※この記事に関して質問や指摘がありましたので
若干訂正・補足を入れさせていただいています。
ISU(国際スケート連盟)がプルシェンコの競技出場資格を
剥奪したというニュースが話題になっています。
(英語の記事はこちら)
彼がロシアスケート連盟の許可なくアイスショーに出演したというのが
ISUの規約に違反したため、とのこと。
(ロシアスケート連盟のサイトに行くと、それまでのプルシェンコとの
やりとりが延々と出ていてビックリします。ロシア語だから
英語で翻訳機にかけても内容がよくわからないんですが、
なんだかお互いにすごく融通が利かない印象)
彼の場合、世界選手権に怪我で欠場→その一方でショーに頻繁に出演、
という行動を取ったから罰せられたのだろうと
あのニコライ・モロゾフがコメントしていました(苦笑)
ちなみにランビエールも3月にプロスケーターが出演する試合に
許可なく出てしまったため、規定により競技出場資格を失っています。
彼の場合は一度引退しているので、事実上競技には戻れないことから
(※引退したスケーターがアマチュア競技に戻れるのは
一度だけという規定がある)『無言の引退』となった、
というスイスでの報道がありました。
また、ロシェットもプルシェンコと似たような状況があったものの
(世界選手権欠場→ショー出演)彼女はお母様の件で
世界選手権に準備できるような状況ではなかったこと、
出演したショーはあくまでゲスト出演ということなどを
カナダスケート連盟側がISUに仲裁したため、罰則は免除されたそうです。
プルシェンコの剥奪期間は1年間(←こちらはロシアの放送局での報道)、
今のところ異議申し立ては行わないつもりで、
ミーシン先生は今秋くらいに資格が戻るのを待つという姿勢らしい。
一方、本人は先に発表されていたグランプリシリーズの
ロシア大会については既に欠場するつもりでいる上
(すでに出場者一覧から名前が削除されていますね)、
10-11シーズンは競技をせずにショーを中心に活動すると
名言していたため、実質的には彼にとって大きなダメージではない模様。
・・・とはいえ、驚いたのは事実。ビックリした。
どこのスケート連盟も自国の選手が国外でショーに出るのに対して
わりと厳しいとはいえ、いきなりISUから剥奪されるもんなのか。
いくら規約といえど、ロシアスケート連盟はもうちょっと
何とかしてやれよと思う・・・けど、そもそもプルさん自身が
ロシアスケート連盟と前からモメてるので、どうにもキナ臭い。
しかし実際の事実関係がどうなっているのかはわからないので
(とりあえずロシアスケート連盟側は自分達の正当性を
訴えるかのようにホームページにこれまでの流れを出していますが、
それはあくまでスケート連盟側の主張ですからねえ・・・)
これ以上は憶測で言及すべきではないでしょう。
スケートファンの一人としては、ただ彼に同情しているし
資格剥奪期間が一刻も早く終わることを望んでいます。
この規約自体に関しては選手に対してフェアなものだとは
あまり思えないしね。競技を続ける上で選手が必要とする費用は
スポンサーがいないなら外貨で稼ぐのがてっとり早いわけで
選手の活躍にあやかってるのに満足に援助してやれないような
各国の連盟はそういう現状に配慮すべきでしょう。
もっとも選手側も連盟やISUの機嫌を損ねないように
うまくやっていく必要があるし、その中で角を立てるのであれば
それ相応の覚悟がいると思う。スポーツといえど利益がある以上は
そこらへんの企業と大差ないってことはわかってるはず。
今回の「違反」がどういった経路で起こったのかわからないけど
一国の一人の選手と、一国のスケート連盟と、ISUの利害・対立関係が
