2011年4月30日土曜日

モスクワ世界フィギュア2011③

社会に出て初めてゴールデンウィークを経験しております、管理人です。
それが我らが年に一度のビッグイベントと重なるだなんて実にありがたい。
しかもロイヤルウェディングとも重なるなんてね!


さて、世界選手権も女子シングルが始まっていよいよ大詰めモード。
すっかり忘れてたんですけど放送はフジテレビ、
フジテレビ、女子フィギュアと言ったら・・・実況はヤツでしたね。
おかげで途中何度チャンネルを変えたくなったかわからないですが
以下、一応放送を見た雑感です。
ちなみに途中までロイヤルウェディングの中継も同時に見てたので
男子のときより実に注意散漫状態でした。
仕方ないよ、実況がヤツだからロイヤルウェディングに逃げたくもなるよ(苦笑)


とりあえずツッコミポイントから。


○ペアのドイツチームは今回素晴らしかった。ゾルコヴィーのおしりも!
○スミルノフのおしりも良かったですね
○マーヴィンにも期待しています。おしりも今後も。
○っていうかペアがこんなに放送されるとは予想外。嬉しい。
○ロシアのダンスとペアの層の厚さが羨ましい
○次の五輪での団体戦を思うと複雑である
○マカロワちゃんのジャンプの入り方がウィアーさんにそっくりだ
○レオノワちゃんの今の髪型はかつてのスルツカヤを思い出す。雰囲気をね。
○と思ったらスルツカヤがいた!
○アリッサはこんなに良いスケーターなのにオリンピアンじゃないんだよね
○レイチェルの氷上での美人オーラすごい。
○氷上で最も美しくなってこそフィギュアスケーターだと思った
○氷から降りても十分お美しい方もおりますがね
○エレーネ痩せましたね(でもスタイル抜群)金髪でさらにセクシー
○思ったより接戦になりましたね
○モロゾフは今日も絶好調でしたね
○実況のヤツは今日もクソポエム連発でしたね。消えて欲しいですね


ホント、実況のせいで毎年フジテレビの女子シングルの中継は
まともに見られた例がないんですけど
今年は無駄なドキュメントは最小限に抑えて
試合そのものは放送された方だと思います。


試合内容に関しては、先に書いたように接戦になったな、という印象。
五輪シーズンは『絶対女王』と言わんばかりの活躍だったキムユナ嬢は
高い技術を維持しながらも、試合勘が戻ってない感じだったのと
昨シーズンの気迫のような怖さというのがなく、
シーズン序盤の選手を見ているような気持ちだった。
彼女に関して個人的に興味深いと思ったことは
五輪女王というポジションから、何を思って試合に復帰したのかということ。
彼女は昨年の世界選手権以来はあまり表舞台に出ていなかった。
(サッカーのW杯で韓国の応援ソングを歌っていたらしいが)
ライサチェックが五輪後ほぼ一年、ずっと表舞台に出ていたのとは対照的だ。
多分エヴァンさんよりはスケートの練習をしていたのだろうけど
グランプリシリーズには出ていなかった。
一体どんな気持ちでこの試合に挑んでいるのだろう、と思う。
何をモチベーションにしているのか?
オリンピック女王という称号を持ちながら、どう戦うのか?
SPの『ジゼル』は良いプログラムだとは思ったけど
試合慣れしていないせいでその魅力があまり発揮できていなかった。
フリーではどういう演技を見せてくれるのだろうか。


個人的には美姫ちゃんの演技が一番感動的だった。
演技中に笑顔になっているんだけど、心からのものだろうな、と思うし
彼女が優勝した06年ワールドのときを思い出した。
そのときもSPでストレートラインステップに入る前に
ほんの少し笑顔になっていたんだけど、私はそれが忘れられない。
あの笑顔を今日また見られたように思うし、
フリーでも彼女が心から笑顔になれるような滑りを見せてくれたらいいな。
技術的にも安定していて申し分ない。
日本中を暖かい気持ちにしてくれる期待を込めて。


他にカナコちゃん、カロリーナ、レイチェル、アリッサ、レオノワちゃんなどなど
見ていて気持ちを弾ませてくれたり、和ませてくれたり、
良いプログラムが多くて嬉しい。
それぞれ力を出し切ってはいないかもしれないけど
明日はそれができるように祈っております。


気になるのは真央ちゃんかなあ。
表情が暗い(まあ、明るくなれるような気持ちではないか)。
声と目に力がない、ということに危機を憶える。
彼女は本当に大変なシーズンを過ごしてきているし
(というか毎年大変だと思う、ものすごく)
それが表情に出てしまっているのだけれど、
本来、日本中を一番元気にするであろうはずの彼女がこうだと少し心配になる。
どういう結果になるかわからないけど、自分のことに集中して
今彼女ができる最善を尽くせたら良いのですが。
最近はメディアも彼女に遠慮しているせいか、報道も少し減って
それが彼女自身にとって良いのか悪いのか・・・・何とも言えない。
ああ、だけど「ノーミスで優勝したいです」と言っていた頃を知っていると
今の彼女の姿は本当につらい。絶対乗り越えてくれるって信じてるけど、
乗り越えたとき、無邪気だった彼女ではなくなっているのかもしれない。
彼女を見ていると色々なことを思います。
なんだか日本の危機的な状況さえも、彼女が体現しているようにさえ見えてしまう。
彼女の痛みを我が物のように感じる人は、今とても多いだろうから。。。


オリンピックの金・銀メダリストが若干の脆さを見せた、というのも
今回の試合の興味深いところでもありますね。
っていうか、金・銀メダリストが二人とも出場してるってのが
例年の女子シングルにはありえない状況のようにも思います。
フリーではどうなるんでしょうね~、波乱にも期待しつつ。


世界フィギュアについての記事は明日もまだ続きます。
相変わらず下手な雑文で申し訳ないですが、この後もお付き合い下さい。

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