2010年6月8日火曜日

DWTS総括企画6日目!

思ったよりだらだら続いたDWTS総括企画も
今回でいよいよ最終回となりました!
今まで付き合って下さった皆様、どうもありがとうございます!
最終回ということで、総括的な観点から振り返ってみますね!


まず今回最初のお題は・・・


『ベスト・プログラム』!


ダンスが始まる前の演出や合間の小芝居、
そしてダンスそのものをトータルで「プログラム」として見たときに
秀逸なものを3つ、厳選しました!

第3位:Week9「パソドブレ」
ダンスが始まる前は特に小芝居していませんが(笑)
オドロオドロしい空気の中、アンナさんを引きずっての登場の後に
ダンスが始まり、最後の血を吸う演出まで目が離せません。
中間部はエヴァンさんのソロパートがうまく生きるように
よく工夫して作ってあると思います。
本来はもうちょっと吸血鬼っぽい小道具やメイクを
想定していたとのことですが、リハーサルの失敗でそれらを諦めた結果
却って観客が彼の外面に違和感を持つことなく
ダンスからストーリーをイメージしやすくなったんじゃないかな。
外面的な小細工を削ぎ落としたことが効果をもたらした
良い例になったと思います。
逆にいうとメイクや衣装などというカタチから入った感のある
『未来型チャチャ』は、滑稽な見た目によってダンスの印象が
ちょっと薄れてしまったように思います。
部分的なインパクトは絶大だったのだけど、
トータルバランスを必要とするこの部門では
ベスト3には入れられなかったですね。

第2位:Week9「フォックストロット」
こちらは『アンナの写真』というわかりやすい小道具を
オープニングに持ってきて、その後のダンスへと展開させましたが
何よりストーリーが王道的でわかりやすい(笑)。
当時も書いたけれど、演出としてはとにかくベタで、
こんなにベタでいいのかとこっちが恥ずかしくなるくらいなんですけど
あのベタベタ感が意外としっくりくるから不思議。
フォックストロットという往年のミュージカルを連想させるダンスと
ベタな演出が絶妙にマッチしてしまってビックリ。
むしろ、このくらいベタにやらないとサマにならないんじゃないかと
思ってしまう程にピッタリでしたねー!
そしてこの企画のコスチューム部門でも言及していますが、
アンナさんの衣装がとにかく映える。この色彩感もプラスになっています。
ダンスでエヴァンさんがただでさえ大きな体を大きく使っているので(笑)、
思わず視線があちこちへ行ってしまいそうになるんですが、
グリーンのドレスの存在感によって画面が引き締まって
上手に見ている側の視線をリードしてくれていると思う。
二人の魅力も大いに際立たせ、あらゆる角度から
計算しつくされたプログラムだなという印象です。

第1位:Week3「クイックステップ」
オープニングの小芝居からスタートし、
出だしはエヴァンさんがソロでダンス!
その後メイク中のアンナさんを大急ぎで迎えに行って
ようやく二人でダンス、細かいステップを刻み、
最後の最後まで慌ただしい雰囲気を残して大団円。
大柄なエヴァンさんがチョコチョコと忙しく動き回っているのが
どうしようもなく可笑しいのと、セリフが聞こえてきそうな巧みな小芝居、
キュートでチャーミングなアンナさん、軽快な音楽と素早いステップ、
いかにも当時のショーガールとマネージャーを連想させる衣装。
どれを取っても雰囲気そのままの、ダンスというよりは
古い映画の一場面のような楽しいステージ。
しかしダンスもよく見るとかなり上出来。
クイックステップは他のダンスにはない素早い移動と
細かい足さばきが特徴的で、これはスケートでは実現できないですね。
(というかスケート自体がそもそもスピード感があるので
ちょこちょこ小走りしたところで移動としては無意味な
アクションになってしまうんですが)
あの軽快な音楽にピッタリ合わせたステップは
思わず足に目が行ってしまうほど素早くて正確。
さらに、音楽の合間に面白い表情やアクションを入れてみるなど
随所に工夫が施されていて見ていて飽きない。
とにかく最初から最後まで、ダンスや衣装も含めて
総合的に楽しめるエンタメ性の強いプログラムです。


そして本日二つ目のお題!
もはやベスト3でも何でもないですが・・・


『ベスト・ダンス』!


