2009年3月31日火曜日

09世界選手権

(注:この記事は2009年4月11日に書いています)

世界選手権のライサチェック雑感。


<SP:ボレロ>

ほぼ毎度のことながら、結果を知ってから放送を見たけれど
このボレロはシーズンを通して格別だった。
ローリー最終版によってこのプログラムが
ものすごい名作になったと言っていいと思う。
ファンの贔屓目はあるにしろ、それでも彼の歴代プログラムの中で
もっとも秀逸なものではないだろうか。

どちらかというとライサは役を演じる方が得意なタイプだと
個人的に感じていて、音楽表現だけに特化すると
リズムに合わせるのは得意ではないというし、
クラシカルな音楽はあまり知らないというので
今回のこの選曲は彼にとって難しいのではないかと予想していた。
タラソワ版のときはリズムに遅れないよう必死、という感じで
たとえジャンプが全部成功していても
安心して見ていられる類のものではなかったと思う。

そのライサが、あんな表現ができるなんて。
従来のファンでさえも気づかなかった、
彼の中で眠っていた新しい魅力が氷上で爆発したように感じた。
本当に、人を凌駕する超人的なものを見ているようだった。
「あれは本当に人間なのか」と思わせる演技に
何度見返しても魅入ってしまう。

世の中には「何度見ても良い」と思えるスケートはたくさんあるけど
私は彼のこのSPは生涯忘れないと思う。
そのくらい絶大なインパクトだった。

スコアとしては、彼のベストではなかったけれど
この演技を見た後、私はすでにスコアはどうでもよくなっていた。
あれだけの演技を見てしまうと、どの要素で何点取ったのかなんて
全く下らないことのように思えてしまう。
素晴らしい演技というのはそういうものなのだろう。
改めてスコアを見返してみるとフリップにアテンションマーク。
最後のスピンはレベル3。点数の取りこぼしはこのくらいかと。
でも本当に、そんなのどうでもいい!
たとえジュベールやベルネルのクワドがいくら巧くても
パトちゃんやタカヒコヅカのスケート技術が優れていても
ノブナリンが壁にぶつかるくらいのスピードでも
この日のライサには誰も敵わない!と言いたい。
得点はジュベたんに負けちゃったけど、そのへんは誤差ということで
あえてスルーさせてください(苦笑)


<フリー:ラプソディー・イン・ブルー>

個人的に、前日のSPにはひたすら圧倒されたけれど
このフリーには胸の奥からこみあげるものがやまないという感じでした。

ボレロを「人を凌駕する超人」と例えるなら
ラプソディー・イン・ブルーは「飾らない彼自身」といったところか。

それまで私は役を演じている彼のスケートが好きだった。
だけどこのフリーを見て、彼は何かを演じなくても
氷上で十分魅力的な存在なのだとわかった。

他の選手が着たらちょっとキザだったり、古めかしく見えるはずの
濃紺なタキシードをすんなりと着こなすことができるのは
彼が本当の紳士の素質を持っているからなのだろう。

奔放なラプソディーに時に振り回され、突き放され、
それでも音をつかまえて、その間にジャンプを次々と決めていく。
従来ならば「迫力のある」とか「エネルギッシュな」とか形容されるはずの
彼のステップは、軽快で自由に、洗練された動きを持って
リンクを駆け抜けていった。

音楽のスローパートは、前はうんざりするほど長く感じたのに
最終版になって「もっと見ていたい」と思わせるパートへ変わった。
そしてゆったりとした音楽に組み込まれた、
怒涛のジャンプの連続もくどくなく、詰め込みすぎた感じもなく、
さらりと終わってしまった。
ジャンプのパートがこれほどすんなり終わるプログラムがあるなんて!

そして終盤のストレートラインでは彼と会場の想いが重なり
見ていて気持ちが熱くなる。
終盤に向かうにつれて、ゴールへ一番乗りで向かうような気持ちになり
最後のスピンでは誰もが終わるのを待ちきれずに彼を祝福してしまう。

本当に最初からすれば考えられないくらい、
このフリーは人の気持ちを揺るがすものになったものだと思う。
最初はもっと人をあっと言わせるような方向を目指していて
それが空回りしていた感じがあったけれど、
ローリーによって名作へ仕上がった。
彼が本来持っている優しさや生真面目さ、暖かさ、
そしてどことなく面白い雰囲気を、見事に表していた。

本来「自分」のパーソナリティをキャラクターとして
魅力的に売り出すことは非常に難しいこと。
なぜなら本当に魅力的な人物でない限り、
他人から魅力的に見えるはずがないから。
だから役を通して自分を魅力的に見せる手法の方が
従来はやりやすいはずで、彼はそれに長けていると思っていたけれど
彼はもはや、何かを演じなくても本当に魅力的な男だったのだ。
私はファンとして彼の人柄も魅力的だとわかっていたはずなのに
氷上で彼自身を感じることを、なぜか望んだことがなかった。
だけど、これほどのものを見せられてしまったら
今後、これ以上どんなパフォーマンスを望めるだろうか?
もはや彼はどんな役を演じても、自分以上に魅力的に演じられるだろうか?
そう考えてしまうくらい、このラプソディー・イン・ブルーの彼は
本当にチャーミングだと思う。

技術的なことをいうと、スコアを見たらマイナスがなかった。
それには思わず驚いて印刷してしまったけれど
改めて見返すと、疲労骨折の影響もあってか
このスコアは彼の能力を全て証明したわけではない。
本当なら彼はクワドをやりたかったと思うし
今後の試合でも本調子なら間違いなく挑んでくるだろう。
ファンとして彼はこのスコア以上の能力を持っていると確信しているし
今回のワールドはSP、フリー通して良い演技ができたことが
最大の収穫のように思う。
「優勝」という結果については、これは他の選手の出来にも
左右されたところがあるけれど、出場者の中で一番出来が良くて
伴ったものなのだから何のケチのつけようがないはず。
それまでの試合では一番出来が良くても勝てなかったり
内容と結果が伴わない試合が何回かあっただけに
こうもすんなり優勝に結びついたのは少し驚いてしまったけど。


それにしてもボレロもラプソディー・イン・ブルーも
当初と比べてずいぶん進化したし、
最初目指していた「ニュー・エヴァン」を堪能できる形となって何より。
個人的には彼がこんな表現ができるようになるなんて
シーズン当初は思いもしなかったので、成長が本当に嬉しいです。


これ以上書くとまとまらなくなるので、この辺で終わりにしておきます。
ああ、フリーの感想をどうにか書けて良かった。
感極まりすぎて一生書けないんじゃないかと思ってました(苦笑)

2009年3月30日月曜日

一年、いろいろありました。(ワールド蛇足記事)

いろいろビデオ録画を見て、物思いにふけっていましたローズです。


そんなことよりブログ一周年企画!!
えー、先ほど妹と打ち合わせをして
だいぶ流れが決まりました。
4月2日は朝からお楽しみいただけるよう頑張ります。
っていうか、もう全然時間ないけど(涙)
今日はちょっとビデオ見すぎてしまった・・・。

エキシビジョンの放送も見ました。
ライサ、・・・チャンピオンの貫禄が全然ないですね(苦笑)
っていうかパトちゃんに「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」やられたー!
(そういえば今季のパトちゃんコレでした・・・
ライサはサラ・ブライトマン編なんですけども)
ジュベたんも「アレルヤ」でしっとり攻めてくるし、
ベルネルはマイケルやっちゃうし、ライサ立場ないわー(涙)
しかし、エキシビジョンでライサの出番を最後まで待つなんて
2008年全米以来のことなので、待つのに疲れちゃいました。
でもタニス&ベン、オクサナ&マキシムの素敵エキシが見れたから良かった。


ワールドもようやく終わり、気持ちも落ち着き、
ビデオをジャパンオープンまで遡って見て、一年を振り返ったりもしました。


一年前、ジャパンオープンでライサにはしゃいだ頃、
まさか一年後に彼をチャンピオンとして迎えることになろうとは
思いもしなかった。
そして一緒に出場していたランビエールが半年後に引退するとも
思ってなかった。

夏、THE ICEの後に今年のプログラムがわかって、
どっちも好きな曲だったからとても喜んだ。
そのTHE ICEで共演したジェフ君が1ヶ月半後に引退するのも
予測できなかった。

ライサイドブログのログを収納するのにサイトを作るにあたって
タイトルを「ライサイド・ラプソディー」にした。
語呂が良いのと、新しいプログラムへの期待を重ねて妹が考えてくれた。

しかし期待していた「ラプソディー・イン・ブルー」は
解釈が困難で、楽しげな内容なのにやっている本人が痛々しく見える、
悲惨なプログラムだった。かなり落ち込んだ。
スクリプトを書く元気さえなくなった。
そしてスケートカナダでライサが3位に終わったとき
「こういうときこそ応援しなければ」と持ちこたえた。

ファイナルはあっさり逃した。
全米ではプログラムの内容をだいぶ手直しして
衣装も変えてクワドにも挑んだ彼に、少し励まされた気分だった。
新王者の誕生を快く迎える気にはなれなかったし
何より長年のライバルと共にワールドに出られないことは
ファンとして残念だった。

四大陸では思ったより彼はうまくやった。
優勝したのはパトちゃんでも、クワドを成功させて
技術的に上回ったのがライサ。
それを喜ぶ間もなく、私はライサイドブログからの撤退を決めた。
日々スクリプトに取られていた時間を奪い返すかのように
いつも以上に英語の記事を探し、じっくり読む日が続いた。

ワールドでのライサの活躍は周知の通り。

私が知っている彼でない彼が氷上にいた。
特にフリー、氷上にいたのは、
恋の狂気に駆られるホセでもエスカミーリョでも、
死によって恋人と引き裂かれる運命を呪うカヴァラドッシでも、
ドジを踏みながらも華麗に悪者を倒していく怪傑ゾロでもない、
エヴァン・ライサチェックその人だった。
普段は明るく、面白いことが大好きで、多少の困難にあっても
前向きに努力していく心優しい青年が、
練習拠点のロサンゼルスで、彼を応援する多くの人の前で
緊張しながらも、次第に楽しそうに滑っていた。
複雑なラプソディーに時折振り回され、それでもくらいつき、
最後には感極まっていた。彼を見つめる多くの人の視線の前で。

思えば、このラプソディーは今季の彼そのものだった。
出だしはスロースタート、中盤はなんだかピンチに。
クライマックスへ向けては希望とともに。そして最後は楽しく!
このプログラムは誰かの、何かのシチュエーションを
演じているわけではなく、彼自身なのだと私は勝手に解釈することにした。

そして「ライサイド・ラプソディー」というサイト名が
とても愛しく感じるようになった。
その元となったブログがもうすぐ一周年。
ブログを立ち上げたシーズンに、彼がチャンピオンになるなんて、
これ以上のことがあるだろうか・・・?

「彼はいつかチャンピオンになる」と確信して3年、
それがこんなふうに実現するなんて思いもしなかった。


一年、いろいろありました。

ワールド09女子フリー感想(適当)

ようやく女子フリーも見終わり、男子フリーを見返し、
エキシビジョンも表彰式も見て、なぜかスケートカナダ、
さらにジャパンオープンまで遡り、今日はスケートの映像ばっかり見てました。


ざっと感想。女子フリーから。放送を見た人だけ。
(時間の都合上、まだ見てない人もいます、ごめんなさい)

○マオたんの衣装は写真で見るのとだいぶ違っていた。
胸のあたりが個人的にごちゃごちゃしていると思ったがスカートがカワイイ。
妹的に、あれはかなりオシャレらしい。母親もそう言っていた。
ああ、私ってチェコセン(涙)。でも舞踏会っぽい衣装でした。
試合として、出来栄えはそう悪くないと思うけれども
完成度で上位三人に大きく差をつけられてしまったのかと。

○今回、女子シングルでライサと雑誌の表紙を争う相手(笑)は
誰になるのかと思ったけど普通にユナちゃんだった。
次のWFSの表紙が彼女だとしても、私と誕生日が一緒だから許すことにします(笑)
今回は自分に合う良いプログラムを作ってきたなあと。
ミスがあっても完成度は高い。でもPCSあげすぎでは・・・。
この記録を彼女自身が破ることは不可能なんじゃないのっていうくらい
点数出ちゃってますけどオリンピック前にそれでいいんですか(←誰に聞いてるんだ)

○ミキちー、良かったですね、今回。ファントム良い仕事したなー。
音の取り方とか、表情の作り方とか、上位二人に引けを取らない良い出来でした。
難易度の高いジャンプ跳ばなくてもこれだけ魅せられるのだから
ファントムがベタ褒め(ベタ惚れ?)するのもわかる気がする。
SP、フリーともにかなり良い出来で、表彰台も納得。2位でも良かったかも。

○ロシェットがんばりましたねー!ミスがあっても2位ですよ。
トリノから3年、彼女がこんなに上がってくるなんて思わなかった。
ずっと良い位置で成長を続けてる選手ですよね。
何より鉄壁かと思われたマオ、ユナ、ミキの三人に割って入る存在が
カロリーナ以外に現れて嬉しい。

○そのカロリーナは去年のベルネルのようでした。
あんたたち、交代で自爆しなくてもいいってば。
てんとう虫リーダーはさぞかしガッカリしてることでしょう・・・

○てんとう虫リーダーの姉御的存在、てんとう虫姉さんことサラちゃん、
今回非常に感極まっていて、見ているこっちも泣けてきました。
がんばったねサラ姉さん。立派ですよサラ姉さん。あう。

○レオノアちゃん。ロシアっぽい強そうな子が若い子が出てきて
ちょっと嬉しくなっちゃいました。このままスルツカヤみたいに
なってくれたら嬉しい。

○お洒落魔女。おーい、お洒落魔女・・・。
良い意味で若い子、十代の子のような演技だった。
十代の女の子が、難しいプログラムに一生懸命取り組んでいるような。
いや、醸しだす表情とかは全然十代じゃあないんですが。
技術的に難しいことにチャレンジしてるがために、
何かを表現する領域までたどり着けなかった感はあるのだけど
28歳にして18歳のような身体のキレを感じて
それはそれでものすごいことなのだと思う。
将来、指導者になることを見据えて、自らチャレンジをやめない姿勢。
彼女がオシャレだけでなくスケート技術も後世に伝えてくれるなんて
頼もしいじゃないですか。


てな具合で、「今年はユナちゃんかもねー」とか言ってたら
普通にユナちゃんでしたね・・・
SPでマオたんに10点差つけたときで
もう決まったようなものだったとは思うけれども
マオたんはそれでもアグレッシブに攻めて、そこは評価したい。
ていうかアクセル失敗でも122点も出てりゃ上等だよ。
お洒落魔女のPBなんて120点だから!(涙)

とりあえず今年は万全の体制で登場したユナちゃんに拍手を送りたい。
本当ならもっと早く勝ってもおかしくない選手だったと思う。
そして銀メダリストのロシェットにも。
返り咲いたミキティにも!
バンクーバーでも良い戦いを見せてくれることを期待します。
もちろんマオたんが来季は何を課題に持ってくるかにも注目したい。
高難度プログラムを一年やってきた成果は
来季爆発させてくれればいいよ!
っていうか、今季がバンクーバーの年でなくて良かった・・・
前の年に悔しい思いをした方が、次につながると思うんですよ。
アラカワさんだってそうだったしね。


以上、適当に女子感想でした。
まだ放送見れてない&コメントできてない選手がいてごめんなさい。

優勝しても間違えられる。

次はガッカリニュースを!


ガッカリっていうほどでもないかもしれないですが
Yahooニュースのある記事の見出しが、
最初「初優勝のライサチック」になってたんですよ。
・・・これはまあいいとして。

今度はエキシビジョンのニュースが
「エキシビジョンのライサック」となってましたよ。


ライサチェックだから~~~!!!(苦笑)


「ライサチェク」でもいいけど
発音的にはライサチェックなのかと。

っていうかライサチックならまだ何となくわかるけど
ライサックだともう別物だよ・・・誰よそれ。
ああもう、ちゃんとスペル見て確認してよねー!!