これによって浮き彫りになったという印象。
でもこの件が表沙汰になったことで、損をするのも得をするのも
実際はプルシェンコその人なので、その点で彼は賢いと思う。
今、世界中のスケートファンの大部分が彼に味方してるから。
ライサチェックのファンの私が、プルシェンコのことを書くのは
自爆行為かもしれないし、本当は書くべきではないかもしれない。
だけど色々騒がれたバンクーバー五輪から4ヶ月も過ぎているし
このブログも元通りに過疎化してきたので(苦笑)
そろそろ時効と見なして、あえて地雷を踏んでみようと思う。
プルシェンコがバンクーバー五輪を目指して競技に復帰したとき
正直言って半信半疑だった。本気なのか、と。
注目されたロステレコム杯では本調子ではないものの
高い点数が出て「これからもこんな調子だったら
オリンピックじゃ誰もこの人に勝てないわ」と思った。
ロシア国内選手権ではありえない点数出してるし、
ヨーロッパ選手権でも当たり前のように優勝。
これはマズイと冷や冷やして、「一体誰がどんな演技をすれば
この人に勝てるんだろう・・・」と思索したものだった。
ちなみに、このとき『勝てそうな人』として頭に浮かんだのは
『サイボーグモードのミスらないジュベたん』、
『魅惑のパーフェクト・ステ様』、『ダイスケの奇跡の復活シナリオ』、
『自国開催ボーナスをガッツリもらう(←ごめん)パトリック』、
『今年の全米を再現した神モードなアボット君』、
『ジョニーの強さと美しさが全世界を圧倒』・・・といった感じで
とりあえず目立ったアドバンテージのある選手が先に出てきた。
中でも四回転を今季成功させている選手は勝機があるだろう、と。
逆に言うと、仮に四回転のない選手が優勝するのだとしたら、
『2008年世界選手権のジェフリー・バトル』が真っ先に浮かんだ。
彼はすでに現役じゃなかったけど、あれくらいの演技でなければ
4回転を持つ選手のアドバンテージには勝てないはずだと。
ここで誤解がないように説明しておきたいのは、
私があれこれ思索していた2月初旬、ライサチェック自身はまだ
4回転にトライするものと思われていた、ということ。
彼が公式に4回転を回避する予定と発表したのは
日本時間の2月13日(現地時間2月12日)で、
彼がすでにバンクーバー入りした後のことだった。
そのときの落胆は忘れられない。
彼自身が「五輪王者になるために必要」とずっと言っていて、
長らく挑戦して、試合でも何度も成功させていた大技を
夢の舞台で挑戦することが叶わなくなった彼の苦悩を思うと・・・
・・・とても辛かったし、悲しかった。でも受け入れるしかない。
当時このブログに綴った言葉は、他の誰でもなく
私自身に向けて書いたものだったと思う。
プルシェンコに対抗するための大技が望めないとわかっていて、
それでもなお「絶望することは何もない」と書いた当時の心境が
非常に複雑なものだったのを、今もハッキリと覚えている。
運命は皮肉なもので、実際の五輪では予想に反して
4回転のアドバンテージを持つ選手がこぞって不調、
SPでプルシェンコに迫れたのは二人だけ。
その二人はSPでは4回転を跳んでいないという時点で
この大技がなくてもライサチェックに勝機はあるだろうとは思った。
ただ、後は他の二人や僅差の選手達の出来にもよる。
フリーの滑走準を見て、正直ライサチェックは不利だと思ったけど
結果的に、最終グループの中で一番最初に滑った彼の得点を
他の選手達が超えられなかった、というのが全てだった。
これが一番最初に滑ったのがプルシェンコで、
最終滑走がライサチェックだったとして同じ結果であれば
