2011年3月31日木曜日

From my sister! ~おしり名言⑮

深夜の職場にて、ようやくブログを更新する時間ができた管理人です。
この二日間、私だけでなく、私のPCさえも仕事で稼動しておりました(苦笑)。


そして最近はおしり名言ばかりの更新でホントに申し訳ないです。
とはいえエヴァンさんもSSOIツアー中ということで日々移動しつつ
合間にちょっと楽しみつつ、エリアナとエリンにニヨニヨしつつ(笑)って感じで
これといって大きなニュースがなかったようですが。
Facebookで紹介されていたインタビュー記事など
週末に時間が出来たら訳して紹介できたらいいなと思います。
4月からはようやく繁忙期から解放される予定です。予定だけど。


さて、ここ数年稀に見る忙しさであまり家にも帰れなかった私をよそに
世界おしり協会名誉会長からは今日も「しーりっ!しーりっ!」
催促のメールが届いておりました(笑)
「世界のおしりストがおしり名言を待っているんだ!」とのことです。
というわけで三日間分を大放出します。


おしり名言(まさかの)三連発!


 欠点のないおしりがあろうか

 →中国のことわざが元ネタ。言葉通りですね。
  人間もそうですがおしりに欠点は必ず存在します。
  むしろそれぞれの持つ欠点こそがその人の(おしりの)魅力だったりもする。
  演劇の人物論に似たようなものがあって
  『登場人物の人格の特徴は欠点によって作られる』というのを
  昔何かで読んだような覚えがあります。
  それから私の好きなノエル・ギャラガーも
  「真に完璧であるためには不完全でなくてはならない」と歌っています。
  完璧さの追求の果てにたどり着く領域は世界のどこであれ
  同じところなのかもしれません。


 おしりにへつらう者は敵で、叱る者は先生

 →こちらも中国のことわざが元ネタ。これは知らない言葉だった。
  おしりーず=おしりにへつらう者かと思いきや大間違いで
  自分のおしりを褒めてくる人が皆味方だと思うなよということ。
  本当のおしりーずであれば、少しムッとするようなことを
  全く遠慮なく言ってくれるはずです。
  そう考えてみれば、エヴァンさんに対する日々容赦のない私のツッコミも
  それに共通するものがあるかも・・・いや、ないかも(笑)
  ともあれ、盲目的な褒め言葉だけでは人間もおしりも成長しませんよね!


 立って歩け、前に進め。あんたには立派なしりがついてるじゃないか。
 
 →名作『おしりの錬金術師』より引用だそうです(笑)
  言うまでもなく、大人気のあの漫画のセリフが元ネタ。
  私も名誉会長もあの漫画は(実は)全巻読破していますが
  人間の倫理観や道徳観がテーマの根底にありながらも
  最終的にはこの言葉が象徴するような
  ごく普通の体を持つ=五体満足であることのありがたさを
  感じさせてくれるストーリーだったように思います。
  おしりにしても、普段から自分を(物理的に)支えてくれる影の功労者ですが
  どんな形であれ、たとえ人を惹きつける魅力がなかったとしても
  ちゃんと機能しなくてはマトモに生活することさえできません。
  仮に自分のおしりがコンプレックスだとしても落胆することなく
  日々向上できるよう前進することが大切、ということですかね! 


 
さて、このおしりチャリティー企画・・・まだ続くかどうかは
名誉会長の気概次第でありますが(笑)、
広告収入の方は現段階で2500円くらいになっております。
ひとまず今月分をYahooか赤十字かに募金してきますので
その際はまたご報告させてくださいませ!

2011年3月28日月曜日

From my sister! ~おしり名言⑭ そしてニュース

おはようございます、職場より管理人です。
昨日のうちにブログを更新できなくてごめんなさい。


今日はおしり名言以外に、ちょっとニュースがあるので
おしりに興味ない方は少し飛ばして先をお読み下さいませ!

まず、今日の(というか昨日の)名言。


~ 今日の『おしり名言』 ~

 おしりーずは呼ばないときにやって来る

 おしりーずカフェの店長のJ.バトル氏のぼやき


管理人より:
 元ネタは『女と猫は呼ばないときにやって来る」ですね!
 おしりーずカフェ店長、Jバトル氏というのは
 名前だけ聞くと、スケーティングの美しいあの人を連想させますが
 このネタに関してはわかる方のみお楽しみ下さい(苦笑)


で、J.バトルさんに関連して(?)・・・


ビッグニュース!


以前、当ブログ&妹のブログに数多くの素敵なイラストを提供してくださった
読者のpaja306さま(ちなみに大のJバトルファン=ジェファン)が
デジタル雑誌書籍にてフィギュアスケートのイラストを担当なさっています!!
(詳細はpajaさまのブログでご覧ください!)


スゲー!!!! (←こんな言葉でしか表現できなくてスミマセン)


これは、私や妹を筆頭とするpajaさまファンの皆様、
『買い』ですぜ!!!


ちなみに最近読者になられた皆様に
pajaさまによるエヴァンさんのイラストを
ここにおすそ分けしちゃいます♪
(妹のブログやら、当ブログやらで既出のものですが・・・)





エヴァンさん以外のスケーターでいうと・・・




こんな感じです♪(って、全部カレンダー企画のやつだし!)
私服姿であってもスケーターの誰とわかるくらい特徴を捉えている、
且つカワイイというのがpajaさまのイラストの持ち味です♪

上記を見て気に入られた方!!!
ぜひ、有料版のご購入をご検討下さいませ!!


以上、ビッグニュースと共にお送りしました♪

2011年3月26日土曜日

From my sister! ~おしり名言⑬

そろそろ打ち切りの噂も流れるおしり名言企画、
今回は時間ギリギリに登場です。


~ 今日の『おしり名言』 ~

 おしりを愛し、守っていくには
 それを守らぬ者を憎んだり、迫害したりする必要はない



名誉会長 「元はモンテスキューだぜ」


管理人より:

 良い元ネタを選んでくれたなー、というのが感想です。
 『おしり』の部分はどういう名詞でも置き換えられるかと。
 モンテスキューの時代からずいぶん経っていますが
 宗教対立の激しさはあまり変わってないように思う。
 宗教どころか、色々な派閥においても同じことが言えるかな。

 愛と憎しみは紙一重、とはよく言います。
 愛ゆえに救われることもあれば、
 愛ゆえに誰かを傷つけることもある。
 そういう心の痛みを知っているからこそ
 なるべく誰も傷つけないような人生を送りたいものです。


オマケ

 今日はエヴァンさんの『名しりプロ』の動画をご紹介します。
 個人的な名しりプロは・・・



 (今回の動画はmintcreamさまがYouTubeにアップして下さっているものです。
  今回勝手に掲載させていただいています!)


 『ボレロ』。動画は09年国別対抗戦のものです。
 スケート選手が何人も使った有名すぎる曲。
 それにあわせて、これでもかというくらい危なっかしい位置に
 姿勢が変わっていく、非常に躍動感あるしりプロです。
 難しい体勢になってもおしりがブレないのが強み。
 解説の佐野さんは「スピンで伸びてる足がかっこいい」と言いますが
 そのときのおしりもかなり美しい、というのはライサイドならご存知ですよね!

フレンズオンアイスのサイトよりライサチェックのコメント

荒川静香さんの主催するショー、フレンズオンアイスの
公式ホームページにライサチェックを含む
出演スケーターからのメッセージが掲載されています(こちら

以下、ライサチェックのコメントです。
訳はりきーたさまによるツイッターの@JanapenseEvanにてご確認下さい。


"After spending so much time in Japan, visiting and skating, it feels like a second home to me. I have found so many great friends and fans there, and care about them all very much. I was so saddened to see the disaster that has hit parts of Japan recently. My thoughts and prayers are with everyone effected by this tragedy. Everyone here in America, myself included, stands behind you in every way. We'll continue to pray for nothing but good for the country of Japan, and I will hope to be back soon."
-Evan Lysacek

2011年3月25日金曜日

From my sister! ~おしり名言⑫

昨日は無事に徹夜収録をこなしてきました、管理人です。
だんだん精神的に追い詰められていくと
いっそおしりでもいいから癒しが欲しくなってきますね(笑)


というわけで当ブログ癒しコーナー(?)、今日も登場です。


~ 今日の『おしり名言』 ~

 おしりというものは いくら研究を続けても
 常に完全に新しい存在である



名誉会長 「元はトルストイだぜ」


管理人より:
 おしり研究を続ける世界おしり協会名誉会長らしい名言ですね。
 元ネタのトルストイの言葉は「おしり」が「女」になっています。
 男性にとって女性が永遠の神秘であるように
 おしり愛好家の皆さんにとってのおしりもそうなのでしょう。


個人的には、男性のおしりのラインは見えない方が
色々想像(妄想)できて楽しいような気もします。
たとえば ↓ 下の写真のエヴァンさんのセクシーショット。




スケートではまず拝めない、立派な上半身を見せつけていますが
スケートでは必ず拝めるおしりの形がこの写真ではわからないという。
まさにおしりマジック、いやおしりミステリー!(←意味不明)

ちなみに上記の写真は、この前掲載した09年DNAモデルエージェントの
写真の一部です。前の公式サイトには載ってたやつかな?

Rise スペシャルプログラム

ちょっと今更な話題ですが、先日の全米選手権で披露された
映画『RISE』スペシャルプログラムの動画です。
動画を埋め込めないのでこちらのリンクからお楽しみ下さい♪


私は今回初めて見たのでかなり新鮮!
こんなに凝ったナンバーだったのか~という感想です。
出演者全員がきちんと練習したんだなあっていうのが伝わってきます。
ライサチェックも主要ポジションとしてフィーチャーされている中、
自分の見せ場をかなり良い感じで演じています。
ああ、音楽に合わせるの上手くなったなあっていう感じ。

サウンドトラックもこういう曲なんですね~!
オーソドックスだしスケート向きな雰囲気ですね。
映画の映像を見る日が日本ではあまりに遠いので
今回は音楽とスケートのプログラムが見られて嬉しい。


というわけで古い話題ですが一応紹介でした!

2011年3月24日木曜日

From my sister! ~おしり名言⑪

まだ24時前ですが既に夜中のテンションの管理人です。
これから徹夜で収録ということで慌ててこの記事を書いています。


すっかりおなじみになっている『おしり名言』、今日もお楽しみ下さい。


~ 今日の『おしり名言』 ~

- 無感動なおしりより もっと哀れなのは忘れられたおしりです


名誉会長 「元はフランスのローランサンだぜ」


というわけで、調べました。
ローランサン作『鎮静剤』という詩の最後の部分、
『死んだ女より もっと哀れなのは 忘れられた女です』が元ネタ。


今回は深いですね、長いことライサイドをやっていると色々考えさせられます。
人の記憶に残らない、忘れられた存在が一番悲しい、という。


今でこそ存在感の薄さを笑えるエヴァンさんですけど
これこそ2,3年前まではそれがあまり笑えなかった。
日本のメディアではシャレにならないくらいのスルーのされっぷりに
過去どれほど落胆させられたかわかりません(苦笑)
主要な大会においてここ5年くらい、東京ワールド以外で
表彰台に乗らなかったことがないほどの実力者だというのに
どんな試合に出ても扱いは良くて2番手。通常は3番手か4番手ポジション。
しかし放送されるならまだ良かった。酷いときは放送されなかった。
世界王者になったらもうちょっと扱いは良くなるだろうかと思いきや
オリンピック特集でも、せいぜい日本人選手達のライバルの一人、という扱い。
あの当時は誰も彼がオリンピックチャンピオンになろうとは
思っていなかったのでしょう。まあ、私も期待してなかったけど(苦笑)

ところが、オリンピックチャンピオンになって
晴れて有名になったか・・・と思いきや、悪名高くなってしまった。
何をしても叩くようなアンチまで出現して、公認でないこのブログさえ
荒らし目的のコメントを書き込まれるという有様。
(まあ、基本的に皆さんの目に晒すことはありませんが)
存在感が薄くても、空気でも、一応は平和だった時代を
少し懐かしむこともあります。


だけど存在を忘れられるよりは、多少嫌われていようとも
知名度はあるに越したことはないのかもしれませんね。
ローランサンの詩の意図とは少し違うと思いますが・・・
嫌われてでも人の記憶に残るか、あるいは忘れ去られるか。
ライサイドとしては非常に複雑な選択ともいえます。


今日は若干真面目な話になっちゃいましたが
ローランサンの詩を読んで、色々考えてしまいました。


希少種ライサイドな我々には、ライサチェックのことを
後世にも語り継いでいく義務があるのかもしれませんね。
スケートもそうですが、彼のやってきた仕事とか、おしりもね(笑)。
とりあえず私は、このブログを少しでも長く続けられるよう頑張ります。

2011年3月23日水曜日

From my sister! ~おしり名言⑩

はい、今日もおしりの記事しか更新できなくてごめんね!
しかも管理人は明日は会社に宿泊予定ですので
明日もおしりの記事しか更新されないと思います。ほんとゴメンナサイ。


そういうわけで、いよいよ当ブログも世界おしり協会公認ブログとして
地道に知名度を広げつつ・・・・
いえ、表向きはライサチェック応援ブログです!表向きは!!(笑)


では今日は世界おしり協会名誉会長の座右の銘を紹介します。


~ 今日の『おしり名言』 ~

 我思う、ゆえに尻あり

意味:おしりを含む世界の全ての存在が虚偽だとしても
   目の前にあるおしりが確かなものならば
   そのおしりだけは確実に存在するということ


名誉会長 「デカルトが元だぜ」

管理人 「私でもわかるわ!(笑)」


では、その『確かなおしり』の画像も貼り付けて起きます。
今日はウィアーさんに登場していただきましょう。



そしてエヴァンさん。横から見ると、この(おしりの)存在感!



ではまた!

2011年3月22日火曜日

From my sister! ~おしり名言⑨

おしりの記事がトップにあると恥ずかしい管理人です。
が、今週は管理人が非常に多忙なので、ひょっとすると数日くらい
おしりの記事がトップの状態かもしれません。ごめんね!


さて、そんな私をよそに名誉会長は今日も朝から
懲りずにおしり名言を送ってくれましたよ!
電車内でうっかりそのメールを見ちゃう私のことを少し気遣って!(笑)


~ 今日の『おしり名言』 ~

 難しいのは、おしりを愛することより、愛されることである


名誉会長 「元はゲーテだぜ」


管理人より:
 ゲーテ先生の有名な言葉に「おしり」を無理矢理組み込んだようです(笑)
 まあ確かに、人のおしりを愛することはできても
 自分のおしりが愛されるかどうかは別でしょう。
 そんなことを気にする必要があるのはスケーターとかダンサーとか
 表現の世界に生きている人たちだけのような気もしますが。
 あとヌードモデルとか、ハダカ商売の方々。
 スケーターもある意味ではハダカ商売みたいなところもあるか・・・


さて、愛されるおしりというものは見つけるのが大変ですが
当ブログ読者の皆様はエヴァンさんのおしりはご好評のようですので
今後このコーナーにはエヴァンさんの数少ないセクシーショット
掲載していこうかなと思います。今日のセクシーショットは・・・
(※周囲の環境に注意して見てね!)