そりゃー、ややこしい名前だけど!
うちのアナウンサーも噛むけど!
私の友達はみんなヘンなイントネーションで呼ぶけど!
私も最初覚えられなかったけど!!


ファンになった当初も全くこの名前が覚えられず
(ファーストネームさえ当初しっくりこなかった)
「黒くて、長くて、かっこいいアメリカの選手」として私の脳裏に刻まれ・・・
・・・いつ名前を覚えたんだろう。カルガリーのときかなあ。

というわけでファンでさえも覚えづらい名前ですけど
一応報道機関なんだからさー、外国の珍妙な名前でも
ちゃんと調べてくれよー!と思う。


とにかく、優勝してもライサの扱いは相変わらずライサのようです。
このまま「世界チャンプなのに空気な男」として
一年間チャンプでいてくれるのも面白いかなー。
もはや誇らしいんだか、哀れなんだかわからないけど。


あ、そうだ。今季もniftyでアワードやりますね!
きっと男子のアワードはパトちゃんとライサとタカヒコヅカとノブナリンの激戦で
票が割れてタカヒコヅカあたりが一番上になりそうですけど
(女子はキムユナ、ロシェット、ミキティ、マオたん、お洒落魔女あたりか)
今年はちゃんとライサに投票しようと思います。
なんといっても私、去年投票し忘れましたから(笑)

公式サイトがスペシャル仕様に。

何気に公式サイトの表紙がワールドチャンピオン記念バージョンになってます。


おー! なんだかチャンピオンの実感が沸いてきますね!
めでたい感じがしてきました。
堂々とファンだと公言しているくせに
ろくにブログのレイアウトも変えない私は
本当に不届きなファンに思えてくる(苦笑)
ライサイドビルの写真のところだけは大急ぎで変えたものの・・・
あれからろくに更新されてないし、ホントにすみません。


あとISUの公式バイオもなんとなく見てみたら
身長とか趣味、スコアがリニューアルされてます。
あのー、身長が前回比プラス11センチなんですけど(爆)。
188ですか・・・。うーん、目算185くらいかと思ってたけど。
伸びたのかな(笑)。頼むからこれ以上伸びないように!!
これ以上見切れる写真が増えるのは困るわ! 世界チャンプなんだから!


公式サイトのプロフィールの文章も
時間を見て訳したいと考えてます。なかなか良いこと書いてますので。

2009年3月29日日曜日

試合終了インタビュー&セレモニー動画

試合終了後の記者会見の映像がicenetworkに、
表彰台の三人が集まってのインタビューがこちらに、
また、セレモニーイベントの様子がこちらにアップされています。


どちらもライサにしては聞きやすい英語です。
最近わかったんですけど、音質のよいものならば
ライサの英語は結構聞き取れる。
テレビでの優勝インタビューもそうだった。
おそらく彼の声を構成する中心周波数が低めだから
普通の人が聞き取りやすい音域ではないのと、
映像によっては「s」の音がちゃんと拾えていないか
ノイズと一緒にカットされてるために
なんだか聞きづらいなと感じるのでしょう。早口なのもあるけど。
・・・と音響学的に分析してみる(笑)
彼の声を録音して波形をとって、スペクトル分析してみれば
一目瞭然なんだろうなー。やってみようかなー。


で、どのインタビューを見ても思うのは、「落ち着いてるなあ」ということ。
地に足のついた発言が多いのはバンクーバーまで見据えているからなのだと
勝手に解釈しているワタシでございます。
ライサのママンも「来年はオリンピックでエヴァンを見ることになるわよ!」って
言ってるし、本人ももちろんそのつもりなのでしょう。
ここで辞めることを考えるライサではないはず。
だって最終目標はバンクーバーだって、いつも言い続けてきたんだから。
彼の挑戦はまだ続くんだと思います。きっとね。

2009年3月28日土曜日

ワールド09男子フリー感想。

早く書かないと全部忘れそうなので、
放送を見た印象を少しでも書いときます。


○無良くん、初出場でこれだけ出来るのはすごいんだぜ。
あと衣装変えてきましたね。こっちの方が良いかと。
髪型もおろした方がいいかな? 
でも無造作だともっさりした感じが出るのか・・・?
そのへんはもう少し研究してもらいたいところです。
なにせ、フィギュアの男子はヘアスタイルがみんな独自色があるのでね。


○ノブナリンすげー! ファントムも思わず笑顔ですな。
ザヤックルールはバンクーバーまでに覚えてくれればいいよ!
何より出場選手中最も難易度の高いプログラムを
最もクリーンに滑った選手なだけに、
ジュベたんが「危険な選手です」と言った気持ちがよくわかる。
しかし、ノーカウントになったジャンプの点数を足しても
表彰台が厳しいというのは・・・それはそれで切ないですね。


○アボットくん。普段は瞑想して集中力を高めてるそうですが
今回は瞑想できなかったんだろう、ということで(苦笑)
だけど彼のフリープログラムはホントに素敵ですね。
ジャンプ失敗しても、それが何?っていうくらい
つなぎの部分とか見ていて惚れ惚れする。
ファイナルのときのような強いオーラや
全米のときみたいな負けないオーラは全然出てなかったけども
そんなのなくても彼は十分見せられる選手なんだと改めて実感。
来季も名作待ってるぜ!
でもアメリカのエースの座は普通にライサに持ってかれちゃったね・・・


○パトちゃんは優勝を確信したような表情だったけど
アンタ、その出来でワールドで勝てると思ったら大間違いよ!
とりあえずトリプル全部揃えてからいらっしゃい!(←何様だ)
あとはオッサンが揃えばパトちゃんの薄味が際立つとわかったので
次のシーズンでどんなプログラムを作ってくるかが重要かなと思った。
今の正統派のままだと、イロモノが揃うオッサンに印象で負けちゃうかも。


○コンテスティ・・・あんた面白いよ(笑)
何気にジュベたんより小芝居派ですかね。マイムうまいし。
ブラッドレイと面白プログラムで対決してもらいたい。
むしろ「面白プログラム選手権」作って出場して下さい(笑)
エントリーはジュベたん、ノブナリン、佐々木くん、ブラッドレイ、
ベルントソン、エイドリアン、ベルネル、南里くん、お洒落魔女(!?)
などなど、小芝居&顔芸の達者なスケーターはいかがでしょう。


○タカヒコヅカ。彼もまた、薄味が際立つ結果になってしまったかも。
(滑走順がちょっと気の毒だと思った)
いや、でも彼のスケートが上手いことも際立ってたと思う。
それがスコアにあんまり反映されてないようにも感じた。
今回のジャッジはオッサン好きが多かったらしい(←違)
ジャンプにちょっとミスが出たことよりも
シーズン前半の好評価が、ここに来て下がってしまったけど
個人的には素敵なロミオをシーズン通して見せてくれて嬉しかった。
最後の最後で衣装変えたら、新鮮さという点で印象違ったかもしれないね。
その辺の戦術はオッサン達に学んでください(笑)


○ベルネル。良いベルネルを久しぶりに見たんだぜ!
いやはや、彼のクワドはホントにキレイですねー!
前半までかなり良かったので
「どうしてこれで表彰台に上がらなかったのだろう」(←結果を知っていた)と
不思議に思ったけれど、後半はジャンプのミスが出ちゃったようです。
でもでも、あれだけ後半ミスしても、あれだけ点数が出るということは
完璧にやったときはすさまじいということじゃないですか。
恐ろしい子!! あと、ライサへ良い空気を渡してくれてありがとう(笑)


○・・・ライサについては後で書きます。


○ジュベたん。衣装どうして変えなかったのかなあ・・・。
ともあれ、モヒカンと比べるとだいぶジュベたんっぽいプログラムに。
個人的にかなりカッコイイプログラムだと思います。
来シーズンも見たいけど、変えちゃうかなー、もったいない。
しかしジュベたんはステップが本当にうまくなったなと。
今シーズン一番の収穫はそれでしょう。
ジャンプにミスが出て、今回は自分自身に失望しているジュベたんですが
予定してたプログラム構成を土壇場で変えて、
考えながら滑っていたらしく(何でそんなことできるんだ・・・)
気持ちの上で余裕がなかったのかなあと感じました。
それでもあの得点だし。クワドも成功させてるし。
君は失望することは何もない、ただ同じミスは繰り返さないように、
そしてもっと自分を信じるようにすればいいのだと思うよ。
今回、ジュベたんは登場したときからものすごい悲壮感が漂ってて
「大丈夫なんだろうか」と思ったけれど・・・
あの悲壮感はなんだったんだろう。
会場はライサに浮かれてたけど、ジュベを敵対視してるようには
見えなかった(現地にいなかったからわからないけど)。
なんだか今回のジュベたんは自ら重荷を背負って登場して
自ら背水の陣の空気につっこんでいったように見えました。
来季、もっと強くなって彼が戻ってくることを信じています。


ひとまずこんな感じですかねー。
うーん、去年のワールドより最終グループは荒れなかったとはいえ
シーズン前半に好評価だった選手が思った以上に得点が伸びなかったのは
個人的に波乱でした。女子は相変わらずあんな感じなのにねえ(苦笑)

あとはクワドとアクセル二回をクリーンに成功させても、
あるいはクワドレスで点が取れるプログラムを組んでいても、
ノーミスで減点のない、質の良いパフォーマンスを見せなければ
そう簡単に勝てないっていう新採点の傾向がそのまま出たなー、と。
「ノーミス」、これは人によってはクワドを決めるより難しいでしょう。
トップ選手なら、誰にとっても「ノーミス」は難しいこと。
それを成し遂げる人が「選ばれる」、そういう競技になったのかなと
感じています。以前はクワドが出来なきゃ、決して選ばれなかった。

その点でライサの最大の長所は「安定性」だと私は思ってるので
実は有利だったってことですかねー。
シーズン前半のダウングレードのおかげで
その「安定性」の長所が全然光らない試合ばっかりだったけど
ダウングレードさえなければ転倒一回とかお手つき一回とかで
それぞれの試合は決して出来は悪くなかったはずなんですよ。
シーズン通して安定した演技を見せてきたってことは
地元ワールドでもそれが出来るという布石だったのかなーと。

ま、ライサの感想は後にとっておくとして
(↑何のためにとっておくのか自分でもわからないけど 苦笑)
思ったよりも色々あった試合で見所が多かったです。
「こうすればこの選手に勝てる」とか
「こういうプログラムならリカバーできる」とか勉強になりました。
来季への参考になればいいけど、またルール変わるかもしれないし
そのあたりはまだわかりませんが。


そして来季のワールドってオリンピックの後だから
オリンピックのチャンピオンが出場しない可能性もありますよね。
あるいはオリンピックを最後に引退する選手が出るかもしれない。
そうなると来季はどんなメンバーで戦うことになるのか
ちょっと気になりますね・・・。
特に、オッサンがどれだけ残ってくれるかが(←それかよ!!)。


ではでは、明日以降にはライサのことが書ければいいなあと思います。
でも明日送別会なんですよねー。あう・・・。

シカゴトリビューン3月28日付け記事

地元のシカゴトリビューンの記事では
ライサのママンのコメントも取り上げられています(こちら


ライサ本人のコメントもあります。


(the victory was a) motivation, but it doesn't help me next year at all. I will start right back at zero.

勝ったことはモチベーションになったけど、それ(勝利)は来年の僕を助けるものでは全くないです。僕はまさにゼロに戻ってスタートを切ることになるでしょう。

ワールド09男子フリー終了後インタビュー③

icenetworkに興味深い記事が出ています。怪我についてです。(ここ


I've sort of been dealing with it for the last five-and-a-half months, but we just found out two weeks ago that it was a stress fracture. I'll have to get it in a cast at some point for four weeks.

僕はここ五ヶ月半くらい、左足に痛みを抱えていたんですが、ほんの二週間前にそれが疲労骨折だってわかったんです。あと四週間くらい、何箇所かギプスをはめてないといけないでしょうね。


It sort of limited me in practice, which was kind of good, because I tend to over train.

(疲労骨折によって)僕は練習を少し制限されました。それはかえって良いことだったと思います。僕は練習しすぎる傾向にあるから。


This whole event, I knew it was going to be special because I always loved skating in this building. It's such an electric building, and the people of L.A. have been so supportive.
I couldn't have asked for a better crowd today. That's why I was so thrilled. I will never forget this performance for the rest of my life.


今回のイベント全体が、僕にとって特別なものになるだろうとわかっていました。というのも、僕はいつだってこのビルでスケートをするのが大好きだからです。こんなふうに電気仕掛けの建物だし、ロサンゼルスの人たちはとても協力的なんです。僕は、今まで今日以上に素晴らしい観客の人々を要求するなんてできなかった。だからとても興奮したんです。残りの人生で、僕は今日の演技を決して忘れないでしょう。

今日(3月27日)のローズさん。(蛇足記事)

○朝、ぼちぼちブログを書いていると
妹に「ライサが初優勝した夢を見た。もし新しいチャンピオンが
登場して初優勝するならライサかなって思うぜ」と言われ動揺する。


○職場でいただいたメッセージを見る。ステ様がSPのライサに
感動したと知って嬉しくなる。


○それから外回りの仕事へ。アナウンサーの先輩に
「今日は私にとって運命の日です。
多分13時30分から14時くらいの間に、突然叫んだり、
泣いたりして取り乱すかもしれません、そのときはすみません」と予告。


○お昼までの仕事を終え、休憩地点に。時刻は13時ちょい。
携帯でオンラインリザルトを見てみると、残すは最終グループのメンバー。
それから30分余り、リザルトのページは見ずに
車の中でひたすら祈る。とにかく祈る。
祈るのに疲れると、印刷してあるライサの文章を読む。じっと見つめる。
ライサの出番の時間帯と思われる間、
「ラプソディー・イン・ブルー」を頭の中でオンエアする。
(↑実はSPのときも「ボレロ」を口ずさんでいた人)
ライサの出番がそろそろ終わっただろうと思うと車でコンビニに移動。
用事を済ませて再び仕事へ戻ろうとしたとき、
「運命のメール」が来る。


私 「運命のメールが来ました」
先輩 「見なくていいの!?」
私 「運転中ですから・・・こんなところ(歩道と道路の間)では読めません」

信号が赤になり、車が止まる。届いたメールを一文だけ読む。
信号、すぐに青に切り替わり、また車を走らせる。

先輩 「どうだった?」
私 「肝心な結果がまだ読めてません・・・」

再び信号待ちになる。届いたメールを全て読む。

私 「(わなわな震えて)・・・・・どうしよう、優勝だ・・・」
先輩 「えええ~~~!!」
私 「エヴァンが優勝・・・うそ・・・信じられない。優勝だなんて」
先輩 「すごいね~~~!! やったね~~!!」
私 「どうしよう・・・本当にどうしよう」
先輩 「もっと喜んでいいんだよ!!」
私 「信じられない・・・エヴァンが・・・」

車を再び走らせる。明らかにうろたえたコメントを口走りながら
そのうち泣き始める私。

先輩 「泣いてるの!?」
私 「すみません、なんか感極まって」
先輩 「ローズちゃんがそんなふうに何かに感極まってるのは
初めてみた気がするー! なんかそれがレアで嬉しい!」
私 「私、普段ぼーっとしてますから」
先輩 「なんだかローズちゃんのその様子を見て
こっちまで嬉しくなってきちゃったよ!
本当はもっと喜びたいだろうに!!」
私 「喜んでますよ。ええ、ここ一年で多分一番喜んでます。
家や会場にいたら踊りだしていたでしょう。
ホントに取り乱しちゃってすみません、仕事中なのに」
先輩 「全然取り乱してないよ!! むしろ落ち着いてるよ!!」
私 「なんていうか・・・なんといったらいいのか・・・
どうして私ロスに行かなかったんだろう・・・!!
だけど気持ちがロスから戻ってこないんです。
仕事中なのにごめんなさい、全然集中してなくて」
先輩 「いいんだよ!! 思いっきり喜びなよ!! 
だってずっと応援してたんでしょ!? そりゃ嬉しいよ!!」

