2010年3月26日金曜日

ワールド2010男子シングル感想など。

今日も空気を読んで(笑)、ワールドについて。


○ダイスケ優勝おめでとう!!
個人的に「無事優勝した!!よかったー!」という感じ(苦笑)。
だって2年前にこの瞬間を迎えるものと、あの当時は思っていたから。
それが叶わず、今日に至るまで2年もかかってしまったわけで。
彼は、私がスケート関係のブログを始めた2008年の段階で
「今、最も世界王者に近い存在」だった。
その年は失敗してしまったけれど、2009年こそは大丈夫だろうと。
ところが悪夢のような大怪我でそのシーズンは試合に出られず・・・。
大変なリハビリを経て戻ってきて、少しずつ調子を合わせてきて
オリンピックでもメダルを獲るレベルの演技ができて、
そして世界選手権では前人未到の技にチャレンジして優勝。
もちろん日本人初。100回目の世界選手権で、
初めて日本人の男子がこの競技で世界の頂点に立った。
勝利の女神は彼にすごいシナリオを用意していたものです。

・・・とまあ、誰もが知っていることをつらつら並べるよりは
今日の試合内容そのものについても少し書きたい。
彼のクワドフリップに関しては試合に入れられるほど
完成度が上がっているとは知らなかったし驚いた。
(報道はあったけど、残念ながら日本のマスコミは
高難度の技を必要以上に煽るので信頼してなかった)
恐らく来季のための挑戦でフリップにトライしたのだと思う。
まだ回転不足ではあったけど着氷はして、
トウループの場合よりは点数を稼ぐことができた。
その後、崩れずに最後まで自分の力を冷静に見せた。得点も出た。
個人的に着眼したいのは、彼が4回転にはトライしたけれど
決して成功ではなかったこと。そして、それで優勝したということ。
男子シングルにおいて、そういう勝ち方は珍しい。
色々言われているように、ここ2年は4回転を「入れなかった」選手が
世界王者となり、オリンピックの金メダリストにまでなった。
以前までは4回転を「成功させた」選手が長らく勝ち続けていた。
今回は「プログラムに入れたけど成功しなかった」選手が勝った。
非常に興味深い結末だと思うし、この競技において
選手やコーチが「どう勝ちに行くか?」という戦略を練るにあたって
参考となる一つの例になるのだろう。
と同時に、今の採点方式は選手達に勝ち方のバリエーションを
与えるものなのだと感じた。
それぞれ自分に合った「勝ち方」を模索して勝負しなさい、と。
今の得点配分では従来にはなかった勝ち方が有利なのかもしれない、
だけれど、自分たちがやりたい技をやって勝つ方法も必ず存在する。
そういった強いメッセージを、今日の彼の演技がくれたように思います。
ひとまず今日一番(私なりに言うと)『良かった』彼が勝って嬉しい。
そして朝にTwitterでおめでとうをつぶやこうとしたら
エヴァンさんに先を越されててちょっと悔しかったよ(笑)
っつーかエヴァンさん、あんた忙しいのにワールド観てたのか(苦笑)


○パトリック、君はそんなもんじゃない
我らが失言王子(←命名してみた)ことパトリックは
二年連続で2位。まだ若いのに大したもんです。
しかし、今日の試合内容は・・・彼の本人比としては
良くなかった方でしょう。本来はあんなもんじゃない。
「何でこれで転ぶの?」ってジャンプで転ぶし、
着氷もちょっと乱れがち。本調子じゃないなあ、と。
本来は加点もりもりで勝ちに行くはずが、全体的に
雑な印象が出てしまって残念。
彼は「4回転なんてやらないよ」という態度で臨んでいることが
逆に「何としてでもノーミスで」というプレッシャーに押されて
少し気持ちが萎えているように見えなくもない。
「最初から4回転やらないんだから気持ちは楽じゃないか」と
思う方もいるかもしれない。でも実際は入れても入れなくても
『ノーミス!!』というプレッシャーに関しては大差ないように感じる。
4回転を入れる場合は不安要素が一つ増えるという感じ(苦笑)。
そしてパトリックに関しては、調子が悪いとトリプルアクセルが
決して小さくはない『不安要素』になっている印象がある。
時にはジュベールの4回転の方がよほど安心して見られるというくらいに。
さらに「4回転がなくても勝てるよ」という発言の裏には
『自分には4回転がない!!ノーミスでなんとかしなきゃ!』という気持ちが
絶対にあるでしょう。それで追い込まれているようにも見える。
今季は怪我もあって、思うようにいかなかったからなのか、
どうしても体と気持ちがうまくかみ合って動いていないような、
ちょっとメンタル面で不安定なところが見え隠れした。
やはり彼はまだ19歳、そういう面でも経験が必要なのだろう。
それでもミスを最小限には抑えて、自慢のスケーティングを生かした
ステップワークやスピンでは十分に一流のそれを見せつけて得た、
2度目の銀メダル。
そして、オリンピックの有力候補が何人もいない上での銀メダル。
これは彼にどんなメッセージを投げかけるだろう?


