2010年2月25日木曜日

フィギュアスケート ミュージックガイドブック

今日、楽譜を探しに行ったら
「フィギュアスケート ミュージックガイドブック」という名の
書籍を発見しました。(詳細はこのページでどうぞ)


名の知れた選手達のプログラムで使用されている楽曲を
より詳しく解説するという、ちょっと新しい試みがされています。
楽曲の背景だとか、選手たちがどう効果的に使っているのかなど
意外とマニアックな視点からプログラムが説明されているので
なかなか面白いです。オリンピック代表が確定する前に発売されたらしく
内容的にちょっと古いところがあるのは否定しませんが・・・。
で、オマケとして仮面舞踏会とかのピアノ譜がついてるけど
全然目を通さなかったので難易度やアレンジについては
申し訳ないけどノーコメントで!(=立ち読みで済ませた)
もっと早い時期に見つけていたら購入したかもしれないな。

選手達の説明も、事前に何も情報がなくてもわかりやすく、
非常に的確に、しかも嫌味の無い客観的なもので
オリンピックフィーバーで発行された中では優秀な方だと思います。
下手な専門誌よりも、ずっとフィギュアスケート初心者に
文句なしにお勧めできるといいますか・・・。
もちろん我らがライサチェックにもページが割かれてます。
ライサイドな人にとっては、わりと嬉しくなる書かれ方でしたので
興味のある方は本屋で探してみてくださいませ。
あるいは楽譜が置いてある楽器店とかの方が
見つけやすいかもしれません。楽譜扱いになってるかも。


何より、オリンピック前後のどんなライサチェックの記事よりも
事前に書かれたこの本での彼の説明の方がよほど慰めになると思った。
私も何だかんだで、結構傷ついてたみたいです・・・・(苦笑)
とりあえず、私が今朝書いた記事よりも
よほどライサチェックの今季のプログラムの音楽的ポイントを
短いながらもしっかり解説してあるので、一読の価値はあるかと。


以上、ちょっとした発見でした。

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(以下、日誌的なもの)

話は変わって、現在私は次のピアノのレッスンで
使う曲を探していて、楽譜屋で幾つかフィギュアスケートの曲を
ピアノアレンジにした曲集を見つけたんですが
どれもこれも曲のラインナップが被りすぎてて
何種類も売っている意味ない・・・(苦笑)
ラフマニノフの「鐘」はどれにも必ず原曲が収まってますね~。
あとドビュッシーの「月の光」も。
クラシックの原曲の楽譜なんてわざわざ収めなくたって
他のオーソドックスな曲集でいくらでも手に入るってのー!
そんなのよりもオーケストラの曲をアレンジしたやつだけ
まとめてくれよと思うんですが、そういうのはないし、
多少妥協して曲数が多く収録してあるものを覗いたら
編曲がやっつけ過ぎてイライラしたり・・・。
私、楽譜を見て頭でその曲を再現したときに
調が違うだけで楽譜を閉じるくらい短気なので、
やはりこういう曲集には期待すべきじゃなかったと、ちょっと後悔。

だけどね、私のピアノの先生が「スケートで使ってる音楽とかを
ピアノにした曲とか、たまにはいいんじゃないかしら~」とおっしゃるので
ちょっとその気になってたわけですよ(笑)。
んー、でも弾きたいと思うのが、アレンジされてる中では
「カルメン」しかなかった。それもメドレー。しかも調が違う。
アレンジは悪くないし、メドレーだから結構楽しいんですが
だったらカルメン組曲のピアノ編曲の普通の楽譜を買って
「闘牛士の歌」だけ弾いてても満足できるか?・・・・というわけで
結局何も買わないで帰路につきましたとさ。
でももう少し考えてみて、何もないのであれば「カルメン」の中から
一曲レッスンしてもらおうと思ってる。
多分それが、レッスンしてもらう最後の曲になるだろうから
選曲は今回ばかりは慎重にやりたい。
楽しんで弾ける曲がいいと思う、良い思い出がある曲が。

色々と区切りをつけなければならない中で、
ピアノは今年で20年にもなるから非常に感慨深いし
レッスンから離れるのはちょっとつらい。
ピアノがない家に住んでいたときでさえ、
学校のピアノで練習して、どーにか発表会に出たり、
何としてでもレッスンは続けてただけに・・・。
別にピアニストを目指したわけではないのに
なぜレッスンを続けてきたのか未だによくわからないけど
辞めようと一度も思わなかったということは、
多分ピアノを弾くのが心底好きなんだろうな。
これからそれを手放して長い時間が経って、
指が自由に鍵盤を動かなくなる頃に
初めて自分にとってそれが何であったのか
真に理解できるんだろうな。つらい道のりだぜ・・・!