この写真は09年にDNAモデルエージェントのお仕事で撮影されたものです。
あまりに刺激が強すぎたのか、このおしりのラインが丸分かりの写真と
同じ場所での仰向けバージョンの写真はサイトからすぐに削除されたのですが
当時妹に「この写真、今すぐ保存しろ!」と厳命されたおかげで(!)
私のPCにはまだ画像が残っていたという次第です。
まさかこんなところで役に立つとは・・・(笑)
なので、エヴァンさんにとっては恥ずかしい写真かもしれませんが
比較的最近ファンになられて、未見だった皆様はぜひご堪能下さい。

2011年3月21日月曜日

From my sister! ~おしり名言⑧

りきーたさまのライサ日本語ツイッター、@JapaneseEvanに
『おしり迷言は必見!』と書かれて恥ずかしい管理人です。
日本全国の真面目なライサイドの皆さん、こんなアホブログでごめんなさい!


そして懲りずに今日もおしり名言をお届けします!
ちなみに昨日のおしり名言の元ネタは
映画『ビューティフル・マインド』らしいよ!(←今更どうでもいい)


~ 今日の『おしり名言』 ~

- 美しきもの、汝の名はしり


名誉会長 「元はシェイクスピアだぜ」


管理人注:多分、『ハムレット』のセリフが元ネタだと思います。
 『弱きもの、汝の名は女』とかいう。
 しかしどういう場面で使われたセリフか覚えてないので
 (↑戯曲そのものは見たことがあるヒト)
 今こちらで詳しく解説できずスミマセン。。。(苦笑)    


とりあえず今回の『おしり名言』にちなんで(?)
エヴァンさんの美しいおしりが見えるポーズの写真を貼り付けておきます。
例のヌードの一環ですが・・・(※周囲の環境に注意して見てね!)




皆さんの目の保養になることを祈りつつ!
おしりーずの皆さんはこれでおしりポイント略して『しりポ』をゲットしてね♪

ジェームズサリバン賞の受賞スピーチ(翻訳)

先日のジェームズ・サリバン賞授賞式でのスピーチを抜粋して訳します。
ライサチェックの両親のコメントもあります。


Evan Lysacek wins the Sullivan Award


"I'd like to thank the AAU for including me in this prestigious award and ceremony. I'm honored to stand beside these four tremendous athletes and all 12 of us together make quite a diverse group of the semi-finalists for this year's award," said Lysacek in his acceptance speech.

「この誉れ高い賞と式典に僕を加えてくださったAAUにお礼を述べたいと思います。こちらの非常に素晴らしい4名のアスリート達の隣に立つことが出来て非常に光栄です。また、12名の僕ら全員が共に今年のこの賞の最終選考候補として並外れた多種多様なグループを作り上げていました」と、ライサチェックは受賞スピーチで語った。

"To see the names that have won the award in years past is remarkable," he continued. "To know that my name will from this day forward be written, typed or stand next to theirs is just a true honor and something that will take some time to set in.

「過去にこの賞を受賞した人たちの名前を見ると目覚しいものがあります」と彼は続けた。「今日この日から、僕の名前が書かれたり、タイピングされたり、あるいは彼らの名前の隣に並ぶのだと思うとただただ光栄ですし、その実感が沸くまで時間がかかることでしょう」

"I want to say something about Sarah Hughes (who presented him the trophy). In 2002, she won -- as I'm sure all of you know -- the Olympic Games in her home country in Salt Lake City. It was an incredible feeling I'm sure for her. For all of us, the American public sitting at home watching, it was an incredible feeling.

「(彼にトロフィーを渡した)サラ・ヒューズにまつわる話をしたいと思います。2002年、ここにいる皆さん全員がご存知と思いますが、彼女は自国開催のソルトレークシティでのオリンピックで優勝しました。彼女に対して、途方もなく素晴らしい気分になったものです。僕達全員にとって、アメリカの市民が家で座りながら観戦しているというのもまた、信じられないような気分でした」

"Figure skating is a unique sport. In many ways, it's just like so many others. We dedicate our lives to it. Our training day is from 10-12 hours long, six or seven days a week. I trained alongside professional athletes, the LA Lakers (NBA) and the Kings (NHL). Most days I'm there about three hours before them and I leave four or five hours after they leave from training.

「フィギュアスケートはユニークなスポーツですが、色々な意味で他の多くのスポーツと同じところがあります。僕達は自分の生活を競技に捧げています。一週間にトレーニングの日は6日か7日あり、10時間から12時間もの間練習します。僕はLAレイカーズ(NBA)やキングス(NHL)といったプロのアスリート達と同時に練習していますが、ほぼ毎日僕は彼らの3時間前から来ていて、彼らがトレーニングを終える4・5時間後に帰っています」

"For some reason, skating is quite commonly misunderstood. I think that's because people believe the perception that they see in films, like the great film The Cutting Edge (a photo of Hughes and Lysacek had been mocked up to resemble The Cutting Edge) and Blades of Glory. They're not always honest about the sport, so the perception is sometimes bizarre.

「どういうわけか、スケートは一般にかなり誤解されています。その理由は皆さんが目にした映画『The Cutting Edge』(ヒューズとライサチェックが『カッティング・エッジ』っぽく印刷されていた写真があった)や、『Blades of Glory』からの印象を信じ込んでいることにあると思っています。あれらは必ずしもこの競技について正直なものではないため、そこからの認識は時におかしなものとなっているのです」

"The truth is that it is a brutal sport. The reason for that is the fundamental schedule. We don't get our opportunity to even attempt our dream every week or every month, every year or even every decade. It comes for most of us only once in a lifetime because we would only reach the peak of our physical ability, and because of the way the sport is judged now, we have to reach perfection in one short moment of our lifetime. That moment just has to fall every four years on that even year and there has to be a Winter Olympic Games that year.

「スケートは非常に厳しい競技だというのが真実です。その理由は(この競技の)基本的なスケジュールにあります。僕達は自分の夢を達成しようとする機会を、毎週や毎月、あるいは毎年、10年毎にさえ得られないのです。単に身体能力のピークを迎えしまうため、僕達の殆どが人生にたった一度しかその機会が巡ってきません。また、現在この競技の審査の方法のために、僕達は人生の一度の短い瞬間に完璧の域に達さなければならないのです。しかもそういった瞬間は4年に一度の年に起こらなくてはならないし、それは冬季オリンピックの年でなくてはならないのです」

"Sarah Hughes is someone that I've known for a very long time. I think I was 10 years old [when I met her]. To watch her go out after I'd seen her skate many, many years and compete very well and be one of the most consistent skaters that the United States has ever known, but reach a level that I had never seen and that the American public had never seen and most people in the skating world had never seen from her. Her absolute physical perfection in the most crucial, important moment of her life. To win the gold medal. It wouldn't have happened in 2001 or in 2003 or in 2005 the same way that it happened that year.

「サラ・ヒューズはかなり昔からの知人の一人です。(彼女と初めて会ったのは)10歳の頃だったと思います。彼女のスケートを何年も何年も見てきた後に、彼女がオリンピックへ向い素晴らしい試合をして、アメリカでもっとも良く知られている着実なスケーターの一人になるのを見ましたが、それまで見たこともないレベルの出来事だったんです。アメリカの一般の人々はおろか、スケートの世界の殆どの人も彼女を優勝候補として見たことがなかったのですから。人生の中で極めて決定的で、最も重要な瞬間において、彼女の肉体上の完全さは絶対的なものだったのです。金メダルを獲得するのにおいても。2001年、2003年、あるいは2005年では、あの年に起きたのと同じようなことは起こらなかったでしょう」

"That gave me inspiration because I saw someone that I knew do it and I knew that it was possible. I think it changed me. I think her win at the Olympics changed me and made me a believer that it was possible for me. Eight years later I had a very special moment of my own in Vancouver and Sarah was there. To see her applaud and to know that our roles for that short moment had been reversed, and to maybe have her feel what I felt when she won for a split second and for me to feel what she felt was remarkable.

「このことは僕に刺激を与えてくれました。僕が知っている人物がそれをやってのけたのを見て、それが可能なことだったというのがわかったからです。それで僕は変わったのだと思います。オリンピックでの彼女の勝利は僕を変え、それが僕にも実現可能だと信じられるようにしてくれたのです。8年後、僕はバンクーバーで自分の非常に特別な瞬間を迎え、その場にはサラもいてくれました。彼女が拍手してくれているのを見たこと、あの短い瞬間に僕達の役割が逆になっているとわかったこと、そしておそらく、彼女が優勝したときにほんの一瞬の間僕が持ったのと同じ感情を彼女が感じていること、さらに僕自身が彼女が当時感じたのと同じ気持ちを感じているというのは、桁外れに素晴らしい出来事でした」

"I fell in love with skating because I love to go fast. When I had enough stability on the ice to skate around fast and feel the wind in my face, not much else mattered. Now with the pressures of life, the pressures of competition and the obligations that we have on us, when I step on the ice to this day and I take the first lap around the rink or I hear the applause of a crowd, all the other pressures and stresses of my life absolutely melt away.

「僕がスケートに夢中になったのは、スピードを出すのが大好きだからです。氷上であちこちを素早く滑り、向かい風を感じるのに十分な安定性を身につけたとき、それ以外はあまり重要ではありませんでした。人生でのプレッシャーや試合でのプレッシャー、そして自分達に課している責任がある今、試合当日に氷上に足を踏み入れるときや、リンクでの最初の一周をするとき、あるいは観客の拍手が聞こえたとき、他の色々なプレッシャーや生活でのストレスは次第に消え去って行きます」

"I am an amateur athlete in its purest form and I perform because I love it. So thank you."

「その真に純粋な形において僕はアマチュア選手であり、本当に好きだからこそフィギュアスケートをしているのです。どうもありがとうございました」

Lysacek's name joins past Sullivan Award winners such as Michael Phelps, Peyton Manning, Bonnie Blair, Jackie Joyner-Kersee, Eric Heiden and John Naber.

ライサチェックの名前は、マイケル・フェルプスやペイトン・マニング、ボニー・ブレア、ジャッキー・ジョイナー=カーシー、エリック・ハイデン、ジョン・ネーバーといった過去のジェームズ・サリバン賞受賞者達に加わることになる。

Skating judge and official Gale Tanger was present eight years earlier when Hughes won the Sullivan Award and was there for Lysacek's moment.

スケートのジャッジであり関係者のゲール・タジャーはヒューズがサリバン賞を受賞した8年前に出席し、今回のライサチェックの場面にも居合わせた。

"What an immense honor for figure skating," said Tanger. "This is an opportunity for all the world to see our sport and see the great accomplishments we have and the great athletes we have."

「フィギュアスケートという競技にとって、計り知れないほどの名誉です」とタンジャーは語っている。「(ライサチェックの受賞は)世界中に私達の競技を見てもらい、私達の持つ素晴らしい偉業や素晴らしいアスリート達を理解してもらう素敵な機会です」

Lysacek's parents were also in attendance. "The evening was spectacular," said Tanya Lysacek. "I just want to
say how impressive all five of these finalists' stories were and how diverse. They all have something so special about them; special, individual qualities that I think are good for AAU sports nationwide.


ライサチェックの両親もまた出席者の中にいた。「今夜は目覚しいものでした」とターニャ・ライサチェック。「私が言いたいのは、最終選考に残った5人全員の物語がどれほど素晴らしく、多種多様であるかということです。それぞれが全員特別なものを持っています。私が全国的なAAUの競技にとって重要だと思うものは、特別であることと、個々の素養なのです」

"It was a phenomenal honor for Evan to be in the final five," she continued. "To win was stupendous. It was also an honor to meet the other finalists and their families.

「エヴァンが最後の5人に残ったこと自体がびっくりするくらい光栄な出来事でした」と彼女は続けた。「受賞したなんて途方もないことです。そして他の最終選考に残った皆さんやご家族にお会いできたことも大変光栄でした」

"It was nice to have an event where he can be honored where I don't feel all this stress and tension leading up to it. It was just pure joy."

「あの子が栄誉を受けるかもしれないイベントに出席できるのも素晴らしいことでした。その話をするのにストレスや緊張が全くない場面でしたから。純粋に嬉しかったです」

2011年3月20日日曜日

From my sister! ~おしり名言⑦

連休中はコーンフレークで生き延びている管理人です。
今日は久々に米も炊いたけど、刺激が強かったようで
胃腸に文句を言われちゃったYO!


さあ、今日も恒例のおしり企画行きまーす!


~ 今日の『おしり名言』 ~

 - おしりに確かなことなんてない。
  それだけが確かなことなんだ。


 映画『ビューティフル・ヒップ』より


管理人注:私は元ネタがわからない上に、名誉会長から返信がなかったので
 今回はこれにてスルーさせていただきます(笑)
 誰か元ネタを私に教えて!!


で、おしりに関連して一つ素敵(?)な写真を。
先日のライサチェックが受賞したジェームズサリバン賞で
彼がゲットした像です。


何気におしりが良い形をしている(笑)
そしてポーズは違えど、先日のライサチェックのヌードを思い起こさせる
我々ライサイドにとってはニヨニヨしちゃう像ですよね!

では明日もこのコーナーをお楽しみに!

naplesnews.com (2011/3/17) - Gold medalist Lysacek skates into Germain

ネープルズニュースに掲載された記事です。
ライサチェック近況、といった感じ。


Gold medalist Lysacek skates into Germain


The Smucker’s Stars on Ice figure skating tour returns to Germain Arena in Estero on March 19. The event’s headliners are Olympic gold medalist Evan Lysacek and silver medalist Sasha Cohen.

3月19日、エステロのジャーメインアリーナにスムッカーズ・スターズ・オン・アイスのフィギュアスケートツアーが帰ってくる。このイベントの主役はオリンピック金メダリストのエヴァン・ライサチェックと、銀メダリストのサーシャ・コーエンだ。

Since his win at the 2010 Vancouver games, Lysacek has done everything from dance a perfect tango on television to toss out the first pitch at Dodger Stadium. He’s met other big-name celebrities — Quentin Tarantino and Ralph Lauren were favorites — and been praised for his charity work with organizations such as the Special Olympics and Ronald McDonald House Charities.

2010年のバンクーバーオリンピックで優勝して以来、ライサチェックはテレビでの完璧なタンゴのダンスからドジャー・スタジアムでの初球の投下まで何でもこなしてきた。また一流の有名人達にも会い(その中でもとりわけクエンティン・タランティーノ、ラルフ・ローレンは格別だったようだ)、彼のスペシャルオリンピックスやロナルド・マクドナルドハウスのような団体とのチャリティーワークも賞賛されてきた。

With the tour, he’s back on his skates, but he hasn’t put his other projects on ice: Earlier this week, he was at the White House to discuss health initiatives and on April 4, he’ll be attending “Skating with the Stars,” which benefits the not-for-profit organization Figure Skating in Harlem.

ツアーでは彼は自分のスケート靴を再度身につけるものの、他のプロジェクトは氷上では行わなかった。今週始め、健康イニシアティブについて討論するために彼はホワイトハウスにいた。また4月4日には非営利団体のフィギュアスケーティング・イン・ハーレムを援助する『Skating with the Stars』(管理人ツッコミ:某テレビ番組とタイトルが一緒だけどいいのか・・・? 苦笑)に出席する予定だ。

The Naples Daily News caught up with Lysacek by phone to chat about how his life has changed, his 2014 Olympics plans and his peaceful dreams of Bora Bora.