その後の批判はもっと厳しかったのかもしれない。
プルシェンコの演技については、当時も少し書いたけれど
やはり彼はすごいなというのが第一印象だったし
得点が出るまで順位は予想がつかなかった。
しいて言えば全体的にジャンプが雑になっているので
そこは減点になるだろう、と解説と同じ事を思った。
プログラム自体は彼史上最高のものとは思わなかったし
感動したかどうかと言われたらノーなんだけど(これは好みの問題)
少なくともライサチェック以外の他の選手よりは良かった。
問題はライサチェックと比べてどうかってことなんだけど
これを贔屓目抜きに語ることは難しい。
ただ2008年のジェフリー・バトルに深く感動したときのように
仮にファンでなかったとしても私の印象に残るのは
ライサチェックの方だってことは言える。(これも好みの問題)
だから・・・PCSが同点だったのはちょっと切なかったんだ(笑)。
妹と母がこれに対して文句言ってくれたのは有難かった。
で、その後にプルシェンコが文句を言うだろうというのは
大体予想がついていたので、ネットでニュースを見たときには
「あー、やっぱり言ってる・・・」と苦笑いするしかなかった。
もっとも、彼はこの不満をぶちまける覚悟で
バンクーバー五輪に出場したのだから本望だったかもしれない。
だからいくら彼が不満を言っているのを目にしたところで
彼を悪くは思わなかったし、今もそう。
彼は誠実で、才能と勇気を併せ持つ稀有な選手だし
一人のエンターテイナーとしても彼のことをとても尊敬しているから。
一方でエヴァンさんをサイクロプス呼ばわりした(笑)ミーシン先生には
若干イラっとしたけど、これも今となっては笑い話。
だから、どちらかというと4回転論争そのものについては
覚悟してた面もあるので特に傷つかなかったけれど
女子フィギュア絡みでプルシェンコを支持する人が激増して
ライサチェックの優勝を正当でない、もしくは
彼を大技に挑戦しない勇気のない選手とする声があったのは残念だった。
そうこうしているうちに悪名高い田村さんによる
『疑惑のEメール事件』の記事が出回ってしまい、
自分を含むライサイドが日本で超アウェーになってしまって
もうプルシェンコどころじゃなくなってしまった(苦笑)。
だけどその後、怪我でワールドに出られなくても
精力的に国外のショーに出演しているし、何度も来日するし、
この人は心底スケートを愛してるんだなあと思っていた。
恐らくソチまで続けるという発言も真剣に言ってるのだろう。
その矢先にこんな出来事が起こって・・・
何て言ったらいいのかわからないけど、ただ残念で、
どうしてこんなことになったのかと言わざるを得ない。
だけどこうやって表沙汰になったことが
彼にとってプラスであると確信しているし
彼にはこれからも私たちを驚かせる算段があるのでしょう。
今はその日を楽しみに待つしかできないけど・・・
一人のスケートファンとして、彼にとって良い方向に
物事が働くことを願っています。
9 件のコメント:
毎日楽しく拝見させて頂いています。バンクーバー以来、ライサチェックのファンになりました。
偶然にもプリンスアイスワールド東京の会場が隣の駅で、初めてスケートを観に行くことにしました。ゲストにプルシェンコが来るのを楽しみにしていたのですが、今回の件でどうなるかと心配していました。ニュースでもうまく情報が見つからず、探すのを諦めてこちらのブログを覗いてみたらなんと一番詳しい情報が(笑)。
ローズさんはプルシェンコに対しても公平な見方ができ、とても出来た方だなと思いました。辛いこともあるかと思いますが頑張って下さいね。応援してます!
ローズ様、こんばんは!
