ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ終了後に行われたインタビューです。
勝者が決まったときのことや今後のことなどを話しています。
全訳してお届けします。
Dancing's Evan Lysacek: I'm "Not Upset" That Len Said Nicole Should Win
Dancing with the Stars runner-up Evan Lysacek says he's not disappointed that he doesn't have a Mirrorball trophy to go with his Olympic gold medal. "Anna [Trebunskaya] and I were completely satisfied with the whole season and what we put into it. We didn't leave anything on the table," he tells TVGuide.com. "We wanted to enjoy it and the most important thing of this season, above any trophy or any one dance, is that we were all a family on that show." There are also no hard feelings between him and judge Len Goodman, who declared Nicole Scherzinger a deserving winner before Lysacek performed. See why he's not upset, what happened during his freestyle rehearsal and if he'll keep dancing.
ダンシング・ウィズ・ザ・スターズの次点となったエヴァン・ライサチェックが言うには、彼は自身のオリンピック金メダルと釣り合うミラーボール・トロフィーを得られなかったことについてはがっかりしていないとのことだ。「アンナと僕はシーズン全体と僕たちがやってきたことに完全に満足しています。遣り残したことは何もありません」と彼はTVguide.comに話してくれた。「僕たちは楽しみたいと思っていましたし、今シーズンで最も重要なことはどんなトロフィーやダンスよりも、この番組でキャスト全員が家族だったことなんです」。また、ライサチェックが演技をする前にニコール・シャージンガーを勝者に値すると宣言したジャッジのレン・グッドマンと、彼との間にも悪い感情はないということだ。なぜ彼が憤慨していないのか、彼のフリースタイルダンスの練習中に何が起こったのか、そして彼が今後も踊り続けるかどうかは続きで読んでもらいたい。
TVGuide.com: What was going through your mind when Tom announced Nicole as the winner?
TVGuide.com(以下TVGuide):トムが勝者としてニコールの名前を読み上げたとき、あなたの心中には何がよぎったのでしょうか?
Evan Lysacek: We were happy. We're very proud of what we did and at the same time very proud of Derek [Hough] and Nicole for being the amazing dancers they are. We gave it our best shot. We knew that Nicole and Derek had really been light-years ahead of the rest of us right from the start, but slowly but surely a few couples felt like we caught up to them and could compete with them.
Evan Lysacek(以下Lysacek):嬉しかったです。僕たちは自分達がやってきたことをとても誇りに思っているのと同時に、デレクとニコールが素晴らしいダンサーであることも大変誇りにしています。僕たちはできる限りのことをやれました。(番組が)始まった直後からニコールとデレクが僕ら他のキャストよりもはるか先を行っているとわかっていました。しかしゆっくり、でも確実に、2・3組のチームが自分達が彼らに近づいて、彼らと競えるようになったと思っていたのです。
TVGuide.com: A lot of fans thought that Len was rude to say Nicole should win before you performed your last dance. Did you hear that? Were you hurt?
TVGuide:多くのファンが、レンがあなた方が最後のダンスを披露する前にニコールが勝つべきだと言ったのは失礼なことだと考えています。あなたはそれを聞きましたか?傷ついたのでは?
Lysacek: Yeah, but that's OK, though. It's his opinion. I'm not upset. The judges were there the whole season to help us improve and, at least for Erin [Andrews] and Maks [Chmerkovskiy] and Anna and I, we went so far from Day One to where we were at the end that that's what we're really proud of — the improvement that we made more so than what the end result was.
Lysacek:そうですね、でもいいんですよ。それは彼の意見ですから。僕は怒っていません。ジャッジの皆さんはシーズン全体を通して僕たちがうまくなるのを手伝うためにその場にいるわけです。少なくともエリンとマックス、アンナと僕が最終的に到達した領域は初日からすいぶんかけ離れているし、最終的な結果よりも、そういった僕たちが積み上げてきた上達こそ僕たちがとても誇りに思っていることなんです。
TVGuide.com: Did his comment throw you off or fire you up?
TVGuide:彼のコメントはあなたを混乱させたのですか?あるいはあなたを駆り立てたのでしょうか?
Lysacek: No, we were relaxed. ... For the last dance, the whole cast was sitting right in the front and were on their feet cheering 10 seconds in. I felt like that was the most important thing of the entire season to me. Anna talked about maybe stopping halfway through the dance and getting everyone to come on the floor, but we didn't want to disrespect the show, so we didn't do that. We're all sad that it's all over.