以下、今までの気持ちを切々と訴える私。
仕事しなさいって。


○その後、メールの返信やら妹へ報告やら、
点数チェックやら、仕事中にやってのける自分(←見逃して下さい)
しかも携帯をマナーモードに切り替えるのを忘れて
オンエア中に妹からのメール着信音が鳴る。(←これも見逃して下さい)
デフォルト着信音「You got mail」でよかった。


○外回りの仕事が終わり、パソコンに座るや否や
yahooニュースを見るも、ライサは勝ったのに空気だったので
icenetworkへ。さらにISUのページにも行く。
プロトコルを見てGOEにマイナスがないことに驚いて
「こりゃ夢かもしれない」と思い、そのページを印刷する。
もし夢なら、時間が経つとこの紙は消えてなくなるはずだ。


○その後に生出演の声の仕事。顎の不調のためずっと休んでいたのを
今日で最終回(=ラストオンエア)ということで無理矢理出ることに。
そして出番直前のこと。


流れた音楽は、サラ・ブライトマンの「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」

そう、ライサの愛用エキシビジョンの曲。
もちろん単なる偶然だし、ライサが今回これを滑るとは限らない。
むしろ可能性は低い。
でも「明日へ共に旅立とう」という意味合いのこの曲は
そのときの私にはあまりにタイムリーすぎた。
ライサが地元で重圧に勝って優勝して、
動揺している私のラストオンエア直前に、
この曲はあまりに出来すぎてるんだぜ・・・!
再び感極まりそうになって、涙をこらえるのに必死。
結果、本番10秒前に鼻をすすることになる。
ラストオンエア自体はそれなりに落ち着いてできました。
もっとも4月から新しいコーナーでスケートのことを
しゃべりまくることが決まったので(不定期登場ですが)
正確には今シーズンのラストオンエアなのだけど。


○帰宅するとすぐに、妹から祝福を受ける。
ライサイドブログの企画書をもらう(後でアップします)
「インタビューの翻訳とかで忙しくて、
4月2日のブログ一周年企画間に合わないかもしれない」と告げると
「徹夜して作業してよ!!」と怒られる。(そりゃそうだ)
慌ててビデオの録画予約を入れて、メールやメッセージをチェックして
そのうち母が帰宅する。母からも祝福される。


○フジテレビの地上波放送を見る。が、
「優勝しても放送されないかもしれないよ。
なんてったって空気な男だからね。数人放送した後に
『優勝はアメリカのライサチェックでした』って
言われるだけかもよ」と疑心暗鬼になっている私 ←苦笑
とりあえず放送は見て、インタビューもあって一安心。


○ブログの更新にとりかかろうと思い、まずインタビュー記事を訳す。
そして、今、主観的な表現で自分の気持ちを表すのは難しいと判断し
とりあえず自分の身に起こったことを時系列で記録する。
しばらくはインタビューを追っかけるだけになりそう。

2009年3月27日金曜日

ワールド09男子フリー終了後インタビュー②

次はLAタイムズから(こちら)。


I knew I wasn't going to do a quad. The doctor told me it wasn't going to happen. I had to figure out how to make every element as strong as possible.

クワドをやらないことはわかっていました。医者が僕にクワドは実現しないと言ったんです。僕は全部のエレメントをできるだけうまくやる方法を見つけ出さなくてはなりませんでした。


When I stepped into the building tonight I felt really nervous. I had sort of the wrong type of thought, like, 'This is going to be so difficult'

今夜このビルに入ったとき、本当に緊張していたんです。僕はどちらかというと悪い方に考えていたんですよ。「これは厳しいだろうな」ってね。


Then I had a moment of clarity. I told myself what I have to do is so simple: I have to do what I've been doing every day in training, just go out there and perform the way I'd imagined it hundreds of times.

そのとき、一瞬頭がはっきりしたんです。僕は自分に、僕がやるべきことはとてもシンプルだと言い聞かせました。僕は毎日トレーニングでしてきたことをやればいいんだって。ただリンクに行って、何百回もイメージしてきたとおりに演じればいいんだってね。


I had a moment in my footwork where I had this weird look of shock on my face because it was happening the way I imagined.

僕はステップのときに、ショックのあまり妙な表情を顔に出してしまいました。だって、思い描いてたことが今にも実現しようとしていたんですよ!

ワールド09男子フリー終了後インタビュー①

まずはISUから(こちら)。


I wasn't thinking about winning, and I wasn't thinking about medaling. I just wanted to skate well for my hometown crowd. I felt I was in great shape. Stamina-wise, I was good and I felt strong. Once the program went on I told myself not to get too excited. I just wanted to throw my hands in the air, and that's why near the end I was celebrating a little bit. The nervous energy was a positive for me, because I turned it into adrenalin tonight.

勝つことやメダルを取ることは考えませんでした。僕はただ、ホームタウンのお客さんのためにうまく滑りたかったんです。体調はよかったと思います。スタミナ満点で、気分がよく、自分に強さを感じました。一旦プログラムが始まると、僕は自分に興奮しすぎないように言い聞かせました。ただ両手を振り上げたかったんです。だから終盤に僕はちょっとだけ喜びを出してしまいました。緊張したエネルギーは僕にとってプラスになりました。なぜなら、今晩僕はそれをアドレナリンに変えたからです。

優勝。

エヴァンおめでとう!!

本当におめでとう!!

フィギュアスケートのセクシースター

氷上のセクシースターとして
ライサ、タニス&ベン、ロシェット、シズニー、
そしてスコット・ハミルトンが映像で紹介されてます(こちら)。


みんな良く映ってます。
ライサのシャツが適当感あふれるのは見なかったことにしましょう(苦笑)

それにしてもセクシースターというなら
ぜひジュベールも加えて欲しかった・・・(笑)

フランク・キャロルのインタビュー

フランク・キャロルコーチのインタビュー記事が出ています(こちら)。


フランク先生のお人柄が伝わってきます。
全訳する価値ある文章なので、いつか訳してみようと思います。
ひとまず紹介までに。

2009年3月26日木曜日

ワールド09SP後のコメント

まず、ISUの記事を(こちら)。


I've just been spending the last two weeks here in L.A. trying to stay calm and keep consistent training. I want to not only represent my country well, but I represent my city well, too. A lot of my friends and family are here and some of my friends haven't seen me skate live. It's been a long season for me. Once the hard elements were out of the way, I started celebrating as the rest of the program went on. I really like this program. I love this building. I felt a lot of good energy.

僕はこの二週間を、ここL.A.で、落ち着きを保ちつつ、着実なトレーニングを維持するようにして費やしてきました。僕はこの国の良き代表でありたいというだけでなく、この街の代表でもありたいんです。たくさんの友人や家族、そしてまだ僕のスケートを生で見たことがない友人もここにいます。今シーズンは僕にとって長いものでした。一度難しいエレメンツを取り除いて、プログラムの余った時間として祝福することから始めました。このプログラムが本当に好きだし、このビルも大好きです。たくさんの良いエネルギーを感じたんですよ。



そしてicenetworkの記事。(こちら


I'm going to see how it goes tomorrow. I pretty much leave that up to my coach [Frank Carroll] . . . to see if it's worth it. My left foot is a little sore.

僕は(クワドを)どうするか明日考えるつもりです。やってみる価値があるかどうかは、ほとんどコーチに任せます。僕の左足に少し痛みがあるんです。



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(以下、雑感)

左足の痛み・・・深刻なものでないといいのですが、
怪我につながったらどうしようと思ってしまいます。
とにかく、明日は後悔なく終われるといいなと思うけど・・・

ワールド09男子SP(感想つき)

ライサ二位発進です!イェイ♪

ワールドでこんなにいい位置になったことないから
不思議な感じですね…(笑
あとパトちゃんにPCSで勝ってるのにびっくり。
開催国ボーナス…?
いや、きっと出来が良かったんでしょう。そう思うことにします。
放送が楽しみです。

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(以下、3月26日20時過ぎに追記)


放送見ました。


わーーーっ! わーーーーっ!!!(←落ち着け)
こんな良いライサは久しぶりだぜ!!っていうくらい良かったです!
贔屓目が少し入っても、あの中で一番印象に残った!!

っていうか、前と全然違いましたね、振り付け。特につなぎが。
この短期間でよくもここまで変えたなっていうくらい変わってて
それにビックリした・・・!
それも、明らかに良い変化。
これぞ、本当の「ニュー・エヴァン」じゃないですか!
アラカワさんも絶賛してましたね。
最初点数を見たときはつなぎの点数がライサにしては高かったので
「これは開催国だからかも・・・」なんて不安に思ってたんですけど
放送見て納得しました。これはつなぎが良い。ホントに。

今季、「ボレロ」はいくらきっちりやってても
「良し良し、上出来上出来っ」っていうくらいで
それほど何度も見返したくなるものではなかったんですが
ここに来てものすごくクオリティ上がりました。本当にビックリした。

多少の贔屓目があるとはいえ、
他の誰よりもスペシャルな印象が残ったっていうか・・・。

「この世のものではないような感じだった」

それが第一印象です。うまくいえないけど。
あの場にいた他の誰とも、違う世界にいる人に見えた。
技術とか演技が云々じゃなくて、雰囲気というかオーラが。

で、演技終わった後に感情を爆発させちゃうところも良し。
本人的にも良い出来だったのでしょう。
うん、07年全米以来、こんなにすごいライサは久しぶり。
そしてあのときより、月並みな言い方だけど「神懸って見えた」。
もう点数とか順位とかどうでもよいです、私。
とにかくこのライサが見られてよかった、それだけ。


他の選手のことをいうと、放送されなかったアメリカの他の二人や
コンテスティが気になる・・・(苦笑)
タカヒコヅカとパトちゃんは思ったより点数出なかったなー、と。
パトちゃんは今季の他の(良かった)試合と比べても
遜色ないように見えたんですけどね。
何かと濃いメダリスターが先に滑っちゃったから
印象が薄れたかもしれない。
でも今回はお客さんにものすごく愛されてましたね!
そしてお客さんのブーイングに便乗するかのように
「僕とエヴァンさんとブライアンさんでどうしてPCSで
そんなに差がつくのかわからないなあ」というようなことを
しれっとした顔で言ってるらしいじゃないですか。
気づいたらパトちゃんも、しっかり者なのに面白キャラになってきてる(笑)

ノブナリンはスピードがものすごくて、彼の後に滑ったライサが
ちょっと遅く感じるくらいでしたよ。
そのスピードが原因で壁に激突、というのも
まあ彼らしいっちゃ彼らしいエピソードですかね。
それがなければ80点超えは確実だったろうし
ひょっとするとジュベたんに迫る点だったのかな・・・
しかし後半の演技を見ても壁に激突したとはとても思えない。
そのへんは一流の選手だからこそかと。

あとヨーロッパ勢、ジュベールとベルネルという
SPでもクワドやっちゃう二人がいると
やはり雰囲気が全然違いますねー!
個人的に、パトちゃんよりベルネルの方が順位が上でも
良かったんじゃないかって思う。
それくらい4-3がキレイだった。
ただ二年間同じプログラムで滑ってるから
新鮮味はないといえばないのか。
ジュベたんは4-3でミスがあってもあの点数です。
ライサは昨シーズン、4-3成功させてもあんな点数は出せなかった。
それを思うとジュベたんの他の要素のクオリティが高いってことですな。
そしてプログラムの難易度が上がっても
小芝居を取り入れるジュベたんの心意気、
これはアメリカのマダム&マドモアゼル、さらにジャッジにも伝わった模様。
PCSがライサと0.1差なのが面白い。

他に地上波で見られたのは無良くんだけ。
相変わらず高いアクセルに惚れ惚れします。
彼ならいつかクワドアクセルをやってくれるかもしれない・・・!
初出場で13位は何気にすごいと思うんだぜ。


そんな具合で、めずらしいことに
今日の自分のベストパーソンはライサでございます。
こんなふうに思うのは去年のジャパンオープン以来だ・・・!
非常に嬉しいのと同時に、フリーに向けて少し不安な発言があったので
次の記事ではそのあたりも紹介していきましょう。

メダリスターが並ぶ

ベルネルは自爆しなかった模様

ジュベたんに抜かれる

さすがジュベたん!

暫定ですが

イェイ♪

ワールド09・男子SP、第7グループまで終了

我らがオッサンの星、コンテスティが今のところ暫定1位。
がんばれ同い年!!

コンテスティが78点台、次のヴォロノフくんが72点台ということで
少し差がついた感じです。
最終グループ入りしそうなメンバー達もミスをすると
70点台に留まることがよくあるので
このあとどんな順位になるのか楽しみですね!


しかし、眠い・・・。
こんな大事なときに眠くなるのは、そういう体質だからです(苦笑)
別に自分が出場するわけでもないのに、どうしてこんなに緊張するのやら。
私は緊張するとものすごく眠くなる性質でして
過去にここ一番という試験や舞台の直前に大あくびすることが何度あったことか。
そして、そのせいで神経の太いやつだと思われたことも何度あったか知れない。

とにかく、こんなに眠いのはそれだけ緊張してるってことなので
今日はやっぱり仕事にならなさそう・・・
ライサが滑り終わるのはこのあと8時過ぎ以降ですが
全体の結果が出るのは9時前くらいですかね。
多分、生放送中に結果が出た状態のオンラインリザルト見て
場合によっては「チクショー」だの「ウッヒョイ」だの
携帯からこちらに書き込むつもりです。←ダメ人間

ちなみに妹は「ライサとジュベと1位の人、あとヴァン・デル・ペレンの
結果は教えてね」と言っておりました。
ちょっと!! この三人がSP1位じゃないとでも!?
そしてなぜケヴィン(笑)。きっと滑走順のせいだな・・・(笑)

そうそう、タカヒコヅカがフリーでクワドを回避するという
堅実な作戦に回るそうですね。
クワドは回避するのも勇気が要ることだと思うから
そこは讃えたいと思います。
クワドをやらないというだけで誰かに「臆病者」呼ばわりされる道を選ぶのも
険しいことに変わりはないから・・・


それと昨日書き忘れたけど、ペアで川口&スミルノフ組が
2位についたんですよね!
こちらも早く映像が見たいです。あとでゆーちゅーぶにお世話になろうっと。


ひとまずここで!
あー、眠い(笑)

2009年3月25日水曜日

滑走順。

コメントでも少し触れましたが、男子SP滑走順が出てます。


最後の2グループだけピックアップすると、
(2つだけですみません)


Warm-Up Group 9

41 Nobunari ODA
JPN
42 Evan LYSACEK
USA
43 Brian JOUBERT
FRA
44 Brandon MROZ
USA
45 Yannick PONSERO
FRA


Warm-Up Group 10

46 Jeremy ABBOTT
USA
47 Takahiko KOZUKA
JPN
48 Tomas VERNER
CZE
49 Patrick CHAN
CAN
50 Kevin VAN DER PERREN


こんな順になってますが、グループ9がフリーでクワド挑戦組、
グループ10は美しいスケーティング組+なぜかケヴィン(笑)。

ライサは前後を優勝候補といえるノブナリンとジュベたんに囲まれました。
(え? ライサも優勝候補? まあ、言えなくもないか)
とりあえずノブナリンが良い空気を作ってくれて
ライサもそれに便乗して、ジュベたんがはっちゃけて、
その後のムロズ君やポンちゃんにつないでくれれば、
グループ10に圧力をかけられそう。
そういえば10のメンバーってタカヒコヅカ・パトちゃん・アボット君の
今季躍進組が固まっちゃったんですね。
その意味でも旧メンバーが揃うグループ9には頑張ってもらいたい。
もちろんケヴィンもね(笑)


さて、私はここに来て落ち着かないことこの上なくて
ひたすら記事の訳をすることで、どうにか時間をやりすごしてます。
明日はおそらく午前中は仕事にならないことを予測して、
明日の分の仕事は今日ほぼやっつけてきたので
残りの時間の間に、また記事の訳でもやってますね。
うーん、ライサに関しては調子が良さそうだし
地元の大声援に押されて良い演技が期待できそうです。
でも他の人の輝きに埋もれてしまわないか、懸念事項はそのくらい。
いつも、良い演技しても、他にもっと良かった人がいて
結果的に印象が薄くなっちゃうタイプなので・・・


あ、午前中に結果が出てましたがコンパルソリーダンス、
タニス&ベンは2位発進ですね!
今回の課題はパソドブレということで思いっきりアンダルシア。
個人的に非常に好きな系統の音楽です。ヒュ~!
闘牛とフラメンコを、彼らがどう滑ったのか気になる。
ラテン系はわりと得意なはずだから良かったんじゃないかと
勝手に想像してますが・・・
もちろんオクサナ&マキシムも、テッサ&スコットも、他の組も気になる!
コンパルソリーダンスって曲もやることもみんな一緒だけど
雰囲気の出し方とかで、そのチームの風格が出るので
「この曲をあのカップルはどう滑るんだろう」と見るのがベストなのかと。
ほぼ放送されないので会場に行かなきゃ見る機会がないけど
今度見るときはもう少し楽しめそうな気がする。
で、オリジナルダンスはどうなることやら・・・
今のところ上位三組がやっぱり強そうですかね。


ではでは、この後はこっそり英語の訳でもやってます。

3月25日付LAタイムズ記事

公式練習がうまくいったという記事が出ています(こちら


ちょっとした映像つき。お気に入りのウェブサイトとその理由について10秒ほどしゃべってます。


以下、記事のコメント部分が短いのでそのまま訳しちゃいます。


I think it went really well. I've been looking forward to this event for a long time. I'm excited, but I don't want to be too excited. The fact that the run-through today went so well gives me hope. Usually it's a little lackluster being in the practice rink, so it's good that it went so well today.