ザ・ネープルズ・デイリー・ニュースはライサチェックと電話で話し、彼の生活がどのように変わったか、彼の2014年のオリンピックの計画やボラボラ島でののどかな夢などを聞いた。


Naples Daily News: It’s a year after you won the gold medal at the 2010 Vancouver Winter Olympics, and it’s easy to see how your life has changed. How has it stayed the same?

ネープルズ・デイリー・ニュース(以下NDN):あなたか2010年冬季バンクーバーオリンピックで優勝してから一年になります。あなたの生活がどう変わったのは一目瞭然ですが、どうやって現状維持をしてきたのでしょうか?


Evan Lysacek: For a while, after the Olympics, I was doing so much other stuff and not a lot of skating. It felt like such a drastic change at first, and now that I’m starting to be on the road again with Stars on Ice and getting to the opportunity to skate every night with my fans, I feel at home there. That still is what I do best.

エヴァン・ライサチェック(以下EL):オリンピックの後、しばらくの間はスケート以外の別のことをたくさんやっていて、スケートはあまりやっていませんでした。最初は徹底的な変化のように思いましたが、今はまたスターズ・オン・アイスの旅を始めたところで、毎晩ファンと一緒に滑る機会に恵まれているので心やすらぐ思いです。これ(スケート)はまだ僕が一番うまくやれるものなんです。

NDN: The Stars on Ice tour requires a lot of travel. What’s one thing you must have — or done — when you’re on the road?

NDN:スターズ・オン・アイスのツアーは多くの旅を必要とします。旅行中にやらなくてはならない、あるいはやってきたことを一つ教えて下さい。


E.L.:There are a few things that I usually try to have with me. I try to bring a picture of my niece and nephew with me, to have some family. And I usually try to bring a candle with me to bring whatever hotel room I’m in a sense a familiarity.

EL:僕がいつも持っていこうとするものはそんなにありません。家族を感じられるように、姪っ子と甥っ子と僕が一緒に映っている写真を持ち歩くようにしていますね。それとどんなホテルの部屋にいても懐かしさを感じられるよう、キャンドルをいつも持っていくようにしています。

It gets really difficult. When you find a really homey hotel, it makes such a difference, even if it’s for a night or two. The other thing that’s important is my workout. I do one or two workouts every day, just to give my life a little bit of consistency.

(ホテルで家庭的なものを感じるのは)本当に難しくなっていくものなんです。本当に我が家のようなホテルを見つけても、一晩か二晩で(自分の家との)違いが生じてきますからね。僕にとってもう一つ重要なことはトレーニングです。毎日一回か二回のトレーニングをしています。生活に少しだけ一貫性を加えるためにね。

NDN: Recently, on a list of 10 things that winning the gold medal has helped you do, you mentioned everything from meeting iconic fashion designer Ralph Lauren for tea to speaking at Colombia University to buying an Audi R8. What do you still want to do?

NDN:最近、金メダルを獲得して実現した10の出来事のリストの中で、あなたはファッションデザイナーの象徴的な存在ラルフ・ローレンとお茶したことから、コロンビア大学での講演、アウディのR8を買ったことなどを述べていました。まだやりたいことはありますか?


E.L.: It’s interesting. The opportunities that came my way are nothing that I plotted or planned. I love to do charity work. Those are things that I love, those are things that give me fulfillment and bring a personal connection back into my life. There are still organizations out there that I would still like to work with and maybe they will come to me. I want to go on vacation. That’s something I haven’t done in a long time.

EL:面白い質問ですね。僕のところにやってきた機会は、構想してきたり計画していたものの中にはなかったものばかりなんですよ。僕としてはチャリティー活動をするのが好きです。大好きなことですし、僕に充実感を与え、僕の生活に個人的な人間関係を戻してくれるものですから。世間にはまだ僕が一緒に仕事をしたい団体がありますし、いずれそうすることになると思います。あとは休暇の旅行に行きたいです。長い間そうしていないですからね。

NDN: Where would you like to go?

NDN:どこに行きたいですか?


E.L.: I looked at the Maldives, and Bora Bora, Bali, Turks and Caicos. All relaxing.

EL:モルディブやボラボラ島、バリ島、タークス・カイコス諸島かな。全部くつろげる場所ですが。

NDN: You’ve been doing a lot of work to promote the documentary film “Rise,” the story of the 1961 plane crash that killed the entire U.S. World Figure Skating Team -- 34 skaters, coaches and officials. What has working on this project meant to you?

NDN: 34人のスケーターやコーチ、関係者が犠牲となった1961年の飛行機事故のドキュメンタリー映画『RISE』を宣伝するために、かなり多くの仕事をこなしいましたね。このプロジェクトに取り組むことは、あなたにとってどのような意義があったのでしょう?


E.L.: It’s something that’s very difficult for people who were directly affected by it to talk about. Fifty years may seem like a long time, but in the grand scheme of things, 50 years isn’t a long time. The film is a big tool for people to understand how important this incident was to the development of our sport.

EL: あの事故で直接衝撃を受けた人達にとっては、とても話しづらい物語です。50年は長い時間のように思われるでしょうが、物事の大きな構想の中では50年は長くはありません。『RISE』はあの事件が僕達の競技の発展にとってどれだけ重大だったか、皆さんが理解するのにとても役に立つものだと思います。

NDN: Is there another next project you’re working on?

NDN: あなたが今取り組んでいる、他の新しいプロジェクトはありますか?


E.L.: Right now, Stars on Ice is my big project, and I’m excited to be training every night.

EL: 今はスターズ・オン・アイスが僕の大きなプロジェクトです。毎晩練習できることに喜んでいます。

NDN: What about the 2014 Winter Olympics in Sochi? Will you compete?

NDN: 2014年ソチでの冬季オリンピックについてはどうでしょう? 出場しますか?


E.L.: I’ve always had good karma when I competed in Russia so I would like to be there. Right now, I can’t confirm that I will be there, because if I can’t be there, I don’t want to let everyone down. I think the first order of business right now is to do some training.

EL: ロシアで試合をしたとき、いつも良い報いを得ていました。だからそこに行きたいとは思います。ただ今は出場すると正式に発表することはできません。もし行けなかった場合に、皆さんをがっかりさせたくはないからです。今、最優先にやるべきことはトレーニングをすることだと思っています。

NDN: If you decided you wouldn’t skate anymore, what else would you consider doing?

NDN: 仮に、今後スケートをしないと決めた場合は、他に何をやると思いますか?


E.L.: I have really wanted to go to school since 2003, when I kind of gave up going to school and moved to L.A. to train for the Torino Olympics. Now, I think I would just like to go to school and explore other options.

EL: 2003年からずっと学校に行きたいってすごく思っていました。トリノオリンピックに向けての練習のためにロサンゼルスに引っ越して、学校に行くのを諦めたときからです。今、やはり学校に通いたいと思っていますし他の選択肢も探究したいですね。

2011年3月19日土曜日

From my sister! ~おしり名言⑥

近所のスーパーの品揃えは復活しつつあるけど
メインバンクのみ○ほ銀行が使えないまま金欠な管理人です。
我ながら実にわかりやすく首都のパニックに巻き込まれております(笑)


では今日も世界おしり協会名誉会長の「おしり名言」で更新をしめくくります。
こちらの多忙やらガッツ不足に伴い、最近ろくな記事が書けなくてごめんなさい。
明日には翻訳モノとか、マトモな記事をアップするつもりなのでお待ちあれ。


~ 今日の『おしり名言』 ~

- 人は醜いが、おしりは美しい。

 かの有名なおしり画家の言葉。


管理人 「おしり画家って誰!? っていうか元ネタわかんねー!」

名誉会長 「ロートレックの『人は醜いが、人生は美しい』が元だぜ」

管理人 「あとで勉強するぜ・・・」


★おしり名言もついに世界規模に!
 この企画はまだ続くようです、今後もお付き合い下さい。
 ちなみにボツになったおしり名言は後日妹のブログにアップされる予定です。

ライサチェックのツイッターのアイコン

皆さん! ライサチェックのツイッターのアイコン、ご覧になりました?



ツイッターのアイコンにリボンをつけるサイトがあるのですが
これはそのシリーズの一つです(ここで自分のアイコンにリボンをつけられます)
「Pray for Japan」と名づけられているんですが
アイコンにこれをつけることで「日本を応援しているよ!」っていう気持ちを
表明してくれているのが嬉しいですね!
私もこれつけてみようかな~って思ったんですけど、
自分が日本にいる日本人じゃつける意味があまりないですよね(苦笑)


色々忙しい中で、そこそこに楽しんでいるライサチェックは
素敵な思い出をほぼ全部つぶやいてファンに公開してしていますが
彼のそういう行動は、ひょっとしたら「空気読めよ!」
って思われる人がいるかもしれません。
特に今、地震の影響で生活に支障が出ている多くの人にとっては
幸せな彼の現状を見ているのがつらく感じるかもしれません。。。

だけど万人の目に触れるであろう今のアイコンを見ていると
「ああ、日本のことを気にかけてくれているんだ」って感じます。

それに彼の幸せな思い出をファンに共有させてくれるのは
有難いことだとも思います。
彼は今、おそらく人生で一番楽しい時間を過ごしている。
今後、どういう決断をするにしても、一度決断してしまえば
それ以降は、彼の性格から考えるにそれに真剣に取り組むだろうし
自分の時間をゆっくり過ごすような人ではないと思う。
恐らく自分に与えられた時間は最大限何かに費やしていく人でしょう。
仕事だったり、スポンサーのため、チャリティーのため、
あるいは自分を必要としている誰かのための時間になっていって
自分が気ままに楽しめる時間というのはあまり作らないと思うんです。

だからこそ、今の多忙な中、本当に楽しかった時間を
記録として残しておきたいのだろうし、
それをファンの人たちにも見せたいのでしょう。
彼は今までファンに不幸な姿を見せてこなかった。
常に幸せな姿を、楽しんでいる姿を見せようとしてきてくれた。
それは「ファンに心配させてはいけない」という
彼なりの心遣いなのだろうし、彼自身が、自分の笑顔ひとつで
すごく嬉しくなるファンがいるってことを、よくわかっているのでしょう。
少なくとも不幸な姿をわざと見せて、同情を買ってもらうようなことは彼はしない。
声高にセンセーショナルなことを言って注目を集めようとはしない。
私はそれをすごく評価しています。
彼にとっての「誠実さ」は、常に前向きな姿を見せ続けること、
世界にマイナスのオーラを拡散しないこと、そこに真に表れていると思います。


長くなってしまいましたが、世間では希少種扱いのライサイドな皆さん、
つらいときは彼の「Pray for Japan」がついたアイコンを見ましょう。
どんなにノーテンキなことをつぶやいていても、
彼はいつも心の片隅で日本のことを気遣ってくれています。
こちらがいつも彼の活躍を楽しみにしているのと同様に!

2011年3月18日金曜日

世界フィギュアのチケット払い戻しについて

今月開催予定だった東京世界フィギュアスケート選手権の
チケット払い戻しの詳細が出ました(PDF


携帯から閲覧でPDFファイルが見られない方のために内容を下記に転載します。


★各窓口とも払戻し期間は2011年3月23日から4月30日、
払戻し受付は営業時間内のみ、とのこと。
購入したチケット販売会社でのみ、入場券代金の払戻しが行われます。


<ローソンチケット>

■購入名義の方が枚数をとりまとめのうえ、ローソンチケット
 (株式会社ローソンエンターメディア)指定の郵便局宛てへ
 一般書留郵便にてチケットを返送してください。

お問い合わせ・返送先(各窓口営業時間)
 0570-000-777 (10:00-20:00)
 〒141-0032 ゲートシティ大崎郵便局留
  ローソンエンターメディア
  「世界フィギュア チケット払戻」係

 ※「希望払戻先情報」を記入したメモをチケットと一緒に入れてください。
  [氏名・郵便番号・住所・金融機関名(ネットバンクも可)・支店名・預金種別・
  口座番号・口座名義(カナ)]
  払戻しチケットの到着後順次~5月上旬(予定)までに
  チケット代金と返送時の一般書留郵便代(上限500円まで)を返金します。

備考
 【ご注意】
 ・購入名義の方の口座へのご返金とさせていただきます。
 ・4/末日消印有効
 ※ローソン店舗での払戻しはお受けしておりません。予め了承下さい。


<イープラス>

■コンビニ受取りのお客様
 (ファミリーマート/セブンイレブン)発券した店舗で
 払戻手続きを行ってください。

■配送受取り、発券したコンビニ店舗に行くことができないお客様
 購入名義の方が枚数をとりまとめのうえ、
 イープラス(株式会社エンタテインメントプラス)へ
 特定記録郵便にてチケットを返送してください。

お問い合わせ・返送先(各窓口営業時間)
 0570-06-9911 (10:00-18:00)
〒141-0032 東京都品川区大崎1-11-1
 ゲートシティ大崎ウエストタワー21階
 株式会社エンタテインメントプラス
 カスタマーフロント部

 ※「希望払戻先情報」を記入したメモをチケットと一緒に入れてください。
  [氏名・郵便番号・住所・金融機関名(ネットバンクも可)・支店名・預金種別・
  口座番号・口座名義(カナ)]
  払戻しチケットの到着後3週間程度で、チケット代金と返送時の
  特定記録郵便代(上限300円まで)を返金します。

【ご注意】
 ファミリーマートでは、営業している店舗におきましても
 現存返金をおこなう事が非常に難しい状況です。
 そのため、払戻しをお断りすることもありますので、
 ファミリーマート店舗での払戻しは
 できるだけお控えいただきますようお願い申し上げます。


<チケットぴあ>

■店舗にて発券済みのお客様
 (チケットぴあのお店、サークルKサンクス、セブンイレブン)発券された
 店舗で払戻しいたします。

■配送引取りでお引取りされたお客様
 期限内必着でメールセンターまで「配達記録郵便」でご返送下さい。

■チケットをお取引していないお客様
 URLをご確認下さい(http://t.pia.jp/guide/refund.html

お問い合わせ・返送先(各窓口営業時間)
 0570-02-9111 (10:00-18:00)
〒150-0011
 東京都渋谷区東1-2-20
 ぴあ株式会社
 チケットぴあメールセンター
 「ISU世界フィギュアスケート選手権大会2011」宛
 
 ※払戻受付終了後3~4週間程で「郵便振替払出証書」にて
  ご返金いたします。



ひとまず今回の世界フィギュアのチケットをお持ちの方、
以上を参考に払戻し手続きを行ってくださいませ。

From my sister! ~おしり名言⑤

どうも、近所のスーパーでお菓子さえ売り切れててマジ食糧難の管理人です。
当ブログ読者の皆さんはたくさん食べれていますように。
いや、むしろ私の分まで食べていて下さりますよう。


食生活が貧しいと不健康な痩せ方をして、
おしりの形もバランスが崩れがちになります。
あるいはリバウンドしたときに変な形で大きくなっていることに気づいたりとか。
しかもそういうのって、自分のではなく、他人のおしりの方が目に付くんですよね。
そんなこの頃ですが、名誉会長が厳しい『おしり名言』を送ってくれました。


~ 今日の『おしり名言』 ~

人の尻見て我が尻直せ

 意味:自分のおしりの欠点はなかなか気付かないものだが、
    他人のおしりの欠点はよく気付くものである。
    他人のおしりの欠点を自分のものとして省みることが必要である。


管理人 「スゲー、一字変えただけで立派なおしり名言が!」

名誉会長 「まさにおしり名言の真骨頂!!
      そろそろ世界のおしり名言にも手を出すぜ」


★私のように食糧難でガッカリな関東地方の皆さん、踏ん張りましょうね!
 残念なおしりにならないように適度に鍛えることをお忘れなく。
 そして被災地への募金などもぜひお願いします。
 当ブログ広告収入は今週分で1000円を超えました!
 もっとたくさん寄付できますように。

Capitol Hillにて

今週半ばにワシントンDCへ出かけたライサチェックですが
そのときに撮影された素敵写真です。癒されましょう(←強制)


カメラ目線より、こうした自然で楽しげな表情の写真の方が
最近は好きですね~(あくまで個人的意見ですが)

この集まりではオリンピック、パラリンピックメダリストが呼ばれて
フリースローコンテストをやったそうです(記事はこちら)。
エヴァンさんのショットが決まったかどうかは記事では触れられていませんが。。。

2011年3月17日木曜日

From my sister! ~おしり名言④

管理人@帰宅難民です。
大規模停電が起こる前に、今日のおしり名言をお届けします!


