ライサチェックとパナマの小学生との交流についての記事を紹介します。
試合前の緊張した中、心温まるエピソードでした。
Local School has Special Ties to Team USA Figure Skater
First graders at Holy Nativity Episcopal School know Vancouver is more than 3,000 miles away from Panama City. But, that hasn't stopped them from developing a special attachment to one of Team USA's members.
ホーリー・ネイティヴィティ・エピスコパル・スクールの1年生たちは、バンクーバーがパナマ市から3000マイル以上離れていることを知っている。しかし、だからといって彼らはチームUSAのある選手への特別な想いを育むのを止めることはなかった。
24-year-old Evan Lysacek, the reigning men's figure skating world champion, has become a pen pal to the entire class.
24歳のフィギュアスケート男子シングル現世界チャンピオン、エヴァン・ライサチェックは、このクラス全体のペンパルになっているのだ。
First grader Fisher Boyd said, "It was just really fun that he wrote back to us and we were really glad he did."
1年生のフィッシャー・ボイドは「彼が僕らに返事を書いてくれるのはとっても楽しいし、僕らは彼がしてくれたことにとても喜んでるんだよ」と言う。
Lysacek's aunt, Terry Duke, works at Holy Nativity, and she says his story has provided inspiration for the kids: "The other day, we had an episode with a child who came in from PE. He came up to his teacher and he said 'I fell today when running laps, but I got up. I didn't give up, just like Evan didn't quit.'"
ライサチェックの叔母で、ホーリー・ネイティヴィティに勤めるテリー・デュークは、彼のストーリーは子供達に刺激を与えてくれるのだと言う。「この間、体育の授業から戻ってきた生徒とこんなエピソードがありました。彼は先生に寄って行ってこう言ったんです。『今日、ランニングで転んじゃったんだ。でも起き上がったよ。僕は諦めなかったんだ、エヴァンがやめなかったようにね』って」
Lysacek started figure skating when he was young, but says he was terrible. Duke says he stuck with it and is now a medal contender in the 2010 Games.
ライサチェックは彼が小さい頃にスケートを始めたが、彼はひどく下手だったという。デュークは、彼はそれでもスケートを続けて、今や2010年オリンピックのメダル候補になったと語る。
The kids have learned all about the Olympics and what it takes to compete on the world's greatest stage. But, what's resonated most is Evan's perseverance, a trait they can all apply to their lives.
子供達はオリンピックについてや、世界で最も素晴らしい舞台で試合するために必要な能力など全てを学んできた。しかし最も共鳴したのはエヴァンの忍耐強さという、彼らの生活に全て当てはめることができる彼の特質だった。
First grader Mack Keltner said, "Evan never gives up."
1年生のマック・ケルトナーは「エヴァンは絶対に諦めない」と言う。
"He just tries his hardest and never quits," said first grader Coleman Rowan.
「彼は自分の一番困難なことに挑戦して、決してやめないんだ」と、1年生のコールマン・ローワン。
Lysacek finished fourth at the last Winter Olympic Games in Torino. But, the kids have learned all the words to the Star Spangled Banner, hoping they'll hear it when Evan strikes gold this time.
ライサチェックは前回のトリノオリンピックでは4位になった。しかし、子供達はエヴァンが今回金メダルを決めたときに『星条旗よ永遠なれ』を聞くのを望みながら、その歌詞を学んだところだ。
(おわり)
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(以下、雑感)
リンク先のページの動画の冒頭はこのエピソードについての放送です。
そちらではライサチェックが子供達に贈ったサインやメールの文章、
またライサチェックの叔母様や子供達の様子が見られます。
興味のある方はぜひどうぞ。癒されます!
アスリートとして、彼が子供達に与える影響は大きいのだと再確認。
あの精神面での強さは、子供から見ても尊敬できるんだね。
なんていうか・・・子供達が純粋に彼を信じているのを見て
私は彼らよりはずっと年齢が上なのだからしっかりせねばと
気が引き締まる思いでした。
ここの子供達はライサチェックからメッセージやサインが届いて
嬉しいでしょうね~!
私も長野オリンピックのときに、当時通っていた中学校の
クラス全員で、あのスキーの船木選手に寄せ書きを送ったら
オリンピックの後にその返事が大きな写真とサイン、
コメント入りで返ってきてすごく嬉しかったのを思い出しました。
もう12年前か・・・!時間流れるの早いわ(苦笑)
その当時、「オリンピック選手なのに返事くれるなんてスゲー!」とか
思ったけど、まさにパナマの小学生もそんな感じなんだろうなあ。
と同時に、選手にとっても子供からのメッセージって嬉しいのでしょうね。
実に微笑ましいエピソードでした!
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