(公式練習は)本当にうまくいったと思います。このイベントを長い間とても楽しみにしてきました。とてもわくわくしているけど、興奮しすぎた状態にはなりたくないです。今日の通し練習がとてもうまくいったことで希望を持てました。いつもは練習のリンクでは少し精彩を欠いているので、今日すごく上手くできたのはいいことですね。

3月23日付icenetwork記事 訳

今回もやっつけな訳ですが、せっかくなので掲載しときます。


It would just mean a lot. It would be, well, just a really emotional thing.

(今回の世界選手権は)とても重要な試合です。本当に感動的なものになるでしょう。


The people here are just so loving and supportive. In my blog, I'll mention local places I like to go, and the next time I'm there all these super trendy people will make an announcement, 'Here's Evan!'

(LAタイムズに掲載しているブログについて)
ここにいる人たちはとても愛情があって協力的なんです。ブログでは僕の好きな地元の場所も書こうと思っています。そうですね、次回は最も旬な人たちが皆、アナウンスするでしょう。ここにエヴァンがいるよ!ってね。


So, of course I want to do my best, but this season has been so unpredictable, even with a perfect performance you don't know what's going to happen. I haven't even given [winning] a thought, because it's just so far from my control.

そういうわけで、僕はベストを尽くしたいです。でも今シーズンは本当に予想できない。完璧な演技をもってしても、何があるかわからないんです。僕は今まで勝つことは考えないようにしてきました。自分をコントロールすることに、あまりにかけ離れていますから。


I wanted to get out of the craziness. We actually trained at Richmond Hill, outside of Toronto. Lori's family lives on a beautiful lake. It's a serene environment. We spent so much time [working] one-on-one. I came home really prepared and skating great.

(3月上旬にローリーのところに行ったことについて)
僕は精神的に障害となるものを取り除きたかったんです。実際、僕たちはトロント郊外のリッチモンドヒルでトレーニングをしました。ローリーの家族は美しい湖の近くに住んでるんですよ。静かな環境です。僕たちはここでマンツーマンで(トレーニングのために)過ごしました。僕はとても準備ができて、うまく滑れる状態で家に戻りました。


I love working with Lori; she's a great choreographer, but what many people don't know is she's also a really good coach. She's very good technically.

僕はローリーと仕事するのがすごく好きなんですよ。彼女は素晴らしい振付師だけど、本当に優秀なコーチだということはあまり知られていません。彼女は技術的にも優れているんです。


We worked on [having] freedom, just pushing out. As a skater, there are times you want to do things with perfect control. It's like, I have to make this a perfect little Choctaw. She just said, 'Skate free.' Slowly, one hour at a time, I was letting go of that control.
Especially in my short program [to Ravel's "Bolero"], it's so rhythmic, I would say, 'But I'm off the beat,' and she'd say, 'So you can get back on the next beat.' We got a lot of good stuff done. Now I'm really happy with the programs.


僕たちは、余計なものを取り除いて、自由に練習しました。一人のスケーターとして、完璧なコントロールで滑りたいと思うことはよくあることです。僕が、小さなチョクトーターンを完璧にやらなければいけなかったようにね。彼女はただ、「自由に滑りなさい」とだけ言いました。僕は一度、ゆっくりと、一時間かけて、そのコントロールから解き放たれようとしました。
特にショートプログラム(ボレロ)はとてもリズミックで、僕が「リズムから外れてる!」というと、ローリーが「次の拍子で戻ってこれるわ」と返すことがよくありました。僕らはたくさん良い経験を得ました。今は、プログラムに本当に満足しています。


Sometimes you can get bored with your programs by the time worlds comes around, but with the new rules, we're having to tweak and change things. The positive is it's keeping us fresh.

(以下、ここで新採点システムの長所を挙げるライサ)
ワールドが近づいてくるまでに、自分のプログラムにうんざりすることが時々あるものです。でも新採点では、僕らは(プログラムの中身を)調整したり変えなきゃいけない。(新採点システムは)新鮮さをキープすることに前向きなんです。


We did focus on the triple Axel a lot after Skate America and Skate Canada. We had as many judges and callers as we could come out [to the rink] and look at the mark [on the ice]. Not a person said it looked cheated.

(以下、問題のトリプルアクセルについて)
僕たちはスケートアメリカとスケートカナダのあと、かなりトリプルアクセルに集中して取り組みました。僕たちがリンクに来て(氷上でアクセルを)検証できた分だけ、何人ものジャッジや訪問客にきてもらったんです。誰も回転不足に見えるとは言いませんでした。


I used to do one [triple Axel] in front of the panel, and one in a corner. Now we've moved both to the same place, right in front of them.

以前、僕はパネルの前で一つめのアクセルを跳び、もう一つはリンクの角で跳んでいました。今は両方を右側の前方に移して、同じ場所で跳んでいます。


I feel good. I just have to be careful. It's just sore. I'm an athlete, if I felt perfect, I'd be worried.

(以下、ワールド目前にして。左足に痛みを抱えてるのが唯一の不安とのこと)
僕は今とてもいい気持ちでいます。ただ気をつけなければいけません。(左足の怪我は)単純に痛いんです。でも僕はアスリートですから、もし完璧だと感じるようなら、かえって不安になるでしょう。


That's the buzz. For all of us, the second half of the season has heightened importance. You want to do well. The Olympics are only a year away.
In Vancouver, we were in the Olympic house. It's giving me chills just talking about it right now.


(ワールドは)本当に熱狂そのものですね。僕たち全てにとって、今シーズン後半は重要性を増してきています。オリンピックは一年後なのですから、みんなうまくやりたいでしょう。(先日の四大陸選手権で)バンクーバーでは僕たちはオリンピック会場にいたんですよ。ちょうど今、それについて話していること自体にゾクゾクしています。

2009年3月24日火曜日

ステ様、LAにて。

ステ様・・もといランビ君の公式ジャーナルが早速更新されていますね!(こちら


なんだか随分楽しそうに見えるぜ!
そして、ちゃっかりカロちゃんの公式練習を見たというくだりに
妹と爆笑してました。ステ様、ライサイド設定に忠実すぎるよ(笑)


それと今日届いたアイスクリスタル(←何故か加入してしまった)の会報誌に
ステ様のインタビュー&写真数点が掲載されていました。
インタビューは1ページ使っているのでステ・ファンの皆様必見です。
(もし会員じゃない方で内容にご興味のある方はご一報くださいませ!)


それにしても、この感じだと試合観戦してるステ様の様子が
テレビでも映りそうな気がしませんか?(笑)
ジョニーも応援に行くようだし、観客に混じってる可能性大ですかね。
(あるいは関係者の席にいるのだろうか?)
今回のワールドはそういう試合以外のところにも注目ですね!


というわけで、今日はこれにて。

3月23日付icenetworkインタビュー

icenetworkにて、3月23日付のインタビューが掲載されています(こちら)。


多分、最新インタビューかと。
明日にでもコメント部分を訳しますねー!

あとタニス&ベンの写真がicenetworkのトップに出てるけど
ベンの衣装の刺繍がすごいことになってるのと、
麗しいタニスが後姿で残念ながら顔が見えない(苦笑)

ライサブログ Adding yoga to his program

LAタイムズのライサのブログの記事を訳してみます。
今回は2009年3月8日付。


With the World Championships, the premier event of the skating season, right around the corner, all of the world's elite skaters are in their last couple weeks of preparation.

スケートシーズンの一番主要なイベントである世界選手権が迫ってきていて、世界中の優秀なスケーター達が残り二週間の準備期間を過ごしています。


For me, this year holds heightened importance as it is the year before the 2010 Olympic season. All eyes will be on this 2009 Championships, looking for the faces and favorites of the Vancouver Olympics.
The more personal reason that this Championship is so exciting for me is because it is in Los Angeles, my hometown. I always love performing at Staples Center, and the opportunity to have my friends and family cheering me on will make it an unforgettable experience.

僕にとって、今年は2010年オリンピックの前の年として、高い重要性をもっています。皆、この2009年ワールドに注目し、バンクーバーオリンピックのメンバーやお気に入りの選手を探すことでしょう。
今年のワールドが僕にとって本当にわくわくする個人的な理由は、僕のホームタウンであるロサンゼルスで開催されることです。僕はいつもステープルセンターで滑るのが大好きだし、僕の友人や家族がここで僕を応援する良い機会でもあります。きっと忘れられない経験になると思います。


After competing at the Four Continents Championship in February, and a couple weeks of touring with Smuckers Stars on Ice, I decided to find the quietest place I could to prepare for the Worlds: Richmond Hill, Ontario, a suburb of Toronto. I have spent this week training and fine tuning with Lori Nichol. It has been an extremely productive week of training, and adding some yoga to my training day has helped me stay centered.

2月の四大陸選手権と、二週間のスターズ・オン・アイスのツアーの後、僕はワールドに向けて準備できるとても静かな場所を見つけようと決めました。トロント郊外、オンタリオのリッチモンドヒルです。今週そこに滞在し、ローリー・ニコルとトレーニングと微調整をしてきました。トレーニングの週は非常に実りのあるものでした。また、練習にヨガを取り入れたことは、落ち着いて過ごすのに役立ちました。


I've been through so much diversity in my skating career, and I've always found that staying calm is the best way to stay confident. I still have two weeks to drill my technique, but as I return to my home training base, Toyota Sports Center in El Segundo, I have a strong sense of mental preparedness.

僕はスケート人生の中で色々な経験を経て、自信をもって過ごすためには穏やかに過ごすことが一番いい方法だと毎度感じています。僕にはまだ技術を鍛錬する時間が2週間ありますが、僕の練習拠点、エル・セグンドにあるトヨタ・スポーツセンターに戻ると、しっかりと心の準備ができるんです。


I am going to spend the next couple weeks slipping back into my L.A. groove. Morning bike rides to Joan's on Third for breakfast, training all day, Yoga at sunset, and relaxing dinner with friends. I love Los Angeles!

次の二週間は、僕のロサンゼルスの楽しみにこっそりと戻りつつ過ごすつもりです。朝、自転車でジョーンズ・オン・サードに朝食を食べに行って、日中は練習をして、夕方にヨガをして、友達とリラックスしながら夕食を食べる。この街が大好きなんだ!

3月22日付LAタイムズの記事

先日紹介したこちらの記事(前編後編)のコメント部分を訳してみます。
ライサ的衣装トーク炸裂です。


I think a lot of male skaters see [embellished costumes] as part of the whole package, that it will enhance their marks. Maybe it's helping. If you don't skate very fast, and you have a shiny outfit, it looks like you're going faster. With a simple costume, you can't hide behind much.

僕は男性スケーターの多くが飾り立てられたコスチュームをパッケージ全体の一部として考えているんだと思う。(そういうコスチュームが)自分たちの特徴になるからね。おそらく衣装が助けてくれているはずだよ。もしとても速く滑れなくても、キラキラしたコスチュームを着ればとても速く見えるんだ。シンプルなコスチュームだと、より多く隠すことができない。


In my own clothing, I like simple, but something that has texture. Something that's architectural and design-oriented. That's what I've looked for in my costumes as well.

僕自身の衣装のことをいうと、僕はシンプルなのが好きだよ。でもいくつかはそうじゃないものを持ってる。そういうのは構造的でデザイナー志向のものだね。同様に、僕がコスチュームに期待をしているのはそういったところかな。


You have to dress up and have respect for the judges. You can't just skate in sweats and a cap. But who said anything about spandex and sequins?

(スケーターは)ジャッジに対して敬意を持って、着飾らなきゃいけないんだよ。ただ帽子を被って汗をかきながら滑ってはダメなんだ。だけど、誰がスパンデックス(注:スポーツ用のピッチリした伸びる生地)とスパンコールのことを(必要だって)言ってる?


Johnny is his own person, and you have to admire that. He's like, 'This is my style. This is the way I skate. This is my Louis Vuitton, and this is my fur. Deal with it.'

ジョニーはわが道を行く人間で、みんなそれに魅了されるね。「これが僕のスタイル、これが僕のスケート、これが僕のルイ・ヴィトン、そしてこれが僕の毛皮。だからそれらしく付き合ってね」、彼ってこんな感じの人間でしょう?


It's part of her vision, and it's definitely pushed my comfort zone. But the long[-program] costume she sent was originally head-to-toe sequins, giant billowy sleeves with pure black crystal. That I had to change.

