and three-hour training sessions. I need to take a couple days where I don’t skate and I do other things. It’s a great way to satisfy all the commitments I have."

「今でも、自分の一番難しい技にまた挑戦することもあるんです」とライサチェック。「実際、ショーや三時間のトレーニングセッションの後の4・5日間は痛みを感じます。スケートをしなかったり、他のことをする状態を2・3日必要としますが、僕が負っている責任すべてを果たすためにはとても理に適った方法なんです」

He is not your conventional showman. Lysacek uses the phrase "reserved" to describe his skating, a polite way of saying he’s no Johnny Weir. Expect classical music, not Lady Gaga. If he is feeling good, maybe he will attempt a quad.

彼はあなたが思うような従来のショーマンではない。ライサチェックは自分のスケートを表現するのに『reserved』(訳注:ここでは『自制心が強い』、という意味か)というフレーズを用いているが、丁寧なやり方は彼がジョニー・ウィアーでないことを物語っている。レディ・ガガではなくクラシック音楽を求める。彼が気分が良いと思うのは、四回転を試みようとするときだろう。

As for 2014, Lysacek is still guarding his plans. Attempting to defend his Olympic gold medal would take considerable energy and focus. And Lysacek does not want to disappoint his fans by committing to something he is not sure he can deliver.

2014年(ソチオリンピック)に関しては、ライサチェックは自身の計画をまだ保護している状態だ。彼のオリンピック金メダルを守る企ては相当量のエネルギーと集中力を必要とするだろう。そしてライサチェックは自分が実行できるか確信していないことを約束することによって、ファンを失望させたくはないのである。

"I think that after Vancouver, my logic was to stop competing," Lysacek said. "I thought, ‘I have a lot more to lose than I do to gain.’ But my heart or my emotions begged to differ with my brains. It just told me I wasn’t finished. I still have a desire to do this."

「バンクーバーの後、僕の考えは競技をやめることだったんだと思います」とライサチェック。「『僕には得るもの以上に失うものの方が多い』って思っていたんです。だけど僕の気持ちや感情は、頭とは意見が一致していませんでした。それが、僕はまだ終わってないということを教えてくれたんです。僕はまだそうしたいという情熱を持ち続けているんだってことを」

2011年4月1日金曜日

Mytalk 107.1での出演音源

今回は読者様からのご紹介による記事です。
(casaverdeさま、ありがとうございます!)

Mytalk 107.1というラジオ局でのライサチェックの出演音源をご紹介します。
音源はこちらからダウンロードできます。
2月23日に行われたインタビューです。

以下、casaverdeさまによる概要も勝手に掲載させていただきます!
多分私が書く紹介文よりずっと良いはず!(←レビュー下手を自負する私。。。)


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このインタビューは2月23日にミネアポリスでのSOIプロモーション活動の一つとして、
「Mytalk 107.1」というラジオ局で行われたものです。

40分以上あるうち、3分15秒くらいから21分55秒くらいまでが該当部分です。


以下は全体の要約ではなく、ダイジェストというか、私が興味をひかれ、
かつ聞き取ることができた、あくまで「ハイライト部分」です。
あまりきちんとした文章が書けなくてすみません。
私は読み書き以上にヒアリングが苦手なので、間違っていたらすみません。
訂正補足などありましたらよろしくお願いします。
このほかにもいろいろなことを話していますので、お時間があれば聞いてみてください。


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オリンピックで最も現実離れしていた瞬間は?
(surreal=「夢のような」とでもいったほうがよいかも)
「表彰台の上にいるときのことではあるんだけど、たぶんみんなが思うような理由で、
現実離れしていたというのではなかった。
オリンピックのためのトレーニングはほとんど利己的なものでした。
何カ月にもわたる準備は、自分のダイエット、自分の栄養補給、自分の睡眠習慣など、
自分のことばかりで、徐々に自分を閉ざして孤立していくんだけど、
表彰台の上である瞬間に、それはすべてオリンピックムーブメントのことなんだと悟るんです。
僕はただ国全体と故郷の人々を代表している個人にすぎない。
国にとっては最高の時というわけではないけど、自分の両足で表彰台に立って、
アメリカ人であることがなんと誇らしいか示したかった。
自分の物語は、自分にとっては大きく思えるけど、
何世紀も続いていくオリンピックムーブメントの中で、あの夜がささやかな一部であったと、
できれば記憶してもらえればいい。でも自分にとっては、ずっと忘れないでしょう。」

スターズオンアイスのキャストについて話しているところでベルビンの名前が出た時、
「タニスってあなたのガールフレンドだったんでしょ?」という質問が出るが、
「はい。」と一言だけ答え、質問者はもっと聞きたそうだったが、
かまわずキャストの説明を続けるところがおかしいです。

好きなスポンサーはフレックスジェット。(今回はユナイテッドで来たとのこと。)

愛車のアウディはラスベガスの砂漠に置いてある。

休暇にはどこに行きたいかという質問に対して、
「すごく変に思われるだろうけど、僕は休暇にトレーニングをすることを考えている。
なぜならオリンピックスタイルのトレーニングをするのにはいろいろやることが多すぎて、
やっていないことがさびしいし、LAのリンクに戻ってトレーニングしようと思っている。
それからパリ、バリ島にも数日間ずつ行きたい。」

プライベートでフォトブログをやっている。SNSと違って周りの反応を気にしなくてよい。

まえに映画のセリフを覚えるのが好きと言っていましたが、
日本に来た時に覚えたというキルビルの一節を披露しているみたいです。

最後のほうは、芸能人?の名前を挙げて、お遊びみたいな質問コーナーになっているようです。

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(以下、管理人より)

casaverdeさまはライサチェックの英文ファンフォーラム、
Evan Lysacek Fan Forum略してELFFの常連様であり
日本のショーでのライサチェックの活躍を英訳して
海外のライサイドの皆様に紹介なさっているすごい方です。
ELFFは、ライサチェックがFacebookを始める前までは
私もかなり重宝していたサイトなのですが
私自身、わりとシャイの上に、日本語もわりと不自由なのに
英語でのレビューとかまず無理!、という事情につき
常にロム専、フォーラム会員にさえなっていないというダメライサイドっぷり。
ですのでcasaverdeさまは密かに憧れており、偉い存在だと思っておりました。
今回、まさかの嬉しいメッセージをいただけた上に
上記の素敵な情報をいただけて大変光栄に思います。
ELFFと比べたら、うちのブログなんてアホ丸出しで非常に恥ずかしいのですが
読んでいただけていたなんてすごくありがたいです。


このところ忙しかったり、色々な理由でこちらのブログに手がつかず
今後の運営は大丈夫なのかと内心自問自答していたことが多かったのですが
casaverdeさまからのメッセージやTwitter仲間の皆さんからのお言葉、
そして当ブログコメント欄などの書き込みにずいぶん支えられました。
当初は孤独で気ままにやっていたものですが
今ではすっかり皆様にお世話になりっぱなしですし
皆様あっての当ブログだということを実感させられます。
本当にありがとうございます。そして今後もどうぞ宜しくお願いします!

そして最後にもう一度、今回素敵な情報を下さったcasaverdeさまに
お礼を伸べさせていただき、この記事の終わりに代えたいと思います。
どうもありがとうございました!!
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