2009年3月24日火曜日

3月22日付LAタイムズの記事

先日紹介したこちらの記事(前編後編)のコメント部分を訳してみます。
ライサ的衣装トーク炸裂です。


I think a lot of male skaters see [embellished costumes] as part of the whole package, that it will enhance their marks. Maybe it's helping. If you don't skate very fast, and you have a shiny outfit, it looks like you're going faster. With a simple costume, you can't hide behind much.

僕は男性スケーターの多くが飾り立てられたコスチュームをパッケージ全体の一部として考えているんだと思う。(そういうコスチュームが)自分たちの特徴になるからね。おそらく衣装が助けてくれているはずだよ。もしとても速く滑れなくても、キラキラしたコスチュームを着ればとても速く見えるんだ。シンプルなコスチュームだと、より多く隠すことができない。


In my own clothing, I like simple, but something that has texture. Something that's architectural and design-oriented. That's what I've looked for in my costumes as well.

僕自身の衣装のことをいうと、僕はシンプルなのが好きだよ。でもいくつかはそうじゃないものを持ってる。そういうのは構造的でデザイナー志向のものだね。同様に、僕がコスチュームに期待をしているのはそういったところかな。


You have to dress up and have respect for the judges. You can't just skate in sweats and a cap. But who said anything about spandex and sequins?

(スケーターは)ジャッジに対して敬意を持って、着飾らなきゃいけないんだよ。ただ帽子を被って汗をかきながら滑ってはダメなんだ。だけど、誰がスパンデックス(注:スポーツ用のピッチリした伸びる生地)とスパンコールのことを(必要だって)言ってる?


Johnny is his own person, and you have to admire that. He's like, 'This is my style. This is the way I skate. This is my Louis Vuitton, and this is my fur. Deal with it.'

ジョニーはわが道を行く人間で、みんなそれに魅了されるね。「これが僕のスタイル、これが僕のスケート、これが僕のルイ・ヴィトン、そしてこれが僕の毛皮。だからそれらしく付き合ってね」、彼ってこんな感じの人間でしょう?


It's part of her vision, and it's definitely pushed my comfort zone. But the long[-program] costume she sent was originally head-to-toe sequins, giant billowy sleeves with pure black crystal. That I had to change.

(ボレロの十字架衣装は)彼女の構想なんだ。確実に、僕の着心地のよい範囲へ後押しされたものだよ。だけど、彼女が送ってきたフリーの衣装は、徹底的にスパンコールが施されてて、純粋な黒水晶がついた袖が巨大に膨らんでいた。だから変えなきゃいけなかったんです。


---------------------------

というわけで、ライサ的衣装トークいかがでしたでしょうか。
自分としては非常に楽しんで訳しました。
ジョニーについてのコメントとか的確すぎて笑える(笑)
さすがライサ! ライバルのことはよくわかっているようです。

0 件のコメント:

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...