○ジュベたん落ち着いて!!
彼は「自らの勝ち方」を証明しに、見事に戻ってきましたね・・・!
やっぱり彼はミスを最小限に抑える控えめな戦術よりは
こういう危なっかしいけど大胆な戦術の方が性に合うのでしょう。
クワドを2度決めてみせて、ようやく本来の彼が見られたと思った。
その後は「ジュベたん落ち着いて!!頼むからレベルを取りこぼさないで!!
その先はもうちょっと慎重にやって!!」と心の中で叫びました(苦笑)
いや、だってせっかくスピンもステップもこの4年間で
だいぶ向上したのだから、その成果も出してほしいじゃないですか(苦笑)
まさかのルッツの転倒もあって、我に返ったのか、
その後彼はどうにか冷静になろうとしているように見えました。
結果、レベル1になっちゃったスピンもあったし、
最後のストレートラインはレベル2だったけれど
サーキュラーはレベル3、二つのスピンでレベル4を取っている。
「俺、ちゃんとジャンプ以外にも取り組んできたんだぜ!!」という
彼のガッツを感じました。それでこそジュベたん!
無事に(?)3位となり、世界選手権の5年連続表彰台に。
・・・・ジュベたんすごいや!!
それでも彼の本調子というわけでもなかっただけに、
まだまだ試合で、本調子の彼を見たいと思った。
旧採点時代の流れを継ぐ彼の勝ち方を、今後も見せて欲しい。


○チェコクオリティ
えー、最近フィギュアスケートの最新情報に疎いため
直前までベルネルが出ないことを知らなかった私は
「チェコ勢はどうなっちゃうんだろうか」と少し心配でした。
でもミハルくんは、オリンピックやヨーロッパ選手権同様、
自分のやれることは精一杯やってくれてビックリ&感激。
昨年の彼の先輩と同様に4位ですよ!!すごい!!
また、彼はジャンプが高くていいですよね~。
このところ、オッサン勢がだんだんジャンプが低くなっていて
「前はもっと高かったのに・・・」と思う選手が出てきた中で
彼みたいな高いジャンプを見ると嬉しくなる。すごい爽快感。
プログラムも洒落てるし、今後演技を磨いたら面白そう。
何より、若いのにここ最近の大舞台に動揺して崩れないのがすごい。
君の先輩にそのハートを少し分けてくれと言いたい(苦笑)。
彼の我らがライサチェックの強いハートを受け継ぐ、
チェコクオリティ(←!?)を目の当たりにして
「安定感のある若手がいるっていいな」とちょっと思った。
今日からライサチェック並みのクオリティを連想させる
ミハルの強靭な精神を「チェコクオリティ」と呼ぶことにする。
一方で安定しなさすぎてワールドに来れなかったベルネルは
「チェコ爆弾」とか「チェコシンドローム」なんて呼び名はどうだろう?
(↑どうでもいいよ!!)