(ボレロの十字架衣装は)彼女の構想なんだ。確実に、僕の着心地のよい範囲へ後押しされたものだよ。だけど、彼女が送ってきたフリーの衣装は、徹底的にスパンコールが施されてて、純粋な黒水晶がついた袖が巨大に膨らんでいた。だから変えなきゃいけなかったんです。


---------------------------

というわけで、ライサ的衣装トークいかがでしたでしょうか。
自分としては非常に楽しんで訳しました。
ジョニーについてのコメントとか的確すぎて笑える(笑)
さすがライサ! ライバルのことはよくわかっているようです。

2009年3月23日月曜日

22日公式練習とLAタイムズの記事

公式練習の写真(22日付)がアップされました(こちら


が、肝心なライサはピントがぶれて写ってます・・・
相変わらず写真に恵まれない男だなあ。
ジュベたんとか良い表情で写ってますね。
何気にベルントソンとかモロゾファントムとかもいます。
ムロズ君は練習中のショット。
それにしてもオッサン率高くないですか?(笑)
これは何かの予兆に違いない!(←違うから)


それにしても今日は朝の成田空港の事故で
ダイヤが乱れたり欠航便が出たり大変そうでした。
今日成田から現地に行かれた方は大丈夫ですかね・・・
マオちゃんは関空発の便に切り替えたっていうし
皆様にも影響がなければよいのですが。


あと、LAタイムズでも22日付で記事が出ています(これ)。
なぜかコスチュームトークです。
ライサのコメントも結構長く載ってるのでライサイドな方はぜひ。
めずらしくライサがジョニーのコスチューム(というかスタイル)について
話しています。これはちょっと注目。
いろんな意味でライサっぽい発言だなあと思いました。
これは面白いから後で訳してみようかな。


取り急ぎ、情報でした。

何となく女子シングル雑感。

世間のフィギュアスケート=女子シングルという印象を
どうにかしたいローズです。

あんまり女子シングルの話題は出したくないんですが
我らがお洒落魔女が出場するのに完全にスルーするのは
いただけないということで、今日はワールドの女子シングルの見どころというか
個人的雑感でも適当にお話しします。


女子シングルに関しては前評判と結果に
それほど違いがなさそうな感じかなあ。
能力的にマオたん、ユナちゃん、カロリーナ、ミキティが突出してて
それに絶好調のロシェットが猛追、
ダークフォースとしてアリッサやお洒落魔女、
レイチェル、レピスト、サラ姉さんがどう出てくるか。
サラ姉さんは怪我のリハビリから復帰してすぐなので
試合に出るだけでも大変そうなんですが・・・オリンピックの枠は
ぜひ持って行ってください。お願いします。
そしてキーラは今回補欠なんですよねー、残念だ。
私たち姉妹的に、あの紅白衣装はどうしちゃったんだろうと気になってます。

個人的希望はもちろんお洒落魔女の素晴らしい演技ですよ。
順位とか枠とかよりも、ただ彼女の胸に迫ってくるような
迫真の素晴らしい演技が見たい。
全日本は良かったけど、彼女はもっと良い演技ができる人だと知ってるので
ぜひそれを・・・!と願ってます。

表彰台に関しては、上記5名が争うのかなあ。
カロリーナが今季不調なので、そこを誰かが突いてくる気がしてならない。
がんばれカロリーナ!
あとロシェットはそろそろ表彰台に乗ってきそうな気が。
ミキティはどうでしょうね。今回はあまり情報が入ってこないけど
それは良い傾向ということで(苦笑)楽しみにしてます。

マオVSユナのライバル伝説については、
ミスしなかった方が勝つだろうねとしか言えない。
今の採点システムじゃ、どうしてもそうなっちゃう。
日本側としてはマオたんの二連覇を望むところでしょうが
せっかく男子が毎年のようにチャンピオンが変わってるのだから
女子もそれに便乗して(←!?)新女王キムユナ登場も
アリかなー、なんて思うけど。
というか、グランプリシリーズであれだけの強さを見せてるから
そろそろワールドで優勝してもよさそうだ・・・


しかし世間はマオVSユナで必要以上にヒートアップしそうだなあ。
女子シングルはこれだからつまらない!とここ二年くらい
言い続けてきたんですけども、この頃、自分の中で二人の位置が
だんだん定まってきました。
(変なキャラ付け、という意味じゃないですよ)

なんとなくですが、個人的二人の位置づけは
マオたん → 伊藤みどりさん
ユナちゃん → ミシェル・クワン に類似してるなあ、と。
(ファンの方、勝手なこと言ってスミマセン。
どうぞスルーして下さい)

マオたんもみどりさんも、男子選手並みの能力を周囲に認められながら
難度の高い技に挑戦しまくるからミスが出て、
能力のわりになかなか勝たない。
ユナちゃんやクワンさんは、随一のジャンパーというわけではなくとも
ミスが少なく、完成度の高いプログラムで冷静に勝ちにいく。
もちろんマオちゃんはみどりさんより女性的でしなやかな表現力を
絶賛されていますし、ユナちゃんはクワンさんよりジャンプを跳ぶので
上記の共通点があるから、この二人はあの二人と傾向が一緒だ!
なんて言うつもりはないですが。
でも、二人ともみどりさんやクワンさんと同じくらい
語り継がれるスケーターになるんだと思います。


ちなみに、みどりさんもクワンさんも
どっちも私たちの間で「伝説のメダリスター」になってます。
二人とも大好きなスケーターです。
小さい頃、みどりさんのトリプルアクセル成功の瞬間を見たときから
ずーっとフィギュアスケートを見るのが好きだし
クワンさんこそ女子シングルの王道だと思ってて、彼女の時代が好きだった。
採点が代わって、彼女のスケートが評価されなくなったのは
正直ちょっとショックだったんですよ。
そしてトリノで彼女が欠場して、アラカワさんが優勝したときは
非常に複雑な気持ちになった。クワンさんの時代が終わったんだと思った。
だけどクワンさんの時代からずっと頑張ってるお洒落魔女が、
また日本代表としてワールドに派遣されることが、その時代のファンとして
今、とても幸せに思います。
同じ時代に選手だった人たちも刺激を受けてるみたいだしね。

あれ? マオ&ユナライバル伝説の話が
気づいたらお洒落魔女の話にすり替わってる・・・!?(汗)

とにかく、旧採点時代からの女子シングルのファンとしては
マオVSユナの対決は、みどりさんVSクワンさんの
夢のドリームマッチみたいな気持ちですよ、ということが
言いたかったのです。それだけです。
だらだらとすみません・・・いつものことだけど!


ではでは、今日もまた夕方以降に!

2009年3月22日日曜日

サイドバー移動事件。

先ほど、こっちの毎日ブログを書いていたら
メダリスター特選をアップした妹が
「ライサが下にいっちゃったよ~~!」と慌てて駆け込んできました。


事情を聞くと、メダリスター特選第六話をアップした途端に
ライサイドブログのサイドバーが下へずれてしまったとのこと。
その原因がわからず、どうやってもサイドバーが下にいってしまうので
「ブログのテンプレート変えなきゃダメかも」と言ったら
妹が「ブログのデザイン変えるなんてやだよう。
このオレンジビルを変えなきゃいけないなら
ライサイドビルを閉鎖した方がマシだよう」と訴えてきて
正直焦りました。何気に閉鎖の危機でした(苦笑)
さすがおシャレッスンの主催者だけあって
ブログのデザインがおかしくなったり、変なのに変わるのは
我慢がならなかったようです。

先月、四大陸でライサが良い結果を出したのに
ライサイドブログからあっさり撤退した私が言うのもアレですが
このワールド前の大事なときにライサイドブログの閉鎖は
いくらなんでも空気読まなさすぎだろうということで
慌てて試行錯誤をするはめに。

その結果、妹のうっかりミスでweb拍手のタグを完全に入れてなくて
それでデザインが崩れたことが判明。
たった一つの記号を入れないだけで
あんなふうにデザインが崩れるとは、恐るべし忍者ブログ(←そこなのか!?)


というわけで今日も閉鎖の危機を無事乗り越えました(苦笑)
しかしデザインが崩れる、変えなきゃいけない=閉鎖って
どんだけ偏ったアイデンティティなんだ・・・
あと、妹があのブログデザインをそんなに気に入ってるとは思わなかった。
私がライサイドブログを発足させるにあたって
あのデザインを選んだ理由は
追記を読むのに個別ページに飛ばない利便性と、
ライサの前の公式サイトの色がオレンジとかの暖色系だったので
その雰囲気に合わせたという、ただそれだけなのですが。
それ以降、デザインを変えてみようという話が出ては
いいものがないという理由で却下になり
いつの間にか妹の中であのデザインが絶対になっていたようです。
それにしても、焦った~(苦笑)


で、デザインのどさくさで忘れてましたが
待望(!?)のメダリスター特選の続きがアップされました。
ようやくライサ登場。この後どんな活躍をするのか、
みんなとちゃんと合流できるのか・・・楽しみですが
この続きはいつアップされるのやら。
お好きな方はぜひweb拍手なんかでプッシュしてやってくださいね。


では今日はこの辺で~。
Bis Morgen!

ジェフ君の表彰台予想

少し前にジェフ君の表彰台予想の記事(これ)を
春さまから教えてもらったのですが、
今度はpaja306さまからジェフ君が寄稿した記事(これ)を教えてもらい、
そっちにもジェフ君的表彰台予想について書いてありました。


ジェフ君的に、三人の名前を挙げるとしたら
パトちゃん、ジュベたん、アボット君で、
ライサにも可能性があると見ているようですね。
さすが計算が得意な(←ライサイド的設定ですが、
理系の大学に進んでるからあながち間違ってはいないと思う)
ジェフ君だけあって、わりと確率の高そうなセンを選んできたなあという感じ。
っていうかジェフ君、日本人スケーターは今回はスルー?
うーん、去年のダイスケの印象が強すぎたこともあって
ノブナリンとタカヒコヅカはどうしても他の国にとっては
それほどの脅威に見えないのだろうか・・・
でもこの二人だってライサと同じくらい表彰台の確率絶対あるから!


そしてジェフ君の予想が出たなら、
同じ引退組としてランビ君の予想も聞きたいと思う(笑)
でも彼は今の採点システムに疑問を持ってるようだから
あたりさわりなく予想してくれるかなあ・・・?
しかし現実でもちょっぴり不思議キャラのランビ君ならではの
予想が気になるので、報道が出てたらぜひ教えてくださいね!


で、pajaさまに他にも表彰台予想の記事を教えていただきました(これ)。
ここでもライサの名前が挙がってます。
ジェフ君の予想にタカヒコヅカを加えた感じですね。
ライサ、意外と名前が挙がるなあ・・・(←不安)
ま、開催国+ホームタウンというのが大きいでしょう。
それに名前が挙がったとしても大体3番手か4番手だし
みんなの予想も大体そのくらいなのかと。
うーん、大きな試合に出るにあたって、全然期待されてないわけでもないけど
一番手ではないっていうのは今までにない状況かも・・・?
東京ワールドのときみたいに、期待されてちょっとガッカリな終わり方とか
カルガリーワールドのときみたいに、期待されて登場したのに
SPで撃沈したと思ったらFSで大復活という結末とか
2007年ファイナルで前評判イマイチだったのが
最後まで踏ん張って3位に入ったとか、色々あったけど・・・
何せ、今季はSPでリードしてFSで後退のパターンが続いてるから
SPの出来で期待しすぎないことが、自分の心臓に一番良さそう(笑)
SPの出来が良くても悪くても、FSは思いっきりやってきなさい!と
背中を押してあげたい気分です。
「君なら大丈夫」と。


てな具合で、表彰台予想が色々出てましたという話でした。
春さま、pajaさま、情報ありがとうございました!
お二人に教えていただいたジェフ君の記事は
ジェファン必見ですので(もう知ってると思うけど)
皆さんぜひ目を通してくださいね!

Phil Hershのコメント

アメリカでフィギュアスケートに関するコラムを書いてる
Phil HershへのQ&A企画というのを、
Figure Skaters Onlineでやったそうです(こちら


このPhil Hershという人は2008年スケートカナダで
ライサがクワドをやらなかったときに、きつく批判した人でもあります。
その記事あんまり覚えてないけど、
「彼はもう終わった」という意味のことを書いていたような。
そのHersh氏がFigure Skaters Onlineの読者からの質問に答えています。
わりとライサについても言及があるので、ライサイドな方は注意して
読んでみてくださいね。

Hersh氏としては、今回のワールドはライサはクワドを復活させたから
大丈夫だと考えている模様。(この人はクワドありき、という考えなのかな)
他にジェレミー君躍進について、ジョニーについて、
2011年のツートップはアダムとムロズ君だろうという発言など
わりと興味深いことを語っています。
2011年か・・・まあ、そうなってるのかなあ。
個人的に、バンクーバーでライサがとっても残念な結末になったとして
「2014年まで頑張ってやるよチクショー!」とまさかの続行宣言、
そのままソチまでオッサンスケーターとして頑張ってくれる、というのも
ちょっとだけ期待してるんですが(笑)いや、バンクーバーがダメだった場合の話。
だってファンとしては長く姿を見ていたいし・・・。


で、Hersh氏も表彰台予想してますね。
ジュベたん、ライサ、パトちゃんだそうです。うんうん、妥当なセンですな。
日本人も混ぜてくれよ~と思うんですが、クワド成功の実績がないから
外されてるんでしょうかね・・・。パトちゃんはクワド持ちより点を
取ってる実績が買われたのかな。
そしてダンスチームについてはタニス&ベンよりメリル&チャーリーを
推してるようですね。これはちょっと意外。
たしかにメリル&チャーリーも伸びてますが、
ワールドでタニス&ベンがどんなふうに出て来るかにかかってそう。
ドキドキしますねえ、ダンスも。
もっともHersh氏はアイスダンスはスポーツと考えてないらしく
そのへんは結構適当なこと言ってる気がしないでもない。

あと「ジョニーとライサは本当に仲悪いと思う?」という
質問をしている読者がいるのに笑ってしまった。
だって、日本人選手にたとえたら「マオちゃんとミキティは仲悪いの?」って
聞いてるようなもんですよね(笑)?
一昔前だったら「アラカワさんとお洒落魔女は・・・」になるのかな(爆)
真面目に答えてるHersh氏もちょっと面白い。
この二人のライバル関係について記者に語らせるとは、
やるな、Figure Skaters Online!


ひとまずライサについての言及があった記事を紹介しましたー。

2009年3月21日土曜日

トロントでローリーと。

先日紹介したこちらの記事のコメント部分を訳してみます。


She said a big thing this season is freedom. There are so many intricacies in the program now that there's really few people who go out like 'I'm free as a bird and so glad to be out here.' Because you're constantly thinking and nitpicking at each and every element as you're going through the routine.
But she said that's really important, so that's what we worked on, pushing out everything and gaining speed whenever I can.


彼女(ローリー)は「今シーズン大事なのは、自由にやることよ」って言ったんだ。今はたくさん複雑なものがプログラムに入っていて「自分は今、鳥になったみたいに解放されてる、ここから飛び立てるのが嬉しい!」って感じる人は本当に少ない。というのも、みんなプログラムを通したとき、全部のエレメントの一つ一つをいつも考えていて、しきりにあらさがしをしているからね。
だけど彼女はこのこと(自由にやること)が本当に重要だと言ったんだ。それで僕たちが取り組んだことは、全てを取り除いて、スピードを出せるときはいつも加速して滑ることだった。


With us having to constantly make changes and improvements and enhancements of elements and components I think we all feel that the programs now, instead of them stale by the end of the season, they've reached their peak.
That's kind of the way it should be. I've never felt that confident before.


僕たちがエレメンツとプログラムの構成に修正や改良を加え、質を高めていくにつれて、今、僕らはプログラムがピークに到達したと確信しているよ。シーズンが終わるまでに古くなってしまう代わりにね。
(ピークに到達するには)こうあるべきだというのが僕の見解だよ。以前は決して確信がもてなかったんだ。


I feel like I'm gaining momentum, Toronto was great. It was really intense training, but I feel like I'm in great shape and I'm just staying calm and consistent through worlds. I'm glad that I went and I'm in such good shape now that I can just focus on my mental preparation. I feel ready and I feel strong.

僕は弾みがついているような気がしているよ。トロントはすばらしかった。本当にハードなトレーニングだったけど、とても良い状態になったと思う。僕は単純に、ワールドまでずっと冷静で着実に過ごしているところなんだ。僕は(トロントに?)行ったのをとても嬉しく思ってるし、今とても調子がいいんです。自分の気持ちの準備に焦点を合わせることができます。僕は準備ができていて、強い状態にあると感じているんだ。


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以下、おまけ。フランク・キャロルコーチの発言です。


"She did some neat things and helped him with some things that, to me, were tremendously noticeable," Carroll said.
"I'd love to see him win a medal, which he's certainly very capable of doing at this point. His strengths are his performance. He can do it with a lot of pizazz, a lot personality and deliverance ability."


彼女はすばらしい仕事をして、いろいろなことで彼を手助けした。それは私にとって著しく注目すべきことでした。私は彼がメダルを獲るのを期待していますし、彼はこの点で(メダルを獲るだけの)能力が確実にあるのです。彼の長所は彼のパフォーマンスにあります。彼は豊富な勢いや華やかさ、多くの魅力と、解放された能力をもってパフォーマンスができるのです。


"Maybe it's the trying-not-to-lose syndrome rather than going for it hungry and being determined to win, to defend," Carroll said of Lysacek's disappointing effort at nationals.