私もこのニュースは衝撃でした。つい先日、生ジェーニャを見て来たばかりでしたので。。。不服申し立て期間が確か3週間あるのですよね?。ジェーニャが不服を訴えるのか、このまま黙って1年見送るのか、ちょっと気になったりもします。どちらにしろ1年休業予定の様ですが・・。
DOI後、速攻で帰国したので、日本出稼ぎ期間中なので、このまま日本にとどまればいいのに?と思ったのですが、こうゆう展開だったのですね。
DOIを現地鑑賞された方は、皆、同じ感想を語りますが、会場でのプルシェンコへの声援はそれは凄いもので、高橋大輔を1とするなら、ステファンが2倍、プルシェンコは3倍の声援・・・いったい、いつの間に彼は日本でこんなに英雄&人気者になってたのか?彼の演技が素晴らしかったのはもちろんなのですが、その観客の反応の凄まじさにとまどいすら感じた私でした。この数年、アイスショーなどへの彼の来日の際はそれほどの声援でも無かったので、改めて五輪効果&日本国内でのちょっと異常とも思える[4回転絶賛の風潮]を肌身で感じました。
今回の資格剥奪は彼の今後のスケート人生にはさほど影響はないのでは?と思いました。少なくとも、日本国内では、プルシェンコは現在、真央よりも大輔よりも、ステファンよりも、圧倒的に英雄となっている。。その現実を突きつけられました。
そして、もしかしたら、日本国内では本当に存在すら消えかかってるかも知れない、エヴァンの事を思いました。。。
アメリカでの各種活動で超多忙な日々とはいえ、穏やかな笑顔で五輪後の日々を送るエヴァン、かたや、日本進出する韓流スターの如く、向かう所敵無しの絶大な人気を日本で確実に構築してゆくプルシェンコ・・・
今回の競技出場資格剥奪は彼にとってはマイナスではなく、むしろプラスの追い風になるんじゃないかと感じています。エヴァン・ファンの私ですら、プルシェンコには頑張って欲しいと思います。。。
でもやはり、どんどんエヴァンが日本からその存在が消えつつある状況も肌身に感じて、この寂しさは、ここローズ様のブログでしか書けませんが、DOIで異様な喝采を浴びるジェーニャに、スタンディングしてる自分と、同時に次にエヴァンが見れるのは一体いつだろうか?と思い、寂しくて涙が出てしまった自分と・・・。複雑な気分のDOIでした。
ヤフーなどでもトップかつアクセスの多いニュースになっていて大きな扱いになっていましたね。
やはりロシア杯は出ないという事は言っていたけれど、こういう展開になったのかと驚いています。まあ1年ですけど・・。
Misty様が書かれていますが、確かに4月、彼は欧州、特に東欧を飛び回っていましたね。チャンピオンズ・オン・アイスがやばくなった頃から彼は自分のツアーを欧州でやっていますけど、中間層が増えて余裕が出来た国、例えばハンガリーとかチェコ、ロシア。今はちょっとあれだろうけど・・逆にCOIが無くなったり、客層が案外と被るNHLが不振のアメリカは中間層が減っている国なんですよね・・。あと経済的に当時も現在も困難な(現在はおそらく破綻状態の)ウクライナやルーマニアでショーを行っていることなんですよね。ロシアと良くも悪くも縁が深くて、フィギュアへの潜在的な人気も高いけれど、当然トップの人はなかなか来てくれない環境のところで彼が自分の名前とつてを使い、トップの人を誘ってショーをする、若手や現地の人にも機会を与える、北米に出なくても東欧でやっていけるようにしている、それはISUやロシア連盟にとっても利益になっていくのだからそれは高く評価してよいことなんですけどね・・。自分の許可を得ていない、シマ荒らし!と思ってるなら、本当に「ISUはマフィア」(ショーに生きた男キャンデロロ談)。
プルシェンコは以前から日本で有名だったと思うけど、今までは強すぎる、名前だけで萎縮させられる(かつてはジュベール、最近はチャンのように「何がプルシェンコだ!俺のほうが強いぜ!」と向かって行った人もいますが、そんな人は非常にまれ)、傲慢そう(いや、「そう」じゃないな・笑)、等々の理由で熱心なファンは多いけれどもそれ以外の人が感情移入できる対象では全く無かったと思うんですよね。今回バンクーバーで「彼も人間だ」と分かったこと、「それでもすごい人だ」と思われたことが今の大声援にもつながっているのではないかなあと思います。日本人は完璧な人よりもろい人(その極端な例がキャンデロロ&完璧だったのに病気か何かで引退せざるを得なくなったヤグディン&ジェフ&ステファン&ジョニー)に感情移入しやすいし、もしかしたらクールな人が増えた日本以上にに浪花節チック演歌チックメンタリティがある欧州の人にしても同じような感慨なのかもと思ったりします。