~ 今日の『おしり名言』 ~

しりは口ほどにものを言う

 意味:おしりは、口で話すのと同じくらい相手に気持ちや
    コンディションを伝えることができる


管理人 「しりコミュニケーション訳してしりコミュだな!」

名誉会長 「また新しいおしりワードが(笑)」


★関東・東北地方の皆さん、お互いに食糧難や停電で大変ですが
 こんなときこそガッツで乗り切りましょう。
 ちなみに管理人は多分今日は会社に残っちゃうYO!
 そして幸運にも今日おしり名言を読めた皆さん、
 被災地への募金や協力、広告クリックのご協力宜しく頼みます(笑)

IFSのインタビュー記事

International Figure Skating Magazine(略してIFS)という
おなじみのスケート雑誌の2011年2月号に
ライサチェックのインタビューが掲載されました。
IFSのサイトからご覧になれます(こちら


取材時期が昨年のようで、内容は新しくはないため
今すぐ翻訳するつもりはありませんが(でも忘れた頃にやると思う)
停電の影響のない地域のライサイドの皆さんは是非お楽しみ下さい。
アイスクリスタルに加入なさってる皆さんは既に雑誌を入手済みですかね?

雑誌そのものに関しては紀伊国屋などの通販でも購入できますし
アイスショーや試合の会場などでもよく販売されています。
が、目下の世界選手権が今月は開催されないので
今のところは取り寄せた方が確実に入手できるかもしれません。

Lysacek at Figure Skating in Harlem

チャリティー団体Figure Skating in Harlemを
ライサチェックが訪れたようです。
写真がicenetworkに掲載されています(こちら

エヴァンさん、ちょっと髪切ったんですねー(←それなのか)
それにしてもFigure Skating in Harlemって
毎年この時期に恒例のショーをやるのですが(今回は訪れただけ?)
個人的にはもうこの季節なのかっていう感じです。


このあと都内は大規模停電するかもしれないので、ひとまずこれにて。

2011年3月16日水曜日

From my sister! ~おしり名言③

こんばんは、今夜も都内の買いだめのおかげでザ・食糧難★な管理人です。
いえ大丈夫、私はお腹が空いているときの方がやる気があるから(苦笑)
だけどこれが来週まで続いたらこのブログが続かなくなっちゃうYO!


そんな腹を空かせている姉を察したのか、
世界おしり協会名誉会長の今日の名言は今までと違う感じです。


~ 今日の『おしり名言』 ~

しりより肉まん

 意味:見て美しいものより、食べ物のほうが満たされるということ
 「おしりじゃお腹はふくれないわ」(ベルビン談)←嘘


管理人 「さすが、30歳までにやることリストに『世界の飢餓をなくしたい』と書いて
    意気込むベルビンさんですね。・・・ところで元ネタは何?」

名誉会長 「『花より団子』さ」

管理人 「わかりづらいよ!」


★広告をクリックしてくださる皆様有難うございます!
 二日間で500円分集まりました(!)
 個人的に10000円を寄付したいと思っています(小さい目標でスミマセン)。
 気が向いたらご協力下さいませ!

ジェームズサリバン賞受賞スピーチ(動画)

先日のジェームズサリバン賞の授賞式の動画です。



スピーチの内容についてはicenetworkにてご覧下さい!いいこと言ってます。
プレゼンテーターのサラ・ヒューズをかなり立てていますね~
(そしてハグのご褒美をもらうエヴァンさんなのであった)

それから同じくicenetworkの写真もご覧下さい。
個人的にはエヴァンさんよりもエミリー・ヒューズを久々に見て嬉しくなりました。

2011年3月15日火曜日

From my sister! ~おしり名言②

管理人です。

エヴァンさんはジェームズサリバン賞受賞で非常にめでたいんですけど
日本は余震続きで嫌になっちゃいますねー。
これ以上被害が広がらないことを祈るばかりです。。。

ともかく、そんな状況ですけど昨日から登場のアホチャリティー企画
その名も『おしり名言』コーナー、本日も世界おしり協会名誉会長から
名言が届きましたので早速ご紹介します。


~ 今日の『おしり名言』 ~

おしりは剣よりもペンよりもつよし

 意味:統率された武力や素晴らしい演説よりも、
    優れたおしりのほうが人の心を動かす力がある


管理人 「おしり最強だな!」

名誉会長 「いかにも(笑)」


★『おしり名言』に少しでも和んだ方は、ぜひ被災地への募金にご協力下さい!
 近所のスーパーでお釣りを募金するもよし、Yahooとかのポイントを寄付するもよし。
 あるいは当ブログの記事についてる広告をクリックすると
 広告収益を管理人が丸ごと寄付します。
 が、クリックしなくても管理人が自腹で寄付しますのでご安心を!

ライサチェック、ジェームズサリバン賞を受賞

ライサチェック、先日最終選考まで残っていた
ジェームズ・サリバン賞を見事受賞しました!! エヴァン、おめでとう!!


以下、teamusa.orgより本人のコメントを転載して訳します。

"It's humbling to see my name amongst those on the impressive list of past Sullivan Award winners, especially Sarah Hughes who has always inspired me in my own skating," said Lysacek. "I'm honored to receive this distinction and would like to thank the AAU for selecting me for this award."

「過去のジェームズサリバン賞受賞者の素晴らしいリストの中にある自分の名前を見ると、僕自身の存在の小ささに気づかされます。(過去の受賞者の中で)特にサラ・ヒューズは僕のスケートにいつも刺激を与えてくれた人なんです」とライサチェック。「この名誉ある賞を受賞できて光栄ですし、今回の受賞に僕を選んでくれたAAU(訳注:全米体育協会)にお礼を言いたいと思います」


また、USOC(アメリカオリンピック委員会)会長からのライサチェックへのコメントも転載します。

"Evan is an outstanding ambassador for the United States and the Olympic Movement worldwide," said USOC CEO Scott Blackmun. "In Vancouver, he demonstrated courage, determination, and sheer athletic talent to win the United States’ first gold medal in men’s figure skating since 1988. But even more inspiring was Evan’s conduct off of the ice. He was the essence of sportsmanship, accepting his title with grace and poise, and reminding us all what the Olympic Games are really about. On behalf of the U.S. Olympic family, congratulations, Evan, and thank you for being such an outstanding role model."

「エヴァンはアメリカ合衆国と世界規模のオリンピック運動の突出したアンバサダー(大使)です」とUSOC会長のスコット・ブラックマンは語った。「バンクーバーで、彼は勇気と男子フィギュアスケートで1988年以来のアメリカの金メダルを獲得するに相応しい真の運動能力を証明してみせたのです。彼は自身のタイトルを礼儀正しさと落ち着きを持って受け入れ、私達にオリンピックがどういうものであるかを全て気づかせてくれた、スポーツマンシップの本質そのものでした。アメリカのオリンピック関係者を代表して、エヴァン、おめでとう。そして際立ったロールモデルでいてくれることに感謝しています」

2011年3月14日月曜日

From my sister! ~おしり名言①

当ブログご愛読の皆様、本日もお越しいただき有難うございます。

本日はたまに登場する管理人の妹の世界おしり協会名誉会長より
企画記事の提案と当ブログ読者の皆様へのご挨拶文を預かりましたので
掲載させていただくことになりました。
おしり愛好家の皆様ならびに笑いに飢えていらっしゃる読者の皆様、
どうぞ適当に流してやってくださいませ。



~ 世界おしり協会名誉会長からのメッセージ ~

親愛なるおしりーずの皆様:

ISU世界フィギュアスケート選手権の開催見送りに伴い、誠に残念ながら
おしり選手権2011が開催中止となりましたことをここに発表致します。

しかしながら、日本情勢の現況を憂う我々おしりーずとしても
何か世の中のためになることが出来ないかと考え
代替イベントとしておしり関係のチャリティー企画の一部を
この『毎日ブログ』にて行わせていただくことになりました。

内容は当ブログに『世界おしり協会名誉会長』が発信する
『おしり名言』を一日一つずつ投稿していくというものです。
当方、できることを精一杯やらせていただきたく存じます。

尚、『おしり名言』に少しでも心が和まれた方は
当ブログの記事の合間に挟まっている広告をクリックしていただけますと
名誉会長の姉がその収益を今回の被災地に寄付する約束となっています。
姉曰く「収益がなくてもガッツで募金するよチクショー!」とのことです。
気が向いたらご参加くださいますようお願い申し上げます。

世界おしり協会名誉会長 たらろんより




~ 今日の『おしり名言』 ~

美尻は一日にしてならず

 意味:良いお尻は一日では作れない、日々の積み重ねが大事であるということ



(以下、管理人より)
というわけで、明日から毎日お付き合い下さい!まさかの毎日企画です。マジかよ!
広告はクリックしなくても、ご自身で近所に募金に行ってくだされば結構ですので!

世界フィギュア公式サイトより

世界フィギュア2011公式サイトにて(こちら
『ISU世界フィギュアスケート選手権大会2011』開催中止のお知らせ』
掲載されています。以下、転載します。


『ISU世界フィギュアスケート選手権大会2011』開催中止のお知らせ

 今回の震災により被災された皆様には心よりお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈りいたします。
 (財)日本スケート連盟は、このたび発生いたしました東北関東大震災の影響で断続的に余震が続くなど、屋内での開催は様々な事態が憂慮されること、また福島第一原子力発電所の状況が思わしくなく、電力不足や停電等により会場の維持が困難であることを国際スケート連盟(ISU)に報告致しましたところ、ISUは本日、大会全日程(3月21日~27日)について開催中止を決定致しましたのでお知らせします。
 なお、代替日程については開催有無も含め検討しております。また、入場券の払い戻しにつきましては、詳細が決定次第お知らせいたします。お問い合わせは下記の電話番号までお願い致します。
ISU statement
【お問合せ】大会事務局 0570‐084‐713 (10:00~18:00)


以下、関連記事を転載します。

フィギュア世界選手権、21日の開幕取りやめ 震災の影響でAFP
2011年03月14日 18:59

【3月14日 AFP】国際スケート連盟(International Skating Union、ISU)は14日、東北地方太平洋沖地震の発生を受け、21日から27日にかけて東京で行われる予定だった2011世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships 2011)を予定通り開催しないことを決めた。

 ISUのオッタビオ・チンクアンタ(Ottavio Cinquanta)会長は「日本の深刻な状況に直面し、ISUは日本の当局のアドバイスを受け、日本スケート連盟(Japan Skating Federation)と協議した上、3月21日から27日にかけて世界選手権を開催することは不可能との結論に至った」と声明を発表している。チンクアンタ会長によると、同大会を延期するか中止するかはまだ決まっていないという。(c)AFP

ライサチェック近況写真編(2011年2月編)

2月のものですが、ライサチェックの写真を見て癒されましょう(←強制かよ)


以下、全てGetty Imagesより転載します。


<嘘アフレコ> 「みんな!今日は待ちに待ったホッケー大会だよ!」



<嘘アフレコ> 「どうしたんだい? お腹でも空いたの?」



<嘘アフレコ> 「俺のサインでもいいんだよね?」



<嘘アフレコ> 「今日も一段落! 記念写真だぜ!」



<嘘アフレコ> 「もしもし、ハニー? ・・・・なんてね!(チクショー!)」



※問題です。この写真に写っているメンバーを年齢の高い方から並べてください。

<嘘アフレコ> 「(まさか俺が一番年上じゃ・・・ない! 絶対ない!!)」


以上、とりあえず管理人が癒されました(笑)
次回はマトモな記事をあげます、きっと。

2011年3月13日日曜日

世界フィギュアの開催について

来週から開催予定の世界フィギュアスケート選手権についての報道を
こちらの記事に引用してピックアップします。
新しい記事が一番上に来るようにしますね(最終更新3月14日17時40分)


世界フィギュアは4月に延期へ=大震災の影響-国際スケート連盟時事通信

 21日に東京で開幕予定だったフィギュアスケートの世界選手権が、東日本大震災の影響で4月に延期の方向で調整されていることが14日、分かった。国際スケート連盟(ISU)関係者が明らかにした。同日中にも正式に発表される。
 ISUは11日の地震発生後、会場の東京・国立代々木競技場に問題がないとの報告を受け、いったんは予定通り行うと発表。しかし、その後の被災状況の拡大や東京電力福島第1原発の事故などへの不安から、再検討していた。ドイツが大会への選手派遣見送りを決めるなど、参加国に日本への渡航自粛の動きも出ている。
 この関係者によると、4月の開催も難しい場合、今年の世界選手権は中止し代替開催も行わない。日本では4月にフィギュアスケートの国別対抗戦(横浜アリーナ)も予定されているが、これについても状況の推移を見守るという。
 4年ぶりの東京開催となる今回の世界フィギュアスケート選手権は、ともに連覇が懸かる男子の高橋大輔(関大大学院)、女子の浅田真央(中京大)ら日本勢の活躍が期待されている。(2011/03/14-17:11)


世界フィギュア選手権延期へ 50年前も悲劇で中止スポニチ

 21日に東京・国立代々木競技場で開幕する予定だったフィギュアスケートの世界選手権が、東日本大震災の影響で延期されることが14日、関係者の話で分かった。同日午後にも発表される。

 国際スケート連盟は直前まで21日開幕の可能性を探っていたが、福島第1原発での事故の影響を重視したものとみられる。同連盟は13日に発表した声明で「多くの国で日本への渡航を避けるよう勧告が出ている」と懸念を示していた。

 フィギュアの世界選手権は、開催地プラハに向かう航空機が墜落して米国代表チーム全員が死亡した1961年大会が中止された例がある。

 世界選手権では男子の高橋大輔選手(関大大学院)と女子の浅田真央選手(中京大)が前回優勝しており、日本勢初の2連覇が懸かっている。


東京の世界フィギュアの開幕見送る (47News

東京で21日開幕予定のフィギュアスケート世界選手権が延期されることが判明。東日本大震災影響 2011/03/14 12:36


フィギュア世界選手権、東京開催微妙 出場見送り次々(朝日新聞

【フォートマイヤーズ(米フロリダ州)=村上尚史】東日本大震災の発生と福島第一原発で起きた爆発を懸念して、東京で21日に開幕予定のフィギュアスケート世界選手権への出場を見合わせる動きが出てきた。