○よく耐えた! アボットくん!!
SPは見てないんです。でも良かったらしいじゃないですか。
で、今日のフリーは・・・・うーん、2コケ。
しかしダメなときの彼を思えば、持ちこたえた方。
むしろ、まさかのアクセル転倒の後、よく立ち直ったな、と。
今回は自分のオリンピックの雪辱を晴らすのと同時に、
『枠取り』の代名詞だった(笑)エヴァンさんも、
調子を上げていたジョニーも出場しないというわけで
来年のワールドの3枠をアメリカに持ち帰らないといけないという
最重要ミッションが彼に課せられていたわけです。
自分だけが納得するような演技は許されないというプレッシャー。
それに彼は良く耐えたし、オリンピックでの雪辱も
少しは晴らすことができた・・・のだといいな。
フリーが終わった後に涙ぐんでいるのを見て、すごく切なかった。
しかしオリンピックの結果のせいなのか、
SPもフリーも演技構成点が思ったより出ず、というか
オリンピックのときより下がってしまって悲しい。
今回は彼に関しては演技構成点が辛口に採点されたように感じた。
・・・・まあ、安定して高い評価を得るためには
まず技術的に安定したものを見せなさいということなのかなあ。


○アダム、3枠ありがとう!
やはり上がってきましたねえ、アダム!
ジョニーの代打になるという話がいつ来たかはわからないけど
代打出場で6位なんてものすごく立派。
っていうかアメリカすごいね、もうライサとジョニーがいなくても
普通に3枠が取れるようになったんだ。
同年代の子がオリンピックの経験を得ていた中、
自分はそれに出られなくて、その悔しさをきちんとこの試合に
ぶつけてきたという感じがしました。
が、シニアの大舞台での経験の少なさが出たのか
ちょっと脆そうなところを感じた。
トリプルアクセルもまだ怖い。表現面もまだまだ伸びそう。
オーサー門下らしく、技の質で勝負しようと努力してきて
その効果が出て、得点は結構出ているだけに
今後上位の常連になるんだろうなと思います。
トレードマークになりつつある、両腕を上げるジャンプも面白い。


○すっかりイタリア男なコンテスティ
私がまともに放送を見られたのは彼の演技から。
(それまでは会社への移動時間だったため
携帯から出る音しか聴いてません 苦笑)
オリンピックがかなり残念だっただけに
今回の世界選手権は巻き返したいだろうし、
まして自国での開催だから期待も大きい。
ただ、私が思った以上にイタリアで愛されていて
お客さんの力をうまくパワーに変えているように見えた。
イタリアに移籍して本当に良かったね!!
残念なところもあったけど、相変わらず面白いプログラムだし
お客さんがすごく喜んでいるのが見ていて嬉しかった。


○エイドリアンやりやがった!!
オリンピックに続き、またもエイドリアンが
クリーンな演技を見せてきました!それもクワド入り!
しかもオリンピックのときより後半は疲れを見せず、
だいぶ成長したのを見せ付けてきたという感じです。
毎年どんどん凶悪になっていく(←注:褒め言葉)プログラムのせいで
すっかり凶悪なプログラムをやる奴という印象が浸透して
良い意味で個性が認められてきたようにも思いますね。
若いメンバーが比較的かわいい系が多い中、
一人強烈なのがいるというのも楽しい。
それにしても彼のクワドはいつの間に、こんなに安定するように
なったのだろう? 普通に大舞台で武器として使えていて、すごい。
「クワド+凶悪なプログラム」が彼の理想とする勝ち方なのかな(笑)


○4-3-3だと!?
このご時世に4-3-3にチャレンジして成功させるツワモノが、
それもオリンピックの後のワールドで見られるとは思ってなかった。
しかもそれがヴァン・デル・ペレンという、
普通にオッサン世代のスケーターというのにビックリ。
通常、こんな無謀なことをするのは若手かプルさんだろう(苦笑)。
ルール上の問題で4-3-3を入れてしまうと
残りのジャンプの構成が難しくなるというか、
4-3-3が出来た場合、4-3になった場合、4-2になった場合、
最初のクワドで失敗した場合、など、その後の分岐点が増えるから
すごく面倒になるのを承知で、やっちゃいましたね・・・!
他でミスが出てしまったし、後半だいぶバテちゃってたし、
思ったより上位にはならなかったとはいえ、
シーズン最後にものすごいことをやらかして、本人は嬉しそうだった。
バンクーバーが彼にとって良い試合ではなかっただけに
プログラムを変えて臨んだ今回の試合は、
彼本来の勝ち方を示してくれてすごく嬉しかった。


