2009年7月1日水曜日

フミエ・スグリが落ち込んでいる。

我らがフミエ・スグリが公式サイトのメッセージを更新したのですが
なんだか落ち込んでいるみたいで、心配です。


怪我(肋骨の痛みの再発)とか、色々悩むことがあるみたい。
(そういえばスポンサーの件も特に決まったという話も聞いてない)
普段弱音をあまり吐かない人が、こんな書き込みをするなんて
よほど悩んでいるんだろうなと思います。
その上でファンに感謝の言葉を綴るのは彼女らしいのですが。

怪我が思わしくないのかなあ・・・・、なんて
トリノ前のことを思い出してしまいます。
当時もベテラン扱いで、「この時期の怪我は五輪は絶望」
みたいなことを言われていて、それでも復活して出場を果たした。
その四年後、あの頃よりもベテラン扱いの上に
またオリンピックに向けての練習に支障が出るかもしれない怪我をしたら
そりゃ周囲よりも本人がナーバスになるのは理解できる。
まして、当時のように確固たるスポンサーがいるわけでもないし・・・


いやいや、マイナスなことは書かないようにしよう、彼女については。


このブログに彼女へのファンとしての気持ちを書くのは
今までなるべく控えてきたんですけど、ちょっとだけ書かせて下さいね。

トリノ前までは彼女のスケートを見るのがただ好きで、
そこに「癒し」とか「情感」を求めていたわけですけど
トリノ以降は自分の中でそれが大きく変わりました。
何と言ったらいいのか・・・彼女を見ていると
自分の信じた道を進む勇気とか、逆境をどう乗り越えていくかとか、
そういった「生き方」の点でものすごく学んでいる自分がいます。
もはや一人のスケーターというよりは、
ものすごくドラマチックで過酷な旅の物語の主人公の軌跡を
垣間見ているような感じなのです。
「この難題を彼女はどう乗り越えるのか」ということを推理しながら
追っていくのが、(不謹慎ながら)面白く感じるというか
すごく勉強になるというか・・・・。

私はこの通り、弱音の多い人間ですし秀でた努力家でもないので
自分とは逆のタイプだというところで彼女に惹かれるところが
あるのかもしれないです。
ただ、常に逆境を乗り越えなければいけないという
自分に無理難題をふっかける生き方は、わずかながら共通していると
勝手に思っていて(←思い上がりだっての)。

だからこそ、今彼女の目の前にある逆境に
彼女が揺らいで、迷って、悩んでいるのを見ると
何があったのか、どう悩んでいるのかがすごく気になるのです。
今度はどんな無理難題が彼女の前に立ちふさがったのだろうかって。
あのフミエ・スグリを悩ませているのは一体何なのかって。

・・・もちろん、過酷な競技生活を除けば彼女だってまだ二十代の、
人生の途中にある一人の女性に過ぎず
彼女の選択全てがグッドチョイスというわけではないのだけど。


そういうわけで、難問の渦中にいると思われる彼女の動向が
いつも以上に気になっています。
こういうとき、日本人スケーターって情報が出ないから困る。
情報が出ても常に事後報告もしくは先走った誤報だし。
(そう思うと常にicenetworkで情報を提供したり
twitterやFacebookなどで選手自身にも情報提供を呼びかける
アメリカスケート連盟は情報機関としてかなり優秀だと感じる)


とにかく我らがフミエ・スグリが今度の難問を
しっかり突破できるのを祈っています。
こういうときファンが出来るのは励ましの手紙とかメールなんでしょうが
AKに所属先が変わってからどこに送ったらいいのかわからん!という具合で
これまた歯がゆいのですがね・・・・

4 件のコメント:

春 さんのコメント...

メールフォームからメッセージが遅れないので、取り急ぎご連絡だけ。

フミエさんあてのメッセージは、スケート連盟気付けで送ると本人に転送してくれるようですよ。


他の内容については、メールフォームが復活したころまたうかがいますねー。

ではでは。

HAPPY NEW OLIMPIC YEAR!

Askarose さんのコメント...

春さま:

Happy Olympic year! そしてスケート連盟に送るという私が全く思いつかなかった手法を教えてくださってありがとうございます! そうか、所属先が変わってもスケート連盟という手があったんだ、と目から鱗です(←常識なさすぎですみません)

あれ?メールフォーム動かなかったですか?? 本日0時以降は普通に使えているようなので一時的にサーバーが落ちていたのかもしれません・・・お手数おかけしてすみません、そしてたまには(というか今度こそ)私からメールをしようと思っていたのに、なかなかできずにいて申し訳ないです(汗)

おロシア人 さんのコメント...

こんにちはお久しぶりです。
私も章枝ちゃんのことになると、こうなんですか、応援ブログへのコメントだったり記事にとりあげたりするのに、なかなか書き込めない、、、思い入れが強い分、「うら~~~!!!」となってしまいまして、結局全部飲み込んでしまう感じです。
どんなスポーツでもそうですが、選手の低年齢化が進んでいます。
ですからやはり皆さん一生懸命トレーニングしておられるのはわかっていますが、もって生まれた才能と周りが敷いたレールで「選手」をやっている人が多いと思うのですよね。
「自分の目指すゴールのためにコレコレをやらなくてはいけない」「自分が何をすべきか」と意識して取り組めるようになるのはある程度の年齢がいってからで、そしてそれがわかったときに自分のキャリアのピークであれば良いのですが、必ずしもそういう人ばかりではないですし。
章枝ちゃんはかなり早い段階から(10代の頃から)そういう自覚がきちんとしていた人だったと思います。
それだけに、今の状況は「この段階でここまで仕上げておく」という目標が達成できていないのだと思いますし、忸怩たるものがあるのかな、と。
彼女がこの局面をどう乗り切ってくれるのか、祈りながら見守っていきたいですね。
間違いなく彼女は私にとって尊敬するアスリートです。

Askarose さんのコメント...

おロシア人さま:

お久しぶりです、観戦お疲れ様でした!

やっぱり思い入れが強い人のことになると、その分自分の中で飲み込んでしまうっていうことが多くなりますよね。私も掲示板やブログという自分の考えを発信するプラットフォームを複数持っていても、それでも彼女については発信するのを躊躇ってしまいますから・・・。話題の共有は誰かとしたくても、強い気持ちを綴って一人語りっていうふうには思われたくないですしね(苦笑)

本当におロシア人さまのおっしゃる通りで、アスリートが低年齢化していく分だけ、周囲の視線がもはや「選手」ではなく「芸能人」ですし、その中で自分の意思やビジョンを明確に持つこと、それを実行していくことって本当に大変だろうなって思います。これではいくら才能があっても長く続けるのは難しかろうっていうくらい誘惑も多いでしょうしね。
私は村主さんの十代の頃の様子は殆ど(リアルタイムでは)知らないのですが、応援するようになってからも彼女はずっとブレずにスケートが好きで、ずっと続けていてくれて、もうそれだけで尊敬してしまいます。

その彼女が難しい局面に立たされているようで、ファンとして何が出来るんだろうって考えてしまいますね・・・。あんまりプレッシャーもかけたくない、でも黙っているには歯がゆい、うーん、難しいものです。私の貧弱な語彙では、かける言葉さえも思い当たらないという。。。

・・・ひとまず応援し続けるしかない、というわけで今後もどうぞ一緒に我らがフミエ・スグリを応援してくださいませね!!

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