2009年4月29日水曜日

フィギュアスケートの音楽を競技用編集①準備編

フィギュアスケートの選手が使っている音楽を
原曲から編集して再現してみましょう!


というわけで今日は「準備編」。

まず、必要なものを用意しましょう。
この講座では今回は以下のものを使用して説明します。

○Audacityという音声編集ソフト
○LAMEというMP3エンコーダ
○FFMpegというm4aを読み込むためのファイル
○iTunes。わりとおなじみの音楽再生ソフト
○楽曲「アディオス・ノニーノによる二つのカデンツァ」

上の二つ(AudacityとLAME)は前回の講座で使いましたね!

「LAMEって使ったっけ?」という方、
こちらはMP3ファイルをAudacityで保存するためのものなので
Audacityで間接的に使っております。
今回もMP3形式で保存しますので、必ずインストールして下さい。

そして今回はiTunesを最初から利用します。
こちらも持っていない方はインストールして下さいね。
ダウンロードはこちらのサイトからどうぞ

で、iTunesから取り込んだ音楽ファイルを
Audacityで読み込むために「FFMpeg」をダウンロードしておきます。
ここからダウンロード
ダウンロードしたら、わかりやすいところにフォルダを作って
中身をそのフォルダに入れて下さい。

そしてAudacityを起動して、「編集」>「設定」をクリック。
下記のような画面が出てくると思います。



↑ 赤く囲った部分の「FFMpegライブラリ」「位置づける」をクリックして
「avformat-52.dll」を選択してください。
「avformat-52.dll」は「FFMpeg」をダウンロードして解凍し、
保存した場所にあるはずです。
(先ほど「フォルダを作って」と書いたのはここで迷子にならないため)


以上が設定し終わったら、次に早速音楽をiTunesに取り込みます。

今回の講座で例として取り上げる楽曲は
2008年男子シングルのワールドチャンプ、ジェフリー・バトルがSPに使用した
「アディオス・ノニーノによる二つのカデンツァ」。
(CD情報はこちらを参照)


なぜこのプログラムを例にするのかというと・・・

○プログラムで使用しているのが一曲だけ
○曲自体で使われている楽器がピアノだけ
○それほど複雑な曲編集ではない
○このブログの読者はジェフリー・バトルのファンが多い
○私が音源をCDで持っている ←これ重要

という理由から選択しました。
上記のように、一曲を編集するだけでプログラムが出来ますが
決して単純な編集作業でもなく、でも他のプログラムよりは複雑ではないので
作成例としてはちょうどよい作品かと思われます。


というわけで、環境作りという意味の「準備」はここで終了!
次回は早速、曲を取り込むところから始まります。どうぞお楽しみに!

2009年4月28日火曜日

ライサチェック、9月までのスケジュール

公式サイトに9月までのスケジュールが発表されています。


日本での「THE ICE」「Friends on ice」の出演が
ライサチェック側でも正式発表となりました。

あと気になるところといえば6月下旬から7月上旬にかけての
ローリーとのトレーニングでしょうか。
ということは、オリンピックシーズンのプログラムは彼女の振り付けで
作成することになるんでしょうね。ふう。(←ホっとしている 苦笑)

それにしてもワールドチャンプとなると多忙になるようで
5月は20日まで毎日のように予定が入っています。
足を休める時間があるのかなー・・・。

2009年4月27日月曜日

web上の動画から音声を録音する☆実践編

「音響の知識はゼロに等しいけど、好きな音声を録音してみたい!」
「難しい理屈なしに、音の編集ができませんか?」


大丈夫、特別な知識がなくても録音はできます。
「難しそう」とか「とっつきにくい」とか、
そんな理由でせっかくの興味の芽を潰さないために
一緒にPC上での録音や編集を体験していきましょう!

ようこそ、当ブログの謎の部門「ローズさんの音響講座」へ。
このブログの管理人及び、(本職は)音響技師のローズです。

今回のタイトルは「web上の動画から音声を録音する☆実践編」
ここから先は「web上の動画から音声を録音する☆準備編」ならびに
「web上の動画から音声を録音する☆テスト録音編」
皆様がすでに読まれていることを前提に話を進めます。
いつも通りですが、興味のない方はスルーしてくださいませ。


さて、前回はためしにテスト録音というのをやってみました。
よって、「一応、ちゃんと録音できたっぽい」ということを前提に
話を進めます。(できてなかった人、後日一緒に考えましょう)

まずは、もう一度録音した音を聞いてみてください。
頭出し再生は、下記の赤く囲んだボタンを先に、
次に青く囲んだボタンを押せばOKです。



・・・ボリュームが少し小さかったり
あるいは大きすぎて割れてたりしませんか?


「いや、これでちょうどいいぜ」という方は、それでOKなんですけど
ちょうどよくないな、と少しでも思う方、
再度、画面を最初の状態、つまりブラウザとAudacityを
横に並べている状態にしてください。


そして動画を再生させた状態で、下記で赤く囲った部分に注目
右下のボリュームコントロールを手動で動かしてみてください。
動画の再生音が大きくなったり小さくなったりするにつれて
メーターの振れ幅も上下します。
このメーターが右端の「0」を超えない程度に
ボリュームコントロールのメーターを適度な位置に変えてください。

←右下がボリュームコントロール。よく使いますね。ちなみに動画サイト側のコントロールも一緒に調節することができます。お好みで調節しましょう。


ちょうどよい音量に調整できました? OK?
あるいは最初から音量がちょうどよかった?

だったら、本番行きましょう、本番!
次は動画の録音したい部分を最初から最後まで録ります。

とりあえず「テスト録音」した音は、この後は使わないから破棄しましょう。
破棄するには下記で赤く囲った×印の部分をクリックすれば一発♪



破棄しました? OK?
ちゃんと破棄しないと後で厄介なことになるので、ここで必ず破棄してね。

じゃ、前回やったようにAudacityと動画を再生するブラウザを
横に並べましょうね。

←今回は例のエヴァンさんの動画を最初から頭出し再生することにしました。皆さんはそれぞれの目的の部分からで結構です。



並べました?
それじゃあ準備はいいですか?

「テスト録音編」のときとやり方は一緒です。

まず、先にAudacityの録音ボタンを押しましょう。

次に目的の動画を再生しましょう。
録音が始まるはずです。

この順序(「先にAudacityの録音ボタン」を押し、次に「動画を再生」)は
必ず守ってくださいね。
逆だと動画の途中から録音になっちゃうので。

録音が始まったら、動画の録音したい部分が終わるまで待ちましょう。
(この場合、動画の再生が終わるまで待つことになります)

録音をしている最中は、PCで他の動作をしないでください。
録音はPCにとって非常に負荷のかかる作業です。
録音中に他の作業をすると並みのPCならフリーズします。
ですので、5分でも10分でも30分でも、
とにかく録音中はPCで他の作業をしないでください。


・・・で、動画の再生も終わり、ここらで録音終了というところで
前回やったのと同じく、ストップボタンで録音を止めてください。

そして前回同様、録音した音を聞いてみてください。
問題なく再生されます? 変な音とか混じってないですか?
特に問題なさそうであれば、次は前後の空白部分をカットしてみましょう。
(最初と最後の空白部分が1秒~2秒程度で、特に支障がない場合は
この作業は飛ばしても結構ですが、念のためご一読ください)

まず、頭出し再生できる状態にして最初の空白部分を消します。
下記で赤く囲んだ部分が空白部分です。



ここを消去するには、下記で赤く囲んだボタンが押してあるのを確認し・・・



マウスのドラッグ&ドロップで選択しましょう。
(カーソルを合わせて1クリックした後、「CTRL+←」でも選択できます)
下記で示したように、選択されている部分は色が濃くなります。
ちなみに言い忘れたけど、この波形は横軸が時間を表していて
数字は秒数です。今更ですみません。



そして、選択された状態で「Delete」キーを押すとその部分が消えます。
↓消えるとこんな感じに。



同じ要領で、録音した音の後ろの部分も空白を消しましょう。
(録音ボタンの隣の「>>」ボタンを押すと
録音の終わり部分まで行けます。)



↑ いらない部分、消しましたか?

じゃあ余計な空白部分を消したところで、
あとは音を保存するだけ!

このとき、うっかり「プロジェクトを保存」を選ぶと
莫大な容量を使うことになるので気をつけましょう。

じゃあ音はどうやって保存するのか?

まず、下記で示した部分(特にボタンなどはないところ)をクリック。
そうすることで、録音した音全体を選択します。



↑ この、なんともいえない部分をクリックすると・・・



音全体を選択できるのです。「Ctrl+A」でもできますが。

で、こうやって音全体を選択している状態で、
「ファイル」の「選択範囲を書き出し」を選択。
(下図参照)



これを選ぶと「メタデータを編集」と出てきますが、
特に記入せず「OK」を押してください。
(下図参照)
記入してもいいけど特に必要ないかと。



そしてOKを押した後、「ファイルの書き出し」画面になります。
よくあるファイルを保存するときの画面ですね。(下図参照)



このとき、形式を「MP3」もしくは「Wav」にしてください。
MP3は容量は軽いけど音質が悪い、
Wavは音質は良いけど容量が重い、そんな感じです。
お好みの方を選び、適当に名前をつけて保存しましょう。
(私はとりあえず「EvanTest」とつけてみた)
自分のPCのわかりやすいところに保存してくださいね。
(私はとりあえず「Evan」フォルダを作ってみた)
名前を書いたら、いつも通り「保存」をクリック。
そうすると・・・・



↑「書き出し」の画面が出てきます。
自分でつけたファイル名が出てくるので確認を。

そして、これが終わるといよいよ音の保存終了です!
つまり、目的の動画から音を録音して保存が完了したってことですよ奥様!!

ためしに先ほど保存したファイルがあるかどうか確認しましょう。



あったー!!
似たような名前のファイルがありますが、気にしない(苦笑)


あとは、これをi-tunesなりメディアプレイヤーなりで
再生できれば終了です!お疲れ様!!


・・・これにて「web上の動画から音声を録音する☆実践編」
一応は終了ってことでOK?

「途中でうまくいかなかったー!」、
「失敗しまくってカオスです」という方もいるとは思いますが・・・

ひとまず「Web上の動画から音声を録音する」シリーズは一段落と
させていただきます。
質問などありましたら、どうぞお気軽に!

web上の動画から音声を録音する☆テスト録音編

「音声編集ってやってみたいけど難しそうです~」
「パソコンが苦手な主婦ですが、こんな私でも
動画の音声だけを録音することができますか?」


・・・多分できると思うよ。
もとい、できるようになるために、お手伝いいたします。

ようこそ、当ブログの新メニュー「ローズさんの音響講座」へ。
このブログ管理人及び、(一応)音響技師のローズです。

今回のタイトルは「web上の動画から音声を録音する☆テスト録音編」
皆さん、前回の「web上の動画から音声を録音する☆準備編」
すでにご覧になられました?
え?読んでない?
じゃあ先にそっちを読んでくださいね。
すでに読み終わったやる気まんまんのあなたは
早速ですがweb上の動画から音声を録音してみましょう。
読んだけど別に音の編集になんか興味ないぜというあなたは
いつも通りスルーしてくださいね。


では皆さん、前回インストールしたAudacityを起動してください。



起動できましたか?
じゃあ次。

YouTubeでも、ニコニコ動画でも、どこでも良いので
お目当ての動画があるページをインターネットブラウザで開いてください。
まだ動画は再生しないでね。

とりあえず私は、今回のサンプルとして
先日のエヴァンさんのインタビューのページを開いておきます。

←先日のエヴァンさんのインタビューの動画ページですが、なぜか左側にジョニー・ウィアー氏がいます。しかしあくまでインタビューはエヴァンさんです。


で、Audacityとブラウザの両方をフルウィンドウで起動していると
やりづらいことこの上ないので、両方とも適度にウィンドウを縮めて下さい。

←ちょうど画面を二等分するように縮めると見やすいですね。ウィアー氏もすっかり隠れてしまいました。これで間違えてウィアー氏の動画のページへ行ってしまうこともありませんね。


適度に画面を見やすくしたところで、次に音声がちゃんと
取り込めるかどうかチェックします。
まず、動画を再生してください。

音は聞こえますか?
無事聞こえて動画が正常に再生できていたら、
Audacityの入力レベルのメーターが動いているか確認します。
「入力レベルのメーター」とは、下の画面の赤い丸で囲んだ部分です。
そこを一度左クリックしてください。
うまくいっていればメーターが動き出します。

←「コレ」と赤く囲ってある部分です。ここが音声に合わせて動いているかどうか見てください。ちなみに左側は笑顔で登場するエヴァンさん。ワールドチャンプになったばかりでご機嫌の様子。


どうですか、動画の音声に合わせてメーターは動いてますか?
「動いてないよチクショー!」という方、下記の赤丸で囲った部分に注目。



・・・文字化けしてますが(苦笑)。
上記画面のようになっているか確認してください。
これでもメーターが動かない方、後で一緒に設定をいじりましょう。
今日はとりあえず次に進みます、ごめんなさい。

じゃ、メーターが動いてるなら、早速ですが試しに録音しましょう。
あくまでテスト録音です。いきなり本番ってわけじゃないから大丈夫。

あ、その前にインターネットエクスプローラ等をお使いの方、
ページを見るときのクリック音がカチカチ鳴っていると、
その音も一緒に録音されてしまうので
一時的で良いですのでクリック音を消してください。(消し方はここを参照)

クリック音は消してますか? 準備OK?
それじゃ、動画を再生した状態で、Audacityの録音ボタンを押します。
録音ボタンは下記の赤丸で囲ったところです。今すぐ押そう!そうしよう!

←エヴァンさんや他の方が上機嫌でしゃべっている間に、勇気を出して録音ボタンを押してみましょう。仮に失敗しても、動画を再生さえすればエヴァンさん達は何回でもしゃべってくれます。


録音ボタン押した? 押したね?
録音中は下記の赤い丸で囲った部分が、
にょきにょき横に伸びていきます。


←録音中は、右へ右へと波形(赤く囲んだ部分)が横に伸びていきます。録音がうまくいっているようで、エヴァンさんも上機嫌におしゃべりしてくれています。



もし、録音がうまくいっていないと波形の部分がただの棒の状態
すなわち下記で示したような状態になります。

←赤い丸で囲んだ部分が、残念ながらただの棒になってしまっています。録音が失敗したのを悟ったのか、エヴァンさんも明後日の方向を見てしまいました。


で、今はテスト録音なのでさっさと止めましょう。
1分くらい録れたら今回はOKです。テスト録音だから。
Audacityのストップボタンを押して録音を止めてください。
下記で示した部分です。
あ、ついでに動画も一時停止しておきましょう。うるさいから(笑)

←ストップボタンはよく見る四角い形です。躊躇せずに押しましょう。しかし、中途半端なところでストップされるのはエヴァンさんにとって不服な様子。


さて、録音を停止したところで一旦Audacityをフルサイズに戻しましょう。
理由? 画面が小さいと作業しづらいから(苦笑)
あ、でもブラウザは閉じないでそのままにしておいてくださいな。



フルサイズに戻しました? 上記のような画面になると思いますが・・・
(波形の形は人それぞれですので、ご安心ください。)

じゃ、フルサイズに戻したところで録音した音を聞いてみましょう。
再生するカーソルを先頭にもってきて再生します(頭出し再生)。
下記の赤く囲ったボタンを最初に押して、
次に青く囲ったボタンを押せば、いわゆる「頭出し再生」になります。



再生できました?
ちゃんと録音できてました?
これで録音した音がちゃんと再生できるなら成功です。
波形があるなら普通は何らかの音が出るはずですよ!
それじゃ、「ちゃんと再生できたぜ!」ということを仮定して・・・


わーい、テスト録音終了~!


で、次はいよいよ本番です。
つまりこれにて「web上の動画から音声を録音する☆テスト録音編」終了!