(全米のときの失敗は)タイトルを守るために勝とうと決心して、切望して勝ちに行ったというより、多分負けたくないというシンドロームでしょうね。


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ワールド前ということで、ざっと訳してみました。
所々曖昧な箇所、適当な箇所、微妙な誤訳などあると思われますが
参考までにお願いします。

トロントではかなり良い練習ができたみたいですね!
プログラムがどんなふうに完結したのか楽しみ。
あと、やっぱりライサも今までプログラムには満足してなかったというか
「これでいける」っていう確信が持てなかったんだなあとわかって
ちょっと安心した。
ファンのくせに、散々「今のままじゃ勝てない!」といい続けた身としては
本人がどう思ってるのかがずっと気がかりだったので。
あれで満足していたら困るなーと案じていたものの
そうじゃなくて一安心。


しかし、毎度のことながら、きっと他の方がすでに上手な訳を
してくれてるんだろうなあと思いながら訳してます。
そういった誰かのリンクを貼らせてもらうのも申し訳ないので(苦笑)
とりあえず自分で訳してみてますが・・・
我ながらよくもまあ、全然需要のないことをするもんだと感心。
でもライサイドブログも最初そうだったし
(むしろ今だって需要があるとは言いがたい)
いつか、誰かの役に立つことがあるかもしれない、という気持ちで
今後もちょくちょく訳していけたらと思います。

2009年3月16日月曜日

プルさんの予言

アボット君の記事を見つけたのですが(これ)・・・


この中で伝説のメダリスターであるプルさんが
興味深いことを言っています。

「表彰台はジュベールと、ライサチェックと、アボットだNE!
何でかって? そんなのわからないYO!
だけどこの三人に決まりだNE!」

・・・だそうです(ライサイド的な脚色ですみません)


プルさんの予言が当たるかどうかは未確認なのですが
伝説のメダリスターのお眼鏡にかなうのはちょっと嬉しい。
今まで比較的スルーされてきてたし(苦笑)
っていういかプルさん的にはアボットはOKでも
パトちゃんはスルーなんですね。
そして日本勢もスルー!?
プルさんよ、あなたがもし来シーズンにカムバックしたら
タカヒコヅカ、ノブナリンの二人は確実に一緒に
戦うことになると思いますぜ。
そのころには「日本にはダイスケしかいないと思ってたYO!
やられちまったYO!」ってことにならないといいね。

ともかく伝説のメダリスターに言及されて
ライサイドとしてはちょっと嬉しい話題なのでした。
これ、当たってもすごいけど外してもすごいですよね。
でも個人的には非常に妥当なラインナップかと思うのですが。

2009年3月15日日曜日

テレカンはキャンセルしたそうですが。

さすがにこの時期は、普段は空気なライサの情報もちらほら見かけますね。


まず、バンクーバー五輪のフィギュアスケートページ。
(yasminさま、教えてくださってありがとうございました!)
正式にエントリーされてるわけではないとはいえ
フィギュアスケートの代表としてライサのページがあります。(これ

出てる写真が結構古いけど(笑)
こうしてページを作ってもらってることが有難い。
ヴォイスも複数アップされております。
いつ録音したんだかわかんない音声だけど
ライサにしては聞きやすい英語でしゃべってますのでぜひどうぞ!
個人的に、朝ごはんに食べてるものが意外と普通でビックリ。
(もうちょっとストイックなもの食べてそうな気がしてたので)
ジェフリーズ・カフェでその様子を書きたいと思いました。


それからFigureSkatersOnlineで、本当はワールド前の
意気込みを(全米のときみたいに)電話インタビューするはずだったけど
スケジュールの都合でキャンセルになったそうです。
うん、この時期はトレーニングに専念してて欲しいので
これは仕方ない。NBCとかLAタイムズの記事だけで十分ですよ。
それよりも試合で良い結果を出した後にたくさん取材とか受けて
IFSとかWFSで表紙になってくれい、と思う(笑)
IFSは一度表紙になってるんですけど、
私はそれ、買いそびれちゃったんですよ(笑)
でも普通にオンラインで記事が読めるからノープロブレム。
写真も大したのがなかったし(苦笑)

FigureSkatersOnlineといえば、アメリカの代表チームの
サインをゲットしようぜ企画をやってます(Facebookユーザー限定かも?)
ライサ、アボット君、シズニーちゃんなど、
対象となってる選手のFacebookのWall(公開掲示板みたいなの)に
ワールドへ向けてのメッセージを書くと
ランダムの抽選で一名ずつにサインをプレゼント、ということらしいです。
このFacebook、ちょっと使い勝手が変わって
前の方が使いやすかったんですけども(苦笑)
使いこなせているユーザーの方はぜひメッセージを
送ってあげて下さいませ。
ファンにとってはサインのゲットは二の次で、まず応援が先かと。
手紙を直接リンクに送るのもアリですが、
日本からだと一週間くらいかかっちゃうので
時期的にもう無理かなと思われ・・・
もちろん、Facebookのページじゃなくてもメッセージを送るだけなら
公式サイトのメールフォームからでも全然OKとは思うのですが。


こんな感じでライサの情報が出回っている
年に一度の珍しい時期でございます。
他にも良い写真、情報、話題、四方山話など
なにかありましたら(そして私が気づいてなさそうだったら)
ぜひ教えて下さいませ~。


ではまた。

2009年3月14日土曜日

ライサ、ワールドへ向けての記事など。

ライサの情報が色々出てきました。


まず、NBCのインタビュー動画(こちら)。
これ、ローカルオンリーとか最初出ますけど
1分くらい待ってたら勝手に再生されるので待ちましょう。
ライサにしては聞きやすい英語でしゃべってます・・・が
私はパソコンの調子がかなり悪くて(ファンの音がものすごくウルサイ)
音そのものがよく聞こえないので、内容はあとで確認しときます。
そういえばQ&Aで言ってたお気に入りの「Y-3」のジャケット着てますぜ。


そしてロサンゼルスタイムズの記事(こちら)。
地元の新聞だけあってライサに(比較的)好意的というか
まともなインタビューが掲載されております。
プログラムを手直ししたことについてのフランク先生のコメントが
なかなか印象的です。
先日のトロントでも良い練習ができたみたいだし
心身ともに充実しているようでちょっと安心。
でもこの時期に不安なことは普通言わないと思うし
去年の悪夢という前例があるので、私は最後まできっと冷や冷やしっ放しかな。
こちらの記事も後でコメント部分だけでも訳しときます。
この前のブログの方も時間があったらやろうかな。


あと、公式サイトでFSH(Figure Skating in Herlem)についての
紹介も出ました。これは毎年やってる、ハーレムで子供と一緒に
スケートを滑るっていうチャリティーイベント(だったはず)。
こちらは4月6日の、ワールドが終わってほどなくして
行われるイベントです。ライサ本人のコメントも載ってます。


ひとまず、取り急ぎのまとめ情報でした。

2009年3月12日木曜日

collegenewsの記事

アメリカのカレッジニュースにてワールドへの偏ったプレビュー記事発見。
リンクはこちら
アメリカのサイトなので、当然のようにアメリカ人スケーター中心のプレビューです。


ライサ、ここでもほぼ空気扱いっす。アメリカの選手なのに。
全米チャンプに二度なってるのに・・・。
っていうか四大陸の結果はスルーかよ!とコメント欄でも指摘されてる(笑)。
一度全米で負けるとすぐにこんな扱いになっちゃうんですね。
ちょっとスレたファンとしては、ライサの前評判が良くないのは
次の試合の良い兆候なので(爆)別にいいんですがね。
でもワールドのプレビューなのにジョニーの方が
言及される行が長いってどういうことなのよ(笑)。


それにしてもアメリカの男女シングルラインナップは
なんだか頼りなさげ(←すみません。でもジョニーとライサが
そろってないのはかなり違和感を憶える・・・)ですが
アメリカはペアとダンスは明るいですね。選手の層も厚い。
特にダンスは、あまり知識のない私でさえも
三組とも知ってるチームなだけに、かなり期待できそうです。
タニス&ベンの華麗なる復帰も楽しみだ。
この二人は「踊る」楽しさの本質的なものを氷上で見せてくれるので
個人的にいつも見るのが楽しみなチームです。
ライバルのオクサナ&マキシムが踊りとスケートで
「演じる」ことを全面に押し出してくるのとは好対照。
そういやオクサナ&マキシムとの対決も久しぶりか。ヒュ~!
もちろんメリル&チャーリーも、エミリー&エヴァン(←紛らわしい 笑)も
それぞれ違った魅力があって素敵ですよねー。
地上波じゃ見られないと思うけど躍進を陰ながら期待します。


というわけで、アメリカでも相変わらずライサは空気だという
幸先の良い(!?)ニュースでした。

今季のトレンドはローリーだったのか。

Guten Morgen! ローズです。今日も寒いです。


ローリーがパトちゃんを絶賛している記事(これ)を読んで、
相変わらず「パトリック・・・恐ろしい子!」状態なわけですが
この頃男子シングルはローリーの振り付けの人が上位にかなりいるのですね。
いや、前からトップ選手の数人がローリーにプログラムを作ってもらってたけど
ジェフ君やステ様が引退、さらにワールドにはジョニーが出ない、
ダイスケもいないという例年にない世界選手権を迎えることで、
上位のローリー率が高くなった気が。
ライサ~、アンタ最初からローリーにしとけば
今季はもっと評価が高かったかもしれないぞ!
でもライサの今季の課題はダウングレードからの脱却とか
衣装のセンスを間違えないことが挙げられてると思うので
意外と「このプログラムどうなのよ」っていうコメントは
専門家や記者からは聞けないなあと思っていたりも。
(専門家からしてみればライサはそれほど関心を惹くスケーターではない
ということかもしれないけど)

結果的にライサはローリーにプログラムを修正してもらうことになって
今月もカナダに行ってきたようです。
ブログを読む限りだと、ローリーに見てもらうっていうのは
多分自分で決めたんだろうなと思った。
タラソワンスタイルは(衣装も含めて)自分にあまり向いてない、というか
今季のトレンドじゃないって感じたのかもしれないですね。
毎度選曲も衣装も、自分の意思で決めてきたライサなだけに
今回は全部タラソワンに任せたらカオスになっちゃって
それをどうにか自分のスタイルに修正して今に至るので
それはそれで、良い経験を積んだかと。
選曲に関してはハズレじゃないと思うけど
ボレロもタラソワン・イン・ブルー(笑)も
決して今季のトレンドじゃないよなという感じですね。
今季はなぜか男子シングルでタンゴが大流行、
よりスケーティングと芸術性の両方が重視される中で
ライサは真逆の方向にジュベたんと共に突っ走っていて(笑)
ファンとしてはそれが頼もしくも、頼りなくも見えるんだぜ・・・!

この競技はワールドの優勝者が次のトレンドをある程度決めてしまうので
万が一、ライサが勝ってしまったと仮定して(←あまり期待してない酷いファン)
ライサのスタイルが来季のトレンドになったとしましょう。
・・・みんな男らしく、暑苦しく、情熱的で、衣装はシンプル。
選曲は超無難なクラシックとかオペラにが流行。
そんなのが流行するなら、それはそれで面白いかも(笑)
技術的なことをいうと安定性が大事!みたいなことになって
クワドやって失敗しても、他は(なるべく)失敗しない、という
傾向が重視される・・・のか!?
あとは地味にスピンでのレベルとGOEを稼ぐとか(笑)
ステップはレベル3止まりでも加点がつくとか、
ジャンプは一応全種類プログラムに組み込んでるとか
・・・なんか地味なトレンドだな・・・(苦笑)

これでノブナリンが勝ったらファントムのところに生徒が殺到とか
(振り付けはもちろんローリーに殺到)
ジュベたんが勝ったら、昨季のように前半はみんなクワドやるとか
アボット君やパトちゃんが勝ったらみんなトリプルアクセルまでに
抑えてしまうとか、そういう傾向が生まれるのだろうか。
あるいはベルネルが勝って、みんなシーズンに一度は派手な自爆を
するようになるとか(笑)。←オリンピックシーズンにこれは嫌すぎる 笑


そんなわけで、朝から色々思うのでした。
ではまた。

2009年3月9日月曜日

ありがとうの日。

今日は「ありがとうの日」だそうです。

と思ってよく調べたら、ウクライナのアントン君と
ロシアのアルテム君の誕生日でもあった(!!)。
フィギュアスケート選手って、競技人口のわりに
誕生日がよくかぶるのが不思議(笑)
二人ともおめでとう!今後の活躍を楽しみにしてるよ!
どうかテレビで放送される順位になってね(苦笑)


で、本題。
「ありがとうの日」ということで
自分が誰かに感謝を伝えるなら誰だろうかと考えたけど
日頃から色々な人にお世話になっている私は
お礼を言う人の数は両手両足の指の数では全然足りないのでした。
(普通はそんなもんか・・・?)
メッセージの返信記事ひとつにしても
「ありがとうございます」を何度言ってるかわからない。
ライサにメッセージひとつ送るのにも
こちらから「ありがとう」を言ってばかりだったりする。
(というか語彙が貧弱すぎて言いたいことを全部
「Thank you so much」という言葉に託してるところがあり・・・)
たまにはドイツ語のDankeにしてみようかな(笑)

個人的なことをいえば「ありがとう」は好きな言葉です。
自分の書くスクリプトで「ありがとう」で終わるものは昔から結構ある。
そういえばライサイドブログでも、私のラストオンエアでは
ライサに「ありがとう」を言わせたんだっけ。
これ、ホントはもっと別なセリフになるはずだったんですけど
ライサのキャラ付けと性格的なことを考えて「ありがとう」にしたんですよ。
ちょっとセンチメンタルになっちゃったけど・・・。
まあ、その方がライサらしいのかなと。

あ、よく考えてみたらブログの前線から撤退して一か月になるんですね。
何にも意識してなかった。
ライサイドブログそのものが全然更新されなくなってしまって
私は私で全然過去ログのページを作ることもできず、
目立った活動といえば、なぜか久美子の新作を書いてしまったくらい。
それでも変わらぬ皆様へのご厚意にいつも感謝しております。
ホントに、何にも返せなくてごめんなさい。
ロムだけの方には特に、新作を渡すこともできないわけですし・・・

とにかくライサイドブログでスクリプトを公開するようになってから
色々な皆様に「ありがとう」を言い続ける日々でした。
朝のライサイド通信があった頃は、タニス&ベンに言ってもらってたけど
今は自分の言葉として書かなきゃ(言わなきゃ)いけないので
どれもこれも、同じ言葉にならないよう気をつけてます(笑)
皆様ご存じのとおり、私は語彙が非常に貧弱で
気をつけていても、いつも同じ言い回しや単語を使ってしまうので(苦笑)。
語彙に関してはログがたまる度にため息がでるくらいで
国語辞典でも買ってきて毎日読もうかなと最近思ってます・・・ホントに。
辞書をじっくり読むなんて小学生のとき以来だから
まず字の小ささに拒絶反応を起こすような気がするけど・・・。
年齢とともに文章を読むのが面倒くさくなっているので
こりゃ確実に脳細胞が減ってるわと嘆くばかりですよ(笑)


それにしても、皆様からいただくメッセージで
「いつも楽しませていただいてありがとうございます」と言われることが多くて
これには驚いてます。いや、こっちとしては勝手に書いて公開していたので
お礼を言われるようなことをしている意識がなかったもので・・・
でもそうやって言っていただけるなら、自分たちのやってきたことに
少しは自信を持っていいのかなーなんて少しは思うけど
基本的に、やはり選手への名誉毀損スレスレのことをしているのには
変わりがないわけで・・・なんていうか、複雑な気持ちです(笑)

しかし、所詮二次創作みたいなものとはいえ
ほんの一握りの方にでも一つのエンターティメントとして
楽しんでいただけているのは光栄なことですよね。
基本的にお互いに見ず知らずの存在だというのに、
いつもお気にかけていただいていること自体にびっくりです。

今、すごく不況で、個人レベルで生活を切り詰めるというときに
真っ先に抑えなきゃいけないのは交際費とか娯楽費だと思うんですよ。
だからこそ、(基本的に)無料で娯楽を提供しているテレビとか
ラジオとか、ネットコンテンツは踏ん張らないといけないわけで・・・
こういう時だからこそ、無料で配信されるものは人目につきやすい。
エンターティメントは人々の生活の潤いとか活力のモトなので
資金がないから、とかそんな理由で今萎えていてはいけないのだと、
仕事でもプライベートでもドラマや情報を提供している側として感じます。
ホントはライサイドブログも頑張らなきゃいけないのに、
私ときたら空気読まずにぶん投げてしまって、それはとても申し訳ないです。
あんなしょーもないブログでも「毎日の楽しみでした」とか
「なくなったら困るんです」とか言って下さる皆様がいるからこそ
しょぼい更新でもどうにか続いています。
今後もどうぞよろしくです。
あ、今日は絶対更新されるので、お時間があったら
ぜひ遊びに行ってくださいね!


