2009年12月17日木曜日

ファイナルの旅路④

グランプリファイナル、今思うとあの日程の中に
ずいぶん色々なことが起きたものだと懐かしく思います。
引き続きスケートと関係ないこと含めてお届けします。


○ジュニアグランプリファイナル
まともに見たのは4日と5日に開催された競技のみですが
これはこれで見応えがありました。
ジュニアは男女シングルが日本勢アベック優勝ですごいですよねー。
羽生くんはビールマンとか色々すごいですけれど
何より、ジュニア選手にしてあのつなぎにビビリました。
彼だけシニア選手かと思うような動きだった。
まだ体格変わりそうだけど、ジャンプが安定したら
彼はぐんぐん上に上がってくるんでしょうね。
小林君中村君(←※何故か間違えて書いてしまいました、失礼)は
ことごとくコケてしまって残念。
エキシビジョンも最初に登場→最初のジャンプで転倒→脱臼
→そのまま退場という、実に残念なことに・・・
脱臼、癖にならないように気をつけてー。
ジュニアの女子はSPしか見てないですが、
アメリカ・ロシアで層の厚さを見せてきたなー、と。
特にロシアはソチに向けてガンガン育成中という感じで
才能ある若手がたくさん控えてるのだとわかりました(笑)
その中でカナコちゃんの優勝はすごいなあ、
演技見てないけど(苦笑)今後、日本の若手エースとして
とても期待しております。
でもSPのフラメンコは、個人的にはビミョー。 ←厳しい 笑
ペアは2位になったナルミちゃんたちも良いところを
見せてくれましたが、1位の中国の二人が・・・・
観客のあちこちで「雑技団!」という声が聞こえるほど
目まぐるしいリフトを見せてくれて。
なんていうか、メリチャリがペアだったら
あんな感じだったのかもしれないなとか思った(笑)
あのまま大きくなるんだろうか、あの二人。
ダンスは、やはりFDは見られなかったんですが
シブタニ兄妹が見られて嬉しかったー。
他にもロシアのチームとか、失敗しちゃったイタリアのチームとか
みんな可愛かったですね~。眼福でありました。


○全く予測しなかった出来事
おそらくこの旅の中で最も予想外の出来事が、これ。
出発日当日に、ある団体から、私が過去に書いて
ネット上に漂わせていた何てことない戯曲の
上演許可を求めるメールが届いた。
それだけでも結構ビックリだったけれど、
もっと驚いたのは、そのタイトルで検索をしてみたら
他の団体がすでに私の戯曲を上演していたという事実が発覚。
いや、別に勝手に使われてもいいと思って流してたから
著作権云々を言うつもりはないけれど、
その劇を見た人による劇評までネットに出ていて
「これは脚本がイイ!」みたいなことが書いてあって、
うおおおおお!と(笑)。
っつーか作者名を適当に登録していたので、
その適当な作者名のまま次も上演されるのはどうだろうと思って
大急ぎでペンネーム考えたんですが、何も思い浮かばず。
とりあえずその日は「スクリプトは自由に使ってもいいから
いつ上演するのかおしえてー」という内容の返信をして、
あとは移動中、ずっと「マジかよー、こんなタイミングに
こんな依頼くるとかありえないからー。っていうか
他の団体ですでに上演されてるとかマジ笑えない」などと
悶々としてましたね・・・(苦笑)いいんだけどね、別に。
そして4日の朝に返信が来て「6日に上演します」とのこと。
二日後だし!!(爆)っていうか私、今東京だから
見ようと思えば見れるのか!? ・・・そう思うと、
「これは作者として見に行くべきだろーか」という
何とも難しい問題に直面していたわけですよ。
それで、6日のEX公演をどうしようかと再び
悩むハメになったのです(←時間かぶってたので)。
結果的に、自分の晴れ舞台(正確にはそうでもないけど)より
優勝したエヴァンさんおめでとーEX(笑)を選びましたが。
まあ5日の夜の時点で疲れきっていたので
見に行くのは無理だとすでに判断していたけれど
6日、エキシビジョンの会場にいてもなお、
「見に行くべきだったんだろうか」という気持ちは残りました。
だから、あんまりEXは楽しめなかったんですね。
フラワーセレモニーも正直あまり行きたくなかった(苦笑)
そもそもが疲れていたし、こういう迷いがあったし。
これでエヴァンさんが優勝じゃなかったり、
EX出られない順位だとしたら、キャンセルしたかもしれない。
だけど、私はEXを選んで良かったのだと思う。
私の書いた戯曲は自分で読み返してみても全くの駄作だし、
(だから勝手に使われるのを覚悟でネットに流しといたんですが)
それを評価して上演までしてくださるのは大変光栄だけれども
スクリプトの段階で満足していないものが上演されても
やはり満足のいく公演にはならないだろう
(演じてくださる方には大変申し訳ないのですが)。
それならそれで、いつかもっと良いものを書いたときに
もっと評価してもらった上で上演してもらって、
そのとき作者として出て行けばいい。
少なくともトップアスリートの「仕事」と私の駄作では
どっちをとるか比べるまでもないわけで・・・。
そもそも、初上演でもないし(苦笑)。
しっかし、今まで自分のスクリプトを戯曲として
自分の手で上演したことがないのに、他団体によって
それが先に現実になるとは全く思ってなかった。
あんな駄作でも使いたいと思う人はいるのだという
良い勉強になりましたよ(笑)。
これを機に、今度はもうちょっとマトモなのをアップして
もうちょっとマトモな作者名で、誰かに拾ってもらって
また上演とかあったら嬉しいなーと思いますが、いつになるやら。
まずはちゃんとしたペンネーム考えることからですかね(笑)
それにしても自分の蒔いた種とはいえ・・・
こんなタイミングで自分を悩ますことになろうとは
人生本当にわからないものですねえ。

2 件のコメント:

マイキー さんのコメント...

「ファイナルの旅路」シリーズ、楽しく読ませて頂きました。いやーほんと、もりだくさんの旅でしたね!お疲れ様でした。
ところで、ジュニアGPの男子シングルに、結弦くんと共に出場した日本選手は、小林くんじゃなく、中村くんです。中村健人くん。ファイナルでは、自分の力を発揮できず、残念でしたが、全日本ジュニアのフリーは、すごーく素敵だったという話なので、テレビで放送されるのが待ち遠しいです。

Askarose さんのコメント...

マイキーさま:

ご指摘ありがとうございます!(訂正しました!)・・・私、なんで中村君を小林君と書いてるんでしょうね(汗)。自分でも理由がわからないミスなのですが、おそらく名字が一般的すぎてごっちゃになっていたのでしょう。名前は「健人」君と、ちゃんと憶えてたのに(苦笑)
ともあれ、もりだくさん過ぎる旅のせいでスケート観戦=超ガッツが必要、という図式が出来上がってしまい、「もう懲り懲り!」っていう気持ちになってしまっているのが最近の悩みです・・・(笑)。今度行くときは、もっと気楽に、そしてもっと純粋に楽しめたらいいなあ~なんて思うのですが、その今度っていつなんだろう・・・そのときは果たして好きな選手がどれだけ現役でいるんだろう、なんて思うとやっぱり切ないですね~
そして中村くん、全日本では好演技だったのですねー!イケメンということもあってか、早くもモテモテな印象がありますが、そんな彼が好演技だったら胸キュンしてるお姉さま方(笑)がたくさんいたでしょうね~。私もぜひ彼に胸キュンしてみたいです(笑)

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