スグリフミエ、就職！

我らがスグリフミエの所属先がサニーサイドアップという
PR会社に決まったそうです。ヒュー！就職！！


と同時に支援企業も決まりそうらしい。すごいな！
あのような形で記者会見をして、企業が名乗り出てくれるのかと
心配だったんですけど、杞憂に終わったようです。よかった。
これでドリームオンアイスとか、その他色々なショーにも
姿を現してくれたらいいなと思いますが・・・（見に行けないけど）。
今年から活動は国内がメインになるのかな？
彼女はスケートリンクさえあればどこでも生きていけそうだけど（笑）
やっぱり言葉の問題とかあるだろうし、
国内の方が楽なことに変わりはないはず。
社会人としての活動を含めて、色々彼女にプラスになればいいなあ。
そして４年かけて作り直して、まだまだ完成形になっていない
彼女が目指す技術的なゴールに到達できれば嬉しい。
ここ数年は、とにかく技術的なことをやり直していくのに精一杯で
本来の彼女が得意だった『パッケージ化されたプログラム』を見ることが
ついにできなかったわけですから（苦笑）。
ファンはしんどかったよ・・・！　だけど励まされた。
所属先が無事決まったことだし、時間ができたら手紙でも書きたいくらいだ。
この４年間でどれだけ励まされたことかって。


彼女を見ていれば、困難をいかにして乗り越えていくか、
自分より能力のある人とどうやって渡り合っていくか、
周囲の視線や反対を顧ず自分の意思をどう貫いていくか、
『前例』を自ら作り上げていくか・・・とにかく学ぶことが多いです。
彼女がもはや、大きな大会では勝てない現状を見て
「なぜ競技を続けるの？」って言う声は決して少なくはない。
だけど競技は「勝つ」ことだけが全てではないということを
彼女はすごく教えてくれる。
そういう彼女の存在に意義を見出して、支援してくれる企業が
日本にあるということが、私はとても嬉しい。


「まーた村主がワガママで競技を続けて！」
って思う人がいるかもしれない。

だけどね、こうやって彼女が『前例』を作ることが
今の若い選手達の競技人生を伸ばすことにつながるんだから。

自分達の大好きで、今輝いている若い選手達が、
いつまでも健康で、支援してくれる企業があって、
順調な競技生活を送ることができる保証なんてどこにもない。

もしそれが順調ではなくなり、彼ら彼女らを企業が手放して、
練習環境も不安定になって、不本意な成績しか出せなくなったとき
彼ら彼女らが競技をあきらめるという選択肢しか見いだせなかったら
それはあまりにも不幸で、スケートファンにとっても悲しいことだ。
だけど、『村主章枝』という『前例』が一つでもあることで
彼ら彼女らは競技を手放さずに済むのかもしれないのだから。


だから私は彼女を尊敬しているし、
これからも応援し続けたい。
私から彼女に言える、ためになる言葉なんて一つもないから
『声なき応援』になってしまうけれど・・・・


とにかく良かった！　今はこの言葉に尽きます。