まとまりのない記事になってしまいましたが
たくさんの「ありがとう」の気持ちを込めて
今後もブログの運営にかかわったり、新作スクリプトを書いたりと
マイペースでやっていきたいと思います。
ではまた!

2009年3月8日日曜日

Today showでのQ&A

少し前にToday showで募集していたライサへのQ&Aが
彼の返答と共にアップされました。(リンクはこちら


以下、Q&A部分を翻訳!(2009年3月8日終了)


Q: Do you think a skater has to have an unusual inner talent for skating to get where you are, or can it be learned? Good luck in 2010!

A: When I first started skating I had no talent at all. I had no feel for the ice. It takes your body a while to adjust. I wasn’t like a natural, which you hear a lot of skaters say. It was something that I learned. More important than talent or anything is your heart. You're either born with the heart of an athlete or not, because in sports you go through so much adversity. You want to quit. In any sport — in soccer or baseball — you have a bad day and you want to quit. But the most important thing is to be persistent.


Q:あなたのようなスケーターに到達するためには、並はずれた精神面での才能を持たなくてはいけないと思いますか? あるいは、(そういった精神面での能力は)習得できるものなのですか? 2010年のオリンピック、がんばってね!

A:僕がスケートを最初に始めたときは、全然才能がなかったよ。氷の感触が全然つかめなかった。(氷上では)しばらくすると体が慣れてくるものなんだ。僕はたくさんのスケーター達が言ってるような、「天才」では全然なかった。僕が学んだのは、才能とかそういったものより重要なのはハートだっていうこと。アスリートのハートを持って生まれたかどうかっていうことなんだ。スポーツではより多くの逆境を経験することになるからね。辞めたいって思うとき、--どんなスポーツでも、野球でもサッカーでも、悪い日があって辞めたいと思うことがあるだろうけど、一番重要なのは粘り強く続けていくことだよ。


Q: I am a huge fan of figure skating — have been for years. I was able to catch you on the TODAY show – it was a great performance, by the way. I was wondering if you get dizzy from the spin turns that you do?

A: A lot of the spins and turns happen so quickly — it's like when you go upside down on a roller coaster and it happens so fast that you don’t have that second of thinking, 'I'm upside-down.' The jumps happen in like a quarter of a second; a quad is a split-second jump. And in the spins you spin so fast that everything is just a blur; you don't see anything go by. The stuff that I get dizzy on is the simpler turns when you're turning slower, and you actually do seeing things going around. But I have to admit we all say when we skate at Rockefeller we get a little dizzy because there is so much going on around you when you look up!



Q:私はここ数年間、フィギュアスケートの大ファンです。この前のToday showであなたを見たけど、とっても良いパフォーマンスだったわ! ところで、スピンの回転で目が回ったりしないものなの?

A:スピンの回転の多くは、ものすごい速さで行われるものなんだ。それはジェットコースターで逆さまになってるときに似てると思う。そういうときって余りにも速いから「逆さまになってる!」なんて考えないよね。ジャンプは4分の1秒くらいでやるから、クワドなんかほんの一瞬のジャンプだよ。それにスピンの最中はあまりに(回転が)速いから全部が単純にぼやけてみえるんだ。(回っている間に目に入るものが)動いているのが何も見えないんだよ。目まいがするっていう状態は、ゆっくりと回っている時のようなより単純な回転(を感じること)で、実際は周囲のものが動いているのを見ているってことなんだ。だけど僕たちはみんな、ロックフェラーで滑るときには少し目が回るって認めなくちゃいけない。なぜなら見上げたときに周囲にたくさん(人が)いるからね!


Q: Are you planning to do the quad in both your short and long programs at Worlds [March 22-29 in L.A.]?

A: Yes, I'm planning to do it in my long at Worlds. It’s a really challenging jump and it's just really dangerous. When you get nervous or tense a little bit you tend to hold back a and not go for it all the way, but if you don’t go through with the jump all the way you end up at an off angle or under-rotation. That’s when you fall really hard and get injured really easily. But yes, it's definitely in for Worlds.



Q:あなたはワールド(3月22日から29日にロスで開催)で、ショートとフリーの両方にクワドを入れる予定はありますか?

A:うん、ワールドではフリーでクワドをやるつもりだよ。クワドは本当にやりがいのあるジャンプだし、当然、危険でもある。大方の選手は、少しでもナーバスになったり、緊張してしまったら思いとどまってしまいがちだし、わざわざやろうとはしない。しかもちゃんと(クワド)をやりとげなかったら、最終的に(着氷が)異なる角度になったり、回転が足りなくなってしまったりする。本当に酷い転び方をしたり、とても簡単に怪我をしやすいのはそういうときだ。でも僕は、ワールドでは間違いなくチャレンジするよ。


Q: Do you think having the quad is the only way to win the gold medal?

A: The quad is the future of our sport. Our judging system has become so technically driven that we have to now focus on the technique and push the envelope.

We've lost our six-point scale of judging. The "6.0" was such a huge brand for our sport and we lost that brand when we lost that system. One brand we have now is the quad; it's the only thing that’s recognizable to anyone, whether they know skating or not.

If you're not moving forward and trying to push yourself beyond your own limit, then you're holding everyone else back. I don’t think it would be as satisfying if I skate great without it. We're trying to take the sport to a whole new level.



Q:あなたは(プログラムに)クワドを持つことが金メダルを取る唯一の方法だと考えていますか?

A:クワドは僕たちのスポーツ(フィギュアスケート)の未来だよ。採点システムがより技術的な傾向になったから、僕らは今テクニックに集中しなければならず、高いレベルを求められるようになった。
僕らは6.0の採点基準を失ってしまった。この「6.0」システムはフィギュアスケートの実に大きなブランドだったし、その採点システムを失ったときからこのブランドもなくしてしまったんだ。今、僕たちが持っている唯一のブランドがクワドだよ。クワドは誰であっても、たとえスケートを知っていようがそうでなかろうが、認識できるものだからね。
もし(選手として)進歩していなくて、自分の限界を超えようともしていなければ、他の選手に引き離されていくんだ。僕はクワドなしでうまく滑れたとしても、それで満足するとは思わない。僕たちはこのスポーツを全く新しいレベルへもっていこうとしているんだよ。


Q: How do you balance and find time for skating and other off-ice interests and friends?

A: It's difficult to balance it, actually. I'm still experimenting and learning and growing.


Q:あなたはスケートの時間と、それ以外の趣味や友人との時間をどうやって見つけて、バランスを取っているの?

A:実際、そのバランスを取るのは難しいんだ。僕はまだ実験しながら、学んで、成長してる途中だよ。


Q: Who's your costume designer? I like the "James Bond" look on you.

A: I've been really lucky; I've worn runway designs from Gianfranco Ferre, Christian Dior, Alexander McQueen and this year I was sort of in a panic because I was getting these costumes sent to me from Russia that were totally not my style. They were overdone as far as sequins and glitz — just tacky to me.


Q:あなたのコスチュームデザイナーは誰ですか? 私はあなたの「ジェームズ・ボンド」(←チャンピオンズ・オン・アイスで昔着た衣装かな?)の衣装が好きです!

A:僕はとても幸運なことに、今までショーデザイナーの衣装(ジャンフランコ・フェレ、クリスチャン・ディオール、アレキサンダー・マックイーン)を着てきたんだ。でも今シーズンはちょっとだけ怖かった。なぜならロシアから僕に送られてきたコスチュームで、全体的に僕のスタイルじゃなかったからね。どちらもスパンコールがこれでもかっていうくらい付きすぎてて、けばけばしくて、僕としてはダサかったんだ。
(訳者注:ライサイド的に訳すと「どちらもナゴセンだったんだ」の一言で済みます 爆)


Q: Who's your favorite fashion designer?

A: Hedi Slimane, the guy who designs for Yves Saint Laurent.
When I'm training I wear this one brand — it's sports gear but it has a design element. It's by Yohji Yamamoto. He has a sports line that's collaboration with Adidas called Y-3. It's awesome. I have this one lucky jacket; it's black with a white Y-3 e on it. Three is my lucky number. When I compete I do everything three times — stretch my quads three times, walk through my routine three times.
I'd love to have Yohji Yamamoto design something for me. Maybe next year!


Q:あなたが一番好きなファッションデザイナーは誰ですか?

A:エディ・スリマン。イヴ・サンローランのデザイナーだよ。
トレーニングのときに僕が着るブランドは一種類だけだよ。スポーツ用品だけどデザインの要素もあるんだ。山本耀司っていう人がデザインしてる。彼はアディダスとのコラボレーションでY-3と呼ばれるスポーツ用品を手がけてるんだ。これはすごいことだね。僕はこのラッキーなジャケットを一つ持ってるんだよ。それは黒地に白でY-3って書いてあるんだ。3は僕のラッキー・ナンバーなんだよ。僕は試合のとき全部3回やるんだ。クワドを三回試したり、プログラムを三回リハーサルしたりね。
僕は今後、山本耀司に僕の何か(衣装とか)をデザインしてもらいたいと思ってるよ。来年かもしれないよ!


Q: Who would you say your hero in skating is?

A: Scott Hamilton is a hero of mine. He did so much on the ice. He was an Olympic champion from the U.S., which is amazing. He has a similar style to mine, really athletic, but he lets the focus be on skating.

When he turned professional … He wanted to be packaged as an individual personality on the ice. He was the first to wear golf gear to skate or wear a rock wig. He was so inventive and so creative but all in a very masculine way. He's an entertainer and an athlete, which is the greatest combination.

Michelle Kwan, too, because I train with her sometimes. She's been through so many experiences in skating … she was so dominant in the sport for such a long time. At Nationals she was giving me advice leading up to the competition, because she's been there. She just always says the right thing. She's a total Yoda. I love skating with her still; we have the same taste in music, too.


Q:あなたのスケートでの憧れの人は誰でしょうか?

A:僕のヒーローはスコット・ハミルトンだよ。彼は氷上でたくさんのことを成し遂げたんだ。彼はアメリカ人でのオリンピック・チャンピオンで、これは素晴らしいことだね!彼は僕と似たようなスタイルを持つ人で、本当にスポーツ選手らしい人だけど、(自分を)スケートに集中させているんだ。
彼はプロに転向したとき、氷上で(他の誰でもない)自分の人格として統括されたいと考えた。ゴルフウェアやロックスターのウィッグを身につけて氷上を滑ったのは、彼が一番最初だよ。彼はとても独創的で、クリエイティブで、そういうのをひっくるめても、非常に男性的だった。彼はエンターティナーであり、アスリートで、これは最も偉大な組み合わせだね。
そしてミシェル・クワンも僕の憧れの人なんだ。なぜなら僕は彼女と時々一緒に練習することがあるからね。彼女はスケートを通して本当にたくさんの経験を積んだ人だよ。あれだけ長い間、このスポーツでトップにいたんだ。全米では試合につながるアドバイスを僕にしてくれたよ。彼女はずっとそこ(全米)にいた人だからね。彼女が言うことはいつも正しいんだ。まさに、(ジェダイ・マスターの)ヨーダだね!


Q: Do you two jam out on the ice?

A: Yeah, we do, totally.


Q:氷上では(誰かと)即興で滑ることはある?

A:もちろん! 僕たちはよくやってるよ!ホントだよ!


Q: Anything else you want to add?

A: I love the TODAY show. I watch it every day. Not the whole thing, because I have to get ready and go to the rink. It has the morning vibe.


Q:他に何かつけ加えて言いたいことはある?

A:僕は「TODAY show」がとても気に入ってるよ。毎日見てるんだ。全部じゃないけどね、というのも僕は早く準備してリンクに行かなきゃいけないから。「TODAY show」は朝の雰囲気を持ってるよね。


Q: Are you a morning person?

A: No, not at all. God, no.


Q:ところで、あなたは朝型人間ですか?

A:いいえ、全然。参ったことにね!



------------------ 以下、訳し終わった雑感 -------------------

ようやく終わったっス。
所々あやしい部分もあるけど、大体の意味は通じてるかなーと思うのですが。
あと最初「ヨーダ」って何だろうと思ってたら、
あのスター・ウォーズのヨーダだったんですね(苦笑)
この映画のことを全然知らなかったもので、最近調べてビックリ。
先日、たまたま「エピソード3」をテレビで見たけど
設定が何もわからなかったから誰が敵で味方か
さっぱりでした。でも面白そうだったからぜひ最初から見たいものです。

あ、ライサのことから話題がそれてしまった。

えーと、「PASSION」のインタビューなんかでは
クワドはあってもなくても、素晴らしい演技ならどっちでもいいっていう
ことを言っていたと思うのですが、四大陸で決めたことで
心境が大きく変わったのかなーと感じました。
あるいは他の人の演技ならクワドの有無はどっちでもいいけど
自分はクワドやらなきゃ、いくら良いパフォーマンスができても
本当に満足したとは思えない、と感じるところが
あったのかもしれないですね。
でもフィギュアスケートを進化させようとする気持ちがあるのは
応援している身としてとても嬉しいです。
やっぱりライサはこんなふうに前向きでいてほしい。

というわけで、ようやくこっちの訳が終わったです~。
次はブログ行きますか!? 行っちゃいますか!?
・・・自信全然ないんですけどね。(苦笑)

ライサ、ヨガを取り入れて練習中。

ライサがブログを更新しました(こちら)。


四大陸から今までの流れ、練習にヨガを取り入れているなど
近況が語られています。
後ほどしっかり訳したほうがいいかな・・・
(まだQ&Aも終わってないけど 苦笑)

2009年3月3日火曜日

ライサの衣装はシンプルでいい。

先ほどボレロの衣装を散々書いたら
プリンス座談会でも衣装のコラムが出てました。
ライサ、今回もネタにされて何より。

あー、ライサの新EXの衣装・・・(苦笑)
初めて見たときの印象をライサイドブログで
「衣装は・・・・(ゲフンゲフン)
いや、パントマイムだから白手袋はいいとしても
下のズボンはジャージですか?ってくらい白い線が気になるんだぜ!」

(注:実際は黄色い線なんですが、映像で白く見えたようです)
と書いてました。
全米EXのときも「手袋以外練習着と言われそうな衣装については
ここではノーコメントということで(苦笑)」
と書いてます。
まあ、誰がどう見ても練習着だよねアレ。
もうね、そんなところも含めてライサのファンですよ私は!(笑)
シンプルさへのこだわりが潔すぎる・・・。

個人的に、ライサがいつも黒いことに関してはノープロブレムですね。
どっちかっていうと男子選手でゴテゴテした衣装は苦手で
ジュベたんの無駄なセクシーさ、ランビ君の不思議センス、
そしてジョニーのヒラヒラ、その他モロゾ風味、ナゴセンなど
どれもこれも・・・自分の中で理想的じゃないんですよね・・・。
男子選手はもっと全体的にシンプルでいいじゃないかと思うけど
みんなシンプルだったら遠目から見たとき誰が誰だかわからないから
とりあえずプログラムに合わせて、ほどほどのセンスのものを
着てくれればいいのに、という感じ。
でも、わりとみんなここぞとばかりに面白いのを着るのは何故なんだろう。