Lysacek:いいえ、僕たちはリラックスしていました。最後のダンスのためにキャスト全体がちょうど最前列の席にいて、10秒間も立って声援を送ってくれたんです。僕にとってシーズン全体の中で最も重要な出来事だと感じました。アンナはダンスが途中で止まってみんながフロアに来るかもしれないって話していましたが、僕たちはこの番組を軽視したくなかったので、そうしませんでした。僕たちみんなが全部終わってしまったことを悲しんでいます。
TVGuide.com: We have to talk about the overly dramatic rehearsal package they pieced together for your freestyle. What happened there?
TVGuide:あなたのフリースタイルダンス用に、あちこちからつながれたあまりにドラマチックな練習映像について話さなければいけませんね。何があったのですか?
Lysacek: Basically we had a five-minute dramatic moment. The whole season, they wanted more emotion from us since we were pretty much drama-free because we didn't have time for it and we got along really well. The whole week [had] been so emotional but in the most positive way. We were so excited about our dances coming together [but] they decided to cut in the five negative minutes, which is their choice. That's fine. That's not indicative of our relationship. I think it caught people off-guard and it caught us off-guard. But hey, there's a producer out there who's probably getting praised for coming up with that dramatic situation. At least someone got something out of it!
Lysacek:簡単に言うと、5分だけドラマチックな場面があったんです。シーズン全体で、僕たちは時間がなかったし、仲よくしていたので何ら問題なかった。だからスタッフは僕たちからもっと感情を引き出したかったんですよ。毎週全体がとても感動的だったけれど、それは殆どポジティブな意味においてのことです。僕たちは自分達のダンスが良い方向へ進んでいることにわくわくしていたけれど、スタッフはあの5分間の良くない場面を(オンエア用に)切り取ることを決めたんです、彼らの選択でね。僕はそれで構いません。あれが僕たちの関係を示しているのではないですから。あの場面は皆さんの不意をついたと思うし、僕たちにも不意打ちを喰らわせたと思います。でもほら、向こうにはあのドラマチックな状況を作り上げたことで賞賛を受けているであろうプロデューサーがいるんですよ。少なくとも誰かが、あれで恩恵を受けていますね!
TVGuide.com: Anna ended up crying in it. Do you think she felt pressured to deliver on the freestyle, since it's considered the "make or break" dance?
TVGuide:その中でアンナは最終的に泣いていました。彼女は成功を左右すると見なされているフリースタイルダンスをうまくやり遂げなくてはならないというプレッシャーを感じていたと思いますか?
Lysacek: We didn't really feel pressure. We felt it would be a little bit more even because there were four dances. We wanted to do a good job in the freestyle because it was really our chance to show the judges that I could let go because that's what they wanted me to do all season. It was important that we found a way to be true to what we both liked and our tastes, but still be able to kind of enjoy the whole thing.
Lysacek:実際、僕たちはプレッシャーを感じてはいませんでした。4つのダンスがあったとはいえ、それ(プレッシャー)はほんの少ししかなかったと思います。僕たちはフリースタイルをうまくやりたかったのです。ジャッジに僕が自分を解き放てるんだってことを見せるとてもよいチャンスだったので。シーズン通して、ジャッジは僕がそうするのを求めていましたからね。僕たちの好みと自分達のテイストに忠実で、且つ全てを楽しめるような方法を見つけ出すことが重要でした。
TVGuide.com: Are you going to keep dancing?
TVGuide:ダンスは続けるつもりですか?
Lysacek: I'll probably keep dancing to some extent. ... It's been a big part of my life for the last several months and it's not just going to go away. I think I learned that dancing is about having fun. At first, everybody worries about what they look like and what the judges are going to think, and are plotting the best way to get to wherever they want to get. Then you slowly realize that it's about having fun and entertaining the crowd that tunes in so loyally every week to the show.
Lysacek:きっとある程度は続けると思います。ここ数ヶ月の僕の生活の大部分だったし、すぐに別れるつもりはありません。僕はダンスの目的は楽しむことだということを学んだように思います。最初は誰もが自分達がどう見えるか、ジャッジがどう思うかが気になって、たどり着きたい領域のどこへでも到達する方法を構想するものです。その後(踊ることの)目的が、自分達が楽しむことと、毎週この番組に真心を込めてチャンネルを合わせてくれる人たちを楽しませることだってことに、ゆっくりと気がついてくるんですよ。
TVGuide.com: Are you going to keep skating competitively?