○タカヒコヅカの長い道のり
彼は本調子でないまま終わってしまって残念。
ただ、昨年は4回転へのチャレンジを断念して6位。
今回はチャレンジをして、全体的に少し崩れての10位。
オリンピック、世界選手権で挑んだ4回転が成功と失敗に終わり、
彼はそこから色々学んでいる最中なのだろう。
選手として、ほんとに過渡期ですよね、彼は。
トップ選手と渡り合っていく潜在能力があるとわかっているのだから
あとはそれをいかにして、どのタイミングで開花させていくか。
そしてさわやかなタイプが多い若手の中で、いかにして目立つか(笑)。
課題も多いけど、その分どうなるか楽しみも多い選手なので
今は一歩一歩、前に進んでいるものと思って
気長に成長を楽しみたいところです。


というわけで、放送を見られた面々についての感想でした。
よく考えたら2位と3位が去年と同じで
4位がチェコ人というのも去年と同じで(笑)
あらゆる面で興味深い結果の試合でした。


あ、それとメディアが「オリンピックの金メダリストより
ダイスケの得点が高かったYO!!」
とはしゃいでいるのを見て
「馬鹿ね、たかが0・03の差じゃない。
っていうか技術点を見なさいよ」
と言いたくなったのは
少数民族の中でも私だけでしょうか(苦笑)
いや、だって・・・演技構成点ってさ、
その試合の傾向で全然違ってくるから簡単には比較できないのよね。
もちろん、今日のダイスケはあの点数に見合う
素晴らしい演技だったとは思っていますが。
まったく、メディアのやり口も巧妙だわ!!


以上、少数民族の負け惜しみ(スミマセン)も含めてお送りしました。

14 件のコメント:

pandini さんのコメント...

こんにちは。初コメントさせていただきます pandiniと申します。 
朝「金メダリストより得点が上!!」という記事を読んで
「そんなこと言わないでヨ~~ライサチェックだってすごかったのさ~~(T_T)」と思って複雑な心境でいたので、今日のローズさんの記事を読んでちょっと元気になりました。
は~すっきりしたー。ありがとうございます!!!
これからもローズさんの日記楽しみにしています!

マイキー さんのコメント...

まだ最終グループの演技しか見ていないのですが、アダムやシュル太、レイノルズくん、KVDP等々、素晴らしい演技を披露したようですね。早く見なきゃ!

大輔くんは、優勝候補筆頭に目され、その通り勝つという、二年前できなかったことを、みごとやり遂げましたね。感慨無量です。おめでとう。本当におめでとう。
エヴァンさんがツイッターで大輔くんを祝福してくれて、喜びも倍増です。エヴァンさん、ありがとう!

ジュベさんとアボちゃん、頑張りましたね!バンクーバーの大ショックからよくぞここまで立て直したと思います。素晴らしい!心から敬意と称賛を送ります。

日本とアメリカの三枠はまず大丈夫だろうと思ってましたが、カナダも取れて、すっっごくハッピーです!パト&ケビン19歳コンビ、ほんっっとありがとう!!

チェコもミハルがきわめてクリーンなプログラムを滑りきり、二枠獲得!あとはトマシュの復活を待つばかりですね。頑張れトマシュ!

さて、喜びがあれば悲しみもあるわけで、小塚くんのフリーでの失速とか、アルチョムくんのSP棄権とか、ロシア男子が東京ワールドに一人しか来られないとか、ライアンがまさかの18位とかもショックでしたが、やはり最大のショックは、織田くんのショート落ちです。まさか彼がフリーに進めないなんて…。放送を見た今でも信じられません(泣)。
でも、織田くんなら、ジュベさんやアボちゃん同様、この過酷な試練に打ち克てるはず。そう信じて来季また彼のスケートが見られるのを楽しみに待ちたいと思います。

なごみ さんのコメント...