ではまた。
明日はオリンピック女子の感想とか書くかもしれないので
ライサ情報ゼロだったらごめんなさい。

2 件のコメント:

はなえ さんのコメント...

こんばんは。またまたコメント失礼させていただきます。
ピアノ20年はすごいですね!私は10年ほどでやめてしまったので、今まさにローズさんのおっしゃっているような「指が自由に鍵盤を動かなくなる」状態になっています・・・私の場合、あまり練習熱心ではなかったせいか本当にあっという間に弾けなくなってしまって、少し残念に思っているんですよ・・・。
ピアノ曲だと、最近ではライサのガーシュウィンとか、ジェフ君のエクローグをつい思い浮かべてしまいますけど、あんまりお店で楽譜を見かけたことはないですね・・・。私も今はバイオリンを習っているので、スケートのいい曲ないかな~と色々探してるんですが、適度に厚みを残したいいアレンジの楽譜ってなかなか見つからないですよね・・・本当に迷ってしまいます!お互いいい楽譜に巡り合えるといいですね~。
ところで、ライサはバンクーバーに帰ってきましたね!女子フリーは観戦するんでしょうか?ショートの時のステファンみたいに、観戦中の姿がTVに映ったりしないかとちょっと期待してるんですが(笑)いろんな意味で目が離せないです~!
ローズさんの女子の感想も楽しみにしてますね!色々とプライベートでも大変なことがあるようですが、無理をなさらず頑張って下さい・・・!

Askarose さんのコメント...

はなえさま:

再びコメントありがとうございます!それもライサチェックにあまり関係ない内容なのに反応していただいて嬉しいです♪
私自身、今年で20年目ということに最近気がついてさすがにビックリしているところです。しかしエヴァンさんのスケート歴より長いのに、人前でまともな演奏はあまりしてこなかったなという反省もあるのですが(苦笑)
だけど長く続けている分だけ大きなブランクを経験していないので、「弾けなくなる」という状態が想像できなくて今から怖いです。こういうのって習った期間中でどれだけ練習したかっていうより、どれだけ自分で練習できるようになったか、ということが試されるのかもしれませんね。
その点、思うように動かない指を動かすには、どうやって練習すればいいのかはよくわかっているので(笑)、長く離れた後、弾きたい曲が出来たら、どれほど初歩の教則本に戻らなきゃならないとしても戻れるような気はします。練習が好きなので。

ガーシュインのラプソディー・イン・ブルーはピアノ独奏版を持ってるんですが、長すぎる&難し過ぎる鬼アレンジなんですよね~。エクローグは本当に素敵な曲で、楽譜がなくてもCDで聴いたまま弾けるけれど、さすがに楽譜がない曲をレッスンしてくれとは先生には言えないですしね(涙)
個人的に「火の鳥」のかっこいいピアノアレンジがないものかと思ったんですが、地元の楽譜屋にはなかったのでネットで探してみようかなという次第です。弾けるかどうか、きちんと練習する時間があるかどうかはまた別問題なのですが。

はなえさまは今、ヴァイオリンを習ってらっしゃるんですね~!素敵~! いいなあ、私もいつか違う楽器を習うならチェロかコントラバスをやりたいと思っているので弦に触れるのが羨ましいです!スケートの曲集にもヴァイオリン独奏アレンジの楽譜もあって、「こっちの方がある意味メロディーだけ弾けていいのかも~」なんて思ったりしていましたが、逆に独奏となるとピアノと違って音数が少ない分アレンジも限られますよね・・・。本当に、お互いに良い楽譜に巡り合えるといいですね!!

そうそう、ライサチェックも戻ってきましたね~。未来ちゃんのキスクラにひょっとしたらいるんじゃないだろうかと今になってちょっと焦っています(笑)。多分客席のどこかにはいると思うのですが、何せ空気と定評があるお方なのでスルーされないか若干心配です。万が一姿をキャッチされたら、金メダリスト効果ですね!

世間がこれほど女子シングルで盛り上がっているというのに、このブログは相変わらずライサに特化するという空気の読めなさぶりですが、今夜は女子について感想書きたいです!拙い文章になると思いますが、読んでいただけたら嬉しいです!
それから私の個人的な状況についても言及していただいてありがとうございました!ライサと違って超前途多難な状況ではありますが、ブログを更新できるのはまだまだ元気な証拠ですので(笑)、更新が途切れない限りはどうぞご心配なく!

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