TVGuide:スケートの競技は続けるつもりですか?
Lysacek: I haven't decided yet. I want to possibly try some different areas of work. I've gotten offers to do some acting jobs, some broadcasting for sports. Obviously I'm still leaving the option open to compete in four years. I'll have some time to think. I don't know if I'm any good at acting.
Lysacek:まだ決めていません。分野の異なる仕事を前向きにトライしてみたいと思います。俳優業やスポーツの放送のオファーが来ているんです。言うまでもなく、4年間試合をすることについてはまだ選択を保留しています。考える時間を持つつもりです。演技において上手くやれるかどうかはわからないですが。
TVGuide.com: You can do voiceovers. Do more WALL-E impressions.
TVGuide:あなたは吹き替えができるじゃないですか。もっとウォーリーの物まねをして下さい。
Lysacek: [Laughs] Yes, I can be a good animated character, you're right. We'll plot it. Maybe in the future there'll be more WALL-E. Future! Ha-ha-ha.
Lysacek:(笑って)そうですね、僕はいいアニメのキャラクターになれるでしょう、その通りですよ。それを目論んでみましょう。今後、もう一人のウォーリーがいるかもしれないですね。将来の話だけど!(笑)
TVGuide.com: You said you were dreading the end of the show. How are you coping? Will your birthday next Friday cheer you up?
TVGuide:あなたは番組が終わるのを恐れていたと話していました。それにどう対処しているのでしょう?来週金曜日のあなたの誕生日が、あなたを励ましてくれているのですか?
Lysacek: I'm sad, but I'm still busy. I'm heading back to Stars on Ice. Then I'm going to Korea, doing a bunch of stuff for my sponsors. ... I'm going to be in Korea, skating two shows, on my birthday. Maybe they'll surprise me with something crazy. Koreans are the greatest, greatest fans. I love them. ... I want a new car [for my birthday]. I haven't had time to go car shopping. I want one so bad! I want to go drive a bunch of cars and figure out what I want, but I won't have time until some time in July. Belated birthday present!
Lysacek:(番組が終わったのは)悲しいです。でも僕はまだ忙しいんです。スターズ・オン・アイスに戻っているところですし。その後は韓国へ行って、スポンサーのためにたくさんのことをして・・・韓国では誕生日にスケートのショーに二回出演することになっています。きっと(ショーでは)すごいことをやって僕を驚かすつもりでしょうね。韓国の人たちはとにかく最高のファンです。大好きですよ。・・・(誕生日には)新しい車が欲しいですね。これまでは車を買いに行く時間が取れなかったんです。最高にかっこいいのが欲しいんですよ!大勢の車でドライブに行って、自分が何をやりたいのか見つけ出したいと思います。だけど7月までは時間がないんです。少し遅れた誕生日プレゼントになりますね!
2 件のコメント:
Askaroseさま、こんばんは♪
早速の翻訳を有難うございます。エヴァンの今現在の心境がこんなに詳しく語られてるのは嬉しいですし、色々と考えさせられました。アンナ泣かしちゃいました事件、どこの国にもありがちな(笑)TV編集のなせる技だったのですね(爆笑)まぁ、そうじゃないかとは思ったけど(何て冷めたファン!笑)でも、アンナはもちろんの事、全てのダンサー達と仲良く楽しそうに盛り上がってるエヴァンの顔を見られて(YouTubeだけど)幸せな気分を一杯もらいました。有難うエヴァン!