少数民族の負け惜しみに1票。
ネットで調べ物する際に検索サイトの記事見て、フッたかが0.03点じゃないのーと私も思いました。しかも練習期間違うしとか。単純比較はできないけれどとしつつでも五輪の金メダルを上回ってるしーと書いてる記事見てちょっと憤慨しつつ、マスコミに呆れる私でした。ええ、呆れてたのは試合前から五輪の金、銀がいないから高橋チャンス!って浮かれてる記事見たときからですが。(高橋選手に失礼な!!)そんなマスコミ記事は全く無縁で、高橋選手はいい滑りしていましたね。素直に祝福したいです。

もふもふ さんのコメント...

私も今日は、高橋選手へ心から『おめでとう』を言いたいです。今シーズンのプログラムがNEW高橋にすごく合っていて、本人も気に入って滑ってる感じがあり、素晴らしかった。何より記念すべきタイトルを掴んだことが日本人として誇らしいしいです。

実は私が住む地域ではSPの放送が無かったんですよーそのぶんFPは存分に。早起き観戦はトリノ五輪以来やわ~
ライサチェックが欠場して寂しいワールドだったけど、いつもは気に止めないような選手の演技とスコアをじっくり拝察できたから、何だか思ったより楽しめました。
そうそう、エイドリアンには戦慄走りましたね。個性的で色んな選手がいるからこそ、フィギュアが面白くなるし、嬉しい。
そうですか、ライサチェックは試合を観てたんですか!アメリカにもワンセグ放送ってあるのかな笑。少なからず刺激を受けたんだろうなぁ~そうでなくちゃ。ライサの胸中や如何に?2011代々木で待ってるよ!

あや さんのコメント...

ローズさんこんばんは、はじめまして!
世界まる見えでジョニーさんの特集みてからなぜかエヴァンさんにはまった新参者です。
いつも情報ありがたく拝見いたしております!
トリノ、アメリカの双璧が出なくてちょっとさみしかったのですが、
アボ&リッポンが3枠もぎとってくれて、本当にうれしかったです。
来季東京で、エヴァンさんの姿をみることができることを祈ってます。

昨年の表彰台と、たしかに2位3位がいっしょで4位の国がいっしょでしたね!
金メダリストの身長はえらい違いですけど!

Askarose さんのコメント...

pandiniさま:

コメントありがとうございます!そして先日はメールも送っていただいてありがとうございました!(返信がまだでごめんなさい)
日本のメディアも意地悪なもので、技術点では下回っていることは伏せて「金メダリストより上回った!」と大っぴらに言いふらしているのを見て、ちょっと頭に来たのであんなふうに書いてしまいました。負け惜しみ以外のなんでもないと自分でわかっているのですが(笑)、それで少しでもライサチェックファンの慰めになるなら・・・と思います。なので、お役に立てて幸いです。
今後もこんな調子で、いちいち細かいところにツッコミを入れるような日記を書くことと思いますが、どうぞ宜しくお願いします!近いうちにメールも返信させてくださいね!

Askarose さんのコメント...

マイキーさま:

いつもより早く会社に行って生放送を見た甲斐があった試合でした。優勝候補以外が良い演技を見せてくれるというのも嬉しいですよね~!

本当にダイスケには日本人初優勝という偉業を持って帰ってくれてありがとうと言いたいです。本田武史さんがどんなに頑張っても3位より上には上がれなかった時代を知っているだけに。その本田さんも彼のスタッフの一員ということで、本当に彼のチーム「みんなで」とった金メダルという感じがします。そしてコーチがいなかったからなのか、放送を見ていたらしいエヴァンさんがすぐにTwitterで祝福していましたね~。これにはビックリ&嬉しかったです。「アンタ、暢気だねえ」と思いつつ(苦笑)

ジュベたん&アボット君もオリンピックと比べたらよくぞここまで持ち直した!という感じです。二人ともまだ自分の力を出し切ってないわけで、彼らの神演技が今後待ち遠しいです。二人の今後の競技人生に期待しています!