その名の通りです(笑)。先ほどのプログラム部門とは違って
純粋にダンスだけを見たときに「これが一番!」と思うものを
1つだけ厳選させていただきました。
皆さんと意見が同じかどうかはわからないですが
当ブログで栄えあるベストダンスに選ばれたのは・・・


ブログ「ライサイドな毎日。」管理人が選ぶ
チーム・エヴァンナ ベスト・ダンス賞!!


Week7「アルゼンチンタンゴ」

ヒュー!!(拍手)←自分で拍手してどうする(笑)
まあ大体予想がついたんじゃないかと思いますが、やはりコレでしょう。
シーズン中に初めて30点満点を獲得したというのもありますが
最終週に再び勝負ダンスとして持ってきたこと、
(でも三組ともアルゼンチンタンゴだったのはちょっと笑えた)
その後他の番組やNYでも披露したことからもわかるように
すでに彼らの中で最も代表的なダンスになっています。
何がすごいかって、エヴァンさんがどんなにダサい格好をしていても(笑)
アンナさんがスカートを履いていなくても、少し踊るだけで
アルゼンチンタンゴだとわかるということ。
そしてスモッグや小芝居・小道具など演出や仕掛けを必要とせずに
十分にダンスとして成り立っているということ。
これを踊っているときはエヴァンさんがスケーターだということを忘れて
普通にダンスとしてただ楽しんで見ることができるんですよね。
全くエヴァンさんのことを知らない人が見たとしたら
誰も彼がオリンピックアスリートだなんて思わずに
一人のダンサーとして受け入れることでしょう。
また単にダンスとして出来が良いだけでなく
本来は素人であるエヴァンさんが、プロのダンサーであるアンナさんを
しっかりリードして彼女を引き立てていることにも着眼していただきたい。
チーム・エヴァンナは後半戦になるにつれて少しずつ
エヴァンさんのリードが上達していますが、
完全なそれが成立したダンスはごくわずか。
そうした点を含めてベスト・ダンス候補になったものは
「パソドブレ」とweek10の「ウインナ・ワルツ」でした。
「パソドブレ」は王道の演出ではなかったので
本来の闘牛士としてのダンスも見てみたかったですね
(もちろんヴァンパイアの演出は前述の通り秀逸ではありましたが)。
ロマンチック路線最終形態のウインナ・ワルツも
非常に良かったんですが、元々持っている雰囲気を考えれば
アルゼンチンタンゴの方がより自然で似合っているのかな、と。
生で見られるもんならぜひ生で、間近で見てみたいですね~!


さて、ベストダンスを選出したところで
この企画もいよいよ終わりが近づいていますが
最後に一つだけ、とても個人的なベスト3を発表して
締めくくろうと思います。

気になる最後のお題は・・・


『動画をたくさん再生したダンス』


えー、タイトルそのままです。
しかもあくまで私個人の回数なのですが・・・(笑)


第3位:Week4「タンゴ」
アルゼンチンタンゴと見比べるために比較的多く見たのがタンゴでした。
当初は初のセクシー路線を楽しみつつも、若干物足りなさを
感じていた部分もありましたが、アルゼンチンタンゴとは違う
ちょっとモダンで洗練された雰囲気が素敵。
彼らにしては珍しく「静」の路線のダンスだったなと思います。

第2位:Week7「アルゼンチンタンゴ」
前述の通り、ベストダンスに選出するくらいの素晴らしいダンスだったのと
やはり似合っていて出来が良いものはいつ見ても落ち着けるので(笑)
何度となくこのダンスを見てはニヨニヨしていました。
スケートにしろ、ダンスにしろ、見ていて安心できる
パフォーマンスがあるというのは心強いですよね!

第1位:Week1「ウインナ・ワルツ」
私が最も動画を見返したのは記念すべき最初のウインナ・ワルツ。
一番最初のデビューパフォーマンスということで
とにかくマトモに踊っているエヴァンさんが物珍しくて(笑)
何度も見てしまったのと、回数を重ねていくにつれて
「最初と比べたらこんなに上手になった!」などと
比較対象としてもかなり重宝しました。
今見ると色々と技術的にアマい部分、表現のカタイ部分が
かなり感じられて若干気恥ずかしささえ感じますが
スタート地点はこうやって何度も振り返るべきもの。
ここから全てが始まったと思うと感慨深いです。
何より、この企画でまだ一度もベスト3に選出してなかったので
こうやって選ぶことができて良かった(笑)
皆さんが一番見た回数の多いダンスもぜひ教えて下さい♪


以上、DWTS総括企画をお送りしました!
またこれに関連のある記事や写真、動画を紹介するときが来ると思います。
そのときにもまた色々お話できることを祈りつつ。。。


一週間余りの間、当企画にお付き合いして下さった皆様、
本当にありがとうございました!

