話題のジュベールと四回転に焦点をあてた
NHKの「ミラクルボディー」、昨日見ました!
興味深かったですねえ、四回転の秘訣。
いつも同じ角度、タイミングでないとジュベたんといえど
成功しない、凄まじくデリケートな技なのだと学びました。
また彼のプライベートな一面も見られて良かったです。
熱帯魚きれいだったなあ。
さらに、彼のドキュメント的な部分もあって
昨年のワールドについても触れられていて
そのときライサチェックについても紹介されていました。
予想してなかったのでビックリ。
でも紹介のされ方は「昨季の世界王者は四回転を回避した」と
いった感じで、ファンとしては哀しい・・・。
しかもその後の編集でジュベたんが
「アスリートとして限界に挑むのは当然のこと。
最近はリスクを回避する流れができていてがっかり」という
発言をしているのが紹介されて、イラっときた。
ジュベたんにではなく、編集にね。
ライサチェックだって回避したくて回避したわけじゃない、
彼だって限界に挑戦したいのだし、今までそうしてきたし、
昨年の世界選手権は疲労骨折してたから回避したのに
この編集じゃ、まるで作戦勝ちって言われた気分だった。
もっとも彼は五輪でも四回転は実現できない可能性が高いけど・・・
ライサチェックが四回転抜きで大きな試合に勝ったために
それまでの彼の戦績を知らない、最近になって見始めた人や
情報を得てきた人にとって、彼が「四回転を回避する選手」として
見られている風潮があるのが、ちょっと悲しい。
・・・まあ、それはともあれジュベたんに関しては
やはりすごい選手だなと思いました。
四回転は選手を選ぶ技なのだな、とも。
ライサチェックのように頻繁に四回転をやると
怪我に直結してしまう選手もいる中、
(彼は多分、物理的に考えると四回転をやるには身長が高すぎて
足にかかる負荷が大きいのでしょうね・・・ 涙)
あれだけ四回転を跳んでも健康でいられるという素質も
選手としての才能、持って生まれたものと同時に
努力して維持するものなんですよね。その両方ができてこそ、
あの成功率の高い四回転が実現する。
この技は才能と努力、両方がないと見られない
すごい技なのだなと改めて実感。
だからこそ、私は四回転をやれる選手はみんな、
ぜひオリンピックで披露して成功させて欲しいと思う。
どの作戦をとるかは人それぞれだけど・・・。
アスリートとして限界に挑める、それだけで最高のことなのだし。
そして、それに挑めないかもしれないライサチェックを思うと
やはりファンとしては切ないし、苦しい。
常に限界に向かって努力し続ける彼だからこそ
この技をやりたい気持ちは大きかっただろう。
彼が当日、どんな選択をするかはなんとも言えないけど
私は彼のつらい心情を、痛みを常に頭に入れておきたい。
とにかく、非常に興味深い、いろいろ考えさせられる番組でした。
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