日本、アメリカはどうにか3枠死守、そしてカナダも3枠になりましたね~!これで来年誰が出てくるのか・・・。ほぼ若手になるのでしょうが、ソチ世代がそれぞれステップアップになる大会になるのかなと。その彼らが成長していく姿を見ていくのも楽しいですよね。

チェコ枠も2枠をゲットということで、きっとトマシュはミハルに頭が上がらないでしょう(苦笑)ともあれ、ミハルの安定感はある意味脅威です。将来エヴァンさんみたいになるのかも・・・「自爆大会になったときは一番強い」というポジションに(笑)

一方でロシアは来季1枠なんですね。これはプルさんに出てもらった方がいいのでは(苦笑)。ライアンの怪我、タカヒコヅカの失速、ノブナリンがSPで敗退など残念なニュースも飛び交いました。衝撃はノブナリンですよね、本当に。彼の強いハートでこの苦難を乗り越えて、来季また強い彼になって戻ってきてくれると信じていますが・・・にしても、チーム・モロゾフが全体的にあまり奮わなくて心配です。内部で何も起こってなければいいのですが。

Askarose さんのコメント...

なごみさま:

おお、少数民族の負け惜しみに1票入れてくださってありがとうございます(笑)。たかが0.03の差、しかも技術点では下回っているにも関わらず「金銀メダリストより上の点数が出たYO!!」というメディアの大々的な報道には笑うしかないです(苦笑)。それに今回は表彰台に上がった3人が決して小さくはないミスをやった上での結果だったので、個人的に一番すっきりする「ノーミスの人が優勝」という形でなくて、ちょっと寂しかったです。メディアはそれもスルーして称えてばっかりですけど・・・・もうちょっと冷静になれないものかと思います。
しかし「初優勝のチャンス!!」という煽りをものともせずに良い滑りを見せて優勝してくれて、本当に嬉しかったです。メディアが煽ってダメになっちゃうパターンが一番悲しいので、今回はそうならなくてほっとしたというか・・・とにかく「おめでとう!!」の一言に尽きますね!

Askarose さんのコメント...

もふもふさま:

あらら、SPの放送がなかったのですか!なんと勿体無い・・・。しかしフリーも生放送の一本だけで、優勝したのにゴールデンタイムでの録画放送がないなんて寂しいものですよね。しかし高橋選手には本当に「おめでとう!」です。プログラムもSP、フリーともに彼に合ってるし、新たな魅力もあって良いですよね!今回のワールドの開催地がイタリアというのも嬉しい偶然でしたしね。日本人初タイトルということで、本当に嬉しいですしよくぞやってくれたと思います。

ライサチェックが出場しなかったとはいえ、彼が出場したときよりドキドキした試合でもありました(苦笑)。なんていうか、トップ選手の中に抜群の安定感が光る彼がいないと落ち着かないというか、自爆大会になっちゃうというか(笑)。一方で思わぬ選手が予想外に良い演技を見せてくれたりで、収穫は多かったです。若手がぐんぐん上に上がってきているのも嬉しいですね。ソチ世代、これから表彰台に上ってくることも増えるのでしょうね!エイドリアンも来季はどんなふうに攻めてくるか楽しみです。

ライサチェック、試合見てたみたいですね。ネットかテレビかは何とも言えませんが、やはり気になっていたんですね。彼のことだから普通に良かった人には感動するでしょうし、刺激も受けたことでしょう。今後自分が戦う場合にどういう戦略で行くか、ということも考えていると思いますよ!本当に、来年のワールドに来てくれたらいいのですが・・・来るかなあ(苦笑)

Askarose さんのコメント...

あやさま:

お初にお目にかかります。あの世界まる見えで、ジョニーではなくエヴァンさんにはまってくださる方がいたなんて驚きです。あの番組も良い仕事をしてくれたものです(笑)

こちらのブログに掲載される情報、近頃は若干遅くていつも申し訳なく思っています。なるべく大きいニュースはすぐに更新できるよう頑張ります。

本当に今回はいつものジョニーとエヴァンがいない(だけどこの二人が揃って世界選手権に出場したのはもう3年前に遡らなくてはならないんですよね。過去2回はどちらかが出ていなくて、今年は二人とも出ないという・・・涙)、こちらとしては寂しい試合でしたけどアメリカは来季も3枠あるということで安心しました。東京世界選手権にエヴァンさんが来るかどうかは何とも言えませんが・・・来た場合は応援にいけたらいいなあと思っています!

