2010年2月21日日曜日

CTVOlympics - Lysacek fury at 'bad loser' Plushenko

カナダのCTVでの記事を紹介します。
ライサチェックがプルシェンコを批判したという内容です。
批判というか、反論といった類のものですが・・・。
ともあれ、この記事の最後にライサチェックは競技の続行を示唆しています。


Lysacek fury at 'bad loser' Plushenko


Olympic champion Evan Lysacek on Friday criticized Evgeni Plushenko as a bad loser as the row over the men's figure skating final in Vancouver became increasingly bitter.

金曜日、オリンピックチャンピオンのエヴァン・ライサチェックは、バンクーバーでのフィギュアスケート男子シングル決勝が次第に苦々しいものになった論争と同様に負け惜しみを言うエフゲニー・プルシェンコを批判した。

Plushenko's second-place finish has even become political with Russian Prime Minister Vladimir Putin weighing in with his support for the defeated champion whose silver he said "was worth a gold medal."

プルシェンコの2位は、ロシアの首相であるウラジミール・プーチンと、彼が破れたチャンピオンの銀メダルに対して『金メダルの価値がある』と言ったという重みのある支援によって、すでに政治的なものになっている。

But Lysacek said he had been hurt by the criticism from a skater he had admired as a youngster.

しかしライサチェックは子供の頃から賞賛してきたスケーターからの批判によって傷ついたと語っている。

"I'm disappointed that someone who was a role model for me would take a hit at me at the greatest moment of my life," said the 24-year-old from Chicago.

「僕にとってロールモデルだった人が、僕の生涯の最高の瞬間に僕へのあてつけをして彼自身の評判を落とそうとしていることは残念です」とシカゴ出身の24歳は言った。

"Nobody likes to lose. It's a tough pill to swallow."

「誰も負けるのは好きではありません。とても辛いことですから」

Lysacek said that the Russian had however given him "a strong handshake, and said 'congratulations.'"

ライサチェックは、プルシェンコがそれでも彼に『しっかりした握手をして、おめでとうと言ってくれた』のだと語る。

Plushenko was sure he had successfully defended his title after opening with a tricky quadruple toeloop-triple toeloop combination.

プルシェンコは冒頭の巧妙な四回転トウループ・トリプルトウループのコンビネーションジャンプの後に、自身のタイトルを守るのに成功したと確信した。

But the judges preferred Lysacek's routine which did not include a quad.
The 27-year-old Russian expressed his dismay that a man without a quad was standing on the top of the podium.


だがジャッジは、四回転のないライサチェックの演技を選んだ。
27歳のプルシェンコは、四回転をやらない人物が表彰台のトップにいることの失望を表明した。

"To discredit the field: it's not right," said Lysacek.

「試合を傷つけることは、真っ当なことではありません」とライサチェック。

"The quad is just one of hundreds of elements in a four-minute programme. I'm surprised he puts so much emphasis on that one element."

「四回転ジャンプは4分のプログラムの中にある何百もの要素のうちの一つでしかありません。僕は彼がそれほど一つの要素に重点を置いていることに驚いています」

The American said that his rival, making his comeback after retiring for three years following his Turin Games success, may not have fully understood how the new system of judging worked.

ライサチェックは、プルシェンコがトリノオリンピックの成功の後の三年の引退から復帰するにあたって、新採点システムがどのように作用するか完全に理解していなかったのかもしれないと語った。

"Anybody arguing with these scores doesn't really understand the system," he said. "This event was really exceptionally judged. I can't imagine the outcome being any different.

「この採点と論争をしている人は皆、このシステムを真に理解していません」とライサチェック。「このイベントは特にしっかりと採点されていました。この結果がどう違うのか想像できません」

"Maybe Plushenko, Stephane (Lambiel) and Patrick (Chan) got different information about what the judges would be looking for."

「おそらくプルシェンコ、ステファン(ランビエール)、パトリック(チャン)はジャッジが何を求めているかについてそれぞれ異なる情報を得たことでしょう」

He defended his program amid criticism he played it safe.

彼は、安全に演じたと批判の渦中にあるプログラムについても弁護した。

"If you're putting stuff in your routine that you're not 100 percent sure of, I'm not sure why you'd do that at the Olympic Games.

「仮に100パーセントの自信がないプログラムの中に要素を詰め込むとしたら、なぜオリンピックでそうするのかわかりませんね」

"I don't know why any coach would ask that of his athlete. I completely trusted my coach. I never had any single doubt."

「コーチ達が、自分の教え子にそういったことを要求しようとする理由もわかりません。僕は自分のコーチを完全に信頼しています。一つの疑いも持ったことがありません」

Lysacek said he said he was undecided about defending his world title in Turin next month.

ライサチェックは来月のトリノでのワールドタイトルの防衛について、まだ決めていないのだと言った。

"I'm not sure about the worlds. As for the 2014 Games, I don't think they'd be happy to see me, to be quite honest," he said.

「世界選手権についてはわかりません。2014年のオリンピックのときには、率直に言って彼らが僕に会って嬉しいとは思いませんね」

"I do plan to continue competing. I can't imagine my life without skating. I can't see giving it up yet."

「競技は続ける予定でいます。スケートがない僕の人生は想像できません。まだ諦めるなんて考えられませんよ」

2 件のコメント:

マイキー さんのコメント...

エヴァンさんの競技続行はすごく嬉しいのですが、疲労骨折のことがあるので、心配でもあります。もう持病みたいなものですよね…(泣)。
エバンさんが現役を続ける限り、完治しない怪我なのかもしれませんが、なるべく健康な状態で競技生活が送れるよう、心から願っています。

Askarose さんのコメント...

マイキーさま:

今の段階では何とも言いがたいですが、競技をやめるつもりがなさそうなのは救いかなあと思っています。と同時に、まだ自分自身に課題を見出しているのなら、それをどう伸ばしていくか、あるいは競技に残ることで何ができるか、色々考えがあるのかなあと推測しています。
確かに怪我は心配ではありますね。これで意地になって四回転を試合で入れて、怪我したら同じことの繰り返しですし。彼の場合は四回転をやることが怪我に繋がるので、それをどう防いでいくか・・・ひょっとすると時間をかけて肉体改造をしないといけないでしょうし、難しいところですよね。ただ、本人がやりたいところまでやってくれれば!というのがファンとしての気持ちです。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...