・・・というわけで次回「web上の動画から音声を録音する☆実践編」
どうぞお楽しみに!

web上の動画から音声を録音する☆準備編

「この動画の音声が欲しい!i-podに録音したい!」
「動画じゃなくていいから、音楽だけ取り込むことはできないの?」

そんな方が、フィギュアスケートファンの中にも
いらっしゃるかもしれない。


・・という勝手な思いつきで、当ブログでは今日から
「ローズさんの音響講座」という新カテゴリを発足することにしました。

うっかり検索でヒットしちゃった方、ワタクシ「ローズ」と申します。
フィギュアスケート観戦が好きな一介の音響技術者です。どうぞよろしく。

そして以前から当ブログにお越しの皆様、突然すみません。
おそらくフィギュアスケートが好きでこのブログに起こしとは思いますが
いつもの思いつきで唐突に新しいことをやることになりました。
ご興味・ご関心のない方は(いつも通り)どうぞスルーしてくださいね。


では早速、本題に入ります。まずは準備編。

「『YouTube』など、web上で再生できる動画から音声だけを録音する」

これを目的に、今回はどういう手順で、どんなソフトを使ってやるのかを
超大雑把に説明します。ソフトの使い方は次の記事で紹介するので
ちょっと待って。

ひとまず、これをやるために必要なものを挙げます。

○インターネットにつながるパソコン
(windows2000以上で。MacOSはⅩのみ)
Audacityという音声波形編集ソフト(ここからダウンロードしてね。無料です)
○Lameという上記のソフトに必要なMP3エンコーダ(ここから「For Audacity on Windows:Lame_v3.98.2_for_Audacity_on_Windows.exe」をクリックしてダウンロードしてね。これも無料)
↑リンク先はWindows版です。Mac版はソフトがこちら(Intel版PPC版)、
エンコーダは「Lame_Library_v3.98.2_for_Audacity_on_OSX」を選択。

おそらくパソコンは皆さまお持ちだと思いますので
上記二つのソフトとエンコーダをそれぞれダウンロード&インストールして下さい。
(リンクをクリックするとダウンロードが始まります。
もしリンクが無効になっていたらご報告ください)
大丈夫、無料です。


ダウンロードとインストールが終わったら、
早速Audacityを起動してみましょー♪
「ようこそ」画面が出ると思うけど、ここではスルーしといてください。

で、こんな画面が出るはずです。

← こういう画面、出ました? 出たらインストール成功です♪


注)画面の大きさや色合いなどはお使いの環境などによって多少違うと思われます。


とりあえずは、これで準備完了。

録音するのにAudacityを使うわけですが、
手順としては

1.web上での動画をクリック一つで再生できる状態にしておく
2.Audacityで録音する(録音中は放置)
3.必要分まで録音したら、録音を停止する
4.余計な部分を切る
5.音声ファイルとして保存する

という感じになります。
これらの詳しい手順は次回に説明します!
とりあえず今回はここまで。

以上、準備編でした。


----------------------- 以下、筆者より --------------------------

この記事はあくまでPC上での音声編集の経験がない初心者の方向けに
書いているつもりですが、万が一わからないことがありましたら、
どうぞお気軽にご相談ください。
記事のコメント欄でも、メールフォームでも結構です。
個人的には、まったく知識のなかった方でも当ブログの記事で
PC上での録音や編集ができるようになることを目標にしています。
わからない用語、途中で行き詰ったなど、記事を読むだけで
解決しないことがありましたら、そちらもお気軽にご質問ください。

また、こういった作業にお詳しい方の中には
「っていうか動画そのものをi-podとかに普通に取り込めるじゃん。
音声だけ録音するとか無意味じゃね?」とか
「なんでそのソフト使わなきゃなんないの?もっと他にないの?」等という
ご意見があると思われますが、あくまで筆者の需要と都合ですので
お気に召さない場合はスルーしていただければと思います。


ではでは、次回をお楽しみに!

スケーターの声でリスニング学習

昨日、妹がジョニーの映像をいっぱい見てエキサイトしている一方、
私はwebサイトからライサの音声をデジタル録音することに成功して
エキサイトしておりました。
そして音声の波形を見てニヤニヤしてました。


・・・・(ドン引きされた視線を感じる 苦笑)。
あー、すみません。これじゃ、完全に変な人だわ私。
(いつも変な人ですよ、というツッコミはスルーさせて下さい 笑)

念のために一応言うと、ワタシ録音大好き人間でして
楽器の演奏、人の声、生活音、果ては鳥や虫の声なども
ちょくちょく録音してはそれを繰り返し聞いたり、
波形を眺めてニヤニヤする習性があります。
自分の録音機がぶっ壊れてからは音のコレクションも
やめていたけれど、パソコンが新しくなったのを機に
ふとweb上の音源をデジタル録音できないかと思い立って
やってみたらすんなり出来て、文字通りウッヒョイ状態です。


で、録音したこの音声を何に使うのかと。
今のところ英語のリスニング学習の素材としては
ちょうど良いのではと考えてます。

リスニングはネイティブの発音を聞き続けることで
聞き取れる音が各段に向上するというし。

あとは内容ですね。しゃべってる内容。
10か月くらいリスニングの訓練をしてみたけど
どうも興味のないことには耳の注意がいかない。
最初は「何言ってるんだろう」と思って注意して聞くんだけど
二度目、三度目になると内容が大ざっぱに把握できてるので
それ以上つっこんで聞こうとしないんですよ、耳が。
でもこういうインタビューであれば、
内容をちゃんと把握しようと必死になる自分がいるので
これはかなりの効果が期待できるのでは、というわけです。
わー、画期的♪(←自画自賛)
自分の音響スキルがこんなところに生きるなんて思わなかったわ!

というわけで、しばらく「スケーターの声でリスニング学習」を
実施してみようと思いまーす。(←言っちゃったよ)


「まあ! 私もステ様の声で英語のリスニングがしたいわ!」
「ジェフの声を聞いて目覚めたい~」
「ジョニーの声を私のi-podに入れることはできる?」など、
そんな意見&質問がありましたら、手順をこのブログに書きますので
興味がおありの方はぜひご一報ください!
コメント欄でもメールフォームでも、いつでもお待ちしております♪
(誰も反応しないと思いますが 苦笑)

2009年4月26日日曜日

ジョニーはお元気なようです

妹より「ジョニーの歌がすごいから見て!」と言われ
しぶしぶゆーちゅーぶで視聴したローズです。


で、韓国でのファンの集いで歌ったという動画を覗いてみたわけですが・・・
確かに、ジョニーの普段の様子からは想像もできない熱唱ぶり。
あんなに強い声が出せるとは・・・普段から歌ってるな、こいつ(笑)。
想像した以上に男らしい歌声でした。
スケーターやめても、この声なら歌手になれるかも。

他にランビ君もカラオケが好きと聞いてます。
あとジェフ君が歌がすごく上手いそうで。
ジュベールはよく歌いながらエキシビジョン滑ってるし
ベンは実はギタリストで、かなり本格的に弾き語りができるという。

む、じゃあライサは・・・?

・・・妹と議論した結果、「ライサは下手そうだね」という意見で
なぜか一致してしまった(苦笑)
だって声域狭そうだし、声出なさそうだし、
リズム外しそうなんだもん。
これで予想外に歌声のキーが高いとかだったら驚きますね。
実際どうなんでしょう。
ジャイアンの「ボエ~~」並みだったら笑うしかないけど・・・

それにしてもカラオケなんて日本の娯楽だから
他の国の人は人前で歌うなんてしないと思ってたぜ。
でも海外のアマチュア合唱団とか音楽関係のサークルって
何気にレベル高かったりするし、
個人レベルで趣味としてちゃんとやってると
大体は人前で披露しても遜色ないレベルなのかもしれませんね。


とりあえずジョニーの元気そうな姿が見られてよかった。
あ、あとジョニーとステさまのスロウジャンプも見たんですけど
ライサ&ジェフ君のときと違って身長差が全然ないのに
ステ様&ジョニーの方が断然上手い(笑)
いや、ジョニーがうまくタイミングあわせて跳んでるのだとは思うけど
この二人は余興でペアをやるにしても妥協しないんだなと思った。
ライサとジェフ君、ぜひ夏のTHE ICEでリベンジを!(笑)
大丈夫、君たちの身長差ならイケる!(何が!?)

そして夏のTHE ICE、ホントにどっちの公演に行くか悩み中です。
うーん、初日の方が行きやすそうだけど
二日目の方が盛り上がりそうだしなあ・・・

2009年4月25日土曜日

毎日ブログを携帯から閲覧するには

この「毎日ブログ」、実に使いづらいbloggerというツールを
グーグル先生からお借りして運営しております。

当初はライサイドブログの日誌やネタ解説、
そちらで言い切れないライサ関係の話などをメインに
書くつもりでいて、コメントやトラックバックの活用など
まったく考えないで、ひたすら投稿のみの予定でした。

が、今や自分のメインツールになってしまい
本家だったはずのライサイドブログよりも
一日の更新数が多いという困った状況になっています。
それに伴い、携帯から閲覧するとPCサイト用に変換しないと
見られないという厄介なことになっているとわかり
急遽、携帯用のページを用意することになりました。

http://moblogger.r-stone.net/blogs/5691347524547828496

上記のアドレスが、携帯用「毎日ブログ」のアドレスになります。
一応リンクも貼っておこう、こちらです。
このブログを携帯から見てる人なんていないと思って油断していたら
なんと身近な妹が職場から見ているとのこと。なんてこったい!
もしかすると他にもそういう方がいらっしゃるかもしれないし
需要というのはいつどこで発生するかわかったもんじゃないので
とりあえずお知らせでございました。どうぞご活用ください。
かといって、それほど頻繁に更新されるわけじゃないですが。

あ、あとこのブログで「コメントをどこから投稿するのかわかんないんだぜ!」とか
「コメント投稿しようとしたけどできなかったんだぜ!」という方へ。

コメントはですね、記事の下についてる「0コメント」とか「1コメント」という
リンクをクリックすればコメント欄が表示されます。
記入は匿名でもできますし、名前やURLを一緒に記入することも可能です。
「個人情報を選択」のラジオボタンのうち
「名前/URL」を選択すれば記入欄が登場しますぜ!
もし気になる記事がありましたら、過去のものでも全然構いませんので
どうぞコメントをしてくださいな。


以上、今更ですがこのブログについてのお知らせでした。

ユカリッチの来季プログラム

ユカリッチはすでに来季のプログラムが
決まっているんですね~(こちらを参照)

SPはオペラ座の怪人組曲か。
クリスティーナを演じるのかな~。なるほど。

FSはバレエの「火の鳥」だそうです。
へーえ。これってミキティも前使ってたよね?
ストーリーがロシアの民話から出来ていて
イワン王子ってのが主役のようですが
(どうでもいいけどイワンってエヴァンのロシア読みだ 笑)
ユカリッチが演じるのは火の鳥?
あるいは王女? うーん・・?
きっと力強い火の鳥をやってくれるのだろうと勝手に期待。

昨シーズンはSP、FSどっちも可憐な感じで
結果的にインパクトが薄れた感があったから
今シーズンはSPとFSは違うイメージで
やってくれるといいなと思っていましたが、どうなりますやら。

個人的には新しいエキシビジョンの一つの振り付けが
我らが久美子(笑)になってるので、そっちが楽しみだったり。
久美子の作品、久しぶりじゃないですか?(そうでもない?)

「どうもありがとう 東京」の記事

niftyに、「どうもありがとう 東京」横断幕を持った
ライサチェックとベン・アゴストの写真と、
これにまつわる記事が掲載されてました(こちら


やっぱり自分たちで用意したんだ(笑)
日本での試合に喜んでくれたなら
ファンとしてそれ以上のことはないかな。
でも、わざわざこうして形で示してくれたことに
こちらからも感謝したい。
ありがとう、チームUSA!

半人前にだってなれなかった。

Thanks so much everyone! Without your encouragement and support, I wouldn't be half the skater that I am today. Thanks. I love skating for you guys! You're the fun part.

みんな、本当にどうもありがとう! みんなからの励ましと応援なしでは、スケーターとして(今の状態から比べて)半人前にだってなれなかったよ。ありがとう。僕はみんなのために滑るのが大好きだよ!僕にとって、みんなは楽しみの一つなんだ。

(Facebook 2009年4月25日付けコメントより)

ハーレムでの4月6日付けインタビュー

4月6日に行われたハーレムのチャリティーショーでの
インタビュー動画が出ています(こちら


再生ボタンをクリックしてね!
で、内容は前半はワールドのときの感想、
中盤はジョニーを初めとするアメリカ国内の男子シングル選手について、
後半からこのチャリティーショーについて、
そして今後について、だーっとしゃべりたくってます。
ずいぶん表情豊かです。よほど機嫌が良かったのか(笑)
9分30秒以上の、ちょっと長めのインタビューです。
早口だけどそれなりに聞き取りやすい英語でしゃべってるので
詳しい内容は各自ご覧になってくださいね。


さて、新しいパソコンになって初めて動画を見たんですけど
スピーカーの音質が良くてビックリした。
ライサにしちゃ聞きやすい英語じゃないかと思ったけども
今まで聞きづらいと思ってたのは、前のパソコンの
音質が悪かったせいだったのか(苦笑)
イヤホンしても酷かったからなあ・・・
そういえば会場での団体戦優勝コメントも
結構聞き取りやすかった気がする・・・

2009年4月24日金曜日

国別対抗戦の記事一覧

現在ちょっとずつまとめています。
現地で書いたものと、今改めて書き始めた記事一覧です。
まだまだ途中ですが、書き次第ここにまとめますので
興味のある方はどうぞ!
(最終更新 6月24日23時)

○初日「本日のエヴァンさん」
○初日「国別対抗 OD」
○初日「国別対抗 男子SP」
○初日「国別対抗 女子SP」

○二日目「国別対抗 ペアSP」
○二日目「国別対抗 FD」
○二日目「国別対抗 男子FS」
○二日目「良いものを見たぜ」

○三日目 「国別対抗 ペアFS」
○三日目 「国別対抗 女子FS」
○三日目「アメリカ優勝!」
○三日目「モップおばけ」
○三日目「09国別対抗戦」(ライサチェック感想)


○四日目「今日のステ様」
○四日目「放送されなかった美味しいネタ」

ジェフ君、ジャパンオープン出場

ジェフ君がジャパンオープンに出場するそうです。


やっぱりか(笑)。開催が決まった時点でありうるとは思ってたけど。
ってことは北米枠の男子現役はあと一人しか出られないわけで
それが誰になるかちょっと予想してみましょー。

○ライサ
多分ない、というのが私の直感。なんでかな(苦笑)
ただでさえ今年も来日が多いし、一週間後にグランプリシリーズが
始まるというのにワールドチャンプがノコノコとジャパンオープンに
出場はありえないのではないかと・・・・
やめとけ、でも新プロ見たいなあ ←複雑なファン心理
しかし大の親日家をオリンピック前にアピールする必要はないと思うぜ!

○アボットくん
彼はありうるかも・・・!全米チャンプだし。
グランプリシリーズとの調整次第とは思いますが
そのお試しとしての来日は彼はありうるかもなと。
アメリカスケート連盟が全米チャンプをその時期に
こっちに寄こすのは考えにくいけども。

○ジョニー
ない(←なぜか断言)。
去年、たくさんショーに出まくってインフルエンザまで
もらってしまったのを反省したのか、今年彼のショーの予定は
例年よりも控え目な印象があります。オリンピックシーズンだし。
NHK杯出場は十分ありうると思うんですけどね。
逆に、こっちに出るならNHK杯は来ないんじゃないかと。
やっぱりグランプリシリーズとの調整次第かなあ。
あと、ジョニーとジェフ君の顔合わせって試合でもあんまり見ない。
もし出るなら来日したショーでは初めて?過去にあったっけ?

○うっかりライアン
カモ~ン!(←呼んでどうする)
ぜひ来日して欲しいスケーターですけど
そしてうっかり来る可能性もなくはないけど
やはりグランプリの予定次第でしょう。

○アダム
彼はありうるな。この試合は引退したオッサンと
現役有名選手を同時に呼べるわけですが
バンクーバーの後の世代としてお呼びがかかることが考えられる。
そういやTHE ICEにも来るんだっけ。
アメリカスケート連盟としても
こういう試合は若手を出そうとするんじゃないかなあ。
オッサン世代はバンクーバーのことで頭がいっぱいだろうから。

○ムロズくん
カモ~ン!(笑)彼もアダムと同じく
若手枠みたいな感じで呼ばれそう。

○ここでキャリエール投入
何度か来日してますよね、彼。
久々に来る可能性はゼロではないし
アメリカスケート連盟としても派遣しやすいか?
なにせバンクーバーに出るのがしんどそうな人だし(ゴメン)。
この頃見てなかったから久し振りに見たい気もするのだが。

○パトちゃん
ここからはカナダ勢を。
うーん、パトちゃんは時差に弱そうだし
アジアはどうも縁がなさそう、でも呼ばれそう。
ジェフ君との先輩・後輩のやりとりは見てみたい。
一応バンクーバー最有力候補の一人ではあるし
主催者側としては呼びたいスケーターだろうけど
カナダスケート連盟としては派遣したくなさそう。

○ジェレミー・テンくん
意外とありうるかも。
というか、北米勢のビッグネームが来られなくなったら
テンくんが来てくれそうな感じがします。
去年ジェフくんの代打でグランプリシリーズに出たからか(苦笑)
どっちみち彼が出場ならすごく見に行きたいという
個人的希望もあるんですけども。む~。

○ヴォーン
彼もなくはない・・・か?
でも彼とジェフ君が並んだら
遠目からだとどっちがどっちだかわからないという
面白い現象が起こりそうだ。それはそれでいいかも!
カナダ二番手として来日するのも悪くはないか。
カナダスケート連盟としてもパトちゃんよりは
ヴォーンを派遣する方が気が楽かも。

○レイノルズ
ありうる・・・かも。
シニアデビュー早かったからスケートファンには知られてるし
クワド大好きジャパンとしては呼びそうな気も。
ただバンクーバーのために本気でトレーニングしてそうだし
ホイホイ来るとは考えにくいか。

○まさかのサンデュ先輩
サンデュってまだ引退はしてない?よね?
可能性はゼロではないよなーと思うけど
ここで颯爽と登場されても戸惑うわ(苦笑)


他にも可能性のある選手はいるでしょうが
今、私が思いつくのはこのあたりですかねー。
はたして誰がジェフ君と並ぶことになるのか・・・!?
たぶん若い子が来ると思うんですけどね。
ここで来日しちゃうオッサンには真の「大の親日家」として
認定しちゃいましょう(笑)


あと、ヨーロッパ勢のプロ枠は多分ステ様ですよね(笑)
これでプルさんだったら笑っちゃいますが。
でもプルさんは本気でバンクーバーを目指してるか・・・?