しかし昨年と2位と3位が同じで4位がチェコの人という構図、面白いですよね(笑)。そして金メダリストの身長がいったい何センチ違うんだと(爆)。ダイスケくんがお気の毒なので、あえて計算はしませんけれど。個人的に、ひょっとしたらライサチェックって、今までの男子シングルの優勝者の中で最も背が高いのではと思っています。誰か調べてくれないかなあ(笑)

マイキー さんのコメント...

ご返信、どうもありがとうございます。

>チーム・モロゾフが全体的にあまり奮わなくて心配です。

そうなんですよね。フェルナンデスくんは12位と健闘してたんですけど、その他は、織田くん以外にも、普段考えられないミスがあったり(リード姉弟のCD)、途中で棄権しちゃったり(ザドロニューク組)、SPのコンボのファーストジャンプで転倒しちゃったり(安藤さん)…と、「チーム・モロゾフ、何かあったの?」と心配になりました。でも、リード姉弟はODとFDで、安藤さんはFSで、みごと巻き返してくれたので、ほっとしました。

モロゾフさんがロシアに拠点を移すそうで、安藤さんも彼についてロシアに行くと、ウェブニュースに書かれてありましたが、他のメンバーも、同行するのかな?ロシアは外国人には住みにくい場所と聞くので、ちょっと心配ですが、安藤さんは、もう大人のアスリートなので、きっと大丈夫ですよね。ロシアでも体に気をつけて頑張ってほしいです。

nana さんのコメント...

ダイスケさんの優勝もMaochanの優勝も心からお祝いです☆本当に強い精神力と実行力には脱帽ッっす!!ヨナchanやミキティ(あとちょっとでしたね)の巻き返しも・・・底力を感じました。ダイスケさんの優勝、ライサチェック様が見てたなんて、可愛いぃー♪そりゃ気になりますよね。olympicとworldってやっぱり違うから点数をそのまま比較するのはどうかなぁ・・・、とnana的に思うのでありました。!そうそう、ジュベ様もアポ様も其々魅力的な滑りで素敵でした☆織田様の天下統一もこれからですよー。コヅくんの4回転もまた来季みたいし、本当に今季は楽しいフィギュアを見れて大満足でした☆もちろん最大の楽しみは来季のライサチェック様にお目にかかれることでーす(^。^)/

Askarose さんのコメント...

マイキーさま:

チーム・モロゾフ、ロシアに拠点を移すという報道が大きくされていたのと同時に、織田くんは彼との契約を解消するのですね。「ああ~、やっぱりそうだったのか・・・」と少し悲しくなりました。「コミュニケーションに問題があった」というのが理由だそうですけど、こちらにしてみれば???と言った感じで、どうにも腑に落ちないものがあります。織田くんの心情を思うと悲しいです。

とはいえ、モロゾフさんがロシア政府に呼ばれているのもすごい話ですよねえ。やはりソチでは雪辱を晴らすために、今から対策を練っているのでしょうね。彼についていく生徒は苦労も多いと思いますが、無事に選手生活が続けられることを祈っています。。。

にしても、チーム・モロゾフは生徒との別れ際が毎度後味がちょっと悪くて悲しいです。

Askarose さんのコメント...

nanaさま:

優勝候補と騒がれていた上で、本当に優勝するのはすごく大変でしょうし、今回のシングル二人はよくやってくれたと思っています。五輪の後に自身の最高の演技を持ってくるなんて、並大抵の精神力じゃできないですものねー!
そしておっしゃる通り、五輪で残念だった面子も今回は良いものを見せてくれた人が多かったですし、少しメンバーは少なかったとはいえ、ワールドだからこその熱い戦いが見られたように思います。日本勢、今後も楽しみですよね♪この人気が続くとアイスショーも儲かりそうですし(笑)、こちらとしても楽しみが増えていいなあと思っています。

そしてライサチェックも・・・来季用の曲を探しているそうなので(後ほど紹介予定のインタビューでそう言っています)、まだまだ試合に出る気があるようで何よりです。ダンスも素敵なんですが、やっぱりスケートを滑っている姿が一番いいなあと思うこの頃であります。

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