今日テレビを何となく見ていたら有香さんが特集されていて
その中で「全米チャンプ」としてアボット君も登場し
激しく嫉妬を憶えた私と妹です(苦笑)
普段なるべく他のスケーターに嫉妬しないようにしてますけど
(というか、そういう嫉妬心をあえてネタにする方向で
昇華させているところがありますが)
やっぱり「全米チャンプ」っていうと特別感があるし
まして日本のテレビの演出って言葉以上の付加価値を
煽るところがあるだけに、なんか嫉妬してしまった。
もちろんアボット君に悪い感情は全く無いし
我らがライサチェックさんは世界王者なのであって
(ちなみにウィアーさんはワールドメダリスト兼
3度の全米王者なわけでして)
本来であれば嫉妬すること自体おかしいはずなんですがね。
ファン心理ってのは複雑ですね(笑)
ここまで来ると親馬鹿ならぬファン馬鹿ですよまったく。
自分に呆れてしまう・・・
だけど映像のアボット君を見ていい男になったなと思った。
表情が引き締まってるし、迷いがない感じ。
納得いく練習ができてるんだなあって。
いつの映像かわからないけど(苦笑)
全日本選手権も激戦ですが、全米選手権も同じくらい激戦で
ギリギリまで誰がオリンピックに行くのかわからないですよね。
どうかライサとジョニーは一緒にオリンピックに
行かせてやってくれ、それが叶うなら二人がオリンピックで
どういう結果になってもいいから!と思うくらい
この前の全米のこともあって、代表選考にはナーバスな気持ちになります。
今年の全米は本当にきつかった。
ライサイドブログがかろうじて毎日更新をしていた時期だったけど
あのときが一番神経すり減らしてブログ書いてたし
その後、クレームが来たのをいいことにさっさと前線から身を引いたのは
このときの辛さがあったからに他ならないです。
「こんな思いをしてまで、そしてうざいクレームにわざわざ対応してまで
毎日がんばる必要なんてどこにもない」って自分に言い聞かせたものだ。
ああいうブログの形式上、ライサとジョニーだけを持ち上げるわけにも
いかなかったし・・・もちろん最初からそういうつもりはなかったけど
試合が始まると、自分達の応援しているスケーターが
いざピンチになったときに、強い気持ちを持って応援しつつ
馬鹿げたスクリプトを書き続けていくというのは
今から見ても狂気の沙汰だったと思う。完全に狂っていた。
1年でブログの記事を3000以上も書くことなんて
この先二度とないだろう。
その狂気の沙汰を終わらせるキッカケがあの全米だったとすれば
その後ブログで失言めいたことを書いてクレームが来たのも
必然だったのかもしれないと、今は思う。
おそらく来年の全米はすごく盛り上がるはずだ。
そしてライサとジョニーの全米での対決はこれで最後になるのだろう。
その結果で誰が落とされ、誰がオリンピックへ派遣されるのか・・・
今から考えるだけで不安になる。
今年と同じようなことになってしまったら、
たとえばライサが落ちて、ジョニーが派遣されることになったら
私はそのとき冷静でいられるか?
ジョニーに嫉妬しないでいられるか?
そしてライサにどんな言葉をかければいいのか・・・?
そういう覚悟をもって試合の成り行きを見守らなきゃいけないなんて
我ながらハードなファンの道を選んだものだと笑ってしまう。
全日本でも同じことが言えるし・・・。
私はいつも冷静なスケートファンでありたい。
けれど、誰か特定の選手のファンでいる限り
他の選手に嫉妬したり、ファンの人を悪く思ったり、
そういうことは避けて通れないのだろうか。
思いもよらぬところで現全米チャンプに嫉妬してしまい
また反省する私なのでありました。
4 件のコメント:
非常に身につまされるお話です。
同国内のライバルはやっぱりどうしたって特別で、国際試合での結果より国内の戦いのほうがよっぽどナーバスになってしまいますよね。
ライバル選手に悪い感情があるわけじゃないけど、ちょっと心中穏やかではいられない気持ちって、やっぱりどうしてもありますよ。
本当に、他のスケーターに嫉妬しないですむならどんなに良いかと思いますが、些細なことに一喜一憂するのも熱いファンゆえの運命なのかもしれません。少しくらいの嫉妬があるのは当たり前だと思います。でも、それを無邪気に全て外に向けてアピールするか、何とか抑えようと理性を総動員するかは大きな違いではないでしょうか?
