2009年11月13日金曜日

エヴァンさんスケアメでクワド回避

icenetworkの記事に我らがライサチェックは今回の
スケートアメリカにおいてもクワドには挑戦しない意向と
書いてありました(こちら


回避の理由は、練習で多くクワドをやりすぎると怪我につながるという
昨季の疲労骨折のことを踏まえてのことのようです。
どうやらパトちゃんもそれで怪我してグランプリシリーズ初戦を
欠場したみたいですね。
で、練習であんまり多くは跳んでないし(でも毎日4・5回は跳んでる)、
まだ正確にやれるわけでもないということで今回は回避となった模様。


オリンピックシーズンだから怪我のリスクを少なくするために
回数多く跳ばないというのは仕方が無いのかな、
まして彼は背が高いから他の選手より怪我しやすいし。
昨季の疲労骨折だって(恐らくは)クワドの練習によるものだろうし。
しかしこんな状態で試合でも回避が続くと、
ひょっとするとオリンピックまでライサはクワドを
試合でやらないという戦法を取るのだろうか?
それはそれで潔いけど、長らく試合で挑戦してない状態で
いきなり本番でやる・・・とも考えにくい。
あるいは出場できるならグランプリファイナル、
もしくは全米のどちらかで挑戦する意向はあるのかもしれない。

正直なところ前回の中国大会ではクワドを回避したので
もう試合で跳ばないのかなと少し寂しくもなったんですが
去年のように転倒とダウングレードで点数取れない!もうやらない!
という意味合いではないようだから、そこは安心かなあ。
決して転倒して順位が下がるのを恐れてるわけではなさそうに見える。
だから今回の決断に関しては「そっかー、じゃ仕方ないね」と
ファンとしてはすんなり受け入れられそうです。

その一方で日本勢およびトップ選手の半分以上は
グランプリシリーズの段階でばんばんクワドにチャレンジしてるので
彼らが怪我しないかどうか心配だし、怪我のリスクがあっても
貪欲に跳ぼうとする気概には素直に声援を贈りたい。
ま、ライサも07-08シーズンはSP、フリーともに
毎回クワド入れてたわけですから(そして順位を下げていた)
その作戦を彼らが今やろうとしているのだと解釈すればいいのか。
我らがエヴァンさんはこの4年間かなり計画的に戦略を立ててるわけで
それに従ってるまでと思って黙って応援するしかない。
彼のチームの戦略は、今まで怖いくらいに大事な試合へ
ピークがくるように計算されて、実行されてきて、
結果につながってきたわけですから。
決して行き当たりばったりなやり方じゃないので
そこは安心して見られますね。
それでも、いつ何が起こるかなんて言えないのだけど。


ひとまずスケートアメリカではエヴァンさんのクワドは
見られないようですから、クワドジャンパーがお好きな
皆様はどうぞベルネルに期待してください(笑)
あー、事情は理解しててもやっぱり悔しいな、
ベルネルは綺麗にクワド決めてるのを見るのかと思うと!
いや、成功するとも限らんのですが(笑)

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