2009年4月23日木曜日

金沢のショーが豪華に。

私がこっそり運営しているスグリスト掲示板の方に
金沢で行われるアイスジュエリーというショーに(HP)、
お洒落魔女が出演という話を教えてもらいました。

ちなみに現時点で出演が決まってるのは荒川さんとステ様とノブナリン、
そしてレナ&ジョン、お洒落魔女。
他にオリンピックメダリストやスター選手を予定しているとのことで
最終的にはどんだけ豪華になってるんだろう・・・

多分ライサは出ないと思う。
(出たら頭突きしてやりたい。←!? とか言いつつそれなら行くけど 笑)
でもジョニーは出そうじゃない?と妹と話してました。面子的にね。
あとはDOIの海外勢(今のところ殆ど決まってないけど)も
日程的に来るんじゃないかなー、と。


もっとも、私たちの住むセブンズタウンから
どうやって金沢に行くのかというのが最重要なんですが。
パコ市の空港を頼るとしたらポロ市(笑)かトキヨー(笑)に
一度行って乗り換えなくてはならないし。
JRとかフェリーとか高速バスを使うと恐ろしいほど時間がかかるし。

うーん、金沢は行ってみたい場所ではあるけど・・・
交通費がかかり過ぎるのが難点ですな。
あ、でも夏のナゴヤに行くのと同じくらいだと考えたら
ちょっと心が揺らいできたぞ(笑)


まあ、夏にナゴヤに行くのに休暇が取れるのか
実は非常に危ないので(会社のイベントとダダかぶりだった 汗)
もしナゴヤに行けそうもない!ってことになったら
ヤケになって金沢へ飛んじゃうかもしれません。
でもナゴヤは絶対に行かなければ・・・!


どうでもいいけど、北海道育ちのわりに、ここの気候よりも
本州の蒸し暑い気候の方が私は好きです。
アレルギーの鼻炎も本州にいる方が治まるんだ。不思議。
だから次に住む場所は絶対に今より暖かいところで暮らしたいのです。
あながちナゴヤというのも選択肢にないわけではない。
まあそういうわけで、夏にスケートを観にいくのと同時に
本州に行けるというのはちょっとした楽しみなんですよ。
普通は涼しさを求めて本州からポロ市なりパコ市なりに行くのが
理想的なバカンスなのかもしれませんが・・・
(そしてそんな観光客が本当に多い。寒い夏の何が良いのだろう・・・)
金沢もかなり暑いらしいし、一度も行ったことないし
いつかは行ってみたいんですけどねー。
いかんせん、資金がね(涙)


そういうわけで金沢までのアクセス方法を調べていたらこんな時間に。
あーあ、国別の感想が中途半端にアップできてないや・・・

フランス人は突飛だと思った

イザベル姉さまが・・・お子を9月に産むとおっしゃる。
(ソースはこちら

うええ!? バンクーバー目前にですか!?

まあ悪いことではないけれども、むしろおめでたいことなのだけど
バンクーバーに向けてのトレーニングどうするんだろうなあ・・・

ってか、フランス人ってやっぱり突飛っていうか
なんか奇抜な印象が(苦笑)
驚かせてくれるなあ、もう。シーズンが終わったばっかりなのに!
すでに子持ちのオリヴィエ兄さんの困った顔が目に浮かぶ(笑)
むしろオリヴィエ爺ちゃん(笑)の顔が目に浮かぶ(爆)

なんにせよ、おめでたいのに
フィギュアスケートファンにはショッキングなニュースでした。
オフシーズンの仰天ニュースはまずこの二人でしたか。
次は誰かな~。
去年みたいに引退とか怪我とかそういう悪いニュースで
オフシーズンがにぎやかにならないことを祈りたいですよね。ホントに。

ライサチェックEX「Seven Nation Army」他

どうせだからEXの曲のサンプルでもリンクしてみましょう。


○Seven Nation Army(ザ・ホワイト・ストライプス)
こちらのサイトの曲のタイトル部分をクリックすると
ビデオが見られます。
冒頭はこの曲から引っ張ってきてます。


○HARDER, BETTER, FASTER, STRONGER(ダフト・パンク)
こちらをクリックするとメディアプレイヤーでサンプルが聴けます。
中盤をつないでるのはこの曲です。


○Stronger(カニエ・ウェスト)
こちらをクリックするとビデオが見られます。
どうでもいいけどこのビデオ、間違った日本語がいっぱい出てきて笑える。
プログラムの中では比較的印象に残る部分が使用されてます。


それぞれご覧になった(お聞きになった)方はわかると思いますが
全体的にどの曲もいい部分を引っ張って、あのEXができているために
一曲買っても欲求不満になってしまうかと。
むしろこの三曲を購入して(i-tuneとかでバラ売りしてるかな?)
あのEX通りに編集するのがベター。
曲編集ができない人はぜひチャレンジしてみよう!
大丈夫、最悪MDでもやろうと思えばできる!
・・・って、今MDを使ってる人なんかいなさそうだけど(苦笑)
「そんなの無理だよバーカ」という方は
映像から音声だけ引っ張ってくるのがよろしいかと。


とりあえず防備録的なリンクでした。

音楽を編集してみようか。

妹がジュベたんのEXに使われていた曲「I'm yours」にハマったらしい。


CDを買ってこいとの指令を受けましたが
大きなレコードショップのないパコ市で見つけられるのか不安。
以前、Damien Riceを見つけるのだって苦労したのに。
まあ、なかったらAmazon大先生にお願いするのが手っとり早いのか。

昔と比べたら僻地でもマニアックなCDが買えるようになって
本当に助かってます。本もそうだけど。
フィギュアスケートで使われる音楽はクラシックから
最新ヒットまで幅広すぎるがために、
気に入ったものを見つけると、まずそれが日本で買えるかどうかが
重要になってきますね。
あとは選手と作曲家やアレンジャーのオリジナルだったりすると
CDがなかったりもする。

今までフィギュアスケートで触発されて購入したCDで
マニアックな分類なのは
ジョニーの「ユノナ&アボス」の原曲のロックオペラと
ガッツ・オンダの「Kingdam of piece」が入った
ヨルダンのミュージシャン(←名前忘れた)のCDかな。
あとはお洒落魔女の「Fanfan」サントラも。
それとジェフ君が引退したときは、あの08ワールドの思い出にと
「アララト」のサントラと、あのアレンジの「アディオス・ノニーノ」が
収録されたタンゴのCDも一緒に購入したっけ。懐かしい!

他にもほしい曲は山ほどあります。
ライサの今季EXにハマりつつあるこの頃は「Seven Nation Army」も欲しいし
(でも他の曲とつないでるんですよね、あのプログラム)
ステ様の「ロミオ&ジュリエット」ボーカルバージョンとか
オッサン大好きサフリ・デュオのCDとか
ミュージカル「ノートルダム・ド・パリ」とか。
全部メダリスターじゃん!っていうツッコミはスルーさせてください(苦笑)


で、オフシーズンは選手が使った曲を、使った通りのアレンジに
つなげてCDにして、自分と妹で楽しむという
(一応)音響技師だからできる遊びでもやりたいところです。
ブログ上ではボケボケへなプター(←へなスクリプトライターの略)ですが
現実世界ではボケボケな音響技師なのであって(←でもボケボケ)
その技能をこういう遊びに生かしてもいいんじゃないかという気に
ようやくなってきました。

逆にいうとスクリプトを仕上げる元気があまりない。
ただしスクリプトはそもそもが欲求不満の状態から生まれるものなので
ライサがワールドチャンプになり、国別でも1位になり、
ようやくみんなに認められた今は、ファンとして非常に
満たされてるってことなんじゃないでしょうか(笑)
大丈夫、そのうち情報が出てこなくなったら
勝手に手がキーボードを叩いてるでしょう(笑)
スクリプトを夢中で書くときって、本当に何も意識せずとも
勝手にこの手からセリフが出てくるんですよ。不思議ですね。
逆に「書かなきゃ」っていう気持ちで焦ってパソコンの前に座っても
関係ないサイトに遊びに行ったりしてうまくいかない。
ライサイドブログをガンガンやってたとき、
後半はそういう状態が続いてたからストレスが溜まったんだろうなあ。
今はホントにノーストレスでやれてるので非常に楽ですが。

そういうわけで、しばらく音響的に遊びつつ
不定期にライサの情報も入れつつ
のんびりこのブログを運営できたらという感じです。
あ、いただいたメッセージはちゃんと読んでますのでご安心を!
(最近レスが遅くてスミマセン)
もちろん、何か気になる情報があったらぜひ教えてくださいませ!
わりと大きなニュースなのにここに書かれてないときは
私がスルーしてるか気付いてないかのどちらかですので!!

それでは、また夜にでも国別の記事の続きを書きます。

2009年4月22日水曜日

良いときも悪いときも。

It was a wild ride from Skate America to the World Championships and World Team Trophy. But wasn't it worth it? Thanks for sticking with it through thick and thin!

スケートアメリカから世界選手権、そして国別対抗戦までの道のりは激動だった。だけどそれだけの価値はあったんじゃないかな?良いときも悪いときも、ずっと支えてくれてどうもありがとう。

(Facebook 2009年4月21日付コメントより)

国別対抗戦 写真記事など

気づけば色々な写真が出回っている国別対抗戦。
超今更感がありますが、一応ライサ関係の写真や記事を
こちらにまとめます。


<写真>

Backstage pics from Japan, part 1
Thursday's action shots at the World Team Trophy
Backstage pics from Japan, part 2
Friday's action shots at the World Team Trophy
Backstage pics from Japan, part 3
Saturday's action shots at the World Team Trophy
World Team Trophy gala exhibition
Backstage pics from Japan, part 4
IFSに載ってた写真(ライサ)


<記事>

U.S. takes lead at ISU World Team Trophy
U.S. extends lead at World Team Trophy
U.S. takes gold at inaugural World Team Trophy
ISU World Team Trophy in Figure Skating, Day 1
ISU World Team Trophy in Figure Skating, Day 2
ISU World Team Trophy in Figure Skating, Day 3
Another Winning Day for Team USA At ISU World Team Trophy
国別対抗戦2009男子シングルSP nifty(1)
国別対抗戦2009男子シングルSP nifty(2)
国別対抗戦2009 記者会見レポート nifty(2)


この他にも色々ありそうですが、
また気になるものを見つけたらピックアップしていきます。

2009年4月20日月曜日

我が心の・・・ ~旅の思い出~

帰ってきたよ
ぼくは帰ってきたよ

我が心のレーゲンスブルク・・・!


↑のネタがわかる人は多分私より一回り以上年上だと思う(苦笑)

ここはレーゲンスブルクではなく、
北の大地の、霧の街パコ市(←勝手に命名)のベッドタウンなわけですが
無事に戻って来ました。自宅ではストーブが元気に稼動中。
東京じゃ多少寒くてもストーブはありえなかったなあ。


私は家を3日以上空けたのはかなり久しぶりで
(少なくとも今の職場についてからは初めて)
飼い猫たちに忘れられてないかちょっと不安だったんですけど
これに関してはノープロブレムでした。ふう。

旅の最中は朝全然起きられなくて苦労しました。
普段4時に起きられるのはタイマーで電気をつけてるからなんだなあ。
一泊目と二泊目は朝食バイキングの時間を逃して惜しいことをした。
あと試合では初日の後半から親知らずの抜いた部分が痛くなったり
二日目・三日目は胃が荒れて歩くのがしんどかったり
スケート観戦した中で一番体調が良くなかった。これは反省。

それと三日以上早起きしなかったのもすごく久しぶり。
このところ週に5日は4時にタイマーが鳴る生活で
生活リズムを崩さないために(崩れると厄介だから)
スケート観戦のときも通常なら早起きするんですよ。
(The iceのときなんて無意味に5時前に起きてたし)
今回は早起きをやめて休息したかったから6時くらいにセットしたけど
逆に起きられなかったあたり、自分の緊張感のなさを感じる(笑)

食生活もひどかったですね、我ながら(苦笑)
ライサが良い演技で勝ったからといって、うっかり調子に乗って
我を忘れて通常なら絶対注文しないトマトラザニアを食べたり
(↑春さまの目の前で間違って注文した・・らしい。←まったく覚えてない)
夜中と早朝で立て続けにパフェ食べたり
(↑なぜか夜用と朝用にパフェを買った。理由は、やっぱり覚えてない・・・)
アメリカ優勝記念にケンタッキーのファミリーセット食べたり
四日目の夜は最後だからっていなり寿司食べまくったり
これだけでも食生活は史上最悪といっていい。
こんなんじゃ何も食べない方がよかったっていうくらい
偏った食生活で、胃が文句言ってます。明日からおかゆ生活だわー・・・

という感じで生活面では最低評価の旅でしたが(苦笑)
目的達成という意味では非常に満足度が高かった。
特に観戦二日目、アイスダンスフリーと男子フリーの日は
その日の午前中に博物館に行ってアンモナイトを買っただけで
すでに大満足していたというのに、あの試合ですよ。
私、もしかしたら人生で一番幸せな日だったんじゃないかというくらい
舞い上がった一日だったなあ・・・。思い出すだけで幸せっス。
アンモナイトの化石とスケート観戦で幸せになれるのだから
私の幸せなんてたかが知れてるなとも思うけど。


スケート以外では国立博物館の他、スタジオパークのショップとか
「たばこと塩の博物館」なんかにも行きました。
(↑あにーさま、教えてくださってありがとうございました!)
最終日の今日は浅草にも行けたし!
本当は妹と皇居やらジブリ博物館にも行きたかったけど
事前予約しないと入れないので今回はあきらめたんですよー。
次に長らく観戦するときは事前に予約しとこうと思います。


それにしても東京は思ったより寒暖差がありました。
半袖で大丈夫な日と、長袖でも寒い日があり
寒い日はこっち(レーゲンスブルクではなくパコ市隣セブンズタウン)と
大差ないじゃん!っていう状態で。朝晩は意外と寒かったです。
初日はホテルの部屋の窓が開いてることに気づかず
寒がりながら眠ったっけ(笑)馬鹿だなー、私たち・・・・

あ、あと会場でお会いできたpajaさまと春さまには
大変お世話になりました!この場を借りてお礼を申し上げます!
そしてお会いできなかった皆様、
またの機会にぜひご挨拶させてくださいませ!
・・・しかし、初めてライサイドリスナーの方にお会いしたというのに
私ときたら胸いっぱいで、ろくにしゃべれなかった気がする・・・(汗
うーん、次はもっとシャキっと登場したいものです。
お二人には大変失礼しました。


ひとまず帰ってきたよという報告&旅のメモでした。
今日はこのくらいにして、明日以降ぼちぼち色々書ければ・・いいなあ。
ちなみに明日も休みはとってあります(笑)

帰路についています

私にしては長かった旅もようやく帰路についています。

今回は姉妹揃っての観戦が久々だったのと
自分としてはライサイドリスナーの方とお会いするのが初めてとか
連日でスケート観戦するのも実は初めてだったとか
(考えてみればいつも1日だけだったんですよね…)
そういう要素が多くて、パソコンを持参したわりに有意義なレポートが書けず
ちょっと申し訳ないなと思っています。
二人で行くと道中は楽しいけどブログ書くのは向かないなと(苦笑)
一人だとやることないからずっとレポートすることになるんですが…

それからせっかくコメントやメッセージを頂いてるのに
全然返信できなくてごめんなさい。
ホテルで思った以上にパソコンに集中できなくて
ほとんど放置になってしまいました。
このあと北上したらちまちま返信させて下さいね!