どんな結果であれ、他の人と比べて好きなわけじゃなく、ただそこにいるスケーターとして好きなんだから、ライバルたちは関係ないと、心の底から思える日が来るといいなあと思っています。
お互いにハードな季節を乗り越えて、オリンピックではベストメンバーがベストな戦いに登場してくれると良いですよね。そこまで来れば、結果に関わらず誰の金メダルでも喜べるような気がします。
春さま:
これで代表枠が1つしかなくて、怪我でもしない限り確実に代表になるっていう相手のファンであったらどれだけ楽かって思いますよね、ライバルの多い国の選手のファンだとどうしても。自分が何とも思って無くても、誰々のファンっていうだけでそのライバル選手のファンに悪く思われることだってありますからね・・・
嫉妬しないで済むならそれに越したことはないし、仮に嫉妬するようなことがあってもそれを剥き出しにするようではファン失格だなと個人的に考えています。だけどブログや掲示板を運営していく中で、あからさまにライバル意識剥き出しなコメントやメッセージを読者の方からいただくと「こっちが気をつけてるのに・・・!」となってしまいますね(苦笑)今ではそんな読者の方はいないので助かっていますが、オリンピックが近づいたらまた出てくるのかもしれないですし、またああいう経験をするのかと思うと今から心中穏やかでいられないです(苦笑)
スケートファンを名乗るなら、熱く応援している選手ならびにそのライバル選手たちも大好きでいたいものです。もちろんライバル選手を応援している人たちのことも悪く思いたくない。だからこそ、選手やファンへの中傷を見ると本当にイライラするし、そういうことする人はブログにも掲示板にも来ないで!というのが本音ではありますが。
オリンピックは誰が優勝しても絶対に祝福するぞ!と心に誓っています。それがあからさまな不正でない限りは(←ないと思いますが)
長野五輪くらいでだいたい燃焼し尽し、
ソルトレイク五輪でほぼスケーターの年齢を追い越し、それでも大御贔屓さんがちょこちょこ現役続行で、東京の世界選手権まで「ガタガタ震えるほどの緊張」を味わったこともありますが、やっぱりソルトレイク五輪・長野世界選手権あたりでわたしのファンとしてのスタンスは一区切りついたのかもしれません。
それまでは御贔屓さんのライバルに心の中でこっそり拳骨グーということもあったのですが(ははは)、まあ今はみんな可愛いなあ、と。
そういうスタンスでいたはずなのに、
トリノのシーズンは、とっても辛い思いをしました。
その前年のシーズンからじわじわきていて、
シーズンインしてからさらに酷くなり、
スケート観戦仲間みんなが傷つきました。
ああいう思いは二度としたくないです。
だからといって御贔屓さんが王道からずれていることが多いのは、別に争いごとを避けたいがため、じゃあないんですけどね(苦笑)
例えばソルトレイクではヤグディンかプルかどっちだ!ということで世間的に盛り上がっていたときに
「好みで言えばアリョーシャだけども、はっきり言ってどっちが勝とうとかまわない。問題はロシアの3人目だ!」という人でしたから、ワタクシ。クリムキンかと思いきや、怪我から復帰してきたアプトもいて、もともとアプトの大ファン、でもクリムキンも好きな自分としてはとっても胃が痛い日々でした。
だからといって、プルかヤグのどっちかがとてつもなく悪い出来で国内選考を終えて、戦線離脱してアプトとクリムキン両方が五輪に出られたらいいなあー、とはさすがに思いませんでした。
天地がひっくり返ってもねそんなことはありえないと。
全米の行方。
とっても気になりますね。
わたしはジェレミー・アボットもとても好きですが、エヴァンやジョニーがいない五輪はまさにあの時のロシアの代表選考を見守っていたときの心境に似ています。
おロシア人さま:
そうですね、ソルトレイクのときはまさにヤグプル全盛で、代表選考も二人の他に誰が入るのやらという状態でした。エヴァンとジョニーはあの二人ほど絶対的な存在ではないけれど、二人揃わないとヘンな感じがするのは一緒ですね。
多分私は誰かの熱いファンでいるのはバンクーバーまでで、ソチのときはもっと穏やかな気持ちで「みんな可愛いなあ」って思いながら見られるのかなと思います。無論、ご贔屓さんが現役を長く続けてくれるならまだまだ熱く応援しますけども、今のようなビリビリした気持ちは今シーズンまでで十分ですね(苦笑)
トリノでつらい思いをされたのはよくわかります。2005-2006シーズンはあまりにヒステリックだったので思い出すのが辛いですね。その当時試合会場に行って無くてもこれほど嫌な気持ちを思い出してしまうのですから、観戦した皆様はさぞお辛かったでしょうね・・・本当に、普段はスケートなんか見向きもしない人に「どうしてあの子がオリンピックに出て、他の人は出られないの」ということを聞かれたりとか、試合外でさえそういう思いをしなきゃならなかったのが辛かったですね。今年の全日本も同じようなフラグが立ってるんだろうなと思いながらも、それでも観にいきたい気持ちは強く・・・。うう、気持ちを強く持ちたいものです。
全米も同じくらいビリビリした雰囲気になるのでしょうか。おそらく全日本ほど怖いことにはならないだろうと思うのですが(アメリカはオリンピックはわりと実績重視ですしね)、今年みたいなことが絶対起きないという保証はどこにもないし、とにかく最後の最後まで油断ならないところは一緒ですね。本当に今季はしんどそうなシーズンになりそうです。これを乗り越えられたらバンクーバーはずっと穏やかな気持ちで見られるのかもしれませんが・・・
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