2009年3月30日月曜日

一年、いろいろありました。(ワールド蛇足記事)

いろいろビデオ録画を見て、物思いにふけっていましたローズです。


そんなことよりブログ一周年企画!!
えー、先ほど妹と打ち合わせをして
だいぶ流れが決まりました。
4月2日は朝からお楽しみいただけるよう頑張ります。
っていうか、もう全然時間ないけど(涙)
今日はちょっとビデオ見すぎてしまった・・・。

エキシビジョンの放送も見ました。
ライサ、・・・チャンピオンの貫禄が全然ないですね(苦笑)
っていうかパトちゃんに「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」やられたー!
(そういえば今季のパトちゃんコレでした・・・
ライサはサラ・ブライトマン編なんですけども)
ジュベたんも「アレルヤ」でしっとり攻めてくるし、
ベルネルはマイケルやっちゃうし、ライサ立場ないわー(涙)
しかし、エキシビジョンでライサの出番を最後まで待つなんて
2008年全米以来のことなので、待つのに疲れちゃいました。
でもタニス&ベン、オクサナ&マキシムの素敵エキシが見れたから良かった。


ワールドもようやく終わり、気持ちも落ち着き、
ビデオをジャパンオープンまで遡って見て、一年を振り返ったりもしました。


一年前、ジャパンオープンでライサにはしゃいだ頃、
まさか一年後に彼をチャンピオンとして迎えることになろうとは
思いもしなかった。
そして一緒に出場していたランビエールが半年後に引退するとも
思ってなかった。

夏、THE ICEの後に今年のプログラムがわかって、
どっちも好きな曲だったからとても喜んだ。
そのTHE ICEで共演したジェフ君が1ヶ月半後に引退するのも
予測できなかった。

ライサイドブログのログを収納するのにサイトを作るにあたって
タイトルを「ライサイド・ラプソディー」にした。
語呂が良いのと、新しいプログラムへの期待を重ねて妹が考えてくれた。

しかし期待していた「ラプソディー・イン・ブルー」は
解釈が困難で、楽しげな内容なのにやっている本人が痛々しく見える、
悲惨なプログラムだった。かなり落ち込んだ。
スクリプトを書く元気さえなくなった。
そしてスケートカナダでライサが3位に終わったとき
「こういうときこそ応援しなければ」と持ちこたえた。

ファイナルはあっさり逃した。
全米ではプログラムの内容をだいぶ手直しして
衣装も変えてクワドにも挑んだ彼に、少し励まされた気分だった。
新王者の誕生を快く迎える気にはなれなかったし
何より長年のライバルと共にワールドに出られないことは
ファンとして残念だった。

四大陸では思ったより彼はうまくやった。
優勝したのはパトちゃんでも、クワドを成功させて
技術的に上回ったのがライサ。
それを喜ぶ間もなく、私はライサイドブログからの撤退を決めた。
日々スクリプトに取られていた時間を奪い返すかのように
いつも以上に英語の記事を探し、じっくり読む日が続いた。

ワールドでのライサの活躍は周知の通り。

私が知っている彼でない彼が氷上にいた。
特にフリー、氷上にいたのは、
恋の狂気に駆られるホセでもエスカミーリョでも、
死によって恋人と引き裂かれる運命を呪うカヴァラドッシでも、
ドジを踏みながらも華麗に悪者を倒していく怪傑ゾロでもない、
エヴァン・ライサチェックその人だった。
普段は明るく、面白いことが大好きで、多少の困難にあっても
前向きに努力していく心優しい青年が、
練習拠点のロサンゼルスで、彼を応援する多くの人の前で
緊張しながらも、次第に楽しそうに滑っていた。
複雑なラプソディーに時折振り回され、それでもくらいつき、
最後には感極まっていた。彼を見つめる多くの人の視線の前で。

思えば、このラプソディーは今季の彼そのものだった。
出だしはスロースタート、中盤はなんだかピンチに。
クライマックスへ向けては希望とともに。そして最後は楽しく!
このプログラムは誰かの、何かのシチュエーションを
演じているわけではなく、彼自身なのだと私は勝手に解釈することにした。

そして「ライサイド・ラプソディー」というサイト名が
とても愛しく感じるようになった。
その元となったブログがもうすぐ一周年。
ブログを立ち上げたシーズンに、彼がチャンピオンになるなんて、
これ以上のことがあるだろうか・・・?

「彼はいつかチャンピオンになる」と確信して3年、
それがこんなふうに実現するなんて思いもしなかった。


一年、いろいろありました。

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