2010年1月17日日曜日

全米男子SPプロトコルとフリーの滑走順

全米男子SPのプロトコルはこちら


ライサチェックに関しては・・・昨日訳した記事にもありましたが
6点台をつけたジャッジがいるのが興味深い。
技術的にはステップアウト以外は問題なかったようです。
スピンも全部レベル4もらってる。いいぞ!
でも国際試合より国内試合の方が演技構成点下げられるって
なんだか面白いね、普通逆なんですがね(笑)。
ま、ファイナルのSPは誰かさんのせいで(誰とは言わんが)
インフレしていたのは否定しませんけど・・・!
要するに、ジャッジが銀河点出しやすいスケーターと
一緒に滑れば必然的に他の選手にも銀河点は出やすくなる。
全米ジャッジは慎重で、なるべく銀河点は出さない方向というのが
プロトコルを見てもすごくわかりますね。
却って信頼できて良いんじゃないでしょうか(笑)

あと多分、これは私の超勝手な憶測に過ぎませんが
全米ジャッジはアボット君の国際評価を
上げたいというところがあるんじゃないでしょうか。
ライサとジョニーに関しては長い実績があるから置いといて、
アボット君はここ2年で急浮上した上、
本人は好不調の波があるので、常に一定した高い評価に
落ち着かなかったわけですから。
もちろん彼の昨日の試合は得点に十分値すると思うし
持っているスケート技術も、音楽性も素晴らしい。
今回、ライサを上回る演技構成点を出すことで
国際試合でもそのへんをもうちょっと見てくれっていう
アピールもなくはないと思いますね。
ライサはステップアウトしてなくても
演技構成点はほとんど変わらなかったでしょうし。


ちなみにジョニーはフリップでアテンションマークが。
・・って、演技構成点で3点台出してるジャッジがいる!!!
何? ・・・アンチですか? ジャッジなのに(苦笑)
にしても、妹も言ってたけど「演技構成点伸びない」ですね・・・
良かったと思うんだけどな、昨日のSP。


で、明日のフリーはすでに滑走順が決まっているので
最後にそれをコピー&ペーストしておきます。
日本時間では早朝からの放送ですので
目当ての選手の滑走と起きる時間を調節するのをおすすめします。

私はNBCでネット観戦予定ですが、無事に見られるかどうか
かなり怪しい(何せ会社だからな!)・・・ので、
万が一ライブで映像見られなかったらオンラインリザルト見ますね。


以下、フリーの滑走順


Warmup Group 1
1 Jonathan Cassar, Detroit SC
2 Daniel Raad, Park FSC
3 Michael Solonoski, SC of New York Inc
4 Alexander Johnson, Braemar-City of Lakes FSC
5 Wesley Campbell, Nashville FSC

Warmup Group 2
6 Andrew Gonzales, All Year FSC
7 Stephen Carriere, Skating Club of Boston
8 Shaun Rogers, SC of Wilmington Inc
9 Tommy Steenberg, SC of Northern Virginia
10 Parker Pennington, Winterhurst FSC
11 Dennis Phan, All Year FSC

Warmup Group 3
12 Keegan Messing, Alaska Assoc of Figure Skaters
13 Brandon Mroz, Broadmoor SC
14 Douglas Razzano, Coyotes SC of Arizona
15 Jason Wong, Skating Club of Boston
16 Richard Dornbush, All Year FSC
17 Grant Hochstein, St Clair Shores FSC

Warmup Group 4
18 Ryan Bradley, Broadmoor SC
19 Adam Rippon, SC of New York Inc
20 Armin Mahbanoozadeh, Washington FSC
21 Evan Lysacek, DuPage FSC
22 Johnny Weir, SC of New York Inc
23 Jeremy Abbott, Detroit SC

2 件のコメント:

マイキー さんのコメント...

オリンピック直前の国内選手権なのに、ちっともインフレしない全米ジャッジに対し、わたしも好印象ですが、ジョニーのショートのPCSに3点台出したジャッジがいることには、「ちょっとどういうこと!?」と問いただしたい衝動に駆られます(苦笑)。だって同じ項目に8点台出してるジャッジが2人いるんですよ?いくらなんでも評価に統一感なさすぎじゃないかと。フリーではそこまで極端な採点はありませんでしたが、それでもやっぱりジョニーのPCSは低めな印象を受けます。Jスポ解説の樋口先生がおっしゃるには、「止まるところと両足で滑るところが多いのが気になる」とのこと。そういう理由から、PCSが伸びないのかなぁ。

それから、ローズさんの「超勝手な憶測」、わたしも同意見です。アボちゃんのGPでのPCSを見て、いくら素晴らしい演技をしても、ワールドメダリストとは明らかに差をつけられてるなーと感じていました。全米ジャッジは、アボちゃんの神演技に、適正なる高得点で報いたのではないでしょうか。このことで、彼の国際評価も上がるといいのですが。

Askarose さんのコメント...

マイキーさま:

ジョニーのPCSの3点台、衝撃でしたねえ。妹も若干気にしてました。まあ国内選手権ですから、気にしないのがベストでしょう・・・。しかし何を基準にしたら3点台なんてつけられるんでしょうね、全米を三連覇した選手に。フリーではさすがにそんな酷い点数はなかったですが、6点台が少しあったのと、やはりちょっと低めにつけられている感じはします。あー、樋口先生が指摘している「両足で滑るところが多い」っていうのは確かにトランジッションやスケーティングスキルが低くつけられる要因になってるかもしれません。止まるのは振り付けがそうだから、だと思うのですがね・・・。曲のアピールもちょっと弱いところがあるなと今回も思いましたしね。

アボットくん、今季のファイナルでは絶対すごい点数が出るものと思いましたが、あまりPCSが出なくて意外だったんですよね・・・そこは2年連続で出たワールドで華々しい活躍ができなかったのがネックになったり、技術的な好不調の波で自動的にPCSを下げられ気味だったことも引っかかったのでしょうかね。ともあれ、全米ジャッジは彼を金メダリストにも値すると堂々と太鼓判を押すような得点を出してくれたので、アボットくん本人もこれで確かな自信がついたのかなと思いました。国際評価は・・・次の試合(もうオリンピックですが)の出来にかかってるでしょうね・・・!

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