2011年2月5日土曜日

全米選手権でのエヴァンさん⑤

また全米の話です。


ライサチェック、先日の全米選手権では映画『RISE』のプロモーション会見の他に
『AT&T Ice Desk Show: Lysacek』というインタビューコーナーにも出演しました。
icenetworkにそのときの動画がアップされていたので
その内容をざっくり書きます。
とはいえ所詮は私の聞き取りですので(苦笑)、どうぞ参考までに!


○現状について
 オリンピック以降はたくさんのチャンスに恵まれてわくわくしている、
 今回の全米での一番大きな仕事は映画『RISE』の宣伝活動
 (とても感動的な良い映画です、とも言及)、
 もう一つの今回の仕事はEXへの出演だということ、
 さらに今後競技へ戻るかどうか判断するための手段でもあるとのこと。
 (ただ、実際のところ競技が恋しい、どうするかはわからないけど
 それが恋しいんだと強調して話していました!) 

○競技を生で観た感想
 生で観ることはいつもエキサイティングだということ、
 スピード感や選手やコーチの表情も感じられる、など。

○全米女子シングルの試合の感想
 今年は3月の東京世界選手権の出場争いがかなり熾烈な闘いだったこと、
 クリスティーナ・ガオ、ミライちゃん、アリッサについて言及。
 最終グループは3-3をやる選手がいて印象的だったとのことです。 

○全米男子シングルについて
 ライアンとは実際に『長きにわたっての仲が良い友人』だそうです。
 だからSPでトップスコアだったのがものすごく嬉しい、
 彼が今までずっと一生懸命練習してきて、サンヴァリーのショーで一緒になったけど
 そのときもショーの合間に頑張っていたのを知っているから。

○トレーニング仲間のミライちゃんについて
 一緒に練習してるけど彼女はタフな子だよ、素晴らしい演技で総立ちになった
 アリッサの後に滑るのはすごいチャレンジだったと思う。
 (その後、アリッサとレイチェルについて褒めていた)

○視聴者からの質問1「現在の採点方法について、もし1つだけ変えられるなら?」
 今の採点方法はエクセレントなものだと思う、採点からいろいろわかるし、
 もし変えられるなら毎年ルールが変わるスピンとステップかな、等 

○視聴者からの質問2「次のシーズンに競技に戻ってくるの?今後の計画は?」
 「次のシーズンに戻ってくるよ!」って言えたらいいなって思う、
 本当に競技と練習が恋しいから、だけど僕の生活はオリンピックから
 劇的に変わってしまって、それを楽しんでいるし、ずっと忙しくしている。
 たくさん色んなチャンスがあって他の選択肢もある状態だけど、
 まだスケートは大好きだよ。将来についてはまだ何も言えないんだ。(ここでなぜかウインク)

○インタビューを見学している女の子からの質問「コーチになろうと思ったことはある?」
 ない。(ここで女の子に「君はスケーター?」と聞く。女の子「うん」)
 僕はコーチをやれるほど我慢強いとは思わないし、
 (我慢させている)自分のコーチには申し訳なく思ってるんだよ
 (と、顔を手で覆うリアクション ←ちょっと可愛い)

○視聴者からの質問3「三月の東京世界選手権で誰がトップになると思う?」
 まずダイスケの名を挙げる。オリンピックの後に世界チャンプになっている。
 でも全日本ではダイスケは3位で(←何気にチェックしているエヴァンさん)
 タカヒコ・コヅカがチャンピオンになり、ノブナリ・オダが2位だった。
 カナダではパトリック・チャン、カナダ選手権を映像で見たけどすごいスコアで優勝し、
 現在の採点法を心得ているし、四回転も2回成功させていた。

○インタビューを見学しているマダムからの質問「あなたはネックレスは
 いつも同じものをつけているみたいだけど・・・?」 

 (ここで一つ一つについて説明する)
 これはギリシャ正教会の十字架で、家族で代々伝えているもの
 こっちは姉(妹?)からもらった稲妻のネックレス、かなり最初の頃の
 競技に由来するもの(詳細なエピソードはこちらを参照)、
 もう一つはハムサ(邪眼)のネックレス(詳細はこちらを参照)。

○視聴者からの質問4「学業に戻るなら、何を専攻するの?
 演技?ファッション?」

 今やってること(ファッションとか?)は好きだよ、
 というのも自由時間があまりなくて時間のあるときは
 テレビを見てるって感じだから。
 それと株式マーケットにかなり入れ込んでいるから、
 ビジネススクールに行きたいと思ってる、等

○司会者からの質問「オリンピックで一番気に入っている瞬間は?」
 (オリンピックは他の試合とは違うと色々前置きをした後)
 公式練習のときに氷上に出たとき、50台ものカメラが並んでいる一方で
 お客さんがオリンピックを楽しんでいる、という場面。
 それからショートプログラムの後がすごく感動的だった、
 フリーはものすごくプレッシャーがあって難しかった、
 そしてタカハシやプルシェンコ、ランビエールの良いパフォーマンスに
 とても感動した。彼らの演技は本当に感動的だった。

○最後に『RISE』の宣伝
 『RISE』のツイッターをフォローしてね、チケット情報とか
 色々わかるから! 映画はすごく感動的なストーリーだよ! など。


以上、こんな感じでした!
色々興味深い話が出て充実した内容だったと思います。
ところどころ、面白いリアクションもあったので
見られる方はぜひチェックして下さい!

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