今回はスケート観戦以外にも観光したり、pajaさまや春さまとお会いしたり、
選手たちに声をかけてみたり、とても充実していました。
スケート観戦としても初の全公演観戦で毎日楽しんで来ました。
感想はたくさんあるので、これから時間をかけて小出しで更新します。

で、ライサイドブログもいい感じでカオスになってますね(苦笑
私が半分くらい完全代筆してますが
お互いに大絶賛のバカなネタを出してしまって
全然レポートになってなくてスミマセン…


今回はメダリスター達を一気に見られたのが一番の収穫ですかね!
試合だけでなくショーにもみんなが出られて嬉しかった!
ライサの出来も良くて、ライサイドとしても一歩前進できた気がします。
本当に一年前と比べたらライサが人気者になったものです(涙
それを実感できたのも幸せでした。良かったねライサ!
道中は私も妹もエバンさんとかチェクさんとかチェコさんとか
変なあだ名で呼んでたけど(笑
あとメダリスターのことをますます好きになった大会でした。
なぜか私も妹もベンジャミンズエンジェルになってしまったし(笑
ステキなみんなが見られてファンとして幸せでございます♪


ひとまずご挨拶でした!

放送されなかった美味しいネタ

次は放送されなかったEXネタを。


○ブルーマンショーが終わった後、国別で出演者が登場
○アメリカ勢は優勝したので一番最後に、そして一斉に登場して
全然美味しくない(苦笑)
○手をつないで登場した後、ライサをかこんで円を組むアメリカ勢。
○ライサ、円の中央で高速スタンドスピン
○そのまわりをぐるぐる回るアメリカ勢・・・地味だなー(苦笑)

○前半すばらしかったのはジェレミー!!
○あのリズム感を堪能できて幸せです。
○終始ステップとダンス続きなのが良いね。
○なんで放送されなかったのよー!!
○ぶっちゃけパトちゃんよりジェレミーくんのEXの方がよかった
○パトちゃんはポップスよりクラシックの方が断然いい
○そのへんはエンターティナーとしての素質の差か
○ジェレミーはシャイだけど誠実な子だった
○私たちの星条旗が嬉しかったのか、バスに乗っても視線をくれたし
手も何回も振ってくれたんだぜ
○ありがとうジェレミー。

○転倒して負傷したジェシカちゃん・・・(涙)
○二人が退場した後にそそくさと出てきたタカヒコヅカ
○彼ががんばってくれたおかげで会場の空気も戻った
○えらいぞタカヒコヅカ
○放送でもその頑張りに触れてやれよ
○でもショーの間に事故があったなんていえないよね
○私たちも凍りつきました(涙)ジェシカ~!

○放送されなかった子の中ではレイチェルもよかったなあ。
なんで放送されないんだー!
○彼女は生で見たほうが断然カワイイ。笑顔がいい。
○キャロラインは髪をおろすととても大人っぽくみえた。
○でもまだ15才ですか・・・むう。
○アメリカ勢のシングルは総じてエンターティナーだなと感じたショーだった

○ジュベールは登場も退場も投げキッス
○っていうかジュベール、リンク際に来ては客にアピール
○客にアピールするために止まってくれるジュベはすごい
○第一部はジュベールが最後だったんですが十分な盛り上がりでした。
○どうでもいいけど、帰り際に星条旗もってたにもかかわらず
ジュベたんに手を振ったら直で投げキッスを食らいました。
モロに私を見て投げキッスって、ジュベたん!?
○「君はアメリカチームのファンかい?でも俺はかまわないぜ」と
言わんばかりにバスからも視線を送ってくるジュベたん(笑)
○何度目があったことか。もう!!
○おかげでしばらくジュベたんの夢を見そうだ・・・どうしてくれるの!?

○ステさまのときはスイス国旗が客席からたくさん登場した。
○さすがステさまファンは多いなと思った
○しかし出待ちのときはステさまファンは遠くにいた
○遠くて小さなスイス国旗をバスに振っていた
○もしかしてステ・ファンの人はトロい・・・!?と思った
(スミマセン失礼しました)
○ちなみにこのときのステ様のファッションは首にしまうま柄の
ストールをマフラー状に巻きつけていた。不思議なファッション。
○ステ様、バスに乗る際には礼儀正しくみんなに手を振る。さすがステさま。
○ステ様、いよいよバスに乗ろうとしたとき、見送りのスタッフ(男)に
「わざわざありがとう、それじゃあまた」と手を差し出して握手を求めるも
スタッフの男にスルーされ、「あ・・・」という感じで苦笑い。
○バスに乗っても手をふってくれるステさま。さすがスターは違う。

○EXの私たちの感動のピークは多分タニス&ベンだったと思う。
○泣ける。あのブリーディングラブはマジで泣ける。
○良いものを見せてもらいました。っていうかタニスの表情ばかり
テレビにうつってたけど、ベンもしっかり演技してるんですよ
○アンコールはもちろんトスカ!!イェーーー!!
○泣ける!本当にこの二人には泣ける!!
○ベン~~~(涙)
○帰り際はこの日もベンと会えました
○ベンはまた手を振ってくれたしみんなに投げキッスもくれた
○バスの中でも常に手を振って、こっちに視線をくれた
○妹はベンとずっとアイコンタクトしてたそうです
○今日もタニスは一番最初にバスに乗った。一人だから話かけらんねえ!

○で、よりによって滑走順はこの二人の後にライサだったんですよ。
○でも雰囲気全然違ってよかったけど。私はかなり好きですよ、このEX
○近くにいたマダムが「あら?練習着?」と言っていた。
○パフォーマンスそのものは非常に自分好みのライサ。
○キビキビしたライサはやはり良いね
○で、その練習着のままアンコールですか。ラプソディーですか(苦笑)
○練習中のライサを見ているようだったよ(苦笑)
○でもストレートラインと最後のスピン見られてよかったよ
○歓声多くなったなー。一年前はライサイドは絶滅危惧種だったよ。
○思ったより歓声が多かったので私はめずらしく声をあげなかった
○でもこの歓声はチャンピオン特需だな
○隣のマダムは「特に感動しなかった」と言っていた
○まあ練習着だしね
○でも私はファンだから色々こみ上げるものはあったよ。これはまた後日。
○帰り際のライサはまさに空気!
○ハンター×ハンターでいう「絶」の状態だったぞ(笑)
○小さくあがったエヴァンコールに顔をあげる
○私と妹の(少し熱烈な)エヴァンコールにはビックリして顔を向ける
○「うわっ!?星条旗!? こんなところにライサイド!?」と
あせった顔を見せたライサ。あんたのファンはどんだけ珍種なんだ(苦笑)
○手も振ってくれたし、「See you~!」と言ってくれたし、まあ満足ですが

○サフチェンコ&ゾルコビーは二つのプログラムを
まさかの連続で滑ってくれたんですよ。
○飛行機6時間も遅れたんだって
○そんな大変な二人の演技は素晴らしかった・・・はずなんですが
○前にすわっていたライサイズな野郎のせいで
私の方からはゾルコビーしか見えないという面白いことに。
○ステップなんてまさかのゾルコビーのソロ状態に!
○アリョーナはどこに!?(泣)
○席はEXが一番良い場所のはずが客次第で一番最悪な席だった
○そういうこともあるのだと学んだ一日だった

○マオちゃんの演技もよかったのだろう(憶測)
○彼女の演技なんて前のライサイズなやつのせいで3分の1しか
見えなかったんですよ
○仕方ないからずっとモニターで見てたよ
○あーあ、すべり納めのタンゴ・・・
○あの良い笑顔を直で見たかったよ
○いえね、熱心なファンならまだ許しますよ
○どうみてもニワカファンなんだもん。
○しかも年老いたお母さんに無理やりひっぱってこられた感じの。
○女子シングルとペアだけ身を乗り出してみてたんだぜこいつ。
○マジうざい。でも男子とダンスには興味なかったらしく小さくなってたので
ステさまやジュベたんやライサ、タニス&ベンという
メダリスターはきっちり見られたんですよ
○運がいいのか悪いのか・・・ああもう!
○あ、マオちゃんの感想が愚痴になってしまった
○でも総じて今大会のマオちゃんは良い笑顔で見ていて嬉しかった
○またこういうマオちゃんが見たいなあと思った


○そしてフィナーレ!
○あ、ライサがタニスの隣に来ちゃった
○この二人・・・バスの中では一番前の座席で

●○○● ←○が空席 左の●がライサ、右の●がタニス

っていう感じで座ってたんですよ

○超微妙な距離感(笑)
○しかもバスの中でライサはi-phoneらしきものを持って
タニスに画面見せてた
○あんたたち、別れたんだかヨリ戻したんだかハッキリしなさいよ
○いいけどね、別に(苦笑)でもハッキリしてないと色々言われるからね

○で、フィナーレの話に戻ります
○基本的にみんなぐるぐる客席を向いてリンクを回って終わり
○選手が今大会の公式Tシャツを客席に投げてくれるんですよ
○さて、ライサは近くに来るかな?と思ったら・・・
「ありがとう東京」と書かれたフラッグをベンと持つライサ
○ライサ!? ベン!?
○あんたたち今大会の優勝者なのに、そんな役回り!?
○Tシャツ投げようよTシャツ!!!
○ほら、ジュベたんとかタニスとか投げてるよ!!
○一応片手にはTシャツの入った籠持ってたけど・・・
○「ありがとう東京」のフラッグをもったまま、
二人は二度とこっちに戻ってこなかった
○ライサとベンは多分一番早く退場したと思う
○早いよ!(笑)


ネタ的な部分としてはこんな感じですね。
今日は家に帰ったら色々書きます。

2009年4月19日日曜日

今日のステ様

我らがステ様ことランビエールのブレノスアイレスの秋、
ようやく生で見る機会に恵まれました。


いや~、すごいプログラムですねこれは!今更で申し訳ないですが。
少なくとも今日出たどの選手よりも一挙一動に目が離せなかったのは
これが元々競技用のプログラムだったからなのか。
あるいは彼の表現の成せる業なのか・・・

音楽の間のとりかたとか、リズムの合わせ方とか
選手時代のときとちっとも変わらない。
むしろどんどん巧くなってるし。

正直、これと比べたらジュベたんのノリノリ・リーブミーアローンも
ライサの神ラプソディーもかすんで見えちゃうよ。
こんなこと言いたくなかったけど、あえて言わせてもらおう。

どうして辞めちゃったの・・・!?

私はこのプログラムでライサやジュベたんと戦ってほしかった。
この二人には真似できないアーティスティックなスケートを
試合で見たかった。見たかったよ!!

君がいなかったワールドも国別対抗戦も本当に寂しかった。

なのにエキシビジョンでこんなに颯爽と出てきちゃうなんて!
あんなに簡単にトリプルジャンプが跳べるのに、
試合にはもう出られないなんて。
あんまりだよステ様!!(涙)


・・・演技中、そんな気持ちで胸いっぱいになってしまいました。

帰り際のステ様はファンに呼ばれると嬉しそうに
何度もお辞儀をして、手を振っていました。
遠くで揺れているスイス国旗が切なかった。


彼ともまた会えますように!
そう願わずにいられない。

See you!

帰り際のライサに「See you!」と言ったら
「See you!」と返してもらえた。


次は名古屋で会おうぜ!


で、これから少しずつ今大会+ショーの感想を
まとめていきたいと思います。ふう。

国別対抗 女子FS

(この記事は2009年4月24日に書いています)

女子フリーの感想をちょっとだけ。


○フランス グウェンドリン・ディディエ
普段の彼女がどんな成績なのかは全然チェックしてないけど
今回の出来が彼女の中で良い方だったというのは何となくわかる。
ジャンプをどうにか、一つ一つ着氷させていくたびに
彼女が感極まってるのが遠くの席からでも伝わってきた。
回転不足があったり、演技構成点が伸びなかったりで
世界で戦うには厳しい得点が出ていたけれども
それ以上の、彼女のスケートに対する気持ちが伝わってきて
会場からも暖かい拍手が送られてました。
あ、シーズンベストだったんだ。
フランス応援団もおおはしゃぎでした。


○ロシア カタリナ・ゲルボルト
彼女はとっても美人さんだけど着ている衣装は、
なんていうかロシアですよね、ロシアセンス(苦笑)
それはともかく、前に滑ったグウェンドリンが良かったのと対照的に
彼女はジャンプでミスが続きました。3回転倒。
せっかくルッツを二回入れられるのになあ・・・
プログラムの難易度が彼女にとってキツイのか、
GOEで下げられまくりの技術点を見ると切なくなってきた。
うーん、まだ若いし試合によって出来不出来の波が激しい時期なんだろう。
次に見られるときは成長した姿を見られるのを期待してます。


○中国 リュウ・エン
彼女もジャンプをほとんどこなしました。
序盤のジャンプがスイスイ決まるのを見て
結構いけそうだな・・・と嬉しくなってしまった。
ジャンプが決まると彼女のやわらかい雰囲気が引き立っていいですね。
スピンで点が稼げなかったようですが
そこを強化すれば普通に100点台が出せるようになる選手だと思います。


○フランス キャンディス・ディディエ
フランス応援団、再びおおはしゃぎ(笑)
彼女も序盤のジャンプは立て続けに成功させました。
なんだろう、あのフランス応援団のうるさい声援(笑)が
リラックスさせてくれたんですかね。
中盤にミスが出てしまったとはいえ
グランプリシリーズで見たときよりは
ずいぶん落ち着いて見られるようになったような気が。
この細さと身長の高さが、フィギュア選手として見るには
やや不安にさせてしまうんですよね、どうしても。
ヨーロッパ選手権でも健闘したというし
安定感が加われば持ち前のエレガントな雰囲気が生きてくるはず。
がんばってフランス女子のレベルをあげてください(苦笑)


○中国 キョ・ヒンシュ
何気に2A+3Tを成功させて驚いた。
ジャンプ構成を見る感じだとトウループが得意なんでしょうね。
彼女も思ったより健闘したかと思ったんですけど得点伸びず。
嗚呼ダウングレード。←これさえなければもっと上にいける選手かと。


○カナダ シンシア・ファヌフ
彼女は振るわなかったですね。残念。
どうにもジャンプが噛みあわない様子で。
あと最後のスピンはノーカウントだったらしい。
うーん、せっかくのエキゾチックでアマゾネスな雰囲気も
ジャンプが決まらないことには引き立たないんだなこれが。
カナダ勢の中でもしかすると一番リカバリができなかったかも。
来季は失敗しても他で取り返すように挑んで欲しいなと思った。


○ロシア アリョーナ・レオノワ
フランス応援団に感化されたロシア応援団が
今度は騒ぎ出す(笑)
彼女は今回SPもFSも良かったですね。
終始元気な彼女の姿が見られて嬉しかったです。
どんな曲を滑っても元気いっぱいなのは、それはそれでいいや(苦笑)


○アメリカ レイチェル・フラット
アメリカ応援団は大声はあんまりあげないくせに
見た目(格好)は飛びぬけておかしなことになってました。
レイチェルはそれに適度に加わってたし
そういう雰囲気を楽しんでいるように見えたので
それはそれでプラスに働いたに違いない。
とにかく良い出来だった。3-3をやってくれたのも嬉しかったし
客席としては一見ノーミスなので嬉しくって。
思ったより点が出なかった、でも良かったねと言える演技でした。
プログラムはワールドのときと同じく、前シーズンのものだけど
今シーズンのドビュッシーもわりと好きだったんだぜ。
年相応の可憐さと可愛らしさ、でも子供っぽくない感じは
非常に魅力的に見えました。このところ安定して見られるし
順当にいけばバンクーバーに出られそう・・・?
っていうか最近のアメリカ女子は好不調の波が激しいのよ(涙)


○アメリカ キャロライン・ジャン
レイチェルの出来が良くて大喜びのアメリカ応援団、
ここにきてテンションが最高潮と見た(笑)
キャロライン、生で見ると本当に小さくて
可愛がられてそうだなーという感じ。まさに小動物。
その彼女が3-3を突然やってくれました。
しかもダウングレードされてなかった!
個人的に彼女はダウングレードされやすそうなタイプだと思ってたから
点数がレイチェルを上回ったときは驚いたけど
最後のパールスピンとかGOEが全部3ついてるし(!)
質よくまとめてきたんですね。
レイチェルより早くシニアデビューした意地を見せたか。
でも演技構成点はレイチェルの方が上なんですね。
しかし彼女も見た目の幼さのわりに、気品があって優雅な雰囲気を
持っている(と思う)ので、今後楽しみですよ!
バンクーバーに出てきたらダークフォースとして
日本勢のメディアに注目されそうだな、と。
で、彼女が滑り終わった段階でアメリカの優勝が決まったようで
アメリカ勢はその後リラックスして後に続く人の演技を見てました。