彼にとってDWTS出演契約はバンクーバー前だったので、バンクーバー後にスケートと今後どの様に向き合うのか、彼自身がバンクーバー前から考えていたのでしょうね。。もちろん今も保留中とインタビューの最後にありますが、彼の中での結論はもうすでに出てるのではないかな?と考えさせられました。良い意味でDWTSがエヴァンにとって五輪を忘れてクールダウンして現実に戻って、今後の事を決心する動機になったでしょうね。。彼にとっての今シーズンはDWTSという大きな挑戦で終わりましたが、もしかしたらこれは彼の競技スケート人生も終わりでもあるかも知れない。。。インタビューの最後の言葉が今迄になく、それを示唆させる内容だったので、ちょっと泣けました。
彼はスケーターという[競技者]から、色々な世界への[挑戦者]になる事で今後の人生の方向を見いだしてる気がしてなりません。。
でも、仮にそうなったとして、
エヴァンの新しい人生の船出を暖かく見守っていきたいですし、もちろん今後も彼のファンであり続けたい。。。例えどんなに[ミスター・エアー]であろうとも、例えどんなに不思議なコーディネイトを披露してくれようとも・・笑
(あっ、全然、話と関係ないですが、最近エヴァンはたまに髪の分け目を反対にしてますよね?笑・・)
先日、フランク・コーチがデニステンの正式なコーチになる事が決まりましたよね。デニステン君と言えば、幼少期からエヴァンに憧れて、エヴァンの試合でフラワー・ボーイをして、その時にエヴァンからもらったサインが一番の宝物で、今も一番好きなスケーターにエヴァンの名前を挙げる、エヴァン・ファン好感度ナンバーワンの少年!!(笑)。。将来、デニスのスケーティングの中にエヴァンの片鱗を見いだす事が出来たら嬉しいですね。。。
と、自分ながら超前向きなコメントを書いてみましたが、
ほんとぉ〜の気持ちをやっぱり最後に言いたいです・・
[辞めるの?!エヴァン!・・号泣]
(追伸)Aska様、テスト頑張って下さいませ♪〜
Mistyさま:
ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ関係の記事がたくさん出ている中で、エヴァンのFacebookを管理するwebマスターさんは秀逸なものをチョイスしてくれたと思います。中身があって読み応えのあるインタビューでしたね!
フリースタイルの練習映像は・・・やっぱり演出かよ!というツッコミはともかく(笑)。楽しく前向きな練習時間の中の、たった5分間だけを選んでうまく編集したディレクターに拍手を送りたいです(笑)。どうみても他のキャストとも仲よさそうだったし、アンナさんがちょっと泣いたとはいえ、お互いに信頼できるから、お互いに意見を言い合えるのだということはあの編集であっても理解できますしね。しかしプロデューサーもやってくれたな!と思います。とにかく番組全体を通して楽しそうにしているエヴァンが見られたのはファンとしてとてもハッピーでした!
この番組出演契約がオリンピック前と知ったときには、「エヴァンさん、さてはオリンピック終わった後は最初から遊ぶ気だったのね!」などと思ったものですが(笑)、スケートの役に立つと思って契約したという理由もあるとのことですので、この経験をスケートに生かしたいという気持ちもあると思います。でもそれが競技かプロか、というのは見えてこないですね・・・。個人的な推測では、ソチまでは競技はやらないつもりだけど、今すぐ辞めるかどうかは悩んでいる、という感じなのかな?と。。。ルールも変更されるし、それで自分を試したいという気持ちもゼロではないと思うんですね。ただ、どう考えても競技を続けることの方が、他の道へ進むことよりも大きなチャレンジになるはずですから・・・ひょっとしたら、あえて茨の道を進む可能性もあるのかなーとか、色々予想しています。「挑戦者」として、どの世界へ突き進むのか今後も見守りたいです。個人的にですが、私は彼にただのスケーターで終わって欲しくはないので(!)、注目を浴びそうな道であれば何であれ突き進んでもらいたいと思っています。
そうそう、エヴァンさんって髪の分け目をちょくちょく変えてますよね!禿げ防止対策でしょうか(苦笑)。分け目によっては見事なオッサンになってしまうのでもうちょっと注意してもらいたいところです。
あ、デニス・テンくんの話・・・そうですよね、彼はフランクコーチの門下になるんですよね。背の低い彼にとってはエヴァンはさぞかしカッコよく見えるのでしょうね!(←そっちか 笑)。体型が違いすぎるし、デニス君の方があらゆる面で才能があるので(踊りも上手いし、技術的にもずっと優れてるんじゃないかと 笑)、私が彼にエヴァンのような部分を見いだせるかどうかは未知数ですが(笑)、エヴァンのように確実性をモノにして大舞台で結果を残せる選手になったらいいなと思います。なんだか彼と未来ちゃんが一緒に練習しているのを想像するだけで可愛らしくてニヨニヨしちゃいます♪
それと私の試験についても応援ありがとうございました!無事終わりました・・・とは言っても合否があるものではないので結果を見ないことには何も言えないのですが(笑)
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