 13日にドイツスケート連盟が、選手の出場を見送らせることを正式に発表した。同連盟は「政府から日本への渡航自粛が出ているので、それに従うことにした」との声明を出した。

 昨年12月のグランプリファイナルで優勝した男子のパトリック・チャンらが所属するカナダ連盟は、出場するかどうかは選手自身の決断に任せることを決め、15選手が出場する米国連盟も、状況を見極めているという。米国選手権優勝の男子のライアン・ブラッドリーは「出場したい気持ちは強いが、行くことに心配もある。日本では、スケート大会よりもやらなければいけない大事なことがある」と米メディアの取材に語った。仏連盟は、大会に備えて日本で練習していた欧州選手権の男子優勝、フローラン・アモディオを帰国させている。

 大会は予定通りに開幕することになっていたが、原発事故の影響を受け、国際スケート連盟(ISU)のチンクアンタ会長が懸念を示すなど、開催自体が微妙になってきた。中止になった場合、ソウル、北京、トリノ(イタリア)などで開催する可能性を米メディアは報じている。


広がる原発不安…世界フィギュア中止も(スポニチ)

 21日に東京・国立代々木競技場で開幕予定のフィギュアスケートの世界選手権の開催が流動的となった。国際スケート連盟(ISU)のオッタビオ・チンクアンタ会長は12日、ドイツのインツェルで記者会見し、同大会の開催に懸念を示した。日本スケート連盟などと協議の上、数日中に結論を出す方針だ。

 ISUは大地震が起きた11日には世界選手権を予定通り開催すると発表。日本スケート連盟からは会場となる東京・国立代々木競技場は世界選手権開催に支障がないと連絡を受けていた。

 しかし、12日になって事態は急変。福島第1原発1号機で爆発事故が起こり、衝撃的な映像は海外メディアでも大きく報じられた。事態を重く見たISUのチンクアンタ会長は「まだ開催できるとは言えない」と慎重な姿勢に変わった。さらに「全ての面で安全が確認できなければ開催は決められない。日本の関係当局による保証が最も重要になる」と話した。13日には福島第1原発3号機にも新たに問題が発生。日本スケート連盟の幹部は「どういう影響があるのか、はっきりしない」と頭を悩ませている。

 会場のリンクは仮設で、今週から製氷作業が始まる予定だが、電力不足の中で本当に作業ができるかは疑問だ。公式練習は20日から始まり、女子のキム・ヨナ(韓国)ら海外の選手は今週末に続々と来日する予定。同幹部は「中止にはいつでもできる。最終結論を出すにはもう少し時間が必要」と話し、数日中に日本側の意思を決め、ISUと話し合う方針だ。

 昨年の世界選手権では男子の高橋大輔(関大大学院)と女子の浅田真央(中京大)がともに優勝し、今大会は日本勢初の2連覇が懸かる。同幹部は「個人的には開催していただきたい。スケート界として義援金を集めたい」と話したが、場合によっては中止となる可能性も出てきた。


世界フィギュアの開催可否検討=ISU(時事通信

国際スケート連盟(ISU)は13日、東日本大震災の影響で、東京で21日に開幕するフィギュアスケート世界選手権を予定通り開催するか中止するかの検討をしていると発表した。現在、日本の関係当局からの報告を待っているとし、さらなる声明を遅くとも欧州時間14日午前(日本時間同午後)にも発表するとしている。
 ISUは11日の地震発生後、会場の東京・国立代々木競技場に問題ないとの日本スケート連盟の報告を受け、予定通り実施すると発表。しかし、新たな声明では12日以降状況が進行し、とりわけ福島の原発は非常に心配であり、また日本の情勢が落ち着くまで渡航を避けるべきだとの注意が多くの国から上がっているとしている。(2011/03/14-00:21)


Japan Earthquake/Tsunami 13 Mar 2011 11:49 (ISU

The ISU sympathizes deeply with the Japanese people in this monstrous natural disaster and extends its wishes of support and comfort to all those affected.Since the beginning of this crisis the ISU is monitoring the situation closely in cooperation with the Japan Skating Federation (JSF) who in turn is in contact with the competent and concerned Japanese authorities. The ISU has noted the JSF’s initial input regarding the situation in Tokyo and respected their initial desire to maintain the Championships as planned. However, the recent developments since Saturday, in particular the developments in the Fukushima nuclear plant are very worrisome and also resulted in travel advisories from many countries to avoid travelling to Japan until the situation is settled. The ISU continues to monitor the situation in cooperation with the JSF and the Japanese authorities in order to come to a conclusion as to maintaining or cancelling the Championships in Tokyo scheduled for next week. While the ISU is awaiting the declaration of the competent Japanese authorities that should be forthcoming shortly, the ISU will release a further statement as soon as possible but latest in the morning of Monday, March 14, 2011 (European time).

ISUでは、遅くともヨーロッパでの3月14日朝に開催かどうかを発表する見通しとのことです。


世界フィギュア開催で懸念 安全面が条件とISU会長(日本経済新聞

【インツェル(ドイツ)共同】国際スケート連盟(ISU)のチンクアンタ会長は12日、ドイツのインツェルで記者会見し、21日に東京・国立代々木競技場で開幕予定のフィギュアスケートの世界選手権について「まだ開催できるとは言えない」と話した。

 同会長は東日本大震災や、東京電力福島第1原発1号機で起きた爆発事故を重大視。「すべての面で安全が確認できなければ開催は決められない。日本の関係当局による保証が最も重要になる」と述べ、早急に結論を出す方針を示した。

 同選手権では男子の高橋大輔(関大大学院)と女子の浅田真央(中京大)が昨年優勝しており、日本勢初の2連覇が懸かっている。


世界フィギュア開催微妙=ISU、来週結論(時事通信

【インツェル(ドイツ)時事】国際スケート連盟(ISU)のチンクアンタ会長は12日、当地で記者会見し、東日本大震災の発生と福島第1原子力発電所で起きた爆発を受け、フィギュアスケート世界選手権(21日開幕、東京・国立代々木競技場)の開催について日本政府、日本スケート連盟などと協議した上で、来週結論を出す考えを明らかにした。11日の声明では、予定通り開催するとしていた。
 チンクアンタ会長は会見で「放射能の危険性に関する状況が重大であるとの報告を受けた。(きのうとは)状況が変わっている」と指摘した。 (2011/03/12-23:32)


世界フィギュアは開催=ISU(時事通信

【ロンドン時事】国際スケート連盟(ISU)は11日、日本で起きた大地震を受け、21日に開幕するフィギュアスケート世界選手権(東京・国立代々木競技場)を予定通り開催すると発表した。ISUは「日本スケート連盟が現場を確認し、国立代々木競技場は問題ないとの報告を受けた。今後も状況を注視しつつ、予定通り開催の準備を進める」とした。(2011/03/11-21:42)


この世界選手権は試合会場に足を運ばれる方(私もですが)、
テレビ観戦だけどとても楽しみにしている方がとても多いと思います。
どうなるのかまだ何とも言えませんが、結論は早めに出してくださればと。
個人的には、開催回避になったとしてもやむを得ないとは思います。
ただ、開催して日本選手の活躍が全国に(特に被災地に)放送されれば
日本全体に活気を与えることができるのではという気持ちもあり・・・
一方で、選手や関係者の皆さんも被災地とは無縁でない方が多いですし
何とも難しいところです。

2011年3月12日土曜日

管理人より:東北地方太平洋沖地震について

今回の地震に関して、ライサチェックのコメント:
Praying for all the people in Japan affected by the terrible tsunami. Please stay safe.


以下、管理人の近況:


私は無事でいます。

昨日3月11日15時前、都内中央区自社スタジオにて収録中に揺れを感じ
近所の公園に一時避難した後、社内に戻り、今朝7時過ぎまで待機しておりました。
その後地下鉄を利用して板橋区の自宅に戻り、自室にてこの記事を書いています。

けれど、社内でテレビを見ていて、今回の地震による被害がどれほどのものかを知って
ものすごく衝撃を受けているのと同時に、大きな不安を感じています。

当ブログとお付き合いの長い方はご存知と思いますが
私は昨年9月まで北海道に住んでいて、10月に東京都民になったばかりで
関東地方には身寄りがなく、こちらで頼れるのは会社の人間と都内に住む僅かな友人と、
ここを始めとするネット上のお知り合いの方だけなのです。

自分の土地勘の全くない場所で災害が発生し、交通機関が麻痺してしまうのは
とても怖く、精神的に参ってしまいそうになる経験でした。
私と同じように都内で帰宅難民になってしまった読者の方も多いと思います。
皆さんが無事帰宅できたことを祈っています。
そしてTwitterを通して情報を提供し続けてくださった皆さんや、
ライサチェックを含む海外スケーターの方からのたくさんの励ましコメントに
とても助けられました。本当に感謝しています。


上記のように、私は精神的ショックだけで済みましたが
あの地震が日本全国に渡ってとてつもない打撃を与えているということ、
そしてこのブログの定期的な読者の方に、
今回凄まじい被害を被った宮城県、東北地方の方が何人もいるということに
非常に心を痛めています。本当に、とてもつらくて・・・。
体がご無事であっても、本当につらく、大変な思いをなさっていると思います。
世界の終わりを目の当たりにしているようなお気持ちかもしれません・・・

東京からでは、今はただ救助と復興が一秒でも早くなるよう祈り、
被災地募金に協力することや、有益な情報を探して流すことくらいしかできませんが
何もしないよりはいいかもしれない・・・ということで、
以下、少しでもお役に立てるかもしれないアドバイスを
私なりに書かせていただきます。
もし読まれていたら、気分転換にでもしていただければ幸いです。
甚大な被害があった地域の方以外にも少しは参考になるかも。


北海道出身で寒がりな管理人の、超★寒さ対策:

・日差しの入らない窓はダンボールや厚紙、板などを
 窓の隙間を覆うように被せる。
 窓は部屋に冷気を入れます。特に大きな窓は注意!
 日差しがある時間帯は日差しを入れて、
 夕方頃にダンボールなどで窓を覆ってしまうと
 かなり冷気を防ぐことができます。暖房費節約にもなる。
 カーテンを二重にするのもアリです。

・ヒートテックのインナーは空気をあまり通さないようにできているので
 体が冷たいまま着用すると、なかなか体が温まりません。
 着用するときは体温が暖かい状態(お風呂上りなど)のときがチャンス。
 最悪、少し体を動かしてでも(軽くジャンプ、屈伸、歌を歌う、寒風摩擦、何でも)
 暖かくしてから着ましょう。

・足湯
 お風呂は無理、という方は熱いお湯(沸かせるなら)で足湯を。
 足湯で足を暖めてから、厚手の靴下を履くと暖かさが持続します。

・靴下を履いて寝る
 冷え性の方におすすめです。足が冷たいとぐっすり眠れません!
 毛糸の靴下や加圧靴下など、冬用のものを着用するとなおよし。
 また、そういう靴下を履いて室内で活動するのもよし。

・テレビ、PCを観るなら毛布、ブランケット、布団にくるまる。
 余計な暖房をつけずにすみますし、とても暖かいです(眠くなるけど)
 手頃なブランケットがない方は、スケート観戦なんかで使った
 星条旗とかエヴァンさん応援バナー(!)とかこんなときこそ役に立つはずだよ!
 いや、別にジョニーさんバナーでも誰のバナーでもいいけど(笑)

・コーヒーは利尿作用はありますが、お茶より体が温まります。
 お手洗いが自由に使えるならお勧め

・肉まん、スープ、ほかほかおにぎりなど、暖かい食べ物から
 熱を得る(文字通りカロリー、『熱量』を得る)。
 体の内部から暖めるのが手っ取り早いですね。

・外に出るなら最も分厚いコートで!
 重さのあるロングコートがおすすめです。暑いけど。
 いざというときは掛け布団になります。
 また、服はチャックのある着脱が簡単なもののほうが調節できて色々便利。

・外で携帯をいじらない
 これは某グランプリファイナルでの当日券待ちで経験したことですが
 外で携帯をいじっていると手首から寒さが入り込んできます。マジで。
 電池の消耗も早いので気をつけてください。

・貼るカイロは上腕に
 『貼るカイロ』を持っている方は腰や背中もよいですが
 上腕はかなり効果があります。是非服の上から貼ってみてください!

・エキサイトする
 クソ寒いときにテンションを上げるのは大変ですが
 ウォークマンを持っている方、とにかく元気なノリの良い音楽を聴く、
 PCを立ち上げられる方、エヴァンさんの素晴らしいパフォーマンスを見る、
 何もないけど妄想力旺盛な方、とにかくアホなことを考える!
 (どうしても思いつかないなら、私と妹のおしりトークなど
 とにかくくだらない話題を思い出してみてください)
 気持ちが盛り上がっていると体も温まってくるものです。
 脳内で音楽を再生して、足でリズムをとったり、いっそ踊ったり、
 とにかく気持ちから冷え込まないようにしましょう。


・・・・だんだんしょうもない内容になってきたのでこの辺にしておきますが
とにかく冬の『寒さ』、PCで作業することさえできなくなるような『冷え』は
北海道出身の私はよくわかっています。
本当に心身ともに蝕んでいくものですが、上記のようにちょっとした工夫で
ある程度は防ぐこともできます。どうぞ対策をしっかりなさってください。
ライフラインはいつどうなるかわかりません。
暖房が使えなくなったときのために、どうぞ心得ていてください。


皆さんの生活が無事であること、ライフラインの復旧が1秒でも早いことを祈っています。
また、こちらを気遣っていただいた皆さんに深く感謝致します。
今後とも当ブログはネットが使える限りは何か更新して
皆様の気晴らしに一瞬でもお役立てできればと考えています。
気が向いたらどうぞお立ち寄り下さいませ。


管理人より。


追記:ライサチェックより
Asuka, please be careful.


ありがとうエヴァン・・・!

2011年3月10日木曜日

nymag.com (2011/3/7) - Evan Lysacek on Rise, New York Rinks, and How Figure Skating Is Misunderstood

nymag.comに掲載されたインタビューです。
最近出た色々な話題がわりと細かく語られています。


Evan Lysacek on Rise, New York Rinks, and How Figure Skating Is Misunderstood


Tonight marks the encore presentation of Rise, a documentary commemorating the 50th anniversary of a tragic plane crash that killed all 72 people on board, including the entire 1961 U.S. World Figure Skating Team — 34 members of the U.S. figure-skating community in all. At 7:30pm, theaters across New York (and the rest of the country) will broadcast the movie for the second time only. The preshow features include a special piece by 2010 Olympic gold medalist and Dancing With the Stars runner-up Evan Lysacek, and proceeds benefit U.S. Figure Skating's Memorial Fund, which was set up just after the crash. Jada Yuan spoke to Lysacek, who's on the road with Smucker's Stars on Ice. (They hit the Meadowlands on April 2.)

今夜、1961年の全米代表チームとアメリカフィギュアスケート協会のメンバー計34人を含む乗客72人全員が亡くなった飛行機事故の悲劇から50年を追悼するドキュメンタリー映画『RISE』のアンコール上映会が行われる。夜7時30分にニューヨーク(と国内の他の地域)各所の映画館が、この映画の二回目の上映をする予定だ。上映前の報道の中には2010年オリンピック金メダリストでダンシング・ウィズ・ザ・スターズ次点のエヴァン・ライサチェックによる特別記事が含まれていた。彼はあの事故の直後に設立された全米フィギュアスケート協会メモリアル基金から寄付金を受給していた人物でもある。ジェイダ・ユエンがスムッカーズ・スターズ・オン・アイスのツアー中の彼に話を聞いた(ちなみにこのツアーは4月2日にメドウランズスタジアムにやってくることになっている)。


You've done everything but hand out flyers on the street to promote this movie.