初めまして。いつも楽しく拝見しております。今回こちらに投稿いたしましたのは、この記事の最初の方にあったランビエールとロシェットの件について誤解があるように思われたからです。ランビエールがエリジブルの資格を失ったのはプロ以外が参加したら資格を失う試合(Thin Ice)に出場したからで(その場合規定により2シーズン資格が剥奪されます)、今回のプルシェンコの件とは違う種類の問題です。ロシェットはこのThin Iceに出場しましたが、選手としてではなくゲストして演技しただけなので違反ではないということになったそうです。カナダの連盟の配慮とは、それで大丈夫かどうかイベントに参加する前にISUに確認・報告をしたということだと思われます。
inoさま:
初めまして&非常に遅いレスでごめんなさい(そして別の記事にもコメントありがとうございます!そちらにも必ず返信致します!)
バンクーバーでライサチェックのファンになられたとのこと、とても嬉しいです♪ アイスショーも今回初めて生で観られるだなんて! こういった初めてのお客さんを取り込んでこそのオリンピック効果!とちょっと嬉しくなりました。
プルさん、日本のショーにあちこち出演する中、このような情報が出てしまってとても忙しかったろうに・・・と思います。この記事を書いた時点ではあまり詳しい展開などわからなかったですが、今のところ異議申し立てをせずに資格の回復を待つとのことですし、良い方向に向かえばいいなと思っております。
おっと、こんなブログの管理人を「出来た方」だなんて(笑)。「出来た方」なのは私ではなくエヴァンさんなのです、と一応言っておきます(笑)
ブログの管理について思うこと、悩むこと色々ありますが、こうしてお言葉をいただくことが励みになって、どうにか続けられています。定期更新復活がいつになるか目処は立っていないですが、今後ともぜひよろしくです♪
Mistyさま:
返信が遅くてごめんなさい~(苦笑)
この記事を書いてから早くも10日以上が経過してしまいましたが(大汗)、その後の情報によれば不服申し立てはしないということだそうで、今後資格が戻るのを待つみたいですね~。ミーシン先生が意外と楽観的だったので少し安心しました。
DOIの後すぐにロシアに戻って、それから色々と策を練って、また来日して・・・と、ずいぶん忙しいようですが本日も新潟のショーで大活躍してきたようで何よりです。このまま名古屋のTHE ICEまで突っ走るのでしょうか(笑)
私、結局DOIの様子を全然見てないのですが(←ビデオさえ録画し忘れた人 苦笑)、とにかく今回のプルさんは大人気だったようですね~・・・!そしてダイスケ君よりステファンの声援が大きかったというのもビックリです。てっきり一番人気はダイスケ君かと思っていたんですが・・・。今回の客層はコアな方が多かったのでしょうか。にしても、プルさんのフィーバーっぷりにはビックリですが、これもオリンピック効果なのでしょうね~。バンクーバーでいかにして彼にシンパシーを感じたスケートファンが多いか、ということを思い知らされた感があります。。。んー、一般のそれほどコアでないスケートファンの人気ならともかく、コアなファン層からこうも絶賛されている風潮は、我らライサイドにとっては非常に厳しい現実ですね。。。
結局、来日の回数って大事だな~とも思いました。エヴァン、忙しいとはいえ今年一度しか来日できないのは、それもオリンピックが終わって半年経ってからの来日というのは、ちょーっと空気になりかけてるぞ、というか(もうなってますかね 笑)。もっとも本人側も需要を見越してのスケジュール調整、出演承諾をしているのでしょうけれども。。。IMG企画が絡んでいる名古屋のTHE ICEにしろ、ジャパンオープン関係にしろ、最初からエヴァンに声をかけていないのでは?という感じですしね(苦笑) ああ、この日本での需要のなさっぷり&アメリカでの大人気っぷりが綺麗に反比例していて悲しいです。
・・・ともあれ、一応今年も来日の予定はあるようですし(本人側の発表がまだですが、万が一キャンセルになったらすごく悲しい・・・)、来てくれるなら「来て良かった!」と思ってもらえるくらいの応援ができたらいいなと望んでいます。まー、こればっかりはチケットが当たらないとどうにもならないのですが(笑)
めげずに頑張りましょうね!