2 件のコメント:

ロサ さんのコメント...

『ベスト・プログラム』
3位:クイック・ステップ
2位:パソ・ドブレ
1位:フォックス・トロット

『ベストダンス』
フォックス・トロット

アルゼンチン・タンゴとパソ・ドブレと3つの中で散々迷いました。なぜフォックス・トロットを選んだかと言うと、これは素人が見たらプロじゃないのがどっちか分からないほどEvanさんが自然に躍っているからです。驚くほど軽やかで、ステップも見とれてしまいます。しかも見ていて退屈なところが1つもありません。そしてEvanさんの表情もとっても豊かですし、やることなすこと全てがキュートで品もあります。パーフェクトスコアでないのが不服です。

再生回数
これは難しいです。Week1のウインナ・ワルツは初めてということもあって1週間何度も見ましたが、Week2以降のダンスは最初2~3回繰り返しただけで、あとはたまに気が向いたら見る程度でした。Week4まではAnnaさんの振り付けは他のダンサーに比べるとインパクトがあまりないなぁと不満に思っていました。その考えががらりと変わったのがWeek5のルンバからです。連続で10回ぐらい再生しました。その後サンバ、アルゼンチン・タンゴ、フォックス・トロット、パソ・ドブレ、Week10のウインナ・ワルツは連続で数え切れないほど見ました。最近では全てを満遍なく見ています。順位をつけると・・・

3位:ルンバ
2位:アルゼンチン・タンゴ
1位:ウインナ・ワルツ(Week1)

エレガントなEvanさんが見たくて最初のウインナ・ワルツを何度も見ました。最近はもっぱらピアノマンを再生しています。
アルゼンチン・タンゴは何度見ても体中に電流が流れるような感覚があったほど感動的だったのですが、決勝でスコアを下げられてから悲しくて見ることが出来なくなってしまいました。

楽しいDWTS総括ありがとうございました。終わってしまうのは寂しいです。

Askarose さんのコメント...

ロサさま:

ロサさま的『ベスト・プログラム』と『ベストダンス』を教えていただいてありがとうございました!! 『ベスト・プログラム』の3つが順位こそ違えど私と一緒でちょっと嬉しかったです(笑)

フォックストロットもダンスとしては素晴らしいですよね~!あんまり端から端へと動きすぎるので、「他で披露するには向かない」という理由で選考から外したのですが(苦笑)何度見てもハッピーな気持ちになれる作品です。ベタすぎる演出が個人的には笑ってしまうのですが(笑)。私もこのダンスはパーフェクトスコアでも良かったんじゃないかと思っています。本当にWeek9はどちらも完璧といっていい出来でしたよね!

チーム・エヴァンナのダンスって、最初は他のチームと比べてあまり強烈な演出は入れてなかったですよね。エヴァンさんがちょっとシャイだからお笑い&セクハラ系はなるべく控えたのかもしれないですが(笑)逆に言うとそれだけ演出に頼らずダンスで勝負できるという勝算があったのでしょうか。だんだん回数を重ねていくとダンスと演出の印象深いパフォーマンスが見られるようになりましたよね。アンナさんも「常に振り付けだけでなく、エヴァンをいかに良く見せるかを考えていたの」とインタビューで言っていました。

今になってようやく出回っている動画を保存して何度も再生しています。やはり終盤になればなるほど見応えがあっていいなあと思っています。二度目のアルゼンチンタンゴは二人が緊張しているのが伝わってきてこちらもドキドキしちゃいますねー!このとき他の組もアルゼンチンタンゴじゃなかったら良かったのに!と内心思っていました。よりによって3組ともそうだったというのが不運でしたよね。。。


ともあれ、だらだら続いた企画にお付き合いいただいてありがとうございました!それから先日はSOIのご感想も送っていただいてありがとうございました♪楽しく読ませていただきました!

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...