この映画を宣伝するために、道でチラシを配る以外のことは何でもやったようですね。


I just think the movie will be a great tool for U.S. figure skating, because my generation of skaters growing up had so little information about the plane crash. I was touched by it, but I was also really educated by it. So many people, like my coach [Frank Carroll, who trained under nine-time U.S. ladies champion Maribel Vinson Owen, who died in the crash along with her two daughters, also U.S. champions], that were directly affected and devastated by the plane crash, are still at the forefront of the sport. And they're not really eager to offer information or stories about it. It's very painful and difficult for them to talk about. So even people within skating are not educated. What we found out when we were in New York for the premiere [on February 17] was that it was the worst sports accident in history because it wiped out not just athletes, but coaches, judges, and governing body officials as well. It literally wiped the sport out. And I think learning about it and seeing them rebuild and figuring out what our connections were to those victims really makes us feel closer and really made me know my coach better. This is someone I've spent every day with for the last nine years. I feel like from seeing that film I know him a little better.

この映画はアメリカのフィギュアスケートにとって非常に役立つものと考えています。というのも、スケーター達の中で僕の世代は、子供時代にあの事故について殆ど情報がなかったからです。すごく心を動かされたのと同時に、とても勉強になりましたね。僕のコーチ(フランク・キャロル。彼は、その事故で二人の娘や全米チャンピオン達と共に亡くなった9度の全米女子シングルチャンピオンのマリベル・ヴィンソン・オーウェンに師事していた)のように、あの飛行機事故で直接影響を受け、大きく衝撃を受けた多くの人たちが、まだこの競技の第一線で活躍しています。そして彼らはそれについての情報や話題を提供したがらないのが現状です。彼らにとってそれを語るのはとても痛ましく、困難なことなのです。だからスケート関係者内部の人間であってもきちんと教わってはいないんですよ。ニューヨークでの(2月17日の)初日公開でわかったのは、あの事故はスポーツ関係の事故では史上最悪のものだったということでした。選手達だけでなく、コーチやジャッジ、公式の運営組織も同様に壊滅させたからです。あの事故がこの競技を文字通り壊滅させてしまったんですよ。それを学ぶことや彼らが立ち直るのを見ること、そしてあの事故の犠牲者の方々とのつながりを理解することは、本当に僕らを身近に感じさせてくれるし、僕にとってはコーチについての理解をより深めてくれるものでした。彼はここ9年間で毎日一緒に過ごしてきた人なんです。あの映画を観ることで彼について少し詳しくなったような気がします。

The premiere was the first time all thirteen U.S. Olympic gold medalists [Peggy Fleming, Dorothy Hamill, Scott Hamilton, Brian Boitano, Kristi Yamaguchi, Tara Lipinski, Sarah Hughes, Tenley Albright, Dick Button, Carol Heiss Jenkins, Hayes Alan Jenkins, David Jenkins, and Lysacek] had been in a room together.

この映画の公開初日は、13人ものアメリカのオリンピック金メダリスト全員(ペギー・フレミング、ドロシー・ハミル、スコット・ハミルトン、ブライアン・ボイタノ、クリスティ・ヤマグチ、タラ・リピンスキー、サラ・ヒューズ、テンリー・オルブライト、ディック・バトン、キャロル・ヘイス・ジェンキンス、ヘイス・アラン・ジェンキンス、デヴィッド・ジェンキンス、そしてライサチェック)が初めて一室に勢ぞろいした日でもありました。


The event was really, really positive. We all got to see each other and catch up, just like you would with old friends. And the night before, Dick Button had a party at his home and invited all of the Olympic champions and their families and friends. He's the greatest host, and even though he is one of the older ones, he's always the jokester and prankster of the group.

このイベントは本当に、とてもためになるものでした。僕達みんながお互いに対面して、懐かしい友人に会ったときのように近況を話し合ったんです。それとその夜の前に、ディック・バトンが彼の家でパーティーを開いて、オリンピックチャンピオン全員とその家族や友人達を招いてくれました。彼は素晴らしいホストで、その中で年配の人たちの一人であったにもかかわらず、このグループの中ではいつも冗談といたずらが大好きな人でしたね。

He lives in New York?

彼はニューヨークに住んでいるのですか?


On Park Avenue. That's kind of my hood when I come to New York. I always stay at the Carlyle.

ええ、パークアベニューに。僕がニューヨークに来ているときはご近所さんみたいなものです。僕はいつもカーライルホテルに泊まるので。

Do you ever sneak off to one of the public rinks in New York?

ニューヨークの市民リンクにこっそり足を運んだりしますか?


All the time. I absolutely love the skating rink at Chelsea Piers, the Sky Rink. I don't know if the skaters there appreciate how unique it is, because so many rinks, anywhere, hockey or figure-skating rinks, they're cinder blocks and there are, like, no windows in them. So to be able to skate with windows and have real light coming in and be able to look at the city, it's one of my favorite places in the entire world to skate. I jump on freestyle sessions. They have them all day long.

ええ、よく行ってますよ。チェルシー・ピアーズのリンク、スカイ・リンクで滑るのがものすごく好きなんです。あのリンクの独自性を現地のスケーター達が認めているかどうかはわかりません。というのも、多くのスケートリンク、ホッケーあるいはフィギュアスケートリンクのどこであれ、みんなコンクリートブロックで、窓が一つもないようなものなんです。だからあのリンクは窓があって本物の光が差し込む中で滑ることができて、かつ街を見ることができる、世界中のスケートができるところで一番気に入っている場所の一つなんです。フリースタイル・セッション(訳注:スカイリンクが運営しているメニューの一つ)に飛び込んでいますよ。一日中やっていますからね。

What happens when you show up?

あなたが姿を見せるとどうなるのでしょうか?


Not much. I think the skaters are just like, "Stay out of our way. We're training, too." [Laughs.] No, they're always really nice. It's like a family, because it is a small world, the sport. That's where I'm most comfortable, on a training rink in any city in America doing kind of what I love most.

大したことは起こらないですよ。スケーター達はみんな「こっちの進行方向に入ってこないで!こっちも練習中なんだから」っていう感じなんじゃないかな(笑)。いえ、みんないつもすごく親切ですよ。家族みたいなものです、というのもこの競技はとても狭い世界ですから。僕はアメリカのどの街の練習用リンクであっても、一番好きなことをやっているならその場所が一番快適なんです。

Do you ever have the urge to show off and do some quads?

世間の注目を集めたり、四回転をやりたいといった衝動にかられることはありますか?


Well, I recently started working on it again, so it's probably 50-50 whether it would be showing off or someone needs to call an ambulance. It's still kind of hit or miss. At least my foot is healed. I had a really bad foot injury from working on them before the Olympics. So it's healed, and I'm getting back to that sort of training. But it's definitely not showing off. It's like, "Oh God. I hope no one's watching. Okay, here we go."

そうですね、最近四回転の練習にまた取り組み始めたところです。それが人目を引くことになるか、あるいは誰かが救急車を呼ぶことになるかどうかは恐らく五分五分でしょうね。まだいちかばちかの技なんです。少なくとも僕の足は治っていますよ。オリンピックの前にこれに取り組んだことで本当に酷く足を損傷していたんです。それが治ったので、その練習に戻っているところです。だけど人目を引くようなものでは絶対にないですね。「神様、誰も見ていませんように。よし、行くぞ!」っていう感じですから。

What kind of quad is it?

その四回転の種類は何ですか?


Toe loop, kicking with the left foot. Very good! You know your stuff.

トウループです。左足で蹴り上げるやつですね。すごくいいですよ! 知ってますよね?

Ha, not really. So I heard you went to a VMan party during Fashion Week that Kanye West attended. Did you talk to him?

いや、どうでしょうね。ところであなたはファッションウィークの期間中にカニエ・ウェストも出席した、V Man誌のパーティーに行ったと聞いています。彼と話しましたか?


No, we left when it started raining money and people were, like, crawling on the floor to pick up one-dollar bills. We said, "Uh, yeah, we gotta go." So I didn't get to talk to him or see him, but I run into him sometimes at the Mercer. I think he's there quite often. Maybe I'll stop him and say hi.

いいえ、お金がばら撒かれてみんなが1ドル札を拾うのに床を這っているようなときに僕達は帰ったんです。「うわあ、もう帰ったほうがいいね」なんて言ってね。それで彼と会って話すのは叶わなかったんです。だけど時々ザ・マーサーで彼と出くわすんですよ。彼はかなり頻繁にそこに来ているんだと思います。(今度見かけたときは)彼を立ち止まらせて挨拶させてもらおうかな。

You listened to "Champion" obsessively at the Olympics, right?

オリンピックではひたすら『チャンピオン』を聴いていた、というのは本当ですか?


I had a dream over a year before the Olympics that Kanye West's "Champion" was the last song I listened to before I went out and skated, and in my dream, I won the Olympics. So when I was in Vancouver, I listened to that song over and over and over and over and over and over and over again, like, just a crazy amount of times, and it all came true. So I feel like I have to say thank you. He'll probably think I'm insane, but I have to say thank you for that. Maybe I'll tweet him. But that's sort of a long story to put on Twitter, to try to wrap up in 140 characters.

オリンピックの一年以上前に夢を見たんです。カニエ・ウェストの『チャンピオン』を試合に出て滑る前に最後に聴いて、オリンピックで優勝するっていう。それでバンクーバーのとき、その歌を何度も何度も何度も何度も何度も、ありえないくらいの回数を繰り返し聴きました。それが全部本当になったんです。だから彼にお礼を言わなくてはいけないって思っています。彼はきっと僕を非常識だって思うでしょうね、でもそのことへの感謝を言わなくては。彼にツイッターで言おうかな。だけどツイッター上で140字以内で要約するには長い話ですよね。

Speaking of films, you must have related to Black Swan.

さて、映画といえばあなたは『ブラック・スワン』とも関わりが深いと思うのですが。


I liked it for, I think, different reasons than other people maybe enjoyed it. It showed a really accurate side of trying to succeed in an individual sport. Ballet is a tough sport, and I think people don't realize this, and it's kind of misunderstood in the way skating is. Skating is only in the spotlight every four years. You see such a minuscule moment of that athlete's career and the hours that have gone in. But you know, we're dressed up in our suit and we have our music and we're ready to go and we have to make what we're doing look easy, because that's how we score points. If it looks difficult, we're not doing our jobs. There's, you know, a lot of positive emotion that goes along with it, but there's a lot of deeper stuff. There's a fear that it's never going to happen, and there's a lot of isolation in individual sports, and I think there's a desperation, because sometimes you can't explain why one person is able to do something and another person not. So you're desperate. You want to do everything that anyone else can. And you want to succeed, and you want it to be you who is up there. But on the flip side, the margin for error is zero, and it takes absolute perfection. Tennis and gymnastics are the same way. When the cameras are rolling and your name is announced, you have to be perfect in that moment. It's brutal. And I think people look at Blades of Glory and they're like, "Oh, that's ice skating." That has absolutely nothing to do with competitive figure skating.

その映画は気にいっています。でも他の人が楽しんだのと比べるとその理由は違うと思います。個人競技において成功しようとすることの、実に正確な側面を表現していました。バレエはとてもきついスポーツですが、僕は皆さんがこのことをきちんと理解しているとは思っていません。スケートと同様にちょっと誤解されていますね。スケートが注目されるのは四年にたった一度だけです。皆さんが見ているのは選手達のキャリアと費やした時間のごくわずかな瞬間だけなんですよ。だけどご存知の通り、僕達は自分たちの衣装を着飾って、自分の音楽を持ち、準備して、やっている技を簡単そうに決めなくてはなりません。それが点数を稼ぐ方法だからです。もし難しそうに見えるなら、僕達は自分のなすべきことができていないということになります。続けていくのに前向きな気持ちはたくさんありますが、より困難な感情も多く存在するのです。決して起こりえないことへの恐れや孤独感が個人競技には存在します。僕はそこに絶望もあるのだと思いますね。なぜある人に出来て、他の人には出来ないことがあるのか、という説明できないことが度々ありますから。誰にもできないことは全部やりたいと思うんです。成功したい、そこで自分が上位になりたいと望むものなのです。だけどその裏側では、少しのミスも許される余地はなく、完全無欠であることが要求されます。テニスや体操も同様ですね。カメラが撮影していて、自分の名前が呼ばれたとき、その瞬間は完璧でなくてはならないのです。厳しいものですよ。皆さんは『ブレード・オブ・グローリー(訳注:邦題『俺達フィギュアスケーター!』)』を観て、「ああ、あれこそまさにアイススケートだね」って思うでしょうが、あれには競技フィギュアスケートに関するものは何一つないんです。

Have you ever played hockey?

ホッケーをやってみたことはありますか?


I played yesterday in Chicago with a bunch of children. It was really fun. I was wearing rental hockey skates. But I do play sometimes for fun and I train with the L.A. Kings.

昨日シカゴで大勢の子供達とやってきました。すごく楽しかったです。ホッケーの貸し靴を履いていたんです。時々、楽しみとしてもやっているんですよ。L.A.キングスと一緒に練習していますからね。

Your figure-skating skills translate?

あなたのフィギュアスケートの技術は置き換わるものなんでしょうか?


Oh yeah, the basics are the same. They're tremendous athletes, as far as team sports go, because of the stamina required. It's kind of like treading water for the entire game. I'm sure you've skated. It's not even easy to stand up. So they're great athletes. I like to ski, too. And I really like to play tennis.

ええまあ、基礎はすごく似ています。団体競技に限って言えば、スタミナが要求されるのでホッケー選手はものすごく強大なアスリートなんです。試合全体で立ち泳ぎしているようなものですから。あなたもスケートをやったことがあると思いますが、立つことさえ簡単ではないですよね。だから彼らは素晴らしいアスリートなんです。僕はスキーも好きですよ。それからテニスをやるのも大好きです。

I once played an intramural hockey game in college, and the other team followed me around and asked me if I was in pain the entire game.

かつて、大学で校内のホッケー試合をやりましたが、他のチームがこちらを追ってきて、試合内で怪我をしていないかって聞いてきたものです。


Whatever! You should be proud of yourself for trying. That's what I always say. Trying new things is hard. Good for you. Hockey is great for girls. I have a lot of friends on the U.S. Women's team and they're all really well-adjusted and really smart. They're not like the stereotype that you would think. Even though they have their helmet on, they put makeup on beforehand.

ああ、挑戦してみた自分自身を誇りに思うべきですよ! まさに僕がいつも言っていることです。新しいことに挑戦するのは難しいですが、ためになることです。ホッケーは女の子にとっても良いものですよ。全米女性ホッケーチームに友人がたくさんいますが、みんな精神的にバランスのとれた人たちで、すごく賢いですね。あなたが思うような型通りの人たちではないです。ヘルメットを着用するというのに、あらかじめお化粧をしているんですよ!

Will you skate in the 2014 Olympics?

2014年のオリンピックにあなたは出場するのでしょうか?