○日本 ミキ・アンドウ
わりと近くで派手に転倒したので、もうビックリというか
本当に痛そうな転び方をしてました。大丈夫だったのか。
その後は淡々とやってたけど、こっちは気が気でなかった。
・・・で、転んだことを差し引いても、
SPと比べてこのFSって、なんかつなぎが物足りない。
途中で変えたプログラムだから作りこみがあまりできてない分、
表情とか一つ一つの仕草を効果的に使うことで引き立つのかな。
とりあえず今回は、あの派手な転倒があったこともあって
ワールドのような良い演技にならなかったのが残念。
でも試合全体はリラックスして挑めたようで何より。
あ、あとモロゾファントムの姿勢はSPのときよりは
気にならなかったよ(笑)


○カナダ ジョアニー・ロシェット
わーい、ロシェットのアランフェスだ~♪
いきなり序盤のジャンプでミスが出ても雰囲気は失わず。
すっかり貫禄つきましたね、ロシェットは。
この試合では音楽表現が一番良かったのがロシェットだと思う。
あと、つなぎもいいんですよね、このプログラム。
むしろ来季もこれで滑って欲しいって思うくらい。
何より、音楽のいいところでのスパイラルにウットリ。
何気にシークエンスで3T+3Sとか成功させてくるし
点を稼ぐには効率のよい取り組み方をしてますね。
それと、テレビで「今シーズンはマオに3勝」というアオリを見て、
なんだかキム・ユナよりロシェットの方が強敵に見えてきた(笑)
バンクーバーで日本勢にとって怖い存在になりますが
個人的にはワールドメダリストになってくれて嬉しかったし
オリンピックでも順当にいけばメダリストになると思いますぜ。


○日本 マオ・アサダ
よーく見ると日本応援団も、それなりにノリノリで
ひょっとこのお面つけたり、鉢巻巻いたりしてるんだけど
フランスやロシアの騒がしさ、アメリカの馬鹿さ加減と比べたら地味な方。
だけどほのぼのしてて可愛かったですよ、日本勢は。
マオちゃんも終始楽しそうにしてた。
そういえば彼女は日本での試合では大体無敵だよなーなんて思って
今大会を見ておりましたが・・・
一発目のアクセルが成功したら、多分大丈夫という、
そういう空気が会場にもあったかな(笑)
二発目はダメ押しみたいな感じ。でもダウングレードだったんですね。
でもその二つのジャンプだけで十分すぎるくらいの満足感。なんなんだ(苦笑)
その後も美脚スパイラルとか超人スピンとか鬼ステップとか続いたわけですが
なんだかんだでジャンプが中心のプログラムという印象は変わらない。
要素の間のつなぎの部分とか、次の動きに入るための準備動作にしか見えないし
特に何かを表現するのは捨てたんだな、と感じた。
とりあえず音楽のタイミングで要素をやってる感じ。
それはそれで当初と比べてずいぶん見易くはなった。
ああでも、SPでの良い表現を見てしまったら
FSでもやれるんじゃないかって思ってしまうんだ。
このプログラム、彼女の運動能力や技術力を証明するには
持って来いのものなんでしょうが、
彼女が持ってる表現の芽を摘んでしまってて
とってももったいないと思う。
そりゃあ、他の選手と比べてただ滑ってるだけ、
決められたとおりに動くだけでもキレイに見えるし
そう見せるための努力も人一倍やってるんだろうけども。
彼女は、ただ滑ってジャンプしてっていう一連の動作を
「こなす」だけの選手じゃないと思うんだぜ。
本来は「音楽の流れ」とか「雰囲気」を表面だけじゃなく
内面からも滲み出るような表現ができる才能があるじゃないかと
あのSPを見て感じたんですよ。
この仮面舞踏会は、なんか彼女のハードな部分ばかり際立ってて
本来持ってるソフトなところが見えないのが寂しい。
で、来季はタラソワ先生オンリーにするというじゃないですか。
うーん、だったらSPとフリーでタイプの違うものをやるとか
色々工夫を見せて欲しいですが、どうなることやら。


こんな感じで、女子シングルはマオ'sショー的な
雰囲気が事前にあったわりには
他の選手の健闘もあってそこそこ楽しめました。
でもこの日一番面白かったのは、やっぱりアメリカ応援団でしょう(苦笑)
試合中、気づいたら仮装大会になってたのはアメリカチームだけだぜ。

以上、適当な感想をまとめました。

モップおばけ

今日のアメリカチームは面白かった。


特にタニスとベンとライサ。
その中でも一番はっちゃけてたのがタニス。
我らがベルビンのあんな姿を見ようとは・・・

以下、その三人の観察記録を(笑)


<試合前>

○ペアのフリーが始まる前からチーム席に陣取る三人
○タニスとライサが登場。色々とグッズをバッグから取り出し
どれを使うか吟味する二人。
○一通りのグッズを出してあれこれ試す二人。
○ライサは最初USAバンダナを頭に巻いていたけどすぐに外していた。
○タニスはムートンブーツっぽいのを履いていて、それに赤白青の
ポンポン(←モップみたいに見えた)をつけて歩いていた
○そのうちベンが登場
○ベンはもちろんUSAハットを着用
○タニス、体に星条旗を巻きつける。
頭にはUSAバンダナをライサにつけてもらっていた。
サングラスをつけ、ボンボンを胴体に巻きつけた星条旗に巻き込み、
まさに全身がUSAの状態でベンに写真を撮らせる。
途中、色々グッズをいれかえて吟味するなど、かなりの懲り様。
ライサも時折「これはどう?」といわんばかりに色々なグッズを差し出していた。
○写真撮影を終えて時間を持て余す三人。
○タニス、新体操のリボン(もちろん赤白青柄)を一人でくるくると回す。
○ライサはそれに気づかずベンと話をしている。
○タニス、ライサに「気づきなさいよ」と言わんばかりに
リボンをまわしてアピール。
○ライサそれに気づく。自分は手に風船のようなボールを持ち
くるくる回したり手まりのようなことをしている
○ライサ、タニスにボールを「投げるぞ~」と振りかぶってみせる
○タニス、USA柄の(空気入れてふくらませた)ギターでそれに応戦。
「かかってきなさい!」と言わんばかりにバッターに。
○ライサ、ボールを投げる。タニス、それを打つ。
それを5、6回繰り返すとボールがロシアチームの方向へ
飛んでいってしまう。
○しぶしぶそれを取りにいくタニス
○タニスが席へ戻るとライサはすでにベンと話中。
○タニス、再び暇を持て余す。すでにジェレミーも待機。
○試合開始直前、審判の紹介が始まる少し前から
タニス、ライサの肩をマッサージ。
○延々とマッサージ。ライサ、肩凝ってたのか(笑)
○リンクに選手が出てくるまでずっとライサの肩をマッサージするタニス(笑)

<試合中>

○ペアのアメリカチームのキスクラ時には、放送にも出てたけど
タニスはトゲトゲした(多分自由の女神の頭にのってるやつ)ものを
頭につけてました。可愛い。
○ベンはもちろんあの帽子(笑)旗もついてます
○ジェレミーは旗をつけてました
○ライサは星条旗をマントにしてました。あんた中途半端だよ(笑)
○タニス、ポンポンをふってご機嫌キスクラ。
○ペアの競技が終わるとライサは外へ出て行きました。
○と思ったら戻ってきた。関係者が首にさげるカードを忘れたらしい。
またすぐに出て行き、女子フリーが半分終わる頃まで戻ってこなかった。
○女子フリー後半グループの六分間練習にはライサ戻ってきました。
○気づいたらタニスがまたポンポンを体にまきつけて
頭にもそれをつけてすごいことに。妹が「モップおばけ!」と言っていた。
○ベンはギターを持ってウキウキ
○ライサは相変わらず中途半端に星条旗マント(笑)
○ジェレミーくんはテンションが上がってきたのか、
USA鉢巻をつけたり、大きな指のギミックをつけたり、結構ノリノリ。
○レイチェルとキャロラインが終わる頃には、タニスが一番ひどいことに(笑)
全身青と白と赤で、お洒落な私服が台無しに・・・(参考写真←最後のやつ)
○ライサは試合中は小さな旗を振ったりしてたけど
基本は星条旗マントと、キスクラでは星条旗を持つ係でした
○で、レイチェルとキャロラインの結果でアメリカの一位が決まってしまい
それでいち早く取材のコメントを求められておりました
○でも残りの女子の試合も見てたよ
○マオたんにスタオベ、これはチームUSAがみんなやってた
○女子フリーが終わると、ライサ残してチームUSAは一度退場
○ライサはキャプテンとしてチーム席で取材受けてました


とりあえず三人の面白場面をまとめてみました。
こんなのしか見てなくてすみません(苦笑)
でもすごく美味しいシーンばかりだった!

2009年4月18日土曜日

アメリカ優勝!

いやー、アメリカ優勝しちゃいましたねー!


星条旗を妹と振ってた甲斐がありました。
レイチェルもキャロラインも素晴らしかった。
でもマオちゃんも今季SP、フリー通して一番良かったと思います。
あんな良い笑顔を久しぶりに見た気がする・・・

細かい小ネタやライサ観察記録など、色々面白いことは
かなりたくさんあったんですが、ありすぎて(笑)

でも優勝チームのキャプテンで、
自分も男子シングルの優勝者で、ワールドでもチャンピオンになってて、
今、彼は人生で一番充実しているかもしれないと感じた。
もちろん今後の人生も良いことがたくさんあると思うけども、
ロスのワールドに続き、このイベントも彼にとって
良い思い出になったのではないでしょうか。


今日特筆すべきは、私が初めて選手の出待ちに成功したことでしょうか(笑)
今まで何度かチャレンジしてたけど(昨日・一昨日はやらなかったけど)
運がないのか、うまくいった試しがなかった。
試合やショーに行きなれてないからそういう情報もないし。
これまで出待ちで遭遇した一番の大物は佐藤コーチ夫妻だったんですが(笑)
今日はチームジャパン、チームカナダ、チームUSAのほぼすべての選手が
バスに乗り込む瞬間に立ち会えました。イェイ♪

真っ先にバスに乗ったのは我らがタニス。
どの選手よりも早くバスを待っていて、さっさと乗り込んでいきました。
そのときはまだ出待ちの人もそれほどいなくて
声をかけようかなと思ったけど、お腹すいてそうだったからやめた(苦笑)
さっそうとバスに乗り込んで一番前の座席に座る彼女の横顔は
やはり美しいと思った。

その後、ちらほらと色々な選手が。タカヒコヅカとか。(←人気者だった)
ベンとジェレミーはなかなかバスに乗らずに
わざわざ出待ちのファンの人の写真とか撮ってました。
私と妹もしっかり激写されてきました。
(普通立場逆だろう・・・苦笑 でも出待ちでも写真NGだったなー)
この二人はバスに乗り込んでもこちらを何度か見てくれては、
手を振ってくれていました。ヒュ~♪

あとモロゾファントムが娘のアナベルたんを連れて来てたんですよ。
これもビックリ。アナベルちゃん可愛かったです。

このバスに最後に乗り込んだ選手が、我らがライサチェックでした。
昨日は出待ちのファンにもご機嫌に対応していたというライサ。
今日はほとんどの出待ちの人がマオちゃん目当てだったらしく
あまりエヴァンコールもなかったけれども(←ちょっとショック)、
呼ばれたらそれなりに手を振ってました。
私も妹と手と旗を振っていたら気づいてもらえて
こちらを向いて手を振ってもらえました。ウヒヒ。
そしてすぐにバスへ乗り込んでいきました。


私も妹も、この出待ちに関してはベンにメロメロで(笑)
ライサはほぼオマケになっちゃったけど
それはそれで良い記念になりました。
ライサ疲れてただろうに手をふってくれてありがとう。
あ、一応「エヴァン、コングラチュレーション! グッナイ!」と
声はかけときましたよ!


そんなわけでアメリカ応援団としての報告を
まず最初にあげさせていただきます!ではまた。

国別対抗 ペアFS

(この記事は2009年4月23日に書いています)

国別対抗戦のペアFSの感想をつらつらと。


○日本 ナルミ・タカハシ&マーヴィン・トラン
SPではつらつとしたところを見せてくれましたが
FSはどうか? 正直ちょっと不安でした。
4分も間が保てるのか? でもそれは杞憂だった。
ジュニアだということを忘れるくらいに
良いところを存分に見せてくれた感じです。
SPで感じたぎこちなさ、荒っぽさよりも
若々しさ、瑞々しさに溢れたパワーみなぎるパフォーマンス。
ミスもスロウジャンプの着氷が乱れたのと
ソロジャンプで一人転んだ以外は特に見られず
全体的にずいぶん頑張ったなという印象でした。
それ以外は音楽にも乗って、最後まで滑りきった。
終わった後の成美ちゃんの嬉し泣きが少し入った
ガッツポーズはとても印象的だったし感動したんだぜ。


○フランス ヴァネッサ・ジェームス&ヤニック・ボナー
この二人のフリーはとにかくジャンプのミスが痛かった。
三つともミスがあったら点も伸びないだろうな。
しかしツイストはSPと変わらぬ高さ、
ステップも二人とも氷上で良く映えるし(肌が黒いからか)
ノーミスでやったときに運動能力の高さを
証明できるんじゃないでしょうかね。
あとはSPのときよりあまりシンクロ感を感じなかったというか。
(それはジャンプのミスのせいもあるんだろうけど)
まだまだシングルの動きを二人でやってる感があるので
そこは早くペアチームっぽくなってほしいなというところです。


○アメリカ ケイディ・デニー&ジェレミー・バレット
このチームもソロジャンプにミスが。
ソロジャンプって難しいんだなとつくづく思う。
確かにアリョーナ&ロビンもよく失敗してるしね(比べていいのか?)
でもスロウトリプルルッツなんて初めて見たし
(そもそもスロウジャンプってエッジ系ジャンプしかないのかと
思ってたわけですが・・・ 知識なくてスミマセン)
先に滑った2チームよりは覇気を感じたし
キャリアを積めばもっと上に来るチームなんだろうな。
それにしても、結成期間の短さのわりに
よく揃ってるのは練習の賜物か。ガッツだなー。


○カナダ ジェシカ・デュベ&ブライス・デイヴィソン
この二人のカルメンって正直どうなのよと
事前に不安に感じてたんですよ。
だってジェシカちゃんってどう見ても悪女に見えない(苦笑)
カルメンっていうよりミカエラですよね。
でも音楽のいいところ、あまりスタンダードじゃないところを
うまく使って二人の恋心というか、宿命の恋を
彼らなりに表現してたなと思いますぜ。
こういう解釈もあるのかと感心した。
で、スロウジャンプ(あ、彼らもスロウルッツやってたんですね・・・)が
二つともしくじってしまって、そこで大きく減点されちゃった感。
でもこの二人はスピンがいいんですよ。近いスピン。よく息の合ったスピン。
過去に事故を起こしたスピン(苦笑)
あとステップでソロになったときに、それでも二人の距離の近さを
感じるところが良いですね。
従来の迫力あるカルメンではなかったけども
これはこれでアリなんじゃないかという感じです。
恋愛系のプログラムはホントに良いですね、彼らは。


○ロシア ユウコ・カワグチ&アレクサンドル・スミルノフ
悠子さんって何気にオシャレですよね。
前の衣装の方が個人的には好きだったけど。
ソロジャンプは出だしのコンビネーションは3T-2T。こちらは成功。
その後スロウクワドサルコーは残念ながら着氷に失敗。
リフトが非常にアクロバティックで印象的なペアではありますが
オペラ「道化師」の悲劇的な雰囲気もしっかり出してますよね。
スピードに乗って次々と難易度の高い技を繰り出し
気づいたらラスト!という感じでした。
それにしても今回はペアはダイジェスト放送で
一組でも、ちゃんと演技が放送されなかったのが悔しいです。
面白いのにな、ペアって。競技人口も減ってきているけど
悠子さんの活躍を見てシングルからペアに転向したいって
思う子がきっと今後に続くと思う。
かつて悠子さんがベレズナヤに憧れてペアへ転向したように。
日本人女性のスケーターの魅力をこういう形で世界にアピールしてくれて
これで次に続く選手たちが、海外なり国内なりで
ペアを組みやすい環境になればいいなと思いますよ。
なんにせよ、このチームにはEXもかなり楽しませてもらったので
スペシャルサンクスと言いたいです。


○中国 ダン・ジャン&ハオ・ジャン
このペアはソロジャンプでも、シングル選手がそう簡単に
チャレンジできないコンビネーションをやってくるから恐ろしい。
2A+3Tなんて、女子のトップクラスの選手でも
プログラムに入れる選手少ないのに・・・!
全体的な華やかさとかはそれほど突出していないんですが
技の一つ一つが安定していて、質が良いなと感じます。
技術点はGOEの加点で6点も稼いでるし。
そのへんはベテランチームらしく、よく研究して
加点がもらえるように練習してきたんだなと。
ソロジャンプのサルコーがダウングレードじゃなかったら
もっと点数が出てたのかと思うとすごい・・・
あっさりと高得点出して優勝でございました。さすがの貫禄。
演技構成点ではロシアチームと僅差なだけに
この二人の上にいくには質の良いパフォーマンスが大事なのだと思った。
全体的な印象としては、それほど強くない演技だったんですけどね。


以上、適当な感想でした。

祝パフェ

昨日もパフェでお祝いしました!