もっとも、自分が良しとする男子シングルの衣装は
オペラとかに出てきそうな王子風衣装とか軍人風衣装とか、
貴族風衣装、あるいはスーツ系なわけで
単なるコスプレじゃん、と言われたらそれまでなんですよね(笑)
そのへんは好みの問題なのだろーか・・・

とにかくライサの衣装はシンプル路線を継続してもらえればそれでいい。
でも練習着風はどうだろう(笑)。
そして今シーズンのライサは衣装が全部、
ツッコミどころ満載ってのが笑える。
そう思うとフリーはずいぶんマシになったものだ。
ただ、なんで紺にしたんだろう・・・・?
ブラック大佐がここで黒を捨てるとは思わなかっただけに
これはチーム・ナゴセン最終話のときに
ほんの少しでも触れたいエピソードですね。
最終話、ブラック大佐は全然関係ないんですけどね(苦笑)


というわけで、ライサの衣装に対する思いを書いてみました。
いつもながら、超どうでもいい内容ですね・・・

SOIの写真

ice-dance.comにSOIの写真が出ていました(こちら

ライサの写真はAct2とOuttakesにあります。
が、プログラムがボレロなので、例の十字架衣装です。
・・・写真を拡大して見る気おきねーーー!!(←酷いファン)

この十字架衣装を見るたびに、
つくづく自分はタラソワ先生の衣装のセンスを
全く受け付けないのだと感じます・・・・見る気が起きない・・・・
せめて十字架の形がもうすこしスマートならよかったのに。
これだと赤十字の縦の部分を長くしたような感じじゃないですか(笑)
ライサ、これを気に入っちゃうのはどうかと思うぜ(苦笑)
生で見ると、おそらく十字架の部分が目立たなくて
全体的に黒っぽいシックな感じに見えるんでしょうが
写真だとあの十字架がいやでもくっきり見えちゃいますね。
これをいつか見る機会があったら、遠めの席を取ろうと思います。
近くで見たら絶対「ギャヒィ!」って言いそう。

そんなわけで、ショーの写真なのに、(個人的に)あまり有難くない
写真をご紹介しましたー。

SOIの合間の記事など

SOIの合間にZimmermanとショッピングしたという記事が出ています。


まずはこちら。(yasminさま、情報提供ありがとうございます)
注目は下のほうにある「Favorite things」。
ラッキーチャームのセンスもどうだろうと思うけれど
好きなフェイスブロダクトにリップクリームを挙げるあたり
いろんな意味で男らしさを感じる(笑)
まあ、ライサは顔が濃いから塗る必要があるのはリップだけということか(笑)


そしてこちらにも上記の記事のときの様子が出ています。
ショップのブログですね。
こっちの写真は前髪おろしててカワイイです。年相応に見えます(笑)
競技では最近固めて登場することが多いだけに
(そしてバンケットでは微妙な七三とかで固めてくるだけに)
こういうオフショットは貴重ですね(笑)ライサイドな方はぜひどうぞ!

四大陸バンケットの写真

久々のライサチェックトークです。

toteさまより、四大陸選手権のバンケット写真(このページ)で
ライサとロシェットのツーショットを教えていただきました。
(toteさま、ありがとうございます!)

ライサ、明らかに酔っぱらってる・・・
っていうか、この人、大酒飲みのチェコ人の血が入ってるのに
酔っぱらうとすぐ顔に出ますよね(笑)強くないのかな、アルコール。
そしてロシェットの美しいことといったらもう!!
ワールドでの女子シングルの表彰台、
カロちゃん、ロシェット、お洒落魔女のお洒落三人組で
飾ってくれたら、個人的にこれ以上嬉しいことはないのですが。
(いや、キムちゃんのフリーもお洒落だとは思いますよ。
あと、マオたんはここに来て衣装が変わりそうな予感がする・・・
ミキちーも変えてくるんじゃないかなー。)

そしてライサ、バンケットではもう蝶ネクタイルックしか
着ないんだろうか・・・(汗)
なんでこの人の中で蝶ネクタイがブームになってるのだろう。
今度メッセージ送るときに聞いてみようかな・・・(苦笑)


そんなわけで、色々面白いバンケット写真でした。
あ、競技の写真もこのサイトにはありますので
ぜひチェックしてくださいませ!
そしてtoteさま、改めてありがとうございました!

2009年3月2日月曜日

ジョニーがトレーニング用の基金を募っている。

妹から今教えてもらったんですけど
ジョニーがトレーニング用の基金を募っているそうです。
口座を開設したんだって。
(彼のファンサイトに書いてありました)


ジョニーのところにも不況の波が・・・!?
もっともアメリカでは寄付を募るのはよくあることだそうです。
しかしトップ選手のジョニーが。
去年ワールドで三位だったジョニーが。
そしてオリンピックでメダル候補になりうるジョニーが
こういった口座を開設すること自体にビックリ。
ジョニーって企業と契約とかしてないんですかね。
(全然事情知らなくてすみません)

もちろんジョニーズ・エンジェルを名乗るなら
必ず寄付しなきゃいけないなんてことはないし
あくまで任意とはいえ、ファンの方は心配ですよね。
妹も動揺してます。私もビックリだ。


あ、あとこれはどうでもいいことだけど
ジョニーのファンサイトの翻訳ブログの名前が「Johnny's words」だった・・・!
すみません! 何も知らずこっちの翻訳カテゴリを
「Evan's words」にしちゃって!! パクリじゃないです!!
今気づいた! っていうか妹、気づけよ!!
あうー、ジョニーズ・エンジェルの皆様、
ご気分を悪くされたらごめんなさい。本当に知らなくて。
あーあ、今更名前変えるのも面倒だし
ブログのタイトルじゃないからセーフだよね、ってことで
勘弁してくださいませ。ホントすみません。
ああもう、どうして私も妹もうっかり者なのか・・・


とにかく、ジョニーの状況が心配です。
フィギュアはお金のかかるスポーツだからなー、
トップ選手でさえも資金繰りは大変。
アメリカでは日本みたく、企業に所属ってことには
ならないんですかね・・・(これも事情に疎くてスミマセン)
そういえばお洒落魔女も所属先が変わったけれど
資金援助はいつまでしてもらえるんだろう・・・。


以上、取り急ぎの雑感でした。
また詳しく本人からもコメントとか出て来ると思いますので
今後の情報にご注意ください。

いろいろ予想してみるぜ。

オ~ウ! 案の定、配信し忘れてる方がいました。ギャヒィ!!
・・・相変わらずどこかヌケております、ローズです。
(まだ届いていない皆様、本日帰宅次第送りますので
もうしばらくお待ちくださいませ。本当にすみません)


さて、昨日から三月に突入しています。
気づいたらワールドジュニアも終わってました。
(精鋭を送り込んだアメリカ女子が優勝できなかったのには苦笑。
アダムのようにいかなかったか。)
ここで、今月末のオッサンズウォー・・もとい
世界選手権男子シングルの展望でも無駄に書いてみようと思います。


○表彰台を予想してみる

~個人的にこうなったら面白い編~
優勝 ライサ
準優勝 ベルネル
3位 アボットくん

理由:この三人は誕生日が連続しています。なので、表彰台に上がったら
ベルネル(6月3日生まれ)、ライサ(6月4日生まれ)、
アボットくん(6月5日生まれ)と、並んで面白いでしょ(笑)
あと、全く可能性のない組み合わせでもなく、
むしろ意外とありそうな三人なのかなと(順番はともかく)。

~今季の傾向&前評判はこんな感じ?~
優勝 パトちゃん
準優勝 ジュベたん
3位 アボットくん か ノブナリン か タカヒコヅカ

理由:今季の傾向をみるとパトちゃんが圧倒的有利。
でも実際は去年のダイスケほどスコアと技が適度にマッチしてるわけでもないので
個人的にこれは外れるんじゃないかと思います。
そして予想2位以下でジュベたんが頭ひとつ抜けてるのは
やはりクワドを安定して決められるのと、それ以外の技も
昨シーズンと比べてだいぶ進化したから。
ライサは観客に支持されても、ジャッジにはそうでもなさそうなので除外。
(ごめんライサ・・・!)

~がんばれ!オッサン編~
優勝 ジュベたん
準優勝 ライサ
3位 アボットくん か ヴァン・デル・ペレン など

理由:欧州選手権のようにオッサンでかためてみました(笑)
予想でも何でもないですね、すみません。
っていうか、ここでも私の中で三番手なアボットくん・・・ごめん!
1位2位は安定性で判断しました。

~時代はすでに世代交代!若造編~
優勝 パトちゃん
準優勝 ノブナリン
3位 ムロズくん、タカヒコヅカ など

理由:今度は若者でかためてみました。これも予想でもなんでもないです。
順位はメディアの前評判と今までの実績と安定性で判断。
(ノブナリンは過去にワールドで4位になってるのよね。
そのときはライサが3位だったなあ ←関係ない)
それにしても、若者の中でもパトちゃんはずいぶん(実績と評判が)
リードしてるなあという印象。
実際はクワド持ちの他の若者とそれほど技術的な差があるとは
思えないだけに、他の子に早く追いついてほしい。安定性とか芸術面で。

~俺達メダリスター!編~
優勝 ジュベール・ブルー、華麗にカムバック!
準優勝 まさかのベルネル・グリーンが爆発!
3位 ライサ・ブラック、無難に登場!

理由:ジョニー・ピンクが不在、そしてジェフ・シルバーと
ランビ・レッドが引退してしまった今、昨シーズンまでなら
海外男子はこういう予想になってたはず。(そしてこの中のどこかに
ダイスケやノブナリンがいたはず!)
メダリスターの中では、近年ずっと成績が安定してるのは
ジュベたんなのかなーとも思います。
グランプリシリーズで調子悪くても、最後には戻ってくる。
ベルネルは爆発すれば2位くらいなら簡単に取れそうな選手だと思ってます。
ライサはそうやって爆発した選手に、あっさり追い抜かれるタイプ(苦笑)
それに応援する方としてはこのくらいでちょうどいいかもと思ってるところが
実はちょっとあったりもする(優勝するとアンチも増えるから)

~個人的な希望編~
優勝:ジュベール か ベルネル
準優勝:ライサ
3位:ノブナリン パトちゃん タカヒコヅカ アボットくん

理由:「ライサに優勝して欲しいと思わないのかよ!!」と
多くの方につっこまれそうです(苦笑)
いや・・・これがプレオリンピックシーズンじゃなかったら
ぜひとも優勝してくれと叫んでたと思います。
でも残念ながらプレシーズンなのよねー。
男子シングルにはプレシーズンの王者はオリンピック王者になれないっていう
いや~なジンクスもあるし、前王者としてのプレッシャーが
大事なオリンピックシーズンにかかるのかと思うと・・・
ここで優勝するよりは、来年までとっておいてほしいなーと、
贅沢なことを考えるわけですよ。
ただ、今後ホームじゃなくても勝てるチャンスがライサにあるのかというと
もしかしたらないかもしれないので(←酷いファン)、ひとまず2位以上の
成績を収めてほしいなとは思うんですけどね。
1位がこの二人なのは、実力とパフォーマンスとプログラムの充実度的に
完璧にやったら一番得点が出そうな人を選んでみました。
(結局メダリスターかよ! というツッコミは遠慮願います 笑)
最後はクワド持ちが強いのかな、と。
3位は今季躍進組をそろえてみました。
それぞれ波があって、本番でどれだけできるかわからないけど
表彰台の可能性はみんな高いです。どうなることやら・・・・


○それぞれの順位を予想してみる

あくまで個人的な予想です。ご容赦願います。

ライサ:無難に4位以上が妥当か(表彰台確実とは言えない)。
全体的に良くてもプログラムで他の選手と見劣りする可能性アリ。
その場合、四大陸みたいに技術点で勝ってても
演技構成点で落とされるという悲しいこともあるかも。
あとSPでリードしてもフリーで逆転されるという、
今季ありがちなパターンから脱却できるかどうか・・。
ただ他と比べて安定してやれるので5位以下はない、と言いたい。

ジュベたん:普通にやれば表彰台、そうでなければ6位くらいまで
下がる可能性アリ?(それ以下はまずないと思うけど・・・)
勝つときはSPで逃げ切りの可能性大。
SP、フリーともに揃えたら普通に勝てそうだけど。
個人的にはフリーの新衣装が超楽しみ(←結局そこか!)

ベルネル:自爆の有無で変動しそうだけど、今回は悪くても
ひとケタで落ち着くかと・・・。SP、フリー通して良けりゃ表彰台。
どっちか悪くて、どっちかが良いってことになると難しいか・・・

アボットくん:今季の安定性をみるとひとケタは固いかな。
四大陸でクワドにチャレンジ→失敗で順位を落とす、
ということをやってしまったので、ワールドでは無難に攻めてきそう。
最終グループにも普通に残ってそうです。

パトちゃん:ホップ!ステップ!自爆!・・・の法則からすると
ひとケタ後半までずり落ちる可能性あり。
カナダ選手権並みに完璧やっちゃうとあっさり優勝しちゃうかも
しれないなあ・・・。でも四大陸みたいに3A1回で優勝は、ちょっとなあ。

ノブナリン:クワドを必ず入れてくるので、この成否で
大きく変動しそう。すべてうまく行けばもちろん表彰台でしょう。
うまくいかなくてもひとケタは固いし、SPはクワドないから
普通に最終グループにいると思われ・・・
あ、でも2007年の失敗という前例があるんだった!
あう、がんばれ!(もはや予想でなくなってる・・・!)

タカヒコヅカ:ノブナリンと同じく、クワドで勝負してくるので
その成否でどれだけいけるかがカギ。
でもスケアメ、ファイナル、四大陸と、
上に来そうな面子の後退によって表彰台のいろんな位置に行ってるのをみると
そういう星回りなのかもしれないなあって思ってしまう。
つまり、いつも通り少々失敗があっても最後まで終わったころには
意外と表彰台に上がってるのかもしれないですね。
悪くてもヒトケタは固いでしょう。

ヴァン・デル・ペレン:好パフォーマンスができたら、
昨季のように総合で良い位置につけそう。
もちろん表彰台の可能性もあるわけで、
ここは結婚した勢いで乗っちゃうかもしれないですよね。
ただ安定性に欠くと10位前後くらいになっちゃうかも。

ジェレミー・テンくん:初出場ということで10位前後の
躍進を予想(というか期待)。
四大陸のときのような、良いフリーが見られるとうれしい。
カナダ三番手でも10番台にはいると思われる。

ムロズくん:こちらも初出場。安定性からみると10番台中間くらいには
落ち着きそうな感じがします。全米のときみたいなパフォーマンスなら
一気にヒトケタ前半まで出てきそうでちょっと怖い。

ムラくん:彼も初出場。まだPBがそんなに高くないけど
今回のパフォーマンス次第ではぐっと評価が上がりそう。
十番台にとどまってくれると思います。

ヴォーン:こちらは初出場のオッサン・ルーキーズ。
カナダの勢いに乗って躍進してきそうですが今回はどうなるか。
悪くても十番台には留まるかな? 良ければひとケタになりそう。

コンテスティ:フランス人だけどイタリア代表の問題児。
彼も初出場のオッサン・ルーキーズ(しかも自分と同い年か・・・)。
ヨーロッパ選手権など、今季の躍進ぶりをみると
ひとケタ前半に上がってくる可能性大。輝け、オッサンの星!(違)


えー、他のメンツに関しては誰が出るのか
ちゃんと把握してない部分もあるので、いったんここまで!
っていうか予想と期待を書いたらキリがないですね、こりゃ。
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