I'm weighing options now. I mean, I don't want to disappoint anyone by jumping back in the field of play now and not being able to live up to expectations. The skating season that's going on now is the first that I've missed in decades. So I'm kind of watching and analyzing, and as I tour with Stars on Ice, I train every second that I possibly can. I want to be in great shape when I make that decision whether or not to go back into competition next season. But it's also rough seeing what the other top guys in the world are doing and seeing whether I think I can hang with them, and whether or not I can be competitive. And if not, I'm a realist. I'll be the first one to say it.

今は選択肢を熟考しているところです。というのも、今、競技の場に大急ぎで戻って行って、期待にそえないことで誰もガッカリさせたくはありません。今、実施されているスケートのシーズンは、僕がここ10年間で初めて逃したシーズンなんです。だから観戦したり、分析したりしているんですよ。スターズオンアイスのツアーをしているときは可能な限り毎回練習しています。来季競技に戻るかどうかの決断をするときは最高の状態でいたいんです。だけど他の世界のトップのみんながやっていることを見たり、彼らについていけると思うかどうか、僕が勝てる見込みがあるかどうかを考えるのはつらいですね。もしそうでないなら、僕は現実主義者です。最初にそれを告げる人物は、他ならぬ僕自身になるでしょうね。

What's your alternate career path?

あなたの別の進路は何だと思いますか?


I love learning, and I've been putting off going to school. I did some speaking engagements for Deloitte, and I spoke at some great schools, including Columbia University. And I sort of imagined my life being a student and going to Columbia and spending time exploring other interests, and that seemed like a real viable option. Also, I've been in L.A. a long time, and I know quite a few people in the entertainment industry, and I think maybe I'd like to try acting, or at least keep it as a hobby. It's weighing options at this point, but I think the most positive thing in my life is that I'm skating every night, and I didn't do a whole lot of that for the past year. It was hard to be away from the ice.

僕は学ぶことがとても好きですが、学校に通うことから長いこと離れた状態です。デロイト社向けのスピーチの仕事や、コロンビア大を含む素晴らしい学校の幾つかでも講演を行いましたが。それに、大学生になってコロンビア大に通い、他の関心事の探究に時間を費やす自分の人生を少し想像しましたが、実際に実現可能な選択肢だと思っています。また、僕は長い間L.A.に済んでいるので、エンターテインメント業界にたくさん知り合いがいますし、多分俳優業に挑戦したい気持ちがあるし、少なくともそれは趣味として続けたいって思うんです。現時点では重みのある選択肢ですが、僕の人生で一番ポジティブなことは、毎晩スケートをすることだと思っています。だって、この一年の大半はそれをやっていないんですよ。氷から離れているのはつらいことでした。

Maybe you'll end up being a skating investment banker actor.

きっとあなたは、最後にはスケートをする投資銀行家兼俳優になるんでしょうね。


Exactly! How do you know me so well? That's a real option, to go to school and continue to train, and instead of just popping into Chelsea, that would be my training base. We'll see. Anything is possible right now.

確かに! どうして僕のことをそんなによく分かっているんですか? 実に正しい選択肢ですよ。学校に行って、チェルシー(のリンク)にちょっと立ち寄る代わりに練習する、そこが僕のトレーニング基点になるんですよね!まあ、いずれわかるでしょう。今はどんなことだって出来ますから!

2011年3月9日水曜日

SSOI2011あれこれ

アメリカで絶賛開催中のスターズ・オン・アイスツアーですが
公式サイトも充実してきていますね!

以下、個人的なおすすめをピックアップ。


○ラジオ出演中のエヴァンさん(写真
○エヴァンさん金メダル着用中(写真
○エヴァンさんサイン&撮影会中(写真
○タニスとベン♪(写真
○シアトルのエヴァンさん、ロザリン&クリスティー&なぜかスタッフも(写真
○Today showのときの様子。エヴァンさん、このジャケットはオシャレ!(写真

○SSOIのCM(動画
○日本ツアーのときより揃った感じのオープニング(動画
○タニスとベンのフラメンコ♪(動画
○エヴァンさんのロクサーヌ。衣装は日本とは違う版(動画
○グループナンバー。日本ではやってないやつ(動画
○フィナーレ。アメリカ版は赤い衣装なのね(動画


ダイジェストとはいえ、こうして色々おすそ分けしてくれるSSOIは
毎年親切ですよね~!チケットも安いし(←まだ言ってる)。

他にツイッターの@EvanLysacekFansのタンブラーでも
現地で撮影した写真がアップされています!こちらも是非どうぞ♪

2011年3月8日火曜日

『RISE』アンコール

現地時間3月7日に映画『RISE』のアンコール上映が全米各地で行われます。
詳細は公式サイトでどうぞ!


観た方の感想を聞くと、渡米してでも映画館で観に行きたかったな~と
若干悔やまれます。。。映画館でのライサイズなスクリーンで
ライサを見られるなんてことは今後だってあるかどうかわからない機会だしね。
現地で見られた方、超羨ましいです!

ちなみに先月に17日に行われた初日公開イベントの様子が
公式サイトの他、icenetwork()に写真が掲載されています。
エヴァンさんはおなじみのスーツ姿ですが
往年の名スケーター達の現在の姿がなかなか興味深いです。

(下の写真はGetty imagesより転載。カメラ目線ではなく
あさっての方向を向くエヴァンさんがお気に入り 笑)

2011年3月6日日曜日

chicagotribune.com (2011/3/3) - Year later, Lysacek still riding whirlwind

シカゴトリビューンに掲載された記事です。
こちらもなかなか興味深い。
これを読んで個人的に色々思うこともありますが、そちらはまたの機会に。


Year later, Lysacek still riding whirlwind


This was your one-size-fits-all promotion, what touring figure skaters have been doing for years.

フィギュアスケーター達が何年もの間やってきたツアーの中で、今回は万能な宣伝だっただろう。

Blow into a city, skate with some kids, do print and TV interviews to sell tickets for the ice show coming soon to a local arena.

(スケーター達が)街にひょっこり現れ、地方のアリーナへもうすぐやってくるアイスショーのチケットを売るために、数名の子供達と一緒に滑ったり、記事に掲載されたり、テレビインタビューを行ったりする。

When Evan Lysacek did it recently in Chicago, the standard-issue exercise of selling the March 12 Stars on Ice appearance at Allstate Arena took on rather unusual dimensions.

エヴァン・ライサチェックが最近シカゴでそれをやったとき、3月12日のオールステート・アリーナでのスターズ・オン・アイスの出演を売り込むという標準的な課題は、必要以上の様相を帯びていた。

He put on hockey skates to join a couple of dozen kids on the synthetic ice of the Skating in the Sky rink on the 94th floor of the John Hancock building. After that and an autograph session, Lysacek went to the building's roof for a photo shoot.

ジョン・ハンコックセンター94階にあるスケーティング・イン・ザ・スカイ・リンクの人工氷で、20人から30人くらいの子供達に加わるべく、彼はホッケー用の靴を履いた。それとサイン会を行った後、ライサチェックは写真撮影のためにビルの屋上まで行った。

Skating on what is billed as the world's highest rink and posing 98 stories above Michigan Avenue captured the position Lysacek has been in the year since becoming Olympic gold medalist.

世界で最も高い位置にあるリンクとして設計された場所で滑ることや、ミシガン・アベニューより上の98階でポーズをとることは、ライサチェックがオリンピック金メダリストになってからの一年をすごしていることを記録していた。

The dizzying heights of fame.

名声の絶頂期である。

From walking the red carpet at the EPSYs to partying with Hollywood A-listers at last year's Academy Awards. From finishing second on Dancing With The Stars to winning the U.S. Olympic Committee's Sportsman of the Year. From judging the Miss Universe Pageant to throwing out the first pitch at Dodger Stadium. From making a tuxedo part of his regular wardrobe to being comfortable in nothing at all for the ESPN Body Issue. From buying a $160,000 Audi sports car to taking his 2-year-old nephew on a shopping spree at Target.

ESPYのレッドカーペットの闊歩から昨年のアカデミー賞でのハリウッドの大物達とのパーティー、ダンシング・ウィズ・ザ・スターズの2位からアメリカオリンピック委員会のスポーツマン・オブ・ザ・イヤーの獲得、ミス・ユニバース・ショーでのジャッジから、ドジャースタジアムでの初球の投下、彼のいつもの持ち衣装の一つであるタキシードの着用から、ESPNのBody Issueのため何も身につけずくつろぐこと、16万ドルのアウディのスポーツカーの購入、ターゲット(訳注:アメリカの大型スーパー)で2歳の甥っ子を連れての浮かれた買い物。

Everything but competitive skating.

競技スケート以外の全てをやってきたのだ。

The spoils of Olympic victory have been so widespread, with so much jet lag, Lysacek took to memorizing movie scripts when he couldn't sleep in Italy or South Korea or Mexico or Japan. Over lunch at the John Hancock, he flawlessly recited Uma Thurman's opening lines from "Kill Bill Volume 2.''

オリンピックの勝利の戦利品は幅広いものだったが、度重なる時差ぼけで、イタリアや韓国、メキシコ、日本で眠れなかったとき、ライサチェックは映画のセリフを暗記することにはまっていた。ジョン・ハンコックセンターでのランチタイムが過ぎた後、彼は完璧に映画『キル・ビル2』からオープニングのユマ・サーマンのセリフを暗唱してみせた。

(And, yes, he has thought about acting.)

(つまり、そう、彼は演技の道を考えているのだ)

The question for the Naperville skater with a house in Las Vegas he rarely comes home to is how long this whirlwind can go on. Or how long someone who always has been grounded in the pursuit of a more meaningful goal than celebrity wants it to go on.

ラスベガスに滅多に帰らない家を持つ、このネイパービルのスケーターに対する質問は、現状のめまぐるしさがどのくらい続くのかということだ。あるいは人が、どのくらい有意義な目標の追跡を土台としてきただろうか、それも有名人がそれを続けるのを望む以上に、ということである。

The answers are related.

その答えは述べられている。

"For Lysacek's marketability to remain strong, it's important he continue competitive skating,'' said Olympic marketing expert Bob Dorfman of Baker Street Advertising.

「ライサチェックの人気が堅調を維持するには、彼が競技スケートを続けることが重要だね」とオリンピック・マーケティング専門家でベイカー・ストリート・アドバタイジングのボブ・ドルフマンは話している。

"Even competing and not medaling at the 2014 Sochi Winter Olympics is better than not being there at all. He certainly would go into 2014 as one of America's most recognizable athletes, highly hyped and featured in many corporate marketing campaigns. The drama of Lysacek trying to repeat as gold medalist would be one of the biggest stories of the Sochi Games.''

「たとえ2014年のソチオリンピックに出場してメダルがとれないとしても、そこに全く現れないよりはいいでしょう。彼は確実にアメリカでもっとも誰にでも知られているアスリートとして2014年のオリンピックに参加するでしょう、かなり大きく宣伝され、多くの企業のマーケティングキャンペーンに取り上げられてね。ライサチェックが再び金メダリストになろうと挑戦するドラマは、ソチオリンピックの最も大きな物語の一つとなるでしょう」

For most of the past year, Lysacek had been too busy, too removed, to regret not competing. Then he went to skate an exhibition at January's U.S. Championships.

昨年の大半の間、ライサチェックは試合をしないことを後悔するには多忙で、移動しすぎていた。その後、彼は1月の全米選手権のエキシビジョンを滑りに行った。

"I felt very antsy,'' he said. "It was the first time (since the 2010 Olympics) I felt a lot of pull that I wanted to be competing.''

「すごく落ち着かない感じでした」とライサチェック。「試合をしたいと、ものすごく引き寄せられる感情をもったのは(2010年のオリンピック以来)初めてのことでした」

So Lysacek, 25, started being a little more careful about his diet, hoping to shed some of the 10 pounds added to the 164 he carried on his lean, 6-foot-2 frame at the Olympics. And he has started thinking about postponing a long-promised exotic vacation to spend a couple of months training with his coach, Frank Carroll, when Stars on Ice ends its 2011 schedule May 13 — fittingly in Vancouver.

それで、25歳のライサチェックは自身のダイエットに若干気をつけるようになった。オリンピックでは6フィート2インチの体格に164ポンドで維持していた痩身に、10ポンドほど増加した体重を削ぎ落とすことを期待したのだ。また、彼は彼のコーチ、フランクキャロルと長らく約束されている、2・3ヶ月ほどのトレーニングに費やすエキゾチックな休暇を延長することも考え始めている。スターズ・オン・アイスの2011年のスケジュールが、ちょうどバンクーバーで終わったときの話だ。

"I don't know what I want now, and I need to figure it out because I'm the kind of person that has to have a goal,'' Lysacek said. "It could be something completely different from Sochi, but I still feel a pull toward the Olympics, and I want to leave that option open.

「今、僕が何をしたいかはわからないんです。それをはっきりさせる必要があります。僕は目標をもたなくてはならないタイプの人間なので」と彼は言う。「ソチ(オリンピックを目指すこととは)全く違うものになるかもしれません。だけど僕はまだオリンピックに引き寄せられています。それに選択の余地を残しておきたいんです」

"There's no pro skating now, so I can't say I will stay around one more Olympics and then go into a really lucrative pro career. I have to move on. I'm either going to do it at 25 or at 29, which would be scarier and even more difficult.''

「今はプロスケートがないので、もうひとつのオリンピックまで居続けて、とても実入りのいいプロキャリアへ参加するということは言えません。進歩しなくてはならないのです。25歳でやるのと29歳でやるのとでは、どちらが恐ろしく、より困難かということです」

Lysacek joked last year about worries over the reception he would get in Sochi, given the controversy surrounding his Vancouver victory over 2006 gold medalist Evgeny Plushenko of Russia. What unsettles Lysacek more is the idea the general U.S. public would figure another gold was "a walk in the park.''

昨年、ライサチェックはレセプションの間に、2006年金メダリストのロシアのエフゲニー・プルシェンコを破っての彼の勝利を取り囲んでいる論争を考慮するとソチに到着できるだろうか、と気にする冗談を言った。ライサチェックをより不安にさせるものは、アメリカの一般市民がきまってもう一つの金メダルを簡単なことだと考えることだ。

"I would have to be OK with not winning again because my chances are the same as they were last time, when I didn't expect to win,'' he said. "My reason for going back would be the fulfillment in the process of getting there.''

「再び優勝しないことも良しとしなくてはなりません。僕のチャンスは、僕が勝つことを期待されていなかった、前回の彼らと同じものですから」とライサチェック。「僕が戻る理由は、目的を達する過程における充実感のためとなるでしょうね」

Now it was time for a different sort of moving on. He left Chicago for a tour promotional stop in the Twin Cities, went from there to the Los Angeles Sports Awards, from L.A. to the Pacific Northwest for three Stars on Ice shows, then to Atlanta for a Coca-Cola sponsor appearance.

今は前進とは少し違ったことをする時なのだ。彼はツイン・シティーズでのツアーの宣伝活動による滞在に向けてシカゴを発ち、そこからロサンゼルス・スポーツ・アワードへ向かった。ロサンゼルスからは太平洋岸北西部での三度にわたるスターズ・オン・アイスの公演へ向かい、今度はコカコーラスポンサーの出席のためアトランタへ出発した。

That was one week in Year Two of Evan Lysacek's gilded life.