アメリカが優勝したら今度は何で祝おうか考え中です。

良いものを見たぜ

わーっ!! わーーーっ!!!


周知の通りですがライサ1位だったんですよ。
感動のあまりしばらく胸いっぱいで何も書けそうになかったけど
アクセルがダウングレードだったと知って(会場じゃわからん)
現実に戻ってきました(笑)
詳しい感想はまた明日にでも書きます。


でもライサ良かったですよ!!
感動して後半とか涙こらえるの必死でした。
終わった後は本当に胸いっぱいで何もいえなかった(苦笑)

今録画を見て知ったんですけど
「ロサンゼルスに来られなかった日本のファンのためにも
いい演技がしたい」って言ってたんですね。

・・・ごめんね、ロスに行けなくて。
でも良いものを見せてくれて本当にありがとう!!


私は本当に幸せなファンですな・・・!

2009年4月17日金曜日

09国別対抗戦

(注:この記事は2009年6月24日に書いています)

国別対抗戦のライサチェック雑感を
生観戦から二ヶ月経ってようやく綴ります。
試合の合間の面白エピソードなどはその当時に書いたので
今回は主に試合の内容とそれに関する感想だけを追います。


<SP:ボレロ>

生観戦の良さは会場の空気そのものを感じることができる点、
そしてリアルタイムで選手のパフォーマンスを見届けることができること、
そういったところにメリットがあると思う。
もちろんテレビで放送されない場面を見られることも含めて。

ただし、デメリットも無くは無い。
前の座席では近すぎて選手が視界から消えたり、
遠くで行われた技は精度を見極めるのが困難だ。
そして会場の雰囲気に呑まれてしまう。
それが良い雰囲気であれば上記のように大きなメリットにもなるけど
悪い雰囲気であると、本来落ち着いて見られるはずのものも
そうでなくなってしまう。
今回のSPが自分にとってまさにそれだった。

先の大まかな感想にも書いたけれど、第ニグループの六分間練習は
あまり見ていて安心できるようなものではなかった。
特にライサやパトちゃんという、先日のワールドで良い結果だった人が
あまり本調子でなさそうな様子を見せると不安になる。
そして、ライサの出場順は第2グループの5人目。
それまでの流れは、何とも心臓に悪いというか
「やっぱりみんな本調子じゃないのかな」ということを印象付けるという
何とも見ていて苦しい展開が続いた。

ノブナリンの点数が思ったより出なかった、
タカヒコヅカとパトちゃん、アボット君が不調。
それだけでなく、第一グループの選手たちより
低い点数さえ出ていたのだから驚きだ。
当然、会場には「今日はダメだこりゃ」オーラが漂う。
そしてパトちゃんの出番終了後に出てきたライサは
アクセルに何度かトライするものの、クリーンに決まらず。
果たしてこの空気の中、彼はうまくやれるのだろうかと心配した。

音楽が始まると、リズムに乗りながらも慎重な様子が見てとれた。
彼が緊張している。よって、必然的に私も緊張してしまう。
だから最初のアクセルが練習とは違い、クリーンに決まったときは
心底安心したし、会場からも大きな拍手が上がった。
そして自分の座席の近くでコンビネーションも決まり、
あのどんよりしていた会場の空気がガラリと変わっていた。
フリップを跳ぶ頃には確実に大丈夫だろう、という
いつもの安定感を感じた。そしてその通りだった。
それから彼も少し緊張から解き放たれたようで、
サーキュラーステップにはいつもより優美さを感じたし
スピードも徐々に上がっていった。
スピンもいつも通り危なげなく、音楽のタイミングにも合わせ、
いつも通りの彼が戻ってきたように思えた。

個人的に中盤のサーキュラー以降で、ようやく彼の演技を
楽しめるくらいに自分が落ち着いたように思う。
最後のストレートラインステップの頃には
完全に会場が彼の空気になっていたし、躍動感を感じることもできたし、
それまでのガッカリな空気を覆す、良いパフォーマンスだった。
本当に、あの空気を覆したという点で彼のファンでなくとも
自然にスタンディングオベーションをしてしまう、そういう演技だった。

もっともテレビ放送ではそういうものは伝わらないので
私も放送を見ただけだったら「ワールドのときの方が
勢いがあってよかったかも。やっぱり今回は疲れてるのかな」
という程度の感想しか出なかっただろう。
その点できちんと生観戦したというのは良かった。

後から冷静になって放送を見ると、確かにワールドのときほどの
勢いや迫力には、欠けていたかもしれない。
ただプログラムの完成度はすでにピークに達しているので
その点では音楽とズレたとか、合ってないとか、
振り付けが微妙とか、そういう感想は全くなく、
パフォーマンスとしては良いものだったと思う。
それに、このプログラムは生で見た方が音楽との調和を
より感じられていいなと思った。
「ボレロ」という音楽はそもそもが表現するのが難しく、
うまくやらないと大体がゴージャスな音楽と複雑なリズムに
置いていかれてしまうものだけど、
ライサは最終的には音楽の持つ華やかさと躍動感を
うまく自分のものにできたな、というのを間近に見て
感じ取ることができた。これは嬉しかった。


<フリー:ラプソディ・イン・ブルー>

フリーの最終滑走がジュベたん、その直前にライサという
ワールドの再現かこれは!?と思わせる滑走順に
「もしかしたら今回も彼は一番になれるのかもしれない」と
淡い期待を寄せていたワタシ。

ファンとして一番になることを全く期待してなかったわけじゃないけど
国別対抗戦に集まった男子選手は、誰もが今シーズンで活躍し、
注目を浴びた人がこれでもかというくらい揃ってしまった。
そしてライサは疲労骨折で体調が万全というわけではないし
今回もクワドはやらないとわかっていたので
その状態なら彼以上にうまくやった人に抜かれても
仕方が無いだろうなという気持ちがあったのだ。
それでもエキシビジョンに出場できるくらいの順位には
多分なれるだろうとは思っていたけれど・・・

6分間練習を見ても、彼が万全のようにはあまり見えなかったし
やはり緊張しているようだった。
それでも昨日はあんなに良いパフォーマンスをしてくれたのだから
きっと今日も酷いパフォーマンスはしないだろうと思い、
前日よりは落ち着いた気持ちで見ることができたけど。

前半グループで、ワールド2位だったパトちゃんは
アクセルに失敗したものの、少し持ち直した演技を見せていた。
タカヒコヅカは最後まで噛みあわなかった印象を与えたのとは
対照的だった。しかし二人の間には結構な得点差が出てしまい、
ジュベたんもライサも、少なくとも普段出しているような
点数を出さないとパトちゃんに抜かれてしまうかもしれないと思わせた。
前半にパトちゃんが演技を終えていて、彼を抜くには
あと何点必要で、そのためにはどの要素を失敗しなければ大丈夫なのかとか、
そういうことをどうしても考えてしまう。
何せ、ライサにはトリプルアクセルのダウングレードという
恐ろしい減点の可能性があるのだから。
そしてSPで80点こそ越えなかったものの、
逆転の可能性が大いにあるノブナリンの存在も怖い。
私はいくら贔屓のライサが勝てそうだからといって
他の選手に転んで欲しいということは一切思わないし
誰が勝っても、それに値するパフォーマンスであれば
当たり前に祝福する準備はできていたから、
ただライサはいつも通りやれればそれでいいと思っていた。
しかし、彼がその後に見せたパフォーマンスは
それ以上のものだった。

フリーに関して言うと、前日とは違って
ワールドよりは緊張していないように見えた。
直前に滑ったノブナリンもなかなかの好演技だったので
会場の空気も昨日ほど張り詰めていなかったのもあるかもしれない。
「ラプソディー・イン・ブルー」の曲の出だしの、
あの緩やかで楽しげな感じが、その場の雰囲気にピッタリだった。
その時点で自分の個人的な緊張は解け始めていたように思う。
最初のコンビネーションジャンプが決まった時点で、
すでに「彼はもう大丈夫だ」と確信が持てた。
もっとも、アクセルの前はほんの少しナーバスになったけど
最初のアクセルが決まった以降は、ほぼ安心して見ていた。
そして思った、「彼はまた一番になれるかもしれない」と。

気まぐれに変化する音楽の雰囲気に
彼はすっかり変幻自在となって合わせていくし
シーズン当初に感じたような必死さはもはや感じられない。
むしろ余裕さえも見出すことができた。
凝り固まった緊張から解き放たれたように、
軽々とジャンプをし、ステップを刻み、スピンを回る彼を見て、
誰もこの流れを止めることはできないだろうと思ったくらいだ。
映像だけではわかりづらいが、このプログラムは
曲の流れに完全に調和したとき、全体のパッケージとして
非常にまとまりがあって、観客の集中力を切らさない良作だ。

二度目のアクセルはダウングレード判定だったのだが
その場ではわからず(遠かったんだなこれが)
その後も全部ジャンプを降りて、もはや彼は楽しげだった。
最後のスピンが終わった後にほんの少し時間があまって
フィニッシュのポーズを取る時に少し遊んでみせる茶目っ気も見せた。
「彼はまたうまくやった! しかも今度は目の前で!
ウッヒョイウッヒョイ!!」という気持ちで胸いっぱいになった私は
嬉しそうで楽しそうな彼と、彼の演技を心から楽しんだ観客の姿を見て
それだけで幸せだった。来て良かったと思った。


生観戦ということで、ライサの出来が良かったからといって
結果がどうなるかはその時点では無論わからず
ただ、その時点で1位になって「ああ良かった」と
ほっとしたのを覚えている。
残すはジュベールのみで、別に彼に負けても
悔しいと思うことはないだろうなと思った。

ジュベたんはワールドのときよりは、そこそこ上手くやった。
クワドも決めたし、3-3も二度やり、アクセルも二度決めた。
これだけ書くと彼が優勝しても良さそうなものだけど
全体的な精度は、観客として見てもちょっと荒が目立ち、
もったいないなと思わせる部分が多かった。
あとはシーズン前半ではあれだけ難度を上げていて
レベルをとっていたスピンが、ワールドのときと同じく
レベルを取りこぼし、荒さが際立っていたのに驚いた。
この出来ならば僅差とは言えライサが上にいっても
仕方が無いのかな、という気はしたけど
ジャンプの難度の高さと成功率から見て、
やはりライサにとっても怖い存在であるのに変わりは無い。
ライサもジュベたんの演技を見入っていたのが印象的だった。

この試合を通して、改めてライサは総合力というか
安定性で勝負するタイプだなと実感したけど
クワドに挑戦した選手が多かったことや、
アクセルのダウングレードなど、
そういった今後の彼の課題も目の当たりにした。
最終的にこの試合で男子の一番になったとはいえ
持ち前の安定性と華やかさに加えて、もう一つ技術的な
強みというか得点源、すなわち「武器」といえるものがあれば
ファンとしてもっと安心して見られるのに!と思う。
スピンで安定してレベル4が取れたり、
ステップも大体加点つきレベル3を取れるとはいえ
それほど見た目にも技術的にも突出したものじゃないだけに
インパクトという点では弱いのかな、と。
だけどパッケージとしてはすでに完成された雰囲気を持っているわけで
そういった表現面での強みを試合の生観戦で感じられたのは
個人的な収穫でありました。


それにしても、今だからようやく落ち着いて映像も見られるし
感想も書けるけれど、当時は落ち着くことも冷静になることも
全然できなくて酷かったですね(苦笑)
生観戦だと気持ちが入ってしまうからどうしてもね・・・。

しかし、この試合のチケットを獲ったのは前年の冬頃で
まさにライサがファイナルにも出場ならずでガッカリだった時期。
その中で試合の全日程のチケットを獲った自分には
あえてグッジョブといいたい。
そもそもライサが来るかどうかだってわからなかったし
「もし来たらラッキー!」程度に思っていたのが、
ワールドチャンプという称号を引っさげて来ただけでなく
目の前で試合に勝ち、チームを優勝に導くという
ものすごい偉業をやってのけてくれたのだから。
前年の冬の時点でそうなることなど夢にも思ってなかったけど
「この試合は全日程観戦すべきだ」という直感が働いたことには
我ながらビックリしてしまう。単純に偶然ではあるのですが。
おかげで観戦にかかったコストは今までの比じゃないけど
ライサがこれだけうまくやってくれたのだから
そんなことも気にならないし、それだけの価値はあったと思う。

それに、私はせっかく彼がワールドチャンプになったその瞬間、
ロスには行けず、試合もリアルタイムで見ることが叶わず、
ただ結果を報告してもらうのを待つ身だった。

だからこそワールド三週間後という日程で来日してくれたことも
ワールドと同じ結果、遜色ない演技を見せてくれたことも
本当に嬉しかったのだ。
インタビューで「ワールドでロスに来れなかった
日本のファンの皆さんのためにも、いい演技がしたかった」と
言ってくれたことも含めて。


そういうわけで、予想外にこの試合は自分にとって
ハッピーなものとなり、ライサもシーズンの締めくくりに
良い結果を出すことができてホントによかったね!という
実に「めでたしめでたし」な結末を迎えたのだった。


あー、こうして書くと・・・私ってホントに幸せなファンだわ!(笑)

国別対抗 男子FS

(この記事は2009年4月22日に書いています)

国別対抗戦、男子FSの感想をぼちぼちと。


○ロシア コンスタンティン・メンショフ
いきなりクワド決めてきたー!!
しかも二度目もクワドだったー!!
そーいやSPでも挑んでたっけ。
さすがオッサン世代はチャレンジ精神が旺盛、というか
旧採点時代を生きてきただけあるなあ。
でも中盤でダレてしまって残念。
まさに今の若手とは反対の路線へと歩んでいる彼のような選手が
再び報われるような時代は訪れるのだろうかと少し寂しくもあり。
しかし一番手からクワドの成功が見られるとは思ってなかったから
ちょっと嬉しかったんだぜ。がんばれオッサン世代!!
あとつなぎとか、スピンとかにもうちょっと力を入れてくれると嬉しい。


○中国 チャオ・ヤン
えっ、いきなりノーミス!? すごいすごい!!
目だったミスがないことにエキサイトした私は
思わずスタオベしてしまいました。
一つ一つのジャンプがきれいに決まっていて
見ていて気持ちがよかったです。
でもあんまり得点出ないなあと思ったら
トリプルアクセル入ってないんですね、彼は。
それは今後のお楽しみということで、
今の彼の段階でやれるだけのことはやったと思うし
思わぬ序盤の好演技に喜んでしまいました。
わりと素直なスケートをするタイプなので
演技構成点とかこれからぐんぐん伸びそうです。
楽しみな選手が一人増えたぜ!
ちなみに彼はA字スピナーです(だからどうした)


○日本 タカヒコヅカ じゃなくて タカヒコ・コヅカ
君をこんな滑走順で見ることになるなんて・・・!
(という選手がこの後続くのだが)
6分間練習からどうにも噛みあってない様子で
明らかに本調子じゃないんだなーと心配になってしまった。
表情も終始不安そうで。今シーズン通して一番不安定だったかも。
序盤のアクセルはどうにか、でもコンビネーションにはできず。
中盤では彼のあの端正なスケートが楽しめたんですけど
後半のジャンプでまた少し崩れ。アクセルもすっぽ抜け。むむ・・・。
それでも、あの素敵なプログラム「ロミオ」の良さが
なくなったわけではなかったですよ!
(あ、でもあのロミオだと多分ジュリエットに振られそう 苦笑)
調子の悪いときの彼はステップだけ見ていたいと
馬鹿なことを考えてしまったフリーでした。
でもつなぎとか、もっと点数出ていいんじゃないかなー・・・。
ま、今日はA字スピン見れたからいいやー! ←それなのか!?