Lillaさま:
(遅い返信でごめんなさい!)
Yahooでトップニュース扱いになっていたのには驚きましたね~!それだけ人気があって注目されているということなのでしょうが。コメント欄も大変賑わっていましたしね(苦笑)。その後、結局異議申し立てをしない方向とのことですけども・・・本人側は楽観的に考えてるのかな、と思うとちょっと安心しますね。
彼は欧州であちこちショーに出演していたようですね~。FSUのスレッドとかロシアの報道を見る限りでは、3月の世界選手権を怪我で欠場と申請したのに、他国のショーに積極的に参加したのがマズかったのでは、と言われていましたけれども。。。もちろん試合レベルの演技をしたわけでもないですし、Lillaさまがおっしゃるように、まだトップレベルの選手が出ていない小さな国を快く訪れてスケート人気に貢献している姿は評価されるべきだと思いますね。そういう小さな国の選手がロシアに留学することだってあるわけですし。(ゲデバニシヴィリちゃんのように、グルジアがロシアと関係が悪くなって、モスクワを離れなくてはならなくなった選手もいましたが・・・) ロシアスケート連盟側が発表している、プルシェンコとのやりとりの一連の流れを見ても、「この人たち、元から承認する気ゼロなんじゃ・・・」ってちょっと思いました。ロシアスケート連盟もマフィアですねえ(笑
で、そのプルシェンコに心からシンパシーを感じて応援する人の多さにすごくビックリです。一応、規定違反は違反なので、以前だったら批判する声も少なくはなかったでしょうに、今は彼を応援し、フォローすべきだという声のどれだけ多いことか! ・・・何でしょうね、実力的に最強なのに冷遇されるところが我らが国民的ヒロインと被って見えるのでしょうが、彼の場合はパフォーマンスからも滲み出る親しみやすさが今は好かれているのでしょうか。知り合いが、オリンピックの後に彼が不平を口にする姿を見て「潔くない」と思いながらも、YouTubeで彼の演技動画を見て「憎めない」って思ったと話していました。元からのエンターテイナーとしての素質が、今になってようやく一般の人にも浸透し始めたのかなという印象がありますね~。それに日本人って、面白い外国人が大好きな国民性ですからその需要にも合ってるのでしょう(笑) このまま彼の人気にあやかって日本でも男子フィギュアが盛り上がればいいのにな~と思います。まーだまだ、男子シングルの扱いは低いですしね!
piropiroさま:
お初にお目にかかります&とても遅い返信になってしまってごめんなさい。
ご指摘ありがとうございます。最初に書いた記事ではこの二人についての記述をあまりに簡略化しすぎたと反省して補足を加えさせていただきました。ランビエールに関してはうっかり「同様の~」などと書きましたが、『規定による資格剥奪』という広義の意味で、そのように表記したものです。(一応、別種の規定違反であることは承知しております)
ロシェットに関しては英語の記事を読む限りではカナダスケート連盟のISUへの働きかけによって罰則が免除されたとのことで詳しくはよくわかりませんが、大方piropiroさまの推測なさっている通りなのではないかと思われます。
誤解を招くような表現があったことをお詫び申し上げます。
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