エヴァン・ライサチェックのきらびやかな生活の2年目の、ほんの一週間の出来事だ。

boston.com (2011/3/3) - Will he give it a whirl? Lysacek won’t rule out a return

boston.com に掲載されたライサチェックのインタビューです。
全米選手権に出たかった、等の記述がかなり興味深いです。


Will he give it a whirl? Lysacek won’t rule out a return


The urge came over him in January before the US Figure Skating Championships in North Carolina, which he was supposed to be attending as an honored spectator. Why not dust off his Firebird routine and take a shot at the title?

1月のノースカロライナ州での全米フィギュアスケート選手権の前に、衝動が彼を襲った。彼は名誉ある観客としてこの大会への出席を求められていた。だが『火の鳥』のプログラムを引っ張り出して、タイトルに挑戦したらどうだろうか?

“The week before I thought, ‘If I did my programs from last year, maybe they would let me compete,’ ’’ Evan Lysacek said. “Then I thought, ‘My God, I’m thinking like a crazy person.’ ’’

「(全米の)前の週に思ったんです。『もし去年のプログラムをやれば、試合をさせてもらえるんじゃないか』って」と、エヴァン・ライサチェックは語る。「そのときは『ああ、僕は今、正気じゃない人みたいに考えてる』って思いましたが」

He’d been going to Nationals every year since he was a novice and had competed at the senior level since 2001. He won the men’s title twice and made the podium six times in a row. He won the world and Olympic crowns. So watching the action from a comfortable seat inside Greensboro Coliseum was undeniably uncomfortable for him.

彼はノービス時代、そしてシニアレベルでは2001年から毎年全米選手権に出場していた。2度タイトルを獲り、立て続けに6度表彰台に乗っている。世界選手権とオリンピックの栄冠も手にした。グリーンスボロ・コロシアム内部の座り心地のよい席から闘いを見ることは、彼にとって紛れもなく居心地の悪いものだったのである。

“I didn’t like it,’’ said Lysacek, who had been named the US Olympic Committee’s Sportsman of the Year and is a semifinalist for the Sullivan Award as the country’s top amateur athlete. “I wanted to compete.’’

「(特別席での観戦は)あまり良くなかったですね」と、アメリカオリンピック委員会の『スポーツ・マン・オブ・ザ・イヤー』に選ばれ、この国のアマチュアトップアスリートとしてジェームズ・サリバン賞の最終選考の前段階に残ったライサチェックは話している。「試合がしたかったです」

Not that the man has been bored since he won the gold medal in Vancouver last winter. His life has been frenetic in a fulfilling way — endorsements, awards, “Dancing With The Stars,’’ charity appearances, Fashion Week drop-bys in New York, and a marquee spot with the Smucker’s Stars on Ice 25th anniversary tour, which stops tomorrow night at Boston University’s Agganis Arena.

彼は昨年の冬にバンクーバーで金メダルを獲得して以来、退屈していたというわけではない。コマーシャル、表彰、『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』、チャリティーへの出演、ニューヨーク・ファッションウィークへの立ち寄り、スムッカーズ・スターズ・オン・アイス25周年記念公演のスターポジション(この公演は明日の夜ボストン大学のアガニス・アリーナにやってくる予定だ)などといった充実した手段で彼の生活はお祭り状態なのである。

All of the above came to him because of what Lysacek accomplished in less than 15 minutes on four nights a year apart, when he became the first American to win the world title since 1996 and the first to earn Olympic gold since 1988. What usually happens after the Games is that the champion moves on to a lucrative life without starting orders, judges, and plane trips to Moscow and Beijing.

上記の全てはライサチェックが一年のうちのそれぞれ別の4日の日程で、15分に満たない時間のうちに成し遂げたこと(アメリカ人としては1996年以来の世界選手権での優勝、そして1988年以来のオリンピック金メダルを獲得)から生じたものだ。オリンピックの試合の後チャンピオンは、滑走順やジャッジ、モスクワや北京行きの飛行機旅行のない、実入りの良い生活に移っていくのが普通である。

The last US male who didn’t do that was Dick Button, who was only 18 when he won in 1948 and came back to win again in 1952 when he was a Harvard senior. When Lysacek didn’t officially retire after the Games and didn’t dismiss fans’ chatter about his making a third trip to Olympus in 2014 in Russia, speculation abounded that he was simply taking a breather. He’s still young enough (25) and fit enough that he could take on the challenge if he cared to.

そうしなかったアメリカ人男子選手はディック・バトンが最後だ。彼は1948年に優勝したときほんの18歳で、ハーバード大4年のときに再び優勝に返り咲いた。ライサチェックはオリンピックの後に公式に引退せず、2014年ロシアでのオリンピックへの三度目の挑戦に対するファンのおしゃべりを却下しなかったとき、彼は単に一息ついているだけなのではという憶測があふれた。彼はまだ十分に若く(25歳)、能力もあるのでもし彼が望むならその挑戦に取り組むことも十分ありうるのだ。

What gives Lysacek pause is knowing how daunting the journey is, how hard he had to push himself just to get back to the Games and be a contender after dealing with a fractured foot for most of 2009.

ライサチェックをためらわせるものは、その道のりがどのくらい途方もないものか、ただオリンピックに戻り、2009年の大半を疲労骨折した足に対処した後に優勝候補となるのにどのくらい厳しく自分を追い込まねばならなかったのかを、自身がよくわかっていることである。

“I became obsessive about training,’’ he said. “I would go to a different rink and skate another two hours even when [coach] Frank [Carroll] told me it was absolutely enough.’’

「トレーニングに取り付かれてしまったんです。フランク(キャロル)が100パーセント十分だと言ってくれたときでさえ、違うリンクに行ってさらに2時間滑ろうとしてきかなかったんですよ」

Winning the world title on his home ice in Los Angeles cranked up both the expectations and the pressure. Every American man who’d gone to the Games as world champion won the gold medal, but no global titlist since Scott Hamilton in ’84 had managed it.

ロサンゼルスでのホームリンクで世界選手権のタイトルを獲ったことは期待とプレッシャーを強めた。世界選手権優勝者としてオリンピックへ派遣されたアメリカ人男子選手は皆、スコット・ハミルトンが84年に達成して以来、国際的なタイトル保持者(=オリンピック覇者)となっていなかったのだ。

Lysacek, who hadn’t won his own Nationals (Jeremy Abbott did), was up against Russia’s Evgeny Plushenko, the 2006 victor who’d come out of retirement, and Canada’s Patrick Chan, who essentially was skating on home ice.

自国の選手権で優勝しなかった(ジェレミー・アボットが優勝だった)ライサチェックは、2006年の優勝者で引退から復帰したロシアのエフゲニー・プルシェンコ、実質上のホームリンクで滑ったカナダのパトリック・チャンと対峙した。

“It was very hard for me,’’ he recalled. “I just kept telling myself, ‘This is the reward for the brutal work I put in, the days I spent in the ice bath, the nights when I couldn’t sleep a single second. The competition is the reward.’ ’’

「僕にとって非常に厳しいものでした」と彼は思い起こしている。「ただ自分にこう言い聞かせ続けていました。『これは僕がやってきた荒々しい練習や、冷水浴で費やした日々、1秒も眠れなかった夜に対するご褒美なんだ。この試合そのものがご褒美なんだ』って」

Lysacek didn’t have to land a quadruple jump to win the gold medal. He didn’t have to blow the roof off the Pacific Coliseum. He didn’t need to roll up 300 points.

ライサチェックは金メダルを獲得するのに四課移転で着氷する必要はなかった。パシフィック・コロシアムの屋根を吹き飛ばさなくても良かった。300ポイント(得点を)増やす必要もなかったのである。

“All I had to do was what I do every day,’’ he realized.

「僕がやらなきゃいけなかったのは、毎日やっていることが全てでした」と彼は実感している。

Lysacek proceeded to put forth two performances that were beyond reproach, milking the maximum number of points from his jumps, spins, and footwork, and became the first American champion since Brian Boitano.

ライサチェックは、次に非の打ち所がなく、ジャンプ、スピン、ステップから最大限の得点を搾り出す二つのプログラムを提示しブライアン・ボイタノ以来のアメリカ人チャンピオンとなった。

“I was so happy to hug my coach because I knew how long he’d been waiting,’’ he said. “Frank deserved the gold medal as much as I did.’’

「とても喜んでコーチにハグしました。彼がどのくらいこのときを待っていたか知っていたからです」と彼は言う。「フランクは僕がやり遂げたのと同じくらい、金メダルにふさわしい人だったのです」

It was a life-changing moment for Lysacek, whose calendar quickly began filling up. There was no way to train effectively for a season that would begin in October, so he bypassed the Grand Prix circuit and opted not to enter Nationals. The way Carroll saw it, Lysacek had moved on and it made sense. Once you’d been Olympic and world champion, there was nowhere to go but down.

それがライサチェックの人生が大きく変わった瞬間であり、すぐに彼のカレンダーは予定で埋まっていった。10月から始まるシーズンに向けて効率的に練習する手段はなく、彼はグランプリシリーズを迂回し、全米選手権にエントリーしないことを選んだ。キャロルにしてみれば、ライサチェックは次の段階へと進んでいってしまい、それは当然のことだと考えた。一度オリンピックチャンピオンとワールドチャンピオンになってしまえば、目指すところはどこにもなく、下がっていくだけだ。

For Lysacek’s predecessors, there was a world professional championship to compete for; Boitano won it six times, Hamilton twice.

ライサチェックの前任者達には、世界プロフィギュアスケート選手権という試合があった。ボイタノはそれで6度、ハミルトンは2度優勝している。

“For me, unfortunately, it’s not there,’’ he said. “It’s either show skating or Olympic-style skating.’’

「あいにく、僕にはそれ(プロ選手権)がないんです」とライサチェック。「ショーのスケートか、オリンピックスタイルのスケートのどちらかしかないんですよ」

While touring with Stars on Ice has been enjoyable, what’s missing is the challenge and commitment of working every day toward a competitive goal.

楽しいスターズ・オン・アイスのツアーをする中で、足りないものは競技の目標へ向けての挑戦と、毎日の練習に専念することである。

“There’s an aspect of it that people can’t understand,’’ Lysacek said. “A sense of purpose that’s really unparalleled.’’

「皆さんには理解できない点だと思いますが、目的意識というものは本当に他と比べられないものなんです」

Lysacek has made that journey twice. He was the world bronze medalist going into the 2006 Turin Games but a botched short program (“I ran out of the gate like a racehorse’’) and a stomach bug kept him off the podium, which made his Vancouver triumph particularly satisfying.

ライサチェックは過去に二度、オリンピックへの道のりをこなしている。2006年のトリノに向ったとき、彼は世界選手権銅メダリストだったが、失敗してしまったショートプログラム(彼曰く「競走馬みたいにゲートから駆け出していったんです」とのこと)と腹痛が彼を表彰台から近づかせなかった。それが彼のバンクーバーでのとりわけ満足させる勝利を生み出したのである。

Only three American singles skaters — Todd Eldredge, Nathaniel Niles in the 1920s, and Boitano, who came out of a six-year retirement in 1994 — have competed in three Games. Staying fit and motivated for a dozen years is a function of both chance and will.

三度オリンピックに出場したのは、アメリカ人男子シングルスケーターではトッド・エルドリッジ、1920年代のナザニエル・ナイルズ、1994年に6年の引退から復帰したボイタノの三人だけだ。健康とやる気を12年間もの間維持することは、チャンスと意志の両方に依存する。

“My parents say, ‘You could get back in shape in two weeks,’ ’’ Lysacek said. “I’m like, ‘No, no, it’s not about getting back in shape. That’s Step One. Step Two is being better than I’ve been before.’ ’’

「僕の両親は『二週間で前の状態に戻せるだろうよ』と言いますが、僕は『いや、調子を戻せばいいっていう問題じゃないんだ。それはステップ1にすぎないよ。ステップ2は前よりも上手くなることなんだ』っていう感じなんです」

That means being even better at 28 than he was at 24. Nobody that old has won at Olympus since Gillis Grafstrom in 1928. Last year’s juniors, like Ricky Dornbush and Ross Miner of Watertown, are on the US team for this month’s World Championships in Tokyo. The next generation of Japanese and Europeans has stepped up.

ということはつまり、彼が28歳のときには24歳のときよりもさらに上手くなっているということだ。その年齢でオリンピックで優勝したのは1928年のギリス・グラフストーム以来出現していない。昨年のジュニア選手だった、リッキー・ドーンブッシュやウォータータウンのロス・マイナーが今月東京での世界選手権の全米代表として派遣されることになっている。日本やヨーロッパの新しい世代の選手達も進歩している。

“Do I really think I can hang with them?’’ Lysacek wondered. “I don’t ever want to go out and let people down.’’

「僕が彼らと渡り合えるって思ってるかって?」と、ライサチェックは不思議がる。「退いて皆さんををがっかりさせたくはありません」

The sport keeps moving, even when a champion is weighing his options.

チャンピオンが自分の選択肢を熟考しているときでさえ、この競技は歩みを止めない。

Lysacek might well have been able to reclaim his domestic crown in Greensboro and possibly could have made the podium in Tokyo. At the very least, he could have helped the US retain three men’s entries for next year’s event in France, which is why he was tempted to make a 23d-hour reentry.

ライサチェックはグリーンスボロで自国の栄冠を取り戻すことは可能だっただろうし、東京でも表彰台に上がることができただろう。控えめに言っても、来年のフランスでの世界選手権でアメリカが男子シングルエントリー枠を3つ維持することに貢献できたはずだ。彼が直前の再エントリーへの誘惑にかられたのはそのためである。

But his schedule wouldn’t have allowed for the obsessive training that he knows is necessary, the agony that must precede the ecstasy. Next year the pace may ease for him and the urge to get back in the game may be irresistible.

だが彼のスケジュールは、必要だとわかっている異常なほどのトレーニング、恍惚より先行しなくてはならない激しい苦闘を彼に可能にするものではなかった。次の年にはこの(スケジュールの)ペースは緩くなっているだろうし、試合に戻りたいという衝動は抑えがたいものになっているだろう。

“I wish I could tell you I’m coming back for sure but I wouldn’t want to declare that and disappoint people,’’ Lysacek said. “I’m just going to play it by ear.’’

「確実に試合に戻ってくるよって言えたらいいのですが、僕はそう宣言して皆さんをがっかりさせたくはないのです」とライサチェックは言う。「今はただ成り行きにまかせようとしています」

For now, it’s all he can do to handle his datebook, which is chock-a-block.

今のところ、彼のやれることは予定がぎっしり詰め込まれた手帳を管理することだけだ。

“I’ve been promising myself a vacation since before the Olympics,’’ said Lysacek. “I need that time to decompress.’’

「オリンピックの前から、休みを自分に約束しているんです。僕には(考えを)解凍する時間が必要ですからね」

Right now, he’d settle for 24 hours somewhere without a blinking cursor or beeping cellphone.

彼は今、点滅しているPCのカーソルもしくは呼び出し音が鳴り続ける携帯電話なしで、丸一日どこかに身を落ち着けたいと思っている。

“Things have only gotten more busy,’’ the world’s best skater said. “The last few weeks have been absolutely insane. I’ve asked my agent for one day off a month.’’

「事態はただ忙しくなっていく一方ですね」と世界最高のスケーターは語っている。「ここ2,3週間は確実に非常識なものでした。僕はエージェントに月に一日は休みが欲しいって言い続けているんですよ」
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