○カナダ パトリック・チャン
君をこんな滑走順で見ることになるなんて・・・!(パート2)
6分間練習のときからアクセルばっかりやってました。
その度に転んだり、すっぽ抜けたりで
「あー、今日もダメなパトちゃんかもしれない」と何となく感じた。
出だしのアクセルがダブルだったから「あーあ」と思っていたら
二度目のアクセルまでは良い流れでいきました。
で、二度目のアクセルで派手に(しかも我々の目の前で)転倒して
その後は何事もなかったかのように、いつも通りの良いところを
見せてくれた。カナダの選手は失敗を忘れさせるのがうまいな。
でも最後のアクセルも結局ダブル。むー。
あとSPのときも思ったけど、生で見るとそれほど派手でも
華やかでもないなっていうのが全体的な彼の印象ですね。
よく見るとすごく複雑なフットワークで、音楽にも乗って、
スピードもあって、よい表現をしてるんだけど、
「これ! この瞬間!!」っていうのを個人的にそんなに感じなかった。
見せ方の違い? プログラムの構成上の問題? 好みの問題?
で、トリプルアクセルがなくてもあんなに演技構成点が出ちゃうところに
チーム・オッサンファンとしてはジェラシーを感じる(笑)
そりゃあ、たしかにつなぎは巧いけど。密度も濃いけど。
実際、タカヒコヅカとそれほど差がつくものなのか??
ここは専門家じゃないからわからないけどさ。
あと、どうでもいいけど君ってワールドの銀メダリストだよね。
SPの失敗でこんな滑走順になっちゃうのって、切なくないの?(苦笑)


○中国 ゴ・カリョウ
FSではクワドに挑むのかと思いきや、やらなかった。
序盤、中盤とジャンプを手堅くまとめてきて
今日の中国勢はがんばってるなあと思ったら最後のルッツで転倒。惜しい!
でも、これだけジャンプを成功してるんだからもっと点数が出そうだと
思ったんですけど、スピンでのレベルの低さであまりあがらず。
演技構成点も低くつけられ・・・。むう。
チャオ・ヤンは確かに年齢のわりに良かったとはいえ
年下の選手に演技構成点で差をつけられるってつらいだろうなと思う。
とりあえず、いつかクワドルッツ見せてね!と言いたい。


○フランス フローラン・アモディオ
まさかの第一グループ最終滑走(苦笑)
フランスの明るい兄さんや姉さんに可愛がられているアモディオ君は
4Sにチャレンジしていたとは気づかなかった。
てっきり普通にコケたのかと(ごめん・・・!)
結果的に二度の転倒があり、技術点はかなり下げられちゃったけど
演技構成点との合計でメンショフ兄さんの上につくあたり
新しい世代を感じてしまいました。
でもホントに、若いのにスケートはスイスイ滑りますね。
SPでも書いたけど、ラテン系の良いノリを持ってるので
今後どうなっていくか楽しみな選手です。


○カナダ ヴォーン・チピアー
ここから後半グループ。
いきなり高いアクセルを決め、序盤は非常に良い感じで
ポンポン跳んでました。今日のヴォーンはイケるか!?
そう思った矢先、ループですっぽ抜け、サルコウもすっぽ抜け。
でも目立ったミスはそのくらいで、それ以外は良かったと思う。
この人はステップでもっと魅せられないだろうかと思うけども
ジャンプが持ち味ならばそれに集中した方がやりやすいのかな。
運動能力がすごく高そうなだけに、そういうところが惜しい。
そのあたりはオッサン世代特有の不器用さなんですかね。
ああでも、予想外にタカヒコヅカやパトちゃんより後に滑っても
遜色ない勢いが感じられて良かったです。


○アメリカ ジェレミー・アボット
楽しみだった彼の今季フリー。
序盤のジャンプは普通に決まったなあと思ったらクワドでしたか。
それはそれは、気づかなくてゴメン(汗)
会場じゃ跳んだ場所によっちゃ全然わからないね(苦笑)
で、クワドは決まったけどアクセルが全然決まらない。
これでもかというくらいすっぽ抜け(涙)最後には転倒。
あー、クワドができることを証明しても
他のジャンプもちゃんとやらないことには点が出ないわー。
それでも、あれほどのアクセルの失敗を見ても
このプログラムは名作でした。
彼はダンスの経験上、タンゴとか本来、相手がいるはずのダンスは
非常に表現が巧みだなと思うのですよ。
一緒に踊ってる相手の姿が見えてくるというか・・・。
そんなに力強くも、エネルギッシュでもないんだけど
やさしく女性をリードしているように見えるんです、個人的に。
それはパトちゃんにはない表現だなと思うし
何だかんだいってオッサン世代だからできる(?)表現かと。
そういうわけで、とっても良いプログラムだっただけに
シングルアクセル2回+ダウングレードアクセルの転倒は
少し悲しくなりました。まあ、そんな日もあるよね。
きっとアメリカチームがうるさくて自分に集中できなかったのね、
ということで(苦笑)


○ロシア セルゲイ・ヴォロノフ
彼のタンゴも結構好きなんですよ。ロシア男って色気があるよね。
がんばって作った感じのある雰囲気ではなく、
自然とかもし出される色気っていうかね・・・。
で、彼もクワドやってくれました。最近、SPとFS両方で入れる選手が
少なくなってきてる中、彼の存在はちょっと嬉しい。
でも彼の場合はクワドがうまくいっても他でミスすることが多くて
今回もそれに倣ってしまいました。残念。
なんかこう、出だしで感じるゾクっとするような視線とか
リズムに乗った体の動きが後半になると薄れてしまって
もったいない選手だと思うんですよねー。
演技構成点も本当はあれ以上出る人だと思うんですよ。
とりあえず技術的に安定しないと本来の才能が開花しないと見た。
まあ、誰にでも言えることではありますが。
でも彼だってジュニアチャンプに二度なってるんですよ。
オッサン予備軍世代としてもっと開花してくれたら
バンクーバーがもっと面白くなると思うんですがね・・・がんばって!


○日本 ノブナリ・オダ
クワド来るか!? 来るかー!? と期待してたら
遠くで転倒していました(涙)でも認定されてよかったね!
それ以外は目立ったミスもなく、ミス続きの選手が多かった中
安心して見られたんですけど、よく考えたらコンビネーション一つ少ない。
A字スピンもやってくれて(←私たちには重要)、
彼の膝のすごさも改めて実感した・・・・のに、なんか印象が薄かったな。
今季彼の圧倒的存在感は全日本とNHK杯がピークだったかもしれない。
うーん、ワルソー・コンチェルトも悪いプログラムじゃないんだけど
人より聴覚的記憶力は(若干だけど)良い私が、全然メロディーを
口ずさめないということは(←普段は一度聞けば少しは覚えてるもんなんですが)
自分の中でそれほど印象に残らないプログラムということなのか。
確かに、悪いところは指摘できないけど、良いところも特に指摘できず。
あんまりローリーの路線と合わなかったのかなあ。
カナダにいたときの方がどのプログラムも印象的だったかも。
ううん、どこが足りないのかというと、個人的に彼には
メリハリの利いたエモーショナルなプログラムを期待してたのかなと。
でもクラシックの曲は彼にあってると思うんですよね。
ただ少しドラマチックな部分があった方が光るんじゃないかなーと。
それを考えるとSPの仮面舞踏会の方が好きかも。
あとエキシビジョンのトスカも!
とにかく来季はどう来るのか期待です。
何しろ、どんなプログラムで滑ってもオッサン世代には
かなり怖い存在には違いないわけですから。ビクビク。


○アメリカ エヴァン・ライサチェック
えー、細かい感想は恒例の後回しにします(苦笑)
でもせっかくだから、ここで一つ超どうでもよいエピソードを。
期待通り良い演技をしてくれて、スタオベしている最中に
私、投げ込み用の花を用意しておかなかったことを少し後悔してました。
ああ、何か投げたい。この感動を伝えたい。
いっそ、この日買ったアンモナイトの化石でも投げようかと
明らかに私が感極まったときにありがちな、
カオスな思考回路に陥っていました(苦笑)
でもそんなの投げられたら逆にライサが気の毒だと我に返ったので
そんなカオスなことはしないで済みました。ふう。危ないところだった。
私の(かろうじて残っていた)理性よ、グッジョブ。
でも本当にお花用意すればよかった。
あ、もちろんここでいうアンモナイトの化石は
私としては宝物に値するわけでして、
それを投げる=ブラボー!の意味ですよ? ホントだってば!!


○フランス ブライアン・ジュベール
さすがジュベたん、クワドあっさり決めてきたよ・・・
こりゃライサは抜かれるな。きっと次はクワドサルコーだもんな。
そう思った矢先にサルコー失敗、これはどうなるかわからんなと
冷や冷やしながら見てました。
うーん、結果的にワールドのようなガッカリなミスはなかったけど
点が伸びなかったのはスピンでレベルを取りこぼしまくったことにあるようです。
っていうかこのプログラム、最後にスピンを立て続けに
持ってきちゃってるんですね。うーん。
ワールドのときはアクセルの最後の失敗で動揺して
レベルを取りこぼしたんじゃないだろうかと思ってたんですが
どうもそういうわけじゃなさそう。
最後に連続してスピンってのは彼の性に合わなさそうだなと思う。
中盤である程度回って第一部終了、そして後半戦へっていう
流れの方が(去年のフリーみたいな感じ)取りこぼしがなさそうですが・・・
あとはクワドも決めて、二度のアクセルも決めて、
3-3も二回やってるのに、この報われなさは何だろう。フリーは3位かあ。
(主にスピンのせいなんですが・・・)
パトちゃんはアクセル成功してないのに2位ですよ。
私はライサイドだけれど、この報われない状況の中
高難度のジャンプを絶対に諦めないジュベたんは
すごくかっこいいと思う。尊敬もする。
つなぎの点の低さは、シーズン後半でプログラムを変えたツケと
もうちょっとジャッジにアピールできるつなぎじゃないと
なかなか点が出ないよっていうメッセージなんですかね。
まあライサもつなぎの点は今回は低かったわけですが。
うーん、今度は久々に無敵のジュベたんが見たくなってきた。
少なくとも本来は、クワド入れないライサやパトちゃんが
勝てる相手じゃないはずなんだ(今回はあまり点差がなかったけど)。
そりゃ全体的なまとめ方や魅せ方はライサが長けてるとはいえ
ジャンプは誰が見たってジュベたんに軍配が上がるんだからさ。
ライサイドにとってジュベたんってもっと遠い存在だったはずなんだ。
この採点の逆境に負けずに、またあの圧倒的な存在感を持って
試合に戻ってきて欲しいなと思いました。
あれ? なんで私ライサイドなのに、こんなにジュベたんに
肩入れしてるんだろう・・・・?
あー、きっと直で食らった投げキッスのせいだわ(苦笑)


ってな具合ですかね。


事前の予想よりも、ほとんどジュベたんとライサの試合っぽくなっちゃって
個人的に、どちらが勝ってもいいやって思ってはいたんですけど
蓋を開けてみたらこの結果。
ライサもジュベたんもパトちゃんも、ワールドメダリストそれぞれが
自分の課題を見つけにいったような試合になっちゃいましたね。
でもまたルールも変わるっていうし、
来季は来季で混戦模様になることには変わりなさそうですので
次の試合でそれぞれ成長したところが見られたらいいなと思います。
オリンピックシーズンだから、これが最後っていう選手が
たくさんいるでしょうし。それだけに、後悔のない練習をして欲しいなあ。


以上、やっつけな感想でした。

国別対抗 FD

(この記事は2009年4月22日に書いています)


国別対抗戦アイスダンスFDの感想を走り書き。


○中国 コウ・キントウ&テイ・ジン
げっ、衣装が見事なナゴヤセンス・・・!
ODのときはチェコセンとナゴセンとお洒落が
絶妙にミックスされた微妙なセンスだったけど
FDは見事にナゴセンとしかいいようがない色の組み合わせ。
えーっと、モロゾ風味でよく見かける微妙な青紫と
微妙オレンジ(ピンク?)系統の柄でした。
(あ、でも私、視覚的な記憶力が他の人よりかなり、というか非常に悪いので
もしかしたら違う色かも。でも青系とオレンジかピンク系だったと思うんだ)
・・・おっと、衣装のナゴセン具合を力説しても仕方がないか。
ええと、試合内容としてはODのときも思ったけど
スピード感にちょっと欠けますね。まだ精一杯リズムに動きを
合わせてるような感じです。リフトやツイズルもぎこちない。
スケート技術を高めればそういった部分も
いずれ解消されて見やすいチームになるでしょうかね。
次見るときは格段にレベルアップしてくれてたら嬉しい。


○日本 キャシー・リード&クリス・リード
ODのときはちょっと二人の動きのズレが目立ってたんですけど
FDもそういう部分は少しありました。
これは滑り込みが足りないから? うーん怪我で練習できなかったろうしね。
二人が離れるツイズルとステップでの動きがもっとシンクロすれば
楽しく見られるチームだと思うんですけどね。
あとモロゾフさんのチームのわりに、この二人の衣装は
それほどナゴセンじゃないなと思います。微妙にモロゾ風味ではあるけど。
アイスダンスに必要な華やかさは持っているので
本当に次は満足のいく練習をして、良い部分を伸ばしてほしいなあ。
あとやっぱり、リフトのときは冷や冷やします、クリスの膝に。
いっそキャシーが持ち上げてみたら?と男女逆リフトについて
妹とちょっと話してしまいました。
できなくもない気はするけど、アレはうまくやらないと形が悪いから
難しいだろうか。むむ。


○フランス ナタリー・ペシャラ&ファビアン・ブルザ
ここでいきなり別世界に。ODのときもそうだったけど(苦笑)。
このFDはかなり面白くてチャーミングだと妹から聞いていて
なるほど、ムフフと楽しみにしていたんですけど
本当に楽しいですね、このFD。
ナタリー超かわいい。ファビアンさえも可愛く見える。
王道は絶対にやるものかっていう意思があるチームで
かなり魅力的ですよね、この二人。
正統派じゃないからジャッジに毎度好意的に
受け入れられるかは別かもしれないけど
今回はかなり評価されたんじゃないですかね。
今、スコア見たら加点もりもりついてるし。減点ないし。
エキシビを見てるようなプログラムで個人的にかなり好き。
あちこちからスタオベが出ていて、その価値はある演技でした。


○ロシア ヤナ・ホフロワ&セルゲイ・ノビツキー
後半グループになって、6分間練習中はタニス&ベン、
テッサ&スコットばかりに気を取られがちだったんですが
リフトしてみたらこの二人に目がいきますね。どうしても。
テッサ&スコットも非常にテクニカルなんですけど
このチームはさらに目まぐるしいものがあるというか。
逆にいうとリフトしてないと意外と普通?という印象もなくはない。
それでも細部の荒さがなくなればすっごい魅力的な二人だと思う。
技術的に結構難しいことやってた(と思った)わりに
予想よりナタリー&ファビアンに点差つけられたなあと思ったら
フィニッシュのポーズはしくじっていたのね。
全然気づかなかった・・・(苦笑)


○カナダ テッサ・ヴァーチュー&スコット・モイア
ペアSPの間、しきりにリンク際の練習スペース(?)で
リフトの練習をしていた二人。思わず目がいっちゃいました。
陸上ではあんなふうにトレーニングするんですね。
シングルの選手が陸上で3回転とか4回転回ってるのを見て
毎度「ありえねー!!」と思うけど、二人のリフトの練習も
一般人としては曲芸を見ているようなレベルでした(苦笑)
さて、肝心な演技の方。
この二人ってわりと王道っぽい雰囲気を持っているにも関わらず
今季のFDはピンク・フロイドなんですよねー。
悪くはないし、若い二人だからできる挑戦なんだろうけど
アイスダンスってなんだかんだで王道が強い(気がする)から、
勝ちにいくプログラムではないのかもなあと感じた。
あのすごいリフト(背中の上に膝ついて片足あげるやつ)とか
斬新な感じが結構合ってるんだけどね。
去年のシェルブールのロマンチックな感じの方が個人的には好きかも!
どっちかっていうとエキシビで見たいプログラムだと思った。


○アメリカ タニス・ベルビン&ベンジャミン・アゴスト
このトスカが見たかった!!
(ODのときも似たようなこと言ってるな、私)
アイスダンス好きな方からはそんなに評判が良くないようですが
個人的に今シーズン一番胸に迫るのが二人のトスカなんですよ。
何でだろう、ライサの昨シーズンを思い出したり、
ベンのカヴァラドッシが意外にハマってたり、
タニスの悲劇のヒロインぶりが意外と良かったからか。
うーん、これまで楽しげだったり、音楽の雰囲気を全面的に
出して楽しそうに踊るのが売りだった二人が、
こういう悲劇をやったことが自分としてはすごく新鮮だったんですよね。
本来はクールでハッピーなプログラムの方が十八番なんでしょうが。
ODとはまるで違う世界を味わうことができました。
ちょっとズレた?と思うところがあっても気にならない。
リフトが他よりもシンプルに見えても気にならない。
最初から最後まで一気に見られるプログラムだった。
これをやってからタニスの音楽表現に深みが加わったように
思うんですけども。あと、ベンの素敵っぷりもますますパワーアップ。
この試合の中では非常に観客を集中させた
良いパフォーマンスだったと思います。OD、FDともに納得の一位。


以上、FDの感想を走り書きしました。

フリーダンス終了

タニス&ベン感動しました!
堂々の一位です

ペアSP終了

悠子さんステキだった〜

フランスチームは相変わらずおおはしゃぎ

っていうかジュベたんが出番直前なのにまだチーム席にいる 笑

順位は中国ロシアカナダアメリカフランス日本…
アメリカとカナダ逆かも(汗

国別対抗 ペアSP

(この記事は2009年4月22日に書いています)

ペアSPの感想をつらつらと。


○日本 ナルミ・タカハシ&マーヴィン・トラン
成美ちゃん、小さい! こんなに小さいとは。
ペアの出場者中、唯一のジュニアということで
どんな演技かと思いきや、かなり元気いっぱいで
意外と勢いのあるものを見せてもらいました。
リフトの着氷がぎこちなかったり、
なんでもないところでつまずいたりする場面もあったけど
音楽はきっちり表現しててすごいなあ、と。
今からこれだけ踊れるのならシニアに上がったときも
楽しみだなあと思いました。


○フランス ヴァネッサ・ジェームス&ヤニック・ボナー
ISUで試合に出るレベルの黒人チームは初めてだそうです。
動きにパワーと俊敏性があって、見ただけで運動能力が
高いなとすぐわかる。最終的にはスロウ4回転とか
挑んできそうだなと感じる二人でした。
ボナリーもそうだったけど、黒人の選手はバネがあって
ツイストなんかはかなりの高さでしたよ。
しかもトリプルで挑んできたし。
これからトップに上がってくるチームだと思います。


○アメリカ ケイディ・デニー&ジェレミー・バレット
あ、この男性もジェレミーだ。多いな、ジェレミー。
それはともかく、チーム結成の年数がそんなに長くなく
一度解散しているわりに、息の合ったところを見せてくれました。
女性が小柄で、ペア選手のわりに小柄なジェレミーさん(笑)も
持ち上げるのが楽そうだなと思いました。
あとスロウジャンプの飛距離が結構あるなと。
ワールドで9位は伊達じゃないんだぞと感じさせる二人です。
失敗がなければもっと上に来る選手かと。


○カナダ ジェシカ・デュベ&ブライス・デイヴィソン
個人的にこのペアがとても好きなんですよ。
恋する二人、という形容詞がピッタリ。
ソロジャンプでジェシカちゃんの転倒というミスはあったけど
それ以外のスピンとかは良い感じで見られました。
あと、音楽がポップスのクラシックアレンジっぽいやつを
使うことが多いけどこの二人はそういうのが似合う。
ただ、ずっとそんなイメージで良いのかどうかは別ですかね。


○ロシア ユウコ・カワグチ&アレクサンドル・スミルノフ
お~、サーシャはムキムキだなあ・・・というのはともかく。
話題の白鳥を生で見られて嬉しかったです。
本当に白鳥を表現していて、一気に見られました。
スピンの速度の緩急とか息ピッタリ。
これぞペアの醍醐味ですな!!
終わった後は大歓声でした。私もとても感動した!


○中国 ダン・ジャン&ハオ・ジャン
ペアの出場者中、最強チームとして登場。
歓声も多いですね。もうベテランだしね。
このチームは総合的に一番安定してると思う。
ツイストの高さ、スロウジャンプの飛距離、
スパイラルの柔軟性、リフトの多彩さ・・・・どれをとってもソツがない。
直前のロシアチームの良い流れを汲んで、さらに自分たちの空気へと
変えてしまった感じでした。点数も飛び抜けていた・・・!


以上、走り書き&やっつけメモでした

二日目

再び会場までやってきました。

フィギュアスケートデイズ最新号も売ってたけど
こちらは後日でいいかなと思った。
ライサのインタビューがあるわけじゃなさそうだし…
荷物も重くなってきたから。

あ、ペア始まる

第二の目的

アンモナイト買いました!

正確にはアンモナイトの亜種のやつですが、画像などは後でアップ予定です
え?いらない?


で、今日は寝過ごしてしまって昨日のレポート書けなくてスミマセン
今日は試合が終わる頃には胸いっぱいかもしれませんが
夜中にでも色々アップできたらと思います。
その頃には結果が出てるのか〜
昨日の感じからするとライサもジュベたんも大丈夫そうです
ノブナリンはクワド次第、でタカヒコヅカは昨日から立ち直りれるか。
パトちゃんは今回はダメなターンの模様。アボット君も不安。
他の子についても感想はたくさんあるけどまた後で書きます。

あとWFS最新号は表紙がユナちゃんでポスターがライサ!
でもなぜかEXの裏方軍手衣装。表情は良い。
bladeのライサ表紙号も買えました。むふ。

取り急ぎメモでした。
今日もアリーナ席C列40番近くで観戦します。
姉妹で星条旗ふってます。昨日テレビに映ったかどうかは不明…(笑

タニス&ベンもTHE ICE出演だそうで。

今日のタニスとベンには本当に楽しませてもらったぜ!

と思った矢先、なんと二人がTHE ICEに出演とのこと!
ヒュ~~!! これはもう行くっきゃない!
あとアダム君も来るらしいですね。
アメリカ勢は去年に引き続きにぎやかなことになりそうです。

明日のアイスダンスフリーもすごく楽しみ♪
二人の演技は会場をハッピーにしますね。
詳しい感想などは明日(っていうかもう17日だけど)まとめます♪

2009年4月16日木曜日

本日のエヴァンさん。

恒例のライサレポを第一にお届けします!


<オープニングセレモニー>

○一人だけデカっ! ←いつものこと
○開会式の途中、日本勢が間違って退場しようとして
それにアメリカ勢もついていきそうになる。
一瞬、アメリカ勢がみんな出ようとしてしまい、
氷上にぽつんと一人残されるライサ(笑)
(その後あわてて日本勢&アメリカ勢が戻ってくる 笑)


<オリジナルダンス中>

○アメリカ勢が少しずつ席に集まってくる。ライサも普通に観戦。
○アメリカ勢は赤と青と白のストライプ柄のグッズで応援していて
ライサは色々選んだ中でUSAの文字を選択(笑)手前に並べていた
○タニス&ベンが出場すると両手に星条旗(小さいの)を持ち
ぶんぶん振りまくるライサ。
○キス&クライもチームメイトが勢ぞろいする中、
ライサはタニス&ベンの後ろ側にまわっていた
○ダンス終了後、ナタリー・ペシャラちゃんとすれ違った際にしゃべっていた


<男子シングル>

○もちろん第二グループです。
○会場のうぐいす嬢に名前を噛まれる。
○彼女はほかの場面でもどうでもよい箇所で何回も噛んでいた。練習しようぜ。
○「来日回数も多く、親日家として知られている」という紹介をされていた。
親日家って(笑)。まあ、確かにそうだけど古臭い言葉ねえ。
○そういえば「EVAN」バナーありました。初めて見たかも(苦笑)
○6分間練習は慎重だった。アクセルを重点的にやりつつ
なぜかサルコーもやっていた
○パトちゃんの点数待ちの間にライサ登場
○アクセルを入念にやろうとしていたが、ぜんぶすっぽ抜け。
○でもいつもこんな感じよね、と思ったらアクセル成功。
○でも「ピサの斜塔」だった(苦笑)
○そして出番。ライサイドな歓声は相変わらずまちまち(苦笑)
○私はライサが出るときに「GO!EVAN!」と歓声をあげてみた
○星条旗はそれなりにあったけど、相変わらず少ないんだぜ
○さあ、試合開始。スピードがいつもより緩め。慎重にやってる感じ
○最初のアクセル。無事にクリーンに決まる。ヒュ~!
○我々の近くでコンビネーションも決める。ヒュ~!!
○次のフリップもクリーンに決まる。ヒュ~!
○サーキュラーの動きも上々。しかし優美な動きだな。
○彼のプログラムをこれほど優美に感じる日がこようとは。
○スピンもいつも通りきっちり。音楽にも特に遅れている様子はなく
非常によい流れ。スピードもあがってきた。
○ストレートラインはずんずんと進む感じ。スピード上がって良い感じ。
迫力ありましたぜ。
○最後のスピン、フィニッシュポーズでガツンと決める。
○私はスタオベしたけど、他はそんなにいなかったかな。
○終わった後のライサは自分がエキサイトしすぎていたので
覚えていません、ごめんなさい(あとでビデオ見ます)
○キスクラではなぜかフランクコーチの方がセンターっぽかった(笑)
○得点は妹が予想したのと同じ83点台だった。
○地味にシーズンベスト更新です。
○その後、ジュベたんの演技をじっと見入っていたライサ。
目の前で4-3決められたから悔しい気持ちもあるだろうか
○ジュベたんの演技にももちろん拍手


<女子シングル>

○男子シングルの頃からベンは赤と青のストライプの
帽子を被って応援していて、ライサは今度はUSAではなく
他のグッズにしようと考え中。色々触っていた。
ちなみにタニスはチアリーダーのようにポンポンを持って
男子シングルのときから応援していた。やる気まんまんタニス。
○気づいたらタニスとライサが隣に座っている
○女子シングルの演技中、しゃべりまくるライサとタニス
○何をそんなにしゃべっているのだろう
○きっと夕飯を寿司にするかどうかでもめていたのだろう(←曲がった妄想)
○よく見たらアボット君が赤と青のモップみたいなカツラ被ってるが
ライサは小さな旗を持ったりUSAロゴを持ったり落ち着かない
○そのうちレイチェルの演技が始まる。ライサはまた旗を両手で振る。
○レイチェル終了後、ハイタッチ
○しかし星条旗をみんなで持とうとすると星条旗が短くて一人余るライサ
○レイチェルの得点が出た後、キスクラから席へいそいそと戻るチームUSA
○なぜかレイチェルのキスクラの様子が長くスクリーンに映し出され
会場に笑いがこみ上げる
○キャロラインの演技始まる。こちらも真剣に見ていた模様
○キャロラインが終わった後、今度は星条旗を持たせてもらえたライサ。
○そういえばこのときも隣はタニスだった
○アメリカ二人が終わると、残りの女子を観戦するライサ。
合間にタニスとしゃべりつつ。
○それにしてもタニスと隣同士で座ってるけど、べったりくっついて
座っていないところに、距離を感じた。やはり別れたんだなあと思った
○ミキちー、マオたんの演技には何度も拍手をしていた
○マオたんにはスタオベしていた
○マオたんが終わった後には声かけてハグしていた。お父さんみたい(笑)
○その後チームUSAは帰っていきました


以上、思い出した限りの本日のエヴァンさんメモでした。
試合の内容や感想などはまた改めて書きます。

国別対抗 女子SP

(この記事は2009年4月21日に書いています)

正直言って男子にエキサイトしすぎて
女子はあっという間に終わってしまったんですが
一応走り書きのメモは残して起きます。


○フランス グウェンドリン・ディディエ
86年生まれだそうで、年齢にしちゃ全体的な技術が
未熟な感じは否定できない・・・けど、
今季はサロメさんの振り付けと聞いてじっと見てしまった。
ジャンプの着氷がもっと流れればなあ。
でも三回転は5種類全部跳べるらしいですよ。
最近にしちゃ珍しいタイプかも。
あとフランス応援団は相変わらずうるさい(笑)


○中国 リュウ・エン
全体的にやわらかい印象の彼女。
もう一人がちょっとキツめなだけに対照的ですね。
華やかさがあればぐっとよくなる選手だと思う。


○フランス キャンディス・ディディエ
背が高い。そして細い。スタイル抜群。
相変わらずジャンプは危なっかしいものの
スパイラルとか良い感じです。
最後の方までスピードが続けばいいのになあ。


○中国 キョ・ヒンシュ
こちらはキツめの方の中国選手。
衣装のセンスがね・・・いかにも中国。チャイナセンス。
略してチャイセンと言うべきか。
体が結構柔らかいようで、スパイラルやスピンは
雑技団を彷彿・・・でもキャロライン・ジャンと比べると
それほどでもなくなってしまった感が。


○ロシア カタリナ・ゲルボルト
彼女は美人さんですねー。金髪美女。
優雅な雰囲気は持って生まれたものなんでしょうかね。
ジャンプ決まればすぐに上に来れそうな感じはあるけど
何かと安定しないのが難しいところ。


○カナダ シンシア・ファヌフ
強そうだ・・・カナダの女子ってどうしてこう、強そうなの。
それはともかく(苦笑)うーん、四大陸のときのような
安定感がなくて残念でした。強そうなのにな。
あと彼女は結構お洒落さんだと妹が言っていた。
それと曲のノクターン20番、このアレンジはわりと秀逸。
彼女ならピアノじゃない方がいいなと思った。
彼女の場合、ピアノだと線が細すぎるから。


○ロシア アリーナ・レオノワ
出た! ロシアの元気娘!
色々なところにスルツカヤっぽさを感じると思ったら
WFSのインタビューでも同じようなことが書いてあった。
なんていうかこう、演技中に自分の感情を爆発させるような
そういうスケートですよね、彼女。
最近は安定してきたし、まずまずの内容でございました。


○アメリカ レイチェル・フラット
生で見ると意外とかわいいレイチェル。
このプログラムいいですよね。
少女の可憐さがピッタリで。
音楽に乗るのが巧いんだなと見ていて思いました。
もう少し点が出てもいいんじゃないかとも思ったけど
うーんダウングレードって怖いです。


○アメリカ キャロライン・ジャン
生で見るとずいぶん大人っぽくなったキャロライン。
スピンやスパイラルで見せ付ける柔軟性はさすが。
最初はこの柔軟性が「どうだ!」って感じでムッとしたものですが
今やパールスピンが楽しみになってきています。
彼女も3-3にトライして着氷したけどダウングレード。
それでも良いものが見れたと思う。


○日本 ミキ・アンドウ
生で見ると本当に色っぽいプログラムですな。
それにしても彼女のスパイラルは本当によくなった。
昔はガクガクする足元がとても気になってたし
調子がよくないと表情も冴えなかったのに
今や楽しみになっちゃったもんなー。
しっかり表現できるようになったしね。
肩の怪我でビールマンポジションができない分は
他の形に変えられないのかなーと思ってしまう。
で、後半はモロゾファントムの低い姿勢が気になって
あまり見られませんでした。ごめんミキティ。


○カナダ ジョアニー・ロシェット
オ~ウ、ムキムキ!
・・・それはともかく(笑)彼女はそれほど本調子でもなかったんですが
プログラムの名作加減に助けられた感がありますね。
完成度が良すぎる。ジャンプがツーフットになったのが何?
っていうくらい良いプログラムでした。
ミキティと同点でビックリして、技術点で上回ったと知ったときには
3-2でもここまで普通に来れるんだなと感心した。
ユカリッチもお洒落魔女も、3-3なくてもこれくらい出せることを
頭に入れて、今後がんばってほしいと思った。


○日本 マオ・アサダ
今季はローリーの年だったなあと改めて思ったSP。
そして間違いなく彼女の今季最高のSPでした。やったね。
しっとりした月の光を感じた。良いプログラムだったのに
今までルッツの呪縛のせいで堪能できなかったのが残念だ。
本当に歓声を上げるよりも息を呑む演技でしたよ。
彼女の試合でそう感じたのは実に2006年以来かもしれない。
彼女の持ち味ってこういうプログラムで一番発揮されるんじゃないかと
思いました。ジャンプの種類がどうこうではなく、音楽とか振り付けとか。
アグレッシブなやつはどうもジャンプを飛ぶためだけのプログラムに
見えてしまうので、こういう緩やかな曲の方が向いてるなと思う。
あと、トリプルアクセルがなくても十分良いプログラムですよ。
まあ本人の嬉しそうな表情を見るためには、
トリプルアクセルが欠かせないのかな・・・・


以上、走り書きやっつけメモでした。

女子シングル終了

真央ちゃん75点出しました


今まで見た彼女の中で一番良かったと思います。


二位ロシェットと三位ミキティは同点
ミキティよりモロゾファントムの姿勢が気になった。
アメリカ二人も良かったけどダウングレードが痛い…
レオノアちゃんも上出来でガッツポーズ。

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